JPH1016548A - 空気清浄器 - Google Patents

空気清浄器

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Publication number
JPH1016548A
JPH1016548A JP17025696A JP17025696A JPH1016548A JP H1016548 A JPH1016548 A JP H1016548A JP 17025696 A JP17025696 A JP 17025696A JP 17025696 A JP17025696 A JP 17025696A JP H1016548 A JPH1016548 A JP H1016548A
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JP
Japan
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air
filter
wind tunnel
air purifier
blower
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP17025696A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Yamazaki
義則 山崎
Yuritsugu Toyomi
百合貢 豊海
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で設置場所が限定されず、また低騒音低
風圧のものとする。 【解決手段】 ファン2を内蔵する送風部1aと、該送
風部1aから風が送り込まれる風洞1bとからなる。風
洞1bはその側壁がフィルター3で形成されており、該
フィルター3の外面側が吹き出し口11となっている。
吹き出し口11の開口面積及びフィルター3面積を全体
形状に比して大きくとることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気清浄器、殊に自
動車の車室内の空気清浄に用いる空気清浄器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】自動車の車室内に設置する空気清浄器と
して、従来より図13に示すものが提供されている。こ
の空気清浄器は、シート8の後方のトランクルーム9と
車室内とを仕切っているリアトレー90に装着するもの
で、吸い込み口10と吹き出し口11とが上面に開口す
るハウジング1内には吸い込み口10の直下にシロッコ
型のファン2が設置され、吹き出し口11の直下にはフ
ィルター3が設置されており、ファン2が駆動された
時、吸い込み口10から吸い込まれた車室内の空気はハ
ウジング1内の風洞部12を通ってフィルター3を経た
後、吹き出し口11から車室内に流入する。図中13は
パッキン、14はグリル、15はグリルパッキン、16
は取付金具である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、ハウジング
1の大きさに比して、吹き出し口11の開口面積を大き
くとることができず、これに伴ってフィルター3も小さ
なものとなっており、このためにハウジング1内におけ
る圧力損失が大きくて騒音の増大や吹き出し口11から
吹き出される風の風圧も大きくなっている。またハウジ
ング1はファン2の設置部とフィルター3の設置部との
間を風洞部12でつないだものとなっているわけである
が、このような2つの部材間をつなぐだけの風洞部12
が必須であるということはハウジング1の大型化を招く
結果となっており、使用可能な車が限られてしまうこと
にもなっている。
【0004】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは小型で設置場所が限定
されない上に低騒音且つ低風圧の空気清浄器を提供する
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、ファ
ンを内蔵する送風部と、該送風部から風が送り込まれる
風洞とからなり、風洞はその側壁がフィルターで形成さ
れているとともに該フィルターの外面側が吹き出し口と
されていることに特徴を有している。風洞の側壁をフィ
ルターとし、該フィルターの外面側を吹き出し口とする
ことにより、吹き出し口の開口面積及びフィルター面積
を全体形状に比して大きくとることができるようにした
ものである。
【0006】この場合、フィルターによる濾過面積が送
風部における吸い込み口の開口面積より大となっている
ことが好ましい。また風洞の側壁だけでなく奥端部の壁
面もフィルターで形成して該フィルターの外面側を吹き
出し口としておくと、さらに好ましいものとなる。フィ
ルターよりも低圧損のプレフィルターをフィルターと送
風部との間に配していてもよい。
【0007】そしてこの空気清浄器の取付固定に関して
は、送風部の一面を被固定面とするものにおいて、風洞
における被固定面と同じ側の面が吹き出し口となってい
る場合、風洞の上記面と送風部の上記被固定面とを非平
行としておくことが好ましい。引っ掛け係止用のフック
を取付用部材として備えたものとしてもよく、この場
合、フックを送風部または風洞に対してスライド自在と
しておくとよい。
【0008】先端部に取付用孔が設けられたアームを取
付用部材として備えたものとしてもよく、この場合、ア
ームは送風部または風洞に対して回動自在としておくと
よい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例につい
て説明すると、図1及び図2に示す空気清浄器は、上部
がクロスフロー型のファン2を内蔵する送風部1a,下
部が風洞1bとなっているハウジング1を有するもの
で、送風部1aはその前面が吸い込み口10となってお
り、下面の背方側に送風口20を備えている。
【0010】風洞1bは送風口20に上端開口を接続し
たもので、前後の側壁がフィルター3,3で形成され、
下端開口がカバー1cで閉じられており、送風口20に
つながる上端開口部には脱臭・消臭のための活性炭フィ
ルター30が配設されている。この空気清浄器において
は、各フィルター3の外面が吹き出し口11となってい
るのであるが、このフィルター3の外面側には所定の開
口率を有した樹脂成型品もしくは金属板からなる保護カ
バー31が配設されて、外部応力等によるフィルター3
の変形等が防止されている。
【0011】ファン2を駆動すれば、前面の吸い込み口
10から吸い込まれた空気は活性炭フィルター30で臭
いが除去された後、風洞1bの前後両面にあるフィルタ
ー3,3を経ることで空気中の塵埃が除去され、そして
同じく前後両面の吹き出し口11,11から外部に出
る。吸い込み口10の開口面積に比して吹き出し口11
の開口面積やフィルター3の濾過面積の方が大きく、風
量に比して風速を小さくすることができるクロスフロー
型のファン2を使用していることもあって、吹き出し口
11から出る風の風圧が低くなっており、騒音も少な
い。
【0012】図3に示すものでは、風洞1bの前後の厚
みを大きくして風洞1bの内部空間を大きくすることで
圧損を下げると同時に、活性炭フィルター30の配置空
間を広げている。図4に示すように、風洞1bの奥端部
にあたる下端にもフィルター3を配してその外面を吹き
出し口11とすれば、吹き出し口11の総面積を更に大
きくすることができる上にフィルター3の面積も大きく
なる。この場合、風洞1b下端に配するフィルター3
は、円弧を描いて風洞1bの前後側壁に位置するフィル
ター3につながるものとしておくとよい。
【0013】このように構成された空気清浄器の自動車
の車室内への設置には、図5に示すようなフック4を取
り付けておくとよい。ハウジング1上面にビス41によ
って固定されて背方に伸びるフック4は、図7に示すよ
うにドアパネル6における窓ガラス60の出入り口に差
し込んで引っ掛け係止したり、図8に示すようにシート
8の上端の引っ掛け係止したりすることで車室内に吊り
下げる。
【0014】この時、空気清浄器はその背面にも吹き出
し口11が開口するものであることから、図6に示すよ
うに、フック4におけるビス41が挿通される孔40を
長孔として形成しておけば、図7に示すように、ドアパ
ネル6の厚みLが大きい場合にも、ドアパネル6との間
に空間を確保した状態で取り付けることができる。図9
及び図10に示すように、ハウジング1の両側面に連結
されたコ字形アーム5を取付用部材として用いてもよ
い。アーム5を車室内の部材に掛けて吊り下げるのであ
る。図示例のアーム5ではその先端部に横長の取付用孔
51を設けてあり、図11に示すように、シート8の上
端に装着されるヘッドレスト80の脚を取付用孔51に
差し込むことによってシート8の背面側に装着すること
ができるようにしてある。
【0015】そしてアーム5のハウジング1への連結は
軸50によるものとし、ハウジング1に対して軸50の
回りにアーム5を回動させることができるようにしてお
くと、アーム5とハウジング1との角度の変更で、ハウ
ジング1を適当な角度で支持することができ、またシー
ト8背面とハウジング1背面との間の隙間の大きさを変
えることができる。
【0016】ハウジング1の送風部1aの背面を壁面7
などに当接させた状態で取り付けを行う場合には、図1
2に示すように、風洞1bの背面と送風部1aの背面と
が非平行となるように(図示例では鈍角をなすように)
しておくと、吹き出し口11のある背面が壁面で塞がれ
てしまうことを防ぐことができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明においては、ファン
を内蔵する送風部と、該送風部から風が送り込まれる風
洞とからなるものとし、風洞の側壁をフィルターで形成
するとともに該フィルターの外面側を吹き出し口として
いるために、吹き出し口の開口面積及びフィルター面積
を全体形状に比して大きくとることができるものであ
り、このために低騒音で低風圧のものとすることができ
る上に、ハウジング内に無駄な空間をもたないものとす
ることができるために小型で設置場所が限定されないも
のとすることができる。
【0018】この場合、フィルターによる濾過面積が送
風部における吸い込み口の開口面積より大としておくこ
とで、騒音の低減や風圧の低減を更に図ることができ
る。また風洞の側壁だけでなく奥端部の壁面もフィルタ
ーで形成して該フィルターの外面側を吹き出し口として
おくと、吹き出し口の開口面積及びフィルター面積を更
に増大させることができるために騒音及び風圧を更に低
減することができる。
【0019】フィルターよりも低圧損のプレフィルター
をフィルターと送風部との間に配していてもよい。フィ
ルターの目詰まりが生じにくくなる。そしてこの空気清
浄器の取付固定に関しては、送風部の一面を被固定面と
するものにおいて、風洞における被固定面と同じ側の面
が吹き出し口となっている場合、風洞の上記面と送風部
の上記被固定面とを非平行としておくと、吹き出し口が
取付面で塞がれてしまうことを避けることができる。
【0020】引っ掛け係止用のフックを取付用部材とし
て備えたものとしておくと、設置が容易となる。またフ
ックを送風部または風洞に対してスライド自在としてお
くと、設置場所を更に問わなくなる上に吹き出し口が取
付面で塞がれてしまうことを避けることができる。先端
部に取付用孔が設けられたアームを取付用部材として備
えたものとしても設置が容易となり、アームは送風部ま
たは風洞に対して回動自在としておくとやはり設置場所
を更に問わなくなる上に吹き出し口が取付面で塞がれて
しまうことを避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の縦断面図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】同上の他例の縦断面図である。
【図4】同上の更に他例の縦断面図である。
【図5】同上のフックを備えたものを示しており、(a)
は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。
【図6】同上の他のフックを備えたものを示しており、
(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。
【図7】フックを用いた取付例を示す断面図である。
【図8】フックを用いた他の取付例を示す側面図であ
る。
【図9】アームを備えたものを示しており、(a)は正面
図、(b)は側面図である。
【図10】同上の平面図である。
【図11】アームを用いた取付例を示す側面図である。
【図12】他の例を示す側面図である。
【図13】従来例を示しており、(a)は縦断面図、(b)は
破断側面図である。
【符号の説明】
1a 送風部 1b 風洞 2 ファン 3 フィルター 11 吹き出し口

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンを内蔵する送風部と、該送風部か
    ら風が送り込まれる風洞とからなり、風洞はその側壁が
    フィルターで形成されているとともに該フィルターの外
    面側が吹き出し口とされていることを特徴とする空気清
    浄器。
  2. 【請求項2】 フィルターによる濾過面積が送風部にお
    ける吸い込み口の開口面積より大とされていることを特
    徴とする請求項1記載の空気清浄器。
  3. 【請求項3】 風洞の奥端部の壁面もフィルターで形成
    されて該フィルターの外面側が吹き出し口とされている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の空気清浄器。
  4. 【請求項4】 フィルターよりも低圧損のプレフィルタ
    ーをフィルターと送風部との間に配していることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の空気清浄器。
  5. 【請求項5】 送風部の一面が被固定面とされていると
    ともに風洞における被固定面と同じ側の面が吹き出し口
    となっているものにおいて、風洞の上記面と送風部の上
    記被固定面とを非平行としていることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれかの項に記載の空気清浄器。
  6. 【請求項6】 引っ掛け係止用のフックを取付用部材と
    して備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    かの項に記載の空気清浄器。
  7. 【請求項7】 フックは送風部または風洞に対してスラ
    イド自在に設けられていることを特徴とする請求項6記
    載の空気清浄器。
  8. 【請求項8】 先端部に取付用孔が設けられたアームを
    取付用部材として備えていることを特徴とする請求項1
    〜5記載の空気清浄器。
  9. 【請求項9】 アームは送風部または風洞に対して回動
    自在に設けられていることを特徴とする請求項8記載の
    空気清浄器。
JP17025696A 1996-06-28 1996-06-28 空気清浄器 Withdrawn JPH1016548A (ja)

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JP17025696A JPH1016548A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 空気清浄器

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ID=15901576

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100737594B1 (ko) 2005-12-14 2007-07-10 현대자동차주식회사 차량용 공기청정기
CN102416845A (zh) * 2011-11-07 2012-04-18 昆山奕昕电机科技有限公司 车载空气净化器
CN106215570A (zh) * 2016-09-10 2016-12-14 天津大学 一种复叠式组合空气过滤器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100737594B1 (ko) 2005-12-14 2007-07-10 현대자동차주식회사 차량용 공기청정기
CN102416845A (zh) * 2011-11-07 2012-04-18 昆山奕昕电机科技有限公司 车载空气净化器
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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030902