JPH10173663A - 通信システム - Google Patents

通信システム

Info

Publication number
JPH10173663A
JPH10173663A JP32712496A JP32712496A JPH10173663A JP H10173663 A JPH10173663 A JP H10173663A JP 32712496 A JP32712496 A JP 32712496A JP 32712496 A JP32712496 A JP 32712496A JP H10173663 A JPH10173663 A JP H10173663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nodes
communication path
transmission
time
node
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32712496A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3762004B2 (ja
Inventor
Tetsuya Yano
哲也 矢野
Masahiko Asano
賢彦 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP32712496A priority Critical patent/JP3762004B2/ja
Publication of JPH10173663A publication Critical patent/JPH10173663A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3762004B2 publication Critical patent/JP3762004B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、コンテンション方式が適用された
通信路を介して伝送情報を送受する通信システムに関
し、ノードの台数の変動に柔軟に対応することを目的と
する。 【解決手段】 コンテンション方式に基づいて第一の通
信路11にアクセスする複数のノード12-1〜12-N
と、単一のノード13と、複数のノードと単一のノード
との間に敷設された第二の通信路14とを備え、単一の
ノードは、第一の通信路に送信しうる状態にある送信ノ
ードの数を第二の通信路を介して取得する取得手段15
と、数を示す情報を第二の通信路に送信する通知手段1
6とを有し、複数のノードは、その情報によって示され
る数が大きいほど値域が広くかつその値域における分布
が一様である乱数に比例した時間に、バックオフ時間を
設定する可変手段17を有して構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテンション方
式が適用された共通の通信路を介して伝送情報を送受す
る通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多くの企業体には、公衆網を介す
ることなく情報の交換を行いOA化のさらなる推進を図
ることを目的として、広くLANが普及している。この
LANには低廉・小型化されたノートパソコンが接続さ
れ、かつこのノートパソコンは持ち運びが自在であるの
で、LANに接続されるパソコンの台数は広範囲に変化
するようになった。
【0003】特に、無線LANについては、伝送路の敷
設が不要であるためにこの台数の変化に自由度が増すこ
とから有用性が高い。図7は、従来の無線LANの構成
を示す図である。図7において、複数のノード81-1〜
81-nと単数の主ノード82とは、全二重方式が適用さ
れた共通の無線伝送路を介して配置される。
【0004】図8は、従来の通信制御を説明する図であ
る。図9は、従来の通信制御の動作フローチャートであ
る。なお、図9において、後述するバックオフ手続に関
与する部分を実線で記載し、それ以外の部分を点線で記
載することにより区別し、以下では、前者を先に説明す
る。
【0005】この従来例では、ノード81-1〜81-n
(以下、簡単のために符号「81-p」が付与された単一
のノードのみに着目することとする。)は、送信すべき
伝送情報がある場合(図9(1))には、上述した無線
伝送路の上りの回線のキャリアセンスを行い(図8
(1)、図9(2))、何らかの搬送波が検出されず、
かつ後述するバックオフ中でない場合には、その回線
に、伝送情報とその伝送情報の宛先(以下では、簡単の
ため符号「81-q」が付与されたノードであるとす
る。)と送信元の識別情報とを付して生成したパケット
を送出する(図8(2)、図9(3))。さらにノード
81-pは、予め決められた期間(図8(3))にわたっ
て後述するACK信号の受信を待機する。
【0006】一方、主ノード82は、このパケットを無
線伝送路の下りの回線に中継する(図8(4))。ま
た、ノード81-qは、常に下りの回線を監視して宛先が
自局を示すパケットを受信した場合(図8(5))に
は、そのパケットに所定の処理を施し、かつこのような
処理が完了したあるいは起動されたことを示すACK信
号を上りの回線に送出する(図8(6))。
【0007】ノード81-pは、このACK信号を主ノー
ド82を介して受信することによって(図8(7))送
信が完了したことを確認する。しかし、ノード81-pが
ACK信号を受信しなかった場合には(図9(4))、
他のノードによって非同期に送出された複数のパケット
が上り回線において衝突した可能性がある。この場合に
は、当初においてノード81-pは、伝送路を確保するた
めに、予め設定された値域(CWmin 、CWmax により
示される。)の値をとる変数であるコンテンションウィ
ンドウCWと、値域が「0」から「1」である一様乱数
Rとスロット時間Ts とに基づいて後述するように設定
されたバックオフ時間T(図8(8))だけパケットを
再び送信することを見合わせる(以下、「バックオフ手
続」という。)(図8(9)、図9(5))。
【0008】ここに、上述したバックオフ時間Tは、A
CK信号を受信できなかった複数のノードが個別に、T
=R*(CW−1)*Ts の式で示される演算を行うこ
とによって設定されるので、パケットが再度衝突する確
率は抑圧される。
【0009】さらに、ノード81-pは、ACK信号を受
信するまで(図8(7))再送の回数Nr が最大値に満
たない限りにおいて、コンテンションウィンドウCWの
値をCWmin を初期値としてCWmax を超過しない範囲
で順次二倍の値に更新しつつ(以下では、コンテンショ
ンウィンドウ拡大手続という。)(図9(6))バック
オフ手続およびパケットの送信(図8(10))を繰り
返す。また、ノード81-pは、再送回数Nrが最大値と
なった場合には、パケットを廃棄する(図9(7))。
【0010】なお、ノード81-pは、各送信の際に併せ
てバックオフ中にもキャリアセンスを行い、上りの回線
に搬送波が検知された場合には適宜バックオフ手続(図
9(8))を行って送信を見合わせるが、この搬送波が
検知されない場合には、バックオフ時間を短い値に更新
する(図9(9))ことにより早期に送信を行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
例では、稼働しているノードの台数が変化する一方で、
バックオフ時間を決定するコンテンションウィンドウC
Wの値域(CWmin 、CWmax )は固定されているの
で、その台数が著しく増加した場合には、再送の際にパ
ケットの衝突が生起する確率が高くなり、送信元のノー
ドがACK信号を受信するまでに行う送信の平均回数が
増加する。また反対にノードの台数が著しく減少した場
合には、少数のノードが上りの回線を長い時間にわたっ
て占有する可能性が高くなる。
【0012】本発明は、ハードウエアの構成を変更する
ことなく、ノードの台数の変化にかかわらず伝送路の伝
送効率を高く維持することができる通信システムを提供
することを目的とする。なお、上述した従来例に類似す
る通信方式としてCSMA/CD方式があり、これにつ
いては、例えば特開昭59−204345号公報や、特
開昭59−204347号公報に記載された方法により
上述した衝突が生起する確率を低減することができる。
しかし、無線LANでは、このような方法は、無線伝送
路の伝送特性が人の移動や設置されたコンパートメント
などの減衰量の変化に応じて激しく変動し、その無線伝
送路を介して到来する受信波に含まれる伝送情報のみに
基づいて対向するノードの稼働の状況を確実に把握する
ことが困難であるために、実際には適用されなかった。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1、2に
記載の発明の原理ブロック図である。請求項1に記載の
発明は、コンテンション方式に基づいて第一の通信路1
1にアクセスする複数のノード12-1〜12-Nと、単一
のノード13と、複数のノード12-1〜12-Nと単一の
ノード13との間に敷設された第二の通信路14とを備
え、単一のノード13は、複数のノード12-1〜12-N
のうち第一の通信路11に送信しうる状態にある送信ノ
ードの数を第二の通信路14を介して取得する取得手段
15と、取得手段15によって取得された数を示す情報
と、その数に送信ノードの数が等しいときに第一の通信
路11に衝突が生起する確率を示す情報との何れか一方
をその第二の通信路14に送信する通知手段16とを有
し、複数のノード12-1〜12-Nは、単一のノード13
によって送信された情報を第二の通信路14を介して受
信し、その情報によって示される数または確率が大きい
ほど値域が広くかつその値域における分布が一様である
乱数を生成すると共に、その乱数に比例した時間に、コ
ンテンション方式に基づく再送に先行して待機すべき時
間であるバックオフ時間を設定する可変手段17を有す
ることを特徴とする。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の通信システムにおいて、単一のノード13は、コンテ
ンション方式に基づいて第一の通信路11にアクセスす
る手段と、取得手段15によって得られた送信ノードの
数が大きいほど値域が広くかつその値域における分布が
一様である乱数を生成すると共に、その乱数に比例した
時間に、コンテンション方式に基づく再送に先行して待
機すべき時間であるバックオフ時間を設定する可変手段
21を有することを特徴とする。
【0015】図2は、請求項3に記載の発明の原理ブロ
ック図である。請求項3に記載の発明は、コンテンショ
ン方式に基づいて第一の通信路31にアクセスする複数
のノード32-1〜32-Nと、複数のノード32-1〜32
-Nの間に敷設された第二の通信路33とを備え、複数の
ノード32-1〜32-Nは、複数のノード32-1〜32-N
のうち、第一の通信路31に送信しうる状態にある送信
ノードの数を第二の通信路33を介して取得する取得手
段34と、取得手段34によって得られた送信ノードの
数が大きいほど値域が広くかつその値域における分布が
一様である乱数を生成すると共に、その乱数に比例した
時間に、コンテンション方式に基づく再送に先行して待
機すべき時間であるバックオフ時間を設定する可変手段
35とを有することを特徴とする。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
請求項3の何れか一項に記載の通信システムにおいて、
第二の通信路は、第一の通信路と兼用されることを特徴
とする。請求項5に記載の発明は、請求項1ないし請求
項4の何れか一項に記載の通信システムにおいて、送信
ノードのうち、第一の通信路に送信を行う頻度が他のノ
ードに比べて高い送信ノードが有する可変手段は、これ
らの他のノードが有する可変手段が乱数の生成に適用す
る値域に比べて上限値と下限値との双方または何れか一
方が小さい値域を適用することを特徴とする。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
請求項5の何れか一項に記載の通信システムにおいて、
可変手段は、コンテンション方式に基づく再送の回数を
計数し、かつその回数が大きいほど乱数の値域を広く設
定する手段を有し、送信ノードのうち、第一の通信路に
送信を行う頻度が他のノードに比べて高い送信ノードが
有する可変手段は、回数に応じて乱数の値域を広げる比
率をこれらの他のノードが有する可変手段に比べて小さ
く設定することを特徴とする。
【0018】請求項1に記載の発明にかかわる通信シス
テムでは、複数のノード12-1〜12-Nのうち送信しう
る状態にある全ての送信ノードがコンテンション方式に
基づいて非同期に第一の通信路11にアクセスするので
衝突が生起する場合がある。しかし、単一のノード13
において、取得手段15は送信しうる状態にある送信ノ
ードの数を取得する。通知手段16は、その数と、その
数に送信可能なノードの数が等しいときに第一の通信路
11に衝突が生起する確率を示す情報との何れか一方を
第二の通信路14に送信する。さらに送信ノードでは、
可変手段17は、上述した情報を受信し、この情報に示
される数または確率が大きいほど広い値域に一様に分布
する乱数を生成すると共に、その乱数に比例したバック
オフ時間を設定する。
【0019】このような乱数がとりうる値は送信ノード
の数に応じて多くなるので、コンテンション方式に基づ
いて複数の送信ノードが伝送情報の再送を行うタイミン
グは時間軸に沿って広く分散して再び上述したような衝
突が生起する確率は小さくなる。したがって、第一の通
信路11の伝送効率は、向上する。請求項2に記載の発
明にかかわる通信システムでは、第一の通信路11に単
一のノード13がアクセスする点で請求項1に記載の発
明にかかわる通信システムと異なるが、その単一のノー
ド13のバックオフ時間は可変手段21によって複数の
ノード12-1〜12-Nと同様に設定される。したがっ
て、第一の通信路11の伝送効率は大幅に低下すること
なく保持される。
【0020】請求項3に記載の発明にかかわる通信シス
テムでは、複数のノード32-1〜32-Nが、第二の通信
路33を介して送信ノードの数を把握する取得手段34
と、その数に基づいてバックオフ時間を設定する可変手
段35との双方を有する点で請求項1に記載の発明にか
かわる通信システムと異なるが、これらの取得手段34
と可変手段35とが連係してバックオフ時間を設定する
手順については同じである。したがって、請求項1に記
載の通信システムと同様に第一の通信路31の伝送効率
は向上する。
【0021】請求項4に記載の発明にかかわる通信シス
テムでは、請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載
の通信システムにおいて、第二の通信路が第一の通信路
と兼用される。したがって、この通信システムにより第
一の通信路について伝送効率の向上が達成される場合に
は、構成の簡略化がはかられる。請求項5に記載の発明
にかかわる通信システムでは、請求項1ないし請求項4
の何れか一項に記載の通信システムにおいて、送信ノー
ドのうち、第一の通信路に送信を行う頻度が他のノード
に比べて高い送信ノードが有する可変手段は、他の送信
ノードに比べて乱数の生成に際して上限値と下限値との
双方または一方が小さい値域を適用するので、その乱数
がとりうる値は他のノードにおいてとりうる乱数の値よ
り概して小さい。したがって、上述したように第一の通
信路に送信を行う頻度が他のノードに比べて高い送信ノ
ードでは、未送信の伝送情報が過度に滞積する輻輳状態
の発生確率が抑圧される。
【0022】請求項6に記載の発明にかかわる通信シス
テムでは、請求項1ないし請求項5の何れか一項に記載
の通信システムにおいて、可変手段は、コンテンション
方式に基づく再送の回数を計数し、かつその回数が大き
いほど乱数の値域を広く設定する。また、送信を行う頻
度が他のノードに比べて高い送信ノードは、他のノード
に比べて小さい比率で乱数の値域を広くする。
【0023】すなわち、再送の回数が増える毎に、送信
の頻度が高いノードが送信を行うタイミングは他のノー
ドに対して優先されるので、未送信の伝送情報が滞積さ
れることは抑圧される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本実施形態
について詳細に説明する。
【0025】図3は、第一ないし第三の実施形態の構成
を示す図である。以下、図3を参照して請求項1、2、
4に対応した第一の実施形態の構成を説明する。本実施
形態と図7に示す従来例との相違点は、ノード81-1〜
81-nに代えてノード41-1〜41-nが備えられ、かつ
主ノード82に代えて主ノード42が備えられた点にあ
る。
【0026】なお、本実施形態と図1に示すブロック図
との対応関係については、無線伝送路は第一の通信路1
1および第二の通信路14に対応し、ノード41-1〜4
1-nはノード12-1〜12-N、可変手段17に対応し、
主ノード42は、単一のノード13、取得手段15、通
知手段16、可変手段21に対応する。図4は、本実施
形態の動作を説明する図である。
【0027】図5は、本実施形態の動作フローチャート
である。以下、図4〜図7、図9を参照して本実施形態
の動作を説明する。本実施形態と図7に示す従来例との
動作の相違点は、ノード41-1〜41-nと主ノード42
とが連係して行う通信制御の手順にあるので、以下で
は、その他の動作についての説明は省略する。
【0028】ノード41-1〜41-nは、稼働している場
合は、予め設定された一定の周期でその旨を示す稼働状
況と送信元とを示す状況通知パケットを送信することに
よって主ノード42に稼働状況を通知する(図4
(1))。ここに、主ノード42の図示されない主記憶
には、図6(1)、図6(2)に示すとおり、ノード4
1-1〜41-nの個々の稼働状況が登録される稼働状況管
理テーブルと、後述する総数Nがとりうる値に個別に対
応したコンテンションウィンドウCWの値域(CWmin
、CWmax )が予め登録された値域可変テーブルとが
備えられる。また、この値域の上限値CWmin および下
限値CWmax は、稼働しているノードの数がこの総数N
に等しいときに採用されると無線伝送路の伝送効率が最
も高くなる値域(例えば、CWmin =8*N、CWmax
=64*N)を示している。
【0029】主ノード42は、予め決められた周期で稼
働状況管理テーブルの全ての領域について値を「0」に
初期設定し(図5(1))、かつインターバルの値がt
maxであるタイマーを起動する(図5(2))。主ノー
ド42は、このタイマーが計時を行っている期間に状況
通知パケットを受信すると、そのパケットを解析して稼
働状況管理テーブルのうち、そのパケットの送信元であ
るノードに対応する領域に「1」を設定する(図5
(3))。
【0030】また、主ノード42は、このようにして行
われる計時の下で時間tが最大値tmax を超過する度
に、稼働しているノードの数として稼働状況管理テーブ
ルのうち値が「1」であるものの総数Nを求める(図5
(4))。主ノード42は、値域可変テーブルを参照し
て上述した総数Nに対応した値域を求め(図5
(5))、その値域を示すウィンドウ情報を全てのノー
ド宛に下りの回線に送出する(図4(2)、図5
(6))。
【0031】また、ノード41-1〜41-nのうち稼働し
ているノードはこのウィンドウ情報を受信し、ACK信
号を受信できなかった場合には、CWmin およびCWma
x に、ウィンドウ情報が示す値域を設定した後、図9に
示す従来例と同様にしてバックオフ手続および送信を行
う。したがって、本実施形態では、稼働しているノード
の総数が一定の周期で把握され、ノード41-1〜41-n
にはその総数に最適のコンテンションウィンドウCWが
設定されるので、無線伝送路の伝送効率は高く維持され
る。
【0032】以下、図3を参照して請求項3に記載の発
明に対応した第二の実施形態の構成を説明する。本実施
形態と第一の実施形態との構成の相違点は、主ノード4
2が備えられず、かつノード41-1〜41-nに代えてノ
ード51-1〜51-nが備えられた点にある。なお、本実
施形態と図2に示すブロック図との対応関係について
は、無線伝送路は第一の通信路31および第二の通信路
33に対応し、ノード51-1〜51-nはノード32-1〜
32-N、取得手段34、可変手段35に対応する。
【0033】以下、図6を参照して本実施形態の動作を
説明する。本実施形態と第一の実施形態との動作の相違
点は、通信の形態とコンテンションウィンドウCWの値
域を得る手順とにある。以下では、これらの相違点につ
いて説明し、その他の動作については説明を省略する。
ノード51-1〜51-nは、主ノードを介することなくエ
ンドツーエンドで通信を行う。
【0034】ノード51-1〜51-nの主記憶には、第一
の実施形態における主ノードと同様に、稼働状況管理テ
ーブル(図6(1))と値域可変テーブル(図6
(2))とが備えられる。また、ノード51-1〜51-n
は、稼働している場合は、予め設定された一定の周期
で、その旨を示す稼働状況と送信元とを示す状況通知パ
ケットを他の全てのノード宛に無線伝送路の上りの回線
に送出すると共に、常にこの上りの回線を監視して状況
通知パケットを受信する。ノード51-1〜51-nは、そ
れぞれこの状況通知パケットに基づいて稼働状況管理テ
ーブルを更新することにより稼働しているノードの数を
得て、その数と値域可変テーブルとに基づいてCWmin
およびCWmax を設定し、ACK信号を受信しなかった
場合に行うバックオフ手続の際にこれらの値を用いる。
【0035】したがって、本実施形態では、稼働してい
るノードの総数が一定の周期で把握され、各ノードには
その総数に最適のコンテンションウィンドウCWが設定
されるので、無線伝送路の伝送効率は高く維持される。
以下、図3、6を参照して請求項5に記載の発明に対応
した第三の実施形態について説明する。
【0036】本実施形態と第一の実施形態との構成の相
違点は、図3において無線伝送路に単信方式が適用され
た点にある。このような構成では、主ノード42によっ
て送信されたパケットにも衝突が生じうるので、衝突が
生起した場合には主ノード42も他のノードと同様にバ
ックオフ手続を行う。しかし、主ノード42の主記憶に
設定される値域可変テーブル(図6(2))には、他の
ノード41-1〜41-nと比べてコンテンションウィンド
ウCWの値域を示す上限値CWmax および下限値CWmi
n が共に小さく設定されるので、主ノード42に設定さ
れるバックオフ時間は他のノード41-1〜41-nに比べ
て概して短い。
【0037】したがって、これらのノード41-1〜41
-n間の中継を行うために滞積されたパケットは優先的に
送信されて、無線伝送路の伝送効率は向上する。以下、
図9を参照して請求項6に記載の発明に対応した第四の
実施形態について説明する。本実施形態では、主ノード
42は、第三の実施形態と同様にして他のノード41-1
〜41-nと同じバックオフ手続を行うが、再送する際
に、他のノードに比べて小さい比率でコンテンションウ
ィンドウの拡大手続(図9(6))を行うので、衝突が
生起したパケットを二回以上再送するときに主ノード5
2に設定されるバックオフ時間は他のノード41-1〜4
1-nに比べて概して短い。
【0038】したがって、これらのノード41-1〜41
-n間の中継を行うために滞積されたパケットは優先的に
送信されて、無線伝送路の伝送効率は向上する。なお、
第一の実施形態では、ノード41-1〜41-nが主ノード
42に対して自主的に稼働状況を通知しているが、主ノ
ード42がポーリングによって稼働状況を問う構成でも
よい。
【0039】また、第一の実施形態では、主ノード42
によるコンテンションウィンドウの値域を示す情報の伝
達のタイミングは、一定の周期とされているが、送信し
うるノードの数が先行して計数された値と異なる場合に
行われれば如何なるタイミングでもよい。さらに、第一
の実施形態では、台数を把握してコンテンションウィン
ドウの値をノード41-1〜41-nに配信する機構を主ノ
ード42が有しているが、別途備えられた装置が行って
もよい。
【0040】なお、上述した各実施形態では、コンテン
ションウィンドウCWの値域の上限値と下限値とが共に
可変されているが、どちらか一方が可変される構成も適
用可能である。また、第三および第四の実施形態では、
再送について優先権が与えられるノードは主ノード42
とされているが、送信の頻度が相対的に高いことが既知
であれば中継を行わないノードとされてもよい。
【0041】さらに、第一、第三、第四の実施形態で
は、主ノード42とその他のノード41-1〜41-nが接
続されていれば複数の伝送路が用いられても良い。ま
た、第二の実施形態では、ノード51-1〜51-nがそれ
ぞれ他のノードと接続されていれば複数の伝送路が用い
られても良い。さらに、上述した各実施形態では、ノー
ドが得る情報はコンテンションウィンドウの値域を示す
情報であるが、適当なバックオフ時間を決定する情報で
あれば如何なる情報でもよい。ただし、このような場合
は、その情報に応じたコンテンションウィンドウの値域
を得る機構がノードに備えられる。
【0042】また、上述した各実施形態では、ノードが
一定の周期で稼働状況を通知しているが、始動時以外
は、稼働状況が変化した場合にのみその変化の内容を通
知し、かつ主ノードまたはその他のノードがその変化の
内容に基づいて稼働しているノードの数を求める構成も
適用が可能である。さらに、上述した各実施形態では、
ノードが主記憶に設定されたテーブルを更新あるいは参
照することによってコンテンションウィンドウの値の設
定を行っているが、演算によって同様の設定が行われる
構成も適用が可能である。
【0043】また、上述した各実施形態では稼働してい
るノードの数を得る機構が備えられているが、全てある
いは一部のノードにマンマシンインタフェースが備えら
れて、稼働しているノードの数を示す情報が入力される
ことによってその数を得る構成も可能である。また、稼
働しているノードの数を示す情報が書き込まれたROM
などの記憶装置が装荷されると、その数を示す情報を読
み込むことによって稼働しているノードの数を得る構成
も適用可能である。
【0044】さらに、上述した各実施形態では、コンテ
ンションウィンドウの可変の基準が稼働しているノード
の数とされているが、伝送路において衝突が生起する確
率を示す情報なら如何なる情報であってもよい。また、
上述した各実施形態では、稼働しているノードの数を数
えるために用いられる伝送路が専ら行われる通信に用い
られる伝送路と共用されているが、このような伝送路は
別途備えられてもよい。
【0045】さらに、上述した各実施形態では、伝送路
にCSMA/CA方式に基づく無線伝送路が適用されて
いるが、例えば、CSMA/CD方式のようなコンテン
ション方式に基づいているものであれば、如何なる伝送
路が適用されてもよい。
【0046】
【発明の効果】上述したように請求項1〜4に記載の発
明では、ノードの台数の変化にかかわらず伝送路の伝送
効率が高く維持される。
【0047】さらに、請求項5、6に記載の発明では、
送信あるいは中継の対象となるパケットが滞積する確率
が小さく抑えられる。したがって、これらの発明が適用
された通信システムでは、安価に伝送路の有効な利用が
はかられ、かつ通信品質が高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1、2に記載の発明の原理ブロック図で
ある。
【図2】請求項3に記載の発明の原理ブロック図であ
る。
【図3】第一ないし第三の実施形態の構成を示す図であ
る。
【図4】第一の実施形態を示す図である。
【図5】第一の実施形態を示す図である。
【図6】第一ないし第三の実施形態を示す図である。
【図7】従来の無線LANの構成を示す図である。
【図8】従来の通信制御を説明する図である。
【図9】従来の通信制御の動作フローチャートである。
【符号の説明】
11,31 第一の通信路 12,32,41,51,81 ノード 13 単一のノード 14,33 第二の通信路 15,34 取得手段 16 通知手段 21,35 可変手段 42,82 主ノード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンション方式に基づいて第一の通
    信路にアクセスする複数のノードと、 単一のノードと、 前記複数のノードと前記単一のノードとの間に敷設され
    た第二の通信路とを備え、 前記単一のノードは、 前記複数のノードのうち前記第一の通信路に送信しうる
    状態にある送信ノードの数を前記第二の通信路を介して
    取得する取得手段と、 前記取得手段によって取得された数を示す情報と、その
    数に送信ノードの数が等しいときに前記第一の通信路に
    衝突が生起する確率を示す情報との何れか一方をその第
    二の通信路に送信する通知手段とを有し、 前記複数のノードは、 前記単一のノードによって送信された情報を前記第二の
    通信路を介して受信し、その情報によって示される数ま
    たは確率が大きいほど値域が広くかつその値域における
    分布が一様である乱数を生成すると共に、その乱数に比
    例した時間に、前記コンテンション方式に基づく再送に
    先行して待機すべき時間であるバックオフ時間を設定す
    る可変手段を有することを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の通信システムにおい
    て、 単一のノードは、 コンテンション方式に基づいて第一の通信路にアクセス
    する手段と、 取得手段によって得られた送信ノードの数が大きいほど
    値域が広くかつその値域における分布が一様である乱数
    を生成すると共に、その乱数に比例した時間に、前記コ
    ンテンション方式に基づく再送に先行して待機すべき時
    間であるバックオフ時間を設定する可変手段を有するこ
    とを特徴とする通信システム。
  3. 【請求項3】 コンテンション方式に基づいて第一の通
    信路にアクセスする複数のノードと、 前記複数のノードの間に敷設された第二の通信路とを備
    え、 前記複数のノードは、 前記複数のノードのうち、前記第一の通信路に送信しう
    る状態にある送信ノードの数を前記第二の通信路を介し
    て取得する取得手段と、 前記取得手段によって得られた送信ノードの数が大きい
    ほど値域が広くかつその値域における分布が一様である
    乱数を生成すると共に、その乱数に比例した時間に、前
    記コンテンション方式に基づく再送に先行して待機すべ
    き時間であるバックオフ時間を設定する可変手段とを有
    することを特徴とする通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3の何れか一項に
    記載の通信システムにおいて、 第二の通信路は、 第一の通信路と兼用されることを特徴とする通信システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4の何れか一項に
    記載の通信システムにおいて、 送信ノードのうち、第一の通信路に送信を行う頻度が他
    のノードに比べて高い送信ノードが有する可変手段は、 これらの他のノードが有する可変手段が乱数の生成に適
    用する値域に比べて上限値と下限値との双方または何れ
    か一方が小さい値域を適用することを特徴とする通信シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5の何れか一項に
    記載の通信システムにおいて、 可変手段は、 コンテンション方式に基づく再送の回数を計数し、かつ
    その回数が大きいほど乱数の値域を広く設定する手段を
    有し、 送信ノードのうち、第一の通信路に送信を行う頻度が他
    のノードに比べて高い送信ノードが有する可変手段は、 前記回数に応じて乱数の値域を広げる比率をこれらの他
    のノードが有する可変手段に比べて小さく設定すること
    を特徴とする通信システム。
JP32712496A 1996-12-06 1996-12-06 通信システム、ノードおよびそのノードにおける送信方法 Expired - Lifetime JP3762004B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32712496A JP3762004B2 (ja) 1996-12-06 1996-12-06 通信システム、ノードおよびそのノードにおける送信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32712496A JP3762004B2 (ja) 1996-12-06 1996-12-06 通信システム、ノードおよびそのノードにおける送信方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005062604A Division JP3762422B2 (ja) 2005-03-07 2005-03-07 通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10173663A true JPH10173663A (ja) 1998-06-26
JP3762004B2 JP3762004B2 (ja) 2006-03-29

Family

ID=18195584

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32712496A Expired - Lifetime JP3762004B2 (ja) 1996-12-06 1996-12-06 通信システム、ノードおよびそのノードにおける送信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3762004B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG103245A1 (en) * 1998-06-26 2004-04-29 Sony Corp Information processing apparatus and method, and distribution medium
JP2006222608A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Sony Corp 無線通信装置、無線通信方法およびプログラム
JP2006279381A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Nec Corp 無線lanシステム、通信装置、及び通信制御方法
WO2007007760A1 (ja) * 2005-07-13 2007-01-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 通信端末装置及び送信方法
JP2007511133A (ja) * 2003-11-05 2007-04-26 インターディジタル テクノロジー コーポレイション トラフィック予測を利用したWLAN(WirelessLocalAreaNetwork;無線ローカルエリアネットワーク)の方法およびコンポーネント
JP2007150811A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> センサ端末の測定データ送信制御装置
JP2008502173A (ja) * 2004-06-04 2008-01-24 ミツビシ・エレクトリック・リサーチ・ラボラトリーズ・インコーポレイテッド 無線通信ネットワークおよび無線通信ネットワークのチャネルを介してパケットを送信するための方法
WO2008010387A1 (fr) * 2006-07-21 2008-01-24 Panasonic Corporation dispositif de communication EXÉCUTANT une commande de contention
JP2008252925A (ja) * 2001-06-18 2008-10-16 Itran Communications Ltd 複数の局を含むネットワークの通信チャネルにアクセスする方法
JP2009225112A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Fujitsu Ltd 送信権獲得方法、通信中継装置、および無線端末
JP2009296579A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 General Electric Co <Ge> 無線網において媒体アクセス制御パラメータを調節するシステム及び方法
JP2010516140A (ja) * 2007-01-12 2010-05-13 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 無線メッシュネットワークにおける輻輳管理の方法
JP2014165512A (ja) * 2013-02-21 2014-09-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線lan装置およびバックオフ制御方法
WO2016080335A1 (ja) * 2014-11-18 2016-05-26 株式会社 東芝 無線通信用集積回路、無線通信端末および無線通信方法
WO2020213128A1 (ja) * 2019-04-18 2020-10-22 株式会社Nttドコモ 端末及び無線通信方法

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG103245A1 (en) * 1998-06-26 2004-04-29 Sony Corp Information processing apparatus and method, and distribution medium
JP2008252925A (ja) * 2001-06-18 2008-10-16 Itran Communications Ltd 複数の局を含むネットワークの通信チャネルにアクセスする方法
JP2007511133A (ja) * 2003-11-05 2007-04-26 インターディジタル テクノロジー コーポレイション トラフィック予測を利用したWLAN(WirelessLocalAreaNetwork;無線ローカルエリアネットワーク)の方法およびコンポーネント
JP2008502173A (ja) * 2004-06-04 2008-01-24 ミツビシ・エレクトリック・リサーチ・ラボラトリーズ・インコーポレイテッド 無線通信ネットワークおよび無線通信ネットワークのチャネルを介してパケットを送信するための方法
US7502365B2 (en) 2005-02-09 2009-03-10 Sony Corporation Wireless communication apparatus, wireless communication method, and computer-readable storage medium
JP2006222608A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Sony Corp 無線通信装置、無線通信方法およびプログラム
JP2006279381A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Nec Corp 無線lanシステム、通信装置、及び通信制御方法
WO2007007760A1 (ja) * 2005-07-13 2007-01-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 通信端末装置及び送信方法
JP2007150811A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> センサ端末の測定データ送信制御装置
WO2008010387A1 (fr) * 2006-07-21 2008-01-24 Panasonic Corporation dispositif de communication EXÉCUTANT une commande de contention
JP5030954B2 (ja) * 2006-07-21 2012-09-19 パナソニック株式会社 競合制御を行う通信装置
US8160090B2 (en) 2006-07-21 2012-04-17 Panasonic Corporation Communication apparatus for performing contention control
KR101451569B1 (ko) * 2007-01-12 2014-10-21 코닌클리케 필립스 엔.브이. 무선 메쉬 네트워크에서의 정체 관리 방법
JP2010516140A (ja) * 2007-01-12 2010-05-13 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 無線メッシュネットワークにおける輻輳管理の方法
JP2009225112A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Fujitsu Ltd 送信権獲得方法、通信中継装置、および無線端末
JP2009296579A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 General Electric Co <Ge> 無線網において媒体アクセス制御パラメータを調節するシステム及び方法
JP2014165512A (ja) * 2013-02-21 2014-09-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線lan装置およびバックオフ制御方法
WO2016080335A1 (ja) * 2014-11-18 2016-05-26 株式会社 東芝 無線通信用集積回路、無線通信端末および無線通信方法
JPWO2016080335A1 (ja) * 2014-11-18 2017-08-24 株式会社東芝 無線通信装置
US10321481B2 (en) 2014-11-18 2019-06-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Wireless communication device
WO2020213128A1 (ja) * 2019-04-18 2020-10-22 株式会社Nttドコモ 端末及び無線通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3762004B2 (ja) 2006-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3762422B2 (ja) 通信システム
Leung et al. Outdoor IEEE 802.11 cellular networks: MAC protocol design and performance
US9826492B2 (en) Wireless communication apparatus
KR100914940B1 (ko) 경쟁 윈도우 크기를 조정하고 선택된 이동국을 연관해제하여 무선 매체 혼잡을 제어하는 방법 및 장치
Xu et al. Revealing the problems with 802.11 medium access control protocol in multi-hop wireless ad hoc networks
EP1739891B1 (en) Transmission apparatus for reducing delay variance and related method
JP4991552B2 (ja) ネットワークのネットワークノードの動作方法、ネットワークノード、ネットワークシステム、コンピュータ可読媒体及びプログラム要素
JPH10173663A (ja) 通信システム
WO2006048969A1 (ja) 送信装置
JP2000115051A (ja) 無線マルチキャストデータ転送方法及び該方法を用いた無線通信システム
Liu et al. Towards high performance modeling of the 802.11 wireless protocol
KR100660055B1 (ko) 무선통신 단말기에서의 패킷 전송 방법
US6954890B2 (en) System and method for increasing capacity in a noisy communication environment
JP2011035600A (ja) 無線通信システム
Tsakmakis et al. On the Effect of Traffic Burstiness in LoRaWAN Networks' Performance
JP2001525155A (ja) 2進フィードバックを用いたランダムアクセス通信法
JP4549987B2 (ja) アクセス方式、及び基地局装置
Cena et al. Dynamic duplicate deferral techniques for redundant Wi-Fi networks
JP4016776B2 (ja) 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
Hamadani et al. Evaluating and improving TCP performance against contention losses in multihop Ad Hoc Networks
JP2752742B2 (ja) パケット送信装置
Mafole et al. Energy efficient backoff-free fragment retransmission fragmentation scheme for IEEE 802.11 WLAN
Shakya et al. Optimizing channel access for event-driven wireless sensor networks: analysis and enhancements
Georgiadis Carrier-sense multiple access (CSMA) protocols
Premkumar et al. Performance analysis of RLC/MAC protocol in general packet radio service

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050627

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050927

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051128

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20051202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100120

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110120

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110120

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120120

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130120

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130120

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140120

Year of fee payment: 8

EXPY Cancellation because of completion of term