JPH10169059A - 傾斜パネルの取付構造 - Google Patents
傾斜パネルの取付構造Info
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- JPH10169059A JPH10169059A JP32888996A JP32888996A JPH10169059A JP H10169059 A JPH10169059 A JP H10169059A JP 32888996 A JP32888996 A JP 32888996A JP 32888996 A JP32888996 A JP 32888996A JP H10169059 A JPH10169059 A JP H10169059A
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- inclined panel
- panel
- fasteners
- fastener
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 建物本体に対する上下位置の調整を容易に行
える傾斜パネルの取付構造を提供すること。 【解決手段】 上端部が斜め方向に傾斜した傾斜パネル
３ｂを建物の壁部の表面に取り付ける傾斜パネルの取付
構造において、傾斜パネル３ｂの裏面側の上端部に、そ
の傾斜に応じて高さ位置を異ならせて複数の上端ファス
ナ８を取り付けるとともに、この傾斜パネル３ｂの上端
部と平行に斜め方向に延びる上記建物の登り梁７に上部
ファスナ８に対応する複数の梁ファスナ１０を取り付
け、各梁ファスナ１０に設けた水平部１０ｂの下方に各
上端ファスナ８を配置して両者をジョイントボルト１１
とナット１２で連結したもの。
える傾斜パネルの取付構造を提供すること。 【解決手段】 上端部が斜め方向に傾斜した傾斜パネル
３ｂを建物の壁部の表面に取り付ける傾斜パネルの取付
構造において、傾斜パネル３ｂの裏面側の上端部に、そ
の傾斜に応じて高さ位置を異ならせて複数の上端ファス
ナ８を取り付けるとともに、この傾斜パネル３ｂの上端
部と平行に斜め方向に延びる上記建物の登り梁７に上部
ファスナ８に対応する複数の梁ファスナ１０を取り付
け、各梁ファスナ１０に設けた水平部１０ｂの下方に各
上端ファスナ８を配置して両者をジョイントボルト１１
とナット１２で連結したもの。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅等の建物における
傾斜パネルの取付構造に関するものである。
傾斜パネルの取付構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１に示すように、例えば、コンクリー
ト建築物の最上階等には、屋上から斜め下向きに傾斜し
た傾斜部Ａを設けることがある。この場合、傾斜部Ａの
側面には、外壁パネルとして、上端部が傾斜した傾斜パ
ネル３ｂを配置することになる。この傾斜パネル３ｂの
上端部は、該上端部と略同一の傾斜を有する図示しない
登り梁に取り付けている。
ト建築物の最上階等には、屋上から斜め下向きに傾斜し
た傾斜部Ａを設けることがある。この場合、傾斜部Ａの
側面には、外壁パネルとして、上端部が傾斜した傾斜パ
ネル３ｂを配置することになる。この傾斜パネル３ｂの
上端部は、該上端部と略同一の傾斜を有する図示しない
登り梁に取り付けている。
【０００３】従来、この傾斜パネル３ｂの登り梁への取
付は、例えば、図１４に示すように、垂直部３１ａと、
該垂直部３１ａと直角且つ一体に設けられ、登り梁３２
と平行な傾斜部３１ｂとを有するファスナ３１を用い、
このファスナ３１の垂直部３１ａを傾斜パネル３ｂの裏
面側の上端部にボルト３３によって固定するとともに、
ファスナ３１の傾斜部３１ｂを登り梁３２にボルト３４
及び図示しないナットで固定することにより行ってい
る。
付は、例えば、図１４に示すように、垂直部３１ａと、
該垂直部３１ａと直角且つ一体に設けられ、登り梁３２
と平行な傾斜部３１ｂとを有するファスナ３１を用い、
このファスナ３１の垂直部３１ａを傾斜パネル３ｂの裏
面側の上端部にボルト３３によって固定するとともに、
ファスナ３１の傾斜部３１ｂを登り梁３２にボルト３４
及び図示しないナットで固定することにより行ってい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に、傾斜パネル３ｂの上端部を登り梁３２にファスナ３
１を介して固定した場合、傾斜パネル３ｂの上下位置の
調整が困難になり、傾斜パネル３ｂと隣接する外壁パネ
ルの上端部の高さが不揃いになって見栄えが悪くなる等
の問題を有していた。又、地震の際には、建築物本体と
傾斜パネル３ｂとが一体に振動するので、傾斜パネル３
ｂの脱落や剥離が生じ易い問題があった。
に、傾斜パネル３ｂの上端部を登り梁３２にファスナ３
１を介して固定した場合、傾斜パネル３ｂの上下位置の
調整が困難になり、傾斜パネル３ｂと隣接する外壁パネ
ルの上端部の高さが不揃いになって見栄えが悪くなる等
の問題を有していた。又、地震の際には、建築物本体と
傾斜パネル３ｂとが一体に振動するので、傾斜パネル３
ｂの脱落や剥離が生じ易い問題があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を解
決して、上下位置の調整を容易に行える傾斜パネルの取
付構造を提供することを目的としている。そのため、本
発明の傾斜パネルの取付構造は、上端部が斜め方向に傾
斜した傾斜パネルを建物の壁部の表面に取り付ける傾斜
パネルの取付構造において、上記傾斜パネルの裏面側の
上端部に、その傾斜に応じて高さ位置を異ならせて複数
の上端ファスナを取り付けるとともに、この傾斜パネル
の上端部と平行に斜め方向に延びる上記建物の登り梁に
上記上部ファスナに対応する複数の梁ファスナを取り付
け、各梁ファスナに設けた水平部の下方に各上端ファス
ナを配置して両者をジョイントボルトとナットで連結し
たことを特徴とするものである。
決して、上下位置の調整を容易に行える傾斜パネルの取
付構造を提供することを目的としている。そのため、本
発明の傾斜パネルの取付構造は、上端部が斜め方向に傾
斜した傾斜パネルを建物の壁部の表面に取り付ける傾斜
パネルの取付構造において、上記傾斜パネルの裏面側の
上端部に、その傾斜に応じて高さ位置を異ならせて複数
の上端ファスナを取り付けるとともに、この傾斜パネル
の上端部と平行に斜め方向に延びる上記建物の登り梁に
上記上部ファスナに対応する複数の梁ファスナを取り付
け、各梁ファスナに設けた水平部の下方に各上端ファス
ナを配置して両者をジョイントボルトとナットで連結し
たことを特徴とするものである。
【０００６】上記の取付構造では、ジョイントボルトに
対するナットの螺合位置を変更することにより、登り梁
に対する傾斜パネルの上下位置を調整する。この場合、
傾斜パネルの下端部は、例えば、建物本体の梁に上下動
自在となり、且つ前後、左右方向の移動は不可能となる
ように接続しておけばよい。
対するナットの螺合位置を変更することにより、登り梁
に対する傾斜パネルの上下位置を調整する。この場合、
傾斜パネルの下端部は、例えば、建物本体の梁に上下動
自在となり、且つ前後、左右方向の移動は不可能となる
ように接続しておけばよい。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて説明する。図１に示すように、例えば、３階建
ての住宅Ｈの外壁は、各階毎の外壁Ｗ１乃至Ｗ３に分割
され、各階の外壁Ｗ１乃至Ｗ３は、各々複数の外壁パネ
ルを横方向に並べて構成されている。その内、１階の外
壁パネルは、例えば、一般パネル１ａ、及び２階のバル
コニーＢの下方に位置する梁下パネル１ｂにより構成さ
れ、２階の外壁パネルは、例えば、一般パネル２ａ、窓
上パネル２ｂ、窓下パネル２ｃ、開口付パネル２ｄ（開
口付外壁パネル）及びバルコニーＢにおける腰壁パネル
２ｅにより構成され、３階の外壁パネルは、例えば、パ
ラペット部に至る長い一般パネル３ａ及び上記傾斜部Ａ
における傾斜パネル３ｂにより構成されている。
に基いて説明する。図１に示すように、例えば、３階建
ての住宅Ｈの外壁は、各階毎の外壁Ｗ１乃至Ｗ３に分割
され、各階の外壁Ｗ１乃至Ｗ３は、各々複数の外壁パネ
ルを横方向に並べて構成されている。その内、１階の外
壁パネルは、例えば、一般パネル１ａ、及び２階のバル
コニーＢの下方に位置する梁下パネル１ｂにより構成さ
れ、２階の外壁パネルは、例えば、一般パネル２ａ、窓
上パネル２ｂ、窓下パネル２ｃ、開口付パネル２ｄ（開
口付外壁パネル）及びバルコニーＢにおける腰壁パネル
２ｅにより構成され、３階の外壁パネルは、例えば、パ
ラペット部に至る長い一般パネル３ａ及び上記傾斜部Ａ
における傾斜パネル３ｂにより構成されている。
【０００８】本実施の形態では、傾斜パネル３ｂの構成
及びその取付構造につき、説明する。図２及び図３に示
すように、この傾斜パネル３ｂは、必要により図示しな
い鉄筋が内蔵されたコンクリート板等からなり、その上
端部が傾斜している。傾斜パネル３ｂの表面側には、縦
横の溝によって区画された多数の凸部４が形成されてい
る。凸部４の形状は、図示のものに限らず、種々の形状
とすることができ、又、凸部４の存在しない無地の傾斜
パネル３ｂとすることもできる。図２及び図３以外の各
図では、簡単のため、凸部４の図示を省略している。
及びその取付構造につき、説明する。図２及び図３に示
すように、この傾斜パネル３ｂは、必要により図示しな
い鉄筋が内蔵されたコンクリート板等からなり、その上
端部が傾斜している。傾斜パネル３ｂの表面側には、縦
横の溝によって区画された多数の凸部４が形成されてい
る。凸部４の形状は、図示のものに限らず、種々の形状
とすることができ、又、凸部４の存在しない無地の傾斜
パネル３ｂとすることもできる。図２及び図３以外の各
図では、簡単のため、凸部４の図示を省略している。
【０００９】図４に示すように、傾斜パネル３ｂの裏面
側には、その上端部の傾斜に沿って左右２つの金属製の
インサートナット５が高さ位置を異ならせて埋め込ま
れ、これらのインサートナット５には、各々雌ねじ５ａ
が形成されている。又、傾斜パネル３ｂの裏面側の下端
部の幅方向に沿って、断面略Ｃ字型の金属製のＣレール
６が埋め込まれている。
側には、その上端部の傾斜に沿って左右２つの金属製の
インサートナット５が高さ位置を異ならせて埋め込ま
れ、これらのインサートナット５には、各々雌ねじ５ａ
が形成されている。又、傾斜パネル３ｂの裏面側の下端
部の幅方向に沿って、断面略Ｃ字型の金属製のＣレール
６が埋め込まれている。
【００１０】次に、傾斜パネル３ｂの取付構造につき説
明する。図５乃至図７に示すように、傾斜パネル３ｂの
上端部を登り梁７に取り付ける際には、傾斜パネル３ｂ
の裏面側の上端部に固定される上端ファスナ８と、登り
梁７（Ｈ型鋼）側に固定される梁ファスナ１０と、両フ
ァスナ８及び１０を連結するジョイントボルト１１及び
ナット１２とを使用する。
明する。図５乃至図７に示すように、傾斜パネル３ｂの
上端部を登り梁７に取り付ける際には、傾斜パネル３ｂ
の裏面側の上端部に固定される上端ファスナ８と、登り
梁７（Ｈ型鋼）側に固定される梁ファスナ１０と、両フ
ァスナ８及び１０を連結するジョイントボルト１１及び
ナット１２とを使用する。
【００１１】図８に示すように、上端ファスナ８は孔８
ａを有する垂直部８ｂと、第１挿通孔８ｃを有する水平
部８ｄとからなる。一方、図９及び図１０に示すよう
に、梁ファスナ１０は、第２挿通孔１０ａを有する水平
部１０ｂと、垂直部１０ｃと、孔１０ｄを有する傾斜部
１０ｅとからなる。
ａを有する垂直部８ｂと、第１挿通孔８ｃを有する水平
部８ｄとからなる。一方、図９及び図１０に示すよう
に、梁ファスナ１０は、第２挿通孔１０ａを有する水平
部１０ｂと、垂直部１０ｃと、孔１０ｄを有する傾斜部
１０ｅとからなる。
【００１２】傾斜パネル３ｂの上端部の取付時には、ボ
ルト１３を上端ファスナ８の孔８ａに挿通して前記イン
サートナット５に螺合することにより、上端ファスナ８
を傾斜パネル３ｂに固定する。続いて、ジョイントボル
ト１１を上端ファスナ８の下方から第１挿通孔８ｃ及び
梁ファスナ１０の第２挿通孔１０ａに挿通し、前記水平
部１０ｂの上部でナット１２に螺合する。
ルト１３を上端ファスナ８の孔８ａに挿通して前記イン
サートナット５に螺合することにより、上端ファスナ８
を傾斜パネル３ｂに固定する。続いて、ジョイントボル
ト１１を上端ファスナ８の下方から第１挿通孔８ｃ及び
梁ファスナ１０の第２挿通孔１０ａに挿通し、前記水平
部１０ｂの上部でナット１２に螺合する。
【００１３】次に、梁ファスナ１０の傾斜部１０ｅを登
り梁７の上フランジ７ａの上面側に沿わせ、上フランジ
７ａの孔７ｂと傾斜部１０ｅの孔１０ｄとにボルト１４
を挿通して傾斜部１０ｅの上部でナット１５に螺合する
ことにより、傾斜パネル３ｂの上端部を登り梁７の上フ
ランジ７ａから吊り下げ状態で支持する。この状態で、
ナット１２をジョイントボルト１１に対して所望の方向
に回転させることにより、登り梁７に対する傾斜パネル
３ｂの上下位置を調整できる。
り梁７の上フランジ７ａの上面側に沿わせ、上フランジ
７ａの孔７ｂと傾斜部１０ｅの孔１０ｄとにボルト１４
を挿通して傾斜部１０ｅの上部でナット１５に螺合する
ことにより、傾斜パネル３ｂの上端部を登り梁７の上フ
ランジ７ａから吊り下げ状態で支持する。この状態で、
ナット１２をジョイントボルト１１に対して所望の方向
に回転させることにより、登り梁７に対する傾斜パネル
３ｂの上下位置を調整できる。
【００１４】一方、傾斜パネル３ｂの下端部は、図１１
に示すように、２階の天井部の梁１６によって支持す
る。この梁１６には、傾斜パネル３ｂの下方に位置する
２階の一般パネル２ａの上端部が支持されている。すな
わち、一般パネル２ａの裏面側の上端部には、上端ファ
スナ８が上記傾斜パネル３ｂに対する取付方法と同様の
方法で取り付けられている。但し、ここでは、傾斜パネ
ル３ｂと異なり、左右２つの上端ファスナ８（図１１で
は１つのみ図示）が同一の高さ位置に固定されている。
に示すように、２階の天井部の梁１６によって支持す
る。この梁１６には、傾斜パネル３ｂの下方に位置する
２階の一般パネル２ａの上端部が支持されている。すな
わち、一般パネル２ａの裏面側の上端部には、上端ファ
スナ８が上記傾斜パネル３ｂに対する取付方法と同様の
方法で取り付けられている。但し、ここでは、傾斜パネ
ル３ｂと異なり、左右２つの上端ファスナ８（図１１で
は１つのみ図示）が同一の高さ位置に固定されている。
【００１５】上端ファスナ８の水平部８ｄの上方に梁フ
ァスナ１７が配置され、水平部８ｄ及び梁ファスナ１７
の対応位置に設けた第１挿通孔８ｃ及び第２挿通孔１７
ａにジョイントボルト１８が下方から挿通されて、梁フ
ァスナ１７の上部でナット１８ａに螺合されている。そ
して、梁１６の上フランジ１６ａ及び梁ファスナ１７の
対応位置に設けた孔１６ｂ及び１７ｂにボルト１９が挿
通され、ナット２０に螺合されることにより、一般パネ
ル２ａが梁１６の上フランジ１６ａから吊り下げ状態で
支持されている。
ァスナ１７が配置され、水平部８ｄ及び梁ファスナ１７
の対応位置に設けた第１挿通孔８ｃ及び第２挿通孔１７
ａにジョイントボルト１８が下方から挿通されて、梁フ
ァスナ１７の上部でナット１８ａに螺合されている。そ
して、梁１６の上フランジ１６ａ及び梁ファスナ１７の
対応位置に設けた孔１６ｂ及び１７ｂにボルト１９が挿
通され、ナット２０に螺合されることにより、一般パネ
ル２ａが梁１６の上フランジ１６ａから吊り下げ状態で
支持されている。
【００１６】傾斜パネル３ｂの裏面側の下端部に設けた
前記Ｃレール６には、Ｃレール固定ボルト２１の略矩形
状の係合部２１ａが摺動自在に嵌合されている。Ｃレー
ル固定ボルト２１の雄ねじ部２１ｂは、断面略Ｌ字型の
下端ファスナ２２の垂直部２２ａの孔２２ｂに挿通さ
れ、垂直部２２ａの外方でナット２３に螺合されてい
る。そして、下端ファスナ２２の水平部２２ｃに設けた
孔２２ｄがジョイントボルト１８の上端部に嵌合される
ことにより、傾斜パネル３ｂの下端部が上下動可能及び
前後、左右への移動不能に支持されている。
前記Ｃレール６には、Ｃレール固定ボルト２１の略矩形
状の係合部２１ａが摺動自在に嵌合されている。Ｃレー
ル固定ボルト２１の雄ねじ部２１ｂは、断面略Ｌ字型の
下端ファスナ２２の垂直部２２ａの孔２２ｂに挿通さ
れ、垂直部２２ａの外方でナット２３に螺合されてい
る。そして、下端ファスナ２２の水平部２２ｃに設けた
孔２２ｄがジョイントボルト１８の上端部に嵌合される
ことにより、傾斜パネル３ｂの下端部が上下動可能及び
前後、左右への移動不能に支持されている。
【００１７】次に、第２の実施の形態として、例えば、
平屋建の建築物の壁部に傾斜パネル１ｃを取り付ける場
合の下端部の取付構造を説明する。図１２に示すよう
に、基礎２４の上面に基礎上ファスナ２５をアンカーボ
ルト２６等で固定し、この基礎上ファスナ２５の軸部２
５ａに傾斜パネル１ｃの下端ファスナ２２の水平部２２
ｃの孔２２ｄを嵌合すればよい。なお、上記の実施の形
態では、傾斜パネルは上端部全体が傾斜したものを示し
たが、図１３に示すように、上端部に傾斜部２７と水平
部２８とを有し、上端部の一部のみが傾斜したような傾
斜パネル３０も同様の方法で取付を行うことができる。
平屋建の建築物の壁部に傾斜パネル１ｃを取り付ける場
合の下端部の取付構造を説明する。図１２に示すよう
に、基礎２４の上面に基礎上ファスナ２５をアンカーボ
ルト２６等で固定し、この基礎上ファスナ２５の軸部２
５ａに傾斜パネル１ｃの下端ファスナ２２の水平部２２
ｃの孔２２ｄを嵌合すればよい。なお、上記の実施の形
態では、傾斜パネルは上端部全体が傾斜したものを示し
たが、図１３に示すように、上端部に傾斜部２７と水平
部２８とを有し、上端部の一部のみが傾斜したような傾
斜パネル３０も同様の方法で取付を行うことができる。
【００１８】
【発明の効果】以上のように、本発明の傾斜パネルの取
付構造は、上端部が斜め方向に傾斜した傾斜パネルを建
物の壁部の表面に取り付ける傾斜パネルの取付構造にお
いて、上記傾斜パネルの裏面側の上端部に、その傾斜に
応じて高さ位置を異ならせて複数の上端ファスナを取り
付けるとともに、この傾斜パネルの上端部と平行に斜め
方向に延びる上記建物の登り梁に上記上部ファスナに対
応する複数の梁ファスナを取り付け、各梁ファスナに設
けた水平部の下方に各上端ファスナを配置して両者をジ
ョイントボルトとナットで連結したものであるから、上
記ジョイントボルトに対するナットの螺合位置を変更す
ることにより、登り梁に対する傾斜パネルの上下位置を
容易に調整することができ、傾斜パネルと隣接する外壁
パネル間の上下位置の不揃い等の問題が生じにくくな
る。
付構造は、上端部が斜め方向に傾斜した傾斜パネルを建
物の壁部の表面に取り付ける傾斜パネルの取付構造にお
いて、上記傾斜パネルの裏面側の上端部に、その傾斜に
応じて高さ位置を異ならせて複数の上端ファスナを取り
付けるとともに、この傾斜パネルの上端部と平行に斜め
方向に延びる上記建物の登り梁に上記上部ファスナに対
応する複数の梁ファスナを取り付け、各梁ファスナに設
けた水平部の下方に各上端ファスナを配置して両者をジ
ョイントボルトとナットで連結したものであるから、上
記ジョイントボルトに対するナットの螺合位置を変更す
ることにより、登り梁に対する傾斜パネルの上下位置を
容易に調整することができ、傾斜パネルと隣接する外壁
パネル間の上下位置の不揃い等の問題が生じにくくな
る。
【図１】本発明の傾斜パネルを有する建築物の外形を示
す斜視図。
す斜視図。
【図２】上記傾斜パネルを示す正面図。
【図３】上記傾斜パネルの側面図。
【図４】上記傾斜パネルの背面図。
【図５】上記傾斜パネルの取付前の状態を示す斜視図。
【図６】上記傾斜パネルの取付構造を示す側面図。
【図７】上記傾斜パネルの取付構造を示す背面図。
【図８】上記傾斜パネルの取付用の上端ファスナを示す
斜視図。
斜視図。
【図９】上記傾斜パネルの取付用の梁ファスナを示す正
面図。
面図。
【図１０】上記傾斜パネルの取付用の梁ファスナを示す
平面図。
平面図。
【図１１】上記傾斜パネルの下端部の取付構造を示す側
面図。
面図。
【図１２】上記傾斜パネルの下端部の他の取付構造を示
す側面図。
す側面図。
【図１３】他の傾斜パネルを示す背面図。
【図１４】従来の傾斜パネルの取付構造を示す斜視図。
【符号の説明】 ３ｂ 傾斜パネル ７ 登り梁 ８ 上端ファスナ １０ 梁ファスナ １１ ジョイントボルト １２ ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｅ０４Ｂ 2/56 ６０３ Ｅ０４Ｂ 2/56 ６０３Ｚ ６０４ ６０４Ｂ ６０５ ６０５Ｌ ６１１ ６１１Ｂ ６１１Ｄ ６３１ ６３１Ｂ ６３１Ｃ ６３１Ｊ ６３１Ｋ ６３１Ｗ ６３２ ６３２Ｃ ６３２Ｋ ６３２Ｗ ６３３ ６３３Ｅ ６３３Ｇ ６３３Ｔ ６４２ ６４２Ｂ ６４２Ｚ
Claims (1)
- 【請求項１】 上端部が斜め方向に傾斜した傾斜パネル
を建物の壁部の表面に取り付ける傾斜パネルの取付構造
において、 上記傾斜パネルの裏面側の上端部に、その傾斜に応じて
高さ位置を異ならせて複数の上端ファスナを取り付ける
とともに、この傾斜パネルの上端部と平行に斜め方向に
延びる上記建物の登り梁に上記上部ファスナに対応する
複数の梁ファスナを取り付け、各梁ファスナに設けた水
平部の下方に各上端ファスナを配置して両者をジョイン
トボルトとナットで連結したことを特徴とする傾斜パネ
ルの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32888996A JPH10169059A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | 傾斜パネルの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32888996A JPH10169059A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | 傾斜パネルの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10169059A true JPH10169059A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18215235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32888996A Pending JPH10169059A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | 傾斜パネルの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10169059A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006097434A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Kumahira Safe Co Inc | 自動貸金庫システム |
| JP2015155621A (ja) * | 2014-02-21 | 2015-08-27 | トヨタホーム株式会社 | 屋根部の防水構造 |
| CN104895193A (zh) * | 2015-06-26 | 2015-09-09 | 长沙远大住宅工业集团有限公司 | 预制外墙板连接盒及连接节点 |
| CN104912231A (zh) * | 2015-06-26 | 2015-09-16 | 长沙远大住宅工业集团有限公司 | 预制外墙板与剪力墙的干挂连接结构及其施工方法 |
-
1996
- 1996-12-09 JP JP32888996A patent/JPH10169059A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006097434A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Kumahira Safe Co Inc | 自動貸金庫システム |
| JP2015155621A (ja) * | 2014-02-21 | 2015-08-27 | トヨタホーム株式会社 | 屋根部の防水構造 |
| CN104895193A (zh) * | 2015-06-26 | 2015-09-09 | 长沙远大住宅工业集团有限公司 | 预制外墙板连接盒及连接节点 |
| CN104912231A (zh) * | 2015-06-26 | 2015-09-16 | 长沙远大住宅工业集团有限公司 | 预制外墙板与剪力墙的干挂连接结构及其施工方法 |
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Legal Events
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| A521 | Written amendment |
Effective date: 20031212 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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| A02 | Decision of refusal |
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