JPH10173700A - 電子メールシステム及び電子メールユーザ管理プログラムを有する記憶媒体 - Google Patents

電子メールシステム及び電子メールユーザ管理プログラムを有する記憶媒体

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JPH10173700A
JPH10173700A JP8335249A JP33524996A JPH10173700A JP H10173700 A JPH10173700 A JP H10173700A JP 8335249 A JP8335249 A JP 8335249A JP 33524996 A JP33524996 A JP 33524996A JP H10173700 A JPH10173700 A JP H10173700A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールシステムの記憶装置を無駄に使用
することなく、ユーザの電子メールアクセスによる負担
とシステム管理者の管理負担を軽減すること。 【解決手段】 電子メールサーバコンピュータと、電子
メールクライアントコンピュータとがネットワークに接
続されてなる電子メールシステムにおいて、前記電子メ
ールサーバコンピュータは、ユーザ名と認証識別子の対
を格納したユーザ登録ファイルと、グループ名または肩
書き名からなる仮想ユーザ名とそのグループに属するユ
ーザ名の対を格納したグループ登録ファイルとを管理す
るユーザ管理手段と、各ユーザ宛に送付されて来た電子
メールを受信し、格納する電子メール受信手段と、ユー
ザが電子メールにアクセスするときに、前記両ファイル
を基に前記電子メールクライアントコンピュータから入
力されたユーザ名、または仮想ユーザ名を認証用識別子
による認証を行い、認証後に電子メールへのアクセスを
許可する電子メールサーバ手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールシステ
ム及び電子メールユーザ管理プログラムを有する記憶媒
体に関し、特に、複数のユーザを一つのグループとして
管理しておき、グループ宛てに送付された電子メール
を、パスワードに代表される認証用識別子を利用して認
証し、ユーザが自分宛てに送付された電子メールにアク
セスする電子メールシステム及び電子メールユーザ管理
プログラムを有する記憶媒体に適用して有効な技術に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、企業内のネットワークインフラが
整備されるにつれ、社内業務の電子化が進み、電子メー
ルが重要な位置を占めるようになってきている。
【0003】電子メールの主な機能として、システムに
登録されたユーザ宛ての電子メールを蓄積し、ユーザが
自分宛てに送付された電子メールにアクセスする際に、
パスワードに代表される認証用識別子を利用した認証機
能によって、アクセス可能かどうかをチェックする機能
がある。
【0004】さらに、複数のユーザを一つのグループと
して管理しておき、グループ宛てに送付された電子メー
ルを、グループに登録されたユーザ全員に分配して送付
するエイリアス機能を持っている。
【0005】一般に、企業内では、情報を伝達する際
に、営業部全員宛てや、営業本部の部長宛てといったあ
る権限をもつユーザに電子メールを送付することがよく
行われている。
【0006】これを実現する方法として、従来、エイリ
アス機能を用いて、営業部員グループ・営業部長グルー
プなどの人事面でのグループに加えて、システム管理者
グループや、バックアップ管理者グループ、電子メール
管理者グループなどの権限面でのグループなどを登録
し、それぞれのグループが必要としている情報をグルー
プ宛てに送付することで、グループに登録されている各
ユーザが同じ情報を電子メールで受け取る方法がある。
【0007】また、もう一つの方法として、ある権限を
持った仮想ユーザを登録し、その権限を持つ実ユーザ全
員が仮想ユーザの認証用識別子を有し、各ユーザがある
権限を持った仮想ユーザ宛ての電子メールにアクセスす
る場合に、その仮想ユーザ認証用識別子を使用して電子
メールにアクセスする方法がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
に以下のような問題点がある。
【0009】上述したエイリアス機能によって、グルー
プに複数のユーザを登録する方式では、各電子メールが
グループ員全員に送付されるため、同じ電子メールがシ
ステム内に複数存在し、記憶装置を無駄に使用すること
になる。
【0010】さらに、各ユーザは電子メールのヘッダ、
或いは内容を見て、自分が所属しているどのグループ宛
てに送られてきた電子メールかを判断しなければなら
ず、ユーザに負担をかけることになる。
【0011】また、仮想ユーザを登録する方式では、1
人のユーザが複数の権限を持つ場合に、多数の認証用識
別子を知っておく必要があり、どの権限にアクセスする
かによってユーザが対応する認証用識別子を選択しなけ
ればならず、ユーザに対する負担が大きくなる。
【0012】さらに、1人のユーザがその権限を喪失し
た場合、権限を喪失したユーザがその後電子メールにア
クセスできないようにするために、仮想ユーザの認証用
識別子を変更し、権限を持つすべてのユーザに伝達しな
ければならず、システム管理者の負担が大きくなる。
【0013】本発明は、上記問題点を解決するために成
されたものであり、その目的は電子メールシステムの記
憶装置を無駄に使用することなく、ユーザの電子メール
アクセスによる負担とシステム管理者の管理負担を軽減
することが可能な技術を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0015】電子メールを蓄積し、ユーザのパスワード
管理を行う電子メールサーバコンピュータと、各ユーザ
が電子メールにアクセスするために利用する電子メール
クライアントコンピュータとがネットワークに接続され
てなる電子メールシステムにおいて、前記電子メールサ
ーバコンピュータは、ユーザ名と認証識別子の対を格納
したユーザ登録ファイルと、グループ名または肩書き名
からなる仮想ユーザ名とそのグループに属するユーザ名
の対を格納したグループ登録ファイルとを管理するユー
ザ管理手段と、各ユーザ宛に送付されて来た電子メール
を受信し、格納する電子メール受信手段と、ユーザが電
子メールにアクセスするときに、前記電子メールクライ
アントコンピュータから入力されたユーザ名が仮想ユー
ザ名でなければ前記ユーザ登録ファイルを基に認証用識
別子によるユーザ認証を行い、入力されたユーザ名が仮
想ユーザ名であれば前記グループ登録ファイルを基に認
証用識別子によるユーザ認証を行い、認証後に電子メー
ルへのアクセスを許可する電子メールサーバ手段とを備
える。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のー実施例を図面を
用いて説明する。
【0017】図1は、本発明の実施の形態にかかる電子
メールシステムの構成を示したブロック図である。
【0018】本実施形態の電子メールシステムは、図1
に示すように、電子メールサーバコンピュータ1と電子
メールクライアントコンピュータ2とがコンピュータ間
で送受信されるデータを通信するネットワーク3を介し
て接続された構成をとる。
【0019】電子メールサーバコンピュータ1は、CP
U11Aと、電子メールのユーザ管理を行うプログラム
(電子メール受信プログラム401と電子メールサーバ
プログラム402とユーザ管理プログラム403)と有
するメモリ11Bとからなる端末装置11と、ユーザ名
と認証用識別子の対を登録するユーザ登録ファイル20
1と仮想ユーザ名とそのグループに属するユーザ名の対
を登録するグループ登録ファイル202と各ユーザに送
付されて来た電子メール203とを格納するための外部
記憶装置12と、通信ポート13とからなる。
【0020】また、電子メールクライアントコンピュー
タ2は、CPU21Aと、電子メールクライアントプロ
グラム404を有するメモリ21Bとからなる端末装置
21と、通信ポート22とからなる。
【0021】図2は、上述した外部記憶装置12に蓄積
されているユーザ登録ファイル201とグループ登録フ
ァイル202の例を示した図である。
【0022】図2に示すように、ユーザ登録ファイル2
01は、電子メールサーバコンピュータ1上で稼動する
ユーザ管理プログラム403が利用するためのユーザ名
2010と認証用識別子2011の対が登録されてい
る。
【0023】また、グループ登録ファイル202は、仮
想ユーザ名2020とそれに対応するグループに属する
ユーザ名(違う認証識別子を有する場合は、2重の認証
用識別子を共に備える)2021の対が登録されてい
る。
【0024】なお、グループ登録ファイル202の内容
で、仮想ユーザ名2020に対応するグループのユーザ
が2重の認証用識別子を使用しない場合は、空白で区切
られた第2フィールドのユーザ名2021の並びには、
ユーザ名称がそのまま格納されているが、ユーザが2重
の認証用識別子を使用する場合には、”:”で区切られ
てユーザ名と認証用識別子が連結されて格納されてい
る。但し、ユーザ名に”:” は使用できないことを仮
定している。
【0025】また、ユーザ登録ファイル201と、グル
ープ登録ファイル202内に格納されている認証用識別
子2011、2021は、共に電子メールサーバコンピ
ュータ1のオペレーティングシステムが提供する暗号機
能を使用して暗号化されているものとする。
【0026】図3は、電子メール203にアクセスする
ための電子メールクライアントプログラム404の画面
の表示例を示した図である。
【0027】図3に示すように、各文字入力フィールド
は、1行目にユーザ名301を、2行目に各ユーザの認
証用識別子302を、3行目は2重の認証用識別子30
3を入力するためのものである。
【0028】最下行のOKボタン304を押すことで、
3つの文字入力フィールドに入力された文字列を電子メ
ールサーバコンピュータ1上に稼動している電子メール
サーバプログラム402にネットワーク3経由で送信し
認証を受ける。ネットワーク3上での盗聴の危険性があ
る場合には、送信するデータを暗号化する。また、電子
メールシステムを利用せずに終了する場合は、終了ボタ
ン305を押す。
【0029】図4は、上述した電子メールサーバコンピ
ュータ1上で稼動する3つのプログラム(ユーザ管理プ
ログラム401、電子メール受信プログラム402、電
子メールサーバプログラム403)による電子メールシ
ステムの処理を示した図である。
【0030】図4に示すように、電子メール受信プログ
ラム401は、他のコンピュータから送信されて来た電
子メール203を、宛先のユーザ名2010ごとに分
け、外部記憶装置12上の特定の蓄積場所に格納する。
この格納方式としては、1つのファイルに全ての電子メ
ール203を順に格納する方式や、1つのディレクトリ
内に1つの電子メール203を1つのファイルにして格
納する方式などがある。
【0031】電子メールサーバプログラム402は、電
子メールクライアントコンピュータ2から接続され、ユ
ーザ名301と認証用識別子302、2重の認証用識別
子303のデータを受信すると、ユーザ管理プログラム
403に認証を依頼する。
【0032】ユーザ管理プログラム403は、外部記憶
装置12上に格納されているユーザ登録ファイル201
に登録されているユーザ名2010と認証用識別子20
11の対、グループ登録ファイル202に登録されてい
る仮想ユーザ名2020とグループに属するユーザ名2
021の対を調べて認証を行い、結果を電子メールサー
バプログラム402に返答する。
【0033】電子メールサーバプログラム402は、ユ
ーザ管理プログラム403からの返答結果が認証済みで
あれば、電子メールクライアントコンピュータ2に認証
したことを送信し、その後、電子メールクライアントコ
ンピュータ2からのコマンドに対応して、蓄積場所に格
納してある電子メール203に対して操作を行う。
【0034】認証されなかった場合は、認証されなかっ
たことを電子メールクライアントコンピュータ2に送信
し、接続を切る。
【0035】次に、上述した電子メールユーザの管理を
行う各プログラム401〜404の処理について説明す
る。
【0036】図5は、電子メールクライアントコンピュ
ータ2上で稼動する、電子メールクライアントプログラ
ム404の動作を示すフローチャートである。
【0037】電子メールクライアントプログラム404
が起動すると、図3に示す画面上にユーザ名301と、
認証用識別子302、2重の認証用識別子303を入力
するためのウィンドウを表示し(ステップ501)、ユ
ーザが文字を入力して、OKボタン304が押されるま
で待つ(ステップ502)。OKボタン304が押され
ると、画面に表示されているウィンドウの、ユーザ名3
01、認証用識別子302、2重の認証用識別子303
を入力するフィールドから、入力された文字列をそれぞ
れ取りだし、それらを結合して一つの文字列を作成する
(ステップ503)。その後、電子メールサーバプログ
ラム401にネットワーク3経由で接続し、ステップ5
03で作成した文字列を電子メールクライアントプログ
ラム404と電子メールサーバプログラム402だけが
保持している方式で暗号化し、送信する(ステップ50
4)。
【0038】次に、電子メールサーバプログラム402
から、送信した文字列を利用して、ユーザを認証できた
かどうかの結果を受信する(ステップ505)。送信し
たユーザ名301と認証用識別子302によって認証さ
れなかった場合は、ステップ502から繰り返す。
【0039】認証された場合は、電子メール203の操
作のための画面を表示し、電子メール203の読み出
し、削除などの電子メール203への操作を電子メール
サーバプログラム402と通信しながら、ユーザがプロ
グラムの終了を指示するまで繰り返す(ステップ50
7)。
【0040】図6は、電子メール受信プログラム401
の動作を示すフローチャートである。
【0041】電子メール受信プログラム401が起動す
ると、ユーザ登録ファイル201からユーザ名2010
を読み出し、プログラム内に記憶する(ステップ60
1)。その後、他コンピュータから送信される電子メー
ル203を受信するために接続を待つ(ステップ60
2)。
【0042】接続されると、電子メール203を受信
し、電子メール203のヘッダに記載されている送信先
のユーザが、登録されているユーザかどうかを確認する
(ステップ603)。
【0043】登録されていないユーザの場合は、接続し
てきたコンピュータの電子メールシステムに対して、ユ
ーザが登録されていない旨のエラーメッセージを作成
し、電子メールとして送信し(ステップ604)、ステ
ップ602から繰り返す。
【0044】受信者が登録されているユーザであった場
合は、外部記憶装置12上に確保されている、登録ユー
ザごとの電子メール格納場所に受信した電子メール20
3の内容を格納し(ステップ605)、ステップ601
から繰り返す。
【0045】図7は、電子メールサーバプログラム40
2の動作を示すフローチャートである。
【0046】電子メールサーバプログラム402が起動
すると、電子メールクライアントプログラム404から
の接続を待ち(ステップ701)、ユーザ名301、認
証用識別子302、2重の認証用識別子303を結合し
た文字列を暗合化したデータを受信し、電子メールクラ
イアントプログラム404と電子メールサーバプログラ
ム402だけが保持している方式で複号化し、ユーザ管
理プログラム403に送信する(ステップ702)。
【0047】次に、ユーザ管理プログラム403から認
証の結果を受信する(ステップ703)。受信した結果
が認証済みかどうかを確認し(ステップ704)、受信
した結果が認証不可であった場合は、認証不可のメッセ
ージを電子メールクライアントプログラム404に送信
し(ステップ705)、ステップ701から繰り返す。
【0048】受信した結果が認証済みであった場合は、
認証済みのメッセージを電子メールクライアントプログ
ラム404に送信し(ステップ706)、電子メールク
ライアントプログラム404からの接続がきれるまで、
電子メールクライアントプログラム404から送信され
てくる電子メール操作の命令に応じて、電子メールサー
バコンピュータ1の外部記憶装置12に格納されている
電子メール203に対して操作を行った結果を電子メー
ルクライアントプログラム404に送信することを繰り
返す(ステップ707)。
【0049】電子メールクライアントプログラム404
との間の接続が切れると、ステップ701から繰り返
す。
【0050】図8は、ユーザ管理プログラム403の動
作を示すフローチャートである。
【0051】ユーザ管理プログラム403が起動する
と、ユーザ登録ファイル201から、ユーザ名2010
と認証識別子2011の対を、グループ登録ファイル2
02から、仮想ユーザ名2020とそのグループに属す
るユーザ名(2重認証用識別子を含む)2021を読み
出し、プログラム内に記憶する(ステップ801)。
【0052】次に、電子メールサーバプログラム402
からの接続を待ち、ユーザ名301と認証用識別子30
2、2重の認証用識別子303を受け取る(ステップ8
02)。
【0053】その後、ユーザ名301が仮想ユーザ名で
あるかをチェックし(ステップ803)、仮想ユーザで
なかった場合は、受信した認証用識別子302を、電子
メールサーバコンピュータ1のオペレーティングシステ
ムが提供する暗号機能を用いて暗合化し、プログラム中
に記憶しているユーザ名2010に対応する認証用識別
子2011と等しいかどうかを確認する(ステップ80
4)。
【0054】等しい場合は、認証済みのメッセージを電
子メールサーバプログラム402に送信し(ステップ8
05)、ステップ802から繰り返す。
【0055】等しくなかった場合は、認証不可のメッセ
ージを電子メールサーバプログラム402に送信し(ス
テップ806)、ステップ802から繰り返す。
【0056】ユーザ名301が仮想ユーザ名であった場
合は、その仮想ユーザ名に対応するグループに登録され
ている各ユーザ名2021に対して、受信した認証用識
別子302を電子メールサーバコンピュータのオペレー
ティングシステムが提供する暗号機能を用いて暗号化し
たものと、プログラム内に記憶しているユーザ名201
0に対応する認証用識別子2011が等しいかどうかを
順に比較していく(ステップ807)。
【0057】等しいものが見つからなかった場合は、認
証不可のメッセージを電子メールサーバプログラム40
2に送信し(ステップ808)、ステップ802から繰
り返す。
【0058】認証用識別子302が等しいユーザが見つ
かった場合、グループ登録ファイル202に、該当する
ユーザが2重の認証用識別子2021が登録されている
かどうかをチェックし(ステップ809)、登録されて
いなければ、認証済みのメッセージを電子メールサーバ
プログラム402に送信し(ステップ810)、ステッ
プ802から繰り返す。
【0059】該当するユーザが2重の認証用識別子20
21を登録していた場合、受信した2重の認証用識別子
303を電子メールサーバコンピュータ402のオペレ
ーティングシステムの提供する暗号機能を用いて暗号化
したものと、登録されている2重の認証用識別子202
1が等しいかどうかを調べ(ステップ811)、等しく
ない場合は認証不可のメッセージを電子メールサーバプ
ログラム402に送信し(ステップ812)、等しい場
合は認証済みのメッセージを電子メールサーバプログラ
ム402に送信し(ステップ813)、ステップ802
から繰り返す。
【0060】したがって、説明してきたように、電子メ
ールサーバコンピュータに、ユーザ名と認証識別子の対
を格納したユーザ登録ファイルと、仮想ユーザ名とその
グループに属するユーザ名の対を格納したグループ登録
ファイルとを管理するユーザ管理プログラムと、他のコ
ンピュータから送付されて来た電子メールを受信して電
子メール格納専用の蓄積場所に各ユーザ毎に分けて格納
する電子メール受信プログラムと、電子メールクライア
ントコンピュータからユーザが電子メールにアクセスし
ようとしたときに、認証用識別子によるユーザ認証を行
った後、電子メール蓄積場所に格納してある電子メール
にアクセスさせる電子メールサーバプログラムとを備
え、各ユーザは電子メールクライアントコンピュータ上
で、電子メールクライアントプログラムを起動し、ユー
ザ名と認証用識別子を入力して電子メールサーバプログ
ラムに送信し、電子メールサーバプログラムは受信した
ユーザ名が仮想ユーザ名でなければ、ユーザ登録ファイ
ルから、ユーザ名と認証用識別子の対を取り出し、受信
した認証用識別子と等しいかどうかどうかによって認証
を行い、ユーザに電子メールへのアクセスを許可し、受
信したユーザ名が仮想ユーザ名の場合はグループ登録フ
ァイルから仮想ユーザ名に対応するグループに登録して
あるユーザ名を順に取り出し、そのユーザ名に対応する
認証用識別子をユーザ登録ファイルから取り出し、受信
した認証用識別子と一致する認証用識別子があれば、ユ
ーザ名を保持しておき、ユーザに仮想ユーザ宛ての電子
メールへのアクセスを許可することにより、仮想ユーザ
に送付されて来たメールは、記憶装置上に1つだけ存在
すればよく、記憶装置を無駄に使用することがなくな
り、かつ、各ユーザは電子メールにアクセスする際に、
どの権限を持ったユーザであるかを明に指示する必要が
あり、自分がどの権限を持ったユーザ宛てに送られて来
たメールにアクセスしているかが容易にわかるようにな
り、また、認証用識別子を1つだけ覚えておけば、どの
権限の仮想ユーザとしても、電子メールにアクセスでき
るようになり、ユーザの負担を軽減することができる。
【0061】また、あるグループに登録されているメン
バを、グループから削除する場合にも、グループ用の認
証用識別子を変更する必要がなく、システム管理者の負
担を軽減できる。
【0062】さらに、仮想ユーザに対応するグループに
ユーザを登録する際に、ユーザごとに2重の認証用識別
子を設定する機能を持たせることでセキュリティ機能を
強化することもできる。
【0063】なお、上述した各プログラムは、フロッピ
ーディスク、CD・ROM、マスクROM等の記憶媒体
で一般ユーザに提供される場合もある。この場合、さら
に、これら処理の他にGUIプログラム等の他のプログ
ラムと組み合わせてユーザに提供することもある。
【0064】また、上述した記憶媒体で提供する代替手
段として、インタネット等のネットワークを通じて有償
で提供することもある。
【0065】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、
前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論で
ある。
【0066】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0067】電子メールシステムの記憶装置を無駄に使
用することなく、ユーザの電子メールアクセスによる負
担とシステム管理者の管理負担を軽減することが可能と
なる。
【0068】また、ユーザごとに2重の認証用識別子を
設定する機能を持たせることでセキュリティ機能を強化
することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる電子メールシステム
の構成を示したブロック図である。
【図2】ユーザ登録ファイル201とグループ登録ファ
イル202の例を示した図である。
【図3】電子メール203にアクセスするための電子メ
ールクライアントプログラム404の画面の表示例を示
した図である。
【図4】電子メールサーバコンピュータ1上で稼動する
3つのプログラムによる電子メールシステムの処理を示
した図である。
【図5】電子メールクライアントプログラム404の動
作を示すフローチャートである。
【図6】電子メール受信プログラム401の動作を示す
フローチャートである。
【図7】電子メールサーバプログラム402の動作を示
すフローチャートである。
【図8】ユーザ管理プログラム403の動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1…情報提供コンピュータ、2…利用者情報管理コンピ
ュータ、3…ネットワーク、11,21…端末装置、1
1A,21B…CPU、11B,21B…メモリ、12
…外部記憶装置、13,22…通信ポート、201…ユ
ーザ登録ファイル、202…グループ登録ファイル、2
03…電子メール、401…電子メール受信プログラ
ム、402…電子メールサーバプログラム、403…ユ
ーザ管理プログラム、404…電子メールクライアント
プログラム。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールを蓄積し、ユーザのパスワー
    ド管理を行う電子メールサーバコンピュータと、各ユー
    ザが電子メールにアクセスするために利用する電子メー
    ルクライアントコンピュータとがネットワークに接続さ
    れてなる電子メールシステムにおいて、 前記電子メールサーバコンピュータは、ユーザ名と認証
    識別子の対を格納したユーザ登録ファイルと、グループ
    名または肩書き名からなる仮想ユーザ名とそのグループ
    に属するユーザ名の対を格納したグループ登録ファイル
    とを管理するユーザ管理手段と、 各ユーザ宛に送付されて来た電子メールを受信し、格納
    する電子メール受信手段と、 ユーザが電子メールにアクセスするときに、前記電子メ
    ールクライアントコンピュータから入力されたユーザ名
    が仮想ユーザ名でなければ前記ユーザ登録ファイルを基
    に認証用識別子によるユーザ認証を行い、入力されたユ
    ーザ名が仮想ユーザ名であれば前記グループ登録ファイ
    ルを基に認証用識別子によるユーザ認証を行い、認証後
    に電子メールへのアクセスを許可する電子メールサーバ
    手段とを備えることを特徴とする電子メールシステム。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の電子メールシステ
    ムにおいて、 前記グループ登録ファイルは、仮想ユーザ名に属する各
    ユーザごとに第2の認証用識別子を有し、 前記電子メールサーバ手段は、ユーザが電子メールにア
    クセスするときに、前記ユーザ登録ファイルと前記グル
    ープ登録ファイルとがそれぞれ有する認証識別子によっ
    て認証を行う手段を備えることを特徴とする電子メール
    システム。
  3. 【請求項3】 電子メールを蓄積し、ユーザのパスワー
    ド管理を行う電子メールサーバプログラムと、各ユーザ
    が電子メールにアクセスするために利用する電子メール
    クライアントプログラムとからなる電子メールユーザ管
    理プログラムを有する記憶媒体において、 前記電子メールサーバプログラムは、ユーザ名と認証識
    別子の対を格納したユーザ登録ファイルと、グループ名
    または肩書き名からなる仮想ユーザ名とそのグループに
    属するユーザ名の対を格納したグループ登録ファイルと
    を管理するステップと、 各ユーザ宛に送付されて来た電子メールを受信し、格納
    するステップと、 ユーザが電子メールにアクセスするときに、前記電子メ
    ールクライアントコンピュータから入力されたユーザ名
    が仮想ユーザ名でなければ前記ユーザ登録ファイルを基
    に認証用識別子によるユーザ認証を行い、入力されたユ
    ーザ名が仮想ユーザ名であれば前記グループ登録ファイ
    ルを基に認証用識別子によるユーザ認証を行い、認証後
    に電子メールへのアクセスを許可するステップとを備え
    ることを特徴とする電子メールユーザ管理プログラムを
    有する記憶媒体。
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