JPH10165395A - 高齢者の歩行観察方法及び高齢者用歩行観察装置 - Google Patents

高齢者の歩行観察方法及び高齢者用歩行観察装置

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JPH10165395A
JPH10165395A JP8335460A JP33546096A JPH10165395A JP H10165395 A JPH10165395 A JP H10165395A JP 8335460 A JP8335460 A JP 8335460A JP 33546096 A JP33546096 A JP 33546096A JP H10165395 A JPH10165395 A JP H10165395A
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高秀 黒川
Yuichi Shimoi
優一 下井
Shigeru Miyashita
茂 宮下
Shinichi Sakaguchi
真一 坂口
Mitsutaka Matsuda
光高 松田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高齢者特有の異常兆候を早期かつ正確に把握
し、呆けや足腰の弱り等を事前に予知することにより、
高齢者に対して的確な処方を施すとともに、事故から未
然に守る。 【解決手段】加速度を検出する加速度センサ2と、この
加速度センサ2の出力信号Ssx,Ssy,Ssz又は
その処理データDsを予め設定した一又は二以上の判別
条件により判別し、この判別条件の全てを充足したなら
異常歩行として検出する異常歩行検出機能部3と、この
異常歩行検出機能部3の検出結果を記憶する記憶機能部
4と、電源用電池5とを備え、高齢者に対して装着可能
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高齢者の呆けや足腰
の弱り等の異常兆候を早期に発見するための高齢者の歩
行観察方法及び高齢者用歩行観察装置に関する。
【0002】
【背景及び課題】一般に、高齢者の場合、呆けや足腰の
弱り等により事故に遭遇することも少なくない。
【0003】しかし、このような呆けや足腰の弱り等の
高齢者特有の症状については、外的に捕らえることがで
きる明確な兆候がないとともに、高齢者自身もほとんど
自覚していないため、医師の診察や問診によっては正確
な情報を得にくく、結局、高齢者が事故により骨折等の
怪我を負ってはじめて、その兆候に気が付くことも多
い。このように、高齢者の呆けや足腰の弱り等を早期に
発見することが極めて重要であるにも拘わらず、発見が
困難な状況にあるのが実情であり、従来から高齢者特有
の異常兆候を早期かつ正確に把握することができる有効
な対策が要請されていた。
【0004】本発明はかかる背景に基づく従来の要請に
応えたものであり、高齢者特有の異常兆候を早期かつ正
確に把握し、呆けや足腰の弱り等を事前に予知すること
により、高齢者に対して的確な処方を施すことができる
とともに、高齢者を事故から未然に守ることができる高
齢者の歩行観察方法及び高齢者用歩行観察装置の提供を
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】上記目的
を達成するため、本発明に係る高齢者の歩行観察方法
は、高齢者に装着した加速度センサ2により、歩行中の
加速度を検出するとともに、加速度センサ2の出力信号
Ssx,Ssy,Ssz又はその処理データDsを予め
設定した一又は二以上の判別条件により判別し、この判
別条件の全てを充足したなら異常歩行として判定するよ
うにしたことを特徴とする。
【0006】この場合、好適な実施の形態により、加速
度センサ2に備えるX方向加速度検出部2x,Y方向加
速度検出部2y及びZ方向加速度検出部2zの一又は二
以上から出力する出力信号Ssx…又はその処理データ
Dsに対して判別を行い、この判別結果を総合して異常
歩行を判定することができる。また、異常歩行の種別と
しては動揺(つまずき)及び/又は転倒に適用すること
ができる。
【0007】また、本発明に係る高齢者用歩行観察装置
1は、加速度を検出する加速度センサ2と、この加速度
センサ2の出力信号Ssx,Ssy,Ssz又はその処
理データDsを予め設定した一又は二以上の判別条件に
より判別し、この判別条件の全てを充足したなら異常歩
行として検出する異常歩行検出機能部3と、この異常歩
行検出機能部3の検出結果を記憶する記憶機能部4と、
電源用電池5とを備え、高齢者に対して装着可能に構成
したことを特徴とする。
【0008】この場合、好適な実施の形態により、加速
度センサ2はX方向加速度検出部2x,Y方向加速度検
出部2y及びZ方向加速度検出部2zの一又は二以上を
有するとともに、異常歩行検出機能部3はX方向加速度
検出部2x,Y方向加速度検出部2y及びZ方向加速度
検出部2zの一又は二以上から出力する出力信号Ssx
…又はその処理データDsに対して判別し、当該判別結
果を総合して異常歩行を検出する機能を備える。また、
異常歩行検出機能部3は加速度センサ2の出力信号2s
x…又はその処理データDsからピーク値Puを検出
し、このピーク値Puに基づいて異常歩行を検出する機
能を備える。このピーク値Puは、加速度センサ2の出
力信号Ssx…又はその処理データDsを微分し、この
微分データDdの極性変換点Cuにおける出力信号Ss
x…又はその処理データDsの値をピーク値Puとして
検出できる。一方、記憶機能部4は内部メモリ4i及び
/又は外部メモリ4o(メモリカード4oc)を利用で
きる。また、記憶機能部4に記憶する検出結果は異常歩
行の発生回数,異常歩行時における所定期間の処理デー
タDs,時計機能部6から得る異常歩行の発生時刻の一
又は二以上を含ませることができる。
【0009】これにより、高齢者用歩行観察装置1を高
齢者に装着すれば、高齢者の歩行中の加速度は加速度セ
ンサ2により検出される。そして、加速度センサ2、具
体的にはX方向加速度検出部2x,Y方向加速度検出部
2y及びZ方向加速度検出部2zの一又は二以上から出
力する加速度に応じた出力信号Ssx…は異常歩行検出
機能部3に付与される。異常歩行検出機能部3では出力
信号Ssx…が処理データDsに変換されるとともに、
この処理データDsが予め設定した一又は二以上の判別
条件により判別される。この判別条件は、検出する異常
歩行、即ち、動揺(つまずき)及び/又は転倒に対応し
て設定される。この際、X方向加速度検出部2x,Y方
向加速度検出部2y及びZ方向加速度検出部2zから得
る複数の出力信号Ssx…を利用する場合には、各判別
結果を総合して異常歩行を検出することにより、検出精
度がより高められる。
【0010】また、判別処理は次のように行われる。ま
ず、処理データDsからピーク値Puが検出される。こ
のピーク値Puは処理データDsを微分して得られる微
分データDdの極性変換点Cuにおける処理データDs
の値から検出可能である。そして、例えば、このピーク
値Puが一定のしきい値以上であれば、このピーク値P
uを含む前後のデータに対して、異常歩行を判別するた
めの一又は二以上の判別条件が充足するか否かを判別
し、全てを充足する場合には、異常歩行として判定(検
出)する。この際、異常歩行の種別も判別される。
【0011】一方、異常歩行検出機能部3の検出結果、
即ち、異常歩行の発生回数は記憶機能部4を構成する内
部メモリ4i及び/又は外部メモリ4o(メモリカード
4oc)に記憶される。これにより、記憶機能部4に記
憶された検出結果を読出せば、異常歩行の種別に対応し
た発生回数,異常歩行時における所定期間の処理データ
Ds,時計機能部6から得る異常歩行の発生時刻の一又
は二以上を知ることができる。よって、例えば、発生回
数の絶対値が大きくて異常な状況にあるか、或いは発生
回数が相対的に増加傾向にあるか等により、高齢者特有
の異常兆候を早期かつ正確に把握し、呆けや足腰の弱り
等を事前に予知することができるとともに、高齢者に対
して的確な処方を施すことが可能となり、さらに、高齢
者を事故から未然に守ることができる。
【0012】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0013】まず、本実施例に係る高齢者用歩行観察装
置1の構成について、図1及び図5を参照して説明す
る。
【0014】図5は歩行観察装置1の外観構成を示す。
30はケーシングであり、裏面には高齢者に装着するベ
ルト等の装着具31を有する。また、ケーシング30の
前面部には操作部32を、側面部にはメモリカードのカ
ード装填部33をそれぞれ設ける。なお、操作部32に
おいて、34は動揺/転倒表示切換キー,35は時計表
示切換キー,36は液晶表示パネルを利用したデジタル
表示部,37は電源キー,38はリセットキーをそれぞ
れ示す。
【0015】一方、図1には歩行観察装置1における信
号処理系のブロック図を示す。2は加速度を検出する加
速度センサであり、X方向(前後方向)の加速度を検出
するX方向加速度検出部2x,Y方向(上下方向)の加
速度を検出するY方向加速度検出部2y及びZ方向(左
右方向)の加速度を検出するZ方向加速度検出部2zを
備える。なお、各検出部2x,2y,2zは感度として
1〔G〕当たり1〔V〕を出力する。
【0016】また、加速度センサ2の出力部はマルチプ
レクサ11の入力側に接続するとともに、マルチプレク
サ11の出力側はアナログ−ディジタルコンバータ12
の入力側に接続する。13はマイクロコンピュータであ
り、アナログ−ディジタルコンバータ12の出力側は当
該マイクロコンピュータ13に接続する。このマイクロ
コンピュータ13には、さらに、RAM或いは書込自在
の不揮発性メモリ等を用いた内部メモリ4i,メモリカ
ード用のインタフェース14及び前記デジタル表示部3
6をそれぞれ接続する。これにより、前記カード装填部
33に装填したメモリカード4ocはインタフェース1
4を介してマイクロコンピュータ13に接続される。こ
の場合、メモリカード4ocは外部メモリ4oを構成す
るとともに、内部メモリ4iと外部メモリ4oは記憶機
能部4を構成する。また、マルチプレクサ11,アナロ
グ−ディジタルコンバータ12及びマイクロコンピュー
タ13は異常歩行検出機能部3として機能する。さら
に、5は各部に給電を行う電池であり、一次電池又は二
次電池(バッテリ)を利用できる。一方、マイクロコン
ピュータ13には時計機能部6を含む。
【0017】次に、本実施例に係る歩行観察方法を含む
歩行観察装置1の全体動作及び各部の機能について、図
1〜図9を参照して説明する。
【0018】まず、図5に示した歩行観察装置1に備え
るベルト等の装着具31を高齢者の腰に巻くなどによ
り、当該歩行観察装置1を高齢者に装着する。そして、
電源キー37をONにする。
【0019】今、高齢者が歩行すれば、その際に生ずる
X方向,Y方向及びZ方向の加速度は、加速度センサ2
におけるX方向加速度検出部2x,Y方向加速度検出部
2y及びZ方向加速度検出部2zによりそれぞれ検出さ
れ、各検出部2x,2y及び2zから出力する各出力信
号Ssx,Ssy及びSszはマルチプレクサ11に付
与される。この場合、各出力信号Ssx,Ssy及びS
szを図3,図4及び図6〜図9に示す。図3は動揺
(つまずき)時の信号波形、図6は転倒時の信号波形、
図7は正常歩行時の信号波形、図8は階段下り時の信号
波形、図9は腰下ろし時の信号波形をそれぞれ示す。こ
のうち図3及び図6は本実施例に係る歩行観察装置1に
よって検出する異常歩行から得られる信号波形であり、
図7〜図9に示す他の正常な信号波形とは明確に相違す
る。
【0020】一方、加速度センサ2から出力する各出力
信号Ssx,Ssy及びSszはアナログ信号であり、
各出力信号Ssx…はマルチプレクサ11により20m
秒間隔で各出力信号Ssx…の順番にサンプリングされ
る。そして、得られたサンプリング信号は順次アナログ
−ディジタルコンバータ12に付与され、デジタル信号
に変換される。このデジタル信号は処理データDsとな
り、マイクロコンピュータ13に付与されるとともに、
内部メモリ4iに書込まれる。なお、処理データDsは
データ化されているが、基本的に前記各出力信号Ss
x,Ssy及びSszに対応する。
【0021】また、マイクロコンピュータ13は内部メ
モリ4iに書込まれた処理データDsを監視し、判別処
理を実行することにより、異常歩行の有無を検出する。
即ち、一定時間、例えば、4秒間に検出された処理デー
タDsに対する判別処理を2秒毎に順次行う。具体的に
は、0〜4秒の間,2〜6秒の間,4〜8秒の間…の各
時間に対して順次判別処理が行われる。したがって、各
判別処理工程において後半の2秒間に異常歩行が検出さ
れなくても次の処理工程の前半で検出されることにな
る。
【0022】次に、判別処理方法について、図2に示す
フローチャートに従って順次説明する。なお、実施例の
判別処理はX方向の加速度データのみを使用した。ま
ず、内部メモリ4iから読出されたX方向の処理データ
Dsは、フィルタリング処理されてノイズ成分が除去さ
れる(ステップS1)。次いで、処理データDsに対す
る微分処理が行われる(ステップS2)。これにより得
られる微分データDdを図4(b)に示す。そして、微
分データDdにおける極性変換点Cuを検出したなら、
この極性変換点Cuにおける処理データDsの値をピー
ク値Puとして検出する(ステップS3,S4)。この
場合、正から負への極性変換点は正のピーク値となり、
負から正への極性変換点は負のピーク値となるため、正
から負への極性変換点Cuにおけるピーク値Puを検出
する。
【0023】これにより、ピーク値Puの大きさが予め
設定したしきい値Eu〔V〕(実施例は3〔V〕)以上
の場合には、候補データとし、この候補データに基づい
て判別処理を開始する(ステップS5,S6)。図4
(a)は動揺(つまずき)時の出力信号Ssxを原理的
に示す。まず、候補データに対して異なる複数の判別条
件を予め設定し、この判別条件により判別を行う。動揺
に対する判別条件は、しきい値Eu〔V〕を越えた時
間Tiが100〔ms〕以上であること、ピーク値P
uの最大値と最小値Pudの差ΔEpが1〔V〕以上で
あること、候補データの検出後、1.5秒以内に2
〔V〕以下となり、次に3〔V〕以上のピーク値Pus
が検出されること、の三点である(ステップS7)。こ
のような判別条件は、動揺の場合、急激な変動が数回繰
り返されることに基づく。
【0024】以上の判別条件に基づいて候補データ及び
その前後データを判別し、判別の結果、全ての判別条件
を充足したなら、動揺が一回発生したと判定する(ステ
ップS9,S10)。そして、既に検出されている動揺
回数に1を加算して記憶する(ステップS11)。この
際、動揺/転倒表示切換キー34を動揺表示側に切換え
ておけば、動揺の回数が表示部36に表示される(ステ
ップS11)。他方、判別条件を一つでも充足しない場
合には候補データとしてのポジションはキャンセルされ
る(ステップS12)。
【0025】一方、転倒の場合も同様である。転倒の場
合の判別条件は、しきい値Eu〔V〕を越えた時間T
iが100〔ms〕以上であること、ピーク値Puの
最大値と最小値Pudの差ΔEpが1〔V〕以上である
こと、候補データの検出後、1.5秒以内に2〔V〕
以下にならないこと、の三点である(ステップS1
3)。このような判別条件は、転倒の場合、暫く横たわ
った状態が継続するため、その間、出力信号の大きさが
オフセットすることに基づく(図6参照)。
【0026】以上の判別条件に基づいて候補データを判
別し、判別の結果、全ての判別条件を充足したなら、転
倒したと判定する(ステップS14,S15)。そし
て、既に検出されている転倒回数に1を加算して記憶す
る(ステップS16)。この際、動揺/転倒表示切換キ
ー34を転倒表示側に切換えておけば、転倒の回数が表
示部36に表示される(ステップS16)。他方、判別
条件を一つでも充足しない場合には、候補データとして
のポジションはキャンセルされる(ステップS12)。
【0027】また、いずれの場合にも、異常歩行が検出
されたなら、異常歩行時における所定期間(具体的に
は、4秒間分)の処理データDsを記憶するとともに、
時計機能部6から得る異常歩行の発生時刻を一緒に記憶
する。なお、時計表示切換キー35を切換えれば、リア
ルタイムの時刻を表示部36に表示できる。
【0028】さらに、メモリカード4ocが装填されて
いる場合には、当該メモリカード4ocにも同様の検出
結果が書き込まれる。したがって、メモリカード4oc
を取出し、記憶されているデータをコンピュータに転送
すれば、統計処理や解析処理を行うことができるととも
に、必要によりプリントアウトすることもできる。よっ
て、発生回数の絶対値が大きくて異常な状況にあるか、
或いは発生回数が相対的に増加傾向にあるか等により、
高齢者特有の異常兆候を早期かつ正確に把握し、呆けや
足腰の弱り等を事前に予知することができるとともに、
高齢者に対して的確な処方を施すことが可能となり、さ
らに、高齢者を事故から未然に守ることができる。
【0029】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、
細部の構成,手法,数値等において、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で任意に変更できる。
【0030】例えば、実施例はX方向,Y方向及びZ方
向の三方向の加速度を検出できる加速度センサ2を例示
したが、一方向又は二方向のみの加速度を検出できる加
速度センサであってもよい。また、実施例では、X方向
の加速度のみを利用した場合を例示したが、Y方向又は
Z方向に対してもX方向と同様に判別を行い、X方向と
Y方向の組合わせ、X方向とZ方向の組合わせ、さらに
X方向,Y方向及びZ方向の三方向の組合わせにより検
出してもよい。これらの場合には判別結果を総合して判
定(検出)する。なお、判別条件は各方向において異な
らせる。
【0031】また、加速度センサの出力信号Ssx…を
処理データDsに変換し、この処理データDsを判別し
たが、出力信号Ssx…を直接判別してもよい。さら
に、本発明において記憶とは記録を含む概念である。な
お、表示部は無くてもよい。
【0032】一方、他の各種センサを付加し、多様性及
び多機能性を高めてもよい。具体的には、温度センサを
付加し、異常歩行の発生時毎に気温を一緒に記憶させて
もよいし、万歩計を付加し、異常歩行が何歩数目に発生
したかなどを一緒に記憶させてもよい。
【0033】
【発明の効果】このように、本発明に係る高齢者の歩行
観察方法は、高齢者に装着した加速度センサにより、歩
行中の加速度を検出するとともに、加速度センサの出力
信号又はその処理データを予め設定した一又は二以上の
判別条件により判別し、かつ判別条件の全てを充足した
なら異常歩行として判定し、また、本発明に係る高齢者
用歩行観察装置は、加速度を検出する加速度センサと、
加速度センサの出力信号又はその処理データを予め設定
した一又は二以上の判別条件により判別し、前記判別条
件の全てを充足したなら異常歩行として検出する異常歩
行検出機能部と、異常歩行検出機能部の検出結果を記憶
する記憶機能部と、電源用電池とを備え、高齢者に対し
て装着可能に構成したため、高齢者特有の異常兆候を早
期かつ正確に把握し、呆けや足腰の弱り等を事前に予知
することにより、高齢者に対して的確な処方を施すこと
ができるとともに、高齢者を事故から未然に守ることが
できるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る高齢者用歩行観察装置の信号処
理系のブロック図、
【図2】同高齢者用歩行観察装置の判別処理手順を示す
フローチャート、
【図3】同高齢者用歩行観察装置を使用した動揺時にお
ける加速度センサの出力信号の波形図、
【図4】同高齢者用歩行観察装置における判別処理の説
明図、
【図5】同高齢者用歩行観察装置の外観斜視図、
【図6】同高齢者用歩行観察装置を使用した転倒時にお
ける加速度センサの出力信号の波形図、
【図7】同高齢者用歩行観察装置を使用した正常歩行時
における加速度センサの出力信号の波形図、
【図8】同高齢者用歩行観察装置を使用した階段下り時
における加速度センサの出力信号の波形図、
【図9】同高齢者用歩行観察装置を使用した腰下ろし時
における加速度センサの出力信号の波形図、
【符号の説明】
1 高齢者用歩行観察装置 2 加速度センサ 2x X方向加速度検出部 2y Y方向加速度検出部 2z Z方向加速度検出部 3 異常歩行検出機能部 4 記憶機能部 4i 内部メモリ 4o 外部メモリ 4oc メモリカード 5 電源用電池 6 時計機能部 Ssx 出力信号 Ssy 出力信号 Ssz 出力信号 Ds 処理データ Pu ピーク値 Dd 微分データ Cu 極性変換点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂口 真一 東京都大田区東馬込1−30−4 株式会社 長野計器製作所内 (72)発明者 松田 光高 東京都大田区東馬込1−30−4 株式会社 長野計器製作所内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高齢者に装着した加速度センサにより、
    歩行中の加速度を検出するとともに、前記加速度センサ
    の出力信号又はその処理データを予め設定した一又は二
    以上の判別条件により判別し、前記判別条件の全てを充
    足したなら異常歩行として判定することを特徴とする高
    齢者の歩行観察方法。
  2. 【請求項2】 前記加速度センサに備えるX方向加速度
    検出部,Y方向加速度検出部及びZ方向加速度検出部の
    一又は二以上から出力する出力信号又はその処理データ
    に対して判別を行い、この判別結果を総合して判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の高齢者の歩行観察方
    法。
  3. 【請求項3】 前記異常歩行は動揺(つまずき)及び/
    又は転倒であることを特徴とする請求項1記載の高齢者
    の歩行観察方法。
  4. 【請求項4】 加速度を検出する加速度センサと、前記
    加速度センサの出力信号又はその処理データを予め設定
    した一又は二以上の判別条件により判別し、前記判別条
    件の全てを充足したなら異常歩行として検出する異常歩
    行検出機能部と、前記異常歩行検出機能部の検出結果を
    記憶する記憶機能部と、電源用電池とを備え、高齢者に
    対して装着可能に構成したことを特徴とする高齢者用歩
    行観察装置。
  5. 【請求項5】 前記加速度センサはX方向加速度検出
    部,Y方向加速度検出部及びZ方向加速度検出部の一又
    は二以上を有するとともに、前記異常歩行検出機能部は
    前記X方向加速度検出部,前記Y方向加速度検出部及び
    前記Z方向加速度検出部の一又は二以上から出力する出
    力信号又はその処理データに対して判別し、当該判別結
    果を総合して異常歩行を検出する機能を備えることを特
    徴とする請求項4記載の高齢者用歩行観察装置。
  6. 【請求項6】 前記異常歩行は動揺及び/又は転倒であ
    ることを特徴とする請求項4記載の高齢者用歩行観察装
    置。
  7. 【請求項7】 前記異常歩行検出機能部は前記加速度セ
    ンサの出力信号又はその処理データからピーク値を検出
    し、前記ピーク値に基づいて前記異常歩行を検出する機
    能を有することを特徴とする請求項4又は6記載の高齢
    者用歩行観察装置。
  8. 【請求項8】 前記異常歩行検出機能部は前記加速度セ
    ンサの出力信号又はその処理データを微分し、この微分
    データの極性変換点における前記出力信号又はその処理
    データの値を前記ピーク値として検出することを特徴と
    する請求項7記載の高齢者用歩行観察装置。
  9. 【請求項9】 前記記憶機能部は内部メモリ及び/又は
    外部メモリであることを特徴とする請求項4記載の高齢
    者用歩行観察装置。
  10. 【請求項10】 前記外部メモリはメモリカードである
    ことを特徴とする請求項9記載の高齢者用歩行観察装
    置。
  11. 【請求項11】 前記記憶機能部に記憶する検出結果は
    異常歩行の発生回数であることを特徴とする請求項4,
    9又は10記載の高齢者用歩行観察装置。
  12. 【請求項12】 前記記憶機能部に記憶する検出結果は
    異常歩行時における所定期間の前記処理データであるこ
    とを特徴とする請求項4,9又は10記載の高齢者用歩
    行観察装置。
  13. 【請求項13】 前記検出結果には時計機能部から得る
    異常歩行の発生時刻を含むことを特徴とする請求項4又
    は12記載の高齢者用歩行観察装置。
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