JPH10150724A

JPH10150724A - 電源供給回路装置

Info

Publication number: JPH10150724A
Application number: JP9175648A
Authority: JP
Inventors: Keiko Chin; 敬弘陳
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1996-07-09
Filing date: 1997-07-01
Publication date: 1998-06-02
Also published as: TW299932U

Abstract

(57)【要約】【課題】電子制御器方式の電源供給回路装置を提供す
る。【解決手段】変圧器１０、第一整流回路１１、電圧降
下回路１２、第二整流回路１３、電圧安定フィルタ回路
１４、制御ユニット１５およびトライアック１６から形
成される。外部から電子制御器に連結する場合、ただ、
一本の交流電源のワイヤと一本の負荷側ワイヤが必要で
あり、変圧器１０と直列接続にする。負荷１８が働いて
いない場合、電圧降下回路１２、第二整流回路１３、電
圧安定フィルタ回路１４により制御ユニット１５に直流
電源を供給する。負荷１８を通過する電流が極めて小さ
いので、変圧器１０、第一整流回路１１から供給された
直流電源も小さい。制御ユニット１５がトライアック１
６をオンさせるとき、負荷１８が働く。変圧器１０に流
がれる電流は負荷１８に等しく、制御ユニット１５の直
流電源は変圧器１０、第一整流回路１１、電圧降下回路
１２から供給される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、電子制御器方式の
電源供給回路装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の機械式スイッチの配線ボックスに
は、オンまたはオフを切替するため、一本の交流電源の
ワイヤと一本の負荷側ワイヤだけがある。制御器を取り
付ける場合、制御器に交流電源を供給するため、もう一
本の交流電源のワイヤをボックスに追加しなければなら
ない。つまり、スイッチの配線ボックスには、二本の交
流電源のワイヤと一本の負荷側ワイヤがあり、トータル
三本になる。残念ながら、本来、二本のワイヤしかない
スイッチの配線ボックスに、もう一本のワイヤを追加す
ることは施工困難、時間がかかるばかりでなく、ひどい
になると、配線、パイプをあらためてレイアウトするの
もあり、不経済、損失だと言える。そいうわけだから、
機械式スイッチは殆ど進歩の制御器で取り代わらない。
一般的にいえば、制御器の取り付けについては施工のコ
スト、配線とも不便だと分かる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明の主な目的は、
工業、民生のレベルを向上させ、電力の無駄、浪費を解
決し、さらに、電力節約、省エネルギに役立つ電源供給
回路装置を提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】主に変圧器、第一整流回
路、電圧降下回路、第二整流回路、電圧安定フィルタ回
路、制御ユニット及び複数のトライアックまたは電力制
御素子など要素から形成される。そのなかに、電圧降下
回路は変圧方式、蓄電方式または抵抗方式を採用し、ト
ライアックはリレーまたは光電カップルトランジスタで
取り代えてもよい。外部から電子制御器に連結する場
合、ただ一本の交流電源のワイヤと一本の電気負荷側ワ
イヤが必要である。負荷出力のもう一端は別の一本の交
流電源のワイヤに連結され、変圧器の一次側は負荷と直
列接続のようにする。その変圧器のコアは電磁性の透過
率が高い材料を採用しなければならない。大電流が流れ
る一次側の巻き数は少なく、小電流が流れる二次側の巻
き数は多い。電気負荷が働いていない場合、電圧降下回
路、第二整流回路、電圧安定フィルタ回路により制御ユ
ニットに直流電源を供給する。変圧器の一次側を通過す
る電流が極めて小さい。それに対して、制御ユニットが
トライアックをオンさせる場合、電気負荷が働いてい
る。そのとき、電圧降下回路の電圧が非常に小さく、制
御ユニットの必要な直流電源を供給できないが、変圧器
の一次側を通過する電流が足りるので、変圧器の二次側
は第一整流回路、電圧安定フィルタ回路を加え、制御ユ
ニットに十分の直流電源を提供することができる。結
局、直流電源が中断せずに供給される。

【０００５】したがって、制御器を直接に従来のスイッ
チの配線ボックスに取付け、もう一本の交流電源ワイヤ
を追加しなくても本来の一本の交流電源のワイヤと電気
負荷側のワイヤをそのまま利用して済む。そうすると、
自動化の監視、制御または検知のニーズに応じて設定さ
れた機能を行う。同時に、制御器で検知の結果をメイン
システムへ伝送し、メインシステムにより直接に監視、
制御を行う。このため、工場、事務所の自動化、一般民
生電気用品の制御をすることができるので、生活が便利
になり、電力の無駄を避け、省エネルギを図ることがで
きる。

【０００６】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。（第１実施例）まず、図１に示すように、第１実施例に
よる電子制御器方式の電源供給回路は、主に変圧器１
０、第一整流回路１１、電圧降下回路１２、第二整流回
路１３、電圧安定フィルタ回路１４、制御ユニット１５
およびトライアック１６など要素から形成される。変圧
器１０の一次側は交流電源のワイヤ１７に連結され、し
かも負荷出力１８と直列接続にする。負荷出力１８のも
う一端は別の一本の交流電源ワイヤ１９に接続される。

【０００７】（第２実施例）図２に電圧降下回路１２を
変圧方式とする第２実施例を示す。電気負荷１８が働い
ていない場合、電圧降下回路１２、第二整流回路１３、
電圧安定フィルタ回路１４のにより制御ユニット１５に
直流電源を供給する。変圧器１０の一次側および負荷１
８を通過する電流が極めて小さいので、負荷１８の動作
がない。それに対して、制御ユニット１５がトライアッ
ク１６をオンさせるとき、変圧器の電圧がほぼ零に近い
ため、負荷１８の動作が始まる。大きな電流が変圧器１
０の一次側を通過し、変圧器１０、第一整流回路１１、
電圧安定フィルタ回路１４を経て、制御ユニット１５に
十分の直流電源を提供することができる。結局、制御ユ
ニット１５が感知、制御、表示などの効果を果たす。

【０００８】（第３実施例）図３は、複数のトライアッ
クおよび負荷を示す第３実施例である。電気負荷１８が
働いていない場合、抵抗方式の電圧降下回路１２、第二
整流回路１３、電圧安定フィルタ回路１４により制御ユ
ニット１５に直流電源を供給する。制御ユニット１５は
感知装置２１、マイクロコンピュタ（ＣＰＵ）２２、Ｉ
／Ｏインターフェース２３、ディスプレ２４など要素か
らなる。Ｉ／Ｏインターフェース２３によりトライアッ
ク１６を制御する。トライアック１６は三つのトライア
ック４６、２６、３６を含む。トライアック４６、２
６、３６はそれぞれ負荷１８、２８、３８のオンとオフ
とを制御する。トライアック２６がオンになると、負荷
２８が働く。そのとき、抵抗方式の電圧降下回路１２、
第二整流回路１３からの直流は変圧器１０、電圧安定フ
ィルタ回路１４を経て、制御ユニット１５に直流電源を
供給する。トライアック３６がオンになると、負荷３８
が働く。より大きな電流が変圧器１０の一次側を通過す
るので、制御ユニット１５に供給している直流電源はも
っと十分になる。結局、Ｉ／Ｏインターフェース３３の
消費電力は増すが、変圧器１０から供給される直流電力
も向上される。

【０００９】（第４実施例）図４は、異なる電力制御素
子で負荷を駆動するメインシステムヘ超高周波を伝送す
る監視、制御に応用される第４実施例である。電気負荷
１８が働いていない場合、蓄電方式の電圧降下回路１
２、第二整流回路１３、電圧安定フィルタ回路１４によ
り制御ユニット１５、感知回路４１、超高周波の発信受
信回路に直流電源を供給する。それに対して、電気負荷
１８が働いてる場合、変圧器１０、第一整流回路１３、
電圧安定フィルタ回路１４により直流電源を供給する。
第４実施例は異なる電力制御素子１６で負荷１８、２
８、３８を駆動する。つまり、制御ユニット１５でそれ
ぞれリレー４３、光電トラジスタ４５でトライアック２
６を駆動する。リレー４３、光電トラジスタ４４でトラ
イアックを取り代え得るのは同じ技術だといえる。ま
た、超高周波の発射受信回路を利用してメインシステム
４０と通信できるので、メインシステム４０は制御ユニ
ット１５により、感知、制御、表示などの目的に役立
つ。それ以外に、本発明により電子制御器方式の電源供
給回路装置は簡単にできるようにスイッチボックスに取
り付けられ、制御ユニットの伝送インターフェースで信
号をメインシステムヘ伝送しながら、快速且つ経済的に
既存または新しい工場、事務所の自動化および監視、制
御という目的を遂げる。

【００１０】要するに、本発明による電子制御器方式の
電源供給回路装置は確かに発明の目的を果たすと共に、
既存技術の問題を解決する。しかしながら、以上述べた
内容は、本発明を説明する理想的な実施例であって、本
発明に何らの形式の制限もない。そのため、本発明と同
じ精神でどんな改善および変更（例えば、変圧器の位置
を移動し、トライアックまたは他の電力制御素子と直列
させる）もすべて本発明の範囲に含まれる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例による電子制御器方式の電
源供給回路装置のブロックダイヤグラム図である。

【図２】本発明の第２実施例による電子制御器方式の電
源供給回路装置のブロックダイアグラム図である。

【図３】本発明の第３実施例による複数のトライアック
および負荷を示すブロックダイアグラム図である。

【図４】本発明の第４実施例による異なる電力制御素子
で負荷を駆動するメインシステムヘ超高周波を伝送する
監視、制御を示すブロックダイアグラム図である。

【符号の説明】

１０変圧器１１第一整流回路１２電圧降下回路１３第二整流回路１４電圧安定フィルタ回路１５制御ユニット１６トライアック１７ワイヤ１８負荷出力１９交流電源ワイヤ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】変圧器と、第一整流回路と、電圧降下回
路と、第二整流回路と、電圧安定フィルタ回路と、制御
ユニットと、トライアックとを備え、前記制御ユニットが前記トライアックをオフさせると
き、負荷が働かず、前記電圧降下回路と前記第二整流回
路と前記電圧安定フィルタ回路とにより前記制御ユニッ
トに直流電源を供給し、前記制御ユニットが前記トライアックをオンさせると
き、負荷が働き、前記変圧器と前記第一整流回路と前記
電圧安定フィルタ回路とにより前記制御ユニットに直流
電源を供給することを特徴とする電源供給回路装置。
【請求項２】前記変圧器の一次側は負荷に接続される
ことを特徴とする請求項１記載の電源供給回路装置。
【請求項３】前記電圧降下回路は変圧方式、蓄電方
式、抵抗方式のいずれか一種の方式であることを特徴と
する請求項１記載の電源供給回路装置。
【請求項４】前記トライアックはリレー、光電トラン
ジスタ等の電力制御素子であることを特徴とする請求項
１記載の電源供給回路装置。
【請求項５】前記トライアックは一つまたは複数のト
ライアックから形成されることを特徴とする請求項１記
載の電源供給回路装置。