JPH10162018A

JPH10162018A - 情報処理方法、情報処理装置、及びそれを用いた情報処理システム

Info

Publication number: JPH10162018A
Application number: JP8319912A
Authority: JP
Inventors: Shigeto Osuji; 成人大條; Yoshikazu Amano; 良和天野; Takeshi Yamada; 剛山田; Ichiro Sakamoto; 一郎坂元
Original assignee: Hitachi Ltd; Hitachi Video and Information System Inc
Current assignee: Hitachi Ltd; Hitachi Advanced Digital Inc
Priority date: 1996-11-29
Filing date: 1996-11-29
Publication date: 1998-06-19

Abstract

(57)【要約】【課題】情報処理装置において、再書き込みができない
蓄積メディアに記憶されたリンク構造データの変更がで
きず、表示・ブラウジング動作の変更が難しかった。【解決手段】記憶メディアにメディア属性情報をもち、
情報処理装置のリンク構造データの表示・ブラウジング
制御をおこなうリンク構造データ制御手段にメディア属
性情報を取得する属性情報取得部と、該メディア属性情
報に応じて表示するリンク構造データの少なくとも一部
を変更可能なノード表示情報生成手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、動画・静止画など
の映像や音声を含むマルチメディア情報が記録された記
憶メディアの再生方法に係わり、特に、パーソナルコン
ピュータ・専用再生端末などを用いてユーザ操作に対し
てインタラクティブに対応し、光ディスクなどのパッケ
ージメディアやネットワークサーバなどのネットワーク
メディアからマルチメディア情報を再生するインターラ
クティブ映像再生に関するマルチメディア情報の再生方
法及び、該再生方法を実行可能な情報処理装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来より、ユーザの操作に対してインタ
ラクティブに対応するデータ・プログラム格納方法とし
て、日経エレクトロニクス(1993年11月8日)に記載され
ているVideo-CDがある。このVideo-CDは動画や静止画な
どの映像データや、音楽や効果音などの音声データを記
録し、さらにこの映像データや音声データを再生し、ユ
ーザ操作に対応して制御する情報である再生制御データ
も同時に記録する構成となっている。

【０００３】また、ネットワークサーバからのインタラ
クティブなデータ・プログラムを取得・再生する方法と
してインターネットのWWW(World Wide Web)サーバにWWW
ビューワを用いてアクセスする方法が広く普及してい
る。

【０００４】Video-CDの再生制御データも、WWWサーバ
・ブラウザで使用されるデータ構造であるHTML(Hyper T
ext Markup Language)もユーザにテキスト・図形・画像
などのマルチメディア情報を表示するノードと表示中の
ノードに関連する参照情報への移動を指示可能なリンク
ポインタから構成されるリンク構造データである。リン
ク構造データはハイパーテキスト情報を実現するデータ
構造である。

【０００５】Video-CDあるいはその他のローカルな記憶
メディアを用いたデータアクセスは、記憶メディアと再
生装置間の転送速度が比較的高速なため、動画に代表さ
れる高容量のデータも高速にアクセス可能となる。一方
記憶メディア自体は郵送など物理的に配給元からユーザ
に送付する必要があり、即時性あるいはデータの更新期
間は記憶メディアの作成時間と郵送時間以上の時間が必
要であり、頻繁に変更される最新のデータ配布には一般
的には適さない。

【０００６】一方、ネットワークサーバはサーバと再生
装置が再生時に接続され、データを取得するので即時性
やデータの更新期間は一般に早く、最新のデータを配布
可能である。一方、ネットワークのデータ転送速度はロ
ーカルアクセスに比べて通常低速であり、動画など大量
のデータを高速で転送するのには適さない。

【０００７】以上、記憶メディアおよびネットワークサ
ーバそれぞれの特性を考慮した、記憶メディアとネット
ワークサーバの両方に適宜サクセス可能な記憶メディア
のデータ・プログラム格納方法に関しては、特願平7-21
7002「インタラクティブ記録再生装置」および、特願平
7-340354「インタラクティブ記録再生用メディアおよび
再生装置」に記載がある。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】従来例では、ノードに
配置されたマルチメディア情報(以下ノード情報と称す
る)のブラウズが可能なリンク構造データを用いてノー
ド情報の表示と、ユーザのリンクポインタ指示による参
照ノード情報の選択・移動をおこなう。ノード情報表示
は記憶メディアに記憶されたリンク構造データとネット
ワークサーバ内のリンク構造データの両方に適宜サクセ
ス可能な情報処理装置(以下、情報表示装置と称する)
で、記憶メディアまたはネットワーク上のサーバに記憶
されたリンク構造データをインタラクティブ再生装置内
のリンク構造データ制御手段がノ−ド毎にノード構成情
報とノード内容情報に分離し、ノード内容情報をノード
構成情報に応じて表示することで実現される。また、ノ
ード情報は他のノードの参照情報であるリンクポインタ
をもつ。リンクポインタは通常、ノード情報上での該リ
ンクポインタの表示方法(文字列やボタン情報)と、該リ
ンクポインタがユーザにより指示された場合の参照先の
ノード情報(以下、リンク先ノード情報と称する)をも
つ。前記リンク構造データ制御手段は、ノード情報内の
リンクポインタの検知・表示・参照ノードへの移動機能
をもつ。ユーザはノード情報に含まれるリンクポインタ
を指示することで、リンク構造データ内を自由に参照・
移動可能となる(以下、この参照・移動動作をブラウジ
ングと称する)。

【０００９】さらに、参照されるノード情報がサーバ上
の他のノード情報である場合、記憶メディア内のリンク
ポインタからサーバのノードを指定する構成となる。こ
のように、サーバ内のリンク構造データや記憶メディア
内のリンク構成データがリンクポインタにより参照され
る場合、従来例では指定されたノード情報の参照が常時
可能であった。リンク構造データの変更に関しては、サ
ーバ上のリンク構造データはサーバ側の管理下にあるの
で、自由に変更可能である。一方、記憶メディア内のリ
ンク構造データは一度利用者に配布された後の変更は、
記憶メディアとしてＣＤ−ＲＯＭやＤＶＤ−ＲＯＭとい
った再書き込みのできない記憶メディアを配布に利用す
る場合が多く難しい。

【００１０】本発明の目的は、蓄積メディア上のリンク
構造データにも適用可能なリンク構造データの表示・ブ
ラウジング動作の変更方法を提供することにある。さら
には、有効期間など特定の条件成立時のみ表示可能なリ
ンク構造データのブラウジングを実現可能な情報表示装
置、および前記情報表示装置とネットワーク上のサーバ
から講師絵される情報表示システムの提供に関する。

【００１１】従来例ではさらに、情報表示装置において
リンク構造データのブラウジング機能を提供するリンク
構造データ制御手段はリンク構造データを表示する場
合、予め規定された設定に応じて表示処理をおこなう構
成となっている。例えば、リンク構造データ内のノード
情報に含まれる文字情報のフォントサイズは、予め規定
されたフォントサイズあるいはユーザが設定したフォン
トサイズで表示する構成となっている。上記従来例で
は、例えば画面解像度の高いパーソナルコンピュータの
表示手段と、これに比べて解像度の低い家庭用テレビな
どの表示手段で同一のフォントサイズでリンク構造デー
タの表示をおこなう。このため、家庭用テレビではリン
ク構造データの表示文字が解像度不足で見にくいといっ
た課題がある。さらに動画像・静止画像のような画像情
報の表示においても、予め規定された表示サイズで表示
するため、表示手段の画面解像度が低い場合には、表示
画像情報の一部が画面の表示領域外に出てしまい、画像
の一部が表示されない、といった課題がある。以上の例
に示したように、従来例ではリンク構造データの再生を
おこなうインタラクティブ再生装置の性能・機能を考慮
したリンク構造データの表示・ブラウジング機能の提供
に関して配慮がなく、リンク構造データ制御手段では特
定の再生装置を前提とした、あるいは平均的な再生装置
を想定した表示・ブラウジング機能の提供をおこなって
いた。これにより個々の再生装置での性能・機能不足へ
の配慮、または高性能・高機能再生装置への適応が不十
分となり、表示品質・操作性の点で課題があった。本発
明の他の目的は、情報表示装置の機能・性能に応じたリ
ンク構造データの表示・ブラウジングを実現する情報表
示装置および情報処理システムの実現にある。

【００１２】

【課題を解決するための手段】本発明では、記憶メディ
アに記憶されたメディア属性情報を取得する属性取得手
段と、取得したメディア属性情報に応じて記憶メディア
に記憶された参照可能なデータ(以下、原データと称す
る)の少なくとも一部を変更した変更データを生成可能
な表示情報生成手段と、前記原データまたは変更データ
から表示データを生成する表示参照手段を設けた。また
本発明では、記憶メディアのリンク構造データの表示・
ブラウジング方法を変更可能とするために、記憶メディ
アに前記表示・ブラウジング方法を変更する基準となる
記憶メディアの内容を作成した作成者情報、配布開始日
などの年月日情報、タイトル情報、バージョン情報、有
効期間情報などの基準情報(以下、メディア属性情報と
称する)を設けた。さらに、情報表示装置に該記憶メデ
ィアのメディア属性情報を取得する属性情報取得手段
と、該メディア属性情報に応じて表示するリンク構造デ
ータの少なくとも一部を変更可能なノード表示情報生成
手段を設けた。また、前記情報表示装置とネットワーク
を介して接続されたリンク構造情報を授受可能なサーバ
に該メディア属性情報を取得可能な属性情報サーバ取得
手段と該メディア属性情報に応じて情報表示装置に送信
するリンク構造データの少なくとも一部を変更可能なノ
ード表示情報サーバ生成手段を設けた。

【００１３】さらに本発明では、情報表示装置の装置属
性に応じてリンク構造データの表示・ブラウジング方法
を変更可能とするために、前記情報表示装置に表示手段
の画面解像度情報、導入されているプログラムの一覧情
報、前記各プログラムのバージョン情報、該情報表示装
置を使用している一人または複数利用者の情報などの基
準情報(以下、装置属性情報と称する)の記憶手段を設け
た。さらに、情報表示装置に該記憶メディアの装置属性
情報を取得する属性情報取得手段と、該装置属性情報に
応じて表示するリンク構造データの少なくとも一部を変
更可能なノード表示情報生成手段を設けた。また、前記
情報表示装置とネットワークを介して接続されたリンク
構造データを授受可能なサーバに該装置属性情報を取得
可能な属性情報サーバ取得手段と該装置属性情報に応じ
て情報表示装置に送信するリンク構造データの少なくと
も一部を変更可能なノード表示情報サーバ生成手段を設
けた。

【００１４】なお、本発明は、情報表示装置内に表示部
を具備しないものにおいても、実施可能とする。即ち、
本発明の情報表示装置の出力信号を例えばＴＶ等のモニ
タを有する装置に接続して、観賞する実施形態のもので
あってもよい。さらに、本発明は、情報表示装置内に記
憶メディアを再生可能な記憶制御手段を具備しないもの
においても、実施可能とする。即ち、記憶メディアを再
生可能な記憶制御手段、若しくは、記憶メディアを再生
可能な専用の装置からの出力信号を本発明の情報表示装
置に接続して、使用する実施形態のものであってもよ
い。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図１〜
８を用いておこなう。図１は情報表示装置(以下、イン
タラクティブ映像再生装置と称する)とサーバからなる
情報処理システム(以下、インタラクティブ映像再生シ
ステムと称する)の構成図、図２はインタラクティブ映
像再生装置の構成を示すブロック図、図３はインタラク
ティブ映像再生システムでマルチメディア情報の表示・
ブラウジングに使用するリンク構造データの構成を示す
ブロック図、図４はインタラクティブ映像再生装置のリ
ンク構造データ制御手段が制御・表示をおこなうリンク
構造データの例、図５はリンク構造データ制御手段の構
成を示すブロック図、図６はインタラクティブ映像再生
装置で再生可能な記憶メディアに記憶されたメディア属
性情報の記憶配置例および、該メディア属性情報の構成
例である。図７はリンク構造データ表示制御手段の動作
フローチャート、図８はリンク構造データ制御手段の動
作例である。

【００１６】図１において、１０１は本発明のインタラ
クティブ映像再生装置、１０２はメディア属性情報、ノ
ード情報・リンクポインタ・ノード情報に添付するマル
チメディア情報からなるリンク構造データをもつ記憶メ
ディア、１０３はサーバとのデータの授受をおこなうネ
ットワーク、１０４はリンク構造データをもつサーバで
ある。図１においては、インタラクティブ映像再生装置
１０１、サーバ１０４がそれぞれ１台ずつネットワーク
に接続される構成としたが、複数のインタラクティブ映
像再生装置、または複数のサーバをもつ構成も可能であ
る。さらに、インタラクティブ映像再生装置内にサーバ
を内蔵する構成も可能である。

【００１７】図２において、２０１はインタラクティブ
映像再生装置１０１全体の制御をおこなうＣＰＵ、２０
２はプログラム・データを記憶・読み書きするＲＡＭ・
ＲＯＭなどのメモリ、２０３はリモコン２０４やキーボ
ード・マウスなどの入力手段を制御する入力制御手段、
２０５はネットワーク１０３とのデータの授受を制御す
るネットワーク制御手段、２０６はＣＤ−ＲＯＭ・ＤＶ
Ｄ・メモリカードなどの記憶メディアを制御する２次記
憶制御手段、２０７はリンク構造データの表示・ブラウ
ジングを制御するリンク構造データ制御手段、２０８は
表示手段２０９を制御する表示制御手段、２０９はテレ
ビ・ディスプレイなどの表示手段である。なお図２にお
いて、表示内容を記憶する表示メモリは表示制御手段に
含まれる構成とした。さらに、表示制御手段はテレビ用
のＮＴＣＳ・ＰＡＬなどの映像信号や、パーソナルコン
ピュータディスプレイのためのアナログ・デジタルＲＧ
Ｂ信号などの表示手段に応じた映像出力信号を出力可能
であるとする。

【００１８】図３において、３０１・３０４・３０８は
ノード情報を、３０２・３０３・３０５・３０６・３０
７はリンクポインタをしめす。ノード情報は例えば図４
(a)記載のように文字、図形、静止画像、動画像などの
マルチメディア情報からなるノード内容情報(図４中４
３０・４４０)とリンクポインタ(図４中４５０・４６
０)および、「表題」「本文」といったノード情報の論
理的な構成をしめすノード構成情報(図４中４２０・４
７０)を含む。ノード内容情報・ノード構成情報・リン
クポインタからリンク構造データ制御手段が表示・ブラ
ウジング可能な表示情報を生成する。図４(a)のリンク
構造データをリンク構造データ制御手段２０７が解析処
理し、生成した表示情報を図８(a)にしめす。ノード構
成情報によりセンタリング(中央配置)が指定(４２０)さ
れており、文字(８０１)、動画像(８０２)、リンクポイ
ンタ(８０３)などのノード内容情報がセンタリング表示
される。リンクポインタはノード情報に含まれ、参照可
能なノードの情報をもつ。リンク構造データ制御手段２
０７は、リンクポインタとなっている文字・画像(ボタ
ン)を通常下線付きの文字や枠付きの画像など他のノー
ド情報と識別可能な情報として表示する。ユーザはリン
クポインタをリモコン・マウスなどで指示することで、
リンクポインタによる参照ノード情報への移動(ブラウ
ジング)が可能となる。

【００１９】図５において、５０１はリンク構造データ
をネットワーク制御手段２０５を介してサーバから取
得、あるいは２次記憶制御手段を介して記憶メディアか
ら取得するノード情報取得手段、５０２はリンク構造デ
ータをノード構成情報とノード内容情報に分解する文書
構成解析手段、５０３はリンク構造データのリンクポイ
ンタを検知するリンクポインタ検知手段、５０５は文書
構成解析手段５０２とリンクポインタ検知手段５０３の
解析情報に基づいてノード情報を表示するノード表示情
報生成手段、５０４は記憶メディアのメディア属性情報
である有効期間情報から表示するノードの有効期間を判
定し、ノード表示情報生成手段５０５に通知する有効期
間判定手段、５０７は入力手段２０４の入力操作から指
示されているリンクポインタを判定する指示リンクポイ
ンタ取得手段、５０６は指示されたリンクポインタの参
照するリンク先ノードを判定するリンク先ノード判定手
段である。

【００２０】以下、本実施例の動作を図４を用いて説明
する。インタラクティブ映像再生装置１０１がネットワ
ークサーバあるいは記憶メディアから図４(a)のリンク
構造データのノード情報を取得すると、取得したリンク
構造データはリンク構造データ制御手段２０７に通知さ
れる。リンク構造データ制御手段２０７は、ノード情報
を解析する。まず４１０でリンク構造データであること
を確認する。４２０でノード構成情報「センタリング」
が指定され、ノード内容情報「MOVIE 100」を表示し、
改行をおこなう。つぎにノード構成情報「組み込み」構
文の指定に従いノード内容情報「movie.mpg」動画像フ
ァイルを再生する。つぎに４４０でノード構成情報「組
み込み」指定を解除する。つぎに４５０・４６０でノー
ド内容情報「つぎのページへ」をリンク先ノード情報
「page02.htm」を参照するリンクポインタとして表示す
る。つぎに４７０でノード構成情報「センタリング指
定」を解除し、つぎに４８０でノード構成情報「リンク
構造データ」を解除する。

【００２１】リンク構造データ制御手段の内部構成に準
じて動作を説明する。例えば４２０は文書構成解析手段
５０２で、ノード構成情報「センタリング」「改行」と
ノード内容情報「MOVIE 100」に分解される。ノード表
示情報生成手段５０５では、上記ノード構成情報とノー
ド内容情報に基づいて「MOVIE 100」文字列をセンタリ
ング表示し、改行する。４５０・４６０では、リンクポ
インタ検知手段５０３がリンクポインタを検知し、参照
先ノードの「page02.htm」を取得する。同時に文書構成
解析手段５０２はノード内容情報として「次のページ
へ」文字列を検知する。ノード表示情報生成手段５０５
では、前記ノード内容情報とリンクポインタ情報に応じ
て「次のページへ」文字情報をリンクポインタであるこ
とを示す下線表示で表示する。図4(a)の他のリンク構造
データに関しても同様の処理をおこなう。

【００２２】以上リンク構造データ制御手段２０７の動
作により、図８(a)に示す表示データが生成され、表示
手段２０９に表示される。また、入力手段２０４でリン
クポインタ４５０が指示されると、指示リンクポインタ
取得手段５０７でリンクポインタを特定し、リンク先ノ
ード判定手段５０６でリンク先ノードがノード情報「pa
ge02.htm」を特定する。次に該リンク先ノード情報「pa
ge02.htm」の取得をノード情報取得手段５０１に要求
し、ノード情報「page02.htm」を取得する。取得された
ノード情報は同様の処理により、表示手段２０９に表示
される。以上のリンク構造データの表示・ブアラウジン
グ処理によりユーザがリンクポインタで指定した参照ノ
ードを順次表示可能となる。

【００２３】以下、本実指例の有効期間判定手段５０４
の動作を説明する。図７は有効期間判定手段５０４とノ
ード表示情報生成手段５０５の動作フローチャートであ
る。図７において、７０１〜７０３は有効期間判定手段
の処理、７０４・７０５はノード表示情報生成手段の処
理である。リンクポインタのユーザ指定など、ノード情
報が更新されると本処理が起動される。処理７０１で図
６(a)に記載された記憶メディアの所定階層ファイル構
造位置とファイル名で指定されたファイル「DISCINFO.T
XT」が読み込まれる。「DISCINFO.TXT」は図６(b)に記
載されたメディア属性情報をもつ。６０３は記憶メディ
アの作成者をしめす「Author」情報、６０４は配布開始
日をしめす「Release Date」情報、６０５は表題情報を
しめす「Title」情報、６０６はバージョンをしめす「V
ersion」情報、６０７は有効期間をしめす「Valid」情
報である。

【００２４】有効期間判定手段５０４では、つぎに処理
７０２が実行されメディア属性情報である「DISCINFO.T
XT」ファイル内の「Valid」情報を取得する。つぎに処
理７０３で現在時刻と取得した「Valid」情報を比較
し、有効期間内かどうか判定する。有効期間内の場合に
は処理７０４でノード情報が表示される。有効期間外の
場合には処理７０５でノード情報が変更(後述)され、変
更後のノード情報をメモリ２０２に記憶する。記憶され
た変更後のノード情報を、再度ノード表示情報生成手段
５０５からノード情報取得手段５０１転送し、処理７０
４で変更されたノード情報が表示される。

【００２５】処理７０５のノード情報変更例としては、
ノード構成情報「組み込み」を検知した場合にノード構
成情報「組み込み」の開始・終了範囲内のリンク構造デ
ータを他のリンク構造データと置き換える処理があげら
れる。図４(b)の４３１・４３２・４３３は、４３０・
４４０の置き換え処理結果の例である。記憶メディアの
メディア属性情報に含まれる有効期間をしめす「vali
d」情報に応じて、図4(a)の動画像情報を含むリンク構
造データを図４(b)にしめすノード変更処理を適用した
リンク構造データに変換する。

【００２６】以上本実施例の動作により、表示可能な有
効期間に制限のある特定情報(本実施例では動画像デー
タ)を有効期間内のみ表示可能となる。さらに、有効期
間外では前記動画像を再生できない旨ユーザに通知可能
となる。これにより、ＣＤ−ＲＯＭ・ＤＶＤ−ＲＯＭな
どの再書き込みのできない記憶メディアに記録された固
定的なリンク構造データに関しても、有効期間など記憶
メディアに添付された特定のメディア属性情報に応じて
変更・表示が可能となる。

【００２７】なお、本実施例では図５において、ノード
表示情報生成手段から直接表示手段に表示データを出力
する構成としたが、ノード表示情報生成手段から表示制
御手段を介して表示データを出力する構成も可能であ
る。また、本実施例では入力手段から直接指示リンクポ
インタ取得手段に指示情報を通知する構成としたが、入
力手段から入力制御手段を介して指示リンクポインタ取
得手段に指示情報を通知する構成も可能である。

【００２８】なお、本実施例ではメディア属性情報内の
有効期間を判定基準とする構成としたが、判定の基準と
なるメディア属性情報はこれをとくに有効期間に限定し
ない。例えば、メディア属性情報として「Author」情報
を取得し、「Author」情報に応じてアクセスするネット
ワーク上のサーバを変更する構成も可能である。これに
より、同一記憶メディアの「Author」情報の変更のみで
アクセスするサーバを選別可能となる。

【００２９】また、本実指例では動画像データなどノー
ド情報で指定されたマルチメディア情報の種類に応じて
リンク構造データの変更をおこなう構成としたが、ノー
ド情報自体を有効判定対象とする構成や、特定のリンク
構造データ領域内のノード情報のみを有効判定対象とす
るなど他の構成も可能であり、ノード情報変更の対象と
する情報の種類は特にこれを動画像データに限定しな
い。

【００３０】また、本実施例ではリンク構造データ制御
手段をハードウェアで実現する構成としたが、リンク構
造データ制御手段の一部または全部をソフトウェアで実
現する構成も可能であり、リンク構造データ制御手段の
実現方法は特にこれを限定しない。また、本実施例では
単一のメディア属性情報を判定基準としたが、複数のメ
ディア属性情報やメディア属性情報と装置属性情報を複
合的に判定基準とする構成も可能であり、判定基準は特
にこれを単一のメディア属性情報に限定しない。例えば
「Author」情報と「Valid」情報に応じて、有効期間内
のみ「Author」情報で指定される特定のネットワークサ
ーバにアクセスする構成も可能である。

【００３１】また、本実施例ではメディア属性情報を記
憶メディア毎に設定する構成としたが、記憶メディア内
のある階層のディレクトリ毎に置く構成や、メディア属
性情報が必要なノード情報毎に置く構成なども可能であ
り、メディア属性情報の配置、数、対象とする記憶メデ
ィア内の情報は特にこれを限定しない。また、本実施例
ではインタラクティブ映像再生装置で再生される記憶メ
ディアに記憶されたリンク構造データを有効判定対象と
したが、ネットワークを介して接続されたサーバに記憶
されたリンク構造データを有効判定対象とする構成や、
記憶メディアとサーバの両方のリンク構造データを有効
判定対象とする構成も可能であり、有効判定対象のリン
ク構造データの記憶場所は特にこれを限定しない。

【００３２】また、本実施例ではインタラクティブ映像
再生装置内の有効期間判定手段とノード表示情報生成手
段で有効判定・リンク構造データの変更をおこなう構成
としたが、ネットワークを介して接続されたサーバにイ
ンタラクティブ映像再生装置で再生された記憶メディア
のメディア属性を取得する属性情報サーバ取得手段とノ
ード表示情報サーバ生成手段を設ける構成も可能であ
り、属性情報取得手段・ノード表示情報生成手段の機能
実現方法はとくにこれを限定しない。サーバ側でリンク
構造データを変更する場合には、インタラクティブ映像
再生装置側では変更済みのリンク構造データを受信し、
そのまま表示する。

【００３３】以下、本発明の他の実施例を図９から図１
３を用いて説明する。図９は本実施例の装置属性情報の
構成例を示す図、図１０は本実施例のリンク構造データ
制御手段の構成をしめすブロック図、図１１はリンク構
造データ制御手段内の動作をしめすフローチャート、図
１２は該装置属性情報に応じたリンク構造データの変更
例、図１３は図１２のリンク構造データの表示結果を示
す図である。なお、このほかの本実施例のインタラクテ
ィブ映像再生装置の構成やシステム構成は前記実施例と
同様である。図９において、(a)は装置属性情報の例、
(b)は装置属性情報である装置に登録されている実行可
能なプログラムの一覧をしめすアプリケーションリスト
の構成例、(c)は装置属性情報であるインターラクティ
ブ映像再生装置を使用する１人または複数のユーザの情
報であるパーソナル情報の例である。

【００３４】以下、本実施例の動作を図１０・１１を用
いて説明する。リンク構造データのノード情報更新時に
は画面解像度判定手段が装置属性情報図９(a)の画面解
像度情報９０１・９０２を取得する。ノード表示情報生
成手段１００２では図１１の処理が起動される。図１１
で１１０１・１１０２は画面解像度判定手段１００１の
処理、１１０３〜１１０６はノード表示情報生成手段１
００２の処理である。処理１１０１はリンク構造データ
更新時に起動される。処理１１０１で、インタラクティ
ブ映像再生装置１０１のメモリ２０２に記憶された装置
属性情報を取得する。処理１１０２で図９(a)の装置属
性情報内の画面横解像度情報９０１を取得する。次にノ
ード情報の各表示行に対して、１１０３〜１１０６の処
理をおこなう。処理１１０３で表示情報の文字情報判定
をおこなう。文字情報ではない場合には、処理１１０６
を実行する。文字情報である場合には、処理１１０４で
装置属性情報(Player ID)から取得した画面解像度を表
示に使用する指定フォントの横ドット数で割り、小数点
以下を切り捨てた(図１１中には記載なし)整数値Ｎを取
得する。次に、処理１１０５でＮ文字単位に新たにノー
ド構成情報「改行」を追加する。図１２(a)に変更前の
リンク構造データ例を、図１２(b)にＮ＝５で処理１１
０５のリンク構造データ変更処理実行後のリンク構造デ
ータ例をしめす。

【００３５】装置属性情報を取得可能な属性情報取得手
段である画面解像度取得手段１００１と該画面解像度取
得手段の取得した画面横解像度に応じてリンク構造デー
タの変更・追加・削除が可能なノード表示情報生生成手
段１００２により、図１２(a)のリンク構造データが図
１２(b)のリンク構造データに変更される。本処理は処
理１１０４で取得したＮでノード情報の文字列部分に対
して５文字毎にノード構成情報「改行」を追加すること
で実現される。

【００３６】図１３は図１２のリンク構造データのノー
ド表示情報生成手段による表示例である。本実施例によ
れば、記憶メディアなどリンク構造データの修正・削除
などが難しい媒体に記憶されたリンク構造データもイン
タラクティブ映像再生装置の装置属性情報に応じて、変
更可能となる。たとえば、画面横解像度が６４０ドット
程度の画面を想定したリンク構造データをもつ記憶メデ
ィアを、画面横解像度が３２０ドット程度の小さな画面
でも改行処理により適切に表示可能となる。また、ネッ
トワークを介したサーバのリンク構造データに関して
も、該リンク構造データのをおこなうインタラクティブ
映像再生装置に応じたリンク構造データの提供が可能と
なる。

【００３７】以上本実施例では、1つのノードでのフォ
ントの横ドット数は一律固定であると仮定して処理をお
こなう構成としたが、マルチフォント対応の処理・構成
の可能であり、改行挿入文字数の計算方法はとくにこれ
を限定しない。さらに、ノード内の変更する文字情報も
１行横文字数以外に、段落の縦表示行数の変更などが可
能であり、ノード情報の変更方法はとくにこれを限定し
ない。さらに、文字情報以外の動画像・静止画像の変更
も可能であり、変更対象情報は特にこれを限定しない。
これにより例えば、装置属性情報に表示可能な色数情報
をもち、該色数情報に応じて表示する色数に応じて複数
用意した画像情報を選択的に表示することが可能とな
る。

【００３８】また、本実施例では装置属性情報として画
面解像度を判断材料とする構成にしたが、アプリケーシ
ョンリストやパーソナル情報など他の情報を判断材料と
する構成も可能であり、判断材料となる装置属性情報は
特にこれを限定しない。さらに、装置属性情報に加えて
前述のメディア属性情報を考慮する判断構成も可能であ
り、属性情報はこれを特に装置属性情報に限定しない。
さらに、本実施例では属性情報取得手段とノード表示情
報生成手段をインタラクティブ再生装置内にもつ構成と
したが属性情報取得手段およびノード表示情報生成手段
の少なくとも片方をネットワークを介して接続されたサ
ーバで実行する構成も可能であり、属性情報取得手段と
ノード表示情報生成手段の実装位置は特にこれを限定し
ない。また、本実施例ではリンク構造データ制御手段を
ハードウェアで実現する構成としたが、リンク構造デー
タ制御手段の一部または全部をソフトウェアで実現する
構成も可能であり、リンク構造データ制御手段の実現方
法は特にこれを限定しない。

【００３９】以上、本実施例ではメディア属性情報・装
置属性情報を用いてリンク構造データの表示・ブラウジ
ング方法の変更をおこなう構成としたが、各ノード毎の
属性情報や、複数のノードを類似サービス内容として分
類したサービス属性情報など他の分類属性に応じてリン
ク構造データの表示・ブラウジングを変更する構成も可
能である。これによれば、例えば各ノード情報毎に、該
ノード情報に関連する情報提供者のリストをサービス属
性情報としてもち、ユーザがノードをアクセスする毎に
サービス属性情報の情報提供者リストの蓄積保存をおこ
ない、蓄積されたユーザが過去にアクセスした情報提供
者毎のアクセス頻度に応じてリンク構造データの変更が
可能となる。本構成を使用することで、例えば製品情報
を提供する蓄積メディアにおいて、ユーザがアクセスし
たノード毎に情報提供者(メーカ)の来歴を記録す、ユー
ザが規定回数以上アクセスした情報提供者に関連するノ
ード情報では、通常は表示されない付加情報(限定情報)
を表示する構成などが可能となる。

【００４０】

【発明の効果】本発明によれば、書き換えのできないＤ
ＶＤ−ＲＯＭなどの記憶メディアに記録されたHTMLなど
のリンク構造データにメディア属性情報を添付すること
により、リンク構造データ制御手段でリンク構造データ
の表示・構成を変更可能となる。これにより有効期間な
ど、用途・状況に応じて変化するリンク構造データを記
憶メディアを用いて提供可能となる。

【００４１】また本発明によれば、リンク構造データ表
示時に装置の機能・性能などを規定する装置属性情報を
リンク構造データ制御手段で参照することにより、装置
の表示解像度に応じたリンク構造データの表示サイズの
変更など、装置の機能・性能を考慮したリンク構造デー
タの変更・表示が可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】インタラクティブ映像再生装置のシステム構成
図

【図２】インタラクティブ映像再生装置のブロック図

【図３】リンク構造データの構成図

【図４】リンク構造データ例

【図５】リンク構造データ制御手段のブロック図

【図６】メディア属性情報の構成図

【図７】リンク構造データ制御手段のフローチャート

【図８】リンク構造データの表示例

【図９】装置属性情報の構成図

【図１０】リンク構造データ制御手段のブロック図

【図１１】リンク構造データ制御手段のフローチャート

【図１２】リンク構造データ例

【図１３】リンク構造データの表示例

【符号の説明】

１０１インタラクティブ映像再生装置２０１ＣＰＵ２０５ネットワーク制御手段２０６二次記憶制御手段２０７リンク構造データ制御手段５０５ノード表示情報生成手段５０４有効期間判定手段１００１画面解像度判定手段

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者天野良和神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式会社日立製作所マルチメディアシステム開発本部内 (72)発明者山田剛神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式会社日立画像情報システム内 (72)発明者坂元一郎神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式会社日立製作所マルチメディアシステム開発本部内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】文字情報・図形情報・静止画像情報・動画
像情報・音情報・実行可能なプログラムのうち少なくと
も一つを含む原データを、参照指示に基づき参照する表
示参照手段と、記憶メディアを再生可能な記憶制御手段
と、該表示参照手段の生成する表示データを表示可能な
データ表示手段とのうち少なくとも表示参照手段をもつ
情報処理装置において、記憶メディアから、メディア属
性情報を取得する属性取得手段を有し、前記表示参照手
段は、前記属性取得手段によって、取得したメディア属
性情報に応じて制御され、前記原データの表示・参照方
法を変更した変更データを生成可能であり、前記原デー
タまたは、変更データから表示データを生成可能である
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項２】文字情報・図形情報・静止画像情報・動画
像情報・音情報・実行可能なプログラムなどのノード情
報を含むノードと、参照可能なノードを示すノード内の
リンクポインタから構成されるリンク構造データの表示
・参照が可能なリンク構造データ制御手段と、プログラ
ム・データを格納するメモリ、プログラムを実行するＣ
ＰＵ、ネットワークとのデータ授受を制御するネットワ
ーク制御手段、CD-ROM・DVDなどの記憶メディアを再生
可能な二次記憶制御手段、表示手段を制御する表示制御
手段よりなる情報処理装置において、該記憶メディアに
記録されたメディア属性情報を取得する属性情報取得手
段と、該メディア属性情報に応じて表示するノード情報
の少なくとも一部を変更可能なノード表示情報生成手段
をもつことを特徴とする情報処理装置。
【請求項３】文字情報・図形情報・静止画像情報・動画
像情報・音情報・実行可能なプログラムなどのノード情
報を含むノードと、参照可能なノードを示すノード内の
リンクポインタから構成されるリンク構造データの表示
・参照が可能なリンク構造データ制御手段と、プログラ
ム・データを格納するメモリ、プログラムを実行するＣ
ＰＵ、ネットワークとのデータ授受を制御するネットワ
ーク制御手段、CD-ROM・DVDなどの記憶メディアを再生
可能な二次記憶制御手段、表示手段を制御する表示制御
手段よりなる情報処理装置と、ネットワークを介して該
情報処理装置とリンク構造データの授受をおこなうサー
バからなるシステムにおいて、該サーバに前記情報処理
装置内にある記憶メディアのメディア属性情報を取得す
る属性情報サーバ取得手段と、取得したメディア属性情
報に応じて前記情報処理装置に送信するリンク構造デー
タの少なくとも一部を変更可能なノード表示情報サーバ
生成手段を設けたことを特徴とする情報処理システム。
【請求項４】文字情報・図形情報・静止画像情報・動画
像情報・音情報・実行可能なプログラムなどのノード情
報を含むノードと、参照可能なノードを示すノード内の
リンクポインタから構成されるリンク構造データの表示
・参照が可能なリンク構造データ制御手段と、プログラ
ム・データを格納するメモリ、プログラムを実行するＣ
ＰＵ、ネットワークとのデータ授受を制御するネットワ
ーク制御手段、CD-ROM・DVDなどの記憶メディアを再生
可能な二次記憶制御手段、表示手段を制御する表示制御
手段よりなる情報処理装置において、該情報処理装置に
記録された装置属性情報を取得する属性情報取得手段
と、該装置属性情報に応じて表示するノード情報の少な
くとも一部を変更可能なノード表示情報生成手段をもつ
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項５】文字情報・図形情報・静止画像情報・動画
像情報・音情報・実行可能なプログラムなどのノード情
報を含むノードと、参照可能なノードを示すノード内の
リンクポインタから構成されるリンク構造データの表示
・参照が可能なリンク構造データ制御手段と、プログラ
ム・データを格納するメモリ、プログラムを実行するＣ
ＰＵ、ネットワークとのデータ授受を制御するネットワ
ーク制御手段、CD-ROM・DVDなどの記憶メディアを再生
可能な二次記憶制御手段、表示手段を制御する表示制御
手段よりなる情報処理装置と、ネットワークを介して該
情報処理装置とリンク構造データの授受をおこなうサー
バからなるシステムにおいて、該サーバに前記情報処理
装置に記憶された装置属性情報を取得する属性情報サー
バ取得手段と、取得した装置属性情報に応じて前記情報
処理装置に送信するリンク構造データの少なくとも一部
を変更可能なノード表示情報サーバ生成手段を設けたこ
とを特徴とする情報処理システム。
【請求項６】請求項２・４記載の情報処理装置におい
て、記憶メディアのメディア属性情報と該情報処理装置
に記憶された装置属性情報を取得可能な該属性情報取得
手段と、メディア属性情報と装置属性情報に応じてリン
ク構造データの少なくとも一部を変更可能なノード表示
情報生成手段を設けたことを特徴とする情報処理装置。
【請求項７】請求項３・５記載の情報処理システムにお
いて、記憶メディアのメディア属性情報と該情報処理装
置に記憶された装置属性情報を取得可能な属性情報サー
バ取得手段と、メディア属性情報と装置属性情報に応じ
てリンク構造データの少なくとも一部を変更可能なノー
ド表示情報サーバ生成手段を設けたことを特徴とする情
報処理システム。
【請求項８】請求項１・２・３・６・７記載のメディア
属性情報に、記憶メディアの内容を作成した作成者情
報、配布開始日などの年月日情報、タイトル情報、バー
ジョン情報、有効期間情報の少なくとも１つを含むこと
を特徴とするメディア属性情報のデータ構成。
【請求項９】請求項４・５・６・７記載の装置属性情報
に、表示手段の画面解像度情報、導入されているプログ
ラムの一覧情報、前記各プログラムのバージョン情報、
該情報処理装置を使用している一人または複数の利用者
の個人情報の少なくとも１つを含むことを特徴とする装
置属性情報のデータ構成。
【請求項１０】請求項１・２・６・８記載の情報処理装
置において、該属性情報取得手段は有効期間情報を取得
し、該ノード表示情報生成手段は前記有効期間情報が有
効期間外の場合、少なくとも一部の記憶メディア内情報
へのアクセスを制限・禁止するようリンク構造データを
変更する処理手段をもつことを特徴とする情報処理装
置。
【請求項１１】請求項３・７・８記載の情報処理システ
ムにおいて、該属性情報サーバ取得手段は有効期間情報
を取得し、該ノード表示情報サーバ生成手段は前記有効
期間情報が有効期間外の場合、少なくとも一部の記憶メ
ディア内情報へのアクセスを制限・禁止するようリンク
構造データを変更する処理手段をもつことを特徴とする
情報処理システム。
【請求項１２】請求項４・６・９記載の情報処理装置に
おいて、該属性情報取得手段は画面解像度情報を取得
し、該ノード表示情報生成手段は記憶メディア内のノー
ド情報表示の少なくとも横または縦解像度を前記画面解
像度情報以下とする処理手段をもつことを特長とする情
報処理装置。
【請求項１３】請求項５・７・９記載の情報処理システ
ムにおいて、該属性情報取得手段は画面解像度情報を取
得し、該ノード表示情報サ−バ生成手段は記憶メディア
内のノード情報表示の少なくとも横または縦解像度を前
記画面解像度情報以下とする処理手段をもつことを特長
とする情報処理システム。
【請求項１４】請求項１・２・３・６・７・８・１０・
１１記載のメディア属性情報の記憶領域を設けたことを
特長とする記憶メディアのデータ格納方法。
【請求項１５】請求項４・５・６・７・９・１２・１３
記載の装置属性情報を記憶手段を設けたことを特長とす
る情報処理装置。