JPH10162183A - 乗車運賃の精算システム、精算カードおよび精算方法 - Google Patents
乗車運賃の精算システム、精算カードおよび精算方法Info
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- JPH10162183A JPH10162183A JP8318890A JP31889096A JPH10162183A JP H10162183 A JPH10162183 A JP H10162183A JP 8318890 A JP8318890 A JP 8318890A JP 31889096 A JP31889096 A JP 31889096A JP H10162183 A JPH10162183 A JP H10162183A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両などの利用者が携帯するカードにより、
小銭などを使用せずに継続的に利用代金を支払うことが
でき、利用者の利便性を向上させることにある。 【解決手段】 路線バス３０に乗車時および下車時に運
賃の読取り書込み装置４２に挿入する非接触型ＩＣカー
ド１と、カード１の情報を管理するため乗り物と無線回
線により接続するホストコンピュータ４１を有し、非接
触型カード１の読取り情報に基づいて乗車運賃の精算を
行なう乗車運賃の精算システムであって、非接触型ＩＣ
カード１には乗り物の下車時に運賃読取り書込み装置か
ら出力する運賃情報に基づいて乗り物の乗車時から下車
時の運賃を算出する算出部と、算出部において算出した
運賃情報をホストコンピュータ４１に送出するため、算
出部において算出した運賃を乗り物の利用者の指定金融
機関から自動的に引き落とすための情報を送出する無線
送信部４３とを備えた。これにより、小銭などを使用せ
ずに継続的に指定金融機関から利用代金を自動振り落と
ことができる。
小銭などを使用せずに継続的に利用代金を支払うことが
でき、利用者の利便性を向上させることにある。 【解決手段】 路線バス３０に乗車時および下車時に運
賃の読取り書込み装置４２に挿入する非接触型ＩＣカー
ド１と、カード１の情報を管理するため乗り物と無線回
線により接続するホストコンピュータ４１を有し、非接
触型カード１の読取り情報に基づいて乗車運賃の精算を
行なう乗車運賃の精算システムであって、非接触型ＩＣ
カード１には乗り物の下車時に運賃読取り書込み装置か
ら出力する運賃情報に基づいて乗り物の乗車時から下車
時の運賃を算出する算出部と、算出部において算出した
運賃情報をホストコンピュータ４１に送出するため、算
出部において算出した運賃を乗り物の利用者の指定金融
機関から自動的に引き落とすための情報を送出する無線
送信部４３とを備えた。これにより、小銭などを使用せ
ずに継続的に指定金融機関から利用代金を自動振り落と
ことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は乗車運賃の精算シス
テム、精算カードおよび精算方法に係り、特に電子メネ
ーを用いた乗車運賃の精算システム、精算カードおよび
精算方法に関するものである。
テム、精算カードおよび精算方法に係り、特に電子メネ
ーを用いた乗車運賃の精算システム、精算カードおよび
精算方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から鉄道、バスの改札、優良自動車
道路における料金の精算をスムースにに行うため、プリ
べードカード、ＩＣカードが用いられている。またこの
ようなカードには、交通手段の利用条件を特定するＩＤ
情報を記憶するメモリをカードに有し、送受信制御機能
を有するもの、ＩＣカードのＩＤ情報に対して照合情報
を登録するホストコンピュータ側のメモリを制御するも
のがある。
道路における料金の精算をスムースにに行うため、プリ
べードカード、ＩＣカードが用いられている。またこの
ようなカードには、交通手段の利用条件を特定するＩＤ
情報を記憶するメモリをカードに有し、送受信制御機能
を有するもの、ＩＣカードのＩＤ情報に対して照合情報
を登録するホストコンピュータ側のメモリを制御するも
のがある。
【０００３】またＩＣカードを用いたシステムは、ＩＣ
カードを有する車両またはＩＣカードを携帯する利用者
の通過を許可、禁止するゲート手段および外部のホスト
コンピュータなどの装置を用いたものがある。
カードを有する車両またはＩＣカードを携帯する利用者
の通過を許可、禁止するゲート手段および外部のホスト
コンピュータなどの装置を用いたものがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これまでのＩ
ＣカードあるいはＩＣカードなどを用いたシステムにお
いては、例えば定期券またはプリベードカードによるた
め、利用期限や有効期限を超えた分については、現金を
併用しなければならず、利用者にとって不便を強いられ
ることが多いという問題がある。
ＣカードあるいはＩＣカードなどを用いたシステムにお
いては、例えば定期券またはプリベードカードによるた
め、利用期限や有効期限を超えた分については、現金を
併用しなければならず、利用者にとって不便を強いられ
ることが多いという問題がある。
【０００５】また、これまでのＩＣカードあるいはＩＣ
カードなどを用いたシステムにおいては、定期券または
プリベードカードによるため、利用期限や有効期限にな
ると新しいカードを作成っしなければならず、煩わしい
などの問題、利用済みカードの回収の問題などが生じ
る。
カードなどを用いたシステムにおいては、定期券または
プリベードカードによるため、利用期限や有効期限にな
ると新しいカードを作成っしなければならず、煩わしい
などの問題、利用済みカードの回収の問題などが生じ
る。
【０００６】本発明の目的は、車両などの利用者が携帯
するカードにより、小銭などを使用せずに継続的に利用
代金を支払うことができ、利用者の利便性を向上させる
乗車運賃の精算システム、精算カードおよび精算方法を
提供することにある。
するカードにより、小銭などを使用せずに継続的に利用
代金を支払うことができ、利用者の利便性を向上させる
乗車運賃の精算システム、精算カードおよび精算方法を
提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の乗車運賃の精算
システムは、乗り物に乗車時および下車時に運賃の読取
り書込みをする読取り書込み装置と、その読取り書込み
装置に挿入するカードと、このカードの情報を管理する
ため乗り物と無線回線により接続するホストコンピュー
タを有し、前記カードの読取り情報に基づいて乗車運賃
の精算が行われる乗車運賃の精算システムであって、カ
ードには乗り物の下車時に運賃読取り書込み装置から出
力する運賃情報に基づいて乗り物の乗車時から下車時の
運賃を算出する算出手段と、この算出手段において算出
した運賃情報をホストコンピュータに送出するため、算
出手段において算出した運賃を乗り物の利用者の指定金
融機関から自動的に引き落とすための情報を送出する送
出手段とを備えたものである。このシステムでは、小銭
などを使用せずに継続的に指定金融機関から利用代金を
自動振り落としすることができるので、利用者が使い易
くなる。
システムは、乗り物に乗車時および下車時に運賃の読取
り書込みをする読取り書込み装置と、その読取り書込み
装置に挿入するカードと、このカードの情報を管理する
ため乗り物と無線回線により接続するホストコンピュー
タを有し、前記カードの読取り情報に基づいて乗車運賃
の精算が行われる乗車運賃の精算システムであって、カ
ードには乗り物の下車時に運賃読取り書込み装置から出
力する運賃情報に基づいて乗り物の乗車時から下車時の
運賃を算出する算出手段と、この算出手段において算出
した運賃情報をホストコンピュータに送出するため、算
出手段において算出した運賃を乗り物の利用者の指定金
融機関から自動的に引き落とすための情報を送出する送
出手段とを備えたものである。このシステムでは、小銭
などを使用せずに継続的に指定金融機関から利用代金を
自動振り落としすることができるので、利用者が使い易
くなる。
【０００８】また本発明の乗車運賃の精算カードは、乗
り物の下車時に運賃読取り書込み装置から出力する運賃
情報に基づいて乗り物に乗車時から下車時の運賃を算出
する算出手段と、この算出手段において算出した運賃情
報を送出する送出手段とを備え、算出された運賃を乗り
物の利用者の指定金融機関から自動的に引き落とすため
の情報を前記送出手段から出力することができる。また
このカードは、非接触型のＩＣカードからなり、ユーザ
の個人情報、利用回数情報、利用日時情報などを格納す
ることができ、また外部の送受信機に対してデータの送
受信をすることができる。
り物の下車時に運賃読取り書込み装置から出力する運賃
情報に基づいて乗り物に乗車時から下車時の運賃を算出
する算出手段と、この算出手段において算出した運賃情
報を送出する送出手段とを備え、算出された運賃を乗り
物の利用者の指定金融機関から自動的に引き落とすため
の情報を前記送出手段から出力することができる。また
このカードは、非接触型のＩＣカードからなり、ユーザ
の個人情報、利用回数情報、利用日時情報などを格納す
ることができ、また外部の送受信機に対してデータの送
受信をすることができる。
【０００９】さらに本発明の乗車運賃の精算方法は、乗
り物に乗車時および下車時に運賃の読取り書込みをする
読取り書込み装置と読取り書込み装置に挿入するカード
と、このカードの情報を管理するため乗り物と無線回線
により接続するホストコンピュータを有し、カードの読
取り情報に基づいて乗車運賃の精算を行ない、乗り物の
下車時に運賃読取り書込み装置から出力する運賃情報に
基づいて乗り物に乗車時から下車時の運賃を算出し、こ
の算出した運賃を乗り物の利用者の指定金融機関から自
動的に引き落とすための情報を送出する。これにより、
小銭などを使用せずに継続的に指定金融機関から利用代
金を自動的に振り落とすことができる。
り物に乗車時および下車時に運賃の読取り書込みをする
読取り書込み装置と読取り書込み装置に挿入するカード
と、このカードの情報を管理するため乗り物と無線回線
により接続するホストコンピュータを有し、カードの読
取り情報に基づいて乗車運賃の精算を行ない、乗り物の
下車時に運賃読取り書込み装置から出力する運賃情報に
基づいて乗り物に乗車時から下車時の運賃を算出し、こ
の算出した運賃を乗り物の利用者の指定金融機関から自
動的に引き落とすための情報を送出する。これにより、
小銭などを使用せずに継続的に指定金融機関から利用代
金を自動的に振り落とすことができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】次に、本発明の乗車運賃の精算シ
ステム、精算カードおよび精算方法の実施例を図面を参
照して説明する。図１は本発明の実施例の非接触型ＩＣ
カードのブロック図である。
ステム、精算カードおよび精算方法の実施例を図面を参
照して説明する。図１は本発明の実施例の非接触型ＩＣ
カードのブロック図である。
【００１１】図１に示すＩＣカードは利用者が、例えば
路線バスを利用するときに携帯する非接触型ＩＣカード
である。図１のこのＩＣカード１において、メモリ部１
１は、ユーザ個人情報、乗車停留所情報、下車停留所情
報、利用回数情報、利用日時情報などを格納する。送受
信部１２は、メモリ部１１と図２に示す外部送受信機２
に対してデータの送受信をする。制御部３は送受信部１
２、メモリ部１１とバスラインにより接続し、送受信部
１２、メモリ部１１を制御する。充電型電池１４は、Ｉ
Ｃカード１の本体に電源を供給するためのものである。
路線バスを利用するときに携帯する非接触型ＩＣカード
である。図１のこのＩＣカード１において、メモリ部１
１は、ユーザ個人情報、乗車停留所情報、下車停留所情
報、利用回数情報、利用日時情報などを格納する。送受
信部１２は、メモリ部１１と図２に示す外部送受信機２
に対してデータの送受信をする。制御部３は送受信部１
２、メモリ部１１とバスラインにより接続し、送受信部
１２、メモリ部１１を制御する。充電型電池１４は、Ｉ
Ｃカード１の本体に電源を供給するためのものである。
【００１２】図２は本発明の実施例の外部送受信機のブ
ロック図である。図２に示すように、外部送受信機２
は、図１に示す非接触型ＩＣカード１とデータを送受信
するための非接触送受信部２１、下車時に運賃を算出す
るための運賃算出部２２と、利用者が指定した指定金融
口座から運賃を自動的に引き落とすために、後述する図
４のセンタにあるホストコンピュータとデータを送受信
するための回線部２３と、これらを制御する制御部２４
から構成する。なお、制御部２４は、バスラインにより
非接触送受信部２１、運賃算出部２２および回線部２３
に接続されている。
ロック図である。図２に示すように、外部送受信機２
は、図１に示す非接触型ＩＣカード１とデータを送受信
するための非接触送受信部２１、下車時に運賃を算出す
るための運賃算出部２２と、利用者が指定した指定金融
口座から運賃を自動的に引き落とすために、後述する図
４のセンタにあるホストコンピュータとデータを送受信
するための回線部２３と、これらを制御する制御部２４
から構成する。なお、制御部２４は、バスラインにより
非接触送受信部２１、運賃算出部２２および回線部２３
に接続されている。
【００１３】図３は、本発明の実施例の路線バス内の外
部送受信機の設置する位置を示す図である。図３におい
て、バス３０の乗車口から乗客が乗ると、先ず、運転席
の脇にある外部送受信機３１にあるカード読取り書込み
装置にカードを挿入する。また乗客が目的地に到着する
と、降車口にある外部送受信機３２のカード読取り書込
み装置に携帯する図１の非接触型ＩＣカード１を挿入す
る。これにより、非接触型ＩＣカード１に予め登録され
ている指定金融機関から自動的に利用代金が差し引かれ
る。
部送受信機の設置する位置を示す図である。図３におい
て、バス３０の乗車口から乗客が乗ると、先ず、運転席
の脇にある外部送受信機３１にあるカード読取り書込み
装置にカードを挿入する。また乗客が目的地に到着する
と、降車口にある外部送受信機３２のカード読取り書込
み装置に携帯する図１の非接触型ＩＣカード１を挿入す
る。これにより、非接触型ＩＣカード１に予め登録され
ている指定金融機関から自動的に利用代金が差し引かれ
る。
【００１４】図４は以上に説明したＩＣカードを用いた
乗車運賃の精算システムのシステム構成を説明する図で
ある。ＩＣカード１をカード読取り書込装置４２に挿入
すると、運賃情報が無線送信部４３に送出され、無線送
信部４３から無線により遠隔地にあるホストコンピュー
タ４１に運賃情報が送られる。ホストコンピュータ４１
では、予めとうろくされいる利用者の口座の残高を確認
し、残高がある場合に、その口座からバスに利用代金を
振り落とす。これにより、バスの利用者はキャッシュを
持たずに、バスに乗ることができ、小銭がないような場
合に利用者にとって便利になる。
乗車運賃の精算システムのシステム構成を説明する図で
ある。ＩＣカード１をカード読取り書込装置４２に挿入
すると、運賃情報が無線送信部４３に送出され、無線送
信部４３から無線により遠隔地にあるホストコンピュー
タ４１に運賃情報が送られる。ホストコンピュータ４１
では、予めとうろくされいる利用者の口座の残高を確認
し、残高がある場合に、その口座からバスに利用代金を
振り落とす。これにより、バスの利用者はキャッシュを
持たずに、バスに乗ることができ、小銭がないような場
合に利用者にとって便利になる。
【００１５】次に、本発明の実施例の動作を図１〜４に
基づいて説明する。ここでは、利用者が路線バスを利用
する場合を例に順に説明する。
基づいて説明する。ここでは、利用者が路線バスを利用
する場合を例に順に説明する。
【００１６】先ず、利用者が非接触型ＩＣカード１を携
帯して乗車口から乗車する。運転席の横に設置してある
外部送受信機３１を通過する際に、非接触型ＩＣカード
１の記憶部１１のユーザ個人情報を制御部１３を介して
送受信部１２からデータを送信する。データ送信につい
ては、予め外部送受信機２からコマンドを受信する。
帯して乗車口から乗車する。運転席の横に設置してある
外部送受信機３１を通過する際に、非接触型ＩＣカード
１の記憶部１１のユーザ個人情報を制御部１３を介して
送受信部１２からデータを送信する。データ送信につい
ては、予め外部送受信機２からコマンドを受信する。
【００１７】外部受信機２は、非接触型ＩＣカード１か
らの送信データを非接触送受信部２１に受信し、受信し
たユーザ個人情報を制御部２４を介して回線部２３〜ホ
ストコンピュータ４１に送り、ホストコンピュータ４１
側からの照合結果を待ち、照合結果をホストコンピュー
タ４１から回線部２３、制御部２４を介して非接触の送
受信部２１から乗車停留所情報を送信する。
らの送信データを非接触送受信部２１に受信し、受信し
たユーザ個人情報を制御部２４を介して回線部２３〜ホ
ストコンピュータ４１に送り、ホストコンピュータ４１
側からの照合結果を待ち、照合結果をホストコンピュー
タ４１から回線部２３、制御部２４を介して非接触の送
受信部２１から乗車停留所情報を送信する。
【００１８】非接触型ＩＣカードは、送受信部１２から
乗車停留所情報を制御部１３を介して記憶部１１に書き
込み、利用者は座席へと向かう。
乗車停留所情報を制御部１３を介して記憶部１１に書き
込み、利用者は座席へと向かう。
【００１９】ホストコンピュータ側４１は、ユーザ個人
情報に付随して指定金融口座情報、定期件取り扱いまた
は現金扱いかの判断情報を有する。利用者が目的地で下
車する場合は、利用者が非接触型ＩＣカード１を携帯し
たまま降車口に向かう。降車口横に設置してある外部送
受信機３２を通過する際に、その非接触型ＩＣカード１
を読取り書込み装置を有する外部送受信機３２に挿入す
ると、非接触型ＩＣカード１の記憶メモり１１のユーザ
個人情報と乗車停留場情報を制御部１３を介して送受信
部１２から送信する。この場合もデータ送信に関して
は、予め外部送受信機３１，３２からコマンドを受信す
る。外部送受信部３１，３２は、非接触型ＩＣカード１
２からの送信データを非接触送受信部２１において受信
すると、制御部２４にデータを送信することができる。
情報に付随して指定金融口座情報、定期件取り扱いまた
は現金扱いかの判断情報を有する。利用者が目的地で下
車する場合は、利用者が非接触型ＩＣカード１を携帯し
たまま降車口に向かう。降車口横に設置してある外部送
受信機３２を通過する際に、その非接触型ＩＣカード１
を読取り書込み装置を有する外部送受信機３２に挿入す
ると、非接触型ＩＣカード１の記憶メモり１１のユーザ
個人情報と乗車停留場情報を制御部１３を介して送受信
部１２から送信する。この場合もデータ送信に関して
は、予め外部送受信機３１，３２からコマンドを受信す
る。外部送受信部３１，３２は、非接触型ＩＣカード１
２からの送信データを非接触送受信部２１において受信
すると、制御部２４にデータを送信することができる。
【００２０】制御部２４では、乗車停留所情報を確認し
た後に、下車停留所情報とともに運賃算出部２３に送信
すると共に、利用回数情報、利用日時情報などを送受信
部２に送信する。非接触送受信部２１は、利用回数情
報、利用日時情報、下車停留所情報を非接触型ＩＣカー
ド１に対して送信する。この非接触型ＩＣカード１は、
送受信部１２において受信した利用回数情報、利用日時
情報、下車停留所情報などを制御部１３を介して記憶部
１１に格納し、利用者が降車口から下車することができ
る。
た後に、下車停留所情報とともに運賃算出部２３に送信
すると共に、利用回数情報、利用日時情報などを送受信
部２に送信する。非接触送受信部２１は、利用回数情
報、利用日時情報、下車停留所情報を非接触型ＩＣカー
ド１に対して送信する。この非接触型ＩＣカード１は、
送受信部１２において受信した利用回数情報、利用日時
情報、下車停留所情報などを制御部１３を介して記憶部
１１に格納し、利用者が降車口から下車することができ
る。
【００２１】その後、運賃算出部２２では、下車停留所
情報から運賃を算出し、制御部２４を介して回線部２３
からホストコンピュータ４１に送信する。ホストコンピ
ュータ４１は、ユーザ個人から判断し、定期券扱いの場
合に乗車停留所情報と下車停留所情報から利用範囲内の
場合は、指定金融口座から差額分を引き落とす処理を行
う。また利用範囲外の場合は、利用日時情報を記憶して
処理を終了する。
情報から運賃を算出し、制御部２４を介して回線部２３
からホストコンピュータ４１に送信する。ホストコンピ
ュータ４１は、ユーザ個人から判断し、定期券扱いの場
合に乗車停留所情報と下車停留所情報から利用範囲内の
場合は、指定金融口座から差額分を引き落とす処理を行
う。また利用範囲外の場合は、利用日時情報を記憶して
処理を終了する。
【００２２】現金利用扱いの場合は、送られてきた運賃
情報分を指定金融口座から引き落とす処理をせず、利用
日時情報を記憶して処理を終了する。これにより、電子
マネーあるいは現金による支払いのいずれでの乗車運賃
を支払うことができる。
情報分を指定金融口座から引き落とす処理をせず、利用
日時情報を記憶して処理を終了する。これにより、電子
マネーあるいは現金による支払いのいずれでの乗車運賃
を支払うことができる。
【００２３】また定期券扱いの場合は、最初にカードを
作成する際に、１ヶ月、３ヶ月の条件をホストコンピュ
ータ４１側のユーザ個人情報内に記憶し、契約が無効に
なるまで毎月あるいは３ヶ月に１回、定期代金として指
定金融口座から引き落とすことができる。さらにあらか
じめ決められた日時までの利用代金の累積を計算してま
とめて指定日時に指定金融口座から利用代金を引き落と
すこともできる。
作成する際に、１ヶ月、３ヶ月の条件をホストコンピュ
ータ４１側のユーザ個人情報内に記憶し、契約が無効に
なるまで毎月あるいは３ヶ月に１回、定期代金として指
定金融口座から引き落とすことができる。さらにあらか
じめ決められた日時までの利用代金の累積を計算してま
とめて指定日時に指定金融口座から利用代金を引き落と
すこともできる。
【００２４】以上に説明した実施例では、乗り物に乗車
時および下車時に運賃の読取り書込みをする読取り書込
み装置と読取り書込み装置に挿入するカードと、このカ
ードの情報を管理するため乗り物と無線回線により接続
するホストコンピュータを有し、カードの読取り情報に
基づいて乗車運賃の精算を行ない、乗り物の下車時に運
賃読取り書込み装置から出力する運賃情報に基づいて乗
り物に乗車時から下車時の運賃を算出し、この算出した
運賃を乗り物の利用者の指定金融機関から自動的に引き
落とすための情報を送出する。これにより、小銭などを
使用せずに継続的に指定金融機関から利用代金を自動振
り落としをすることができるので、利用者にとって便利
となり、乗り物の利用頻度を多くすることも可能とな
る。
時および下車時に運賃の読取り書込みをする読取り書込
み装置と読取り書込み装置に挿入するカードと、このカ
ードの情報を管理するため乗り物と無線回線により接続
するホストコンピュータを有し、カードの読取り情報に
基づいて乗車運賃の精算を行ない、乗り物の下車時に運
賃読取り書込み装置から出力する運賃情報に基づいて乗
り物に乗車時から下車時の運賃を算出し、この算出した
運賃を乗り物の利用者の指定金融機関から自動的に引き
落とすための情報を送出する。これにより、小銭などを
使用せずに継続的に指定金融機関から利用代金を自動振
り落としをすることができるので、利用者にとって便利
となり、乗り物の利用頻度を多くすることも可能とな
る。
【００２５】なお、上記実施例においては、乗り物とし
て路線バスを例に説明したが、これにみに限定されず、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば、電車、その他
の交通機関などにも適用することができることは言うま
でもない。
て路線バスを例に説明したが、これにみに限定されず、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば、電車、その他
の交通機関などにも適用することができることは言うま
でもない。
【００２６】
【発明の効果】以上に説明した本発明においては、小銭
などを使用せずに継続的に指定金融機関から利用代金を
自動振り落としをすることができるので、利用者にとっ
て便利となり、乗り物の利用頻度を多くすることができ
るなどの効果を奏することができる。
などを使用せずに継続的に指定金融機関から利用代金を
自動振り落としをすることができるので、利用者にとっ
て便利となり、乗り物の利用頻度を多くすることができ
るなどの効果を奏することができる。
【図１】本発明の乗車運賃の精算システム、精算カード
および精算方法の実施例に適用する非接触型ＩＣカード
の構成を説明するブロック図である。
および精算方法の実施例に適用する非接触型ＩＣカード
の構成を説明するブロック図である。
【図２】実施例の運賃自動精算システムに用いる外部送
受信機の構成を説明するブロック図である。
受信機の構成を説明するブロック図である。
【図３】実施例の運賃自動精算システムを路線バスに適
用した場合のバスの内部における概要構成を示す図であ
る。
用した場合のバスの内部における概要構成を示す図であ
る。
【図４】実施例の運賃自動精算システムのシステム構成
を示す図である。
を示す図である。
１ 非接触型ＩＣカード １１ メモリ部 １２ 送受信部 １３ 制御部 １４ 充電電池 ２１ 非接触送受信部 ２２ 運賃算出部 ２３ 回線部 ２４ 制御部 ３０ 路線バス ３１ 外部送受信機 ３２ 外部送受信機 ４１ ホストコンピュータ ４２ カード読取り装置 ４３ 無線送受信部
Claims (6)
- 【請求項１】乗り物に乗車時および下車時に運賃の読取
り書込みをする読取り書込み装置と、前記読取り書込み
装置に挿入するカードと、このカードの情報を管理する
ため前記乗り物と無線回線により接続するホストコンピ
ュータを有し、前記カードの読取り情報に基づいて乗車
運賃の精算が行われる乗車運賃の精算システムにおい
て、 前記カードは、 前記乗り物の下車時に前記運賃読取り書込み装置から出
力する運賃情報に基づいて前記乗り物の乗車時から下車
時の運賃を算出する算出手段と、 この算出手段において算出した運賃を乗り物の利用者の
指定金融機関から自動的に引き落とすため、前記算出手
段において算出した運賃情報を前記ホストコンピュータ
に送出する送出手段と、を備えたことを特徴とする乗車
運賃の精算システム。 - 【請求項２】前記送出手段は、前記運賃算出手段におい
て算出した運賃情報を前記乗り物から前記ホストコンピ
ュータに無線により送信し、このホストコンピュータに
おいて前記算出手段において算出された運賃を乗り物の
利用者の指定金融機関から自動的に引き落とすための精
算を指定期日毎にすることを特徴とする請求項１に記載
の乗車運賃の精算システム。 - 【請求項３】乗り物に乗車時および下車時に運賃の読取
り書込みをする読取り書込み装置に挿入して乗車運賃の
精算が行われるカードから成る乗車運賃の精算カードに
おいて、 前記カードは、 前記乗り物の下車時に前記運賃読取り書込み装置から出
力する運賃情報に基づいて前記乗り物に乗車時から下車
時の運賃を算出する算出手段と、 この算出手段において算出した運賃情報を送出する送出
手段と、を備え、算出された運賃を乗り物の利用者の指
定金融機関から自動的に引き落とすための情報として前
記送出手段から出力することを特徴とする乗車運賃の精
算カード。 - 【請求項４】前記カードは、非接触型のＩＣカードから
なることを特徴とする請求項３に記載の乗車運賃の精算
カード。 - 【請求項５】乗り物に乗車時および下車時に運賃の読取
り書込みをする読取り書込み装置と、前記読取り書込み
装置に挿入するカードと、このカードの情報を管理する
ため前記乗り物と無線回線により接続するホストコンピ
ュータを有し、前記カードの読取り情報に基づいて乗車
運賃の精算が行われる乗車運賃の精算システムにおい
て、 前記乗り物の下車時に前記運賃読取り書込み装置から出
力する運賃情報に基づいて前記乗り物に乗車時から下車
時の運賃を算出するステップと、 この算出した運賃を乗り物の利用者の指定金融機関から
自動的に引き落とすための情報を前記ホストコンピュー
タに送出するステップと、を含むことを特徴とする乗車
運賃の精算方法。 - 【請求項６】前記算出した運賃情報を前記乗り物から前
記ホストコンピュータに無線により送信するステップ
と、 このホストコンピュータにおいて算出された運賃を乗り
物の利用者の指定金融機関から自動的に指定期日毎に引
き落とすための精算処理をするステップと、を含むこと
を特徴とする請求項５に記載の乗車運賃の精算方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8318890A JPH10162183A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 乗車運賃の精算システム、精算カードおよび精算方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8318890A JPH10162183A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 乗車運賃の精算システム、精算カードおよび精算方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10162183A true JPH10162183A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18104115
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8318890A Pending JPH10162183A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 乗車運賃の精算システム、精算カードおよび精算方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10162183A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002083327A (ja) * | 2000-09-11 | 2002-03-22 | Nippon Signal Co Ltd:The | 乗車システム |
| KR100371411B1 (ko) * | 2000-10-11 | 2003-02-07 | 주식회사 케이디이컴 | 비접촉식 정액권 및 일회권을 이용한 버스 요금 징수시스템 |
| JP2007079927A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Kyosan Electric Mfg Co Ltd | 乗車管理システム、携帯端末、車載用管理装置、センタ装置、乗車管理方法、そのプログラム及び記録媒体 |
-
1996
- 1996-11-29 JP JP8318890A patent/JPH10162183A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002083327A (ja) * | 2000-09-11 | 2002-03-22 | Nippon Signal Co Ltd:The | 乗車システム |
| KR100371411B1 (ko) * | 2000-10-11 | 2003-02-07 | 주식회사 케이디이컴 | 비접촉식 정액권 및 일회권을 이용한 버스 요금 징수시스템 |
| JP2007079927A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Kyosan Electric Mfg Co Ltd | 乗車管理システム、携帯端末、車載用管理装置、センタ装置、乗車管理方法、そのプログラム及び記録媒体 |
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