JPH10156565A - 溶接方法、電池容器の製造方法及び電池容器 - Google Patents

溶接方法、電池容器の製造方法及び電池容器

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JPH10156565A
JPH10156565A JP8311919A JP31191996A JPH10156565A JP H10156565 A JPH10156565 A JP H10156565A JP 8311919 A JP8311919 A JP 8311919A JP 31191996 A JP31191996 A JP 31191996A JP H10156565 A JPH10156565 A JP H10156565A
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JP
Japan
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laser
lid
container
opening
laser beam
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JP8311919A
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English (en)
Inventor
Naotada Okada
直忠 岡田
Susumu Yahagi
進 矢作
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はレーザ溶接部分に凝固割れが発生する
ことを抑制して良好な溶接状態を得ることができる溶接
方法、電池容器の製造方法及び電池容器を提供すること
を目的とする。 【解決手段】容器本体12の開口部周縁部位17と蓋体
14の立設部16との間の略平板状の接合部18を形成
し、立設部16の板厚t1 と、容器本体12の板厚t2
と、接合部18の高さt3 との関係を1.0mm>t1
+t2 ,t3 ≧t1 +t2 に設定し、レーザ光の照射部
位の板厚方向での長さdをd≧(t1 +t2 )/2に設
定して接合部18の形状とレーザ光の照射位置を最適化
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2つの金属材料の被
溶接部材の接合部位間がレーザ溶接される溶接方法、電
池容器の製造方法及び電池容器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えばリチウムイオン電池等の
二次電池用の電池容器には軽量な金属材料、例えばアル
ミニウム合金材料が使用される場合がある。図6
(A),(B)は従来の電池容器1を示すものである。
この電池容器1には一端面が開口された容器本体2と、
この容器本体2の開口面を閉塞する平板状の蓋体3とが
設けられている。そして、二次電池の製造時に容器本体
2と蓋体3との接合部位間をレーザ溶接によって結合す
ることが考えられている。
【0003】また、二次電池の容器本体2と蓋体3との
レーザ溶接時には図7に示すように容器本体2の開口面
の周縁部位の上に蓋体3を載せて接合させた状態にセッ
トされる。この状態で、図7中に矢印Lで示すように容
器本体2と蓋体3との接合部位にレーザ光が照射され
る。このとき、レーザ光は容器本体2の開口面の全周に
亙り略連続的、或いはパルス的に照射され、容器本体2
と蓋体3との接合部位間が容器本体2の開口面の全周に
亙りレーザ溶接されるようになっている。
【0004】ところで、レーザ光の照射により金属材
料、例えばアルミニウム合金材料からなる被溶接部材の
レーザ溶接を行う場合には、レーザ光の照射により溶融
された部分が凝固する際に、割れ(クラック)が発生し
やすいので、レーザ溶接部分に凝固割れによる溶接不良
が発生しやすい問題がある。ここで、レーザ溶接時にレ
ーザ溶接部分の凝固割れを防止するためにはレーザ光の
照射によって溶融された被溶接部材の溶融部の冷却速度
を遅くすることが効果があることが知られている。
【0005】そして、レーザ溶接部分の溶融深さが数m
m程度の深溶け込み溶接の場合には、例えば特開平6−
210472号公報に示されているように大出力のレー
ザ装置とパルス波形制御とを組み合わせることにより、
溶接部の冷却速度を下げ、凝固割れの発生を抑えるとい
う方法が従来から採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電池容
器1の容器本体2と蓋体3との接合部位間をレーザ溶接
する場合にはレーザ溶接部分の溶融深さがlmm以下程
度の浅溶け込み状態でレーザ溶接することになるので、
上述したような大出力のレーザ装置により大きな溶融深
さを実現し、溶接部の冷却速度を下げる方法は適用でき
ない。
【0007】すなわち、電池容器1の容器本体2と蓋体
3との接合部位間をレーザ溶接する浅溶け込み溶接の場
合には、溶接時に投入されるレーザ光のエネルギーが小
さいため、レーザ光の照射によって溶融される溶融部分
の冷却速度が速く、凝固割れが発生しやすい問題があ
る。
【0008】さらに、電池容器1の容器本体2の開口面
の周縁部位の上に平板状の蓋体3を載せて突き合わせた
ままの接合状態で溶接する従来のような通常の突き合わ
せ溶接の場合には、レーザ光の照射によって溶融される
溶融部4の冷却固化は図8に示すようにその溶融部4の
周辺部4aから始まり、最後に溶融部4の中央部位4b
が凝固する。したがって、溶融部4の中央部位4bの最
後の溶融部4が凝固する時点では中央部位4b以外の周
辺部4aは全て凝固された状態で拘束されているため、
溶融部4の冷却固化時の収縮によりに図8中に矢印で示
すように溶融部4の冷却固化部分に引張応力Fが働き、
図9に示すように溶融部4の中央部位4bから周辺部4
aに向けて略放射状に割れ(クラック)CRが発生しや
すい。その結果、容器本体2と蓋体3とのレーザ溶接部
位間に凝固割れが発生し、溶接不良となる問題がある。
【0009】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、レーザ溶接部分の溶融深さが比較的浅
い浅溶け込み溶接の場合であってもレーザ溶接部分に凝
固割れが発生することを抑制して良好な溶接状態を得る
ことができる溶接方法、電池容器の製造方法及び電池容
器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、アル
ミニウム合金部材同士をレーザ光で溶接する溶接方法に
おいて、平板部を有する第1の部材の平板部の周縁部位
に上記平板部に対して略垂直方向に屈曲されるととも
に、上記略垂直方向に延設された第2の部材に対して当
接される立設部の板厚をt1 、上記第2の部材における
上記立設部への当接部位の板厚をt2 、上記平板部に対
する上記立設部の屈曲部から上記立設部の端面までの長
さをt3 とした場合に、 1.0mm>t1 +t2 ,t3 ≧t1 +t2 の関係を満たすように形成された上記立設部と上記第2
の部材における上記当接部位との境界部に照射される上
記レーザ光の照射部位の上記板厚方向での長さをdとお
くと、 d≧(t1 +t2 )/2 の関係を満たすように上記レーザ光を照射する工程を有
することを特徴とする溶接方法である。
【0011】そして、本請求項1の発明では第1の部材
の立設部と第2の部材との当接部位によって略平板状の
接合部を形成し、この略平板状の接合部をレーザ溶接す
ることにより、レーザ溶接時の熱伝導が2次元的にな
り、通常の3次元的な熱伝導の場合に比べて熱伝導面積
が小さくなるため、熱伝導速度を遅くすることができ、
その結果、冷却速度を遅くして凝固割れを抑制すること
ができる。さらに、レーザ溶接時には略平板状の接合部
を厚さ方向全体に亙り溶融させることができるため、溶
融部の冷却固化を接合部の厚さ方向中央部から周辺部の
順で起こし、最後に略平板状の接合部の表面部分の溶融
部を冷却固化させることができる。そのため、最終部の
冷却固化時に溶融部が両側から拘束されることがなく、
溶融部凝固時に発生する引張応力を低減して固化時の収
縮による割れを生じにくくすることができるようにした
ものである。
【0012】請求項2の発明は、一端面が開口された箱
状の容器本体とこの容器本体の開口部を閉塞する蓋体と
の境界部に照射されるレーザ光により上記容器本体と上
記蓋体とを溶接する工程を有する電池容器の製造方法に
おいて、上記蓋体における平板部に対して略垂直方向に
屈曲されるとともに、上記容器本体の開口部の周縁部位
に当接される立設部の板厚をt1 、上記容器本体の開口
部の周縁部位の板厚をt2 、上記平板部に対する上記立
設部の屈曲部から上記立設部の端面までの長さをt3
した場合に、 1.0mm>t1 +t2 ,t3 ≧t1 +t2 の関係を満たすように形成された上記立設部と上記容器
本体の開口部の周縁部位との境界部に照射される上記レ
ーザ光の照射部位の上記板厚方向での長さをdとおく
と、 t1 +t2 ≧d≧(t1 +t2 )/2 の関係を満たすように上記レーザ光を照射する工程を有
することを特徴とする電池容器の製造方法である。
【0013】そして、本請求項2の発明では蓋体の立設
部と容器本体の開口部の周縁部位との当接部位によって
略平板状の接合部を形成し、この略平板状の接合部をレ
ーザ溶接することにより、レーザ溶接時の熱伝導が2次
元的になり、通常の3次元的な熱伝導の場合に比べて熱
伝導面積が小さくなるため、熱伝導速度を遅くすること
ができ、その結果、冷却速度を遅くして凝固割れを抑制
することができる。さらに、レーザ溶接時には略平板状
の接合部を厚さ方向全体に亙り溶融させることができる
ため、溶融部の冷却固化を接合部の厚さ方向中央部から
周辺部の順で起こし、最後に略平板状の接合部の表面部
分の溶融部を冷却固化させることができる。そのため、
最終部の冷却固化時に溶融部が両側から拘束されること
がなく、溶融部凝固時に発生する引張応力を低減して固
化時の収縮による割れを生じにくくすることができるよ
うにしたものである。
【0014】請求項3の発明は、上記レーザ光はパルス
レーザによって出射され、かつこのレーザ光を上記境界
部において、t1 +t2 以上の溶融深さが得られるレー
ザエネルギー及びパルス幅に設定することを特徴とする
請求項2記載の電池容器の製造方法である。
【0015】そして、本請求項3の発明ではパルスレー
ザによって形成されるレーザ光のレーザエネルギーおよ
びパルス幅を蓋体の立設部と容器本体の開口部の周縁部
位との当接部位によって形成される略平板状の接合部に
1 +t2 以上の溶融深さが得られるように設定してレ
ーザ溶接時に2つの被溶接部材の略平板状の接合部にt
1 +t2 以上の溶融深さを得ることにより、溶融部の凝
固時の収縮による割れを確実に抑制するようにしたもの
である。
【0016】請求項4の発明は、上記レーザ光は連続発
振レーザによって出射され、かつこのレーザ光を上記境
界部において、t1 +t2 以上の溶融深さが得られるレ
ーザエネルギー及びレーザ光走査速度に設定することを
特徴とする請求項2記載の電池容器の製造方法である。
【0017】そして、本請求項4の発明では連続発振レ
ーザ光を出力するレーザのレーザエネルギーおよびパル
ス幅を蓋体の立設部と容器本体の開口部の周縁部位との
当接部位によって形成される略平板状の接合部にt1
2 以上の溶融深さが得られるように設定してレーザ溶
接時に2つの被溶接部材の略平板状の接合部にt1 +t
2 以上の溶融深さを得ることにより、溶融部の凝固時の
収縮による割れを確実に抑制するようにしたものであ
る。
【0018】請求項5の発明は、上記容器本体と上記蓋
体とはアルミニウム合金によって形成されていることを
特徴とする請求項2記載の電池容器の製造方法である。
そして、本請求項5の発明ではアルミニウム合金材料で
ある容器本体と蓋体との接合部位に形成された略平板状
の接合部をレーザ溶接することにより、溶融部の凝固時
の収縮による割れを確実に抑制するようにしたものであ
る。
【0019】請求項6の発明は、一端面が開口された箱
状の容器本体と、この容器本体の開口部を閉塞する蓋体
とから構成される電池容器において、上記蓋体は平板部
とこの平板部の周縁部位に上記平板部に対して略垂直方
向に屈曲され、上記容器本体の開口部の端部に接続され
ている立設部とを有し、この立設部は、上記立設部の板
厚をt1 、上記容器本体の開口部の周縁部位の板厚をt
2 、上記平板部に対する上記立設部の屈曲部から上記立
設部の端面までの長さをt3 とした場合、t3≧t1
2 の関係を満たすように形成されたことを特徴とする
電池容器である。
【0020】そして、本請求項6の発明では蓋体の周縁
部位に屈曲された立設部を容器本体の開口部の周縁部位
に接合して蓋体の立設部と容器本体の開口部の周縁部位
との間の接合部位に略平板状の接合部を形成することに
より、レーザ溶接時の熱伝導が2次元的になり、通常の
3次元的な熱伝導の場合に比べて熱伝導面積が小さくな
るため、熱伝導速度を遅くすることができ、その結果、
冷却速度を遅くして凝固割れを抑制することができる。
さらに、レーザ溶接時には略平板状の接合部を厚さ方向
全体に亙り溶融させることができるため、溶融部の冷却
固化を接合部の厚さ方向中央部から周辺部の順で起こ
し、最後に略平板状の接合部の表面部分の溶融部を冷却
固化させることができる。そのため、最終部の冷却固化
時に溶融部が両側から拘束されることがなく、溶融部凝
固時に発生する引張応力を低減して固化時の収縮による
割れを生じにくくすることができるようにしたものであ
る。
【0021】請求項7の発明は、上記容器本体と上記蓋
体とはアルミニウム合金によって形成されていることを
特徴とする請求項6記載の電池容器である。そして、本
請求項7の発明ではアルミニウム合金材料製の蓋体の周
縁部位に屈曲された立設部をアルミニウム合金材料製の
容器本体の開口部の周縁部位に接合して蓋体の立設部と
容器本体の開口部の周縁部位との間の接合部位に略平板
状の接合部を形成することにより、レーザ溶接時の熱伝
導が2次元的になり、通常の3次元的な熱伝導の場合に
比べて熱伝導面積が小さくなるため、熱伝導速度を遅く
することができ、その結果、冷却速度を遅くして凝固割
れを抑制することができる。さらに、レーザ溶接時には
略平板状の接合部を厚さ方向全体に亙り溶融させること
ができるため、溶融部の冷却固化を接合部の厚さ方向中
央部から周辺部の順で起こし、最後に略平板状の接合部
の表面部分の溶融部を冷却固化させることができる。そ
のため、最終部の冷却固化時に溶融部が両側から拘束さ
れることがなく、溶融部凝固時に発生する引張応力を低
減して固化時の収縮による割れを生じにくくすることが
できるようにしたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1乃至図5を参照して説明する。図1は本実施の形態の
レーザ溶接方法を用いて作成された例えばリチウムイオ
ン電池等の二次電池用の電池容器11を示すものであ
る。この二次電池容器11には図2に示すように一端面
が開口された箱状のアルミニウム合金材料製の容器本体
(第2の部材)12と、この容器本体12の開口部13
を閉塞するアルミニウム合金材料製の蓋体(第1の部
材)14とが設けられている。
【0023】また、蓋体14にはこの蓋体本体15の周
縁部位から略直交する方向に立ち上げた状態に屈曲され
た略平板状の立設部16が形成されている。そして、二
次電池容器11の製造時には図3に示すように容器本体
12の開口部13内に蓋体14の蓋体本体15が挿入さ
れ、この蓋体14の立設部16が二次電池容器11の容
器本体12の開口部13の周縁部位17に接合されるよ
うになっている。このとき、蓋体14の立設部16と容
器本体12の開口部13の周縁部位17との接合面間は
密着されている。これにより、蓋体14の立設部16と
容器本体12の開口部13の周縁部位17との間に略平
板状の接合部18が形成されている。そして、図4
(A)に示すパルスレーザ装置19から出力されるパル
スレーザ光が蓋体14の立設部16と容器本体12の開
口部13の周縁部位17との間の略平板状の接合部18
に1パルス当り約6Jのエネルギーでオーバーラップ率
70〜80%にて照射されてレーザ溶接されるようにな
っている。
【0024】また、レーザ溶接用のパルスレーザ装置1
9にはレーザ発振器20と、このレーザ発振器20から
出力されたレーザ光を集束するレンズ21とが設けられ
ている。なお、このパルスレーザ装置19にはレーザ発
振器20から出力されたレーザ光のビームスポットの直
径を調整する図示しないビームスポット径調整機構が装
着されている。このビームスポット径調整機構には例え
ばパルスレーザ装置19のレーザ光学系全体をレーザ光
の光軸方向に移動させる移動機構が組み込まれている。
そして、ビームスポット径調整機構の駆動時にはレーザ
光学系移動機構によってパルスレーザ装置19のレーザ
光学系全体をレーザ光の光軸方向に移動させることによ
り、レーザ光のビームスポットの直径を調整するように
なっている。
【0025】さらに、パルスレーザ装置19にはコント
ローラ22が接続されている。そして、パルスレーザ装
置19のコントローラ21の操作にともないビームスポ
ット径調整機構が駆動され、このビームスポット径調整
機構によってレーザ発振器19から出力されたレーザ光
のビームスポットの直径が任意の値に調整できるように
なっている。
【0026】また、本実施の形態の電池容器11におけ
る容器本体12の開口部13の周縁部位17と蓋体14
の立設部16との間の略平板状の接合部18の形状は次
の通り設定されている。すなわち、図4(B)に示すよ
うに蓋体14の立設部16の板厚をt1 、容器本体12
の開口部13の周縁部位17の板厚をt2 とした場合に
立設部16の高さt3 は t3 ≧t1 +t2 …(1) に設定されている。
【0027】さらに、蓋体14の立設部16と容器本体
12の開口部13の周縁部位17との間の略平板状の接
合部18をレーザ溶接する際にその接合部18に照射さ
れる上記のビームスポットを調整してレーザ光の照射部
位での板厚方向の長さdは d=(t1 +t2 )/2 …(2) に設定されている。
【0028】また、レーザ溶接用のパルスレーザ装置1
9から出力されるレーザ光は蓋体14の立設部16と容
器本体12の開口部13の周縁部位17との間の接合部
18にt1 +t2 以上の溶融深さが得られるようなパル
スエネルギーおよびパルス幅に設定されている。そし
て、このパルスレーザ装置19からのレーザ光をその光
量の99%以上が含まれるビームスポットの直径を調整
することで(2)式の関係を設定して蓋体14の立設部
16と容器本体12の開口部13の周縁部位17との間
の接合部18に照射するようになっている。
【0029】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、二次電池容器11の蓋体14に
この蓋体本体15の周縁部位から略直交する方向に屈曲
された略平板状の立設部16を形成し、この立設部16
を容器本体12の開口部13の周縁部位17に接合させ
ることにより、蓋体14の立設部16と容器本体12の
開口部13の周縁部位17との接合部位に略平板状の接
合部18を形成し、この略平板状の接合部18にパルス
レーザ装置19からのレーザ光を照射してレーザ溶接す
るようにしたので、蓋体14の立設部16と容器本体1
2の開口部13の周縁部位17との接合部位への熱伝導
が少なく、レーザ溶接時の熱伝導が2次元的になる。よ
って、従来のような3次元的な熱伝導の場合(図7およ
び図8参照)に比べて熱伝導面積が小さくなるため、熱
伝導速度を遅くすることができる。すなわち、従来例で
は図8中の引張応力Fの働く方向及び溶融深さ方向と奥
行方向に熱は伝わるのであるのに対して、本発明では溶
融深さ方向と奥行方向との2方向にしか熱は伝わらな
い。蓋体14の立設部16と容器本体12の開口部13
の周縁部位17の板厚が限られているために板状の部材
の厚さ方向に熱が伝わることが阻害されるからである。
その結果、レーザ光の照射によって溶融されたレーザ溶
接部の冷却速度を遅くしてレーザ溶接部の凝固割れを抑
制することができる。
【0030】また、略平板状の接合部18は上述のよう
にレーザ溶接時の熱伝導が遅く行われるため、従来のよ
うな大出力のレーザ装置を必要とせず、小出力のパルス
レーザ装置19で効果的にレーザ溶接が行える利点があ
る。
【0031】さらに、蓋体14の立設部16の板厚をt
1 、容器本体12の開口部13の周縁部位17の板厚を
2 とした場合に立設部16の高さt3 を t3 ≧t1 +t2 …(1) に設定するとともに、蓋体14の立設部16と容器本体
12の開口部13の周縁部位17との間の略平板状の接
合部18をレーザ溶接する際にその接合部18に照射さ
れるレーザ光の照射部位の板厚方向での長さdを d=(t1 +t2 )/2 …(2) に設定したので、蓋体14の立設部16と容器本体12
の開口部13の周縁部位17との間の略平板状の接合部
18の形状とレーザ光の照射位置を最適化してレーザ溶
接時には図5に示すように蓋体14の立設部16と容器
本体12の開口部13の周縁部位17との間の略平板状
の接合部18の厚さ方向全体に亙り溶融させることがで
きる。なお、図5中で、参照符号23はこのときの接合
部18の溶融部を示す。
【0032】そして、この溶融部23の冷却固化は図5
に示すように蓋体14の立設部16と容器本体12の開
口部13の周縁部位17との間の接合部18の厚さ方向
の中央部24から周辺部25の順で起こし、最後に略平
板状の接合部18の表面部分26の溶融部23を冷却固
化させることができる。そのため、溶融部23の冷却固
化時に最終に冷却固化される接合部18の表面部分26
は従来のように溶融部23がその周辺部から拘束される
ことがない。従って、溶融部23の凝固時に発生する引
張応力を従来に比べて低減して溶融部23の固化時の収
縮による割れを生じにくくすることができる。
【0033】また、次の表1は蓋体14の立設部16の
板厚t1 と容器本体12の開口部13の周縁部位17の
板厚t2 との和(t1 +t2 )と、立設部16の高さt
3 と、接合部18に照射されるレーザ光の照射部位のこ
れらの板厚方向での長さdと、レーザ溶接部の割れの発
生状況との関係を測定した測定結果を示すものである。
ここで、レーザ光の照射部位の板厚方向での長さdは
0.45mm、蓋体14の立設部16の高さt3 は1.
0mmに、そしてt1 とt2 は略等しい大きさにそれぞ
れ設定されている。
【0034】
【表1】
【0035】なお、上記表1の測定結果では(t1 +t
2 )/2が0.3〜0.45の範囲ではレーザ溶接部に
割れが発生せず、(t1 +t2 )/2が0.5、1.0
の場合にはレーザ溶接部に割れが発生している。したが
って、上記表1の測定結果からも蓋体14の立設部16
の板厚t1 と容器本体12の開口部13の周縁部位17
の板厚t2 との和(t1 +t2 )と、立設部16の高さ
3 との関係を t3 ≧t1 +t2 に設定するとともに、レーザ光の照射部位の板厚方向で
の長さdを d=(t1 +t2 )/2 に設定することにより、レーザ溶接部の割れの発生を防
止することができることは明らかである。
【0036】また、レーザ光を照射したときに図5に示
すように溶融部23の溶融深さがt1 +t2 以上となる
ように設定した場合には、接合部18の溶接部境界28
からの割れが発生しにくく、より良好な溶接が可能とな
る。
【0037】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、本実施の形態では、蓋体14
の立設部16と容器本体12の開口部13の周縁部位1
7との接合部18に照射されるレーザ光の照射部位の板
厚方向での長さdを(t1 +t2 )/2に設定した場合
について説明したが、d>(t1 +t2 )/2の場合で
も接合部18全体を溶融させることができるため、同様
の効果が得られる。
【0038】また、本実施の形態ではパルスレーザ装置
19からのレーザ光としてパルスレーザ光を用いた場合
について説明したが、レーザ溶接用のレーザ装置19は
cw(continuous wave :連続発振)レーザ光を出力す
るレーザによって形成し、かつそのレーザ溶接用のレー
ザ装置19から出力されるレーザ光の出力およびレーザ
光の照射位置の移動速度を蓋体14の立設部16と容器
本体12の開口部13の周縁部位17との接合部18に
1 +t2 以上の溶融深さが得られるように設定しても
よく、この場合も同様の効果が得られる。
【0039】さらに、本実施の形態ではレーザ溶接対象
となる蓋体14および容器本体12の金属材料としてア
ルミニウム合金材料を使用した場合について示したが、
例えばタングステン、モリブデン等の他の金属材料のレ
ーザ溶接に適用してもよい。
【0040】また、本実施の形態ではレーザ溶接品とし
てリチウムイオン電池等の二次電池用の電池容器11に
適用した場合について示したが、例えば自動車や、電車
等の車両のアルミニウム合金材料製の部品のレーザ溶接
に適用してもよい。さらに、その他、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、第1の部材の
立設部と第2の部材との当接部位によって略平板状の接
合部を形成し、この略平板状の接合部をレーザ溶接した
ので、レーザ溶接時の熱伝導が2次元的になり、通常の
3次元的な熱伝導の場合に比べて熱伝導面積が小さくな
るため、熱伝導速度を遅くすることができ、その結果、
冷却速度を遅くして凝固割れを抑制することができる。
さらに、レーザ溶接時には略平板状の接合部を厚さ方向
全体に亙り溶融させることができるため、溶融部の冷却
固化を接合部の厚さ方向中央部から周辺部の順で起こ
し、最後に略平板状の接合部の表面部分の溶融部を冷却
固化させることができる。そのため、最終部の冷却固化
時に溶融部が両側から拘束されることがなく、溶融部凝
固時に発生する引張応力を低減して固化時の収縮による
割れを生じにくくすることができる。
【0042】請求項2の発明によれば、電池容器の蓋体
の立設部と電池容器の容器本体の開口部の周縁部位との
当接部位によって略平板状の接合部を形成し、この略平
板状の接合部をレーザ溶接したので、レーザ溶接時の熱
伝導が2次元的になり、通常の3次元的な熱伝導の場合
に比べて熱伝導面積が小さくなるため、熱伝導速度を遅
くすることができ、その結果、冷却速度を遅くして凝固
割れを抑制することができる。さらに、レーザ溶接時に
は略平板状の接合部を厚さ方向全体に亙り溶融させるこ
とができるため、溶融部の冷却固化を接合部の厚さ方向
中央部から周辺部の順で起こし、最後に略平板状の接合
部の表面部分の溶融部を冷却固化させることができる。
そのため、最終部の冷却固化時に溶融部が両側から拘束
されることがなく、溶融部凝固時に発生する引張応力を
低減して固化時の収縮による割れを生じにくくすること
ができる。
【0043】請求項3の発明によれば、パルスレーザに
よって形成されるレーザ光のレーザエネルギーおよびパ
ルス幅を蓋体の立設部と容器本体の開口部の周縁部位と
の当接部位によって形成される略平板状の接合部にt1
+t2 以上の溶融深さが得られるように設定してレーザ
溶接時に2つの被溶接部材の略平板状の接合部にt1
2 以上の溶融深さを得ることにより、溶融部の凝固時
の収縮による割れを確実に抑制することができる。
【0044】請求項4の発明によれば、連続発振レーザ
光を出力するレーザのレーザエネルギーおよびパルス幅
を蓋体の立設部と容器本体の開口部の周縁部位との当接
部位によって形成される略平板状の接合部にt1 +t2
以上の溶融深さが得られるように設定してレーザ溶接時
に2つの被溶接部材の略平板状の接合部にt1 +t
上の溶融深さを得るようにしたので、溶融部の凝固時の
収縮による割れを確実に抑制することができる。
【0045】請求項5の発明によれば、アルミニウム合
金材料である電池容器の容器本体と蓋体との接合部位に
形成された略平板状の接合部をレーザ溶接するようにし
たので、アルミニウム合金の溶接時に起こりやすい溶融
部の凝固時の収縮による割れを確実に抑制することがで
きる。
【0046】請求項6の発明によれば、電池容器の蓋体
の周縁部位に屈曲された立設部を電池容器の容器本体の
開口部の周縁部位に接合して蓋体の立設部と容器本体の
開口部の周縁部位との間の接合部位に略平板状の接合部
を形成したので、レーザ溶接時の熱伝導が2次元的にな
り、通常の3次元的な熱伝導の場合に比べて熱伝導面積
が小さくなるため、熱伝導速度を遅くすることができ、
その結果、冷却速度を遅くして凝固割れを抑制すること
ができる。さらに、レーザ溶接時には略平板状の接合部
を厚さ方向全体に亙り溶融させることができるため、溶
融部の冷却固化を接合部の厚さ方向中央部から周辺部の
順で起こし、最後に略平板状の接合部の表面部分の溶融
部を冷却固化させることができる。そのため、最終部の
冷却固化時に溶融部が両側から拘束されることがなく、
溶融部凝固時に発生する引張応力を低減して固化時の収
縮による割れを生じにくくすることができる。
【0047】請求項7の発明によれば、アルミニウム合
金材料製の蓋体の周縁部位に屈曲された立設部をアルミ
ニウム合金材料製の容器本体の開口部の周縁部位に接合
して蓋体の立設部と容器本体の開口部の周縁部位との間
の接合部位に略平板状の接合部を形成したので、レーザ
溶接時の熱伝導が2次元的になり、通常の3次元的な熱
伝導の場合に比べて熱伝導面積が小さくなるため、熱伝
導速度を遅くすることができ、その結果、冷却速度を遅
くして凝固割れを抑制することができる。さらに、レー
ザ溶接時には略平板状の接合部を厚さ方向全体に亙り溶
融させることができるため、溶融部の冷却固化を接合部
の厚さ方向中央部から周辺部の順で起こし、最後に略平
板状の接合部の表面部分の溶融部を冷却固化させること
ができる。そのため、最終部の冷却固化時に溶融部が両
側から拘束されることがなく、溶融部凝固時に発生する
引張応力を低減して固化時の収縮による割れを生じにく
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の二次電池容器を示す斜
視図。
【図2】本発明の一実施の形態の二次電池容器の分解斜
視図。
【図3】本発明の一実施の形態の二次電池容器の容器本
体の開口面周縁部と蓋体の屈曲部との間のレーザ溶接部
位を示す縦断面図。
【図4】(A)は本発明の一実施の形態のレーザ溶接装
置を示す概略構成図、(B)は本発明の一実施の形態の
二次電池容器のレーザ溶接部位を説明するための要部の
縦断面図。
【図5】本発明の一実施の形態の二次電池容器のレーザ
溶接時におけるレーザ溶接部位の応力発生状態を説明す
るための要部の縦断面図。
【図6】従来例を示すもので、(A)は二次電池容器の
平面図、(B)は二次電池容器の側面図。
【図7】従来の二次電池容器の容器本体の開口面周縁部
と蓋体との間のレーザ溶接部位を示す縦断面図。
【図8】従来のレーザ溶接時におけるレーザ溶接部位の
応力発生状態を説明するための要部の縦断面図。
【図9】従来のレーザ溶接時におけるレーザ溶接部位の
クラックの発生状態を示す要部の平面図。
【符合の説明】
12 容器本体(第2の部材) 14 蓋体(第1の部材) 16 立設部 18 接合部 19 パルスレーザ装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム合金部材同士をレーザ光で
    溶接する溶接方法において、平板部を有する第1の部材
    の平板部の周縁部位に上記平板部に対して略垂直方向に
    屈曲されるとともに、上記略垂直方向に延設された第2
    の部材に対して当接される立設部の板厚をt1 、上記第
    2の部材における上記立設部への当接部位の板厚をt
    2 、上記平板部に対する上記立設部の屈曲部から上記立
    設部の端面までの長さをt3 とした場合に、 1.0mm>t1 +t2 ,t3 ≧t1 +t2 の関係を満たすように形成された上記立設部と上記第2
    の部材における上記当接部位との境界部に照射される上
    記レーザ光の照射部位の上記板厚方向での長さをdとお
    くと、 d≧(t1 +t2 )/2 の関係を満たすように上記レーザ光を照射する工程を有
    することを特徴とする溶接方法。
  2. 【請求項2】 一端面が開口された箱状の容器本体とこ
    の容器本体の開口部を閉塞する蓋体との境界部に照射さ
    れるレーザ光により上記容器本体と上記蓋体とを溶接す
    る工程を有する電池容器の製造方法において、 上記蓋体における平板部に対して略垂直方向に屈曲され
    るとともに、上記容器本体の開口部の周縁部位に当接さ
    れる立設部の板厚をt1 、上記容器本体の開口部の周縁
    部位の板厚をt2 、上記平板部に対する上記立設部の屈
    曲部から上記立設部の端面までの長さをt3 とした場合
    に、 1.0mm>t1 +t2 ,t3 ≧t1 +t2 の関係を満たすように形成された上記立設部と上記容器
    本体の開口部の周縁部位との境界部に照射される上記レ
    ーザ光の照射部位の上記板厚方向での長さをdとおく
    と、 t1 +t2 ≧d≧(t1 +t2 )/2 の関係を満たすように上記レーザ光を照射する工程を有
    することを特徴とする電池容器の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記レーザ光はパルスレーザによって出
    射され、かつこのレーザ光を上記境界部において、t1
    +t2 以上の溶融深さが得られるレーザエネルギー及び
    パルス幅に設定することを特徴とする請求項2記載の電
    池容器の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記レーザ光は連続発振レーザによって
    出射され、かつこのレーザ光を上記境界部において、t
    1 +t2 以上の溶融深さが得られるレーザエネルギー及
    びレーザ光走査速度に設定することを特徴とする請求項
    2記載の電池容器の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記容器本体と上記蓋体とはアルミニウ
    ム合金によって形成されていることを特徴とする請求項
    2記載の電池容器の製造方法。
  6. 【請求項6】 一端面が開口された箱状の容器本体と、
    この容器本体の開口部を閉塞する蓋体とから構成される
    電池容器において、 上記蓋体は平板部とこの平板部の周縁部位に上記平板部
    に対して略垂直方向に屈曲され、上記容器本体の開口部
    の端部に接続されている立設部とを有し、この立設部
    は、上記立設部の板厚をt1 、上記容器本体の開口部の
    周縁部位の板厚をt2 、上記平板部に対する上記立設部
    の屈曲部から上記立設部の端面までの長さをt3 とした
    場合、t3 ≧t1 +t2 の関係を満たすように形成され
    たことを特徴とする電池容器。
  7. 【請求項7】 上記容器本体と上記蓋体とはアルミニウ
    ム合金によって形成されていることを特徴とする請求項
    6記載の電池容器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005183360A (ja) * 2003-11-28 2005-07-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 角形電池とその製造方法
JP2006260883A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Toyota Motor Corp 密閉型蓄電装置及びその製造方法
JP2008084803A (ja) * 2006-09-29 2008-04-10 Sanyo Electric Co Ltd 密閉型電池の製造方法
JP2012527356A (ja) * 2009-06-04 2012-11-08 コアレイズ オーワイ レーザを用いた基板加工方法及び装置

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