JPH10164742A - 波形管用直管継手 - Google Patents

波形管用直管継手

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JPH10164742A
JPH10164742A JP8319933A JP31993396A JPH10164742A JP H10164742 A JPH10164742 A JP H10164742A JP 8319933 A JP8319933 A JP 8319933A JP 31993396 A JP31993396 A JP 31993396A JP H10164742 A JPH10164742 A JP H10164742A
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corrugated
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Yoichi Aketo
洋一 明渡
Yasushi Shiga
靖司 志賀
Tetsuya Inagake
哲哉 稲掛
Shoji Hattori
承治 服部
Yoshiki Yoshitomi
義樹 吉富
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1人の作業者で能率よく波形管を連結するこ
とのできる直管継手を得る。 【解決手段】 2本の波形管の端部を連結するための一
対の継手本体10,20とシール材30,40とボルト
51及びナット52とからなる直管継手。一方の継手本
体10のフランジ部11はボルト座孔12と仮止めピン
13とを有している。他方の継手本体20のフランジ部
21はボルト貫通孔22と係合孔部材23とを有してい
る。2本の波形管の端部を継手本体10,20で挟み込
むと、仮止めピン13が係合孔部材23に突入/係合
し、継手本体10,20が仮止めされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、波形管用直管継手、詳しくは、
2本の波形管の端部を突き合わせ、該突き合わせ部分を
連結するための直管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、地中埋設用の電線管として合成
樹脂製の螺旋波形管又は環状波形管が用いられており、
この波形管を連結するための直管継手としては、例え
ば、実開昭63−138827号公報、実開平6−44
334号公報に記載のものが知られている。これらの直
管継手は、2本の波形管の端部を2分割された一対の継
手本体でシール材を介して挟み込み、それぞれの継手本
体の両側に設けたフランジ部をボルトとナットで締め付
けて連結するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、長尺に成形
された波形管は円形状に巻いた状態で保管・輸送される
ために巻き癖が付いており、特に口径の大きな波形管の
端部は反りの程度が大きく、一対の継手本体で波形管を
挟み込んだときに、反りによる反発力を押さえ込む必要
がある。従って、現状では1人が一対の継手本体を押さ
えながら他の1人がボルトにナットを取り付けている。
これでは2人の作業者が必要であり、非能率的である。
【0004】そこで、本発明の目的は、1人の作業者で
能率よく波形管を連結できる直管継手を提供することに
ある。
【0005】
【発明の構成、作用及び効果】以上の目的を達成するた
め、本発明に係る直管継手は、ボルトとナットで締め付
けられる一対の継手本体のうち、一方の継手本体のフラ
ンジ部に抜け止め用係合段差部を有する突状体を設け、
他方の継手本体のフランジ部に前記突状体の突入によっ
て係合段差部に係合する突部を有する係合孔を設けた。
【0006】2本の波形管の端部を突き合わせ、一対の
継手本体で挟み込む際、突状体が係合孔に突入して両者
が係合し、突状体の係合孔からの抜け止めが図られる。
これにて、継手本体が波形管の端部の反りによる反発力
を受けても一対の継手本体の連結状態が仮止めされたこ
とになる。
【0007】従って、本発明によれば、1人の作業者が
片手で継手本体を支えながら一方の片手でボルトにナッ
トを取り付けることができ、従来のように2人の作業者
を必要とすることなく、能率よく連結作業を行うことが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る波形管用直管
継手の実施形態について添付図面を参照して説明する。
【0009】図1において、一実施形態である直管継手
の構成部品を示す。この直管継手は、継手本体10,2
0と、シール材30,40と、ボルト51,51、ナッ
ト52,52とで構成されている。さらに、一方の継手
本体10のフランジ部11,11には仮止めピン13が
突設され、他方の継手本体20のフランジ部21,21
には係合孔部材23が埋め込まれている。
【0010】継手本体10,20は、硬質樹脂(例え
ば、ABS樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等)に
て形成され、内面には螺旋波形管1(図5参照)の外面
形状より若干大きい螺旋波形が形成されている。また、
両側のフランジ部11,21には、ボルト座孔12とボ
ルト貫通孔22がそれぞれ形成されている。
【0011】仮止めピン13は、図2に示すように、樹
脂材からなり、外周面に歯状の凹凸からなる係合段差部
14が略全長にわたって形成され、かつ、2本の溝部1
5,15によって半径方向に4分割されている。この仮
止めピン13は基部16がフランジ部11に埋め込まれ
た状態で突設されている一方、係合孔部材23は、図3
に示すように、樹脂材から円筒状に成形したもので、内
周面に歯状の突部24がリング状に突設されている。こ
の係合孔部材23はフランジ部21に埋め込まれてい
る。
【0012】シール材30,40は、軟質樹脂又はゴム
(例えば、硬度40Hsの合成ゴム、エチレンプロピレ
ンゴム、クロロプレンゴム等)にて形成され、内面には
螺旋波形管1(図5参照)の外面形状と同形状の螺旋波
形が形成され、外面には前記継手本体10,20の内面
形状と同形状の螺旋波形が形成されている。また、両側
にはフランジ部31,41が設けられ、フランジ部3
1,41の根元部分には突条32,42が波形に連続し
て形成されている。
【0013】以上の構成からなる直管継手は、まず、シ
ール材30,40をそれぞれの継手本体10,20の内
側に嵌め込み、図5(A)に示すように、ボルト51を
座孔12に挿入した継手本体10上に2本の螺旋波形管
1,1の端部を載置し、その上から継手本体20を被せ
る。このとき、図5(B)に示すように、ボルト51が
貫通孔22に挿入されると共に、仮止めピン13が係合
孔部材23に挿入される。次に、図5(C)に示すよう
に、ナット52をボルト51に取り付け、該ナット52
を締め付けていく。
【0014】ところで、図5(A)に示されているよう
に、波形管1の端部が反り返っているため、継手本体2
0を上側から押さえ込んで、やっとボルト51の先端が
フランジ部21から突出する程度である(図5(B)参
照)。従来は、このとき1人が継手本体10,20を保
持し、他の1人がナット52をボルト51に取り付けて
いた。しかし、本実施形態においては、図5(B)に示
す工程において、仮止めピン13の係合段差部14に係
合孔部材23の突部24が係合する。係合段差部14と
突部24は、いわばラチェット歯とラチェットの関係に
あり、仮止めピン13の挿入は可能であるが、抜ける方
向にはロックされる関係にある。従って、図5(B)に
示す状態で、ナット52を取り付けるために継手本体2
0から手を離したとしても継手本体20が外れるおそれ
はなく、1人で連結作業を遂行することができる。
【0015】仮止めピン13を4分割したのは、ピン1
3に係合孔部材23に挿入される際に柔軟性を持たせて
挿入を容易にするためであり、2分割であってもよい。
【0016】図4は連結された状態を示す。ボルト51
とナット52の締め付けによって、シール材30,40
が波形管1と継手本体10,20との間に圧着され、特
に、突条32,42が互いに圧接することで、波形管1
の内部が水密に保持される。
【0017】なお、本発明に係る直管継手は前記実施形
態に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に
変更することができる。例えば、仮止めピン13に係合
する突部24はフランジ部21に設けた孔に直接形成し
てもよい。また、一方の継手本体10のフランジ部1
1,11にボルトを一体的に設け、他方の継手本体20
の孔22,22に挿入してナットで締め付けるようにし
てもよい。さらに、シール材30,40については任意
のものを採用することができる。
【0018】また、仮止めピン13は分割されたものが
好ましいが、非分割のものでも使用可能である。さら
に、仮止めピン13と係合孔部材23は、継手本体1
0,20の軸方向中央部分の両側に1箇所ずつ設けても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である直管継手を示す分解
斜視図。
【図2】仮止めピンを示し、(A)は平面図、(B)は
正面図。
【図3】係合孔部材を示す断面図。
【図4】前記直管継手で波形管を連結した状態を示す断
面図。
【図5】前記直管継手による連結工程を示す説明図。
【符号の説明】
1…波形管 10,20…継手本体 11,21…フランジ部 13…仮止めピン 14…係合段差部 23…係合孔部材 24…突部 51…ボルト 52…ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 承治 静岡県掛川市淡陽6番地 タイガースポリ マー株式会社静岡工場内 (72)発明者 吉富 義樹 静岡県掛川市淡陽6番地 タイガースポリ マー株式会社静岡工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本の波形管の端部を、2分割された一
    対の継手本体で挟み込み、それぞれの継手本体の両側に
    設けたフランジ部をボルトとナットで締め付けて連結す
    る直管継手において、 一方の継手本体のフランジ部に抜け止め用係合段差部を
    有する突状体を設け、 他方の継手本体のフランジ部に前記突状体の突入によっ
    て係合段差部に係合する突部を有する係合孔を設けたこ
    と、 を特徴とする直管継手。
  2. 【請求項2】 前記突状体は、円柱状をなし、外周部に
    歯状の凹凸からなる係合段差部が略全長にわたって形成
    され、かつ、少なくとも半径方向に2分割されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の直管継手。
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