JPH10170974A - 防振機能付きオートフォーカスレンズ装置 - Google Patents

防振機能付きオートフォーカスレンズ装置

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JPH10170974A
JPH10170974A JP34649296A JP34649296A JPH10170974A JP H10170974 A JPH10170974 A JP H10170974A JP 34649296 A JP34649296 A JP 34649296A JP 34649296 A JP34649296 A JP 34649296A JP H10170974 A JPH10170974 A JP H10170974A
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JP
Japan
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lens
control
driving
microcomputer
focus
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JP34649296A
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English (en)
Inventor
Akihiro Kawanami
川波  昭博
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御手段を単一にしてコストアップを回避す
ると共に、それぞれのレンズ駆動制御を高精度に行わせ
る。 【解決手段】 異なるレンズをそれぞれ駆動する複数の
駆動手段と、前記各レンズの移動量を検知する複数の移
動量検知手段と、該装置に加わる振動を検知する振動検
知手段とを備えた防振機能付きオートフォーカスレンズ
装置において、前記複数の駆動手段を、前記複数の移動
量検知手段からの情報に基づいてそれぞれ制御すると共
に、前記複数の駆動手段による各レンズ駆動のための制
御が重なった場合は、一方のレンズの制御量(駆動手段
への電力供給量)を可変する制御手段(#115〜#1
20)を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防振機能とオート
フォーカス制御機能の両方を備えた防振機能付きオート
フォーカスレンズ装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年になって振動ジャイロを使用した手
振れ等に起因する振れを補正する機能(以下、防振機能
と記す)を有する一眼レフカメラ用オートフォーカスレ
ンズが市販され、従来の様にシャッタ速度の遅さによる
手振れ写真の撮影回数が緩和され、誰もが簡単に奇麗な
写真が撮影できるようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来か
らのオートフォーカスレンズとしての機能は劣化させる
ことなく、防振機能を追加したことによって、レンズの
制御を司るマイクロコンピュータ(以下、マイコンとも
記す)への負担が増大し、例えばマイコンを複数個使用
して並列処理することで負担を軽減したり、また処理速
度の速いマイコンを使用するなど、必然的にコストアッ
プを招いていた。
【0004】また、マイコンのコストアップを招くこと
なく処理速度を上げるには、例えば手振れ補正(防振)
制御では振動ジャイロの出力検知時間を遅くしたり、又
はオートフォーカス制御のスピードそのものを遅くした
りという工夫を行っていたが、どちらか一方の速度ある
いは精度を劣化させなければ制御ができないなどのケー
スも見られ、両方を満足させるにはコストアップは避け
られないものであった。
【0005】(発明の目的)本発明の目的は、制御手段
を単一にしてコストアップを回避すると共に、それぞれ
のレンズ駆動制御を高精度に行わせることのできる防振
機能付きオートフォーカスレンズ装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、異なるレンズをそれぞれ駆動する複数の
駆動手段と、前記各レンズの移動量を検知する複数の移
動量検知手段と、該装置に加わる振動を検知する振動検
知手段とを備えた防振機能付きオートフォーカスレンズ
装置において、前記複数の駆動手段を、前記複数の移動
量検知手段からの情報に基づいてそれぞれ制御すると共
に、前記複数の駆動手段による各レンズ駆動のための制
御が重なった場合は、一方のレンズの制御量を可変する
制御手段を設けた構成にしている。
【0007】更に詳述すると、フォーカスレンズを光軸
方向に移動させる駆動手段と防振用レンズを光軸と異な
る方向に変移させる駆動手段とをそれぞれ制御する単一
の制御手段を具備し、レンズ駆動に要する時間を計測し
ている計時手段の値が所定値以上になった場合や、例え
ばフォーカスレンズの駆動時に防振用レンズの駆動が開
始された場合には、前記各駆動手段を介してのレンズ駆
動の制御が重なったものと判別し、例えばフォーカスレ
ンズの制御量(前記フォーカスレンズ用の駆動手段への
電力供給量)を可変し、レンズ駆動の制御が重なった為
に前記フォーカスレンズの移動速度が低下してしまわな
いようにしている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の実施の第1の形態に関わる
防振機能付オートフォーカスレンズ及び該レンズが装着
されたカメラ本体の簡単な構成を示すブロック図であ
る。
【0010】図1において、1は防振機能付オートフォ
ーカスレンズ、2は被写体像の焦点を合せるためのフォ
ーカスレンズである。3は前記フォーカスレンズ2を光
軸方向に移動させるためのフォーカスユニットであり、
光軸方向に移動させる機構を含んでいる。4は前記フォ
ーカスユニット3を移動させるためのモータ、5は前記
モータ4の回転量と回転速度を検出するためのエンコー
ダ回路、6は前記モータ4を回転させるための大電流用
のドライバ回路、7は手振れ(手振れ以外の振動がオー
トフォーカス装置1に加わる場合も含む)補正を行うた
めの補正レンズ、8は前記補正レンズ7と直結され、光
軸と垂直方向に前記補正レンズを移動させる機構を含ん
だシフト補正ユニットである。9は前記シフト補正ユニ
ット8を移動させるためのコイルであり、前記シフト補
正ユニット8には着磁されたマグネットが付けられてい
る。前記コイル9と前記マグネットは90°位相がずれ
た位置にも取り付けられている。
【0011】10は前記コイル9に電流を流すための大
電流用のドライバ回路である。11は像振れの状態を検
知するための振動ジャイロ、12は前記シフト補正ユニ
ット8の位置検出を行うための位置検出回路である。像
振れ補正は、前記振動ジャイロ11と位置検出回路12
の出力値をフィードバック系として、前記コイル8の制
御をして行うことが普通である。13は像振れ補正制御
の可動/非可動を決定するためのスイッチ(ISSW)
であり、使用者によって決定できる様に構成されてい
る。14は該オートフォーカス装置1の全ての制御を司
るレンズマイコンであり、フォーカス制御,像振れ補正
制御,カメラ通信制御等を行っており、該レンズマイコ
ン14の基本機能として、タイマカウンタ,PWM出
力,A/D変換,シリアル転送等を含んでいる。
【0012】15はカメラ本体17とオートフォーカス
1を連結させるためのレンズマウント、16はカメラ本
体17とのシリアル通信を行うための複数の接点を有す
るレンズ通信ユニット、18は前記レンズ通信ユニット
16を介してレンズマイコン14とのシリアル通信を行
うための複数の接点を有するカメラ接点ユニットであ
る。19はオートフォーカス1とカメラ本体17を連結
するためのカメラマウントであり、前記レンズマウント
15と回転操作によって連結される。また、前記レンズ
マウント15とカメラマウント19が連結されることに
よって、前記レンズ通信ユニット16とカメラ通信ユニ
ット18も複数の接点を通して電気的に連結される。2
0は被写体までの距離を測距するためのラインCCDと
焦点光学系を含む測距ユニット、21はカメラ本体17
の全ての制御を司るカメラマイコンである。該カメラ本
体17には、その他各種の駆動系や制御系が存在する
が、本発明とは無関係であるため省略する。
【0013】また、図1において、実線は電気的な連結
を意味し、矢印は信号の入出力の方向を意味している。
点線は機械的な連結を意味する。
【0014】カメラマイコン21はオートフォーカスレ
ンズ1が装着されたことを検知すると、カメラ通信ユニ
ット18及びレンズ通信ユニット16を通してレンズマ
イコン14との通信を試みる。そして、レンズマイコン
14から正常に連結されている(正常な装着が為されて
いる)旨の信号がカメラマイコン21に送られてくる
と、次にカメラマイコン21は使用者からの指示を待
つ。使用者からオートフォーカス開始の指示が為された
場合は、カメラマイコン21は測距ユニット20を動作
させ、被写体までの距離を計測する。そして、計測され
た被写体までの距離にフォーカスレンズ2を移動させる
ためにカメラ通信ユニット18,レンズ通信ユニット1
6を通して、レンズマイコン14にそのずれ量を送信す
る。
【0015】上記のずれ量が送られてくると、レンズマ
イコン14はカメラマイコン21の指示に従って、ドラ
イバ回路6を通じてモータ4を駆動し、フォーカスユニ
ット3の移動を開始させる。前記モータ4の回転ととも
にエンコーダ回路5からの出力がレンズマイコン14に
入力され、該レンズマイコン14はモータ4の回転量と
回転速度を導き出し、前記ドライバ回路6を通じて制御
を行う。
【0016】また、レンズマイコン14はフォーカス制
御とは別に、スイッチ13の状態を常に検知し、手振れ
補正の指示が使用者から為されている場合は、振動ジャ
イロ11の出力値を演算し、シフト補正ユニット8の位
置を導き出すと共に位置検出回路12との差を取り、ド
ライバ回路10を通じてシフト補正ユニット8の移動を
制御する。これによって補正レンズ7が移動し、手振れ
に起因する光軸振れ(像振れ)を補正することによっ
て、使用者には被写体が停止して見えることになる。
【0017】図1のブロック図は従来の方式と全く同じ
であり、本実施の形態との差を以下に説明する。
【0018】本発明の実施の形態における特徴は、フォ
ーカスユニット3とシフト補正ユニット8の制御を一つ
のレンズマイコン1で行った場合に、一方の制御を行っ
ていると他方の制御に遅れが発生するため、制御が入れ
換わった時点で、その制御量を変化させることにある。
【0019】図2は、フォーカス制御に応用した場合の
フォーカス制御様態を表しており、縦軸はフォーカスユ
ニット3の移動速度を表し、横軸はフォーカスユニット
3の移動量を表す。また、実線bは従来方式を使用した
場合の速度変化を表し、点線cは本実施の形態を取り入
れた場合を、一点鎖線aは設定された速度変化を、それ
ぞれ表している。レンズマイコン14は、一点鎖線aを
目標値としてフォーカスユニット3を制御している。
【0020】図2において、カメラマイコン21からの
指示によってレンズマイコン14はフォーカスユニット
3の移動量を導き出し、その目標到達位置を決定する。
そして、レンズマイコン14はモータ4を通じてフォー
カスユニット3の移動を開始する。フォーカスユニット
3が目標位置に近づくと、ドライバ回路6を通じてモー
タ4に加える電力を減らして減速を行う。同図の階段状
の位置が速度切り換え位置であり、本実施の形態では減
速処理を行っている。従来技術である実線bの制御で
は、目標位置到達時点での速度は速く、フォーカスユニ
ット3は目標位置をオーバーしてしまう。
【0021】これに対して本実施の形態では、減速処理
によるモータ4への電力制御を顕著にしてフォーカスユ
ニット3が目標位置に到達した時点では十分な減速が行
われているため、精度良く安定した位置制御が可能とな
る。
【0022】同図を見ると一定時間当たりの減速処理回
数を増加させる事が出来れば最良な制御となるが、その
ためにはレンズマイコン14の処理速度を上げるか、手
振れ補正側の処理を削るなどのコストアップやスペック
ダウンが予想される。
【0023】図3は、図2で説明した減速処理を行う時
間の間隔をレンズマイコン14の内部タイマで測定し、
その時間値によって減速量(モータ4のパワーダウン
量)を決定した場合の一例を示す図である。
【0024】図3に示す様に、減速処理の時間間隔が3
00μsec以下の場合は「0%」の減速量を、300
μsecより長く500μsec以下の場合は「5%」
の減速量を、500μsecより長く1msec以下の
場合は「10%」の減速量を、1msecより長く1.5
msec以下の場合は「20%」の減速量を、1.5 ms
ecより長く2msec以下の場合は「30%」の減速
量を、それぞれ乗算する。また、2msecより長い場
合も「30%」の減速量を乗算する。
【0025】従来の設定で減速量が「20%」の場合、
本実施の形態では、以下の式に示す様に更に上記の値を
乗算することを意味している。尚、Wはモータ4に加え
ている電力、△Wは減速量、Nは減速量比である。
【0026】従来では W×(1−△W)=100×(1−0.2 )=80 となり、本実施の形態では W×{(1−△W)×(1−N)}= 100×{(1−0.2 )×(1−0.3 )}=56 となり、従来よりも減速量が増加する。また、本実施の
形態の特徴として、通信割り込みなどの他の割り込み等
によって時間が変化した場合も対応できる。例えばこの
オートフォーカスレンズ1を通信速度の速いカメラに装
着した場合と通信速度の遅いカメラに装着した場合と
で、フォーカスユニット3の制御処理時間に差が出る
が、本実施の形態によればどの様なカメラが装着されて
も対応が可能となる。何故ならば、減速処理に要する時
間を支配的に設定し、制御に用いているためである。
【0027】図4は、図1の防振機能付オートフォーカ
スレンズ1に使用しているレンズマイコン14の動作を
示すフローチャートであり、以下、この図を用いて、レ
ンズマイコン14の基本機能である、タイマを用いての
フォーカスレンズ2の制御に関する詳細な動作について
説明する。
【0028】レンズマイコン14はステップ100より
動作を開始し、まずステップ101において、オートフ
ォーカスレンズ1がカメラ本体17へ装着されている事
を確認すると内部メモリをリセットしてプログラムをス
タートさせ、又内部タイマを一旦リセットした後にスタ
ートさせる。次のステップ102においては、内部タイ
マの現在値を読み取り、これをt0 として記憶させる。
そして、次のステップ103において、前回の内部タイ
マの値であるt1 とt0 の減算処理、つまり「t0 −t
1 」なる演算を行い、その値を△tとして記憶させる。
続くステップ104においては、t0 の内容をt1 に転
送し、前回のタイマ値を更新させる。
【0029】次のステップ105においては、予め設定
している規定値と△tの減算処理、つまり「規定値−△
t」なる演算を行い、その結果が0より大きいか否かを
比較する。尚、上記の予め設定している規定値とは、図
3で説明した300μsec〜2msecを表す。本フ
ローチャートでは、この値を固定値として判り易くして
いる。細かい設定にする場合は、ステップ105でその
分増加することになる。この規定値はフォーカス制御を
行うために最低限必要な制御時間に設定されている。つ
まり、各種割り込み等によって制御ルーチンが間延びし
た場合は△tが大きい値となり、計算結果が負の値にな
る場合がある。
【0030】上記ステップ105での計算結果が負の値
である場合はステップ106へ移行し、結果を保存する
ためにレンズマイコン14の内部のメモリにメインフラ
グを設定し、このフラグをセットしてステップ108へ
進む、一方、計算結果が正の値である場合はステップ1
07へ進み、メインフラグをリセットし、ステップ10
8へと進む。
【0031】次のステップ108においては、カメラマ
イコン21からの通信割り込み命令によってフォーカス
ユニット3が駆動中であるか否かをレンズマイコン14
はエンコーダ5の出力が変化しているかどうかで判別す
る。この結果、駆動中でない場合はステップ102へ戻
る。尚、カメラからの通信は割り込みとして処理され、
通信が入った場合は随時このルーチンから抜け出し、処
理の終了と同時に再びこのルーチンに戻る様に構成され
ている。通信割り込みに関しては後で説明する。
【0032】また、レンズマイコン14はエンコーダ5
の出力が変化した場合は割り込み処理を行い、常に駆動
量とモータ4の回転数を算出し、更新したり、上記ステ
ップ108においてフォーカスユニット3が駆動中であ
った場合はステップ109へ進み、更新された駆動量と
カメラマイコン21から通信によって送信された駆動量
を減算し、その結果を駆動残量としてレンズマイコン1
4の内部メモリDMに記憶させる。そして、次のステッ
プ110において、内部メモリDMの値が0又は負の値
であることを判別した場合は、ステップ111へ移行
し、ここでフォーカス駆動を停止させ、再びステップ1
02へ戻る。
【0033】また、内部メモリDMの値が0又は負の値
でなかった場合はステップ113へ進み、エンコーダ回
路5の出力を基にモータ4の回転数を算出し、レンズマ
イコン14の内部メモリTMに記憶させる。そして、次
のステップ114において、レンズマイコン14は上記
ステップ109で算出した駆動残量に応じたモータ4の
回転数を規定値として内部メモリから読み出し、実際の
モータ4の回転数TMと比較を行う。この比較結果が0
の場合はステップ102へ戻る(つまり、実際回転数=
規定回転数の場合のみ)。
【0034】一方、比較結果が0でなかった場合はステ
ップ115へ進み、上記と同様、レンズマイコン14は
上記ステップ109で算出した駆動残量に応じたモータ
4の回転数を規定値として内部メモリから読み出し、実
際のモータ4の回転数TMと比較を行い、この結果が0
又は負の場合、つまり実際の回転数が速い場合はステッ
プ116へ進み、駆動残量DMと回転数差(−K)から
パワーダウン量(△W)を算出する。そして、ステップ
118へ進む。また、比較結果が正の場合、つまり実際
の回転数が遅い場合はステップ117へ進み、駆動残量
DMと回転数差(K)からパワーアップ量(△W)を算
出し、ステップ118へ進む。
【0035】ステップ118においては、上記ステップ
105の結果であるメインフラグの内容を読み取り、セ
ットされている場合はメインルーチンを通る回数が減っ
ていると判別してステップ119へ移行し、ここで、△
Wに対して規定値Nを乗算する。これによって△Wは、
上記ステップ116又は117で算出した値より大きい
値となる。この値は図3で説明した「0〜30%」のこ
とを表す。先に述べた様に本フローチャートでは規定値
を固定した値としている。そして、次のステップ120
へ進み、メインフラグをリセットする。このリセットは
ステップ107で行っているため、省いても構わない。
【0036】上記ステップ118でメインフラグがリセ
ットされている場合や、上記ステップ120にてメイン
フラグをリセットした後はステップ121へ進み、ここ
で現在のモータ4に加えている電力量Wを読み出し、次
のステップ122において、上記ステップ116,11
7又は119で設定した△Wを加算する。この△Wは上
記ステップ115で実際回転数が速いと判別できている
場合は上記ステップ116の通りの負の数となり、Wは
小さい値となる。
【0037】次のステップ123及び124において
は、モータ4に加えている電力Wを上記ステップ122
で減算した結果の値に変更する。これによってモータ4
の回転数が変化し、フォーカスユニット3の移動速度も
変化する。その後はステップ102へ戻る。
【0038】図5は、手振れ補正におけるレンズマイコ
ン14の動作を示すフローチャートである。この制御自
体は従来通りであるため、簡単に説明する。手振れ補正
制御はタイマ割り込みによる一定時間制御となっている
ため、図4のメインルーチン上のどこかでこの処理が行
われる。
【0039】レンズマイコン14はステップ300でタ
イマ割り込みを開始し、まずステップ301において、
ピッチ(Pitch)側の制御かヨー(Yaw)側の制
御かを判別する。この制御は常に交互に行われるため、
前回の制御と異なった方向が制御される。ここで、もし
ピッチ側の制御の場合はステップ302へ進み、ここで
ピッチ側の振動を検知する振動ジャイロの信号を読み取
り、一方、ヨー側の制御の場合はステップ303へ進
み、ヨー側の振動を検知する振動ジャイロの信号を読み
取る。
【0040】次のステップ304においては、振動ジャ
イロの出力である角速度信号を積分演算して角変位信号
に変換する。そして、ステップ305〜307におい
て、シフト補正ユニット8の現在位置を位置検出回路1
2によって検知し、上記ステップ304の変換結果をも
とに新たなシフト補正ユニット8の位置を演算し、ドラ
イバ回路10を通じてコイル9へ加える電力を変化さ
せ、割り込み処理を終了する。
【0041】図6は、カメラマイコン21との通信を行
っている通信割り込み処理に関するレンズマイコン14
の動作を示すフローチャートであり、この処理自体も従
来と変らないため、簡単に説明する。通信割り込みはカ
メラマイコン21からの通信要求によってのみ通る処理
であるため、図4のメインルーチン上のどこかでこの処
理が行われる。
【0042】レンズマイコン14はステップ400で通
信割り込みを開始し、まずステップ401において、カ
メラマイコン21が送信してきた8ビットのコマンドの
意味を解析する。次のステップ402においては、解析
した結果が光学に関するレンズ特有のデータであるか、
フォーカス駆動命令かを判別する。この結果、フォーカ
ス駆動命令である場合はステップ403へ進み、送信さ
れるデータを駆動量,駆動方向として算出し、次のステ
ップ404において、フォーカス駆動中であることをレ
ンズマイコン14の内部メモリに全て記憶して割り込み
処理を終了する。ここで記憶することによって、図4の
ステップ108ではフォーカス駆動中であることを認識
する。
【0043】また、ステップ402にてコマンド解析結
果が光学データの送信要求である場合はステップ405
へ進み、送信するデータを算出し、次のステップ406
において、レンズマイコン14の内部シフトレジスタに
転送し、割り込み処理を終了する。
【0044】シフトレジスタの内容は次のカメラマイコ
ン21からの通信でカメラマイコン21に送信される。
この通信間隔はカメラ本体17の機種によって異なり、
フォーカス制御ではこの時間間隔によっては制御自体が
不安定となり得るため、本実施の形態が必要となる。
【0045】(実施の第2の形態)レンズマイコン14
に内部タイマが装備されていない、または、他の制御で
使用できないなどの制約がある場合について、上記実施
の第1の形態と同様な制御を行うための方法を、本発明
の実施の第2の形態として以下に説明する。
【0046】タイマ機能の少ないマイコンは比較的安価
であり、本発明の主旨に通ずる要素である。上記実施の
第1の形態では、メインルーチンの時間間隔を測定し、
その値からフォーカスユニット3の制御を決定していた
が、この実施の第2の形態では、手振れ補正スイッチ1
3の状態によってフォーカスユニット3の制御を決定す
る。つまり、フォーカス制御に最も障害となる手振れ補
正制御が可動時は減速処理が間に合わないため、モータ
4に急激な電力変動を行うことになる。以下にその方法
を説明する。
【0047】尚、本発明の実施の第2の形態に関わる防
振機能付オートフォーカスレンズ及び該レンズが装着さ
れたカメラ本体の簡単な構成を示すブロック図は、図1
と同様であるので、その詳細は省略する。また、図2も
本実施の形態とほぼ同様である。
【0048】図7は、モータ4の実際の回転数と駆動残
量によって決定される規定回転数との比と、手振れ補正
スイッチとの関係により、モータ制御に関係するパワー
ダウン量を決定した場合の一例を示す図である。
【0049】図7に示す様に、モータ4が回転すること
でエンコーダ回路5から出力されたパルス波の時間間隔
を読み取り、その値と予めレンズマイコン14の内部メ
モリに設定されている設定時間との比を速度較差とし、
パルス波の時間間隔と設定時間が同じである場合は、ス
イッチ13のON/OFFに関らず、「0%」の減速量
を乗算する。パルス波の時間間隔と設定時間の比が「5
%」以下である場合は、スイッチ13のON時には「5
%」、OFF時には「3%」の減速量を、それぞれ乗算
する。パルス波の時間間隔と設定時間の比が「10%」
以下である場合は、スイッチ13のON時には「10
%」、OFF時には「3%」の減速量を、それぞれ乗算
する。パルス波の時間間隔と設定時間の比が「15%」
以下である場合は、スイッチ13のON時には「20
%」、OFF時には「10%」の減速量を、それぞれ乗
算する。また、パルス波の時間間隔と設定時間の比が
「20%」以下である場合は、スイッチ13のON時に
は「30%」、OFF時には「15%」の減速量を、そ
れぞれ乗算する。
【0050】速度較差パルス波の時間間隔と設定時間の
比とは (設定時間−実際時間)/設定時間 のことであり、設定時間=100,実際時間=80とし
た場合 (100−80)/100=0.2 (20%) となる。この値が大きくなるほど減速較差は広がる。
【0051】従来の設定で減速量が−20%の場合、本
実施の形態ではさらに上記値を乗算することを意味して
いる。
【0052】従来では W×(1−△W)=100×(1−0.2 )=80 となり、本実施の形態では W×{(1−△W)×(1−N)}= 100×{(1−0.2 )×(1−0.3 )}=56 となり、従来よりも減速量が増加する。尚、前述した様
に、Wはモータ4に加えている電力、△Wは減速量、N
は減速量比である。
【0053】図8は本発明の実施の第2の形態に関わる
防振機能付オートフォーカスレンズ1に使用しているレ
ンズマイコンの動作をフローチャートであり、以下、手
振れ補正スイッチ13を用いたフォーカスレンズ2の制
御に関する動作についてこのフローチャートを用いて説
明する。
【0054】オートフォーカスレンズ1がカメラ本体1
7へ装着されたことを確認すると、レンズマイコン14
は内部メモリをリセットし、ステップ200を介してス
テップ201において、まず手振れ補正用のスイッチ1
3の状態を検知し、ONの場合はステップ202へ移行
し、結果を保存するためにレンズマイコン14内部のメ
モリにメインフラグを設定し、該フラグをセットしてス
テップ204へ進む。また、スイッチ13がOFFの場
合はステップ203へ進み、メインフラグをリセットす
る。ここでの検知は、図7で説明したものと同様であ
る。
【0055】次のステップ204においては、カメラマ
イコン21からの通信割り込み命令によってフォーカス
ユニット3が駆動されているかを判別する。この結果、
駆動されていない場合はステップ201へ戻る。尚、カ
メラからの通信は割り込みとして処理され、通信が入っ
た場合は随時このルーチンから抜け出し、処理の終了と
同時に再びこのルーチンに戻る様に構成されている。通
信割り込みに関しては上記実施の第1の形態と同様であ
る。
【0056】また、レンズマイコン14はエンコーダ5
の出力が変化した場合は割り込み処理を行い、常に駆動
量とモータ4の回転数を算出,更新しており、上記ステ
ップ204においてフォーカスユニット3が駆動中であ
った場合はステップ205へ進み、更新された駆動量と
カメラマイコン21から通信によって送信された駆動量
を減算し、その結果を駆動残量としてレンズマイコン1
4の内部メモリDMに記憶させる。そして、次のステッ
プ206において、内部メモリDMの値が0又は負の値
であることを判別した場合は、ステップ207へ移行
し、ここでフォーカス駆動を停止させ、再びステップ2
01へ戻る。
【0057】また、内部メモリDMの値が0又は負の値
でなかった場合はステップ209へ進み、エンコーダ回
路5の出力を基にモータ4の回転数を算出し、レンズマ
イコン14の内部メモリTMに記憶させる。そして、次
のステップ210において、レンズマイコン14は上記
ステップ205で算出した駆動残量に応じたモータ4の
回転数を規定値として内部メモリから読み出し、実際の
モータ4の回転数TMと比較を行う。この比較結果が0
の場合はステップ201へ戻る(つまり、実際回転数=
規定回転数の場合のみ)。
【0058】一方、比較結果が0でなかった場合はステ
ップ211へ進み、上記と同様、レンズマイコン14は
上記ステップ205で算出した駆動残量に応じたモータ
4の回転数を規定値として内部メモリから読み出し、実
際のモータ4の回転数TMと比較を行い、この結果が0
又は負の場合、つまり実際の回転数が速い場合はステッ
プ212へ進み、駆動残量DMと回転数差(−K)から
パワーダウン量(△W)を算出する。ここで算出する値
は、図7で説明した手振れ補正OFF時の値である。モ
ータ4の実際の回転数と規定回転数の比から求める。そ
して、ステップ214へ進む。
【0059】また、上記ステップ211における比較結
果が正の場合、つまり実際の回転数が遅い場合はステッ
プ213へ進み、駆動残量DMと回転数差(K)からパ
ワーアップ量(△W)を算出する。ここで算出する値
は、図7で説明した手振れ補正OFF時の値である。モ
ータ4の実際の回転数と規定回転数の比から求める。そ
して、ステップ214へ進む。
【0060】ステップ214においては、上記ステップ
202の結果であるメインフラグの内容を読み取り、セ
ットされている場合はメインルーチンを通る回数が減っ
ていると判別してステップ215へ移行し、ここで、△
Wに対して規定値Nを乗算する。これによって△Wは、
上記ステップ212又は213で算出した値より大きい
値となる。この値は図7で説明した「0〜30%」のこ
とを表す。そして、次のステップ216へ進み、メイン
フラグをリセットする。このリセットはステップ203
で行っているため、省いても構わない。
【0061】上記ステップ214でメインフラグがリセ
ットされている場合や、上記ステップ216にてメイン
フラグをリセットした後はステップ217へ進み、ここ
で現在のモータ4に加えている電力量Wを読み出し、次
のステップ118において、上記ステップ212,21
3又は215で設定した△Wを加算する。この△Wは上
記ステップ211で実際回転数が速いと判別できている
場合は上記ステップ212の通りの負の数となり、Wは
小さい値となる。
【0062】次のステップ218及び219において
は、モータ4に加えている電力Wを上記ステップ122
で減算した結果の値に変更する。これによってモータ4
の回転数が変化し、フォーカスユニット3の移動速度も
変化する。その後はステップ201へ戻る。
【0063】手振れ補正制御割り込みやカメラとの通信
制御割り込みの各動作は、上記実施の第1の形態におけ
る図5及び図6に示すフローチャートと同様であるの
で、これらの明は省略する。
【0064】以上の実施の各形態によれば、フォーカス
レンズを制御するための制御ルーチンを回る時間をレン
ズマイコンのタイマ機能にて計測し、決められた時間値
より長い場合、あるいは、手振れ補正制御の可動を検知
した場合は、フォーカスレンズ駆動用のモータに加える
電力ΔWを従来より減速時は少なくするようにしている
ため、各レンズの移動制御をより速く行うことが可能と
なる。
【0065】(変形例)上記の実施の形態においては、
フォーカスユニット3の減速時に関する制御方法を記載
しているが、これを加速時にも適用した場合、加速処理
を行う時間の間隔をレンズマイコン14の内部タイマで
測定し、その時間値によって加速量(モータ4のパワー
アップ量)を増加させることによって、より速いオート
フォーカス制御が可能であることは云うまでもない。
【0066】また、上記の実施の各形態においては、フ
ォーカスレンズの駆動中に防振機能が能動状態になった
ことを検知することにより、フォーカスレンズの駆動制
御を可変するようにしているが、この逆のケースであっ
ても良い。つまり、防振用レンズの駆動中にフォーカス
制御機能が能動状態になったことを検知することによ
り、防振用レンズの駆動制御を可変するようにすること
で、防振精度の低下を防ぐことが可能になる。
【0067】また、上記の実施の各形態においては、光
軸方向に対して垂直な方向に移動させる方式の防振用レ
ンズを例にしているが、これに限定されるものではな
く、例えば可変頂角プリズムを用いた構成のものであっ
ても、同様の効果を得ることができるものである。
【0068】本発明は、一眼レフカメラに適用した例を
述べているが、ビデオカメラや電子スチルカメラ等の映
像装置にも適用可能である。更には、顕微鏡やヘッドマ
ウントディスプレイ装置やゲーム機等の光学装置にも適
用可能である。その他の光学機器や他の装置、更には構
成ユニットとしても適用することができるものである。
【0069】更に、本発明は、以上の実施の各形態、又
はそれらの技術を適当に組み合わせた構成にしてもよ
い。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フォーカスレンズを光軸方向に移動させる駆動手段と防
振用レンズを光軸と異なる方向に変移させる駆動手段と
をそれぞれ制御する単一の制御手段を具備し、レンズ駆
動に要する時間を計測している計時手段の値が所定値以
上になった場合や、例えばフォーカスレンズの駆動時に
防振用レンズの駆動が開始された場合には、前記各駆動
手段を介してのレンズ駆動の制御が重なったものと判別
して、一方のレンズの制御量を可変し、レンズ駆動の制
御が重なった為に前記一方のレンズ駆動が遅くなるのを
防止する構成にしている。
【0071】よって、制御手段を単一にしたことからコ
ストアップを回避することができ、しかもそれぞれのレ
ンズ駆動制御を高精度に行わせることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態に関わるオートフォ
ーカスレンズ装置及び該装置が装着されるカメラの電気
的な概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の第1の形態においてレンズ減速
時の制御様態を示す図である。
【図3】本発明の実施の第1の形態においてレンズの制
御時間と減速量の関係を示した図である。
【図4】図1のレンズマイコンでの動作を示すフローチ
ャートである。
【図5】同じく図1のレンズマイコンでの手振れ補正制
御の割り込み動作を示すフローチャートである。
【図6】同じく図1のレンズマイコンでの通信割り込み
時の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の第2の形態において手振れ補正
用スイッチの状態と減速量の関係を示した図である。
【図8】本発明の実施の第2の形態におけるレンズマイ
コンでの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 オートフォーカスレンズ装置 2 フォーカスレンズ 3 フォーカスユニット 4 モータ 5 エンコーダ 6 ドライバ回路 7 補正レンズ 8 シフト補正ユニット 10 ドライバ回路 11 振動ジャイロ 12 位置検出回路 13 手振れ補正用スイッチ 14 レンズマイコン 21 カメラマイコン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なるレンズをそれぞれ駆動する複数の
    駆動手段と、前記各レンズの移動量を検知する複数の移
    動量検知手段と、該装置に加わる振動を検知する振動検
    知手段とを備えた防振機能付きオートフォーカスレンズ
    装置において、前記複数の駆動手段を、前記複数の移動
    量検知手段からの情報に基づいてそれぞれ制御すると共
    に、前記複数の駆動手段による各レンズ駆動のための制
    御が重なった場合は、一方のレンズの制御量を可変する
    制御手段を設けたことを特徴とする防振機能付きオート
    フォーカスレンズ装置。
  2. 【請求項2】 前記複数あるうちの一つの駆動手段は、
    フォーカスレンズを光軸方向に移動させる手段であり、
    他方の駆動手段は、該装置に加わる振動に起因する像振
    れを抑制するための防振用レンズを光軸と異なる方向に
    移動させる手段であることを特徴とする請求項1記載の
    防振機能付きオートフォーカスレンズ装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の駆動手段による各レンズ駆動
    のための制御が重なった場合とは、レンズ駆動に要する
    時間を計測している計時手段の値が所定値以上になった
    場合であることを特徴とする請求項1又は2記載の防振
    機能付きオートフォーカスレンズ装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の駆動手段による各レンズ駆動
    のための制御が重なった場合とは、フォーカスレンズの
    駆動と防振用レンズの駆動の何れかの駆動時に、他方の
    駆動が開始された場合であることを特徴とする請求項1
    又は2記載の防振機能付きオートフォーカスレンズ装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1843183A1 (en) * 2006-04-05 2007-10-10 Nikon Corporation Lens barrel and imaging device comprising same
US20100085470A1 (en) * 2008-10-07 2010-04-08 Canon Kabushiki Kaisha Automatic focusing apparatus
JP2010091712A (ja) * 2008-10-07 2010-04-22 Canon Inc レンズ駆動装置、レンズ鏡筒、撮像装置

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