JPH10153539A - 加速摩耗によって塗装された表面の耐久性を試験するための装置及びそれに用いる方法 - Google Patents

加速摩耗によって塗装された表面の耐久性を試験するための装置及びそれに用いる方法

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JPH10153539A
JPH10153539A JP31664097A JP31664097A JPH10153539A JP H10153539 A JPH10153539 A JP H10153539A JP 31664097 A JP31664097 A JP 31664097A JP 31664097 A JP31664097 A JP 31664097A JP H10153539 A JPH10153539 A JP H10153539A
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wheel
paint
wear
worn
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JP31664097A
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Ronald Louis Romer Jr
ロナルド・ルイス・ローマー,ジュニア
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Rohm and Haas Co
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/26Oils; Viscous liquids; Paints; Inks
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 加速された条件下で表面の耐久性を試験する
装置を提供する。 【解決手段】 摩耗車輪16は、ペイントマーキングの
試験パターンの上を、加圧下で、所望の回転数で、転が
る。圧力を調節して、その上の自動車の走行によって道
路表面上の実際のトラフィックペイントマーキング上に
与えられる圧力をシミュレートする。転がる摩耗車輪1
6の進路により、ユーザーは、同一の程度の摩耗を与え
る同一の速度及び圧力に、種々の実験塗料からのそれぞ
れのペイントマーキングを曝露することによって、幾つ
かの実験塗料の耐久性を同時に比較することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 本発明は、ペイントマーキングの耐久性を測定するため
に用いる試験装置に関し、より詳しくは、実際の交通条
件を実質的にシミュレートした条件下でのトラフィック
マーキングの耐久性を測定するために用いる試験装置に
関する。
【0002】背景 交通レーンを画定するのに用いる白色及び黄色のトラフ
ィックマーキングのようなペイントマーキングは、ほと
んど全ての道路上に通常見られる。これらのマーキング
は、変化する天候条件下での安全な運転条件を確保す
る。「道路」という用語は、概して、幹線道路、ハイウ
ェイ、出口及び入口ランプ、通路、舗道、歩道、空港の
滑走路、車道、誘導路、又は自動車、バイク、トラック
及び飛行機のような乗物用駐車場を意味する。道路は、
通常、アスファルト又は一般に砂利と混合されたポルト
ランドセメントから製造されるコンクリートで舗装され
ている。連続線、横線又は点線のようなこれらのトラフ
ィックマーキングの大部分は、アルキド、塩素化ゴム変
性アルキド及び水性アクリルポリマー塗料から得られる
もののような塗料ベースのものである。伝統的に、かか
るペイントマーキングの耐久性は、それらを道路の表面
上に施し、次に、通常数カ月乃至数年に亙る試験期間の
後に耐久性を測定することによって試験されている。試
験されるトラフィックペイントは、通常、種々の天候条
件下での乗物の交通によるトラフィックマーキングの摩
耗作用を加速させるために、国の種々の部分からの道路
表面の高交通量領域(high traffic ar
ea)(車輪が通る領域)に施される。しかしながら、
ASTM D713−90(トラフィックマーキング液
に対する道路表面試験を行なうための標準手順)をはじ
めとするかかる試験法は、時間がかかり、試験トラフィ
ックマーキングに生ずる摩耗の速度の記録保持及びその
安全な検査は、道路表面上の乗物の交通の存在によって
妨げられる。更に、長い試験期間のために、種々の実験
塗料組成物から耐久性を有する塗料を迅速に選択するこ
とが困難になる。これらの問題を補うために、被覆組成
物をガラス表面上に施し、次にそれらを接着試験にかけ
るなどといった伝統的な実験室試験が試みられてきた。
かかる試験方法に関する大きな問題は、ガラス表面上で
の実験室ベースの接着試験で得られた結果と、道路上の
トラフィックマーキングに通常生ずる乗物の交通及び変
化する天候条件によるトラフィックマーキングの摩耗と
の間に、実質的な相関関係が欠けているという点であ
る。而して、ガラス基材に対するトラフィックペイント
の接着の結果に基づいて、道路表面上でのトラフィック
ペイントの耐久性をある程度の確実性で予測することは
できない。ロームアンド ハース カンパニーによって
1996年6月に出版されたAcrylic Line
s,vol.7,No.2を参照。
【0003】而して、典型的なトラフィックマーキング
が曝露される交通及び変化する天候条件を精密にシミュ
レートした条件下で、加速された速度でトラフィックマ
ーキングを評価することのできる試験装置に対する必要
性が存在する。V.K.DravtizkiによってN
ew Zealand Roadmakers Fed
eration Conference,1995年1
0月26〜27日,Rutorua,のために作成され
たROADMAKING PAINT FILM TH
ICKNESS AND RETROREFLECTI
VITY RETENTIONと題された論文(以下、
Dravtizki論文と称する)には、その上をトラ
フィックマーキングで被覆した試験品表面の上で、線状
の往復運動で一対の荷重試験車輪を動かすことによって
トラフィックペイントの摩耗を加速する試験装置が記載
されている。試験表面は、一定時作動灌水システムによ
って水サイクルにかけることができる。しかしながら、
Dravtizki論文において記載されている試験ユ
ニットは、装置が試験表面上で往復運動で動くので、同
一の条件に対して多数のトラフィックマーキングを曝露
させる手段が説明されておらず、装置が往復する試験ト
ラックの中心部分が、往復ストロークの末端付近に配置
された試験トラック(試験装置はその往復運動の間に逆
戻りするので、この部分は速度ゼロに曝露される)と比
較して最大の速度に曝露される。更に、Dravtiz
ki論文において記載されている試験ユニットは、トラ
フィックマーキングが曝露される道路表面上を動く乗物
の加速、減速及び惰走といった変化する交通条件を同時
にシミュレートはしない。本発明は、道路上のトラフィ
ックマーキングによって通常経験される運転条件のよう
な、実質的にシミュレートされた交通条件下で多数のト
ラフィックマーキングの全てに同一のストレス及び剪断
力を印加する試験装置を提供することによって、この問
題を解決する。
【0004】発明の概要 本発明は、加速された速度で表面を摩耗させることによ
って、試験床の表面の耐久性を試験するための装置であ
って、車輪台(wheel dolly)アセンブリ上
に回転自在に載置され、該表面に接触して回転する少な
くとも一つの摩耗車輪(wear wheel)を有す
る、該表面を摩耗させるための手段;及び該摩耗車輪を
回転させて該表面上を曲線状進路を通過させる該車輪台
アセンブリを転がすための手段;を有することを特徴と
する装置に関する。
【0005】本発明は、更に、表面を加速された条件下
で摩耗させることによって試験床の表面の耐久性を試験
する方法であって、該表面上において、車輪台アセンブ
リ上に回転自在に載置された少なくとも一つの摩耗車輪
を曲線状の進路を通して繰り返し転がすことによって該
表面を摩耗させることを含む方法に関する。
【0006】本出願において特許請求された試験装置の
効果の一つとしては、道路表面上を動く乗物によって生
起せしめられる加速、惰走及び停止動作によってトラフ
ィックマーキングに生ずる摩耗を同時にシミュレートし
ながら、試験床上に施されたトラフィックマーキング上
に所望の圧力を施すことができることが挙げられる。
【0007】本出願において特許請求された試験装置の
他の効果は、粗面、穴あき又は汚れの可能性のある道路
表面のような実際の表面に実質的に同一である表面上の
塗料被覆の耐久性を試験することができることである。
【0008】図面の簡単な説明
【0009】図1は、本発明の好ましい態様の装置の部
分断面正面立面図を示す。
【0010】図2及び3は、本発明の好ましい態様にお
いて用いる環境手段及びトレーの部分断面分解図を示
す。
【0011】図4は、トレーの3次元斜視図を示す。
【0012】図5は、その上にペイントマーキングを有
する試験床を含む図4のトレーの平面図を示す。
【0013】図6は、図1及び2の環境手段の囲い板の
3次元斜視図を示し、環境手段内に被包される空間内に
環境薬剤(environmental agent
s)を導入するのに用いられる施与手段を示す。
【0014】図7は、図6において示されるシュラウト
の平面図を示す。
【0015】図8は、図1に示される本発明の好ましい
態様の装置の車輪台アセンブリの部分断面立面図であ
る。
【0016】図9は、図8に示される車輪台アセンブリ
の車輪載置プレートの分解部分立面図であり、図1に示
される本発明の好ましい態様のメインシャフト上のカラ
ーに対する車輪載置プレートの噛合を示す。
【0017】図10は、図1及び8に示される車輪台ア
センブリの車輪駆動シャフト上に載置された摩耗車輪の
部分立面図であり、図5に示されるペイントマーキング
上に所望の摩耗パターンを生成する摩耗車輪の種々の部
分を示す。
【0018】図11は、図10に示されるペイントマー
キング上の所望の摩耗パターンの平面図を示す。
【0019】図12は、図5に示されるペイントマーキ
ング上の所望の摩耗パターンを変化させるために摩耗車
輪に加えられるキャンバーを示すための、図1及び8に
示される車輪台アセンブリの摩耗駆動シャフト上に載置
される摩耗車輪の部分断面立面図を示す。
【0020】図13は、図1及び8に示される車輪台ア
センブリの摩耗駆動シャフト上に載置される摩耗車輪の
部分断面平面図であり、図5に示されるペイントマーキ
ング上の所望の摩耗パターンを変化させるために摩耗車
輪に加えられるトウイン(toe−in)又はトウアウ
ト(toe−out)を示す。
【0021】好ましい態様の説明 本明細書において用いる「耐久性」という用語は、トラ
フィックマーキングの除去、フレーキング、チッピン
グ、クラッキング、黒色のホイールマークによるその変
色又は反射性トラフィックペイントの逆反射性の損失の
ような劣化に対する塗料の抵抗性を意味する。
【0022】「摩耗」という用語は、雪、熱、雨及び強
風のような変化する天候条件、その上で動く乗物の交
通、及び水、塩、埃、泥、砂、こぼれた有機溶媒、燃
料、潤滑剤及び液圧作動流体のような環境薬剤の摩耗及
び腐食作用に曝露されることによる、道路表面のような
表面に施されたペイントマーキングの劣化を意味する。
【0023】本出願人は、予期しなかったことに、試験
床上に施された被覆のような表面の耐久性を、該表面上
で、少なくとも一つの摩耗車輪を、曲線状の進路を繰り
返し転がすことによって表面を摩耗させることにより、
通常は数時間又は1週間未満の加速された条件下で測定
することができることを見出した。本発明の装置は、実
質的に同一の試験条件下で生起せしめられる、トラフィ
ックペイントのような種々の塗料配合物の試験被覆の劣
化を比較及び対照するのに特に適している。これらの試
験条件は、かかる塗料からのマーキングが通常曝露され
る実際の条件を精密にシミュレートする。
【0024】図1において参照番号1で示される装置
は、本発明の好ましい態様を示す。図1、5及び8にお
いて示されるように、装置1は、試験床14上に施され
た1以上のペイントマーキング12のような表面を、参
照番号4で示される車輪台アセンブリ上に、摩耗車輪1
6がペイントマーキング12に接触して繰り返し転がる
ように、回転自在に載置された少なくとも一つの摩耗車
輪16によって摩耗させるための手段(参照番号2で示
される)を有する。
【0025】図1及び8において示されるように、車輪
台アセンブリ4は、ナット/ボルトアセンブリ22のよ
うな車輪台固定手段によって固定された、1個以上、好
ましくは4個の摩耗車輪駆動シャフト20を有する車輪
台載置プレート18を有する。少なくとも一つの摩耗車
輪16は、車輪台アセンブリ4が試験床14上に配置さ
れると、摩耗車輪16が試験床14上に施されたペイン
トマーキング12と接触して回転するように、摩耗車輪
駆動シャフト20の末端部分上に回転自在に載置されて
いる。而して、車輪台アセンブリ4が1分あたりの所望
の回転数(以下、rpmという)で主シャフト23上で
回転すると、摩耗車輪16は、試験床14上に施された
ペイントマーキング12の上を、曲線状の進路、好まし
くは円形の進路で転がる。所望の場合には、より多くの
摩耗車輪16を、1以上の摩耗車輪駆動シャフト20上
に千鳥状に載置することができる。図1及び8において
示されるように、車輪台アセンブリ4は、好ましくは、
車輪台載置プレート18上に互いに90°離れて配置さ
れた4個の摩耗車輪駆動シャフト20を有する。それぞ
れの摩耗車輪駆動シャフト20は、好ましくは、1個の
摩耗車輪16を有して、それぞれの摩耗車輪16が隣接
する摩耗車輪16から90°離隔するようになってい
る。所望の場合には、それぞれの摩耗車輪16が隣接す
る摩耗車輪16から120°離れるように、車輪台載置
プレート18上に互いに120°離れて配置された三つ
の摩耗車輪駆動シャフト20もまた好適である。摩耗車
輪16は、割りピン24のような公知の締着手段によっ
て摩耗車輪駆動シャフト20に締着されている。締着手
段によって締着されているカラー(collar)又は
摩耗車輪駆動シャフト20に取り付けられている止めね
じのような他の締着手段もまた好適である。
【0026】摩耗車輪16は、概して、トラフィックマ
ーキングが通常の運転条件下で通常曝露される乗物の車
輪について用いられるものと同様の材料で製造される。
而して、摩耗車輪16は、概して、トラック、自転車、
オートバイ、自動車又は航空機に用いられる空気充填タ
イヤのような空気タイヤである。ペイントマーキング1
2に接触して転がる摩耗車輪16の表面は、好ましく
は、道路表面上のトラフィックペイントに通常生じる車
輪の摩耗を精密にシミュレートするため車輪トレッドパ
ターンを有する。
【0027】装置1は、参照番号26によって示される
フレームを有する。フレーム26は、装置1の部品の実
質的に全部を支持する。剛性のフレーム26は、好まし
くは、一緒に溶接又はボルト止めされて、少なくとも3
個、好ましくは4個の支持脚28を有する支持構造体を
形成する平らなアルミニウム板から製造される。図1及
び2において示される剛性のプラットホーム30は、好
ましくは溶接によってフレーム26の上部端に定着され
ている。プラットホーム30は、好ましくは実質的に平
面状の金属プレートである。
【0028】図1及び2において示されるように、プラ
ットホーム30はトレー32を支持する。トレー32
は、矩形又は円形のような任意の所望の形状であってよ
い。矩形が好ましい。トレー32は、その中に配置され
ている試験床14を整列して保持するための、設置バー
34のような1以上の設置手段を有する。試験床14
は、図5において示されるように、装置1によって摩耗
に関して試験するための1以上のペイントマーキング1
2を有する。上述したように、試験床14は、木材、金
属、コンクリート、アスファルト、樹脂又はガラス基材
のような、トラフィックマーキングのようなペイントマ
ーキング12の耐久性がその上で試験される基材と実質
的に同一のものである。その上にペイントマーキング1
2が施される試験床14の表面は、道路表面のような作
用表面と実質的に同じにする。プラットホーム30は、
それを通る主シャフト23を支持するための公知のシャ
フトベアリング33を有する。
【0029】図1及び8において示されるように、主シ
ャフト23は、車輪台アセンブリ4に接続されて、所望
のrpmで車輪台アセンブリ4を回転させるための力を
与える。好ましくは、車輪台アセンブリ4は、主シャフ
ト23に滑動自在に噛合せしめられて、車輪台アセンブ
リ4がペイントマーキング12上で所望のrpmで回転
する際に、車輪台アセンブリ4を上方及び下方に遊動さ
せることができるようにされている。図1及び9におい
て示されているように、主シャフト23は、好ましく
は、カラー36上の止めねじ、ウッドラフキー(woo
druff key)又はせん断ピンのような好適な締
着手段によって主シャフト23上の所望の位置に締着さ
れているカラー36を有する。1個以上、好ましくは4
個の合わせピン38がカラー36に固着されている。合
わせピン38は、車輪台アセンブリ4の車輪台載置プレ
ート18上に備えられている開口40を通っている。そ
の結果、主シャフト23は、車輪台アセンブリ4にトル
クを伝達するがスラスト荷重を実質的に与えないことが
できる。主シャフト23上で車輪台アセンブリ4を上方
又は下方に遊動させることを可能にする他の好適な手段
を用いることができると考えられる。例えば、主シャフ
ト23にスプラインを設け、車輪台載置プレート18上
に対応して合致するスプライン開口を具備せしめて、主
シャフト23上の車輪台アセンブリ4の同一の遊動(f
loat)作用を達成することができる。
【0030】図1において示されるように、摩耗手段2
は、主シャフト23上で車輪台アセンブリ4の頂部に載
置された、摩耗車輪16に物理的に接触するペイントマ
ーキング12の部分上に所望の圧力を印加するための力
発生手段7を有する。力発生手段7のウエート支持プレ
ート42は、好ましくは主シャフト23上に滑動自在
(slidably)に載置されている。力発生手段7
は、更に好ましくは、主シャフト23上に載置され、ウ
エート支持プレート42の頂部に載置されている、中心
に配置されたスリーブ44を有する。スリーブ44の内
径は、ユーザーがスリーブ44を主シャフト23に自由
に取り付け又はそれから取り外すことができるのに十分
に大きなものである。好ましくは、スリーブ44は、主
シャフト23をスリーブ44内で回転させながら力発生
手段7を静置した状態に保持するのを可能にする低い摩
擦を有する材料で製造される。スリーブ44は、好まし
くは、デュポン社によって供給されるテフロン、ポリテ
トラフルオロエチレンのような低摩擦樹脂材料で製造さ
れる。
【0031】力発生手段7は、更に、摩耗車輪16と物
理的に接触するペイントマーキング12の部分上に所望
の圧力を印加するための、ウエート支持プレート42の
頂部上に垂直に積層された既知量の1以上のウエート4
6を有する。好ましくは、ウエート46は、ユーザー
が、スリーブ46上に1以上のウエート46を容易に積
層することができるように、中心に開口を有する。より
好ましくは、1以上の振動吸収パッド48が隣接するウ
エート46の間に挿入されていて、車輪台アセンブリ4
が主シャフト23に供給される力によって回転する際に
装置1内で発生する振動を制振する。振動吸収パッド4
8は、好ましくは、その上に配置されたウエート46を
容易に負荷又は降荷させることができるリフティングス
ロット(図示せず)を有している。振動吸収パッド48
は、合成又は天然ゴム又はプロピレンのようなポリオレ
フィンなどの好適な振動吸収性材料で製造される。振動
吸収パッド48は、ネオプレンゴムで製造されることが
好ましい。
【0032】ウエート支持プレート42の頂部上に積層
されたウエート46に対して更なる支持を与えるため
に、図1及び8において示されるように、車輪台載置プ
レート18に固定された3個以上、好ましくは4個の、
実質的に同一に重量を分配する手段50を取り付けるこ
とによって、休止点(resting point)が
与えられる。車輪台載置プレート18上のそれぞれの重
量分配手段50の高さを実質的に同一に保持することに
よって、ウエート支持プレート42を平坦に保持するこ
とができ、ウエート支持プレート42の頂部に積層され
たウエート46によって与えられる所望の力を実質的に
平衡化して同等に重量分配することを保証する。それぞ
れの重量分配手段50は、好ましくは、車輪台載置プレ
ート18に固定されているキャスター載置ブラケット5
4の車軸上に回転自在に載置されているキャスター52
を有する。而して、車輪台載置プレート18が主シャフ
ト23によって回転すると、重量分配手段50のキャス
ター52は、それに接触しているウエート支持プレート
42の表面に対して回転し、所望の場合には、ウエート
支持プレート42及びその上に載置されたウエート46
を静置状態に保持する。
【0033】ウエート支持プレート42を、主シャフト
23に固定されたスラストベアリングの頂部に配置する
ことによって、重量分配手段50に置き換えることは、
本発明の範囲内である。
【0034】ペイントマーキング12上に摩耗車輪16
によって与えられる所望の圧力は、水圧、遠心、空気圧
又は磁力装置或いはバネ駆動装置によるような車輪台ア
センブリ4上に所望の力を働かせるための他の力発生手
段によっても容易に生起させることができることは、当
業者には明らかであろう。
【0035】図1において示されるように、装置1は、
車輪台アセンブリ4を回転させて、摩耗車輪16をペイ
ントマーキング12上の曲線状進路を通って転がすため
の手段(参照番号6によって示される)を有する。回転
手段6は、フレーム26内に実質的に垂直配列に配置さ
れた主シャフト23を回転させるための力を与える、フ
レーム26に締着された駆動手段8を有する。駆動手段
8は、好ましくは、Dayton Electric,
Dayton,Ohioによって供給される3/4馬力
電気モーターModel No.4K261Dのような
電気モーターであるパワーユニット56を有する。しか
しながら、所望のトルク及び速度に依存して、空気駆
動、ガソリン駆動、ディーゼル駆動又は水圧モーターの
ような他の通常のパワーユニットも好適であると理解さ
れる。高トルク/高パワーが要求される場合には、水圧
モーターを有するパワーユニット56がより好ましい。
パワーユニット56は、主シャフト23のrpmを所望
の速度に調節することのできる公知のギヤトレインであ
る主シャフトrpm調節手段58に接続されている。好
ましくは、主シャフトrpm調節手段58は、Clev
eland Gear,Cleveland,Ohio
によって供給されるウォームギヤModelNo.M2
614B1−15である。しかしながら、チェーン、ベ
ルト又は空気駆動主シャフトrpm調節手段58も同等
に好適であるものとして当業者に考えられるであろうと
理解される。更に、ダイレクトドライブ可変速パワード
ライブを有するパワーユニット56もまた好適であろう
と理解される。
【0036】図1、3、6及び7において示されるよう
に、装置1は、好ましくは、トレー32の頂部に配置さ
れた環境室手段10を有する。環境室手段10は、実質
的にトレー32とアラインされていて、それとともに環
境被包空間を生成させる。図4及び5において示される
ように、トレー32は、ペイントマーキングの耐久性に
影響を与える環境薬剤を含むようにされている。かかる
好適な環境薬剤としては、水、泥水、塩水、溶媒、油が
混ざった水、ミスト、熱空気、及び砂、泥、クレー及び
埃のようなスラリー化又は懸濁された摩耗材料が挙げら
れる。トレー32は、更に、所望の場合には、トレー3
2中に含まれる液体環境薬剤を排水するためのドレンバ
ルブ60(詳細は図4Aに示す)のような排水手段を有
する。スリーブ62がトレー32に固定されて、主シャ
フト23がそれを通ることができるようになっている。
【0037】環境室手段10は、図3、6及び7にも示
されているように、好ましくはその上部及び下部端が開
放されているシュラウド64を有する。シュラウド64
の下部端は、好ましくはトレー32内に収容される。好
ましくは、ウエート支持プレート42の寸法は、シュラ
ウド64の上部開放端を覆って、環境室手段10によっ
て内部に含まれる空間を形成するように調節及び形成さ
れる。シュラウド64は、好ましくは、試験中、試験床
14を観察することができるように、透明材料の実質的
に平らなシートから形成される。シュラウド64は、好
ましくは、繰り返しの使用に耐えるのに十分に強靱なも
のである。シュラウド64を形成するのに好適な透明材
料としては、ポリカーボネートシート又はローム アン
ド ハース カンパニーから供給されるPlexigl
asのようなアクリルシートが挙げられる。図2及び図
3にも示されているように、シュラウド64は、好まし
くは、締着手段によってトレー32に締着されて、これ
により、シュラウド64を、容易に且つ迅速に、トレー
32に取り付け又はトレー32から取り外すことができ
るようになっている。一つのかかる好適な締着手段とし
ては、それぞれ、トレー32及びシュラウド64に固定
されている、アイボルト68A及び68Bに引っかける
ためのフックをそれぞれの端部に有する1個以上、好ま
しくは2個の伸長ストラップ66が挙げられる。
【0038】図6及び7に示されているように、環境室
手段10は、更に、環境室手段10によって被包される
空間内に、ペイントマーキングによって通常経験される
ものに類似してシミュレートした環境を含む任意の所望
の環境を生成させるための分配手段70を有する。分配
手段70は、環境室手段10によって被包される空間内
に上記記載の環境薬剤を導入することによって所望の環
境を生成させる。分配手段70の1以上のマニホルド7
2が、環境室手段10によって被包される空間内に所望
の環境条件を生成させるのに好適な位置でシュラウド6
4の壁上に締着されている。十分な数のスプレーノズル
74が、好ましくはマニホルド72上に具備されてい
て、好ましくは噴霧によって、環境室手段10によって
被包される空間内に上記記載の1以上の環境薬剤を分配
する。環境室手段10によって被包される空間内の環境
条件を記録するための温度、空気速度及び湿度ゲージ
(図示せず)のような環境監視装置を取り付け、且つ所
望の場合には、環境室手段10によって被包される空間
内の所望の環境条件を生成、変化又は維持するために、
かかる監視装置によって与えられたかかる環境条件に関
するデータを用いて、分配手段70を通して分配される
環境薬剤の流れを制御又は変化させることも、本発明の
範囲内である。
【0039】図1に示されるように、装置1は、好まし
くは、概して参照番号76によって示される、試験床1
4の表面上に施されたペイントマーキング12の上を摩
耗車輪が通過した回数を測定するために、主シャフト2
3の回転数をカウント及び記録するためのカウンター手
段を有する。好ましくはMcMaster−CarrC
ompany,New Brunswick,New
Jerseyによって供給されるPart No.18
95T54である回転カウンター78を有するカウンタ
ー手段76がフレーム26上に載置される。主シャフト
23上に配置されたカム80が、カウンター78の回転
計数アームに接続されたカウンター従動節82に噛合し
ている。所望の場合には、カウンター78の表示器上に
与えられた公知の表示手段によって主シャフト23の回
転を表示することができる。
【0040】本出願人は、また、コンピューターのメモ
リー内に貯蔵することのできる信号を送り出す公知の電
子、光学、誘導、磁気又は機械カウンターを用いること
を意図する。更に、主シャフト23の一定の回転数の
後、信号を発生させてパワーユニット56への動力を遮
断し、それによって装置1の取り外し操作を可能にする
ことができること、或いは、主シャフト23のプログラ
ムされた回転数の後、信号を発生させて、環境手段10
内に被包された空間内への環境薬剤の導入を開始又は停
止することができることも、意図されている。
【0041】摩耗車輪16がペイントマーキング12に
接触する仕方を変化させることによって、ペイントマー
キング12の摩耗の所望のパターンを生成させることが
できる。好ましくは、摩耗車輪16は、図10及び11
にも示されているように、ペイントマーキング12に対
して実質的に垂直の位置関係に配置されている。車輪台
アセンブリ4が所望のrpmで回転すると、摩耗車輪1
6は、好ましくはペイントマーキング12の上を円形の
動きで転がる。その結果、図10に示されるように、ペ
イントマーキング12の外側部分12Aと接触する摩耗
車輪の外側部分16Aは、ペイントマーキング12の内
側部分12Bと接触する摩耗車輪16の内側部分16B
よりも速い速度で移動する。摩耗車輪16の外側部分1
6A又は内側部分16Bと比べて、摩耗車輪16の中心
部分16Cに生じる僅かな相対速度が存在する。その結
果、外側部分12A及び内側部分12Bは、例えばトラ
フィックペイントマーキング上で、自動車の運転手がブ
レーキをかけて自動車を減速する際などのようなトラフ
ィックマーキング上で自動車が減速する際又は自動車が
加速する際にトラフィックマーキングに生じるものと同
様の剪断力に曝露される。更に、ペイントマーキング1
2の中心部分12Cは、自動車が、実質的に一定の速度
で道路表面上のトラフィックペイントマーキング上で惰
走する際にトラフィックペイントマーキングに生じる摩
耗をシミュレートする摩耗にかけられる。
【0042】図10に示されるような、ペイントマーキ
ング12の外側部分12Aから中心部分12C又は内側
部分12Bの間の変移は、例示目的のものに過ぎないこ
とを理解すべきである。ペイントマーキング12のこれ
らの種々の部分の間の実際の変移は漸進的である。しか
しながら、種々の塗料配合物からのペイントマーキング
12を試験すると、かかる全てのペイントマーキング1
2は、摩耗車輪16による同一の剪断力に曝露される。
ペイントマーキング12の種々の位置において生成され
る得られる摩耗パターンを、次に、比較及び対照して、
どの塗料配合物がより耐久性に優れているかを決定する
ことができる。概して、外側部分12A又は内側部分1
2Bによってカバーされる面積は、摩耗車輪16によっ
てカバーされるペイントマーキング12の全面積の10
%〜35%の範囲で変化する。
【0043】その上を摩耗車輪16が回転する摩耗車輪
駆動シャフト20の部分を曲げたり変化させることによ
って、摩耗車輪16がペイントマーキング12と接触す
る状態を変化させて、所望の場合には、ペイントマーキ
ング12の摩耗の所望パターンを変化させることができ
る。而して、例えば、ペイントマーキング12に接触す
る摩耗車輪16に対して、図12に示されるようにキャ
ンバー(camber)(α)、又は図13に示される
ようにトウイン(toe−in)若しくはトウアウト
(toe−out)(β)を加えることによって、ペイ
ントマーキング12の摩耗の所望パターンを変化させる
ことができる。キャンバー(α)又はトウイン若しくは
トウアウト(β)により、図10に示されているよう
な、ペイントマーキング12の外側部分12A及び内側
部分12B上への剪断作用を変化させることによって、
ペイントマーキング12の摩耗の所望パターンが変化す
る。
【0044】装置1を操作するためには、ユーザーは、
試験床14を、配置バー34によって整列させることに
より、トレー32内に配置する。試験床14の曝露表面
を、図5に示すような所望のパターンのペイントマーキ
ング12で被覆する。典型的には、ペイントマーキング
12は、試験する異なる塗料から形成される。所望の場
合には、トラフィックペイントを反射性にするガラスビ
ーズが、道路上の反射性トラフィックマーキング上での
自動車の走行によって侵食又は除去されて起こる反射性
トラフィックペイントの逆反射性の損失を試験するため
に、道路上のトラフィックマーキングを夜間に反射性に
するために通常用いられる反射性ビーズをペイントマー
キング12内に含ませることもできる。
【0045】次に、車輪台アセンブリ4を、主シャフト
23上にスライドさせて、ペイントマーキング12がそ
の上に施された試験床14の曝露表面の上に配置する。
主シャフト23のrpmを調節して、トラフィックペイ
ントの耐久性が試験される直線速度を与えることができ
る。所望の場合には、主シャフト23のrpmを調節し
て、1分又は1時間あたりにトラフィックペイントスト
ライプ上を通過する乗物の数をシミュレートすることが
できる。摩耗力発生手段7のウエート46を調節して、
摩耗車輪16に対して曝露されるペイントマーキング1
2の表面の部分上に所望の圧力を生成させる。典型的に
は、それと接触する摩耗車輪16の表面によって覆われ
るペイントマーキング12の面積を測定し、道路上のペ
イントマーキング上を通行する自動車の負荷又は降荷重
量によって生成する圧力を知ることによって、スリーブ
44上に配置されるウエート46の量を較正して、装置
1内におけるペイントマーキング12上への所望の圧力
を生成させることができる。典型的には、摩耗車輪16
の部分によって覆われるペイントマーキング12の領域
上に、6〜3,500キロパスカル(以下、kPaと示
す)(1〜500psi)の範囲、好ましくは124p
si〜152kPaの範囲の圧力を発生させるようにウ
エート46を調節する。
【0046】概して、摩耗車輪内16の空気圧は、概し
て68.9kPa〜689kPa(10psi〜100
psi)、好ましくは135kPa〜400kPaの範
囲で変化する、自動車又は車輪の製造者によって推奨さ
れるレベルに調節する。また、摩耗車輪16内の空気圧
を、好ましくは135kPa〜400kPaの範囲内で
調節して、摩耗車輪16によって接触するペイントマー
キング12の部分を、所望の面積に増加又は減少させる
ことができる。
【0047】環境室手段10によって被包される空間内
に環境薬剤を噴霧することによって、環境室手段10内
の環境を調節して、乾熱、乾冷、湿熱、湿冷、雨又は泥
条件のような所望の環境条件をシミュレートする。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の好ましい態様の装置の部分断
面正面立面図を示す。
【図2】図2は、本発明の好ましい態様において用いる
環境手段及びトレーの部分断面分解図を示す。
【図3】図3は、本発明の好ましい態様において用いる
環境手段及びトレーの部分断面分解図を示す。
【図4】図4は、トレーの3次元斜視図を示す。
【図5】図5は、その上にペイントマーキングを有する
試験床を含む図4のトレーの平面図を示す。
【図6】図6は、図1及び2の環境手段の囲い板の3次
元斜視図を示し、環境手段内に被包される空間内に環境
薬剤を導入するのに用いられる施与手段を示す。
【図7】図7は、図6において示される囲い板の平面図
を示す。
【図8】図8は、図1に示される本発明の好ましい態様
の装置の車輪台アセンブリの部分断面立面図である。
【図9】図9は、図8に示される車輪台アセンブリの車
輪載置プレートの分解部分立面図であり、図1に示され
る本発明の好ましい態様のメインシャフト上のカラーに
対する車輪載置プレートの噛合を示す。
【図10】図10は、図1及び8に示される車輪台アセ
ンブリの車輪駆動シャフト上に載置された摩耗車輪の部
分立面図であり、図5に示されるペイントマーキング上
に所望の摩耗パターンを生成する摩耗車輪の種々の部分
を示す。
【図11】図11は、図10に示されるペイントマーキ
ング上の所望の摩耗パターンの平面図を示す。
【図12】図12は、図5に示されるペイントマーキン
グ上の所望の摩耗パターンを変化させるために摩耗車輪
に加えられるキャンバーを示すための、図1及び8に示
される車輪台アセンブリの摩耗駆動シャフト上に載置さ
れる摩耗車輪の部分断面立面図を示す。
【図13】図13は、図1及び8に示される車輪台アセ
ンブリの摩耗駆動シャフト上に載置される摩耗車輪の部
分断面平面図であり、図5に示されるペイントマーキン
グ上の所望の摩耗パターンを変化させるために摩耗車輪
に加えられるトウイン又はトウアウトを示す。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加速された速度で表面を摩耗させること
    によって、試験床の表面の耐久性を試験するための装置
    であって、 車輪台アセンブリ上に回転自在に載置され、該表面に接
    触して回転する少なくとも一つの摩耗車輪を有する、該
    表面を摩耗させるための手段;及び該摩耗車輪を回転さ
    せて該表面上の曲線状進路を通過させる該車輪台アセン
    ブリを転がすための手段;を有することを特徴とする装
    置。
  2. 【請求項2】 該表面を摩耗させるための手段が、更
    に、該摩耗車輪が、該車輪台アセンブリ上に載置されて
    いる、使用中に該摩耗車輪と接触する該表面に対して所
    望の圧力を伝達する、力を発生させるための手段を有す
    る請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 力を発生させるための手段が、該車輪台
    アセンブリ上に配置され、該車輪台アセンブリに対して
    所望の力を与える1以上のウェートを有する請求項2に
    記載の装置。
  4. 【請求項4】 力を発生させるための手段が、更に、該
    車輪台アセンブリの車輪台載置プレート上に載置され、
    該ウェートによって与えられる該所望の力を実質的に平
    衡化し且つ分配する重量分配手段を有する請求項3に記
    載の装置。
  5. 【請求項5】 該表面を摩耗させるための手段が、該車
    輪台アセンブリの車輪台載置プレート上に、互いに90
    °の角度で配置された4つの摩耗車輪を有する請求項1
    に記載の装置。
  6. 【請求項6】 該摩耗車輪が、所望の圧力に保持された
    空気タイヤである請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】 該車輪台アセンブリを回転させるための
    手段が、更に、該車輪台アセンブリに滑動自在に噛合し
    ている、該車輪台アセンブリを所望の速度で回転させ、
    該車輪台アセンブリを上方又は下方に遊動させるための
    手段を有する請求項1に記載の装置。
  8. 【請求項8】 種々の天候条件をシミュレートするため
    の手段を更に有する請求項1に記載の装置。
  9. 【請求項9】 表面を加速された条件下で摩耗させるこ
    とによって試験床の表面の耐久性を試験する方法であっ
    て、該表面上において、車輪台アセンブリ上に回転自在
    に載置された少なくとも一つの摩耗車輪を曲線状の進路
    を通して繰り返し転がすことによって該表面を摩耗させ
    ることを含む方法。
  10. 【請求項10】 加速された条件下で塗料の耐久性を試
    験する方法であって、 試験床上に該塗料のペイントマーキングを施し;該ペイ
    ントマーキングの上で、道路表面上のトラフィックマー
    キングが曝露される環境条件に対応するシミュレートさ
    れた環境条件下で所望のパターンで該塗料の該ペイント
    マーキングを摩耗させるために所望の圧力及び回転数で
    摩耗車輪を、円形の動きで、所望の時間転がし、ここ
    で、該所望のパターンは、その上で減速及び加速を行な
    う乗物の通行によって道路上のトラフィックマーキング
    に対して与えられる摩耗に対応する、該ペイントマーキ
    ングの外側部分又は内側部分に沿った摩耗パターン、及
    び、その上での乗物の惰走によって道路上のトラフィッ
    クマーキングに対して与えられる摩耗に対応する、該ペ
    イントマーキングの中心部分に沿った摩耗パターンを有
    し;該試験床上に残留する該ペイントマーキングの面積
    を測定する;ことを含む方法。
JP31664097A 1996-11-05 1997-11-04 加速摩耗によって塗装された表面の耐久性を試験するための装置及びそれに用いる方法 Withdrawn JPH10153539A (ja)

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