JPH10165668A - シェービングクリーム付き剃刀におけるクリーム押出し装置 - Google Patents

シェービングクリーム付き剃刀におけるクリーム押出し装置

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Publication number
JPH10165668A
JPH10165668A JP32860796A JP32860796A JPH10165668A JP H10165668 A JPH10165668 A JP H10165668A JP 32860796 A JP32860796 A JP 32860796A JP 32860796 A JP32860796 A JP 32860796A JP H10165668 A JPH10165668 A JP H10165668A
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JP
Japan
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supply
discharge
chamber
shaving cream
push
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Application number
JP32860796A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Miyazaki
宏明 宮崎
Masami Yamagishi
雅巳 山岸
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Kaijirushi Hamono Center KK
Original Assignee
Kaijirushi Hamono Center KK
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】チューブカバーにより覆われたシェービン
グクリーム収納容器10以外に、押出し室17の内容積
を大きくする供給状態Pと小さくする排出状態とを取り
得る押出し機構30を設けた。この押出し機構30の供
給状態Pでは、供給弁体29が開動位置になってシェー
ビングクリーム収納室20が押出し室17に連通すると
ともに、排出弁体19が閉動位置になって押出し室17
が刃体組付体3に対し遮断される。この押出し機構30
の排出状態では、供給弁体29が閉動位置になってシェ
ービングクリーム収納室20が押出し室17に対し遮断
されるとともに、排出弁体19が開動位置になって押出
し室17が刃体組付体3に連通する。 【効果】シェービングクリームを収納室20から押出し
室17へ確実に供給できるとともに、シェービングクリ
ームを押出し室17から刃体組付体3へ確実に供給で
き、シェービングクリームを必要量だけ確実に供給し易
くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シェービングク
リーム付き剃刀において、剃刀ヘッドにクリームを押し
出す装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のシェービングクリーム付き剃刀に
おいては、ホルダにシェービングクリーム収納容器が取
り付けられ、その口部材がホルダ上の刃体組付体に接続
されている。使用時に、この収納容器の可撓性チューブ
を押すと、シェービングクリームが刃体組付体へ必要量
だけ押し出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、可撓性チュー
ブを押し過ぎてシェービングクリームを刃体組付体へ必
要量以上に押し出してしまうこともあり得た。
【0004】本発明は、新規なクリーム押出し装置を提
供して、シェービングクリームを必要量だけ確実に供給
し易くすることを目的にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】後記実施形態の図面(図
1〜3)の符号を援用して本発明を説明する。本発明に
かかるシェービングクリーム付き剃刀は、刃体を有する
刃体組付体(3)と、この刃体組付体(3)に連通する
排出通路(14,15,16)と、シェービングクリー
ムを収納する収納室(20)と、この収納室(20)に
連通する供給通路(24,25,26,27)と、下記
の押出し室(17)と、下記の押出し機構(30)と、
下記の供給弁体(29)と、下記の排出弁体(19)と
を備えている。
【0006】上記押出し室(17)は、供給通路(2
4,25,26,27)と排出通路(14,15,1
6)との間に設けられてこの両通路(14,15,1
6)(24,25,26,27)に連通する。
【0007】上記押出し機構(30)は、図2(a)に
示すように押出し室(17)の内容積を大きくする供給
状態(P)と、図3(a)に示すように押出し室(1
7)の内容積を小さくする排出状態(Q)とを取り得
る。
【0008】上記供給弁体(29)は、押出し室(1
7)に対し供給通路(24,25,26,27)を押出
し機構(30)の供給状態(P)で開く開動位置と押出
し機構(30)の排出状態(Q)で閉じる閉動位置とを
取り得る。
【0009】上記排出弁体(19)は、押出し室(1
7)に対し排出通路(14,15,16)を押出し機構
(30)の供給状態(P)で閉じる閉動位置と押出し機
構(30)の排出状態(Q)で開く開動位置とを取り得
る。
【0010】
【発明の実施形態】以下、本発明の一実施形態にかかる
シェービングクリーム付きT型剃刀を図面を参照して説
明する。
【0011】(図1に示すシェービングクリーム付きT
型剃刀の概略について)ホルダー1は、ヘッドカバー1
aとチューブカバー1bとからなる。このヘッドカバー
1aの上端部には、図1(b)に示すように嵌着レール
2が取着されている。この嵌着レール2に対し刃体組付
体3(図示しないが、内部に刃体を組み付けたもの)が
着脱可能に嵌着されている。なお、この刃体組付体3内
の刃体にあってその刃先は、ホルダー1の延設方向(図
1の上下方向)に対し直交する左右方向(図1(b)の
紙面に対し直交する方向)へ延び、前側(図1(b)の
右側)へ露出している。
【0012】前記ヘッドカバー1a内には給排ブロック
4が取着されている。この給排ブロック4は、給排シリ
ンダ5と、この給排シリンダ5の上側中央から上方へ突
設された接続口部6と、この給排シリンダ5の下側中央
から下方へ突設されたチューブ連結口部7とからなる。
この接続口部6と前記刃体組付体3とは排出部材8によ
り接続されている。
【0013】前記チューブ連結口部7の外面の左右両側
に係止ボタン9が設けられている。前記チューブカバー
1bは、その上側でヘッドカバー1aの下側に当てがわ
れ、この両係止ボタン9によりヘッドカバー1aに対し
着脱可能に連結されている。このチューブカバー1b内
にはシェービングクリーム収納容器10が入れられてい
る。
【0014】(図2及び図3に示すクリーム押出し装置
の詳細構成について)前述したように、図1に示す給排
ブロック4は給排シリンダ5と接続口部6とチューブ連
結口部7とからなり、この接続口部6には排出部材8が
接続されている。
【0015】前記排出部材8は、接続口部6内に嵌着さ
れた接続部11と、この接続部11上で前記刃体組付体
3内の刃先に沿って左右方向へ延設された頭部12と、
この頭部12の前側で上方へ突設された案内板部13と
からなる。この案内板部13は、刃体組付体3の前側に
露出してこれに接触し、刃体組付体3内の刃先に沿って
左右方向へ延設されている。この接続部11内と頭部1
2内と案内板部13の内側とにわたり排出通路14が形
成されている。この排出通路14は案内板部13の内側
で刃体組付体3内の刃先の付近に連通している。
【0016】図2(b)に示すように、前記接続部11
の下端部は各切欠き11aにより三叉状に形成されてい
る。この接続部11の下端部と前記給排シリンダ5の外
側との間で接続口部6内に弁室15(排出通路)が形成
されている。この弁室15は弁孔16(排出通路)を通
して前記給排シリンダ5内の押出し室17に連通してい
る。この弁孔16の周りには弁座18が形成されてい
る。この弁室15内には排出弁体19が挿嵌されてい
る。この排出弁体19は、図2(a)に示すように弁座
18に対し当接する閉動位置と、図3(a)に示すよう
に弁座18から離れる開動位置とを取り得るように、弁
室15内で移動可能に遊嵌されている。
【0017】前記シェービングクリーム収納容器10
は、収納室20を有する可撓性チューブ21と、このチ
ューブ21の上端部に設けられた接続口部22と、この
接続口部22内に嵌着されて上方へ突出するノズル23
とを備えている。この接続口部22及びノズル23が前
記チューブ連結口部7内にその下方から挿入され、この
接続口部22の外周部がチューブ連結口部7の内周部に
着脱可能に螺合されてチューブ21がこのチューブ連結
口部7に吊下されている。この口部材(接続口部22及
びノズル23)をチューブ連結口部7から外すと、シェ
ービングクリーム収納容器10の全体が給排ブロック4
から離れる。前記給排シリンダ5の下側には開孔24
(供給通路)が形成され、このノズル23の上端部が開
孔24に当接してノズル23内の孔25(供給通路)が
この開孔24を通して給排シリンダ5の押出し室17に
連通している。
【0018】図3(b)に示すように、前記ノズル23
の下端部は各切欠き23aにより三叉状に形成されてい
る。このノズル23の下端部と前記チューブ21の上端
部との間で接続口部22内に弁室26(供給通路)が形
成されている。この弁室26は、弁孔27(供給通路)
を通して前記チューブ21内の収納室20に連通してい
る。この弁孔27の周りには弁座28が形成されてい
る。この弁室26内には供給弁体29が挿嵌されてい
る。この供給弁体29は、図3(a)に示すように弁座
28に対し当接する閉動位置と、図2(a)に示すよう
に弁座28から離れる開動位置とを取り得るように、弁
室26内で移動可能に遊嵌されている。
【0019】前記給排シリンダ5に組み込まれた押出し
機構30は、下記のように構成されている。この給排シ
リンダ5内の押出し室17は左右方向へ延設され、この
押出し室17の左右両側にはそれぞれピストン31,3
2が左右方向へ移動可能に挿嵌されている。この両ピス
トン31,32の中央部にはそれぞれ軸部33,34が
嵌着されている。第一ピストン31の軸部33の内端部
にはガイド孔33aが形成されているとともに、第二ピ
ストン32の軸部34の内端部にはガイド軸34aが突
設され、このガイド軸34aがこのガイド孔33aに対
し左右方向へ移動可能に挿入されている。第一ピストン
31の軸部33の外端部と第二ピストン32の軸部34
の外端部とが給排シリンダ5の左右両側から露出し、そ
れらの外端部に操作部35,36が取着されている。押
出し室17において第一ピストン31と第二ピストン3
2との間で圧縮コイルばね37がそれらの軸部33,3
4の内端部外周に巻装されている。第一ピストン31と
第二ピストン32は、この圧縮コイルばね37の付勢に
より、押出し室17内で互いに離間して供給状態P(図
2参照)になるように移動する。前記両操作部35,3
6を押すと、第一ピストン31と第二ピストン32は、
この圧縮コイルばね37の弾性力に抗して、押出し室1
7内で互いに接近して排出状態Q(図3参照)になるよ
うに移動する。
【0020】(上記クリーム押出し装置の作用につい
て) * 図2(a)に示す状態 前記押出し機構30は供給状態Pにあり、押出し室17
内で両ピストン31,32間の内容積が大きくなってい
る。供給弁体29は開動位置にあり、排出弁体19は閉
動位置にある。シェービングクリームは、収納室20か
ら供給側の弁孔27、弁室26、ノズル孔25及び開孔
24を経て押出し室17まで充填されている。
【0021】* 図2(a)に示す状態から図3(a)
に示す状態に至る作用 前記両操作部35,36を押すと、押出し室17内で両
ピストン31,32が圧縮コイルばね37の弾性力に抗
して互いに接近し、両ピストン31,32間の内容積が
小さくなって排出状態Qになる。そのため、押出し室1
7内のシェービングクリームは圧力上昇により供給側弁
孔24と排出側弁孔16とに押し出され、供給弁体29
が押されて閉動位置になるとともに、排出弁体19が押
されて開動位置になる。従って、収納室20と供給側弁
室26とが供給弁体29により遮断されて押出し室17
から収納室20へのシェービングクリームの逆流が阻止
されるとともに、押出し室17内のシェービングクリー
ムが排出側の弁孔16、弁室15及び排出通路14のみ
を通って前記刃体組付体3(図1参照)の刃先付近まで
排出される。
【0022】* 図3(a)に示す状態から前記両操作
部35,36を離した状態 両操作部35,36を離すと、押出し室17内で両ピス
トン31,32が圧縮コイルばね37の弾性力により互
いに離間し、両ピストン31,32間の内容積が大きく
なって供給状態Pになる。そのため、押出し室17内に
真空部分が生じ、その吸引力により、供給弁体29が引
かれて開動位置になるとともに、排出弁体19が引かれ
て閉動位置になる。従って、押出し室17と排出側弁室
15とが排出弁体19により遮断され、排出側の弁室1
5及び排出通路14や前記刃体組付体3(図1参照)の
刃先付近にシェービングクリームが残る。一方、収納室
20のシェービングクリームは、前記吸引力により、供
給側の弁孔27、弁室26、ノズル孔25及び開孔24
を通って押出し室17に供給される。
【0023】* T型剃刀の使用 シェービングクリームの必要量に応じて、前述した両操
作部35,36に対する操作を繰り返すと、シェービン
グクリームは前記刃体組付体3(図1参照)の刃先付近
まで必要量だけ順次排出される。使用者は、このシェー
ビングクリームを顔等に塗ってT型剃刀によりひげを剃
ることができる。
【0024】* 前記両操作部35,36を操作せずチ
ューブ21のみを押す場合 両係止ボタン9を押してチューブカバー1bをヘッドカ
バー1aから外し、シェービングクリーム収納容器10
を開放する。押出し機構30は供給状態Pにある。シェ
ービングクリームの必要量に応じて、この収納容器10
のチューブ21を繰り返し押すと、収納室20から押し
出されたシェービングクリームにより、供給弁体29及
び排出弁体19がいずれも開動位置になり、シェービン
グクリームは前記刃体組付体3(図1参照)の刃先付近
まで必要量だけ順次排出される。
【0025】* 前記両操作部35,36及びチューブ
21を共に操作することもできる。 〔本実施形態の特徴〕本実施形態は下記(イ)〜(ニ)
の特徴(後記する他の技術的思想以外)を有する。
【0026】(イ) チューブカバー1bにより覆われ
たシェービングクリーム収納容器10以外に、押出し室
17の内容積を大きくする供給状態Pと小さくする排出
状態Qとを取り得る所定構造の押出し機構30を設け
た。従って、この収納容器10を何ら操作せずに、この
押出し機構30を操作するだけで、シェービングクリー
ムを刃体組付体3へ容易に供給することができる。
【0027】(ロ) 押出し機構30の供給状態Pで
は、図2(a)に示すように、供給弁体29が開動位置
になってシェービングクリーム収納室20が押出し室1
7に連通するとともに、排出弁体19が閉動位置になっ
て押出し室17が刃体組付体3に対し遮断される。従っ
て、シェービングクリームを収納室20から押出し室1
7へ確実に供給することができる。ただし、本実施形態
において、供給弁体29は、弁室26で遊嵌状態にある
ため、弁孔27に対し完全に開動または閉動していない
場合も生じ得るが、いずれの場合もシェービングクリー
ムの流れを規制するため、機能上支障はない。
【0028】(ハ) 押出し機構30の排出状態Qで
は、図3(a)に示すように、供給弁体29が閉動位置
になってシェービングクリーム収納室20が押出し室1
7に対し遮断されるとともに、排出弁体19が開動位置
になって押出し室17が刃体組付体3に連通する。従っ
て、シェービングクリームを押出し室17から刃体組付
体3へ確実に供給することができる。ただし、本実施形
態において、排出弁体19は、弁室15で遊嵌状態にあ
るため、弁孔16に対し完全に開動または閉動していな
い場合も生じ得るが、いずれの場合もシェービングクリ
ームの流れを規制するため、機能上支障はない。
【0029】(ニ) 上記(イ)に関連するが、シェー
ビングクリーム収納容器10のみを操作しても、シェー
ビングクリームを刃体組付体3へ容易に供給することが
できる。
【0030】〔他の実施形態〕前記実施形態以外にも下
記(イ)〜(ホ)のように構成してもよい。 (イ) 前記実施形態でいう「シェービングクリーム」
には、本来のクリーム(柔らかで粘りけのある流動体)
以外に、シェービングフォームやシェービングジェルも
含むものとする。
【0031】(ロ) 「刃体組付体3に連通する排出通
路14」とは、前記実施形態に示すように刃体組付体3
の内側に排出通路14を連通する意味以外に、刃体組付
体3の外側でその付近に排出通路14を連通する意味も
含むものとする。
【0032】(ハ) 前記実施形態では給排ブロック4
の両側で両操作部35,36により両ピストン31,3
2を操作できるようになっているが、一方の操作部及び
ピストンを省略して、その片側でのみ操作できるように
する。
【0033】(ニ) 前記実施形態で圧縮コイルばね3
7を省略し、供給状態Pで両操作部35,36をロック
可能にする。 (ホ) 供給通路(前記実施形態において開孔24とノ
ズル孔25と弁室26と弁孔27)を、シェービングク
リーム収納容器10の口部材(前記実施形態において接
続口部22とノズル23)とは別に設けて、給排ブロッ
ク4のチューブ連結口部7に組み込む。そして、この口
部材をこの供給通路に接続する。
【0034】〔他の技術的思想〕各実施形態から把握で
きる技術的思想(請求項以外)を効果と共に記載する。 (イ) 請求項1において、供給通路は、収納室20及
び押出し室17に連通する弁孔27と、この弁孔27の
周りに設けた弁座28とを有し、排出通路は、押出し室
17及び刃体組付体3に連通する弁孔16と、この弁孔
16の周りに設けた弁座18とを有し、押出し機構30
の供給状態Pで生じる押出し室17内の吸引力により、
供給弁体29を弁座28に対し開動させるとともに、排
出弁体19を弁座18に対し閉動させ、押出し機構30
の排出状態Qで生じる押出し室17内の圧力により、供
給弁体29を弁座28に対し閉動させるとともに、排出
弁体19を弁座18に対し開動させるようにした。
【0035】従って、この押出し機構30を操作するだ
けで、シェービングクリームを収納室20から押出し室
17へ確実に供給することができるとともに、シェービ
ングクリームを押出し室17から刃体組付体3へ確実に
供給することができる。
【0036】(ロ) 請求項1または上記(イ)におい
て、押出し機構30は、押出し室17内で供給状態Pと
排出状態Qとを取り得るように移動可能に挿嵌したピス
トン31,32と、このピストン31,32を供給状態
Pまたは排出状態Qにするように操作可能にした操作部
35,36とを備えている。
【0037】(ハ) 請求項1または上記(イ)におい
て、押出し機構30は、押出し室17内で移動可能に挿
嵌したピストン31,32と、このピストン31,32
を供給状態Pにするように付勢するばね37と、このば
ね37の弾性力に抗してピストン31,32を排出状態
Qにするように操作可能にした操作部35,36とを備
えている。従って、操作部35,36がばね37の弾性
力により自動的に供給状態Pに戻り、押出し機構30を
繰り返して操作し易くなる。
【0038】(ニ) 請求項1または上記(イ)におい
て、押出し機構30は、押出し室17内で互いに接近離
間するように移動可能に挿嵌した両ピストン31,32
と、この両ピストン31,32を互いに離間させて供給
状態Pにするように付勢するばね37と、このばね37
の弾性力に抗して両ピストン31,32を互いに接近さ
せて排出状態Qにするように操作可能にした両操作部3
5,36とを備えている。従って、両操作部35,36
を両指間で挟持して操作でき、押出し機構30を繰り返
して操作し易くなる。
【0039】(ホ) 請求項1または上記(イ)または
上記(ロ)または上記(ハ)または上記(ニ)におい
て、可撓性チューブ21を有する収納容器10を備え、
シェービングクリームを収納する収納室20は、この可
撓性チューブ21内に設けた。従って、この可撓性チュ
ーブ21を繰り返して押すだけでも、シェービングクリ
ームを刃体組付体3へ容易に供給することができる。
【0040】(ヘ) 上記(ホ)において、シェービン
グクリーム収納容器10は、押出し機構30を組み込ん
だ給排ブロック4に対し着脱可能に連結されている。従
って、シェービングクリーム収納容器10を容易に交換
することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明にかかるシェービングクリーム付
き剃刀のクリーム押出し装置によれば、押出し機構(3
0)を操作するだけで、シェービングクリームを収納室
(20)から押出し室(17)へ確実に供給することが
できるとともに、シェービングクリームを押出し室(1
7)から刃体組付体(3)へ確実に供給することができ
る。従って、シェービングクリームを必要量だけ確実に
供給し易くなり、使用上大変便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本実施形態にかかるシェービングク
リーム付きT型剃刀を示す一部切欠き背面図であり、
(b)は同じく一部切欠き左側面図である。
【図2】 (a)は供給状態にある押出し機構を示す図
1(a)の部分拡大断面図であり、(b)は(a)のX
ーX線断面図である。
【図3】 (a)は排出状態にある押出し機構を示す部
分拡大断面図であり、(b)は(a)のYーY線断面図
である。
【符号の説明】
3…刃体組付体、14…排出通路、15…排出通路とし
ての弁室、16…排出通路としての弁孔、17…押出し
室、19…排出弁体、20…シェービングクリーム収納
室、24…供給通路としての開孔、25…供給通路とし
てのノズル孔、26…供給通路としての弁室、27…供
給通路としての弁孔、29…供給弁体、30…押出し機
構、P…押出し機構供給状態、Q…押出し機構排出状
態。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刃体を有する刃体組付体(3)と、 この刃体組付体(3)に連通する排出通路(14,1
    5,16)と、 シェービングクリームを収納する収納室(20)と、 この収納室(20)に連通する供給通路(24,25,
    26,27)と、 この供給通路(24,25,26,27)と前記排出通
    路(14,15,16)との間に設けられてこの両通路
    (14,15,16)(24,25,26,27)に連
    通する押出し室(17)と、 この押出し室(17)の内容積を大きくする供給状態
    (P)と小さくする排出状態(Q)とを取り得る押出し
    機構(30)と、 前記押出し室(17)に対し供給通路(24,25,2
    6,27)を前記押出し機構(30)の供給状態(P)
    で開く開動位置と前記押出し機構(30)の排出状態
    (Q)で閉じる閉動位置とを取り得る供給弁体(29)
    と、 前記押出し室(17)に対し排出通路(14,15,1
    6)を前記押出し機構(30)の供給状態(P)で閉じ
    る閉動位置と前記押出し機構(30)の排出状態(Q)
    で開く開動位置とを取り得る排出弁体(19)とを備え
    たことを特徴とするシェービングクリーム付き剃刀にお
    けるクリーム押出し装置。
JP32860796A 1996-12-09 1996-12-09 シェービングクリーム付き剃刀におけるクリーム押出し装置 Pending JPH10165668A (ja)

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JP32860796A JPH10165668A (ja) 1996-12-09 1996-12-09 シェービングクリーム付き剃刀におけるクリーム押出し装置

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JP32860796A JPH10165668A (ja) 1996-12-09 1996-12-09 シェービングクリーム付き剃刀におけるクリーム押出し装置

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