JPH10168600A - 電気めっき処理装置のワーク支持具 - Google Patents

電気めっき処理装置のワーク支持具

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JPH10168600A
JPH10168600A JP34460096A JP34460096A JPH10168600A JP H10168600 A JPH10168600 A JP H10168600A JP 34460096 A JP34460096 A JP 34460096A JP 34460096 A JP34460096 A JP 34460096A JP H10168600 A JPH10168600 A JP H10168600A
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JP
Japan
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work
holding
arm
lever
fixed
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JP34460096A
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Masaji Nagakura
正次 長倉
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Marunaka Industrial Co Ltd
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Marunaka Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート形状のワークを確実に支持でき、且つ
電流を陰極バーからワークへ確実に通電できるワーク支
持具を提供する。また、ワークの着脱が容易なワーク支
持具を提供する。また、めっき液中にワークを支持する
ための必要以上の支持具物品を投入する必要のないワー
ク支持具を提供する。 【解決手段】 ハンガー部4とワーク取付け部5とから
成り、このワーク取付け部を複数のワーク支承部6をも
つ固定支承部材7と、該固定支承部材に固着された複数
の押さえクランプ8と、該押さえクランプを介して前記
固定支承部材に開閉自在に取付けられた複数のワーク押
さえ部9をもつ可動押さえ部材10とから構成し、前記
ワーク押さえ部の押圧位置で該ワーク押さえ部とワーク
支承部との間にシート形状のワークの上端部を挟持でき
るように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気めっき処理装
置において、めっき処理されるワークを支持するジグと
通称されるワーク支持具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】電気めっき処理装置において、ジグと通
称されているワーク支持具は、めっき処理されるワーク
を支持する機能と、電流を陰極バーからワークに通電す
る機能をもつものである。このワーク支持具は、陰極バ
ーに吊り下げられる断面略コ字状の極棒接続部をもつハ
ンガー部と、このハンガー部の下方に設けられたワーク
取付け部とから構成されている。
【0003】一方、めっき処理されるワークとして撓み
やすいシート形状のプリント配線基板の需要が増してい
る。従来、プリント配線基板などの撓みやすいシート形
状のワークをワーク支持具へ取付けるためのワーク取付
け部の構造としては、ワークを支承できる枠体に取付け
られた数個のバネクリップでシート形状のワークの四角
を挟んでワークをワーク支持具へ取付けるようにしたバ
ネクリップ方式のものや、シート形状のワークを挟むこ
とができる挟持部材を結合フックで挟持状態に押さえ込
むようにしたフック押さえ込み方式と通称されているも
のが一般的に使用されている。
【0004】しかし、バネクリップ方式やフック押さえ
込み方式による従来のワーク支持具では、次のような問
題点が指摘されている。撓みやすいシート形状のワーク
に対するワーク支持具の支持が完全でないためワークが
ワーク支持具から外れたり、シート形状のワークの破
れ、歪み等の発生や、ワークに対する通電不良によっ
て、不良品が多く発生する。また、ワーク支持具へのワ
ークの着脱に手間がかかり作業効率の低いものでった。
このため、従来のバネクリップ方式やフック押さえ込み
方式のままでは、めっき処理装置の自動化を進める上で
ワーク着脱工程が障害となっていた。また、従来のバネ
クリップ方式やフック押さえ込み方式では、バネクリッ
プや結合フックやこれらのクリップやフックを取り付け
ている支え柱の形状が複雑であるため、これらのワーク
取付け部にめっき液が付着しやすく、付着しためっき液
の他槽からの持込みや他槽への持出しによる処理液の混
入が多く、品質が安定しないという問題点があった。ま
た、従来のバネクリップ方式やフック押さえ込み方式で
は、バネクリップや結合フックやこれらのクリップやフ
ックを取り付けている支え柱などの必要以上の物品がめ
っき液中に投入されることにより、これらの物品が熱源
を消費することから、電力を多量に消費するという問題
点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のワー
ク支持具で指摘された問題点を解決しようとするもので
あり、その目的は、シート形状のワークを確実に支持で
き、且つ電流を陰極バーからワークへ確実に通電できる
ワーク支持具を提供することである。このように、シー
ト形状のワークを確実に支持でき、且つ電流を陰極バー
からワークへ確実に通電できるようにすることによっ
て、めっき処理の全工程が終了するまで振動や移動によ
っても、ワークの外れ、ワークの破れ、ワークの歪み、
ワークに対する通電不良等がなく、品質の安定化を図れ
るようにするものである。また、本発明の目的は、ワー
クの着脱が容易であり、ワーク着脱工程の自動化を図り
やすいワーク支持具を提供するものである。また、本発
明の目的は、めっき液中にワークを支持するための必要
以上の物品を投入する必要のないワーク支持具を提供す
ることである。このようなワーク支持具を提供すること
により、ワーク支持具へのめっき液の付着を防止し、め
っき液の他槽からの持込みや他槽への持出しによる処理
液の混入を防止できるようにして、品質の安定化を図れ
るようにするものであり、しかも、電力消費が少なく、
省資源化を図れるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る電気めっき処理装置のワーク支持具
は、陰極バーに吊り下げられる極棒接続部をもつハンガ
ー部と、このハンガー部の下方に設けられたワーク取付
け部とから成り、前記ワーク取付け部を、前記ハンガー
部の下部に固着されシート形状のワークの上端部の一面
側を支承できる複数のワーク支承部をもつ固定支承部材
と、該固定支承部材に固着された複数の押さえクランプ
と、該押さえクランプを介して前記固定支承部材に開閉
自在に取付けられシート形状のワークの上端部の他面側
を押圧できる複数のワーク押さえ部をもつ可動押さえ部
材とから構成し、前記押さえクランプは、ブラケット
と、クランクアームと、一方のアームを押さえアームと
した梃子レバーと、一方のアームを操作アームとした連
接レバーとから成り、前記クランクアームの一端側を前
記ブラケットの上部側に枢着し、前記クランクアームの
他端側を前記連接レバーの中間部に枢着し、前記梃子レ
バーの他方アーム側の端部を前記ブラケットの下部側に
枢着し、前記梃子レバーの梃子支点部を前記連接レバー
の他方アーム側の端部に枢着し、前記連接レバーの操作
アームを前記ブラケットの方向へ移動操作した際に前記
クランクアームと連接レバーの枢着軸が前記クランクア
ームと前記ブラケットの枢着軸と前記梃子レバーと連接
レバーの枢着軸とを結ぶ線上を超えた位置で前記梃子レ
バーの押さえアームに前記ブラケットの方向への押さえ
と該押さえ位置での固定機能が働くように構成され、該
押さえクランプの前記ブラケットを前記固定支承部材の
ワーク支承部を設けた面側に前記連接レバーの操作アー
ムを上側に前記梃子レバーの押さえアームを下側に位置
するようにそれぞれ固着すると共に、前記押さえクラン
プの押さえアームに前記可動押さえ部材を該可動押さえ
部材のワーク押さえ部が進出位置で前記固定支承部材の
ワーク支承部と一致するように固着し、前記押さえクラ
ンプの各操作アームの起倒動作が共動するように各操作
アームをクランプ操作バーを介して連結し、該押さえク
ランプの各操作アームを連結した前記クランプ操作バー
を起倒動作することにより、前記固定支承部材のワーク
支承部に対して前記押さえアームに取付けられた前記可
動押さえ部材のワーク押さえ部を進退動可能とし、ワー
ク押さえ部の進出位置で該ワーク押さえ部とワーク支承
部との間にシート形状のワークの上端部を挟持できるよ
うに構成した。
【0007】また、前記可動押さえ部材のワーク押さえ
部との間でワークを挾持する前記固定支承部材のワーク
支承部を陰極バーからの電流をワークへ通電するための
通電部とした。
【0008】また、前記ワーク支承部と前記ワーク押さ
え部によって挟持されるシート形状のワークを該ワーク
のシート両面に対して少しの間隙をおいてガイドできる
ように、前記固定支承部材と前記可動押さえ部材にそれ
ぞれ揺れ防止ガイド棒を該固定支承部材と可動押さえ部
材から垂下した状態に取付けた。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る電気めっき処理装置
のワーク支持具の実施の形態について図面を参照しなが
ら説明する。図1乃至図2は本発明に係るワーク支持具
を示している。ワーク支持具1は、陰極バー2に吊り下
げられる断面略コ字状の極棒接続部3をもつハンガー部
4と、このハンガー部4の下方に設けられたワーク取付
け部5とから構成される。前記ワーク取付け部5は、シ
ート形状のワークWの上端部の一面側を支承できる一対
のワーク支承部6,6をもつ固定支承部材7と、該固定
支承部材7に固着された一対の押さえクランプ8,8
と、該押さえクランプ8,8を介して前記固定支承部材
7に開閉自在に取付けられシート形状のワークWの上端
部の他面側を押圧できる一対のワーク押さえ部9,9を
もつ可動押さえ部材10,10とから構成される。
【0010】前記固定支承部材7は、前記ハンガー部4
の主骨部11の下端部に直交状態に固着された支持板部
材12と該支持板部材12の両端部に該支持板部材12
から垂下した状態に固着された一対の支持片部材13,
13とで構成してある。そして、前記各支持片部材1
3,13の下端部にそれぞれ凸形状の前記ワーク支承部
6,6を突設している。前記各ワーク支承部6,6の取
付け間隔はシート形状のワークWの上端部を2個所で掴
むのにちょうど良い間隔としてある。前記各ワーク支承
部6,6は前記陰極バー2からの電流を前記ハンガー部
4を介してワークWへ通電するための通電部としてい
る。このように、前記陰極バー2からの電流を前記ハン
ガー部4と前記固定支承部材7(支持板部材12,支持
片部材13,13)を介して前記各ワーク支承部6,6
からワークWへと通電できるように、これらの素材は銅
などの導電性素材で構成されるが、前記各ワーク支承部
6,6を取付けている前記固定支承部材7の前記支持片
部材13,13は、めっき液中に漬けられる下方部分の
表面を合成樹脂などの耐薬品性及び絶縁性素材から成る
被覆体14で被覆している。また、前記固定支承部材7
の前記支持片部材13,13から突設された凸形状の前
記各ワーク支承部6,6は、シート形状のワークWとの
当接面以外の表面をOリングやゴムパッキンなどのシー
ル部材15でシールしている。前記支持片部材13,1
3には、前記前記各ワーク支承部6,6の形成位置より
やや上方にワークWの上方取付け位置を規制する合成樹
脂などの耐薬品性及び絶縁性素材から成るワークストッ
パー16を突設してある。なお、前記ハンガー部4の極
棒接続部3の上部には、ワーク支持具1を陰極バー2に
沿って移送するため送り爪(図示せず)に係合される係
止体17を突設してある。なお、図1において符号Aは
液面を示している。
【0011】前記固定支承部材7に固着された一対の押
さえクランプ8,8は、ブラケット20と、クランクア
ーム21と、一方のアームを押さえアーム22とした梃
子レバー23と、一方のアームを操作アーム24とした
連接レバー25とから構成され、前記クランクアーム2
1の一端側を前記ブラケット20の上部側に枢着26
し、前記クランクアーム21の他端側を前記連接レバー
25の中間部に枢着27し、前記梃子レバー23の他方
アーム側の端部を前記ブラケット20の下部側に枢着2
8し、前記梃子レバー23の梃子支点部を前記連接レバ
ー25の他方アーム側の端部に枢着29し、前記連接レ
バー25の操作アーム24を前記ブラケット20の方向
へ移動操作した際に前記クランクアーム21と連接レバ
ー25の枢着軸27が前記クランクアーム21と前記ブ
ラケット20の枢着軸26と前記梃子レバー23と連接
レバー25の枢着軸29とを結ぶ線上を超えた位置で前
記梃子レバー23の押さえアーム22に前記ブラケット
20の方向への押さえと該押さえ位置での強い固定機能
が働くように構成された、トッグル押さえクランプを用
いている。
【0012】この押さえクランプ8,8は、該押さえク
ランプ8,8の前記ブラケット20を前記固定支承部材
7の前記支持片部材13,13の上端部でワーク支承部
6,6を設けた面側に前記連接レバー25の操作アーム
24を上側に前記梃子レバー23の押さえアーム22を
下側に位置するようにそれぞれ固着すると共に、前記押
さえクランプ8,8の押さえアーム22,22に前記可
動押さえ部材10,10を該可動押さえ部材10,10
から突設された凸形状のワーク押さえ部9,9が進出位
置で前記固定支承部材7のワーク支承部6,6と一致す
るように固着し、該押さえクランプ8,8の操作アーム
24を起倒動作することにより、図1に実線と1点鎖線
で示したように前記固定支承部材7のワーク支承部6に
対して前記押さえアーム22に取付けられた前記可動押
さえ部材10のワーク押さえ部9を進退動可能とし、ワ
ーク押さえ部9の進出位置で該ワーク押さえ部9と前記
ワーク支承部6との間にシート形状のワークWの上端部
を挟持できるように構成してある。前記可動押さえ部材
10は、めっき液中に漬けられる下方部分の表面を合成
樹脂などの耐薬品性及び絶縁性素材から成る被覆体30
で被覆している。また、前記可動押さえ部材10,10
から突設された凸形状のワーク押さえ部9,9は、シー
ト形状のワークWとの当接面以外の表面をOリングやゴ
ムパッキンなどのシール部材31でシールしている。
【0013】前記押さえクランプ8,8の各操作アーム
24,24は、該各操作アーム24,24の起倒動作が
共動するように各操作アーム24,24をクランプ操作
バー35を介して連結する。このクランプ操作バー35
を例えば図示しないエアシリンダーのロッドに連結し、
このロッドを進退動作させることによって前記クランプ
操作バー35に連結された各操作アーム24,24の起
倒動作を共動させることにより、シート形状のワークW
を挾持する前記ワーク支承部6,6に対するワーク押さ
え部9,9の進退移動の自動化を図りやすい。
【0014】前記ワーク支承部6と前記ワーク押さえ部
9によって挟持されるシート形状のワークWを該ワーク
のシート両面に対して少しの間隙をおいてガイドできる
ように、前記固定支承部材7の支持板部材12の両端部
と前記可動押さえ部材10,10の外側に張り出した延
設板36(一方のみ図示)に前後2本づつ合計4本の揺
れ防止ガイド棒37,37(前後各1本は省略)を該固
定支承部材7の支持板部材12の両端部と可動押さえ部
材10の外側に張り出した延設板36からワークWの下
端部近くまで垂下した状態に取付けてある。この揺れ防
止ガイド棒37のめっき液中に漬けられる部分の表面は
合成樹脂製チューブなどの耐薬品性及び絶縁性素材で被
覆されている。
【0015】図示した本発明の実施形態は、一対のワー
ク支承部6,6と一対のワーク押さえ部9,9によって
シート形状のワークWの上端部を挟持するように構成
し、めっき液中にワークを支持するための必要以上の物
品を投入しないように構成している。しかしながら、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えば、前記固
定支承部材7の支持片部材13,13と可動押さえ部材
10,10を、方形のシート形状のワークの両側端部の
全長を挾持できる長さまで下方へ延長し、この延長した
支持片部材13と可動押さえ部材10にそれぞれ複数の
ワーク支承部とワーク押さえ部を突設したものや、可動
押さえ部材10側のみに複数のワーク押さえ部を突設し
たワーク支持具を除くものではない。
【0016】また、前記した本発明の実施形態は、前記
陰極バー2からの電流を前記ハンガー部4と前記固定支
承部材7(支持板部材12,支持片部材13,13)を
介して前記各ワーク支承部6,6と前記各ワーク押さえ
部9からワークWへと通電できるように、前記固定支承
部材7(支持板部材12,支持片部材13,13)や可
動押さえ部材10を銅などの導電性素材で構成したが、
例えば、前記固定支承部材7(支持板部材12,支持片
部材13,13)や可動押さえ部材10を導電性を有し
ないプラスチックで構成し、前記ハンガー部4から導電
ケーブルを介して前記各ワーク支承部6,6へ通電する
ように構成しても良い。
【0017】
【発明の効果】本発明のワーク支持具は、シート形状の
ワークを確実に支持でき、且つ電流を陰極バーからワー
クへ確実に通電できる。このように、シート形状のワー
クを確実に支持でき、且つ電流を陰極バーからワークへ
確実に通電できるようにしたことによって、めっき処理
の全工程が終了するまで振動や移動によっても、ワーク
の外れ、ワークの破れ、ワークの歪み、ワークに対する
通電不良等がなく、めっき製品の品質安定化を期待でき
る。また、本発明のワーク支持具は、ワークの着脱が極
めて容易であり、ワーク着脱工程の自動化を図りやす
い。また、本発明のワーク支持具は、めっき液中にワー
クを支持するための必要以上の支持具物品を投入する必
要がないため、ワーク支持具へのめっき液の付着を大幅
に改善でき、めっき液の他槽からの持込みや他槽への持
出しによる処理液の混入を大幅に防止できることによっ
て、めっき製品の品質安定化を期待でき、しかも、消費
電力を抑えることができることによって、大幅な省資源
化を期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワーク支持具の側面図である。
【図2】本発明に係るワーク支持具の正面図である。
【符号の説明】
1 ワーク支持具 2 陰極バー 3 極棒接続部 4 ハンガー部 5 ワーク取付け部 6 ワーク支承部 7 固定支承部材 8 押さえクランプ 9 ワーク押さえ部 10 可動押さえ部材 12 支持板部材 13 支持片部材 14 被覆体 15 シール部材 16 ワークストッパー 20 ブラケット 21 クランクアーム 22 押さえアーム 23 梃子レバー 24 操作アーム 25 連接レバー 30 被覆体 31 シール部材 35 クランプ操作バー 37 揺れ防止ガイド棒 W シート形状のワーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰極バーに吊り下げられる極棒接続部を
    もつハンガー部と、このハンガー部の下方に設けられた
    ワーク取付け部とから成り、 前記ワーク取付け部を、前記ハンガー部の下部に固着さ
    れシート形状のワークの上端部の一面側を支承できる複
    数のワーク支承部をもつ固定支承部材と、該固定支承部
    材に固着された複数の押さえクランプと、該押さえクラ
    ンプを介して前記固定支承部材に開閉自在に取付けられ
    シート形状のワークの上端部の他面側を押圧できる複数
    のワーク押さえ部をもつ可動押さえ部材とから構成し、 前記押さえクランプは、ブラケットと、クランクアーム
    と、一方のアームを押さえアームとした梃子レバーと、
    一方のアームを操作アームとした連接レバーとから成
    り、前記クランクアームの一端側を前記ブラケットの上
    部側に枢着し、前記クランクアームの他端側を前記連接
    レバーの中間部に枢着し、前記梃子レバーの他方アーム
    側の端部を前記ブラケットの下部側に枢着し、前記梃子
    レバーの梃子支点部を前記連接レバーの他方アーム側の
    端部に枢着し、前記連接レバーの操作アームを前記ブラ
    ケットの方向へ移動操作した際に前記クランクアームと
    連接レバーの枢着軸が前記クランクアームと前記ブラケ
    ットの枢着軸と前記梃子レバーと連接レバーの枢着軸と
    を結ぶ線上を超えた位置で前記梃子レバーの押さえアー
    ムに前記ブラケットの方向への押さえと該押さえ位置で
    の固定機能が働くように構成され、該押さえクランプの
    前記ブラケットを前記固定支承部材のワーク支承部を設
    けた面側に前記連接レバーの操作アームを上側に前記梃
    子レバーの押さえアームを下側に位置するようにそれぞ
    れ固着すると共に、前記押さえクランプの押さえアーム
    に前記可動押さえ部材を該可動押さえ部材のワーク押さ
    え部が進出位置で前記固定支承部材のワーク支承部と一
    致するように固着し、前記押さえクランプの各操作アー
    ムの起倒動作が共動するように各操作アームをクランプ
    操作バーを介して連結し、該押さえクランプの各操作ア
    ームを連結した前記クランプ操作バーを起倒動作するこ
    とにより、前記固定支承部材のワーク支承部に対して前
    記押さえアームに取付けられた前記可動押さえ部材のワ
    ーク押さえ部を進退動可能とし、ワーク押さえ部の進出
    位置で該ワーク押さえ部とワーク支承部との間にシート
    形状のワークの上端部を挟持できるように構成し、且つ
    前記固定支承部材のワーク支承部をワークへの通電部と
    して構成したことを特徴とする電気めっき処理装置のワ
    ーク支持具。
  2. 【請求項2】 前記ワーク支承部と前記ワーク押さえ部
    によって挟持されるシート形状のワークを該ワークのシ
    ート両面に対して少しの間隙をおいてガイドできるよう
    に、前記固定支承部材と前記可動押さえ部材にそれぞれ
    揺れ防止ガイド棒を該固定支承部材と可動押さえ部材か
    ら垂下した状態に取付けたことを特徴とする請求項1記
    載の電気めっき処理装置のワーク支持具。
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