JPH10173836A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH10173836A
JPH10173836A JP8332144A JP33214496A JPH10173836A JP H10173836 A JPH10173836 A JP H10173836A JP 8332144 A JP8332144 A JP 8332144A JP 33214496 A JP33214496 A JP 33214496A JP H10173836 A JPH10173836 A JP H10173836A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の機能を効率よく高速に並列処理する。 【解決手段】 デジタル複写機10では、複写機能、プ
リンタ機能及びファクシミリ機能が、単独で又は組み合
わされて同時に実行する。この際に、認識手段60によ
って、ページバッファ46及びハードディスク50の使
用状態と、イメージバス24及びコードバス34の使用
状態とが認識され、これらの使用状態に応じて制御手段
58が、各機能の処理経路及び処理手順の少なくともい
ずれかを変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置に関
し、特に、複写機能、プリンタ機能、ファクシミリ機
能、ファイル機能等の複数の機能を実行可能な複数の処
理部を有する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、原稿の画像を読み取って所定の用
紙に記録するだけでなく、パーソナルコンピュータ(以
下、PCと言う)で作成した画像の記録機能やファクシ
ミリ(以下、FAXと言う)等のように通信回線を介し
て受信した画像の記録機能など、複数の機能を備えた画
像処理装置、例えば、デジタル複写機の開発が盛んに行
われている(例えば、特開平5−336385号公報参
照)。
【0003】図4には、上記デジタル複写機の構成の一
例が示されている。このデジタル複写機500には、画
像処理を行う画像処理部502が備えられており、出力
手段としての画像出力装置506に接続されている。ま
た、画像処理部502で処理される画像の入力手段とし
て、スキャナ504、PC534及びFAX538が備
えられている。画像処理部502には、また、ユーザイ
ンターフェース522が接続されて、オペレータによる
指定が設定可能となっている。PC534及びFAX5
38は、これらの外部機器の制御を行うIOCP(Inpu
t Output Co-Processor)530に各々PCデコンポーザ
536及びFAXインターフェース540を介して接続
されている。これにより、PC534及びFAX538
からの画像データは、IOCP530を介して、画像処
理部502に送られる。
【0004】画像処理部502は、入力された画像デー
タを圧縮する圧縮器508及び圧縮された画像データを
伸長する伸長器510を備えている。また、画像処理部
502には、画像データを一次記憶するページバッファ
512及び画像データを一次蓄積記憶する記憶手段とし
てのハードディスク514とを備えている。ページバッ
ファ512は、画像データを一次記憶した後に安定した
速度で画像出力装置506に転送するので、画像出力装
置506において、効率よく画像を出力することができ
る。これらの各構成部は、イメージバス516を介し
て、互いに接続されると共に、制御回路520に接続さ
れて全体的に制御されている。なお、ハードディスク5
14は、ハードディスクコントローラ518を介してイ
メージバス516に接続されている。
【0005】IOCP530には、マルチプレクサ53
2が備えられており、マルチプレクサ532では、PC
534とFAX548とのデータから一方のデータを選
択して、選択されたデータに対する処理を実行可能にす
る。また、IOCP530には、データを一次記憶する
ページバッファ542が備えられている。このようなI
OCP530には、全体の制御を制御回路546が行っ
ている。IOCP530は、IOCP−I/F(インタ
ーフェース)544を介して画像処理部502と接続さ
れ、PC534及びFAX548からの画像データを画
像処理部502へ転送したり、あるいはイメージバス5
16を介して画像データを取り込んでPC534若しく
はFAX538へ転送したりする。この際、ページバッ
ファ542により、PC534及びFAX538からの
画像データを一次記憶した後に安定した速度でIOCP
−I/F544を介して画像処理部502側へ転送する
ので、画像処理部502において、効率よく画像処理を
行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このデ
ジタル複写機500では、画像処理部502とIOCP
530に各々ページバッファ512、542を配置する
必要があるので、非常にコスト高になる可能性がある。
【0007】また、IOCP530では、PC534及
びFAX538とのデータを選択するマルチプレクサ構
成となっているため、デコンポーザ536が動作中にF
AX受信がある場合や、FAX受信中にPC538より
プリント要求がある場合、PC534とFAX538と
のいずれかの動作のみを実行して、他の処理は待機させ
ることになり、並列処理が実行できないという問題があ
る。この場合に、PC534及びFAX538のうちの
一方の画像データをハードディスク等に一次蓄積記憶し
ておくことも可能であるが、このためにハードディスク
をIOCP530内にも配置する必要が生じ、コスト高
を招く。さらに、画像処理部502に備えられたハード
ディスクディスク514等を、複数の処理で利用するこ
とも考えられるが、これらの処理で同時に使用するに
は、容量の大きい高価なハードディスクを使用しなけれ
ばならない。
【0008】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、複数の処理を効率よく高速に処理することができる
画像処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
同一又は各々異なる画像データに対して異なる処理が可
能な複数の処理部を備えると共に、これらの複数の処理
部による並列処理が実行可能な画像処理装置において、
前記処理部のいずれでも使用可能な複数の資源と、前記
資源の使用状態を認識する認識手段と、前記複数のそれ
ぞれの処理部のうちの少なくとも1つの処理部による処
理の実行が指示されているときに新たな他の処理部によ
る処理の実行が指示された場合、前記認識手段による認
識結果に基づいて使用可能な資源を選択し、実行が指示
されている処理部による処理実行時に使用する資源ない
し資源の使用手順を変更する処理変更手段と、を備えた
ことを特徴としている。
【0010】この発明によれば、新たな処理部による処
理の実行が指示されたときに、資源の使用状態に応じ
て、複数の処理部による処理の実行時に使用する資源な
いし資源の使用手順が変更されるので、実行が指示され
た複数の処理部による処理が、同一の資源を同時に使用
しようとしたときに、これを迅速に回避することができ
る。
【0011】これにより、使用しようとする資源が使用
可能状態となるまで、実行が指示された他の処理部によ
る処理を待機させる必要がなく、複数の処理部による処
理を並列して行うことができる。また、使用する資源や
資源の使用手順を変更するだけで複数の処理部による並
列処理を効率よく行うことができるので、特別な装置を
設ける必要がなく、既存の資源を使用することができ、
また、コスト高を招くことない。従って、複数の処理を
効率よく高速に処理することができる。
【0012】このような認識手段による認識は、前記資
源を占有しているデータ量を認識することによって行う
ことができる。これにより、複数の処理部による処理を
効率よく並列処理できるか否かを所定の基準値に基づい
て容易に判断することができ、一層効率よく複数の処理
部による並列処理を行うことができる。
【0013】また、処理変更手段は、実行が指示されて
いる処理部による処理実行時に使用する資源のみ又は資
源の使用手順のみを変更してもよく、資源及び資源の使
用手順の両方を変更してもよい。
【0014】なお、新たに実行が指示される処理は、1
つの処理部による処理であってもよく、複数の処理部に
よる複数の処理であってもよい。複数の処理部による複
数の処理である場合には、予め設定された又はその都度
設定する優先順位にしたがって、使用する資源ないし使
用手順を変更することができる。これにより、例えば3
つの処理部による処理が重複しても、効率よく並列処理
することができる。
【0015】また、実行が指示されている処理部の処理
は、1つであっても複数あってもよい。これには、例え
ば、1つの処理部による処理が実行中に他の処理部によ
る処理の実行が指示され、使用する資源ないし資源の使
用手順が変更されて2つの処理部による並列処理が実行
中に、更に新たに他の処理部による処理が実行された場
合が該当する。この場合であっても、請求項1に記載の
発明にしたがって、資源の使用状態に応じて、新たに実
行が指示された処理部による処理で使用する資源ないし
資源の使用手順を変更することによって、これら全ての
処理部による並列処理を実行可能にすることができる。
【0016】請求項2に記載の発明は、同一又は各々異
なる画像データに対して異なる処理が可能な複数の処理
部を備えると共に、これらの複数の処理部による並列処
理が実行可能な画像処理装置において、前記画像データ
を記憶する第1及び第2の記憶手段と、前記第1及び第
2の記憶手段が各々接続された第1及び第2のバスと、
前記第1又は第2のバスを介して前記処理部で処理する
前記画像データを入力可能な入力手段と、前記第1及び
第2の記憶手段並びに前記第1及び第2のバスの各々の
使用状態を認識可能な認識手段と、前記認識手段による
認識結果に基づいて、第1及び第2の記憶手段並びに前
記第1及び第2のバスから、前記入力する画像データの
処理経路を決定する処理経路決定手段と、を備えたこと
を特徴としている。
【0017】この発明によれば、入力手段により入力さ
れた画像データの使用経路を、使用状態に応じて第1及
び第2の記憶手段と第1及び第2のバスとから選択する
ので、記憶手段及びバスの使用状態に応じて処理経路を
変更することができる。
【0018】これにより、複数の処理部のうちの1つの
処理部による処理で使用中の記憶手段及びバスが開放さ
れるまで、複数の処理部のうちの他の処理部による処理
を待機させる必要がない。また、他の処理部が他の記憶
手段及びバスを使用することによって、前記1つの処理
部による処理で使用されていた記憶手段及びバスの使用
量が縮小されて使用時間が短縮され、早く使用可能状態
に戻すことができる。この結果、他の処理部による処理
に使用することができ、複数の処理部による並列処理を
効率よく実行することができる。
【0019】なお認識手段の認識は、前記第1及び第2
の記憶手段と前記第1及び第2のバスを占有しているデ
ータ量を認識することによって行うことができる。これ
により、判断の基準値に基づいて使用可能か否かを容易
に判断することができるので、容易に処理経路を決定す
ることができる。また、第1及び第2の記憶手段の空き
容量に基づいて認識することもできる。
【0020】また、認識手段は、第1及び第2の記憶手
段と第1及び第2のバスの全ての使用状態を認識して、
これらのうちから使用可能な記憶手段とバスとを決定す
ることができるが、第1及び第2の記憶手段と第1及び
第2のバスとのいずれかが使用中であると明らかである
場合には、他の記憶手段及びバスのみの使用状態を認識
して、認識対象となった記憶手段及びバスから使用経路
を決定することもできる。これにより、使用状態の認識
を行う資源の数を減らして、短時間で使用状態を認識
し、効率よく処理経路を決定することができる。
【0021】請求項3記載の発明は、同一又は各々異な
る画像データに対して異なる処理が可能な複数の処理部
を備えると共に、これらの複数の処理部による並列処理
が実行可能な画像処理装置において、入力手段によって
入力される前記画像データが圧縮されているときもしく
はコードデータであるときに、該画像データを展開する
展開手段と、前記圧縮された画像データもしくはコード
データ及び、前記展開手段によって展開された画像デー
タのいずれも記憶可能な記憶手段と、前記記憶手段の使
用状態を認識する認識手段と、前記画像データを前記記
憶手段に記憶する際に、前記認識手段による認識結果か
ら、前記記憶手段が使用可能と判断されるときには、展
開後の画像データを前記記憶手段に記憶し、他の処理部
での処理と重なると判断されるときには、圧縮された画
像データもしくはコードデータを時分割で前記記憶手段
に記憶する処理決定手段と、を備えたことを特徴として
いる。
【0022】この発明によれば、記憶手段に画像データ
を記憶する際に、この記憶手段の使用状態に応じて、圧
縮された画像データもしくはコードデータを時分割で記
憶した後に展開するか、展開処理してから展開後の画像
データを記憶するかが決定されるので、他の処理部によ
る処理と重複することとなる場合と重複しない場合と
で、画像データを記憶手段に記憶するための手順を変更
することができる。このため、重複して使用することと
なる場合には、圧縮された画像データもしくはコードデ
ータを時分割して記憶した後に展開処理を行い、一方、
重複して使用しない場合には、展開処理してから記憶す
る。
【0023】これにより、記憶手段が1つの処理で使用
されている間、他の処理部による処理を待機させること
がなく、並列して処理を行うことができる。また、記憶
手段が他の処理部での処理と重ならないで使用可能なと
きには展開した画像データを記憶するので、記憶手段か
ら読み出した場合にすぐに展開後の画像データを処理す
ることができ、より効率よい処理が実行可能となる。従
って、効率よく、2つの処理部による処理を並列して行
うことができる。
【0024】なお、記憶手段の使用状態は、記憶手段を
占有するデータ量に基づいて認識してもよく、記憶手段
の空き容量で認識してもよい。記憶手段の空き容量で認
識する場合には、記憶手段の空き容量が小さい場合に記
憶手段が使用中と認識して、展開前の圧縮画像データも
しくはコードデータを時分割で記憶し、一方、記憶手段
の空き容量が大きい場合に使用可能と判断して、展開処
理後の画像データを記憶する。
【0025】また、請求項3に係る圧縮された画像デー
タもしくはコードデータ及び展開された画像データに
は、例えば、入力されたコードデータやイメージデータ
を圧縮した圧縮データと、圧縮データやコードデータを
展開することによって得られる出力画像のデータに対応
したイメージデータとが該当する。このため、最終的に
イメージデータで処理を行うときには、記憶手段が使用
可能である場合には展開処理を先に実行してイメージデ
ータとして記憶手段に記憶することにより、処理が指示
された場合にすぐにイメージデータを読み出して処理す
ることができる。一方、記憶手段に十分な空き容量がな
ければ、必要なときに展開処理を行うこととして、先に
コードデータの状態で記憶手段に時分割で記憶すること
により、効率よく並列処理を実行することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0027】[第1の実施の形態]図1には、本発明の
画像処理装置に対応するデジタル複写機10が示されて
いる。デジタル複写機10には、デジタル複写機10で
の処理を実行可能にするために以下に説明するような複
数の資源が備えられている。
【0028】デジタル複写機10には、スキャナ26及
び印字手段30が備えられている。スキャナ26は、原
稿を入力する入力手段であり、IIT−I/F(Image I
nputTerminal Intereface) 28を介して、画像処理部
12に接続されている。印字手段30は、画像データを
記録印字する手段であり、IOT−I/F(Image Outpu
t Terminal Interface) 32を介して、画像処理部12
に接続されている。
【0029】画像処理部12には、画像を任意の角度に
回転させる回転手段14と、画像を縮小拡大する拡大縮
小手段16と、多値画像データを2値データに変換する
2値化手段18と、出力する画像データが圧縮形態の場
合に、画像データを圧縮する圧縮手段20と、圧縮形態
の画像データを伸長する伸長手段22とが設けられてお
り、これらは、本発明における第1のバスに対応するイ
メージバス24に接続されている。
【0030】また、画像処理部12には、画像データを
一次記憶したり、コードデータをイメージデータに展開
するなどの処理を行うときのワークメモリとなるRAM
38と、コードデータを展開して画像データを作成する
CPU36が設けられている。これらは本発明における
第2のバスに対応するコードバス34に接続されてい
る。
【0031】コードバス34には、画像を入力するため
の画像入力手段として、ホスト(パソコンやワークステ
ーション)からのコードデータを取り込むホストインタ
ーフェース44と、ネットワークに接続され、ネットワ
ークからのコードデータを取り込むネットインターフェ
ース42と、ファクシミリの電話回線や通信回線とイン
ターフェースを行うファクシミリインターフェース40
とが接続されている。なお、ホストインターフェース4
4には、セントロニクスやRS232C等が使用可能で
あり、ネットインターフェース42にはイーサネット等
が使用可能である。
【0032】画像処理部12には、入力された画像を一
次記憶する本発明の第1の記憶手段に対応するページバ
ッファ46が備えられており、ページバッファインター
フェース(以下、「PB−I/F」という)48を介し
てイメージバス24及びコードバス34に接続されてい
る。また、画像処理部12には、画像データを一次蓄積
記憶する本発明の第2の記憶手段に対応するハードディ
スク50が備えられており、ハードディスクインターフ
ェース(以下、「HD−I/F」という)52を介して
イメージバス24及びコードバス34に接続されてい
る。なお、HD−I/F52には、SCSIやIDEを
使用することができる。
【0033】また、画像処理部12には、DMA(direc
t memory access)コントローラ54及びDMAコントロ
ーラ56が設けられている。DMAコントローラ54
は、イメージバス24に接続され、ページバッファ46
とイメージバス24に接続された各処理手段との間でデ
ータ転送を行う。DMAコントローラ56は、コードバ
ス34に接続され、DMAページバッファ46及びRA
M38とコードバス34に接続された各処理手段との間
でデータ転送を行う。
【0034】ところで、デジタル複写機10は、画像処
理部12に、ページバッファ46及びハードディスク5
0の使用状態と、イメージバス24及びコードバス34
の使用状態を認識する認識手段60を備えている。認識
手段60は、イメージバス24及びコードバス34を介
して、ページバッファ46及びハードディスク50に接
続されている。認識手段60は、ページバッファ46及
びハードディスク50を占有しているデータ量を認識す
ることによって、ページバッファ46及びハードディス
ク50の使用状態を認識する。なお、認識手段60は、
ページバッファ46及びハードディスク50を使用する
処理の処理段階や処理モードから、イメージバス24及
びコードバス34の使用状態を認識することもできる。
【0035】また、デジタル複写機10には、制御手段
58が設けられている。制御手段58は、イメージバス
24及びコードバス34に接続されており、イメージバ
ス24及びコードバス34を介して、画像処理部12で
実行される処理での処理経路及び処理手順の指示を含
む、デジタル複写機10全体の制御を行う。また、制御
手段58は、イメージバス24及びコードバス34を介
して認識手段60に接続され、認識手段60からの認識
結果を入力する。
【0036】次に、本発明のデジタル複写機10の作用
について説明する。デジタル複写機10では、複写機
能、プリンタ機能及びファクシミリ機能が、単独で又は
組み合わされて実行される。各機能では、所定の入力手
段からのデータを、デジタル複写機10に備えられた各
資源を処理部として使用し、所定の処理を実行する。ま
ず、各機能の処理について説明する。 [複写機能]スキャナ26によって読み込まれた画像デ
ータは、IIT−I/F28によって画像処理部12へ
送られる。画像処理部12では、画像データを圧縮手段
20によって圧縮し、ページバッファ46へ転送する。
転送された圧縮済の画像データは、ページバッファ46
からイメージバス24を介して、ハードディスク50へ
転送され、ハードディスク50に蓄積記憶される。
【0037】スキャナ26によって全ての原稿が読み込
まれて、全原稿に対応する全画像データの圧縮データが
ハードディスク50に蓄積記憶されると、ハードディス
ク50から、圧縮データが任意のページ順にページバッ
ファ46に読み出されて、任意の枚数が伸長手段22に
よって伸長される。伸長されたデータは、IOT−I/
F32を介して印字手段30へ送られる。
【0038】すなわち、複写機能では、スキャナ26か
らの画像データに対して、イメージバス24−ページバ
ッファ46−イメージバス24−ハードディスク50−
イメージバス24−ページバッファ46−イメージバス
24−印字手段30で構成される処理経路が形成され
る。
【0039】なお、このように、画像データをページバ
ッファ46に転送後にハードディスク50に蓄積するモ
ードを、電子RDH(Recirculate Document Handler)モ
ードという。このモードにおいてページバッファ46を
使用することにより、圧縮手段20の処理速度よりもハ
ードディスク50への転送速度が遅く、また、転送速度
が一定でない電子RDHモードでも、多量の圧縮データ
が処理可能となる。
【0040】また、スキャナ26にセットされた原稿が
例えばA4縦で記録用紙がA4横である場合など、出力
時に回転処理が必要な場合には、ページバッファ46を
メモリとして使用し、ページバッファ46に転送された
画像データを圧縮する前に回転手段14において回転処
理を行う。回転処理を実行した後に、圧縮手段20へ転
送し、前記同様に処理を実行する。
【0041】1枚の原稿から複数枚の記録出力を得る場
合には、スキャナ26によって1回読み込まれた画像デ
ータを画像処理部12へ送った後、圧縮手段20によっ
て圧縮せずにページバッファ46へ転送して記憶する。
なお、このようなモードをメモリモードという。印字す
る際には、ページバッファ46から1ページごとに所定
の枚数分読み出して記録出力する。これにより、圧縮手
段20による圧縮処理が、非可逆の圧縮処理であった場
合であっても、圧縮による画像劣化を生じることなく、
画像を印字することができる。
【0042】[プリンタ機能]図示しないパソコン等の
ホストからのコードデータを、ホストインターフェース
44を介してデジタル複写機10に取り込むと、RAM
38に記憶する。コードデータがRAM38に記憶され
ると、CPU36によって、コードデータをイメージデ
ータに展開する。展開したイメージデータは、RAM3
8からコードバス34を通って、PB−I/F48を経
由して、ページバッファ46へ転送される。なお、1ペ
ージのうち所定領域を展開したら、そのイメージデータ
をページバッファ46へ転送することによって、RAM
38の容量を小さくすることができる。
【0043】このとき、90度等の回転処理が必要であ
れば、ページバッファ46に送られたイメージデータを
回転手段14によって回転処理する。
【0044】ページバッファ46において1ページ分の
データがそろうと、このイメージデータをPB−I/F
48によって読み出す。読み出されたイメージデータ
は、イメージバス24を通ってIOT−I/F32を介
して印字手段30へ送られる。これにより、イメージデ
ータによるプリント出力が得られる。
【0045】すなわち、プリンタ機能では、ホストから
のコードデータに対して、コードバス34−RAM38
−コードバス34−ページバッファ46−イメージバス
24−印字手段30で構成される処理経路が形成され
る。
【0046】なお、コードデータからイメージデータへ
の展開は、RAM38において行ったが、ページバッフ
ァ46において行ってもよい。この場合には、ホストイ
ンターフェース44からのコードデータを、ページバッ
ファ46へ転送し、ページバッファ46において、CP
U36によってイメージデータへ展開する。1ページ分
のイメージデータが展開されると、展開されたイメージ
データをPB−I/F48により読み出して、イメージ
バス24を通ってIOT−I/F32を介して、印字手
段30へ転送する。これにより、上述と同様に展開され
たイメージデータによるプリント出力を得ることができ
る。
【0047】ネットインターフェース42からのコード
データのプリント出力も、前記同様に行うことができ
る。
【0048】次にプリントデータのスプーリングについ
て説明する。プリントデータの処理量が多い場合には、
一旦データをハードディスク50に蓄積させるスプーリ
ング処理を行うこともできる。
【0049】このとき、ホストインターフェース44及
びネットインターフェース42からのコードデータは、
コードバス34を通ってHD−I/F52によりハード
ディスク50に蓄積される。なお、ハードディスク50
へ転送される前に、RAM38へ転送してから、HD−
I/F52へ送り、それからハードディスク50へ蓄積
させることもできる。
【0050】ハードディスク50に蓄積されたコードデ
ータは、順次、RAM38に読み出されて、CPU36
によってイメージデータへ展開される。1ページのうち
の所定の領域の展開が行われると、展開されたイメージ
データはページバッファ46へ転送される。ページバッ
ファ46へ転送されたイメージデータは、前記と同様に
して、プリント出力される。
【0051】すなわち、スプーリング処理では、ホスト
インターフェース44等から入力されたコードデータを
プリント出力するまでに、コードバス34−ハードディ
スク50−コードバス34−RAM38−コードバス3
4−ページバッファ46−イメージバス24−印字手段
30で構成される処理経路が形成される。
【0052】[ファクシミリ機能]受信時に、電話回線
や通信回線に接続されたファクシミリデータは、圧縮さ
れた形態のコードデータとして、ファクシミリインター
フェース40に取り込まれ、RAM38に転送され記憶
される。CPU36は、RAM38に記憶されたコード
データをイメージデータに展開する。展開されたイメー
ジデータは、前記の複写機能と同様にしてプリント出力
される。
【0053】なお、ここで圧縮されたコードデータの展
開は、ファクシミリインターフェース40の中で行うこ
ともできる。その場合には、イメージデータの経路は、
ファクシミリインターフェース40からコードバス34
を通り、PB−I/F48を経由して、ページバッファ
46へ転送される。
【0054】一方、送信時では、スキャナ26によって
読み込まれた画像データは、IIT−I/F28によっ
て画像処理部12へ送られる。
【0055】画像処理部12へ送られた画像データは、
2値化手段18によって2値化され、圧縮手段20によ
って圧縮されて、ページバッファ46に転送される。圧
縮された画像データは、ページバッファ46からイメー
ジバス24を通り、ハードディスク50へ転送され蓄積
される。
【0056】送信するための全ての原稿が、スキャナ2
6から読み込まれてハードディスク50に蓄積される
と、ハードディスク50からページバッファ46へ、圧
縮データが読み出される。
【0057】読み出された圧縮データは、伸長手段22
によって伸長処理されて、ページバッファ46に書き込
まれる。ファクシミリ通信によって必要があれば、ここ
で相手側の解像度に合わせて拡大縮小手段16により縮
小拡大処理が行われる。また、回転処理が必要な場合に
は、2値化手段18により2値化される前に、まず回転
手段14によりページバッファ46によって回転処理が
実行される。
【0058】ページバッファ46に記憶された2値化処
理済のイメージデータは、PB−I/F48から読み出
されて、コードバス34を通って、RAM38へ転送さ
れCPU36によってファクシミリ通信のための圧縮処
理が施される。圧縮されたデータは、RAM38から順
次、ファクシミリインターフェース40へ送られ、電話
回線や通信回線に送出される。なお、ファクシミリ通信
のために圧縮処理は、ファクシミリインターフェース4
0の中で行ってもよい。
【0059】なお、ファクシミリ機能において、プリン
トデータの処理量が多い場合には、前記同様に、スプー
リング処理を行うことができる。この場合には、ファク
シミリインターフェース40からのコードデータが、H
D−I/F52へ送られ、ハードディスク50に蓄積さ
れる。また、一旦、RAM38へ転送した後に、HD−
I/F52へ送ってからハードディスク50に蓄積され
ることもできる。ハードディスク50に蓄積されたコー
ドデータは、前記のスプーリング処理と同様にしてプリ
ント出力される。
【0060】[複写機能、プリンタ機能及びファクシミ
リ機能による並列処理]次に、デジタル複写機10で実
行可能な並列処理について説明する。
【0061】デジタル複写機10では、前述の各機能を
組み合わせて、同時に処理(並列処理)する。この際、
認識手段60によって、ページバッファ46及びハード
ディスク50の使用状態と、イメージバス24及びコー
ドバス34の使用状態とが認識され、これらの使用状態
に応じて、制御手段58が各処理の処理経路を決定し、
必要があれば、処理経路を変更する。
【0062】デジタル複写機10では、1つの機能が実
行途中にあるときに、他の機能による実行が指示された
場合には、スプーリング処理が行われる。
【0063】例えば、複写中にホストインターフェース
44、ネットインターフェース42やファクシミリイン
ターフェース40からコードデータの入力要求があった
場合には、コードデータがスプーリングされる(複写機
能+プリンタ機能)。このとき、スプーリングによる複
写データとコードデータとは、時分割でハードディスク
50に蓄積される。
【0064】また、ホストインターフェース44などか
らのコードデータをRAM38においてCPU36によ
るイメージデータへの展開を行っているときに、例えば
ファクシミリインターフェース40によりコードデータ
の入力要求された場合には、コードデータがスプーリン
グされる(ファクシミリ機能+プリンタ機能)。
【0065】スプーリングされたコードデータは、他方
の機能の実行(複写機能+プリンタ機能の場合には、複
写)が完了したときに、順次、RAM38に読み出され
てCPU36によるイメージデータへの展開処理が実行
される。
【0066】複写機能とプリンタ機能とファクシミリ機
能との3つの機能の並列処理では、例えば複写中に、フ
ァクシミリとプリント要求があった場合には、ファクシ
ミリとプリント用のコードデータが共にスプーリングさ
れる。スプーリングされた後に複写が完了すると、スプ
ーリングされたファクシミリデータとプリントデータと
は、予め定められた優先付けされた順序で、イメージデ
ータに展開される。
【0067】なお、並列処理での処理効率を向上させる
ため、例えば複写動作をページ単位で管理して、複写動
作の途中のページ間に、例えばプリント出力を行うよう
にすることもできる。
【0068】次に、並列処理時のスプーリング処理にお
ける処理経路変更処理を、複写機能による処理が実行中
にプリント機能による処理が指示されたときを例に説明
する。
【0069】この場合に、ファクシミリインターフェー
ス40、ネットインターフェース42又はホストインタ
ーフェース44から入力されて印字手段30で出力され
るまでのデータの処理経路が、認識手段60による認識
結果に基づいて決定される。以下に、この処理経路変更
処理を図2に示すフローチャートを参照して説明する。
【0070】図2において、ファクシミリインターフェ
ース40、ネットインターフェース42又はホストイン
ターフェース44から、コードデータの入力要求がある
と、ステップ100において、コードデータ入力のスプ
ーリング処理を行うか否かが判断される。スプーリング
処理の必要がなければ、判断は否定されてステップ11
2に移行し、コードデータをRAM38へ転送し、ステ
ップ126に移行する。
【0071】一方、コードデータのデータ量が多量であ
ったり、既に他の処理を実行中で、直ぐにコードデータ
の展開処理ができない場合にはコードデータをスプーリ
ング処理するため、判断が肯定されて、ステップ102
に移行する。
【0072】ステップ102では、ページバッファ46
が他の機能によって使用中であるか否かが判断される。
ここで認識手段60によってページバッファ46中のデ
ータ量が認識される。デジタル複写機10が、電子RD
Hやメモリモードによる複写動作中である場合、又は、
ファクシミリインターフェース40、ネットインターフ
ェース42若しくはホストインターフェース44からの
コードデータが、RAM38においてCPU36により
イメージデータへ展開され、ページバッファ46へ転送
されてプリント動作中である場合には、ページバッファ
46を占有するデータ量が多くなり、認識手段60がペ
ージバッファ46の使用を認識して、判断は肯定され
る。
【0073】ページバッファ46が使用中と判断される
と、ステップ104において、複写モードであるか否か
が判断される。使用されているモードが電子RDH又は
メモリモードによる複写モードである場合には、判断は
肯定される。
【0074】判断が肯定されると、ステップ106にお
いて、コードデータを、コードバス34を通してHD−
I/F52へ転送し、ステップ108において、ハード
ディスク50に蓄積する。
【0075】このとき、複写モードとコードデータの転
送とでハードディスク50を時分割して使用する。な
お、ハードディスク50への転送可能な単位時間あたり
の転送データに比べて、複写される圧縮データ量は十分
に小さく、コードデータがプラスされて、時分割でハー
ドディスク50を使用しても、複写出力の速度に影響し
ない。この結果、複写出力速度を変更せずに、蓄積処理
を実行することができる。
【0076】ハードディスク50にコードデータの蓄積
を行うと、ステップ110において、ページバッファ4
6が使用可能となったか否かが判断される。複写動作が
終了して、ページバッファ46が使用可能となるまで判
断は否定され、複写動作が終了すると、判断は肯定され
てステップ124に移行する。
【0077】一方、ステップ102において、ページバ
ッファ46が使用されていない場合には、判断が否定さ
れ、ステップ116に移行する。
【0078】また、ステップ104において、使用モー
ドがプリント動作モードであって、複写モードでない場
合には、判断は否定されてステップ114に移行する。
これは、例えばコードデータのイメージデータへの展開
中に新たにファクシミリインターフェース40、ネット
インターフェース42又はホストインターフェース44
からコードデータの入力要求があった場合が該当する。
このとき、CPU36によるイメージデータ展開処理と
スプーリング処理とでコードバス34を使用することに
なる。
【0079】ステップ114では、ページバッファ46
の使用状態、即ち、ページバッファ46に展開されてい
るイメージデータ量が所定値以下か否かが判断される。
ページバッファ46に展開されているイメージデータ量
が所定値を越え、ページバッファ46にコードデータを
記憶できる容量が少ない場合には、判断は否定されてス
テップ106に移行し、コードデータがコードバス34
でハードディスク50へ転送される。これは、ページバ
ッファ46が既に使用されて、スプーリング処理のため
に十分にページバッファ46を使用できない場合であ
る。
【0080】一方、ページバッファ46中の展開データ
量が所定値以下である場合には、判断は肯定されてステ
ップ116に移行する。これにより、ページバッファ4
6が使用可能であれば、ページバッファ46を先に使用
するようになる。
【0081】ステップ116では、ファクシミリインタ
ーフェース40、ネットインターフェース42又はホス
トインターフェース44からのコードデータをページバ
ッファ46へ転送し、ステップ118において、転送さ
れたコードデータをイメージバス24で、ハードディス
ク50へ転送し、ハードディスク50に蓄積する。これ
により、コードバス34を使用せずに、ハードディスク
50にコードデータを蓄積することができる。
【0082】なお、ファクシミリインターフェース4
0、ネットインターフェース42及びホストインターフ
ェース44からの転送速度は、ページバッファ46に対
する転送速度の方がハードディスク50に対する転送速
度よりも速い。
【0083】このため、ページバッファ46が使用可能
であればページバッファ46に対してコードデータを転
送することにより、ハードディスク50に対して転送す
るよりも処理時間を短縮し、コードバス34が開放され
て他の処理に使用可能な状態となるまでの時間を短縮す
ることができる。この結果、ハードディスク50を使用
した場合よりも短時間でコードバス34を用いた他の処
理を開始することができる。従って、コードバス34が
使用可能な状態になった時点で後述するイメージデータ
の展開処理をコードバス34を占有して行うことができ
るため、イメージデータ展開までの時間を短縮すること
ができる。
【0084】なお、ページバッファ46からイメージバ
ス24を介してハードディスク50へのコードデータ蓄
積処理を短時間に処理することができるので、CPU3
6によるイメージデータ展開処理を並列して処理するこ
とができ、また処理効率を損なうことはない。ハードデ
ィスク50にコードデータを蓄積すると、ステップ12
0において、全てのコードデータが蓄積されたか否かが
判断され、全てのコードデータが蓄積されるまで判断は
否定される。
【0085】全てのコードデータが蓄積されると判断が
肯定されてステップ122に移行し、プリント開始の指
示があったか否かが判断される。プリント機能によるプ
リント処理が実行可能状態になると、プリント開始が指
示されて判断が肯定され、ステップ124に移行する。
【0086】ステップ124では、ハードディスク50
に蓄積されたコードデータを、HD−I/F52を介し
て読み出し、コードバス34を通してRAM38へ転送
し、ステップ126において、RAM38でCPU36
によってコードデータをイメージデータへ展開する。
【0087】コードデータをイメージデータへ展開する
と、ステップ128において、1ページのうちの所定の
領域分のイメージデータを展開したか否かが判断され
る。イメージデータへの展開が、所定の領域分完了して
いる場合には、判断が肯定されてステップ130に移行
する。
【0088】ステップ130では、所定領域分の展開さ
れたイメージデータを、ページバッファ46へ転送し、
ステップ132において、1ページ分のイメージデータ
が全て揃ったか否かが判断される。1ページ分のイメー
ジデータが揃っていない場合には判断は否定されてステ
ップ126に移行し、イメージデータへの展開処理と所
定領域分のイメージデータのページバッファ46への転
送処理を繰り返す。
【0089】ページバッファ46に1ページ分のイメー
ジデータがそろった場合には判断は肯定されてステップ
134において、1ページ分のイメージデータがPB−
I/F48により読み出され、イメージバス24を通っ
て、IOT−I/F32を介して印字手段30へ送られ
て、印字が実行され、一連の処理を完了する。
【0090】なお、複数ページ印字する場合には、例え
ば、ステップ126からステップ134を、所定枚数分
繰り返すことにより複数ページ印字することができる。
【0091】これにより、複写中のスプーリング処理に
おいて、コードデータをハードディスク50に蓄積する
ための処理経路を、ページバッファ46の使用状態に応
じて、コードバス34−ページバッファ46−イメージ
バス24−ハードディスク50で構成される処理経路と
コードバス34−ハードディスク50で構成される処理
経路とのいずれかに決定されて、効率よくスプーリング
処理を行うことができる。
【0092】この結果、複数の機能による並列処理にお
いて、共有して使用されるページバッファ46の使用状
態に応じて処理経路を変更するので、並列処理であって
も効率よく処理を実行することができる。
【0093】また、スプーリング処理においてイメージ
バス24を使用して行うことにより、コードバス34の
ジョブ量を減らすことができる。このため、コードバス
34を占有する時間を短縮することができ、中間調デー
タやグラフィックデータ等の情報量が多いデータの場合
であっても、ページバッファ46を経由してハードディ
スクへ転送させ、CPU36によるイメージデータ展開
を早く行うことができる。
【0094】なお、本実施の形態では、ページバッファ
46の使用状態を、他の機能により使用中か否かを、占
有するデータ量に基づいて認識しているが、ページバッ
ファ46の容量を大きくすると共に、基準となる所定値
を変更することによって、全てのスプーリング処理をペ
ージバッファ46及びイメージバス24を用いた処理経
路で行うことができる。これによって一層効率よく並列
してコードデータをハードディスク50に蓄積処理する
ことができる。
【0095】また、本実施の形態では、ページバッファ
46が使用中か否かを占有するデータ量で判断している
が、ページバッファ46の使用状態を使用可能な空き容
量で判断することによって行うこともできる。この場合
には、前記同様に、大きい容量のページバッファ46を
用いて、全てのスプーリング処理をページバッファ46
及びイメージバス24経由でハードディスク50に蓄積
させることができる。
【0096】本実施の形態では、ページバッファ46に
使用状態に応じて処理経路を変更し決定したが、コード
バス34若しくはイメージバス24の使用状態に応じて
処理経路を変更することもできる。例えば、イメージバ
ス24を使用するイメージデータの処理について、ペー
ジバッファ46に記憶されたデータをハードディスク5
0に記憶させる場合に、コードバス34が未使用であれ
ば、ページバッファ46からコードバス34を経由させ
てハードディスク50に記憶させることもできる。さら
に、イメージバス24、コードバス34、ページバッフ
ァ46及びハードディスク50の全ての使用状態を認識
し、これらの中から使用可能な処理経路を決定すること
もできる。
【0097】また、本実施の形態では、スプーリング処
理においてページバッファ46が使用できない場合にハ
ードディスク50を使用したが、コードバス34に接続
されたRAM38が未使用であれば、RAM38に記憶
させることもできる。この場合には、ハードディスク5
0に記憶させるよりもRAM38に記憶させる方が記憶
処理が速いので、RAM38を使用することによって全
体的な処理効率を向上させることができる。
【0098】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形
態では、第1の実施の形態と資源の使用状態に応じた並
列処理のみが異なり、それ以外は、第1の実施の形態と
同様の作用効果を奏するため、資源の使用状態の応じて
並列処理のみについて以下に説明する。
【0099】第2の実施の形態に係る並列処理では、認
識手段60によって資源の使用状態が認識され、この認
識結果に応じて、資源を用いた処理手順を変更する。
【0100】図3は、複写機能とプリンタ機能又はファ
クシミリ機能との並列処理における処理手順の変更処理
の一例を示したフローチャートである。
【0101】複写機能による複写中に、ファクシミリイ
ンターフェース40、ネットインターフェース42又は
ホストインターフェース44からの入力要求があった場
合に、ステップ200において、ハードディスク50が
使用されているモードか否かが判断される。ここで、認
識手段60がハードディスク50を占有するデータ量を
認識する。デジタル複写機10が例えば電子RDHのモ
ードで複写動作中であれば、占有するデータ量が認識さ
れてハードディスク50が使用中と認識され、判断は肯
定される。
【0102】判断は肯定されると、ステップ202にお
いて、ファクシミリインターフェース40、ネットイン
ターフェース42又はホストインターフェース44から
のコードデータがスプーリング処理され、コードデータ
がコードバス34を通ってハードディスク50に転送す
る。
【0103】すなわち、コードデータの展開処理よりも
スプーリング処理の方を先に行う。このとき、ハードデ
ィスク50は、複写モードとコードデータの転送とで時
分割で使用される。前記同様に、転送データ量は、複写
される圧縮データ量よりも相当小さいため、ハードディ
スク50を時分割で使用しても、複写出力の速度は影響
されない。また、時分割でハードディスク50を使用す
る場合にはイメージデータでなくコードデータをスプー
リング処理の対象とすることによって、データ量を小さ
くすることができ、複写モードで複写出力の速度が低下
することを防止することができる。
【0104】コードデータをコードバス34を通してハ
ードディスク50へ転送すると、ステップ204におい
て、複写動作が終了したか否かが判断され、複写動作が
終了するまで判断は否定される。
【0105】複写動作が終了すると、ステップ206に
おいて、ハードディスク50からコードデータをHD−
I/F52を介してコードバス34を通してRAM38
へ転送し、ステップ208において、CPU36により
イメージデータに展開し、ステップ210に移行する。
【0106】ステップ210では、1ページのうちの所
定の領域を展開したか否かが判断され、所定の領域分の
コードデータをイメージデータに展開するまで判断は否
定される。
【0107】所定の領域分のイメージデータが展開され
ると判断は肯定されてステップ212において、コード
バス34を通して、PB−I/F48を介してイメージ
データをページバッファ46へ転送する。
【0108】イメージデータをページバッファ46に転
送すると、ステップ214において、1ページ分のイメ
ージデータがそろったか否かが判断される。1ページ分
のイメージデータがそろっていない場合には、判断は否
定されてステップ208に戻り、1ページ分のイメージ
データがそろうまでコードデータからイメージデータへ
の所定領域ごとの展開・転送処理が継続される。
【0109】プリント出力に必要な1ページ分のイメー
ジデータがそろうと、判断は肯定されてステップ226
に移行する。
【0110】一方、ステップ200において、複写中に
データコードの入力要求があったときに、メモリモード
のようにハードディスク50が使用されていない場合に
は、判断は否定されてステップ216に移行する。
【0111】ステップ216では、各インターフェース
からのコードデータをRAM38に転送し、ステップ2
18において、イメージデータに展開する。すなわち、
ハードディスク50を使用しないメモリモードの場合に
は、コードデータのスプーリング処理よりも先にイメー
ジデータの展開処理を行う。
【0112】イメージデータの展開を行うと、ステップ
220において、展開されたイメージデータをRAM3
8からコードバス34を通してHD−I/F52を介
し、ハードディスク50へ転送し記憶する。このよう
に、ハードディスク50が使用されていない場合には、
コードデータをイメージデータに展開後スプーリングす
る。
【0113】イメージデータをハードディスク50へ転
送すると、ステップ222において、複写動作が終了し
たか否かが判断され、複写が終了するまで判断は否定さ
れ、複写動作が終了すると、判断が肯定されてステップ
224に移行する。
【0114】ステップ224では、イメージデータをハ
ードディスク50から読み出して、HD−I/F52を
介して、イメージバス24を通して、ページバッファ4
6へ転送する。この場合、既にイメージデータに展開さ
れているため、プリント出力のために展開処理を行う必
要がなく、プリント出力までの時間を短縮することがで
きる。なお、ページバッファ46へ転送されるイメージ
データは、1ページごとであっても必要な枚数分まとめ
て転送することもできる。
【0115】プリント出力に必要な少なくとも1ページ
分のイメージデータがページバッファ46に転送される
と、ステップ226において、ページバッファ46から
印字手段30へイメージデータが送られて、印字が実行
され、一連の処理を完了する。なお、スプーリングした
後に展開処理を行う際に、複数枚を印字する場合には、
例えば、ステップ208からステップ226を必要な枚
数分のイメージデータがそろうまで繰り返して印字す
る。
【0116】従って、ハードディスク50が使用されて
いる場合には、ハードディスク50にコードデータを時
分割で蓄積した後、イメージデータに展開し、ハードデ
ィスク50が使用されていない場合には、コードデータ
をイメージデータに展開した後、ハードディスク50に
蓄積する。
【0117】これにより、ハードディスク50の使用状
態に応じて、スプーリング処理と展開処理との順序を決
定するので、並列して処理を行うことができ、複数の処
理を効率よく並列して実行することができる。
【0118】なお、スプーリング処理の対象をファクシ
ミリインターフェース40、ネットインターフェース4
2又はホストインターフェース44からのコードデータ
としたが、ホストインターフェース44やネットインタ
ーフェース42から入力されるコードデータやイメージ
データが圧縮されたイメージデータと、ファクシミリイ
ンターフェース40から入力される圧縮イメージデータ
とから選択される圧縮画像データのいずれであってもよ
い。
【0119】本実施の形態では、ハードディスク50に
記憶されたイメージデータを、イメージバス24を通っ
てページバッファ46へ転送させる経路とすることによ
り、ハードディスク50からページバッファ46への転
送時間を短縮し、プリント出力を早く行うことができ
る。
【0120】本発明の実施の形態では、ハードディスク
50、ページバッファ46及びRAM38、又はイメー
ジバス24及びコードバス34について、使用状態に応
じた処理経路や処理手順の変更を説明したが、使用状態
の認識対象は、これに限定されない。他の資源について
も、同様に、使用状態に応じて処理経路及び使用手順を
変更することができる。また、同様に、本発明の実施の
形態では、イメージバス24及びコードバス34を例に
説明したが、バスの種類はイメージバス24及びコード
バス34に限定されない。複数の処理において共通して
使用される2種以上のバスがあれば、本発明を同様に適
用することができる。
【0121】本発明の実施の形態では、プリント機能、
ファクシミリ機能、複写機能における各々異なる入力手
段による異なる画像データを用いたが、1つの入力手段
から入力された同一の画像データを、異なる機能による
処理に付すこともできる。
【0122】また、本発明の実施の形態では、デジタル
複写機10を例に説明したが、複数の画像処理が実行可
能な他の画像処理装置においても、本発明を適用するこ
とができる。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、実
行が指示された複数の処理部による処理が、同一の資源
を同時に使用しようとしたときであっても、これを迅速
に回避することができるので、使用しようとする資源が
使用可能状態となるまで、実行が指示された他の処理部
による処理を待機させる必要がなく、複数の処理部によ
る処理を並列して行うことができる。また、使用する資
源や資源の使用手順を変更するだけで複数の処理部によ
る並列処理を効率よく行うことができるので、特別な装
置を設ける必要がなく、既存の資源を使用することがで
き、また、コスト高を招くことない。従って、複数の処
理を効率よく高速に処理することができる。
【0124】また、入力手段により入力された画像デー
タの使用経路を、記憶手段及びバスの使用状態に応じて
変更するので、複数の処理部のうちの1つの処理部によ
る処理で使用中の記憶手段及びバスが開放されるまで、
複数の処理部のうちの他の処理部による処理を待機させ
る必要がない。また、1つの処理部による処理で使用さ
れていた記憶手段及びバスを早く使用可能状態に戻すこ
とができるので、他の処理部による処理が使用可能とな
るまでの時間を短縮することができ、複数の処理部によ
る並列処理を効率よく実行することができる。
【0125】さらに、記憶手段の使用が他の処理部によ
る処理と重複することとなる場合と重複しない場合と
で、画像データを記憶手段に記憶するための手順を変更
するので、記憶手段が1つの処理で使用されている間、
他の処理部による処理を待機させることがなく、並列し
て処理を行うことができる。また、記憶手段が他の処理
部での処理と重ならないで使用可能なときには展開した
画像データを記憶するので、記憶手段から読み出した場
合にすぐに展開後の画像データを処理することができ、
より効率よい処理が実行可能となる。従って、効率よ
く、2つの処理部による処理を並列して行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデジタル複写機の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るデジタル複写
機における並列処理での処理経路変更処理の一例を示す
フローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るデジタル複写
機における並列処理での処理手順変更処理の一例を示す
フローチャートである。
【図4】従来技術に係るデジタル複写機の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
10 デジタル複写機(画像処理装置) 26 スキャナ 40 FAXインターフェース 42 ネットインターフェース 44 ホストインターフェース 24 イメージバス(資源、第1のバス) 34 コードバス(資源、第2のバス) 36 CPU(展開手段) 38 RAM 46 ページバッファ(資源、第1の記憶手段) 50 ハードディスク(資源、第2の記憶手段) 58 制御手段(処理変更手段、処理経路決定手段、
処理決定手段) 60 認識手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一又は各々異なる画像データに対して
    異なる処理が可能な複数の処理部を備えると共に、これ
    らの複数の処理部による並列処理が実行可能な画像処理
    装置において、 前記処理部のいずれでも使用可能な複数の資源と、 前記資源の使用状態を認識する認識手段と、 前記複数のそれぞれの処理部のうちの少なくとも1つの
    処理部による処理の実行が指示されているときに新たな
    他の処理部による処理の実行が指示された場合、前記認
    識手段による認識結果に基づいて使用可能な資源を選択
    し、実行が指示されている処理部による処理実行時に使
    用する資源ないし資源の使用手順を変更する処理変更手
    段と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 同一又は各々異なる画像データに対して
    異なる処理が可能な複数の処理部を備えると共に、これ
    らの複数の処理部による並列処理が実行可能な画像処理
    装置において、 前記画像データを記憶する第1及び第2の記憶手段と、 前記第1及び第2の記憶手段が各々接続された第1及び
    第2のバスと、 前記第1又は第2のバスを介して前記処理部で処理する
    前記画像データを入力可能な入力手段と、 前記第1及び第2の記憶手段並びに前記第1及び第2の
    バスの各々の使用状態を認識可能な認識手段と、 前記認識手段による認識結果に基づいて、第1及び第2
    の記憶手段並びに前記第1及び第2のバスから、前記入
    力する画像データの処理経路を決定する処理経路決定手
    段と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 同一又は各々異なる画像データに対して
    異なる処理が可能な複数の処理部を備えると共に、これ
    らの複数の処理部による並列処理が実行可能な画像処理
    装置において、 入力手段によって入力される前記画像データが圧縮され
    ているときもしくはコードデータであるときに、該画像
    データを展開する展開手段と、 前記圧縮された画像データもしくはコードデータ及び、
    前記展開手段によって展開された画像データのいずれも
    記憶可能な記憶手段と、 前記記憶手段の使用状態を認識する認識手段と、 前記画像データを前記記憶手段に記憶する際に、前記認
    識手段による認識結果から、前記記憶手段が使用可能と
    判断されるときには、展開後の画像データを前記記憶手
    段に記憶し、他の処理部での処理と重なると判断される
    ときには、圧縮された画像データもしくはコードデータ
    を時分割で前記記憶手段に記憶する処理決定手段と、 を備えたことを特徴とする画像処理装置。
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