JPH10168339A - 着色磁性金属フレーク - Google Patents

着色磁性金属フレーク

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JPH10168339A
JPH10168339A JP8327194A JP32719496A JPH10168339A JP H10168339 A JPH10168339 A JP H10168339A JP 8327194 A JP8327194 A JP 8327194A JP 32719496 A JP32719496 A JP 32719496A JP H10168339 A JPH10168339 A JP H10168339A
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JP
Japan
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magnetic metal
colored
pigment
metal flakes
colored magnetic
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JP8327194A
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Yoshiki Hashizume
良樹 橋詰
Toru Niizaki
徹 新居崎
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Toyo Aluminum KK
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Toyo Aluminum KK
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    • C09C3/00Treatment in general of inorganic materials, other than fibrous fillers, to enhance their pigmenting or filling properties
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気カード用あるいは磁気表示媒体用とし
て、さらには磁気模様形成塗料用として適した、着色顔
料が均一に付着し凝集のない着色磁性金属フレークを提
供すること。 【解決手段】 着色磁性金属フレークは、少なくとも全
粒子の90%の表面に着色顔料を付着させることにより
着色されており、かつ塗料に配合されたときのつぶが9
0μm以下(JIS K5400、B法による)である
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気カードあるい
は磁気表示媒体用、磁性模様形成用塗料用として使用さ
れる着色磁性金属フレークに関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコカード等の磁気カードの遮蔽
層、あるいはリライトカード等の磁気表示媒体の記録層
にはパーマロイ、センダスト、珪素鋼等の磁性金属フレ
ークが使用されている。これらの磁性金属フレークはす
べて鈍い金属色を呈するのみで、装飾的な効果をほとん
ど持たない。また、遮蔽層の上から文字等を印刷した場
合、下地が鈍い金属色であるため印刷された文字等が判
読し難いという問題があった。これを解決するため、遮
蔽層の上から酸化チタンやアルミニウムフレーク等を含
む保護層を設ける方法が採用されているが、工程が増え
るため、コスト高になるという問題があった。
【0003】一方、これらの磁性金属フレークをマイク
ロカプセルに液体と共に封入し、磁気により配向させる
ことにより可視画像を表示させる方法が、リライトカー
ド等の磁気表示媒体に用いられている。この場合には通
常の磁性金属フレークを用いただけでは鈍い金属色を呈
するのみでコントラストに乏しく、はっきりした画像を
得ることは困難であった。また、表示される文字の色も
限定されていた。
【0004】特開昭63−175670号、特開平06
−86958号には磁性粉を含有する塗料を塗装する工
程で磁力を作用させ、立体感のある磁性模様を形成する
方法が開示されている。しかし、現状では着色されてい
ない鈍い金属色の磁性粉しか使用されていないため色彩
に乏しく、意匠性が劣るという問題があった。
【0005】これらの用途に用いる磁性粉を着色する方
法はいくつか提案されている。
【0006】例えば、特開平4−199085号には相
分離法あるいは界面重合法により、磁性流体を染料で着
色する方法が開示されている。しかし、これらの方法で
は磁性粉が樹脂で被覆される際に凝集して粗大粒子とな
る傾向があり、凝集した粒子を磁気により配向させても
明瞭な画像を得ることが出来ない、塗料化して塗装した
場合にブツが発生する等の問題がある。また、染料は安
定性に乏しく長時間の使用に耐えられないという欠点も
あった。
【0007】特開平7−13206号には鱗片状磁性粉
を、有機着色剤を固定した二酸化珪素皮膜で着色する方
法が開示されている。この方法においても、二酸化珪素
皮膜を形成する工程での磁性粉の凝集が避けがたく、凝
集を回避するため二酸化珪素皮膜を薄くすると十分に着
色することが出来ないという問題があった。
【0008】特開平7−261684号には磁性粉を着
色する方法として、相分離法、液中硬化被覆法、
分散重合法、気流中衝撃法、スプレードライング
法、有機金属あるいは金属塩を粒子表面に分解析出さ
せた金属酸化物で着色する方法が開示されている。しか
し、の方法では樹脂が塊を形成しやすいため、や
はり磁性粉の凝集は避けがたい。の方法は、磁性粉に
強固に着色顔料を付着させることが困難で、塗料やイン
キを製造する工程ですぐに脱落するという問題がある。
また、の方法では顔料を効率よく磁性粉の表面に付着
させることが困難なため、十分に着色できず、の方法
では金属酸化物の着色力が小さいため十分に着色できな
いか、あるいは着色できても色相が限定される等の問題
がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、着色
顔料が均一に付着した、凝集のない磁性金属フレークを
提供しようとするもので、磁気カード用あるいは磁気表
示媒体用、さらには磁気模様形成塗料用として、従来の
機能に加えて意匠的な機能をも付与しようとするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】着色顔料の付着状態とし
て望ましい状態は、少なくとも全粒子の90%の磁性金
属フレークに着色顔料が付着していることであり、着色
顔料が付着していない磁性金属フレークが多い場合には
その粒子からの光の直接反射により色調の鮮明性が損な
われる。また、着色顔料は強固に付着していることが望
ましく、付着性が不十分な場合は上記用途に使用される
場合に、それらを製造する工程において着色顔料が脱落
し、着色顔料が付着していない磁性金属フレークが発生
する恐れがあり、この場合色調の鮮明性が損なわれてし
まう。
【0011】本発明の着色磁性金属フレークは、凝集粒
子を含まず、該着色磁性金属フレークを配合した塗料の
JIS 5400に規定されるつぶ試験B法による測定
値が90μm以下となることを特徴とする。ここで、凝
集粒子とは複数個の磁性金属フレークが固着して1つの
塊状粒子を形成したものを指し、このような粒子が存在
し、上記つぶ試験B法による測定値が90μmを超える
と、遮蔽層や塗膜にブツが入ったり、磁気による画像の
鮮明性が損なわれるという問題を生じる。このような凝
集粒子を含まない着色磁性金属フレークは従来の技術で
は得られなかったのである。
【0012】
【発明の実施の形態】基材となる磁性金属フレークにつ
いては、最大粒径が150μm以下(より好ましくは5
0μm以下)、平均厚みが0.1〜5μm(より好まし
くは0.2〜1μm)、メジアン径が5〜100μm
(より好ましくは10〜40μm)のもので、平均粒径
を厚みで割った形状係数が2〜500程度(より好まし
くは5〜100)の範囲のものがよい。また、その形状
としては表面が平滑で端部が丸みを帯びたコイン状のも
のが望ましい。最大粒径が150μmを超える場合は印
刷した場合にブツが入る、カプセル化できない等の問題
が生じ、またメジアン径が上記範囲より大きい場合にも
同様の問題が生じる。また、平均厚みが上記範囲より大
きい場合には塗面がざらざらした感じとなり意匠性が損
なわれる。さらに、メジアン径や平均厚みが上記範囲よ
り小さい場合には、着色してもあまり意匠性に特徴が無
く、また、多くの顔料を付着させる必要があるため着色
が困難となる。
【0013】ここで、最大粒径(r)とは、篩い分け分
析で篩残分が0.1%以下となる最小の篩の目開き、メ
ジアン径(Dm)とはレーザー回折法または篩い分け法
または顕微鏡法で測定された粒度分布におけるメジアン
径、平均厚み(t)は水面拡散面積法あるいはそれに準
ずる方法(例えば、試料の希薄濃度の塗膜を作成してそ
の透過率を測定し、水面拡散面積既知の試料を用いて作
成した検量線を使って水面拡散面積を推定する方法等)
で測定された隠蔽力(S、cm2/g)と着色磁性金属
フレークの真密度(ρ、g/cm3)から次式を用いて計
算することができる。
【0014】t(μm)=104/(ρ×S) 磁性金属フレークの材質としては、軟質磁性材料、半硬
質磁性材料、硬質磁性材料に属する金属材料で、フレー
ク化できる程度の延性を有するものが好適に使用され
る。具体的には鉄、ニッケル、コバルト、クロム、およ
びそれらの合金、珪素鋼、パーマロイ、センダスト、ア
ルニコ、磁性ステンレス鋼等が例示され得る。
【0015】付着させる着色顔料の量は磁性金属フレー
クの100重量部に対し、1〜100重量部の範囲が適
当である。これよりも少ない場合は充分着色させること
が出来ず、多すぎると着色顔料の脱落が生じ易くなる。
【0016】本発明によれば着色顔料は有機・無機の区
別無く使用可能であり、具体的に使用できる顔料として
下記の系統のものが例示され得る。
【0017】フタロシアニン、ハロゲン化フタロシアニ
ン、キナクリドン、ジケトピロロピロール、イソインド
リノン、アゾメチン金属錯体、インダンスロン、ペリレ
ン、ペリノン、アントラキノン、ジオキサジン、ベンゾ
イミダゾロン、縮合アゾ、トリフェニルメタン、キノフ
タロン、アントラピリミジン、酸化チタン、酸化鉄、カ
ーボンブラック、群青、紺青、コバルトブルー、クロム
グリーン。
【0018】付着性、耐候性および着色力の面から特に
好ましい顔料としては、フタロシアニンブルー、フタロ
シアニングリーン、キナクリドンレッド、キナクリドン
マルーン、キナクリドンゴールド、ジケトピロロピロー
ル、イソインドリノンイエロー、イソインドリノンオレ
ンジ、アントラピリミジンイエロー、ジオキサジンバイ
オレット、ペリレンマルーン、アゾメチン銅錯体、超微
粒子酸化チタン、透明酸化鉄、カーボンブラックが挙げ
られる。
【0019】着色顔料の一次粒子径については、0.0
1〜1μm、好ましくは0.02〜0.1μmのものが
使用できる。
【0020】磁性金属フレーク表面に着色顔料を付着さ
せる方法としては、付着させる着色顔料を、分子中に2
個のアミノ基を有し、カルボキシル基を持たないアミノ
化合物、および/または一塩基性芳香族カルボン酸で処
理して該着色顔料を被覆して、磁性金属フレークに対す
る付着性を向上せしめ、非極性溶媒中でのヘテロ凝集現
象を利用して磁性金属フレークに付着させる方法が好ま
しい。
【0021】なお、着色顔料には、上記の化合物の他に
界面活性剤やキレート化合物等の顔料分散剤や、紫外線
吸収剤等を付着させてもよい。
【0022】2個のアミノ基を有し、カルボキシル基を
持たないアミノ化合物としては下記のものが例示され得
る。
【0023】エチレンジアミン、トリメチレンジアミ
ン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミ
ン、ヘキサメチレンジアミン、ドデカメチレンジアミ
ン、1,7−ジアミノヘプタン、1,8−ジアミノオク
タン、1,10−ジアミノデカン、1,12−ジアミノ
ドデカン、o−フェニレンジアミン、m−フェニレンジ
アミン、p−フェニレンジアミン、1,8−ジアミノナ
フタレン、1,2−ジアミノシクロヘキサン、ステアリ
ルプロピレンジアミン、N−β−(アミノエチル)−γ
−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−β−(アミ
ノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラ
ン。
【0024】これらの中で、炭素数6〜12の脂肪族ジ
アミン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピ
ルメチルジメトキシシラン、N−β−(アミノエチル)
−γ−アミノプロピルトリメトキシシランの群より選ば
れる少なくとも一種で着色顔料を処理し被覆した場合
に、磁性金属フレークに対する付着性に特に優れ、好適
である。
【0025】一塩基性芳香族カルボン酸としては下記の
ものが例示され得る。
【0026】安息香酸、安息香酸ビニル、サリチル酸、
アントラニル酸、m−アミノ安息香酸、p−アミノ安息
香酸、3−アミノ−4−メチル安息香酸、p−アミノサ
リチル酸、1−ナフトエ酸、2−ナフトエ酸、ナフテン
酸、3−アミノ−2−ナフトエ酸、ケイ皮酸、アミノケ
イ皮酸。
【0027】これらの中で、安息香酸、アミノ安息香酸
(アントラニル酸等)、アミノヒドロキシ安息香酸(ア
ミノサリチル酸等)、ナフトエ酸(2−ナフトエ酸
等)、アミノナフトエ酸(3−アミノ−2−ナフトエ酸
等)、ケイ皮酸、アミノケイ皮酸に属するものが磁性金
属フレークと着色顔料との付着性が特に優れ、好適であ
る。
【0028】2個のアミノ基を有し、カルボキシル基を
持たないアミノ化合物あるいは一塩基性芳香族カルボン
酸の添加量は着色顔料100重量部に対し、0.2〜1
00重量部、より好ましくは0.5〜50重量部が適当
である。添加量が少なすぎる場合は着色顔料を磁性金属
フレークに付着させることが困難となる。また、添加量
が多すぎると、着色顔料を磁性金属フレークに付着させ
ても顔料が充分に固定できない、着色磁性金属フレーク
を磁性膜に配合した場合に余分なアミノ化合物あるいは
一塩基性芳香族カルボン酸が磁性膜の物性低下等の問題
を引き起こす等の不都合が生じる。
【0029】具体的に、着色顔料を磁性金属フレークに
付着させる好ましい方法として、下記の工程が例示され
るが、この方法に限定されるものではない。
【0030】1) 着色顔料を上に挙げた2個のアミノ
基を有し、カルボキシル基を持たないアミノ化合物の存
在下、および/または一塩基性芳香族カルボン酸の存在
下において、必要に応じて界面活性剤やキレート化合物
等の分散剤を加え、非極性溶媒中で分散し、着色顔料の
分散体を作成する。ここで、非極性溶媒としては沸点範
囲100〜250℃程度の脂肪族炭化水素あるいは芳香
族炭化水素およびその混合物が好適に使用され得る。具
体的には、ノルマルパラフィン、イソパラフィン、トル
エン、キシレン、ソルベントナフサ、灯油、ミネラルス
ピリット、石油ベンジン等が例示され得る。また、必要
に応じてアルコールあるいはエステル系溶剤を顔料分散
の補助として少量(5%以下程度)添加してもよい。
【0031】着色顔料を分散する方法としては、ボール
ミル、ビーズミル、サンドミル等による粉砕媒体を使っ
た分散方法が好ましい。
【0032】2) 1)により作成した着色顔料分散体
に、磁性金属フレークを加えて分散する。このときの分
散方法としては、上に挙げた粉砕媒体を使用した分散方
法の他に、スターラーやディスパーによる撹拌も好適で
ある。その他、着色顔料スラリーに無機酸基を吸着させ
た磁性金属フレークを加えた後、固液分離してペースト
状とし、ニーダーミキサー等で混練する方法も有効であ
る。添加する磁性金属フレークは脂肪酸等の有機系添加
剤をできるだけ含まないことが望ましく、必要に応じて
無機酸等をあらかじめ吸着させ、着色顔料が付着しやす
い表面状態にしておいてもよい。
【0033】以上のようにして得られた着色磁性金属フ
レークを一次着色磁性金属フレークと称する。一次着色
磁性金属フレークは、着色顔料が表面に細かく均一に付
着しているため、鮮やかな色調を示し、かつ金属光沢も
優れている。
【0034】着色顔料の種類により一次着色の段階で充
分な着色顔料の付着性を得ることが可能な場合もある
が、必要に応じて、顔料付着層の上から樹脂を被覆する
ことによりさらに改善することができる。樹脂が顔料と
磁性金属フレーク表面との間隙に浸入して固定化の役割
を果たし、密着性を向上させるためである。付着させる
樹脂の量は着色磁性金属フレーク100重量部に対し、
0.5〜100重量部、より好ましくは5〜30重量部
が適当である。これよりも量が少ない場合は充分な密着
性が得られず、多すぎると着色磁性金属フレークの光沢
が損なわれてしまう。
【0035】一次着色磁性金属フレークを樹脂で被覆す
る方法は、一次着色磁性金属フレークを炭化水素系ある
いはアルコール系溶媒(好ましくは炭化水素系溶剤)に
分散した分散体にモノマーと過酸化ベンゾイル、過酸化
イソブチル、アゾビスイソブチロニトリル等の重合開始
剤を添加し、撹拌ながら加熱してモノマーを重合させ、
該フレーク表面に析出させる方法が好ましい。重合反応
は無酸素雰囲気、例えば窒素、アルゴン等の不活性ガス
中で行うことが望ましい。反応温度は50〜150℃、
より好ましくは70〜100℃が適当である。温度が低
すぎる場合は重合反応が効率的に起こらず、高すぎる場
合は反応が一気に進行するため磁性金属フレークの表面
に樹脂を析出させることが出来なくなる。反応時間は
0.5〜24時間程度が好適である。反応時間が短すぎ
るとモノマーを十分重合させることが出来ず、また、反
応時間を24時間以上にしても特にメリットはない。
【0036】重合させるモノマーとしては下記のものが
例示され得る。
【0037】アクリル酸、メタクリル酸、メタクリル酸
メチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキ
シル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸ステアリル、ア
クリル酸シクロヘキシル、アクリル酸2−ヒドロキシエ
チル、アクリル酸2−ヒドロキシブチル、アクリル酸2
−メトキシエチル、アクリル酸2−ジエチルアミノエチ
ル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸オクチル、1,
4−ブタンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサン
ジオールジアクリレート、1,9−ノナンジオールジア
クリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、
トリプロピレングリコールジアクリレート、テトラエチ
レングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート、テトラメチロールメタンテトラア
クリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、
トリスアクリロキシエチルホスフェート、ジトリメチロ
ールプロパンテトラアクリレート、スチレン、α−メチ
ルスチレン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン、アク
リロニトリル、メタクリロニトリル、酢酸ビニル、プロ
ピオン酸ビニル、マレイン酸、クロトン酸、イタコン
酸、ポリブタジエン、アマニ油、大豆油、エポキシ化大
豆油、エポキシ化ポリブタジエン、シクロヘキセンビニ
ルモノオキサイド、ジビニルベンゼンモノオキサイド。
【0038】
【作用・効果】本発明による着色磁性金属フレークを用
いることにより、磁気カードの遮蔽層を任意に着色する
ことが可能で、優れた意匠性を付与することができる。
また、リライトカード等の磁気表示媒体に使用した場合
には、優れたコントラストを与え、表示される文字等に
色彩を付与することもできる。さらに、本発明の着色磁
性金属フレークを配合した塗料で塗膜を作成し磁場を作
用させることにより磁性模様を浮き上がらせると、鮮明
で意匠性に優れた磁性模様が得られる。
【0039】
【実施例および比較例】
−実施例1− 1) 市販のフタロシアニン系青色着色顔料(BASF社製、
HELIOGEN BLUE L7072D)20gにN−β−(アミノエチ
ル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン10
g(顔料100重量部に対し50重量部)、ミネラルス
ピリット100gを加え、直径3mmの鋼球を1kg挿 入
した直径10cm、内容積500ccのポットミルで24時
間ボールミル分散した。
【0040】2) 1)のボールミル分散した着色顔料
を含むポットミルに、磁性金属フレークとしてパーマロ
イフレーク(金属分90%)を111g(金属分として
100g)とミネラルスピリット50gを挿入し、さら
に1時間ボールミル分散した。得られたスラリーをミネ
ラルスピリット700gで洗い出すことにより、鋼球と
分離した。これを磁性漏斗で吸引濾過することにより、
固形分80%のペースト状一次着色磁性金属フレークを
得た。この一次着色磁性金属フレークの溶剤分を加熱蒸
発させることによりパウダー化して、電子顕微鏡で観察
したところ個々の磁性金属フレークには青色着色顔料が
均一に付着していた。
【0041】この一次着色磁性金属フレークを目開き1
49μmの篩で湿式篩い分けを行った結果、篩残分
(r)は0.1重量%未満であった。また、この着色磁
性金属フレークのレーザー回折法によるメジアン径(D
m)は30μm、隠蔽力より算出した平均厚さ(t)は
1.0μmであった。
【0042】さらに、この着色磁性金属フレーク12.
5重量部に常温乾燥型アクリル樹脂ワニス(大日本イン
ク化学工業(株)アクリディックA165)40重量部
を加えディスパーで攪拌混合することにより作成された
塗料について、JIS K5400に規定されるつぶ試
験B法によりつぶの大きさを測定した結果、測定値は6
0μmであった。
【0043】−実施例2− 実施例1の条件による一次着色磁性金属フレーク100
gを含むスラリーにメタクリル酸メチル2.5g、1,
6−ヘキサンジオールジアクリレート2.5g、スチレ
ン2.5g、メタクリル酸グリシジル2.5g(モノマ
ー合計:着色磁性金属フレーク100重量部に対し10
重量部)を添加し、撹拌しながら窒素中で80℃で加熱
し、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル0.
5gを添加して12時間反応させることによりモノマー
を重合させ、着色磁性金属フレーク表面に析出させた。
処理後スラリーを固液分離し、固形分80%のペースト
状とした。
【0044】この着色磁性金属フレークを目開き149
μmの篩で湿式篩い分けを行った結果、篩残分は0.1
重量%未満であった。また、この着色磁性金属フレーク
のレーザー回折法によるメジアン径は32μm、隠蔽力
より算出した平均厚さは1.1μmであった。
【0045】また、この着色磁性金属フレークを用いて
実施例1と同様にしてつぶ試験を行った結果、測定値は
80μmであった。
【0046】−実施例3− 1) 市販の透明酸化鉄系黄色着色顔料(BASF社製、SICO
TRANS GOLD L1916)30gにドデカメチレンジアミン
0.3g(顔料100重量部に対し1重量部)、安息香
酸0.3g(顔料100重量部に対し1量部)、分散剤
としてジアルコキシアルミニウムアルキルアセトアセテ
ート(味の素(株)製、プレンアクトALM)0.06
g、ミネラルスピリット100gを加え、直径3mmの鋼
球を1kg挿入した直径10cm、内容積500ccのポット
ミルで24時間ボールミル分散した。
【0047】2) 1)のボールミル分散した着色顔料
を含むポットミルに、磁性金属フレークとしてセンダス
トフレーク(金属分85%)117g(金属分として1
00g)を加え、さらに1時間ボールミル分散した。得
られたスラリーをミネラルスピリット700gで洗い出
すことにより、鋼球と分離した。これをグラスフィルタ
ーで吸引濾過することにより、金色の一次着色磁性金属
フレークを得た。この一次着色磁性金属フレークを電子
顕微鏡で観察した結果、表面に針状の顔料結晶が均一に
付着していた。
【0048】この一次着色磁性金属フレークを目開き1
49μmの篩で湿式篩い分けを行った結果、篩残分は
0.1重量%未満であった。また、この着色磁性金属フ
レークのレーザー回折法によるメジアン径は17μm、
隠蔽力より算出した平均厚さは0.7μmであった。
【0049】また、この着色磁性金属フレークを用いて
実施例1と同様にしてつぶ試験を行った結果、測定値は
40μmであった。
【0050】−比較例1− フタロシアニンブルーを2%含有する固形分5%のシリ
ケートゾル100gにパーマロイフレーク(固形分90
%)を11.1g加え、ロータリーエバポレーターで撹
拌しながら溶剤分を蒸発させてパーマロイフレークを着
色した。
【0051】得られた着色磁性金属フレークを電子顕微
鏡で観察した結果、凝集粒子が多量に観察された。この
磁性金属フレークを目開き149μmの篩で湿式篩い分
けを行った結果、篩残分は1.8重量%であった。ま
た、この着色磁性金属フレークのレーザー回折法による
メジアン径は80μm、隠蔽力より算出した平均厚さは
6μmであった。
【0052】また、この着色磁性金属フレークを用いて
実施例1と同様にしてつぶ試験を行った結果、測定値は
100μm以上であった。
【0053】−実施例4〜8、11および比較例2〜4
− 実施例1あるいは3と同様の工程において、磁性金属フ
レークの種類、顔料の種類と量、顔料の処理剤の種類と
量を変えて、実施例4〜8および11、比較例2〜4の
磁性金属フレークを作成した。
【0054】表1に、それらの作成条件と得られた磁性
金属フレークの分析結果を、実施例1、3と共に示す。
ただし、表1において、着色顔料の添加量は磁性金属フ
レーク100重量部に対する重量部、着色顔料処理剤の
添加量は着色顔料100重量部に対する重量部で示す。
【0055】
【表1】
【0056】(アミノ化合物の種類) a:N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルメ
チルジメトキシシラン b:N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルト
リメトキシシラン c:ドデカメチレンジアミン d:ヘキサメチレンジアミン (芳香族カルボン酸の種類) A:安息香酸 B:アントラニル酸 (顔料の付着状態の評価) 5:個々のフレークの全面に顔料が細かく均一に付着 4:個々のフレークの全面に顔料が付着しているが付着
状態は不均一 3:個々のフレークに顔料が島状に付着 2:顔料が付着しているフレークと付着していないフレ
ークが混在 1:顔料が付着していない −実施例9− 実施例5の条件による一次着色磁性金属フレーク10g
を含むスラリーにメタクリル酸メチル1.0g、トリメ
チロールプロパントリアクリレート1.0g、アクリル
酸ブチル1.0g、ジビニルベンゼン1.0g (モノ
マー合計:着色磁性金属フレーク100重量部に対し4
0重量部)を添加し、窒素中で80℃で加熱撹拌しなが
ら、重合開始剤として過酸化ベンゾイル0.3gを添加
してモノマーを重合させ、着色磁性金属フレーク表面に
析出させた。処理後スラリーを固液分離し、固形分70
%のペースト状とした。
【0057】この着色磁性金属フレークを目開き149
μmの篩で湿式篩い分けを行った結果、篩残分は0.1
重量%未満であった。また、この着色磁性金属フレーク
のレーザー回折法によるメジアン径は35μm、隠蔽力
より算出した平均厚さは1.2μmであった。
【0058】また、この着色磁性金属フレークを用いて
実施例1と同様にしてつぶ試験を行った結果、測定値は
80μmであった。
【0059】−実施例10− 実施例7の条件による一次着色磁性金属フレーク10g
を含むスラリーにアクリル酸0.15g、ジトリメチロ
ールプロパンテトラアクリレート0.15g、メタクリ
ル酸グリシジル0.15g、スチレン0.15g(モノ
マー合計:着色磁性金属フレーク100重量部に対し6
重量部)を添加し、窒素中で80℃で加熱撹拌しなが
ら、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル0.
05gを添加してモノマーを重合させ、着色磁性金属フ
レーク表面に析出させた。処理後スラリーを固液分離
し、固形分70%のペースト状とした。
【0060】この着色磁性金属フレークを目開き149
μmの篩で湿式篩い分けを行った結果、篩残分は0.1
%未満であった。また、この着色磁性金属フレークのレ
ーザー回折法によるメジアン径は20μm、隠蔽力によ
り算出した平均厚さは0.9μmであった。
【0061】また、この着色磁性金属フレークを用いて
実施例1と同様にしてつぶ試験を行った結果、測定値は
60μmであった。
【0062】−比較例5− 比較例2の条件による一次着色磁性金属フレーク10g
を含むスラリーにメタクリル酸メチル0.2g、トリメ
チロールプロパントリアクリレート0.2g、アクリル
酸ブチル0.2g、スチレン0.2g(モノマー合計:
着色磁性金属フレーク100重量部に対し8重量部)を
添加し、窒素中で80℃で加熱撹拌しながら、重合開始
剤としてアゾビスイソブチロニトリル0.05gを添加
してモノマーを重合させ、着色磁性金属フレーク表面に
析出させた。処理後スラリーを固液分離し、固形分70
%のペースト状とした。
【0063】−比較例6− 硝酸第二鉄14.4g、シュウ酸2.4g、トリエタノ
ールアミン18.3g、イオン交換水500gからなる
処理液に実施例1で使用したのと同様のパーマロイフレ
ーク6gを加え、80℃で15分間撹拌した。その後イ
オン交換水500gを加え、酸化鉄をパーマロイフレー
ク表面に析出させ、固液分離して乾燥することにより着
色磁性金属フレークを得た。
【0064】この着色磁性金属フレークを目開き149
μmの篩で湿式篩い分けを行った結果、篩残分は5重量
%であった。また、この着色磁性金属フレークのレーザ
ー回折法によるメジアン径は110μm、隠蔽力より算
出した平均厚さは3μmであった。
【0065】また、この着色磁性金属フレークを用いて
実施例1と同様にしてつぶ試験を行った結果、測定値は
100μm以上であった。
【0066】(テスト1)実施例1〜11、比較例1〜
6で得られた着色磁性金属フレークを顔料として用い、
着色磁性金属フレーク10重量部に対し、常温乾燥型ア
クリル樹脂ワニス(大日本インキ化学工業(株)製 ア
クリディックA-165)100重量部を加え、ホモミ
キサーで分散することにより塗料を作成した。得られた
塗料をエアースプレーで裏側に直径20mmの円形の磁
石を取り付けたABS板(板厚:2mm)上に塗布し塗
板を作成した。
【0067】得られた塗板の彩度、金属光沢感、磁性模
様の鮮明さを5段階評価した。
【0068】なお、実施例1で使用した着色顔料(フタ
ロシアニンブルー)とパーマロイフレークそれぞれ2重
量部と8重量部を単に混合して、上記と同様に作成した
塗料についても同様のテストを行った。
【0069】(テスト2)イソプロピルアルコール(I
PA)、トルエン、メチルエチルケトン(MEK)、酢
酸エチルの4種類の溶剤各30gに、実施例1〜11、
比較例1〜6で得られた着色磁性金属フレーク各0.3
gをホモミキサーを用い、回転数3200RPMで3分
間分散し、得られた分散体を24時間放置した後、上澄
み液を観察することにより、顔料の脱落の程度を評価し
た。
【0070】テスト1、2の結果を表2に示す。
【0071】
【表2】
【0072】(彩度の評価) 5:非常に良好 4:良好 3:普通 2:不良 1:着色せず (金属光沢の評価) 5:非常に良好 4:良好 3:普通 2:不良 1:光沢無し (磁気模様の評価) 5:非常に鮮明 4:鮮明 3:普通 2:やや不鮮明 1:不鮮明 (耐溶剤性の評価) ○:上澄みが無色透明 △:上澄みは透明だが薄く着色 ×:上澄みが不透明または濃く着色

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも全粒子の90%の表面に着色
    顔料を付着させることにより着色され、かつ塗料に配合
    されたときのつぶが90μm以下(JISK5400、
    B法による)であることを特徴とする着色磁性金属フレ
    ーク。
  2. 【請求項2】 最大粒径が150μm以下、平均厚みが
    0.1〜5μm、メジアン径が5〜100μmである請
    求項1に記載の着色磁性金属フレーク。
  3. 【請求項3】 着色顔料が、分子中に2個のアミノ基を
    有し、カルボキシル基を持たないアミノ化合物で被覆さ
    れていることを特徴とする請求項1または2に記載の着
    色磁性金属フレーク。
  4. 【請求項4】 着色顔料が一塩基性芳香族カルボン酸で
    被覆されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の着色磁性金属フレーク。
  5. 【請求項5】 重合性モノマーから合成されたポリマー
    をその表面に被覆した請求項1〜4のいずれかに記載の
    着色磁性金属フレーク。
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