JPH10160394A - 戦闘車両 - Google Patents

戦闘車両

Info

Publication number
JPH10160394A
JPH10160394A JP8318887A JP31888796A JPH10160394A JP H10160394 A JPH10160394 A JP H10160394A JP 8318887 A JP8318887 A JP 8318887A JP 31888796 A JP31888796 A JP 31888796A JP H10160394 A JPH10160394 A JP H10160394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
vehicle body
wheels
power
fighting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8318887A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Momiyama
和三 籾山
Yoshihiro Ogawa
義弘 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP8318887A priority Critical patent/JPH10160394A/ja
Publication of JPH10160394A publication Critical patent/JPH10160394A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41HARMOUR; ARMOURED TURRETS; ARMOURED OR ARMED VEHICLES; MEANS OF ATTACK OR DEFENCE, e.g. CAMOUFLAGE, IN GENERAL
    • F41H7/00Armoured or armed vehicles
    • F41H7/02Land vehicles with enclosing armour, e.g. tanks
    • F41H7/04Armour construction
    • F41H7/048Vehicles having separate armoured compartments, e.g. modular armoured vehicles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41HARMOUR; ARMOURED TURRETS; ARMOURED OR ARMED VEHICLES; MEANS OF ATTACK OR DEFENCE, e.g. CAMOUFLAGE, IN GENERAL
    • F41H7/00Armoured or armed vehicles
    • F41H7/02Land vehicles with enclosing armour, e.g. tanks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 共通部分を多くして多用途の戦闘車両とす
る。 【解決手段】 エンジン6を備えた動力車部1と用途車
部2と特殊機構部3を任意の順序で連結可能とした戦闘
車両。これにより、用途車部2を火力車、人員輸送車、
回収作業車、通信車、指揮車として、特殊機構部3と動
力車部1を共通して火力車両、人員輸送車両、回収作業
車両、通信車両、指揮車両とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、戦闘車両に関す
る。
【0002】
【従来の技術】戦闘車両としては火力を備えた車両、人
員輸送用の車両、指揮通信用の車両等用途に応じた多種
類の車両がある。また、同一用途の車両であっても大き
さ、重量の異なる複数の車両がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、戦闘車両
は用途、大きさ、重量に応じた多種類の車両があり、車
体部の部分的な共用、または全面的な共用を試みている
が、その効果は十分ではない。
【0004】その理由としとしては、以下のことが考え
られる。
【0005】(1)共通化と言っても、その内容は一定
しておらず各装置から車箱(車框)までも同一にした車
両から、単にエンジンや変速機のみを共用化し他の装置
は全て異なるといった車両があり、特に後者の場合は共
通化の利点を有効に活用しているとは言えない。またそ
の中間として、主要装置は同一品を使用しているが、そ
の配置が異なりそのため車箱が異なる車両も多く存在
し、共通化の利点を最大限引き出していない。
【0006】(2)戦闘車両の用途が多様になり、その
用途に適合させれば、その分共通化の程度が減少する。
【0007】(3)車両の用途により必要な大きさ・重
量が異なるため、小型軽量な装甲車から戦車に至るまで
10〜50Tonの車両が現存し、共通化の推進に限界
がある。
【0008】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした戦闘車両を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用効果】第1の発明
は、動力車部1と用途車部2と特殊機構部3を着脱自在
に連結したことを特徴とする戦闘車両である。
【0010】第1の発明によれば、動力車部1に異なる
種類の用途車部2と異なる種類の特殊機構3を連結する
ことで、動力車部1を共通として異なる種類の用途の戦
闘車両とすることができる。
【0011】また、動力車部1と用途車部2と特殊機構
部3を分離できるので、それぞれを単独で輸送でき、輸
送重量が軽いから、空輸することが可能となる。
【0012】また、複数台の戦闘車両の動力車部1、用
途車部2、特殊機構部3のいずれかが破損した場合には
残存したもの同志を連結して戦闘車両とすることができ
る。
【0013】また、複数の動力車部1を連結することで
大きく、大重量の用途車部2をけん引走行することがで
きるから、共通の動力車部1を用いて大きく、大重量の
用途車部2を備えた戦闘車両とすることができる。
【0014】第2の発明は、動力車部1と用途車部2の
前部相互、後部相互、前部と後部をそれぞれ着脱自在に
連結可能とし、特殊機構部3を動力車部1、用途車部2
の前部、後部に着脱自在に連結可能とした戦闘車両であ
る。
【0015】第2の発明によれば、動力車部1の前部に
特殊機構部3を連結し、動力車部1の後部に用途車部2
を連結した第1の連結状態とすることで、動力車部1の
オペレータの前方視界性が良い戦闘車両となる。
【0016】また、用途車部2の前部に特殊機構部3を
連結し、用途車部2の後部に動力車部1を連結した第2
の連結状態することで、動力車部1の耐弾性能が向上す
るし、用途車部2が火力車の場合には火器の使用が容易
である戦闘車両となる。
【0017】このようであるから、第1の連結状態とす
ることで遠距離走行性に優れた戦闘車両となるし、第2
の連結状態とすることで戦闘性に優れた戦闘車両となる
ので、戦闘場所までスムーズに移動できるし、戦闘場所
に移動したら戦闘性に優れた戦闘車両とすることができ
る。
【0018】また、用途車部2の前部、後部に動力車部
1をそれぞれ連結することで、前後方向に高速走行可能
で奇襲攻撃・高速離脱性に優れた戦闘車両とすることが
できる。
【0019】第3の発明は、第1又は第2の発明におけ
る用途車部2を、火力車2−1、人員輸送車2−2、回
収作業車2−3、通信車2−4、指揮車2−5とした戦
闘車両である。
【0020】第3の発明によれば、動力車部1と特殊機
構部3を共通として火力車両、人員輸送車両、回収作業
車両、通信車両、指揮車両、通信・指揮車両とすること
ができる。
【0021】第4の発明は、第1又は第2又は第3の発
明における特殊機構部3を、耐弾機構部3−1、耐弾機
構部3−1に無端状回転体14を水平に対して斜め、又
は垂直に取付けた超提能力機構部3−2、耐弾機構部3
−1の下部に無端状回転体14を水平に取付けた超壕能
力機構部3−3とした戦闘車両である。
【0022】第4の発明によれば、動力車部1と用途車
部2を共通として耐弾性に優れた戦闘車両、高い堤を乗
り越えできる戦闘車両、幅広い壕を渡ることができる戦
闘車両とすることができる。
【0023】第5の発明は、第1又は第2又は第3又は
第4の発明において、動力車部1、用途車部2を複数の
車輪5,11を備えた装輪式とした戦闘車両である。
【0024】第5の発明によれば、1〜2の車輪が走行
不能状態となっても残りの車輪で走行できる戦闘車両と
なる。
【0025】第6の発明は、第4の発明における無端状
回転体14を、耐弾機構部3−1に対して水平に対して
斜めの姿勢、垂直姿勢、水平姿勢に変位可能に取付けた
戦闘車両である。
【0026】第6の発明によれば、無端状回転体14を
水平に対して斜めの姿勢、垂直姿勢とすれば高い堤を乗
り越えできるし、無端状回転体14を水平姿勢とすれば
幅広い壕を渡ることができる。
【0027】このようであるから、1種類の特殊機構部
3を用いることで超堤性能、超壕性能が優れた戦闘車両
となる。
【0028】第7の発明は、第1の発明における動力車
部1と用途車部2を電気駆動式とし、動力車部1の電源
に接続した電源コード48及び動力車部1の電気制御装
置40に接続した制御指令コード49を用途車部2の電
気駆動部に接続した戦闘車両である。
【0029】第7の発明によれば、動力車部1と用途車
部2との間で電源コード48と制御指令コード49を接
続・分離することで動力を伝達したり、中断したりで
き、その動力伝達部の接続・分離が簡単である。
【0030】これによって、動力車部1と用途車部2と
の連結・分離が簡単となる。
【0031】第8の発明は、第1の発明における動力車
部1の車体4と用途車部2の車体10の一方に凹部5
0、他方に凸部51を形成し、凹部50の車体側にロッ
クピン52を凸部51に嵌合、抜き出し可能に設けて連
結装置55とした戦闘車両である。
【0032】第8の発明によれば、凹部50と凸部51
を嵌合すると共に、ロックピン52を嵌合、抜き出しす
ることで動力車部1の車体4と用途車部2の車体10を
簡単に連結・分離できる。
【0033】このようであるから、動力車部1と用途車
部2を簡単に連結・分離できる。
【0034】第9の発明は、第1の発明における動力車
部1の車体4と用途車部2の車体10の一方にボルト6
2を車体前後面よりも突出して固定し、前記車体4と車
体10の他方にモータ63、このモータ63で回転され
る回転軸を設け、この回転軸に回転不能でかつ軸方向に
移動可能にナット65を設けて連結装置67とし、モー
タ63で回転軸を正回転、逆回転することでナット65
をボルト62に螺合、離脱可能とした戦闘車両である。
【0035】第9の発明によれば、モータ63でナット
65を正回転、逆回転してボルト62に連結、分離する
ことで動力車部1の車体4と用途車部2の車体10を連
結・分離できる。しかも、モータ63の回転トルクでナ
ット65とボルト62を強いトルクで螺合できる。
【0036】このようであるから、動力車部1と用途車
部2を簡単に連結・分離できるし、強固に連結でき大き
く、大重量の戦闘車両とすることが可能である。
【0037】第10の発明は、第7の発明において、動
力車部1の車体4と用途車部2の車体10とに、相互に
嵌合、抜き出しする一対の雄コネクタ58と一対の雌コ
ネクタ59を設けて電源コード接続用の第1コネクタ5
6、制御指令コード接続用の第2コネクタ57とした戦
闘車両である。
【0038】第10の発明によれば、動力車部1の車体
4を用途車部2の車体10に向けて走行したり、離れる
方向に走行すれば雄コネクタ58と雌コネクタ59が嵌
合、抜き出しするから電源コード48、制御指令コード
49が自動的に連結、分離する。
【0039】このようであるから、電源コード48、制
御指令コード49を簡単に連結、分離できて、動力車部
1と用途車部2の連結、分離が簡単となる。
【0040】第11の発明は、第1の発明における前記
動力車部1の車体4を、密閉された箱型形状で上面4c
に開口した凹陥部70を有するものとし、この車体4の
凹陥部70に耐弾視窓74を有する操縦室72を、その
耐弾視窓74のみが車体4の上面4cから突出した低姿
勢と耐弾視窓74が車体4の上面4cから大きく突出し
た高姿勢とに亘って上下動自在でかつ着脱自在に取付け
た戦闘車両である。
【0041】第11の発明によれば、操縦室72を低姿
勢とすることで操縦室72への被弾性が低下して戦闘状
態に好ましい戦闘車両となるし、操縦室72を高姿勢と
することで操縦室72内の操縦者の前方視界性が良く走
行操縦性に優れた戦闘車両となる。また、全周の視察が
可能となる。
【0042】また、操縦室72を取り外しできるので、
動力車部1を二台以上連結した戦闘車両の場合に、車体
1の凹陥部70に補助燃料タンク77を取付けできる。
【0043】これにより、燃料補給せずに長距離走行可
能な戦闘車両とすることができる。
【0044】第12の発明は、第8又は第9又は第10
の発明における動力車部1の車体4に車輪5を上下動自
在に取付け、用途車部2の車体10に車輪11を上下動
自在に取付けた戦闘車両である。
【0045】第12の発明によれば、凹凸のある路面上
において動力車部1と用途車部2を連結する際に車体4
と車体5を同一高さに統制できる。
【0046】これによって、連結装置55、連結装置6
7、第1・第2コネクタ56,57を上下方向に位置決
めできるので、凹凸のある路面上で動力車部1と用途車
部2を簡単に連結できる。
【0047】第13の発明は、車体の左右両側部に複数
の車輪を取付けた装輪式の戦闘車両において、ブラケッ
ト80に電動モータの固定側部を取付け、この電動モー
タの回転側部に車輪を装着して電動モータにより車輪を
回転駆動するようにし、車体にサスペンションシリンダ
を取付け、このサスペンションシリンダの上下動するピ
ストン106の下部を前記ブラケット80に連結し、前
記車体側に取付けた旋回用モータ82の出力回転部と前
記ピストン106の上部を、相対回転不能で相対的に上
下動可能に連結したことを特徴とする装輪式の戦闘車両
である。
【0048】第13の発明によれば、複数の車輪を旋回
することで旋回走行できるし、サスペンションシリンダ
で走行時の衝撃を緩和できる。
【0049】車体に対して旋回するブラケット80に電
動モータを取付け、この電動モータで車輪を回転駆動す
るので、回転駆動する車輪を簡単な構造で旋回できる。
【0050】サスペンションシリンダのピストン106
上部と旋回用モータ82の出力回転部が相対回転できな
いから旋回用モータ82で車輪を旋回できるし、ピスト
ン106上部と旋回用モータ82の出力回転部が相対的
に上下動できるから、ピストン106が上下動して衝撃
緩和する時にピストン106上部が旋回用モータ82の
出力回転部に対して上下動できる。
【0051】これにより、車輪の旋回と衝撃緩和を簡単
な構造で行なうことができる。
【0052】第14の発明は、第13の発明における前
記サスペンションシリンダのピストン106を上下動す
る室を、油圧ポンプ109、タンクの一方に選択的に連
通すると共に、上下動する室を閉塞する方向制御弁11
0を設けた装輪式の戦闘車両である。
【0053】第14の発明によれば、方向制御弁110
を切換えることでサスペンションシリンダのピストン1
06を上下動できるから、車体の高さを変更できる。
【0054】第15の発明は、車体4の左右両側部に複
数の車輪5を旋回用モータ82で360度操舵可能に取
付け、高速走行時には走行方向前部の車輪5をステアリ
ングハンドル115の操舵角に対応した操舵角だけ操舵
する第1の走行モードと、各車輪をステアリングハンド
ル115の操舵角に対応した操作角だけ同一向きに操舵
する第2の走行モードと、前部の車輪と後部の車輪を左
右反対向きに同一操舵角だけ操舵する第3の走行モード
を設けたことを特徴とする装輪式戦闘車両の操舵装置で
ある。
【0055】第15の発明によれば、高速走行時には安
定した操縦性が得られる。
【0056】また、斜め走行できるから常に車体前部が
正面に向うようにして敵弾を避けることができるので、
被弾することを低減できる。
【0057】また、真横に走行できるので縦列駐車が容
易にできる。
【0058】第16の発明は、第15の発明における前
記第1の走行モード、第2の走行モード、第3の走行モ
ードに対応した各車輪の操舵角と実操舵角の関係をそれ
ぞれ記憶したギャレシオテーブル119と、このギャレ
シオテーブル119の走行モードを選択する走行モード
選択手段120と、各車輪の実際の操舵角を検出して実
操舵角と一致させる旋回用モータ82の制御装置121
を設けた装輪式戦闘車両の操舵装置である。
【0059】第16の発明によれば、走行モード選択手
段120によって1つの走行モードを選択することで選
択した走行モードに対応して各車輪5を操舵できるか
ら、希望する走行モードで確実に走行できる。
【0060】第17の発明は、隣接した2つの車体にお
ける第1車体130と第2車体131の位置可変式連結
装置132で連結し、この位置可変式連結装置132
を、第1車体130に左右方向に移動自在に設けた第1
連結体135と第2車体131に左右方向に移動自在に
設けた第2連結体136に連接杆137を左右揺動自在
に連結したものとした装輪式戦闘車両の操舵装置であ
る。
【0061】第17の発明よれば、位置可変式連結装置
132を車体の左右中央部に位置させることで安定して
直進走行できるし、左右旋回走行時には位置可変式連結
装置132を車体の左右方向旋回内側に位置させること
で大きな旋回角でスムーズに旋回走行できる。
【0062】このようであるから、直進走行時及び旋回
走行時にスムーズに走行できるし、直進走行時の車体全
長を短くできる。
【0063】第18の発明は、第17の発明における前
記位置可変式連結装置132を、第1・第2連結体13
5,136を左右反対方向に移動した時に第1車体13
0と第2車体131との間に収納される構成とした装輪
式戦闘車両の操舵装置である。
【0064】第18の発明によれば、第1車体130と
第2車体131を接合して剛連結できる。これによっ
て、安定して高速走行できる。
【0065】第19の発明は、第17又は第18の発明
における前記連接杆137を第1連結杆144と第2連
接杆145を連結・分離自在とした装輪式戦闘車両の操
舵装置である。
【0066】第19の発明によれば、連接杆137を連
結・分離できるので、第1車体130と第2車体131
を連結したり、分離することができる。
【0067】第20の発明は、第18の発明における第
1車体130に第1連結体135を送り用モータ139
で左右移動自在に設け、第2車体131に第2連結体1
36を送り用モータ139で左右移動自在に設け、第1
車体130と第2車体131とに連接杆137が突出す
る開口部151を相対向して設け、この相対向した開口
部151内に第1・第2連結体135,136と連接杆
137が収納可能とした装輪式戦闘車両の操舵装置であ
る。
【0068】第20の発明によれば、第1連結体13
5、第2連結体136を送り用モータ139で左右に移
動できるから、簡単に直進状態、旋回状態、剛連結状態
とすることができる。
【0069】第21の発明は、車体160の左右両側に
複数の車輪161を取付け、この車輪161に履帯16
2を巻掛けて車輪161を回転することで履帯162を
駆動できるようにし、前記履帯162を複数の履帯を着
脱自在に連結したものとして車輪161に巻掛け、取り
外し自在とした戦闘車両である。
【0070】第21の発明によれば、履帯162を複数
に分割して車輪161に巻掛けたり、取り外しできるの
で、車輪161で走行する装輪式の戦闘車両としたり、
履帯162で走行する装輪式の戦闘車両とすることがで
きる。
【0071】したがって、路上高速走行できるし、軟弱
地走行できる戦闘車両とすることができる。
【0072】第22の発明は、第21の発明における車
体160に車輪161を旋回用モータ82で旋回自在に
取付けた戦闘車両である。
【0073】第22の発明によれば、車輪161を旋回
して旋回走行するので、車輪式の戦闘車両とした場合の
操舵機構が単純であり、その車輪161に履帯162を
簡単に巻掛けできる。
【0074】第23の発明は、第21又は第22の発明
における車体160における車輪161の上部に収納ト
レイ165を設け、この収納トレイ165の入口側と対
向して履帯送り用駆動輪167を設け、前記収納トレイ
165の入口側と反対側に履帯押し戻し用シリンダ16
9を設けた戦闘車両である。
【0075】第23の発明によれば、履帯送り用駆動輪
167によって履帯を収納トレイ165に送り込み収納
できるし、履帯押し戻し用シリンダ169で収納トレイ
165に収納された履帯を履帯送り用駆動輪167まで
押し出して履帯送り用駆動輪167で送り出しできる。
【0076】このようであるから、履帯162を車輪1
61から簡単に取り外しできるし、巻掛けできる。しか
も取り外した履帯162を収納トレイ165に収納して
車体とともに搬送することができるので、任意の場所で
履帯式の戦闘車両に切換えできる。
【0077】第24の発明は、第21の発明において収
納トレイ165を上下に間隔を置いて複数設け、この各
収納トレイ165と履帯送り用駆動輪167とに亘って
履帯をガイドするトレイガイド168を設けた戦闘車両
である。
【0078】第24の発明によれば、複数に分割した履
帯162を複数の収納トレイ165内にトレイガイド1
68をガイドとして収納できるし、各収納トレイ165
に収納された履帯162をトレイガイド168をガイド
として送り出しできる。
【0079】これにより、長尺な履帯162を複数の短
尺な履帯として上下に間隔を置いて収納できるから、そ
の収納部の長手方向のスペースを小さくできる。
【0080】第25の発明は、断面ほぼU字状のタイヤ
190の両端部191をリム192に嵌合して装着し、
このリム192にタイヤ押えゴム193を取付けてタイ
ヤ190の両端部191をリム192に押しつけ保持し
たことを特徴とする戦闘車両の車輪である。
【0081】第25の発明によれば、タイヤ破損時にタ
イヤ190の両端部寄りを残して他の部分を切断して除
去することでタイヤ押えゴム193を接地して走行でき
る。
【0082】これによって、タイヤ破損時にも走行でき
るし、タイヤの破損部分が車体側に干渉することがなく
スムーズに車輪が回転する。
【0083】第26の発明は、第25の発明における車
輪を車体側に取付け、この車体側にタイヤ190の両端
部寄りを切断する一対の第1のタイヤ切断装置197
と、タイヤ190の踏面を切断する第2のタイヤ切断装
置201を取付けた戦闘車両の車輪である。
【0084】第26の発明によれば、タイヤ破損時にタ
イヤ190の両端部寄りと踏面を切断してタイヤ破損部
を除去できる。
【0085】
【発明の実施の形態】図1に示すように、動力車部1と
用途車部2と特殊機構部3を着脱自在に連結して戦闘車
両としてある。前記動力車部1は車体4に車輪5を取付
け、車体4内部にエンジン6と発電機7を取付けてあ
る。車輪5は電動モータ8で駆動される電気駆動式車両
としてある。前記車体4には操縦室が設けてある。
【0086】前記用途車部2は車体10に複数の車輪1
1を取付け、この車輪11を電動モータ12で駆動され
る電気駆動式車両としてある。この電動モータ12には
前記動力車部1の発電機7から通電される。前記車体1
0には火器13が装着されて火力車部2−1としてあ
る。
【0087】前記車体4と車体10は前面相互4a,1
0a、後面相互4b,10b、前面4a,10aと後面
4b,10bが連結可能で、動力車部1と用途車部2は
順序及び向きを任意に変更して連結できる。
【0088】前記特殊機構部3は耐弾性に優れた材料に
よって尖端形状としてあり、この特殊機構部3は耐弾機
構部3−1としてある。特殊機構部3は前記各車体4,
10の前面4a,10a、後面4b,10bに着脱可能
としてある。
【0089】このようであるから、図1に示す戦闘車両
は火力車両となる。また、走行方向最前部に耐弾機構部
が位置し、その次に動力車部1が位置するから、耐弾性
に優れ、かつ操縦者の前方視界性が優れた戦闘車両とな
り、遠隔地走行性が良い。
【0090】また、図2に示すように用途車部2の前部
に特殊機構部3を連結し、用途車部2の後部に動力車部
1を連結すれば、火器13の使用が容易となるし、動力
車部1の防護性が向上する。
【0091】また、用途車部2を図3に示すように人員
輸送車2−2とすれば、動力車部1と特殊機構部3を共
通として人員輸送車両とすることができる。
【0092】また、用途車部2を図4に示すように回収
作業車2−3とすれば、動力車部1と特殊機構部3を共
通として回収作業車両とすることができる。
【0093】また、用途車部2を図5に示すように通信
車2−4とすれば、動力車部1と特殊機構部3を共通と
して通信車両とすることができる。
【0094】また、図6に示すように動力車部1を2台
連結することで大重量の用途車部2(火力車2−1)を
備えた戦闘車両(火力車両)とすることができる。
【0095】また、図7に示すように用途車部2として
複数の通信車2−4と指揮車2−5を連結すれば、動力
車部1と特殊機構部3を共通として大型指揮車両とする
ことができる。
【0096】また、図8に示すように用途車部2(火力
車2−1)の前部と後部に動力車部1をそれぞれ連結
し、各動力車部1に特殊機構部3(耐弾機構部3−1)
を連結すれば、奇襲攻撃、高速離脱可能な火力車両とす
ることができる。
【0097】前記特殊機構部3として図9に示すように
耐弾機構部3−1に無端状回転体14を水平に対して斜
めに取付けた超堤能力向上機構部3−2を取付ければ、
この無端状回転体14によって超堤15を容易に乗り越
えできる。なお、この場合には車輪5,11の数が多い
ほど好ましい。
【0098】また、無端状回転体14を図10に示すよ
うに垂直に取付ければ、より高い超堤15を容易に乗り
越えできる。
【0099】前記特殊機構部3として図11に示すよう
に耐弾機構部3−1の下部に無端状回転体14を水平に
取付けた超壕能力向上機構部3−3を取付ければ、無端
状回転体14によって幅広い壕16を渡ることができ
る。なお、この場合には車輪5,11の数が多いほど好
ましい。
【0100】また、動力車部1と用途車部2に分割でき
るから、輸送重量が軽く図12に示すようにヘリコプタ
ー17等によって空輸することが可能となる。
【0101】また、所定の場所まで走行した後に用途車
部2を分離して図13に示すように用途車部2だけで利
用できる。例えば通信車、指揮車などとして利用でき
る。
【0102】また、図14を示すように分割して単独で
利用する場合にはトラック18等でけん引して短距離を
移動できる。
【0103】また、図15に示すように動力車部1が破
損した戦闘車両と用途車部2が破損した戦闘車両がある
場合には、残存した用途車部2と残存した動力車部1を
連結することで1台の戦闘車両とすることができる。
【0104】また、図16に示すように、複数の車輪
5,11を有するから1〜2輪が被弾等で使用不能とな
っても走行が可能である。
【0105】前記無端状回転体14は図17と図18に
示すように上下方向に揺動可能として水平に対して斜め
の姿勢、垂直姿勢、水平姿勢にできるようにしても良
い。
【0106】具体的には、取付板20に左右の縦プレー
ト21を固定し、この左右の縦プレート21に左右のフ
レーム22の長手方向中間部を軸23で上下揺動自在に
連結し、そのフレーム22と取付板20とに亘って揺動
用シリンダ24を連結する。
【0107】フレーム22の長手方向両端寄りに筒体2
5をそれぞれ固定し、この各筒体25の外周面に回転筒
26を軸受27で回転自在に取付け、この回転筒26に
スプロケット28を取付ける。この一対のスプロケット
28間に無端状回転体14、例えば履帯を巻掛ける。
【0108】前記筒体25の取付フランジ25aにモー
タ29を取付け、そのモータ29の出力軸30に駆動体
31の内側筒状部31aを嵌合固定し、その駆動体31
のフランジ部31bを前記回転筒26にボルト32で固
定する。
【0109】次に作動を説明する。モータ29を駆動す
ることでスプロケット28が回転し、それによって無端
状回転体14が回転する。揺動用シリンダ24を伸縮す
ることでフレーム22が軸23を中心として上下揺動す
るから、無端状回転体14を図17に示す斜め姿勢、垂
直姿勢、水平姿勢となる。
【0110】動力車部1の電動モータ8は図19に示す
ように車輪5に内蔵され、用途車部2の電動モータ12
も図19に示すように車輪11に内蔵されている。そし
て、発電機7による電力が電気制御装置40で各電動モ
ータ8,12に送られて走行制御される。
【0111】前記電気制御装置40は図20に示すよう
に、コンバータ41、インバータ42、制御装置43を
備え、アクセルペダル44からの速度指令、ブレーキペ
ダル45からの制御指令、ハンドル46からの操舵指
令、シフトレバー47から速度段指令が制御装置43に
入力され、それらの指令に基づいてインバータ42に制
御指令を出力して電動モータ8への通電をコントロール
する。
【0112】前記コンバータ41からの電源コード48
及び制御装置43からの制御指令コード49が用途車部
2の各電動モータ12、インバータに送られて用途車部
2の電動モータにも同様に通電コントロールされる。
【0113】このように、動力車部1と用途車部2が電
気駆動式であり、動力車部1から電源コード48、制御
指令コード49が用途車部2の電動モータ12、インバ
ータに接続してあるから、動力車部1と用途車部2との
間で電源コード48、制御指令コード49を接続、分離
することが動力車部1から用途車部2へ動力伝達した
り、動力伝達を中断できるから、動力車部1と用途車部
2との動力伝達部の接続・分離が簡単となる。
【0114】これによって、動力車部1と用途車部2を
簡単に連結、分離することができる。
【0115】次に車体を連結する構造について説明す
る。図21と図22に示すように、車体4の前面4a、
車体10の前面10aにおける4隅には凹部50が形成
され、車体4の後面4b、車体10の後面10bにおけ
る4隅には凸部51が形成してあり、この凹部50と凸
部51が嵌合するようにしてある。
【0116】ロックピン52がロックシリンダ53で凹
部50に出入り自在に設けてあり、このロックピン52
を凸部51のピン穴54に嵌合することで車体5と車体
10を連結する連結装置55としてある。
【0117】車体4の後面4bと車体10の前面10a
及び車体4の前面4aと車体10の後面10bに亘って
第1、第2コネクタ56,57がそれぞれ設けてある。
この第1、第2コネクタ56,57は図23に示すよう
に雄コネクタ58と雌コネクタ59より成り、電源コー
ド48と制御指令コード49を接続・分離できるように
してある。
【0118】このようであるから、動力車部1を用途車
部2に向けて走行することで凹部50と凸部51を嵌合
すると共に、ロックピン52をピン穴54に嵌合するこ
とで車体4と車体10を連結できる。これと同時に雌コ
ネクタ58と雌コネクタ59が嵌合する。
【0119】したがって、動力車部1と用途車部2を簡
単に連結できるし、電源コード48と制御コード49を
簡単に接続できる。
【0120】また、ロックピン52をピン穴54より抜
き出し、動力車部1を用途車部2から離れる方向に走行
することで凹部50と凸部51が抜き出すと共に、雄コ
ネクタ58と雌コネクタ59が抜け出しする。
【0121】したがって、動力車部1と用途車部2を簡
単に分離できる。
【0122】図24と図25に示すように、車体4の前
面4a、車体10の前面10aにおける周囲に複数のガ
イド凹部60が形成され、車体4の前面4b、車体10
の後面10bにおける周囲にガイド凸部61が形成して
ある。
【0123】図24と図26に示すように、車体4の後
部、車体10の後部にボルト62が固定され、このボル
ト62は後面4b,10bよりも突出している。車体4
の前部、車体10の前部にモータ63で回転される回転
軸、例えばスプライン軸64と、このスプライン軸64
にスプライン嵌合して回転不能で、かつ軸方向に移動可
能なナット65が設けてある。
【0124】このナット65にボルト62を透孔66か
ら螺合することで車体4と車体10が連結するようにな
り、これによって連結装置67を構成している。
【0125】次に連結動作を説明する。図27(a)に
示すようにボルト62が透孔66と対向するように車体
4と車体10を位置決めする。車体4を車体10側に向
けて走行してボルト62を透孔66内に図27(b)に
示すように挿入してナット65と対向する。更に車体4
を走行してボルト62をナット65に押しつける。
【0126】モータ63でスプライン軸64を正回転し
てナット65をボルト62に図27(c)に示すように
螺合し、最終的に図26に示すように車体4と車体10
を連結する。
【0127】ボルト62と透孔66の位置決めは概略的
で良く、ガイド凹部60とガイド凸部61が嵌合するこ
とで正確に位置決めされる。
【0128】以上の様に、モータ63の回転トルクによ
って、ナット65とボルト62を強いトルクで締付けで
きるから、車体4と車体10を強固に連結できるので、
動力車部1と用途車部2を強固に連結できる。
【0129】なお、車体4と車体10を分離する場合に
は前述と反対にモータ63を逆回転してナット65をボ
ルト62から離脱すれば良い。
【0130】次に動力車部1の具体構造を説明する。図
28に示すように、動力車部1の車体4は密閉された箱
型形状で、その前面4aと上面4cに開口した凹陥部7
0が形成してあり、この内部にエンジン6、発電機7、
燃料タンク71等が取付けてある。前記凹陥部70に操
縦室72が図29に示すように着脱自在で、かつ上下動
自在に取付けられる。
【0131】前記操縦室72は図30に示すように、装
甲化され、かつ図示しないハッチを有する箱体73の上
部に大型の耐弾視窓74を設け、この箱体73の下部4
隅に電動シリンダ等の昇降機構75が取付けてあり、そ
の昇降部材75の接地部76を車体4の凹陥部70底面
70aにボルト等で着脱自在に固定される。
【0132】操縦室72の前面72aと車体4の前面4
aは面一となり、特殊機構部3が操縦室72の前面72
aと車体4の前面4aとに密着して取付けられる。な
お、特殊機構部3の後面3aには前述の連結装置55の
凸部51が取付けてある。
【0133】前記昇降機構75により操縦室72を下降
すると図31に示すように耐弾視窓74のみが車体4の
上面4cから突出した低姿勢となるので、戦闘時に被弾
しづらくなる。また、操縦室72自体が装甲化されてい
るし、特殊機構部3及び車体4で覆われているから操縦
手を二重に装甲防護できる。
【0134】また、昇降機構75により操縦室72を上
昇すると図32に示すように耐弾視窓74が車体4の上
面4cから大きく上方に突出するので、操縦手の視界性
が向上し、操縦性が優れた戦闘車両となる。
【0135】また、図33と図34に示すように動力車
部1を二台連結した戦闘車両とした場合に後側の動力車
部1の凹陥部70に補助燃料タンク77を取付けできる
ので、燃料補給なしに長距離走行可能な戦闘車両とな
る。
【0136】この場合には、補助燃料タンク77を装甲
化することが好ましい。
【0137】次に車体に車輪を取付ける構造を説明す
る。図35に示すように、車体4,10の底面は左右中
央部が低く左右両側部が高いほぼ舟底形状で、左右両側
部に車輪取付部78を有している。この左右両側部の車
輪取付部78に車輪5,11が360度旋回可能で上下
動可能に取付けてある。
【0138】このようであるから、車輪5,11が車体
4,10の左右両側面よりも大きく突出しないようにな
るし、車体4,10の内部スペース79を大きくでき
る。
【0139】具体的には車輪5,11はブラケット80
に電動モータ8,12で回転自在に取付けられ、そのブ
ラケット80が伸縮機構を有する懸架装置81に連結し
てある。この懸架装置81が車体4,10に旋回用モー
タ82で360度旋回自在に取付けてある。
【0140】このようであるから、旋回用モータ82に
よって車輪5,11を360度の範囲で旋回することで
任意方向に走行できる。懸架装置81によって車体4,
10に衝撃が作用しないようになる。
【0141】また、懸架装置81を伸び作動することで
図35に示すように車体4,10が上方に移動して車体
4,10と車輪5,11が干渉しないから、車輪5,1
1を360度旋回できる。
【0142】また、懸架装置81を縮み作動することで
図36に示すように車体4,10が下方に移動するの
で、車高が低くなって車体安定性が良く、高速走行可能
となる。
【0143】この時には、車輪5,11を前後方向に向
う姿勢から左右に所定角度旋回すると車体4,10と干
渉するので、車輪5,11の旋回角度(操舵角度)は小
さくなる。大きな操舵角度を得る時には図35に示すよ
うに車体4,10を上方に移動すれば良い。
【0144】また、動力車部1と用途車部2を連結する
場合に車体4と車体10の高さを調整して同一高さとす
ることができるので、例えば図37に示すように路面8
3が凹凸形状である場合でも車体4と車体10を同一高
さにできる。
【0145】このようであるから、前述の連結装置5
5、第1、第2コネクタ56,57、連結装置67を上
下方向に正しく位置決めできるので、凹凸のある路面8
3上において動力車部1と用途車部2を簡単に連結でき
る。
【0146】次に車輪取付部の具体構造を説明する。図
38と図39に示すように、ブラケット80は横片80
aと縦片80bで鉤形となっている。縦片80bに電動
モータ8,12の固定側84が固定され、フランジ85
と回転筒体86とにコイル87と永久磁石88が対向し
て取付けてあり、コイル87に通電することで回転筒体
86が回転するようにしてある。
【0147】前記車輪5,11はハブ89にリム90を
連結し、このリム90にゴムタイヤ91を装着してあ
る。このハブ89が前記回転筒体86に連結され、かつ
固定側84の軸部に軸受92で回転自在に支承してあ
る。
【0148】前記回転筒体86にブレーキディスク93
がボルト止めされ、ブレーキキャリパ94が縦片80b
に取付けられてブレーキ装置を構成している。
【0149】前記懸架装置81は次のように構成してあ
る。筒状体100内にシリンダーチューブ101を取付
けて下部環状室102と上部環状室103を形成する。
シリンダーチューブ101内に下部大径ロッド104と
上部小径ロッド105を備えたピストン106を嵌挿し
て下部室107と上部室108を形成する。
【0150】前記下部環状室102は油タンクとなり、
その油が油圧ポンプ109、方向制御弁110、第1油
孔111を経て上部室108に供給される。上部環状室
103にはフリーピストン112が設けられて気体室1
03aと油室103bに区画され、気体室103aには
チッ素ガスが封入され、油室103bには上部室108
内の油が可変減圧弁113、第2油孔114を経て供給
されてアキュームレータ115を構成している。下部環
状室102は大気に開口していると共に、下部室107
は大気に開口している。
【0151】前記下部大径ロッド104が前記ブラケッ
ト80の横片80aに固定され、上部小径ロッド105
は旋回用モータ82の出力側に連結されている。
【0152】前記旋回用モータ82は図40に示すよう
に、ハウジング120に回転筒体121を回転自在に設
け、この回転筒体121とハウジング120とに永久磁
石122とコイル123を対向して設け、その回転筒体
121を減速機構124を介して出力回転部、例えば出
力筒体125に連結してあり、コイル123に通電する
ことで出力筒体125が回転する。
【0153】ハウジング120が筒状体100の上部に
ボルト止めされ、上部大径ロッド105が出力筒体12
5にスプライン又はボースルプライン等で相対回転不能
で相対摺動可能に連結してある。ハウジング120の上
部にはインバータ126が取付けてある。
【0154】前記方向制御弁110は図41に示すよう
に、油圧ポンプ109の吐出圧油を下部環状室102に
供給し、かつ上部室108と下部環状室102を遮断す
る第1位置イと、油圧ポンプ109の吐出圧油を上部室
108に供給する第2位置ロと、油圧ポンプ109の吐
出圧油を下部環状室102に供給し、かつ上部室108
を下部環状室102に連通する第3位置ハに切換えられ
る。
【0155】このようであるから、方向制御弁110を
第1位置とすることで上部室108内の高圧油が可変減
衰弁113よりアキュームレータ115に流れ、上部室
108内が減圧となるとアキュームレータ115内の油
が流入するので、クッション機能を発揮する。つまり、
シリンダーチューブ101、下部大径ロッド104、上
部小径ロッド105、ピストン106、アキュームレー
タ105等によってサスペンションシリンダを構成して
いる。
【0156】方向制御弁110を第2位置ロとすると油
圧ポンプ109の吐出圧油が上部室108に供給されて
ピストン106が下方に摺動するので、車輪5,11が
車体に対して下方に移動して車体が相対的に上方に移動
し車高が高くなる。
【0157】方向制御弁110を第3位置ハとすると上
部室108内の油が下部環状室102に流出してピスト
ン106が上方に摺動するので、車輪5,11が車体に
対して上方に移動して車体が相対的に下方に移動し車高
が低くなる。
【0158】前述のようにピストン106が上下に移動
する時に上部小径ロッド105は旋回用モータ82の出
力筒体125に対して上下に移動する。
【0159】旋回用モータ82を回転駆動すると出力筒
体125が回転して上部小径ロッド105、ピストン1
06、下部大径ロッド104が回転するので、ブラケッ
ト80とともに車輪5,11が旋回するので、旋回走行
できる。
【0160】次に複数の車輪を備えた装輪式の戦闘車両
の操舵装置について説明する。図42に示すように、車
体4には車輪5が複数取付けてある。この車輪5は前述
のようにブラケット80に電動モータ8で回転駆動され
るように取付けてあると共に、そのブラケット80は懸
架装置81で上下動及び旋回自在に取付けてあり、旋回
用モータ82で旋回される。車体4にはエンジン6と発
電機7が設けてあり、前記電気制御装置40で電動モー
タ8に通電コントロールされると共に、旋回用モータ8
2に通電コントロールされる。
【0161】(高速走行時の操舵)高速走行時は操縦安
定性が重要になるとともに小旋回が不要となるので、図
43のように車体4の前方部の車輪5を操舵する。この
操舵角は操舵指令に基づく通常操舵の範囲である。
【0162】(小旋回走行時の操舵)図44に示すよう
に、車体4の前方部の車輪5と後方部の車輪5を左右反
対方向に旋回する。この操舵角は各車輪5の回転中心が
旋回中心Xに合致するようにしてある。
【0163】前記旋回中心Xが図45に示すように車体
4に接近するほど旋回半径が小さくなり、旋回中心Xが
図46に示すように車体4の左右中心と合致した場合に
超信地旋回となる。
【0164】以上の小旋回走行時には車体安定性を向上
するために低速走行とする。また、各車輪5に回転差が
生ずるが、電気駆動制御により回転差を吸収する。
【0165】(斜め走行)図47に示すように、各車輪
5を同一方向に同一角度だけ旋回する。このようにする
ことで、車輪5の操舵角方向に斜め走行するので、車体
4の前部を正面に向けて斜め走行するので敵弾111が
被弾する確率が低下する。
【0166】特に、車体前部に前述の耐弾機構部3−1
を取付けることで前面耐弾性が優れた戦闘車両となる。
【0167】図48に示すように、各車輪5を90度旋
回すれば車体4を真横に走行できるから、縦列駐車が容
易となる。
【0168】次に前述の操舵を行なう具体例について説
明する。図49に示すように、旋回用モータ82の出力
側を遊星歯車式減速機112に連結し、その出力側をト
ルクセンサ113、回転角センサ114を介して懸架装
置81に連結する。図50に示すように、ステアリング
ハンドル115をトルクセンサ116、回転角センサ1
17を介してモータ118に連結する。前記旋回用モー
タ82はサーボモータとする。
【0169】図51に示すように、ギャレシオテーブル
119には前述の各走行モードに対応した各車輪の操舵
角を実舵角がそれぞれ設定され、走行モード選択手段1
20から入力された走行モードに応じて選択する。
【0170】ギャレシオテーブル119には回転角セン
サ117から操舵角が入力されると共に、トルクセンサ
113から各車輪のトルク反力(1−L,1−R,2−
L,2−R…)が入力され、操舵角に応じた実舵角(1
L,1R,2L,2R)を出力して回転角センサ114
からの実際の操舵角を比較して制御装置121で旋回用
モータ82を制御して実舵角とする。
【0171】このようにすることで、走行モード選択手
段120によって1つの走行モードを選択することで選
択した走行モードに対応して各車輪5を操舵できるか
ら、希望する走行モードで確実に走行できる。
【0172】次に、複数の車体を連結した装輪式戦闘車
両を説明する。図52と図53に示すように、隣接する
2つの車体における第1車体130(例えば図1の動力
車部1の車体4)の後部と第2車体131(例えば図1
の用途車部2の車体10)の前部を位置可変式連結装置
132で連結する。第1車体130、第2車体131の
左右両側には車輪133が旋回自在にそれぞれ装着さ
れ、この車輪133は電動モータ134で回転駆動され
る。例えば図39に示すようにして取付ける。
【0173】前記位置可変式連結装置132は第1車体
130の後部に左右方向に移動自在な第1連結体135
と第2車体131の前部に左右方向に移動自在な第2連
結体136と第1連結体135と第2連結体136に揺
動自在に連結した連結体137より成る。
【0174】具体的には図54と図55に示すように、
第1車体130、第2車体131の内部には送りネジ軸
138が左右方向に向けて送り用モータ139で回転自
在にそれぞれ設けてある。第1車体130、第2車体1
31の内部には上下レール140,141が左右方向に
向けて固定してあり、この上下レール140,141に
沿って第1連結体135、第2連結体136がローラ1
42を介して左右方向に移動自在に支承してある。
【0175】第1・第2連結体135,136はネジ孔
143を有し、このネジ孔143に前記送りネジ軸13
8がネジ合し、送り用モータ139で送りネジ軸138
を正転、逆転すると第1・第2連結体135,136が
左右方向に移動する。
【0176】第1連結体135に第1連接体144、第
2連結体136に第2連接体145が自在継手146で
上下左右揺動自在にそれぞれ連結してある。第1連接体
145の凹部147に第2連接体146の凸部148が
嵌合してロックシリンダ149で出没するロックピン1
50でロック、ロック解除自在としてある。
【0177】前記第1車体130、第2車体131には
連接杆137が突出する開口部151が形成してあり、
第1連結体135と第2連結体136を左右反対方向に
移動して連接杆137が真横に向くと第1車体131、
第2車体132の開口部151内に収納されるようにし
てある。
【0178】このようであるから、直進走行時には図5
2に示すように第1・第2連結体135,136を第1
・第2車体130,131の左右方向中央部に位置させ
る。左右旋回走行時には図56に示すように第1・第2
連結体135,136を左右方向旋回内側寄りに位置さ
せる。また、図57、図58に示すように第1・第2連
結体135,136を左右反対方向に移動することで第
1車体130の後面130aと第2車体131の前面1
31aが接して第1車体130と第2車体131が剛連
結される。
【0179】したがって、左右旋回時に連接杆137の
長さに比べて第1車体130と第2車体131の成す角
度を大きくできるので、直進走行時の第1車体130と
第2車体131との間の間隔(車体全長)を短くできる
し、左右旋回時には大きな旋回角でスムーズに旋回走行
できる。
【0180】また、第1車体130と第2車体131を
剛連結できるので、高速走行時に車体安定性を向上でき
るし、車体全長を短くできる。
【0181】このようであるから、図59に示すように
2つの車体(例えば2つの動力車部1)を剛連結し、そ
の後に1つの車体(例えば1つの用途車部2)を連結す
ることで旋回半径を小さくできる。
【0182】また、図60に示すように複数の剛連結し
た車体を柔連結し、その後に複数の車体を柔連結でき
る。例えば、第1動力車部1と用途車部2を剛連結し、
2台の動力車部1と用途車部2を剛連結し、その後に複
数の用途車部2を柔連結して大量輸送の戦闘車両とする
ことができる。
【0183】次に操舵方式について説明する。 (柔連結状態の操舵)図61(a),(b),(c)に
示すように、直進走行、旋回走行に応じて車輪133を
操舵する。図61(c)は3重連結した場合である。
【0184】(剛連結状態の操舵)図62(a)〜
(f)に示すように直進走行、旋回走行、小旋回走行、
超信地旋回走行、斜の走行、横走行に応じて車輪133
を操舵する。例えば前述の図51に示すような走行モー
ド選択機能を有する操舵制御装置によって操舵制御すれ
ば良い。
【0185】次に装輪式と履帯式に切換可能な戦闘車両
について説明する。図63に示すように、車体160の
左右両側には車輪161が前述の図39と同様にブラケ
ット80、懸架装置81、旋回用モータ82によって旋
回自在に取付けられ、その車輪161はブラケット80
に設けた電動モータ8で図39と同様に回転駆動され
る。
【0186】前記各車輪161に亘って履帯162が巻
掛けてある。この履帯162は第1・第2・第3履帯1
62−1,162−2,162−3に三分割され、図6
4に示すように連結ボルト163で着脱自在に連結して
ある。
【0187】図65に示すように、履帯162の内面1
62aと車輪161の外周面161aは凹凸等の粗面と
なっており、これによって車輪161回転によって履帯
162をスリップせずに確実に駆動できるようにする。
図66に示すように、履帯162の幅方向一端寄りに一
対のサイドガイド164が取付けてあり、車輪161に
対して履帯162が幅方向にずれないようにしてある。
また、車輪161に対し車体側に突出する履帯長さが短
いので、履帯162の幅を広く接地面積を大きくできる
と共に、履帯162と車体が干渉しない。
【0188】つまり、図67に示すように車体160は
左右張り出し部160aを有し、その左右張り出し部1
60aに車輪161が取付けてあり、その車体161の
中央下部160bの左右両側面と車輪161との間隔が
狭いので、前述のようにして履帯162と車体160が
干渉せずに幅広くしている。
【0189】前記車体160の左右張り出し部160a
には図63と図68に示すように収納トレイ165が上
下方向に間隔を置いて3つ取付けてあり、この各収納ト
レイ165の入口側と開口部166との間には履帯送り
用駆動輪167とトレイガイド168が設けてある。各
収納トレイ165の入口側と反対側には履帯押し戻し用
シリンダ169がそれぞれ取付けてある。
【0190】前記車体160の左右張り出し部160a
内部には図69に示すように、ブラケット170を介し
てプレート171が取付けてあり、このプレート171
に筒状体172のフランジ172aが固定してある。こ
のフランジ172aに履帯送り用モータ173が取付け
られ、その出力軸174が伝動部材175を介して回転
筒体176に連結してある。
【0191】前記回転筒体176は筒状体172に回転
自在に支承され、その回転筒体176に履帯送り用駆動
輪167が連結してある。この履帯送り用駆動輪167
の外周面は凹凸形状としてあり、履帯162をスリップ
せずに確実に送りできる。
【0192】前記車体160の左右張り出し部160a
内部にはトレイガイド用モータ177が取付けてあり、
この出力軸178にプレート179が固定され、そのプ
レート179にトレイガイド168が履帯送り用駆動輪
167と干渉しないように一体的に設けてある。
【0193】次に履帯162を取り外しする動作を説明
する。図70(a)に示すように第1履帯162−1と
第2履帯162−3を分離して車輪161を回転駆動す
ることで第1履帯162−1を送り出し、その第1履帯
162−1を図70(b)に示すように開口部166か
ら履帯送り用駆動輪167に巻掛ける。
【0194】トレイガイド168を最下部の収納トレイ
165と対向させ、履帯送り用駆動輪167を一方向に
回転して図70(c)に示すように第1履帯162−1
を最下部の収納トレイ165に送り込んで収納する。
【0195】以下同様にして第2履帯162−2、第3
履帯162−3を順次収納トレイ165内に送り込み収
納して図70(d)に示すように履帯162を車体10
0の左右張り出し部160a内部に収納する。
【0196】履帯162を車輪161に巻掛けるには前
述と反対の操作をすれば良い。この場合には履帯押し戻
し用シリンダ169を伸長して収納トレイ165内の第
1・第2・第3履帯162−1,162−2,162−
3をトレイガイド168に沿って履帯送り用駆動輪16
7まで押し出しする。
【0197】次に戦闘車両に取付ける車輪について説明
する。図71に示すように、断面ほぼU字状でリング状
のタイヤ190の両端部(タイヤビート)191はリム
192に嵌め込んで装着され、このリム192にリング
状のタイヤ押えゴム193が取付けられてタイヤ190
の両端部191をリム192の外向片192aに押しつ
けてリング状室194を有する車輪としてある。タイヤ
押えゴム193はリム192の外向片192aより若干
大きくしてある。
【0198】このようであるから、タヤ190の圧縮代
が大きくリング状室194内を超低圧として接地圧と著
しく小さくできる。
【0199】また、タイヤ190が破損した時には一点
鎖線で示す部分を切断して両端部191のみを残して他
の部分を除去し、図72に示すようにタイヤ押えゴム1
93を接地して走行する。
【0200】このようであるから、タイヤ190が破損
した場合でも走行できるし、タイヤ190の破損した部
分等が車体に干渉しないからスムーズに回転できる。
【0201】前記車輪は図73に示すようにブラケット
195に回転自在に取付けられ、このブラケット195
は図39に示すと同様に懸架装置81、旋回用モータ8
2で車体に旋回自在に取付けてある。前記ブラケット1
95には第1補助ブラケット196が取付けてあり、そ
の第1補助ブラケット196とブラケット195とに第
1のタイヤ切断装置197がそれぞれ取付けてある。こ
の第1のタイヤ切断装置197はシリンダー198でカ
ッタ199をタイヤ190の両側部(サイドウォール)
に押し付けるようにしてある。
【0202】前記ブラケット195には図74に示すよ
うに第2補助ブラケット200が取付けてあり、この第
2補助ブラケット200に第2のタイヤ切断装置201
が取付けてある。この第2のタイヤ切断装置201はシ
リンダー202でカッタ203をタイヤ190の踏面に
押し付けるようにしてあり、そのカッタ203は図75
に示すように斜めの刃部203aを有している。
【0203】前記各シリンダー198,202には図7
3に示すように油圧ポンプ204の吐出圧油が制御弁2
05で供給制御される。
【0204】このようであるから、タイヤ破損時には制
御弁205を切換えて各シリンダー198,202に油
圧ポンプ204の吐出圧油を供給してカッタ199,2
03をタイヤ190に向けて移動する。
【0205】これにより、カッタ199でタイヤ190
の両端部寄りが切断されると共に、カッタ203でタイ
ヤ190の踏面が切断されて軸方向に分割するので、タ
イヤ190の両端部191寄り以外の部分が切断除去さ
れ、図76に示すようにタイヤ押えゴム193が接地す
る。
【0206】このように、通常時の半径R1 とタイヤ切
断時の半径R2 が異なるので、その半径R1 と半径R2
の差によって車輪回転数を補正する。これによって、操
舵制御する場合に通常時でもタイヤ切断時でも同様に操
舵制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す火力車両の正
面図である。
【図2】用途車部を前部とした火力車両の正面図であ
る。
【図3】人員輸送車両の正面図である。
【図4】回収作業車両の正面図である。
【図5】通信車両の正面図である。
【図6】動力車部を二重連結した火力車両の正面図であ
る。
【図7】通信指揮車両の正面図である。
【図8】前後に動力車部を連結した火力車両の正面図で
ある。
【図9】超提能力向上機構部を備えた人員輸送車両の正
面図である。
【図10】超提能力向上機構部を備えた人員輸送車両の
正面図である。
【図11】超壕能力機構部を備えた人員輸送車両の正面
図である。
【図12】用途車部の空輸説明図である。
【図13】通信車だけの使用説明図である。
【図14】通信車のけん引移動説明図である。
【図15】車が破損した場合の組み替え説明図である。
【図16】車輪破損時の説明図である。
【図17】無端状回転体取付状態の正面図である。
【図18】図17のA−A断面図である。
【図19】車輪の電気駆動系統の概略平面図である。
【図20】電気制御装置の説明図である。
【図21】車体の連結装置を示す車体側面図である。
【図22】図21のB−B断面図である。
【図23】図21のC−C断面図である。
【図24】車体の連結装置の他の例を示す車体側面図で
ある。
【図25】図24のD−D断面図である。
【図26】図24のE−E断面図である。
【図27】車体を連結する動作説明図である。
【図28】特殊機構部と動力車部の分割平面図である。
【図29】特殊機構部を連結した動力車部の平面図であ
る。
【図30】操縦室の正面図である。
【図31】操縦室を低姿勢とした状態の正面図である。
【図32】操縦室を高姿勢とした状態の正面図である。
【図33】動力車部を2台連結した状態の平面図であ
る。
【図34】図33の正面図である。
【図35】車輪取付部の側面図である。
【図36】車体を下降した状態の側面図である。
【図37】動力車部と用途車部の連結状態の正面図であ
る。
【図38】車輪取付の具体構造の一部破断側面図であ
る。
【図39】車輪取付の具体構造の一部破断正面図であ
る。
【図40】旋回モータ部分の断面図である。
【図41】上部室に圧油を供給する油圧回路図である。
【図42】装輪式の戦闘車両の平面図である。
【図43】高速走行時の操舵説明図である。
【図44】小旋回走行時の操舵説明図である。
【図45】極小旋回走行時の操舵説明図である。
【図46】超信地旋回時の操舵説明図である。
【図47】斜の走行時の操舵説明図である。
【図48】横走行時の操舵説明図である。
【図49】車輪操舵部の説明図である。
【図50】ステアリング部の説明図である。
【図51】操舵制御図である。
【図52】本発明の第2の実施の形態を示す車体連結部
の正面図である。
【図53】図52の正面図である。
【図54】連結装置の平面図である。
【図55】連結装置の正面図である。
【図56】旋回状態の平面図である。
【図57】剛連結状態の平面図である。
【図58】図57の正面図である。
【図59】車体連結状態を示す正面図である。
【図60】車体連結状態を示す正面図である。
【図61】柔連結状態での操舵説明図である。
【図62】剛連結状態での操舵説明図である。
【図63】本発明の第3の実施の形態を示す車体の正面
図である。
【図64】履帯連結部の説明図である。
【図65】履帯と車輪の一部拡大正面図である。
【図66】履帯と車輪の一部拡大側面図である。
【図67】車体の側面図である。
【図68】図63のF−F断面図である。
【図69】図63のG−G断面図である。
【図70】履帯収納動作説明図である。
【図71】車輪の断面図である。
【図72】タイヤ切断時の走行説明図である。
【図73】車輪取付部の側面図である。
【図74】図73の正面図である。
【図75】図74のF視図である。
【図76】図73のタイヤ切断状態の側面図である。
【符号の説明】
1…動力車部 2…用途車部 2−1…火力車 2−2…人員輸送車 2−3…回収作業車 2−4…通信車 2−5…指揮車 3…特殊機構部 3−1…耐弾機構部 3−2…超提能力向上機構部 3−3…超壕能力機構部 4…車体 5…車輪 6…エンジン 7…発電機 8…電動モータ 10…車体 11…車輪 12…電動モータ 14…無端状回転体 15…堤 16…壕 17…ヘリコプター 18…トラック 22…フレーム 24…揺動用シリンダー 28…スプロケット 29…モータ 40…電気制御装置 50…凹部 51…凸部 52…ロックピン 54…ロック穴 55…連結装置 56…第1コネクタ 57…第2コネクタ 58…雄コネクタ 59…雌コネクタ 60…ガイド凹部 61…ガイド凸部 62…ボルト 63…モータ 64…スプライン軸 65…ナット 67…連結装置 70…凹陥部 71…燃料タンク 72…操縦室 74…耐弾視窓 75…伸縮機構 77…補助燃料タンク 80…ブラケット 81…懸架装置 82…旋回用モータ 91…タイヤ 101…シリンダーチューブ 103…上部環状室 106…ピストン 108…上部室 109…油圧ポンプ 110…制御弁 115…アキュームレータ 125…出力筒体 113…トルクセンサ 114…回転角センサ 115…ステアリングハンドル 116…トルクセンサ 117…回転角センサ 119…ギャレシオテーブル 120…走行モード選択手段 130…第1車体 131…第2車体 132…位置可変式連結装置 133…車輪 134…電動モータ 135…第1連結体 136…第2連結体 137…連接杆 138…送りネジ軸 139…送り用ンモータ 144…第1連接杆 145…第2連接杆 151…開口部 160…車体 161…車輪 162…履帯 162−1…第1履帯 162−2…第2履帯 162−3…第3履帯 163…ボルト 164…サイドガイド 165…収納トレイ 166…開口部 167…履帯送り用駆動輪 168…トレイガイド 169…履帯押し戻し用シリンダ 173…履帯送り用モータ 177…トレイガイド用モータ 190…タイヤ 191…両端部 192…リム 193…タイヤ押えゴム 195…ブラケット 197…第1のタイヤ切断装置 199…カッタ 201…第2のタイヤ切断装置 203…カッタ

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力車部1と用途車部2と特殊機構部3
    を着脱自在に連結したことを特徴とする戦闘車両。
  2. 【請求項2】 動力車部1と用途車部2の前部相互、後
    部相互、前部と後部をそれぞれ着脱自在に連結可能と
    し、特殊機構部3を動力車部1、用途車部2の前部、後
    部に着脱自在に連結可能とした戦闘車両。
  3. 【請求項3】 用途車部2を、火力車2−1、人員輸送
    車2−2、回収作業車2−3、通信車2−4、指揮車2
    −5とした請求項1又は2記載の戦闘車両。
  4. 【請求項4】 特殊機構部3を、耐弾機構部3−1、耐
    弾機構部3−1に無端状回転体14を水平に対して斜
    め、又は垂直に取付けた超提能力機構部3−2、耐弾機
    構部3−1の下部に無端状回転体14を水平に取付けた
    超壕能力機構部3−3とした請求項1又は2又は3記載
    の戦闘車両。
  5. 【請求項5】 動力車部1、用途車部2を複数の車輪
    5,11を備えた装輪式とした請求項1又は2又は3又
    は4記載の戦闘車両。
  6. 【請求項6】 請求項4における無端状回転体14を、
    耐弾機構部3−1に対して水平に対して斜めの姿勢、垂
    直姿勢、水平姿勢に変位可能に取付けた請求項4記載の
    戦闘車両。
  7. 【請求項7】 動力車部1と用途車部2を電気駆動式と
    し、動力車部1の電源に接続した電源コード48及び動
    力車部1の電気制御装置40に接続した制御指令コード
    49を用途車部2の電気駆動部に接続した請求項1記載
    の戦闘車両。
  8. 【請求項8】 動力車部1の車体4と用途車部2の車体
    10の一方に凹部50、他方に凸部51を形成し、凹部
    50の車体側にロックピン52を凸部51に嵌合、抜き
    出し可能に設けて連結装置55とした請求項1記載の戦
    闘車両。
  9. 【請求項9】 動力車部1の車体4と用途車部2の車体
    10の一方にボルト62を車体前後面よりも突出して固
    定し、前記車体4と車体10の他方にモータ63、この
    モータ63で回転される回転軸を設け、この回転軸に回
    転不能でかつ軸方向に移動可能にナット65を設けて連
    結装置67とし、モータ63で回転軸を正回転、逆回転
    することでナット65をボルト62に螺合、離脱可能と
    した請求項1記載の戦闘車両。
  10. 【請求項10】 動力車部1の車体4と用途車部2の車
    体10とに、相互に嵌合、抜き出しする一対の雄コネク
    タ58と一対の雌コネクタ59を設けて電源コード接続
    用の第1コネクタ56、制御指令コード接続用の第2コ
    ネクタ57とした請求項7記載の戦闘車両。
  11. 【請求項11】 前記動力車部1の車体4を密閉された
    箱型形状で上面4cに開口した凹陥部70を有するもの
    とし、この車体4の凹陥部70に耐弾視窓74を有する
    接続室72を、その耐弾視窓74のみが車体4の上面4
    cから突出した低姿勢と耐弾視窓74が車体4の上面4
    cから大きく突出した高姿勢とに亘って上下同自在で、
    かつ着脱自在に取付けた請求項1記載の戦闘車両。
  12. 【請求項12】 動力車部1の車体4に車輪5を上下動
    自在に取付け、用途車部2の車体10に車輪11を上下
    動自在に取付けた請求項8又は9又は10記載の戦闘車
    両。
  13. 【請求項13】 車体の左右両側部に複数の車輪を取付
    けた装輪式の戦闘車両において、 ブラケット80に電動モータの固定側部を取付け、この
    電動モータの回転側部に車輪を装着して電動モータによ
    り車輪を回転駆動するようにし、車体にサスペンション
    シリンダを取付け、このサスペンションシリンダの上下
    動するピストン106の下部を前記ブラケット80に連
    結し、 前記車体側に取付けた旋回用モータ82の出力回転部と
    前記ピストン106の上部を、相対回転不能で相対的に
    上下動可能に連結したことを特徴とする装輪式の戦闘車
    両。
  14. 【請求項14】 前記サスペンションシリンダのピスト
    ン106を上下動する室を、油圧ポンプ109、タンク
    の一方に選択的に連通すると共に、上下動する室を閉塞
    する方向制御弁110を設けた請求項14記載の装輪式
    の戦闘車両。
  15. 【請求項15】 車体4の左右両側部に複数の車輪5を
    旋回用モータ82で360度操舵可能に取付け、 高速走行時には走行方向前部の車輪5をステアリングハ
    ンドル115の操舵角に対応した操舵角だけ操舵する第
    1の走行モードと、 各車輪をステアリングハンドル115の操舵角に対応し
    た操作角だけ同一向きに操舵する第2の走行モードと、 前部の車輪と後部の車輪を左右反対向きに同一操舵角だ
    け操舵する第3の走行モードを設けたことを特徴とする
    装輪式戦闘車両の操舵装置。
  16. 【請求項16】 前記第1の走行モード、第2の走行モ
    ード、第3の走行モードに対応した各車輪の操舵角と実
    操舵角の関係をそれぞれ記憶したギャレシオテーブル1
    19と、このギャレシオテーブル119の走行モードを
    選択する走行モード選択手段120と、各車輪の実際の
    操舵角を検出して実操舵角と一致させる旋回用モータ8
    2の制御装置121を設けた請求項15記載の装輪式戦
    闘車両の操舵装置。
  17. 【請求項17】 隣接した2つの車体における第1車体
    130と第2車体131の位置可変式連結装置132で
    連結し、この位置可変式連結装置132を、第1車体1
    30に左右方向に移動自在に設けた第1連結体135と
    第2車体131に左右方向に移動自在に設けた第2連結
    体136に連接杆137を左右揺動自在に連結したもの
    とした装輪式戦闘車両の操舵装置。
  18. 【請求項18】 前記位置可変式連結装置132を、第
    1・第2連結体135,136を左右反対方向に移動し
    た時に第1車体130と第2車体131との間に収納さ
    れる構成とした請求項17記載の装輪式戦闘車両の操舵
    装置。
  19. 【請求項19】 前記連接杆137を第1連結杆144
    と第2連接杆145を連結・分離自在とした請求項17
    又は18記載の装輪式戦闘車両の操舵装置。
  20. 【請求項20】 第1車体130に第1連結体135を
    送り用モータ139で左右移動自在に設け、第2車体1
    31に第2連結体136を送り用モータ139で左右移
    動自在に設け、第1車体130と第2車体131とに連
    接杆137が突出する開口部151を相対向して設け、
    この相対向した開口部151内に第1・第2連結体13
    5,136と連接杆137が収納可能とした請求項18
    記載の装輪式戦闘車両の操舵装置。
  21. 【請求項21】 車体160の左右両側に複数の車輪1
    61を取付け、この車輪161に履帯162を巻掛けて
    車輪161を回転することで履帯162を駆動できるよ
    うにし、前記履帯162を複数の履帯を着脱自在に連結
    したものとして車輪161に巻掛け、取り外し自在とし
    た戦闘車両。
  22. 【請求項22】 車体160に車輪161を旋回用モー
    タ82で旋回自在に取付けた請求項21記載の戦闘車
    両。
  23. 【請求項23】 車体160における車輪161の上部
    に収納トレイ165を設け、この収納トレイ165の入
    口側と対向して履帯送り用駆動輪167を設け、前記収
    納トレイ165の入口側と反対側に履帯押し戻し用シリ
    ンダ169を設けた請求項21又は22記載の戦闘車
    両。
  24. 【請求項24】 収納トレイ165を上下に間隔を置い
    て複数設け、この各収納トレイ165と履帯送り用駆動
    輪167とに亘って履帯をガイドするトレイガイド16
    8を設けた請求項23記載の戦闘車両。
  25. 【請求項25】 断面ほぼU字状のタイヤ190の両端
    部191をリム192に嵌合して装着し、このリム19
    2にタイヤ押えゴム193を取付けてタイヤ190の両
    端部191をリム192に押しつけ保持したことを特徴
    とする戦闘車両の車輪。
  26. 【請求項26】 車輪を車体側に取付け、この車体側に
    タイヤ190の両端部寄りを切断する一対の第1のタイ
    ヤ切断装置197と、タイヤ190の踏面を切断する第
    2のタイヤ切断装置201を取付けた請求項25記載の
    戦闘車両の車輪。
JP8318887A 1996-11-29 1996-11-29 戦闘車両 Pending JPH10160394A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8318887A JPH10160394A (ja) 1996-11-29 1996-11-29 戦闘車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8318887A JPH10160394A (ja) 1996-11-29 1996-11-29 戦闘車両

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10160394A true JPH10160394A (ja) 1998-06-19

Family

ID=18104081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8318887A Pending JPH10160394A (ja) 1996-11-29 1996-11-29 戦闘車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10160394A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10233274A1 (de) * 2002-07-23 2004-02-05 Krauss-Maffei Wegmann Gmbh & Co.Kg Aus Einzelsegmenten aufgebautes gepanzertes Radfahrzeug
EP1281928A3 (de) * 2001-07-07 2004-05-06 Rheinmetall Landsysteme GmbH Gepanzertes Fahrzeug mit einem Gefechtsstand
FR2916528A1 (fr) * 2007-05-23 2008-11-28 Nexter Systems Sa Vehicule blinde leger modulaire et cabine mise en oeuvre dans un tel vehicule
GB2566085A (en) * 2017-09-04 2019-03-06 Bae Systems Plc Vehicle

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3215219A (en) * 1963-07-22 1965-11-02 Lockheed Aircraft Corp Articulated vehicle
US3414072A (en) * 1965-09-16 1968-12-03 Lockheed Aircraft Corp Vehicle capable of articulating about roll, pitch, and yaw axes
JPS5150122A (en) * 1974-10-25 1976-05-01 Japan Steel Works Ltd Sorinsharyono shataisetsuchisochi
JPH037089U (ja) * 1989-06-09 1991-01-23
JPH04135905A (ja) * 1990-09-28 1992-05-11 Suzuki Motor Corp 無人搬送車用牽引装置
JPH06180198A (ja) * 1992-12-11 1994-06-28 Tech Res & Dev Inst Of Japan Def Agency コックピット移動式車両
JPH0740165A (ja) * 1993-07-30 1995-02-10 Kosumetsuku:Kk ネジ係合式クランプ装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3215219A (en) * 1963-07-22 1965-11-02 Lockheed Aircraft Corp Articulated vehicle
US3414072A (en) * 1965-09-16 1968-12-03 Lockheed Aircraft Corp Vehicle capable of articulating about roll, pitch, and yaw axes
JPS5150122A (en) * 1974-10-25 1976-05-01 Japan Steel Works Ltd Sorinsharyono shataisetsuchisochi
JPH037089U (ja) * 1989-06-09 1991-01-23
JPH04135905A (ja) * 1990-09-28 1992-05-11 Suzuki Motor Corp 無人搬送車用牽引装置
JPH06180198A (ja) * 1992-12-11 1994-06-28 Tech Res & Dev Inst Of Japan Def Agency コックピット移動式車両
JPH0740165A (ja) * 1993-07-30 1995-02-10 Kosumetsuku:Kk ネジ係合式クランプ装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1281928A3 (de) * 2001-07-07 2004-05-06 Rheinmetall Landsysteme GmbH Gepanzertes Fahrzeug mit einem Gefechtsstand
DE10233274A1 (de) * 2002-07-23 2004-02-05 Krauss-Maffei Wegmann Gmbh & Co.Kg Aus Einzelsegmenten aufgebautes gepanzertes Radfahrzeug
FR2916528A1 (fr) * 2007-05-23 2008-11-28 Nexter Systems Sa Vehicule blinde leger modulaire et cabine mise en oeuvre dans un tel vehicule
WO2009004136A1 (fr) * 2007-05-23 2009-01-08 Nexter Systems Vehicule blinde leger modulaire et cabine mise en œuvre dans un tel vehicule
GB2566085A (en) * 2017-09-04 2019-03-06 Bae Systems Plc Vehicle

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0646081B1 (en) Amphibious vehicle
US6880651B2 (en) Articulated vehicle, an articulation device and a drive transmission
CA1301662C (en) All-terrain vehicle
CN100506588C (zh) 具有横行***的作业车辆
RU2544449C2 (ru) Грузовое транспортное средство
DE602004003581T3 (de) Gabelstapler mit einem einzelnen vorderrad
CA3054375C (en) An amphibious multi-terrain water planing high speed tracked vehicle
CN205033889U (zh) 一种煤矿井下巷道防爆柴油机陆轨两用车
US20210016650A1 (en) Heavy haul vehicle
CN112677746A (zh) 一种矿用蓄电池式薄煤层综采搬运作业车
EP1201596B1 (en) Lift truck
US20130264137A1 (en) Frame-steered vehicle
CN104417634A (zh) 纯电动牵引车及适用于场内运输的车辆
JPH10160394A (ja) 戦闘車両
JP3709390B2 (ja) 連結型車両
CN109892033B (zh) 一种四向五轮侧面式电动装卸搬运车
CN102826150A (zh) 一种车体可倾斜式组合车辆
CN214356360U (zh) 基于车辆驱动桥的大型隧道台车
US4278140A (en) Undercarriage for adverse terrain vehicle
CN220078513U (zh) 后置铰接式越野叉车
CN111824276B (zh) 一种矿用防爆前轮后履全地形车
US4272221A (en) Undercarriage for adverse terrain vehicles
CN114872797B (zh) 一种全轮转向除雪车全驱底盘
KR101026938B1 (ko) 다륜굴절자동차
AU2003205425A1 (en) System for the control of multiple engines having independent throttle controls in a vehicle when driver becomes ineffective

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060726

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061122