JPH10171549A - Pllクロックドライバ装置及びlsi装置 - Google Patents

Pllクロックドライバ装置及びlsi装置

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JPH10171549A
JPH10171549A JP8325310A JP32531096A JPH10171549A JP H10171549 A JPH10171549 A JP H10171549A JP 8325310 A JP8325310 A JP 8325310A JP 32531096 A JP32531096 A JP 32531096A JP H10171549 A JPH10171549 A JP H10171549A
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JP
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clock
clock signal
circuit
pll
skew adjustment
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JP8325310A
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English (en)
Inventor
Norihisa Kaneda
典久 金田
Katsuki Okamura
克樹 岡村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム動作時にクロック位相の調整を自動
的に行うことができるので、精度の高いクロックスキュ
ー調整を容易に行うことができる。 【解決手段】 クロック制御ブロック2〜4を、制御レ
ジスタ6と、制御レジスタ6に設定された値に基づい
て、外部から入力されるクロック信号100の位相を調
整してクロック信号を出力するPLL回路7と、PLL
回路7から出力されるクロック信号を入力し、外部へ2
つのクロック信号101,102を出力するとともに、
スキュー調整回路8へクロック信号を出力するクロック
ドライバ9と、クロックドライバ9から出力されるクロ
ック信号と外部から入力されるスキュー調整用クロック
信号103の位相を比較して制御レジスタ6に設定する
スキュー調整回路8とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PLLクロックド
ライバ装置及びLSI装置に係り、詳しくは、コンピュ
ータシステムにおけるPLLクロックドライバ装置やL
SI装置のクロックスキューを調整する方式に適用する
ことができ、特に、システム動作時にクロック位相の調
整を自動的に行って、精度の高いクロックスキュー調整
を容易に行うことができるPLLクロックドライバ装置
及びLSI装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムにおいては、複数
のLSI装置をクロック同期で使用する場合、LSI装
置のクロックの位相が合わないと、LSI装置間でデー
タのやり取りを安定に行えない。そこで、従来のコンピ
ュータシステムでは、複数のLSI装置をクロック同期
で使用する場合、LSI装置のクロックの位相を合わせ
るために、基板を設計する段階で信号線の長さ等によ
り、クロックスキューの調整を行っている。以下、具体
的に、図面を用いて説明する。
【0003】図15は従来のPLLクロックドライバと
LSI装置を使用した基板イメージを示すブロック図で
ある。各PLLクロックドライバ80〜82は、複数の
クロック出力と1つのフィードバッククロックの入力等
で構成されている。LSI装置83とLSI装置84の
クロック入力の位相を合わせるためには、基板上でクロ
ック信号182とクロック信号183、及びフィードバ
ック用のクロック信号186のディレイ時間を同じにす
ることで行う。
【0004】図15においては、クロック信号180と
クロック信号181のディレイ時間を等しくし、クロッ
ク信号182とクロック信号183とフィードバック用
のクロック信号186のディレイ時間を等しくし、クロ
ック信号184とクロック信号185とフィードバック
用のクロック信号187のディレイ時間を等しくする。
これにより、各LSI装置83〜86でのクロック入力
の位相を合わせることができるので、クロックスキュー
を低減することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したような構成の
従来のPLLクロックドライバ装置、LSI装置では、
クロックスキューの調整を、システム動作時に行うこと
を考慮しておらず、基板設計の段階で信号線の長さ等に
よりクロック位相の調整を行っている。このため、クロ
ックドライバ自体がクロック位相を調整する機能を有し
ていないので、システム動作時にクロック位相の調整を
行うことができず、精度の高いクロックスキュー調整を
行い難いという問題があった。特に、クロックドライバ
から引き出されるクロック信号線が基板の層間を跨る場
合やコネクタを介して接続されている場合等では、材質
によってインピーダンスが異なり、異なる材質毎に正確
にインピーダンスを一々求めなければならず、クロック
信号のディレイ時間を正確に求めるのが面倒であった。
【0006】また、従来では、必要なシステムとしての
動作マージンを評価するために、クロックの位相を強制
的に変化させて動作させてみるということは、簡単には
できないという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、システム動作時にクロ
ック位相の調整を行って、精度の高いクロックスキュー
調整を容易に行うことができる他、クロックの位相を容
易に強制的に変化させることができるPLLクロックド
ライバ装置及びLSI装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
外部から入力されるクロック信号に基づいてクロックを
生成する複数のクロック制御ブロックを有するPLLク
ロックドライバ装置において、クロック制御ブロック
は、制御レジスタと、制御レジスタに設定された値に基
づいて、外部から入力されるクロック信号の位相を調整
してクロック信号を出力するPLL回路と、PLL回路
から出力されるクロック信号を入力し、外部へ2つのク
ロック信号を出力するとともに、内部へクロック信号を
出力するクロックドライバと、クロックドライバから出
力されるクロック信号と外部から入力されるスキュー調
整用クロック信号の位相を比較して制御レジスタに設定
するスキュー調整回路とを有することを特徴とするもの
である。
【0009】請求項2記載の発明は、クロックドライバ
と接続され、かつクロックドライバから出力される2つ
のクロック信号のうち、一方の第1のクロック信号を他
の回路装置へ入力するためのクロック信号線と、クロッ
クドライバとスキュー調整回路に接続されるとともに、
基板上でクロック信号線と並行に配線され、かつクロッ
クドライバから出力される2つのクロック信号のうち、
他方の第2のクロック信号をスキュー調整用クロック信
号としてスキュー調整回路へ入力するためのスキュー調
整用クロック信号線とを有することを特徴とするもので
ある。
【0010】請求項3記載の発明は、制御レジスタが、
PLL回路に入力されるクロック信号の位相を調整する
のに必要な値を外部回路から設定してなることを特徴と
するものである。
【0011】請求項4記載の発明は、制御レジスタが、
不揮発性メモリからなることを特徴とするものである。
【0012】請求項5記載の発明は、外部から入力され
るスキュー調整用信号を外部へ出力するフィードバック
回路を有することを特徴とするものである。
【0013】請求項6記載の発明は、スキュー調整用ク
ロック信号として、クロックドライバから出力されるク
ロック信号をスキュー調整回路へ出力するか、あるいは
グランド出力とするかを選択するセレクタを有すること
を特徴とするものである。
【0014】請求項7記載の発明は、制御レジスタと、
制御レジスタに設定された値に基づいて、外部から入力
されるクロック信号の位相を調整してクロック信号を出
力するPLL回路と、外部から入力されるクロック信号
をスキュー調整用クロック信号として出力するクロック
出力回路と、PLL回路から出力されるクロック信号と
クロック出力回路から出力されるスキュー調整用クロッ
ク信号の位相を比較して制御レジスタに設定するスキュ
ー調整回路とを有することを特徴とするものである。
【0015】請求項8記載の発明は、PLL回路と接続
され、外部からのクロック信号をPLL回路とクロック
出力回路へ入力するためのクロック信号線と、クロック
出力回路とスキュー調整回路に接続されるとともに、基
板上でクロック信号線と並行に配線され、かつクロック
出力回路から出力されるスキュー調整用クロック信号を
スキュー調整回路へ入力するためのスキュー調整用クロ
ック信号線とを有することを特徴とするものである。
【0016】請求項9記載の発明は、制御レジスタが、
PLL回路に入力されるクロック信号の位相を調整する
のに必要な値を外部回路から設定してなることを特徴と
するものである。
【0017】請求項10記載の発明は、制御レジスタ
が、不揮発性メモリからなることを特徴とするものであ
る。
【0018】請求項11記載の発明は、PLL制御レジ
スタと、PLL制御レジスタに設定された値に基づい
て、外部から入力されるクロック信号の位相を調整して
クロック信号を出力するPLL回路と、スキュー調整用
のパラメータが設定されるパラメータ設定レジスタと、
設定されたスキュー調整用のパラメータに基づいて、ス
キューを自動的に変化させてPLL制御レジスタに設定
するオートスイング回路とを有することを特徴とするも
のである。
【0019】請求項12記載の発明は、PLL制御レジ
スタと、PLL制御レジスタに設定された値に基づい
て、外部から入力されるクロック信号の位相を調整して
クロック信号を出力するPLL回路と、スキュー調整用
のパラメータが設定されるパラメータ設定レジスタと、
設定されたスキュー調整用のパラメータに基づいて、ス
キューを自動的に変化させてPLL制御レジスタに設定
するオートスイング回路とを有することを特徴とするも
のである。
【0020】請求項13記載の発明は、クロックの位相
を強制的に変化させシステムとして正常に動作する範囲
内で安全に動作する値が設定される制御レジスタと、制
御レジスタに設定された値に基づいて、外部から入力さ
れるクロック信号の位相を調整してクロック信号を出力
するPLL回路とを有することを特徴とするものであ
る。
【0021】請求項14記載の発明は、クロックの位相
を強制的に変化させシステムとして正常に動作する範囲
内で安全に動作する値が設定される制御レジスタと、制
御レジスタに設定された値に基づいて、外部から入力さ
れるクロック信号の位相を調整してクロック信号を出力
するPLL回路とを有することを特徴とするものであ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 実施の形態1.図1は本発明に係る実施の形態1のPL
Lクロックドライバ装置の構成を示すブロック図であ
る。図1において、1はPLLクロックドライバ装置で
あり、このPLLクロックドライバ装置1は、外部から
入力されるクロック信号に基づいてクロックを生成する
複数のクロック制御ブロック2〜4から構成される。
【0023】図2は図1に示すクロック制御ブロックの
構成を示すブロック図である。図2において、クロック
制御ブロック2〜4は、制御レジスタ6と、制御レジス
タ6に設定された値に基づいて外部から入力されるクロ
ック信号100の位相を調整してクロック信号を出力す
るPLL回路7と、PLL回路7から出力されるクロッ
ク信号を入力し、外部へ2つのクロック信号101,1
02を出力するとともに、内部へクロック信号を出力す
るクロックドライバ9と、クロックドライバ9から出力
されるクロック信号と外部から入力されるスキュー調整
用信号103の位相を比較して制御レジスタ6に設定す
るスキュー調整回路8とから構成される。
【0024】まず、PLL回路7は、制御レジスタ6に
設定された値に基づいて外部から入力されるクロック信
号100の位相を調整してクロック信号を出力する。ク
ロックドライバ9は、PLL回路7から出力されるクロ
ック信号を入力し、外部へ2つのクロック信号101,
102を出力するとともに、スキュー調整回路8へクロ
ック信号を出力する。
【0025】スキュー調整回路8は、クロックドライバ
9から出力されるクロック信号と外部からのスキュー調
整用クロック信号103が入力されると、その入力され
たクロックドライバ9からのクロック信号と外部からの
スキュー調整用クロック信号103の位相を比較して制
御レジスタ6に設定する。これにより、PLL回路7
は、制御レジスタ6に設定された値に基づいて外部から
入力されるクロック信号100の位相を調整してクロッ
ク信号を出力する。
【0026】図3は図1,2に示すPLLクロックドラ
イバ装置とLSI装置を使用した基板イメージを示す図
である。図3において、10〜12は図1,2に示すP
LLクロックドライバ装置1と同様な構成のPLLクロ
ックドライバ装置であり、13,14はPLLクロック
ドライバ装置11に接続されたLSI装置であり、1
5,16はPLLクロックドライバ装置12に接続され
たLSI装置である。
【0027】PLLクロックドライバ装置10〜12
は、階層的に接続され、その先にPLLクロックドライ
バ装置10〜12が生成するクロックを使用するLSI
装置13〜16が接続されている。PLLクロックドラ
イバ装置10からPLLクロックドライバ装置11,1
2までは、各1本のクロック信号線105,106で接
続され、PLLクロックドライバ装置11からLSI装
置13,14までは、各1本のクロック信号線107,
108で接続され、PLLクロックドライバ装置12か
らLSI装置15,16までは、各1本のクロック信号
線109,110で接続される
【0028】クロック信号線105〜110は、クロッ
クドライバ装置10〜12を構成するクロックドライバ
9と接続され、かつクロックドライバ9から出力される
2つのクロック信号101,102のうち、一方のクロ
ック信号102を他の回路装置へ入力するためのクロッ
ク信号線である。
【0029】それとは別にスキュー調整用クロック信号
線111〜116は、図2,3に示すように接続する。
スキュー調整用クロック信号線111〜116は、各ク
ロック信号線105〜110と基板上で並行に配線して
フィードバック接続する。スキュー調整用クロック信号
線111〜116は、クロックドライバ9とスキュー調
整回路8に接続されるとともに、基板上でクロック信号
線105〜110と並行に接続され、かつクロックドラ
イバ9から出力される2つのクロック信号101,10
2のうち、他方のクロック信号101をスキュー調整用
クロック信号103としてスキュー調整回路8へ入力す
るためのスキュー調整用クロック信号線である。
【0030】スキュー調整用クロック信号線111〜1
16は、各クロック信号線105〜110と基板上で並
行に配線してフィードバック接続する。従って、スキュ
ー調整用クロック信号線111〜116は、クロック信
号線105〜110の2倍の距離となり、ディレイ時間
もクロック信号線105〜110の倍となる。なお、ス
キュー調整用クロック信号線111〜116とクロック
信号線105〜110が基板の層間をまたがる場合や、
コネクタ等を通る場合の影響も前述と同様である。
【0031】各PLLクロックドライバ装置10〜12
内のスキュー調整回路8においては、スキュー調整用ク
ロック信号111〜116の位相差から、このスキュー
調整用クロック信号線111〜116のディレイ時間が
判り、このスキュー調整用クロック信号線111〜11
6のディレイ時間の半分の時間がクロック信号線105
〜110のディレイ時間となる。制御レジスタ6は、ク
ロック信号線105〜110のディレイ時間だけ位相を
速く出力するようにPLL回路6を設定する。これによ
り、各LSI装置13〜16のクロック入力ピンでの位
相が同じとなり、クロックの階層接続が可能となる。
【0032】このように、本実施の形態では、外部から
入力されるクロック信号100に基づいてクロック信号
101,102を生成する複数のクロック制御ブロック
2〜4を有するPLLクロックドライバ装置10〜12
において、クロック制御ブロック2〜4を、制御レジス
タ6と、制御レジスタ6に設定された値に基づいて外部
から入力されるクロック信号100の位相を調整してク
ロック信号を出力するPLL回路7と、PLL回路7か
ら出力されるクロック信号を入力し、外部へ2つのクロ
ック信号101,102を出力するとともに、スキュー
調整回路8へクロック信号を出力するクロックドライバ
9と、クロックドライバ9から出力されるクロック信号
と外部から入力されるスキュー調整用クロック信号10
3の位相を比較して制御レジスタ6に設定するスキュー
調整回路8とから構成するようにしたため、PLLクロ
ックドライバ装置10〜12自体にクロック位相の調整
を行う機能を持たせることができる。このため、システ
ム動作時にクロック位相の調整を自動的に行うことがで
きるので、精度の高いクロックスキュー調整を容易に行
うことができる。しかも、PLLクロックドライバ装置
10〜12を階層的に使用する場合にも、システム動作
時にクロック位相の調整を自動的に行うことができる。
【0033】また、本実施の形態では、クロックドライ
バ9と接続され、かつクロックドライバ9から出力され
る2つのクロック信号101,102のうち、一方のク
ロック信号102を他の回路装置へ入力するためのクロ
ック信号線105〜110と、クロックドライバ9とス
キュー調整回路8に接続されるとともに、基板上でクロ
ック信号線105〜110と並行に配線され、かつクロ
ックドライバ9から出力される2つのクロック信号10
1,102のうち、他方のクロック信号をスキュー調整
用クロック信号としてスキュー調整回路8へ入力するた
めのスキュー調整用クロック信号線111〜116とを
有するように構成したため、スキュー調整用クロック信
号111〜116の位相差からスキュー調整用クロック
信号線111〜116のディレイ時間を求め、この求め
たディレイ時間からクロック信号線105〜110のデ
ィレイ時間を容易に求めることができる。このため、制
御レジスタ6により、クロック信号線105〜110の
ディレイ時間だけ位相を速く出力するようにPLL回路
6を設定することにより、各LSI装置13〜16のク
ロック入力での位相を同じにすることができる。
【0034】なお、本実施の形態では、制御レジスタ6
を、スキュー調整回路8により内部からアクセスする構
成の場合を説明したが、本発明はこれのみに限定される
ものではなく、図4に示すように、制御レジスタ6を、
PLL回路7に入力されるクロック信号の位相を調整す
るのに必要な値をJTAG回路等の外部回路118から
設定するように構成してもよい。この場合、外部から制
御レジスタ6を制御することができるので、スキュー調
整回路8の出力に拘らず、強制的にPLL回路7の位相
の調整を行うことができる。このため、必要なシステム
としての動作マージンを容易に評価することができる。
更に、制御レジスタ6には、不揮発性メモリを使用して
構成することが好ましい。この場合、電源を入れる度に
一々PLL回路7の位相調整を行わないで済ませること
ができる。
【0035】実施の形態2.本実施の形態は、請求項5
記載の発明に係る特徴部分のみを説明する。本実施の形
態では、図1,2に示す実施の形態1のPLLクロック
ドライバ装置において、PLLクロックドライバ装置内
に、外部から入力されるスキュー調整用信号を外部へ出
力するフィードバック回路を追加して構成している。以
下、具体的に図面を用いて説明する。
【0036】図5は本発明に係る実施の形態2のPLL
クロックドライバ装置の構成を示すブロック図である。
図5において、図1,2と同一符号は同一または相当部
分を示し、19はPLLクロックドライバ装置17内に
配置された外部から入力されるスキュー調整用クロック
信号119を外部へ出力するフィードバック回路であ
る。このフィードバック回路19には、PLLクロック
ドライバ装置17のパッケージや入力ドライバのディレ
イの影響が予め調整されている。このフィードバック回
路19を配置することにより、PLLクロックドライバ
装置17の入力ピン側にスキュー調整用ピンが2つ追加
される。なお、フィードバック回路19は、クロック制
御ブロック2〜4外部のPLLクロックドライバ装置1
7内に配置しているが、クロック制御ブロック2〜4内
に配置してもよい。
【0037】図6は図5に示すPLLクロックドライバ
装置とLSI装置を使用した基板イメージを示す図であ
る。図6において、20〜22はPLLクロックドライ
バ装置であり、PLLクロックドライバ装置20〜22
のうち、PLLクロックドライバ装置21,22には、
図5に示すPLLクロックドライバ装置17と同様、フ
ィードバック回路19が配置されている。23,24は
PLLクロックドライバ装置21に接続されたLSI装
置であり、25,26はPLLクロックドライバ装置2
2に接続されたLSI装置である。
【0038】PLLクロックドライバ装置20〜22
は、階層的に接続され、その先にPLLクロックドライ
バ装置20〜22が生成するクロックを使用するLSI
装置23〜26が接続されている。PLLクロックドラ
イバ装置20からPLLクロックドライバ装置21,2
2までは、各1本のクロック信号線121,122で接
続され、PLLクロックドライバ装置21からLSI装
置23,24までは、各1本のクロック信号線123,
124で接続され、PLLクロックドライバ装置22か
らLSI装置25,26までは、各1本のクロック信号
線125,126で接続される。
【0039】2本のスキュー調整用クロック信号線12
1,128は、PLLクロックドライバ装置20とPL
Lクロックドライバ装置21を接続し、基板上でクロッ
ク信号線121と並行に配線される。2本のスキュー調
整用クロック信号線129,130は、PLLクロック
ドライバ装置20とPLLクロックドライバ装置22を
接続し、基板上でクロック信号線122と並行に配線さ
れる。
【0040】PLLクロックドライバ装置21のクロッ
ク信号線123は、LSI装置23に接続され、PLL
クロックドライバ装置21のスキュー調整用クロック信
号線131は、クロック信号線123と基板上で並行に
配線されフィードバック接続される。PLLクロックド
ライバ装置21のクロック信号線124は、LSI装置
24に接続され、PLLクロックドライバ装置21のス
キュー調整用クロック信号線132は、クロック信号線
124と基板上で並行に配線されフィードバック接続さ
れる。
【0041】PLLクロックドライバ装置22のクロッ
ク信号線125は、LSI装置25に接続され、PLL
クロックドライバ装置22のスキュー調整用クロック信
号線133は、クロック信号線125と基板上で並行に
配線されフィードバック接続される。PLLクロックド
ライバ装置22のクロック信号線126は、LSI装置
26に接続され、PLLクロックドライバ装置22のス
キュー調整用クロック信号線134は、クロック信号線
126と基板上で並行に配線されフィードバック接続さ
れる。
【0042】PLLクロックドライバ装置21のフィー
ドバック回路19は、スキュー調整用クロック信号線1
27を通して外部から入力されるスキュー調整用クロッ
ク信号119を、スキュー調整用クロック信号線128
を通して外部へ出力する。これにより、PLLクロック
ドライバ装置20から出力されるスキュー調整用クロッ
ク信号119は、一旦PLLクロックドライバ装置21
のフィードバック回路19を通ってからPLLクロック
ドライバ装置20へフィードバックされる。
【0043】PLLクロックドライバ装置22のフィー
ドバック回路19は、スキュー調整用クロック信号線1
29を通して外部から入力されるスキュー調整用クロッ
ク信号119を、スキュー調整用クロック信号線130
を通して外部へ出力する。これにより、PLLクロック
ドライバ装置20から出力されるスキュー調整用クロッ
ク信号119は、一旦PLLクロックドライバ装置22
のフィードバック回路19を通ってからPLLクロック
ドライバ装置20へフィードバックされる。
【0044】このように、本実施の形態では、PLLク
ロックドライバ装置21,22に外部のPLLクロック
ドライバ装置20から入力されるスキュー調整用信号1
9を外部のPLLクロックドライバ装置20へ出力する
フィードバック回路19を配置して構成したため、PL
Lクロックドライバ装置20から出力されるスキュー調
整用信号19を、直接スキュー調整用信号を出力するP
LLクロックドライバ装置にフィードバックするのでは
なく、一旦下段のPLLクロックドライバ装置21,2
2のフィードバック回路19を通ってからPLLクロッ
クドライバ装置20へフィードバックすることができ
る。このため、PLLクロックドライバ装置21,22
のパッケージや入力ドライバのディレイの影響をフィー
ドバック回路19に予め調整しておくことにより、実施
の形態1のフィードバック回路19を配置していない場
合よりも、より精度の高いスキュー調整を行うことがで
きる。
【0045】実施の形態3.本実施の形態は、請求項6
記載の発明に係る特徴部分のみを説明する。本実施の形
態では、図1,2に示す実施の形態1のPLLクロック
ドライバ装置において、PLLクロックドライバ装置内
にクロックドライバから出力されるクロック信号をスキ
ュー調整用クロック信号としてスキュー調整回路へ出力
するか、あるいはグランド(GND)へ出力するかを選
択するセレクタを追加して構成している。以下、具体的
に図面を用いて説明する。
【0046】図7は本発明に係る実施の形態3のPLL
クロックドライバ装置におけるクロック制御ブロックの
構成を示すブロック図である。図7において、図2と同
一符号は同一または相当部分を示し、29はクロックド
ライバ9から出力されるクロック信号101をスキュー
調整用クロック信号103としてスキュー調整回路8へ
出力するか、あるいはGNDへ出力するかを選択するセ
レクタである。
【0047】本実施の形態のPLLクロックドライバ装
置は、クロックドライバ9から出力されるクロック信号
101を、セレクタ29によりスキュー調整用クロック
信号103としてスキュー調整回路8へ出力するか、あ
るいはGNDへ出力するかを選択する。このセレクタ2
9の出力の選択は、内部の制御レジスタ6または外部か
らアクセスできる構成(図示せず)とする。
【0048】この構成で、実施の形態1の図3と同様の
基板を構成した場合、セレクタ29は、スキュー調整を
行っている時、クロックドライバ9から入力されるクロ
ック信号101をスキュー調整用信号103としてスキ
ュー調整回路8へ出力し、セレクタ29は、スキュー調
整を終了すると、スキュー調整用信号103をGND出
力とする。
【0049】セレクタ29から出力されるスキュー調整
用クロック信号103をスキュー調整回路8へ送るスキ
ュー調整用クロック信号線は、実施の形態1の図3と同
様、クロックドライバ9から出力されるクロック信号1
02を外部回路へ送るクロック信号線と基板上で並行に
配線されフィードバック接続される。
【0050】このように、本実施の形態では、スキュー
調整用クロック信号線をクロック信号線と基板上で並行
に配線した状態で、スキュー調整終了後、スキュー調整
用クロック信号線をGND出力とするように構成したた
め、クロックのノイズの影響を低減することができる。
【0051】実施の形態4.図8は本発明に係る実施の
形態4のLSI装置における回路ブロックの構成を示す
ブロック図である。図8において、30は回路ブロック
であり、この回路ブロック30は、制御レジスタ31
と、制御レジスタ31に設定された値に基づいて、外部
から入力されるクロック信号138の位相を調整して2
つのクロック信号141,150を出力するPLL回路
32と、外部から入力されるクロック信号138をスキ
ュー調整用クロック信号139として出力するクロック
出力回路33と、PLL回路32から出力されるクロッ
ク信号141とクロック出力回路33から出力されるス
キュー調整用クロック信号139の位相を比較して制御
レジスタ31に設定するスキュー調整回路34とから構
成される。
【0052】PLL回路32は、制御レジスタ31に設
定された値に基づいて、外部から入力されるクロック信
号138の位相を調整して、スキュー調整回路34へク
ロック信号141を出力するとともに、内部クロックと
してクロック信号150を出力する。これと同時にクロ
ック出力回路33は、外部から入力されるクロック信号
138をスキュー調整用クロック信号139としてスキ
ュー調整回路34へ出力する。
【0053】スキュー調整回路34は、PLL回路32
から出力されるクロック信号141とクロック出力回路
33から出力されるスキュー調整用クロック信号139
の位相を比較して制御レジスタ31に設定する。これに
より、PLL回路32は、制御レジスタ31に設定され
た値に基づいて、外部から入力されるクロック信号13
8の位相を調整してクロック信号141,150を出力
する。
【0054】図9は図8に示す回路ブロックを有するL
SI装置とクロックドライバを使用した基板イメージを
示すブロック図である。図9において、35はスキュー
調整機能を有さないクロックドライバであり、36〜3
8は図8に示す回路ブロック30を有するLSI装置で
ある。図8に示すクロック信号138は、クロックドラ
イバ35から出力されてLSI装置36〜38に各々入
力される。
【0055】LSI装置36〜38は、クロック信号1
38を出力するクロックドライバ35に接続されてい
る。クロックドライバ35からLSI装置36〜38ま
では、各1本のクロック信号線142〜144で接続さ
れる。クロック信号線142〜144は、LSI装置3
6〜38を構成する回路ブロック30のPLL回路32
及びクロック出力回路33と、クロックドライバ35に
接続され、クロックドライバ35から出力されるクロッ
ク信号138をLSI装置36〜38のクロック出力回
路33とPLL回路32へ入力するための信号線であ
る。
【0056】それとは別にスキュー調整用クロック信号
線145〜147は、図8,9に示すように接続する。
スキュー調整用クロック信号線145〜147は、各ク
ロック信号線142〜144と基板上で並行に配線して
フィードバック接続する。スキュー調整用クロック信号
線145〜147は、クロック出力回路33とスキュー
調整回路34に接続されるとともに、基板上でクロック
信号線142〜144と各々並行に接続され、かつクロ
ック出力回路33から出力されるスキュー調整用クロッ
ク信号139をスキュー調整回路34へ入力するための
信号線である。
【0057】スキュー調整用クロック信号線145〜1
47は、各クロック信号線142〜144と基板上で並
行に配線してフィードバック接続する。従って、スキュ
ー調整用クロック信号線145〜147は、クロック信
号線142〜144の2倍の距離となり、ディレイ時間
もクロック信号線142〜144の倍となる。なお、ス
キュー調整用クロック信号線145〜147とクロック
信号線142〜144が基板の層間をまたがる場合や、
コネクタ等を通る場合の影響も前述と同様である。
【0058】各LSI装置36〜38内のスキュー調整
回路34においては、スキュー調整用クロック信号13
9の位相差から、このスキュー調整用クロック信号線1
45〜147のディレイ時間が判り、このスキュー調整
用クロック信号線145〜147のディレイ時間の半分
の時間がクロック信号線142〜144のディレイ時間
となる。制御レジスタ31は、クロック信号線142〜
144のディレイ時間だけ位相を早く出力するようにP
LL回路32を設定する。これにより、各LSI装置3
6〜38内部でのクロックの位相が同じとなる。
【0059】このように、本実施の形態では、LSI装
置36〜38の回路ブロック30を、制御レジスタ31
と、制御レジスタ31に設定された値に基づいて外部の
クロックドライバ35から入力されるクロック信号13
8の位相を調整してクロック信号141,142を出力
するPLL回路32と、外部のクロックドライバ35か
ら入力されるクロック信号138をスキュー調整用クロ
ック信号139としてスキュー調整回路34へ出力する
クロック出力回路33と、PLL回路32から出力され
るクロック信号141とクロック出力回路33から出力
されるスキュー調整用クロック信号の位相を比較して制
御レジスタ31に設定するスキュー調整回路34とから
構成するようにしたため、LSI装置36〜38自体に
クロック位相の調整を行う機能を持たせることができ
る。このため、システム動作時にクロック位相の調整を
自動的に行うことができるので、精度の高いクロックス
キュー調整を容易に行うことができる。
【0060】また、本実施の形態では、PLL回路32
と接続され、外部のクロックドライバ35からのクロッ
ク信号138をPLL回路32とクロック出力回路33
へ入力するためのクロック信号線142〜144と、ク
ロック出力回路33とスキュー調整回路34に接続され
るとともに、基板上でクロック信号線142〜144と
並行に配線され、かつクロック出力回路33から出力さ
れるスキュー調整用クロック信号139をスキュー調整
回路34へ入力するためのスキュー調整用クロック信号
線139とを有するように構成したため、スキュー調整
用クロック信号139の位相差からスキュー調整用クロ
ック信号線145〜147のディレイ時間を求め、この
求めたディレイ時間からクロック信号線142〜144
のディレイ時間を容易に求めることができる。このた
め、各LSI装置36〜38内部でのクロック位相を同
じにすることができる。
【0061】なお、本実施の形態では、制御レジスタ3
1を、スキュー調整回路34により内部からアクセスす
る構成の場合を説明したが、本発明はこれのみに限定さ
れるものではなく、図10に示すように、制御レジスタ
31を、PLL回路32に入力されるクロック信号の位
相を調整するのに必要な値をJTAG回路等の外部回路
120から設定するように構成してもよい。この場合、
外部から制御レジスタ31を制御することができるの
で、スキュー調整回路34の出力に拘らず、強制的にP
LL回路32の位相の調整を行うことができる。このた
め、必要なシステムとしての動作マージンを容易に評価
することができる。更に、制御レジスタ31には、不揮
発性メモリを使用して構成することが好ましい。この場
合、電源を入れる度に一々PLL回路32の位相調整を
行わないで済ませることができる。
【0062】実施の形態5.図11は本発明に係る実施
の形態5のLSI装置における回路ブロックの構成を示
すブロック図である。図11において、39は回路ブロ
ックであり、この回路ブロック39は、PLL制御レジ
スタ41と、PLL制御レジスタ41に設定された値に
基づいて、外部から入力されるクロック信号149の位
相を調整してクロック信号を出力するPLL回路40
と、スキュー調整用のパラメータが設定されるパラメー
タ設定レジスタ43と、パラメータ設定レジスタ43に
設定されたスキュー調整用パラメータに基づいて、スキ
ューを自動的に変化させてPLL制御レジスタ41に設
定するオートスイング回路42とから構成される。
【0063】まず、パラメータ設定レジスタ43には、
変化させる位相や時間の範囲等のスキュー調整用パラメ
ータをJTAG回路等により設定する。オートスイング
回路42は、パラメータ設定レジスタ43に設定された
パラメータにより、スキューを自動的に変化させてPL
L制御レジスタ41に設定する。PLL回路40は、P
LL制御レジスタ41に設定された値に従って、外部か
ら入力されるクロック信号149の位相を変化させて出
力する。
【0064】図12は図11に示すLSI装置とクロッ
クドライバを使用した基板イメージを示すブロック図で
ある。図12において、45はスキュー調整機能を有さ
ないクロックドライバであり、46,47はクロック信
号線151,152でクロックドライバ45と接続され
たLSI装置である。回路ブロック39は、LSI装置
46に設け、LSI装置47には設けない。
【0065】例えば、LSI装置46内のクロックの位
相をオートスイング回路42により変化させ、強制的に
LSI装置47とクロック位相がずれるようにする。そ
して、パラメータを変化させシステムとしてどこまで正
常に動作するかを確認することにより、システムの動作
マージンを評価する。
【0066】このように、本実施の形態では、LSI装
置46を、PLL制御レジスタ41と、PLL制御レジ
スタ41に設定された値に基づいて、外部のクロックド
ライバ45から入力されるクロック信号149の位相を
調整してクロック信号を出力するPLL回路40と、ス
キュー調整用のパラメータが設定されるパラメータ設定
レジスタ43と、パラメータ設定レジスタ43に設定さ
れたスキュー調整用パラメータに基づいて、スキューを
自動的に変化させてPLL制御レジスタ41に設定する
オートスイング回路42とから構成することにより、L
SI装置46自体にクロック位相の調整を行う機能を持
たせることができる。このため、システム動作時にクロ
ック位相の調整を自動的に行うことができるので、精度
の高いクロックスキュー調整を容易に行うことができ
る。
【0067】なお、上記実施の形態では、LSI装置4
6の回路ブロック39を、PLL制御レジスタ41と、
PLL制御レジスタ41に設定された値に基づいて、外
部から入力されるクロック信号149の位相を調整して
クロック信号を出力するPLL回路40と、スキュー調
整用のパラメータが設定されるパラメータ設定レジスタ
43と、パラメータ設定レジスタ43に設定されたスキ
ュー調整用パラメータに基づいて、スキューを自動的に
変化させてPLL制御レジスタ41に設定するオートス
イング回路42とから構成する場合について説明した
が、本発明においては、PLLクロックドライバ装置に
実施の形態5と同様な回路ブロック39を設けてもよ
い。即ち、PLLクロックドライバ装置の回路ブロック
を、PLL制御レジスタと、PLL制御レジスタに設定
された値に基づいて、外部から入力されるクロック信号
の位相を調整してクロック信号を出力するPLL回路
と、スキュー調整用のパラメータが設定されるパラメー
タ設定レジスタと、パラメータ設定レジスタに設定され
たスキュー調整用パラメータに基づいて、スキューを自
動的に変化させてPLL制御レジスタに設定するオート
スイング回路とから構成する。この場合、PLLクロッ
クドライバ装置自体にクロック位相の調整を行う機能を
持たせることができるため、システム動作時にクロック
位相の調整を自動的に行うことができ、精度の高いクロ
ックスキュー調整を容易に行うことができる。
【0068】実施の形態6.図13は本発明に係る実施
の形態6のLSI装置における回路ブロックの構成を示
す図である。図13において、48は回路ブロックであ
り、この回路ブロック48は、クロック信号の位相を強
制的に変化させて、システムとして正常に動作する範囲
内で最も安全に動作する値が設定される制御レジスタ4
9と、外部から入力されるクロック信号161の位相を
調整してクロック信号を出力するPLL回路50とから
構成される。
【0069】図14は図13に示すLSI装置とクロッ
クドライバを使用したシステムの構成を示すブロック図
である。図14において、58〜60は各々分離された
基板であり、基板58上にはクロックドライバ61が配
置され、基板59上にはLSI装置62が配置され、基
板60上にはLSI装置63が配置される。クロックド
ライバ58とLSI装置62は、クロック信号線163
を介して接続され、クロックドライバ58とLSI装置
63は、クロック信号線164を介して接続される。L
SI装置62,63には、図13に示す回路ブロック4
8が内蔵されている。
【0070】クロックドライバ58と各LSI装置6
2,63は、各々クロック信号線163,164で接続
される。但し、この例では、スキュー調整用クロック信
号線の接続がないため、実施の形態4で示した方法での
スキューの調整ができない。このため、システムを最初
に設定する時に、オシロスコープ等の測定器を使い、外
部からスキューを測定して内部レジスタに設定する。通
常は、このまま動作する。
【0071】次に、システムの都合で例えば基板60を
別のものに交換する場合、スキューがずれるため、改め
てスキューを調整し直す必要がある。本実施の形態で
は、外部からスキューを調整するのではなく、基板60
が交換されるLSI装置63において、S/W等を用
い、クロック信号の位相を強制的に変化させてシステム
として正常に動作する範囲を求め、その正常に動作する
範囲内で最も安全に動作する値をLSI装置63内の制
御レジスタ49に設定する。PLL回路50は、制御レ
ジスタ49に設定された値に基づいて、クロックドライ
バ58からクロック信号線164を通して入力されるク
ロック信号161の位相を調整してクロック信号を出力
する。
【0072】このように、本実施の形態では、LSI装
置63の回路ブロック48を、クロック信号の位相を強
制的に変化させシステムとして正常に動作する範囲内で
安全に動作する値が設定される制御レジスタ49と、制
御レジスタ49に設定された値に基づいて、外部のクロ
ックドライバ61から入力されるクロック信号161の
位相を調整してクロック信号を出力するPLL回路50
とを有するように構成したため、基板60を別のものに
交換してLSI装置63のスキューがずれても、外部か
ら一々オシロスコープ等で測定して制御レジスタでスキ
ュー調整を行わずに、ずれたLSI装置63のスキュー
を調整することができるので、安定したシステム動作を
実現することができる。
【0073】なお、上記実施の形態では、LSI装置6
3の回路ブロック48を、クロック信号の位相を強制的
に変化させてシステムとして正常に動作する範囲内で安
全に動作する値が設定される制御レジスタ49と、制御
レジスタ49に設定された値に基づいて、外部のクロッ
クドライバ61から入力されるクロック信号161の位
相を調整してクロック信号を出力するPLL回路50と
から構成する場合について説明したが、本発明において
は、PLLクロックドライバ装置に実施の形態6と同様
な回路ブロック48を設けてもよい。即ち、PLLクロ
ックドライバ装置の回路ブロックを、クロック信号の位
相を強制的に変化させてシステムとして正常に動作する
範囲内で安全に動作する値が設定される制御レジスタ
と、制御レジスタに設定された値に基づいて、外部から
入力されるクロック信号の位相を調整してクロック信号
を出力するPLL回路とから構成する。この場合、基板
を別のものに交換してPLLクロックドライバ装置のス
キューがずれても、外部から一々オシロスコープ等で測
定して制御レジスタでスキュー調整を行わずに、ずれた
PLLクロックドライバ装置のスキューを調整すること
ができるので、安定したシステム動作を実現することが
できる。
【0074】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、外部から入力さ
れるクロック信号に基づいてクロックを生成する複数の
クロック制御ブロックを有するPLLクロックドライバ
装置において、クロック制御ブロックを、制御レジスタ
と、制御レジスタに設定された値に基づいて外部から入
力されるクロック信号の位相を調整してクロック信号を
出力するPLL回路と、PLL回路から出力されるクロ
ック信号を入力し、外部へ2つのクロック信号を出力す
るとともに、スキュー調整回路へクロック信号を出力す
るクロックドライバと、クロックドライバから出力され
るクロック信号と外部から入力されるスキュー調整用ク
ロック信号の位相を比較して制御レジスタに設定するス
キュー調整回路とから構成するようにしたため、PLL
クロックドライバ装置自体にクロック位相の調整を行う
機能を持たせることができる。このため、システム動作
時にクロック位相の調整を自動的に行うことができるの
で、精度の高いクロックスキュー調整を容易に行うこと
ができる。
【0075】請求項2記載の発明では、クロックドライ
バと接続され、かつクロックドライバから出力される2
つのクロック信号のうち、一方のクロック信号を他の回
路装置へ入力するためのクロック信号線と、クロックド
ライバとスキュー調整回路に接続されるとともに、基板
上でクロック信号線と並行に配線され、かつクロックド
ライバから出力される2つのクロック信号のうち、他方
のクロック信号をスキュー調整用クロック信号としてス
キュー調整回路へ入力するためのスキュー調整用クロッ
ク信号線とを有するように構成したため、スキュー調整
用クロック信号の位相差からスキュー調整用クロック信
号線のディレイ時間を求め、求めたディレイ時間からク
ロック信号線のディレイ時間を容易に求めることができ
る。
【0076】請求項3記載の発明では、制御レジスタ
を、PLL回路に入力されるクロック信号の位相を調整
するのに必要な値を外部回路から設定するように構成す
ることにより、外部から制御レジスタを制御することが
できるので、スキュー調整回路の出力に拘らず、強制的
にPLL回路の位相を調整することができる。
【0077】請求項4記載の発明では、制御レジスタを
不揮発性メモリから構成することにより、電源を入れる
度に一々PLL回路の位相調整を行わないで済ませるこ
とができる。
【0078】請求項5記載の発明では、PLLクロック
ドライバ装置に外部のPLLクロックドライバ装置から
入力されるスキュー調整用信号を外部のPLLクロック
ドライバ装置へ出力するフィードバック回路を配置して
構成することにより、PLLクロックドライバ装置から
出力されるスキュー調整用信号を、直接スキュー調整用
信号を出力するPLLクロックドライバ装置にフィード
バックするのではなく、一旦下段のPLLクロックドラ
イバ装置のフィードバック回路を通ってからスキュー調
整用信号を出力するPLLクロックドライバ装置へフィ
ードバックすることができる。このため、フィードバッ
ク回路を配置したPLLクロックドライバ装置のパッケ
ージや入力ドライバのディレイの影響をフィードバック
回路に予め調整しておくことにより、フィードバック回
路を配置していない場合よりも、より精度の高いスキュ
ー調整を行うことができる。
【0079】請求項6記載の発明は、スキュー調整用ク
ロック信号線をクロック信号線と基板上で並行に配線し
た状態で、スキュー調整用クロック信号線をグランド出
力とするように構成することにより、クロックのノイズ
の影響を低減することができる。
【0080】請求項7記載の発明では、LSI装置を、
制御レジスタと、制御レジスタに設定された値に基づい
て、外部から入力されるクロック信号の位相を調整して
クロック信号を出力するPLL回路と、外部から入力さ
れるクロック信号をスキュー調整用クロック信号として
出力するクロック出力回路と、PLL回路から出力され
るクロック信号とクロック出力回路から出力されるスキ
ュー調整用クロック信号の位相を比較して制御レジスタ
に設定するスキュー調整回路とから構成することによ
り、LSI装置自体にクロック位相の調整を行う機能を
持たせることができるため、システム動作時にクロック
位相の調整を自動的に行うことができ、精度の高いクロ
ックスキュー調整を容易に行うことができる。
【0081】請求項8記載の発明は、PLL回路と接続
され、外部からのクロック信号をPLL回路とクロック
出力回路へ入力するためのクロック信号線と、クロック
出力回路とスキュー調整回路に接続されるとともに、基
板上でクロック信号線と並行に配線され、かつクロック
出力回路から出力されるスキュー調整用クロック信号を
スキュー調整回路へ入力するためのスキュー調整用クロ
ック信号線とを有するように構成することにより、スキ
ュー調整用クロック信号の位相差からスキュー調整用ク
ロック信号線のディレイ時間を求め、この求めたディレ
イ時間からクロック信号線のディレイ時間を容易に求め
ることができる。このため、各LSI装置内部でのクロ
ック位相を同じにすることができる。
【0082】請求項9記載の発明では、制御レジスタ
を、PLL回路に入力されるクロック信号の位相を調整
するのに必要な値を外部回路から設定するように構成す
ることにより、外部から制御レジスタを制御することが
できるので、スキュー調整回路の出力に拘らず、強制的
にPLL回路の位相を調整することができる。
【0083】請求項10記載の発明では、制御レジスタ
を不揮発性メモリから構成することにより、電源を入れ
る度に一々PLL回路の位相調整を行わないで済ませる
ことができる。
【0084】請求項11記載の発明は、PLLクロック
ドライバ装置を、PLL制御レジスタと、PLL制御レ
ジスタに設定された値に基づいて、外部から入力される
クロック信号の位相を調整してクロック信号を出力する
PLL回路と、スキュー調整用のパラメータが設定され
るパラメータ設定レジスタと、パラメータ設定レジスタ
に設定されたスキュー調整用パラメータに基づいて、ス
キューを自動的に変化させてPLL制御レジスタに設定
するオートスイング回路とから構成することにより、L
SI装置自体にクロック位相の調整を行う機能を持たせ
ることができるため、システム動作時にクロック位相の
調整を自動的に行うことができ、精度の高いクロックス
キュー調整を容易に行うことができる。
【0085】請求項12記載の発明は、LSI装置を、
PLL制御レジスタと、PLL制御レジスタに設定され
た値に基づいて、外部から入力されるクロック信号の位
相を調整してクロック信号を出力するPLL回路と、ス
キュー調整用のパラメータが設定されるパラメータ設定
レジスタと、パラメータ設定レジスタに設定されたスキ
ュー調整用パラメータに基づいて、スキューを自動的に
変化させてPLL制御レジスタに設定するオートスイン
グ回路とから構成することにより、LSI装置自体にク
ロック位相の調整を行う機能を持たせることができるた
め、システム動作時にクロック位相の調整を自動的に行
うことができ、精度の高いクロックスキュー調整を容易
に行うことができる。
【0086】請求項13記載の発明では、PLLクロッ
クドライバ装置を、クロックの位相を強制的に変化させ
システムとして正常に動作する範囲内で安全に動作する
値が設定される制御レジスタと、制御レジスタに設定さ
れた値に基づいて、外部から入力されるクロック信号の
位相を調整してクロック信号を出力するPLL回路とを
有するように構成することにより、基板を別のものに交
換してPLLクロックドライバ装置のスキューがずれて
も、外部から一々オシロスコープ等で測定して制御レジ
スタでスキュー調整を行わずに、ずれたPLLクロック
ドライバ装置のスキューを調整することができるので、
安定したシステム動作を実現することができる。
【0087】請求項14記載の発明では、LSI装置
を、クロックの位相を強制的に変化させシステムとして
正常に動作する範囲内で安全に動作する値が設定される
制御レジスタと、制御レジスタに設定された値に基づい
て、外部から入力されるクロック信号の位相を調整して
クロック信号を出力するPLL回路とを有するように構
成することにより、基板を別のものに交換してLSI装
置のスキューがずれても、外部から一々オシロスコープ
等で測定して制御レジスタでスキュー調整を行わずに、
ずれたLSI装置のスキューを調整することができるの
で、安定したシステム動作を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態1のPLLクロック
ドライバ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示すクロック制御ブロックの構成を示
すブロック図である。
【図3】 図1,2に示すPLLクロックドライバ装置
とLSI装置を使用した基板イメージを示す図である。
【図4】 図2に示す制御ブロックにおける制御レジス
タが外部回路から設定される構成を示すブロック図であ
る。
【図5】 本発明に係る実施の形態2のPLLクロック
ドライバ装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 図5に示すPLLクロックドライバ装置とL
SI装置を使用した基板イメージを示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態3のPLLクロックドラ
イバ装置におけるクロック制御ブロックの構成を示すブ
ロック図である。
【図8】 本発明に係る実施の形態4のLSI装置にお
ける回路ブロックの構成を示すブロック図である。
【図9】 図8に示す回路ブロックを有するLSI装置
とクロックドライバを使用した基板イメージを示す図で
ある。
【図10】 図8に示す回路ブロックにおける制御レジ
スタが外部回路から設定される構成を示すブロック図で
ある。
【図11】 本発明に係る実施の形態5のLSI装置に
おける回路ブロックの構成を示すブロック図である。
【図12】 図11に示すLSI装置とクロックドライ
バを使用した基板イメージを示すブロック図である。
【図13】 本発明に係る実施の形態6のLSI装置に
おける回路ブロックの構成を示すブロック図である。
【図14】 図13に示すLSI装置とクロックドライ
バを使用したシステムの構成を示すブロック図である。
【図15】 従来のPLLクロックドライバ装置とLS
I装置を使用した基板イメージを示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1,10〜12,17,20〜22 PLLクロックド
ライバ装置、2〜4クロック制御ブロック、6,31,
49 制御レジスタ、7,32,40,50PLL回
路、8,34 スキュー調整回路、9,35,45 ク
ロックドライバ、13〜16,23〜26,36〜3
8,46,47 LSI装置、19 フィードバック回
路、29 セレクタ、30,39,48 回路ブロッ
ク、33クロック出力回路、41 PLL制御レジス
タ、42 オートスイング回路、43 パラメータ設定
レジスタ、58〜60 基板、100〜102,13
8,141,148,149,150,161 クロッ
ク信号、103,119,139 スキュー調整用クロ
ック信号、105〜110,121〜126,142〜
144,151,152,163,164 クロック信
号線、111〜116,127〜134,145〜14
7 スキュー調整用クロック信号線、118,120
外部回路。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力されるクロック信号に基づ
    いてクロックを生成する複数のクロック制御ブロックを
    有するPLLクロックドライバ装置において、 クロック制御ブロックは、制御レジスタと、制御レジス
    タに設定された値に基づいて、外部から入力されるクロ
    ック信号の位相を調整してクロック信号を出力するPL
    L回路と、PLL回路から出力されるクロック信号を入
    力し、外部へ2つのクロック信号を出力するとともに、
    内部へクロック信号を出力するクロックドライバと、ク
    ロックドライバから出力されるクロック信号と外部から
    入力されるスキュー調整用クロック信号の位相を比較し
    て制御レジスタに設定するスキュー調整回路とを有する
    ことを特徴とするPLLクロックドライバ装置。
  2. 【請求項2】 クロックドライバと接続され、かつクロ
    ックドライバから出力される2つのクロック信号のう
    ち、一方の第1のクロック信号を他の回路装置へ入力す
    るためのクロック信号線と、クロックドライバとスキュ
    ー調整回路に接続されるとともに、基板上でクロック信
    号線と並行に配線され、かつクロックドライバから出力
    される2つのクロック信号のうち、他方の第2のクロッ
    ク信号をスキュー調整用クロック信号としてスキュー調
    整回路へ入力するためのスキュー調整用クロック信号線
    とを有することを特徴とする請求項1に記載のPLLク
    ロックドライバ装置。
  3. 【請求項3】 制御レジスタは、PLL回路に入力され
    るクロック信号の位相を調整するのに必要な値を外部回
    路から設定してなることを特徴とする請求項1,2の何
    れかに記載のPLLクロックドライバ装置。
  4. 【請求項4】 制御レジスタは、不揮発性メモリからな
    ることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のPL
    Lクロックドライバ装置。
  5. 【請求項5】 外部から入力されるスキュー調整用信号
    を外部へ出力するフィードバック回路を有することを特
    徴とする請求項1〜4の何れかに記載のPLLクロック
    ドライバ装置。
  6. 【請求項6】 スキュー調整用クロック信号として、ク
    ロックドライバから出力されるクロック信号をスキュー
    調整回路へ出力するか、あるいはグランド出力とするか
    を選択するセレクタを有することを特徴とする請求項1
    〜5の何れかに記載のPLLクロックドライバ装置。
  7. 【請求項7】 制御レジスタと、制御レジスタに設定さ
    れた値に基づいて、外部から入力されるクロック信号の
    位相を調整してクロック信号を出力するPLL回路と、
    外部から入力されるクロック信号をスキュー調整用クロ
    ック信号として出力するクロック出力回路と、PLL回
    路から出力されるクロック信号とクロック出力回路から
    出力されるスキュー調整用クロック信号の位相を比較し
    て制御レジスタに設定するスキュー調整回路とを有する
    ことを特徴とするLSI装置。
  8. 【請求項8】 PLL回路と接続され、外部からのクロ
    ック信号をPLL回路とクロック出力回路へ入力するた
    めのクロック信号線と、クロック出力回路とスキュー調
    整回路に接続されるとともに、基板上でクロック信号線
    と並行に配線され、かつクロック出力回路から出力され
    るスキュー調整用クロック信号をスキュー調整回路へ入
    力するためのスキュー調整用クロック信号線とを有する
    ことを特徴とする請求項7に記載のLSI装置。
  9. 【請求項9】 制御レジスタは、PLL回路に入力され
    るクロック信号の位相を調整するのに必要な値を外部回
    路から設定してなることを特徴とする請求項7,8の何
    れかに記載のLSI装置。
  10. 【請求項10】 制御レジスタは、不揮発性メモリから
    なることを特徴とする請求項7〜9の何れかに記載のP
    LLクロックドライバ装置。
  11. 【請求項11】 PLL制御レジスタと、PLL制御レ
    ジスタに設定された値に基づいて、外部から入力される
    クロック信号の位相を調整してクロック信号を出力する
    PLL回路と、スキュー調整用のパラメータが設定され
    るパラメータ設定レジスタと、設定されたスキュー調整
    用のパラメータに基づいて、スキューを自動的に変化さ
    せてPLL制御レジスタに設定するオートスイング回路
    とを有することを特徴とするPLLクロックドライバ装
    置。
  12. 【請求項12】 PLL制御レジスタと、PLL制御レ
    ジスタに設定された値に基づいて、外部から入力される
    クロック信号の位相を調整してクロック信号を出力する
    PLL回路と、スキュー調整用のパラメータが設定され
    るパラメータ設定レジスタと、設定されたスキュー調整
    用のパラメータに基づいて、スキューを自動的に変化さ
    せてPLL制御レジスタに設定するオートスイング回路
    とを有することを特徴とするLSI装置。
  13. 【請求項13】 クロックの位相を強制的に変化させシ
    ステムとして正常に動作する範囲内で安全に動作する値
    が設定される制御レジスタと、制御レジスタに設定され
    た値に基づいて、外部から入力されるクロック信号の位
    相を調整してクロック信号を出力するPLL回路とを有
    することを特徴とするPLLクロックドライバ装置。
  14. 【請求項14】 クロックの位相を強制的に変化させシ
    ステムとして正常に動作する範囲内で安全に動作する値
    が設定される制御レジスタと、制御レジスタに設定され
    た値に基づいて、外部から入力されるクロック信号の位
    相を調整してクロック信号を出力するPLL回路とを有
    することを特徴とするLSI装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1324815C (zh) * 2003-06-06 2007-07-04 华为技术有限公司 信号相位跟踪网络

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