JPH10145406A - ネットワーク制御方法 - Google Patents

ネットワーク制御方法

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JPH10145406A
JPH10145406A JP8293518A JP29351896A JPH10145406A JP H10145406 A JPH10145406 A JP H10145406A JP 8293518 A JP8293518 A JP 8293518A JP 29351896 A JP29351896 A JP 29351896A JP H10145406 A JPH10145406 A JP H10145406A
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JP
Japan
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token management
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Application number
JP8293518A
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English (en)
Inventor
Yuji Mizuguchi
裕二 水口
Takahisa Sakai
貴久 堺
Toshihisa Ikeda
俊久 池田
Toshihiko Kurosaki
敏彦 黒崎
Toshio Oga
俊男 大賀
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1台のマスタノードと1台以上のスレーブノ
ードが任意のネットワークに接続し、マスターノードが
一定時間毎にトークンを発行し、トークンで指示された
ノードだけがデータを出力するシステムにおいて、マス
ターノードでのトークンの管理および通信帯域幅の制御
を容易にし、等時性データの通信を可能とすることを目
的とする。 【解決手段】 マスターノードが予め伝送路の全体の帯
域を一定の帯域ごとに区切った等時性データ通信用トー
クン管理テーブルを備え、等時性データの通信に必要と
なる帯域幅に応じて等時性データ通信用トークン管理テ
ーブルの内容を書き換えることにより、トークンを管理
および帯域幅を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスターノードと
スレーブノードからなるネットワークにおける、データ
通信の際のトークンの管理および伝送帯域の制御に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のネットワーク制御方法について図
面を参照しながら以下に説明する。
【0003】図9は、従来のネットワーク制御方法を用
いたネットワーク構成図である。図9において、900
はトークンフレーム、901はリング状の伝送路、90
2はマスターノード、903はスレーブAノード、90
4はスレーブBノード、905はスレーブCノード、9
07は通信データ、906はマスターノード902の保
持する通信管理テーブルであり、1台のマスターノード
902と1台以上スレーブノード903〜905はリン
グ状に接続されており、それぞれのノード902〜90
5は固有のノードIDを持つ。
【0004】図9において、マスターノード902は通
信管理テーブル906を保持しており、通信管理テーブ
ル906には、ノード間の通信管理情報(送信ノードの
ID、受信ノードのID、伝送レート)が設定されてい
る。マスターノード902は、必要に応じて送信ノード
のIDおよび受信ノードのIDを乗せたトークンフレー
ム900をリング状の伝送路901に発し、各ノードに
巡回させる。
【0005】各ノード902〜905はまず、到来する
トークン900を取り込み、トークン900に含まれる
通信情報の送信ノードのIDが自ノードのIDと一致す
るかどうかの判定と、受信ノードのIDが自ノードのI
Dと一致するかどうかの判定を行う。送信ノードのID
が自ノードのIDと一致し、かつ送信すべきデータが自
ノードに存在する場合に、トークンフレーム900に引
き続き通信データ907を伝送路901に発する。受信
ノードのIDと自ノードのIDが一致した場合には、ト
ークンフレーム900の後に存在する通信データ907
を取り込む。
【0006】マスターノード902は、通信管理テーブ
ル906に設定された通信管理情報の伝送レートによ
り、トークンフレーム900の頻度、すなわち帯域幅を
制御する。
【0007】以上の動作により、ノード間のデータ送受
信を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、ノード間において多数の通信が発生、す
なわち通信管理情報が多数存在した場合、マスターノー
ドによるそれぞれの伝送レートに応じたトークンの管理
および送出が困難となり、ノード間における等時性デー
タ(実時間性の高い同期系データ)の通信に支障を来す
問題が発生する。
【0009】本発明は上記の問題点を解決し、マスター
ノードでのトークンの管理および通信帯域幅の制御を容
易にし、等時性データの通信を可能とすることを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のネットワーク制御方法は、1台のマスタノ
ードと1台以上のスレーブノードが任意のネットワーク
に接続し、前記マスターノードが一定時間毎にトークン
を発行し、前記トークンで指示されたノードだけがデー
タを出力するネットワーク制御方法において、予め伝送
路の全体の帯域を一定の帯域ごとに区切った等時性デー
タ通信用トークン管理テーブルの内容を、等時性データ
伝送に必要となる帯域幅に応じて書き換えて、前記トー
クンを管理、前記帯域幅を制御することを特徴とするも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図8を用いて説明する。
【0012】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1のネットワーク構成図であり、100はトークン
フレーム、101はリング状の伝送路、102はマスタ
ーノード、103はスレーブAノード、104はスレー
ブBノード、105はスレーブCノード、107は通信
データ、106はマスターノード102の保持する等時
性データ通信用トークン管理テーブルであり、1台のマ
スターノード102と1台以上のスレーブノード103
〜105はリング状に接続されており、それぞれのノー
ド102〜105は固有のIDを持つ。ここではマスタ
ーノード102のノードIDを”#0”、スレーブAノ
ード103のノードIDを”#1”、スレーブBノード
104のノードIDを”#2”、スレーブCノード10
5のノードIDを”#3”とする。
【0013】図2は、マスターノードの保持する等時性
データ通信用トークン管理テーブルの構成図であり、送
信ノードのIDと受信ノードのIDがn個(nは1以上
の整数)保持されている。
【0014】以上のように構成されたネットワーク制御
方法について、以下、その動作を述べる。
【0015】まず、マスターノード102は一定時間毎
にトークン100をリング状の伝送路101に送信す
る。このマスターノード102の発するトークン100
には、等時性データ通信用トークン管理テーブル201
に保持された通信管理情報(送信ノードのID、受信ノ
ードのID)が乗せられている。もしくは、トークン1
00を送信した後に通信管理情報を送信するものとす
る。マスターノード102は、等時性データ通信用トー
クン管理テーブル201の内容に従い、順次トークン1
00を送出する。図2では、1番目のトークン(トーク
ン番号”1”)は、送信ノードが”#1”であり受信ノ
ードが”#2”であることを示す。2番目のトークン
(トークン番号”2”)および3番目のトークン(トー
クン番号”3”)は、送信ノードと受信ノードは”な
し”、すなわち空トークンであることを示す。4番目の
トークン(トークン番号”4”)は、送信ノードが”#
3”であり受信ノードが”#0”であることを示す。マ
スターノード102は、等時性データ通信用トークン管
理テーブル201の内容に従い順次トークン100を発
し、等時性データ通信用トークン管理テーブル201の
内容が最後(トークン番号”n”)に達したら、次回は
トークン番号”1”の内容のトークン100を送信す
る。このようにマスターノード102は、自らの保持す
る等時性データ通信用トークン管理テーブル201の内
容に従い、繰り返し、一定時間毎にトークン100を伝
送路101に発する。
【0016】各ノード102〜105はまず、到来する
トークン100を取り込み、トークン100に含まれる
通信情報の送信ノードのIDが自ノードのIDと一致す
るかどうかの判定と、受信ノードのIDが自ノードのI
Dと一致するかどうかの判定を行う。送信ノードのID
が自ノードのIDと一致し、かつ送信すべきデータが自
ノードに存在する場合に、トークンフレーム100に引
き続き通信データ107を伝送路101に発する。受信
ノードのIDと自ノードのIDが一致した場合には、ト
ークンフレーム100の後に存在する通信データ107
を取り込む。以上の動作により、ノード間のデータ通信
を行う。
【0017】ネットワークのデータの総伝送レートをX
〔Mbps〕とすると、等時性データ通信用トークン管
理テーブル201には、通信管理情報(送信ノードのI
Dと受信ノードのID)がn個保持されているので、マ
スターノード102は通信管理情報を1個確保すること
により、X/n〔Mbps〕の帯域を確保することが可
能となる。
【0018】このように、予め伝送路の全体の帯域を一
定の帯域ごとに区切った等時性データ通信用トークン管
理テーブル201をマスターノード102が備え、各ノ
ード間の通信に必要となる帯域幅に応じて等時性データ
通信用トークン管理テーブル201の内容を書き換え、
一定時間毎に等時性データ通信用トークン管理テーブル
201の内容に従い、順次トークン100を送出し、指
定されたノードのみがデータの送受信を行うことによ
り、マスターノード102でのトークンの管理および伝
送帯域の制御を容易なものとする。
【0019】図3は実施の形態1の等時性データ通信用
トークン管理テーブルの書き換えの概念図であり、30
0はマスターノード、301はマスタノード300に実
装されている等時性データ通信用トークン管理テーブ
ル、302は1番目のトークン管理テーブル、303は
2番目のトークン管理テーブル、304はm番目のトー
クン管理テーブルである。
【0020】以上のように構成されたネットワーク制御
方法について、以下、その動作を述べる。
【0021】マスターノード300の等時性データ通信
用トークン管理テーブル301には、1番目のトークン
管理テーブル302の内容がコピーされているものとす
る。まず、マスターノード300は、等時性データ通信
用トークン管理テーブル301に保持された通信管理情
報(送信ノードのID、受信ノードのID)を乗せたト
ークン100を、一定時間毎に伝送路101に送信す
る。もしくは、トークン100を送信した後に通信管理
情報を続けて送信する。マスターノード300は、等時
性データ通信用トークン管理テーブル301の内容に従
い、順次トークン100を発する。
【0022】マスターノード300は、等時性データ通
信用トークン管理テーブル301のn番目の通信管理情
報を含んだトークン100を発した後、等時性データ通
信用トークン管理テーブル301の通信管理情報が、2
番目のトークン管理テーブル303の内容に書き換えら
れる。以後マスターノード300は、更新された等時性
データ通信用トークン管理テーブル301の通信管理情
報に従ったトークン100を伝送路101に送信する。
等時性データ通信用トークン管理テーブル301の内容
を順次更新しながら、m番目の通信管理情報304に従
ったトークン100を全て送信し終えた後、等時性デー
タ通信用トークン管理テーブル301の通信管理情報
が、1番目のトークン管理テーブル302の内容に書き
換えられる。マスターノード300はこの動作を繰り返
し、等時性データ通信用トークン管理テーブル301の
通信管理情報を含んだトークン100を一定時間毎に伝
送路101に送出する。
【0023】各ノード102〜105は上記の場合と同
様に、到来するトークン100を取り込み、送信ノード
のIDが自ノードのIDと一致し、かつ送信すべきデー
タが自ノードに存在する場合に、トークンフレーム10
0に引き続き通信データ107を伝送路101に発す
る。受信ノードのIDと自ノードのIDが一致した場合
には、トークンフレーム100の後に存在する通信デー
タ107を取り込む。以上の動作により、ノード間のデ
ータ通信を行う。
【0024】ネットワークのデータの総伝送レートをX
〔Mbps〕とすると、等時性データ通信用トークン管
理テーブル301には、通信管理情報(送信ノードのI
Dと受信ノードのID)はn個しか保持されないが、m
個(mは1以上の整数)のトークン管理テーブル302
〜304の内容に書き換えられるため、仮想的に(n×
m)個の通信管理情報を持つことになる。これによりマ
スターノード300は、トークン管理テーブル302〜
304の通信管理情報を1個確保することにより、X/
(n×m)〔Mbps〕の帯域を確保することが可能と
なる。
【0025】このように、予め伝送路の全体の帯域を一
定の帯域ごとに区切った等時性データ通信用トークン管
理テーブル301をマスターノード300が備え、等時
性データ通信用トークン管理テーブル301参照後に、
内容を動的にトークン管理テーブル302〜304の内
容に置き換えることにより、実装されている等時性デー
タ通信用トークン管理テーブル301のサイズ以上に細
かく、伝送帯域を管理、制御することが可能になる。
【0026】(実施の形態2)図4は、本発明の実施の
形態2のネットワーク構成図であり、400はトークン
フレーム、401はリング状の伝送路、402はマスタ
ーノード、403はスレーブAノード、404はスレー
ブBノード、405はスレーブCノード、406はマス
ターノード402の保持する等時性データ通信用トーク
ン管理テーブル、407はマスターノード402の保持
する非同期データ通信用トークン管理テーブルである。
マスターノード402のノードIDを”#0”、スレー
ブAノード403のノードIDを”#1”、スレーブB
ノード404のノードIDを”#2”、スレーブCノー
ド405のノードIDを”#3”とする。
【0027】図4においてマスターノード402は、等
時性データ通信用トークン管理テーブル406とは別個
に、非同期データ通信用トークン管理テーブル407を
保持する。
【0028】図5は、実施の形態2の非同期データ通信
用トークン管理テーブルの構成図であり、送信ノードの
IDと受信ノードのIDがk個(kは1以上の整数)保
持されている。
【0029】以上のように構成されたネットワーク制御
方法について、以下、その動作を述べる。
【0030】マスターノード402は一定時間毎にトー
クン400をリング状の伝送路401に送信する。この
マスターノード402の発するトークン400には、等
時性データ通信用トークン管理テーブル406に保持さ
れた、もしくは非同期データ通信用トークン管理テーブ
ル407に保持された通信管理情報(送信ノードのI
D、受信ノードのID)、およびパケットタイプ情報
(等時性データ通信用のトークンであるか非同期データ
通信用のトークンであるかを示す)が乗せられている。
もしくは、トークン400を送信した後に送信するもの
とする。マスターノード402は、等時性データ通信用
トークン管理テーブル406の内容および非同期データ
通信用トークン管理テーブル407の内容に従い、順次
トークン400を送出する。送出される2種類のトーク
ン400の頻度(等時性データ通信用のトークンである
か非同期データ通信用のトークンであるか)は別に設定
されているものとし、ここでは大多数の等時性データ通
信用のトークンの合間に、非同期データ通信用のトーク
ンが存在するものとする。
【0031】各ノード402〜405は上記の場合と同
様に、到来するトークン400を取り込む。その後にパ
ケットタイプのチェックを行ない、取り込んだトークン
が等時性データ通信用のトークンであり、送信ノードの
IDが自ノードのIDと一致し、送信すべきデータが自
ノードに存在する場合に、トークンフレーム400に引
き続き通信データを伝送路401に発する。取り込んだ
トークンが非同期データ通信用のトークンであり、送信
ノードのIDが自ノードのIDと一致した場合、自ノー
ドのステータス情報408をトークンフレーム400に
引き続き伝送路401に発する。図5に示した非同期デ
ータ通信用トークン管理テーブル501では、受信ノー
ドがマスタノード402(ノードID”#0”)となって
おり、マスタノード402が各スレーブノード403〜
405のステータス情報の取得を行っている。
【0032】非同期データ通信用トークン管理テーブル
501も同様に、参照する内容が最後のもの(トークン
番号”k”)に達したら、次回はトークン番号”1”の
内容が参照される。以上の動作により、ノード間の非同
期データの通信を行う。
【0033】このようにマスタノード402が、等時性
データ通信用トークン管理テーブル406とは別個に、
非同期データ通信用トークン管理テーブル407を保持
し、等時性データ通信用トークンと非同期データ通信用
トークンを伝送路401に送信することにより、等時性
データの通信に支障を来すことなく、ノード間での非同
期データ通信を行うことを可能とする。
【0034】以上の例では、受信ノードをマスタノード
402とし、各スレーブノード403〜405のステー
タス情報を取得するとしたが、受信ノードを各ノード4
02〜405として、ノード間の非同期データ通信を行
うことが可能であるのは言うまでもない。
【0035】図6は、実施の形態2の等時性データ通信
用トークン管理テーブルおよび非同期データ通信用トー
クン管理テーブルの構成図である。601は等時性デー
タ通信用トークン管理テーブル、602は非同期データ
通信用トークン管理テーブルであり、送信ノードのID
と受信ノードのIDがそれぞれn個、k個(n、kは1
以上の整数)保持されている。等時性データ通信用トー
クン管理テーブルの送信ノードのIDおよび受信ノード
のIDは、最初全てクリア(ID”なし”)されている
ものとする。
【0036】まず、マスタノード402は、等時性デー
タ通信用トークン管理テーブル601に保持された、も
しくは非同期データ通信用トークン管理テーブル602
に保持された通信管理情報(送信ノードのID、受信ノ
ードのID)を参照し、一定時間毎にトークン400を
リング状の伝送路401に送信する。トークン400に
は上記の場合と同様に、通信管理情報とパケットタイプ
情報が乗せられている。等時性データ通信用トークン管
理テーブル601には、まだ送信ノードのIDおよび受
信ノードのIDが一切設定されていないので、マスタノ
ード402は、等時性データ通信用トークンに関しては
空トークンを送出することになる。
【0037】非同期データ通信用トークン管理テーブル
602の内容に応じて、非同期データ通信用トークンを
送出することにより、マスタノードは402は各スレー
ブノード403〜405のステータス情報を取得する。
等時性データの通信を行なうノードが存在した場合、そ
の通信を行う等時性データのレートを取得し、そのノー
ドの要求する帯域幅を等時性データ通信用トークン管理
テーブル601に確保する。図6では、等時性データ通
信用トークン管理テーブル601の送信ノードのID
を”#2”に、受信ノードのIDを”#3”に書き換
え、帯域の確保を行っている。マスタノード400が等
時性データの送信を行う際には、その帯域幅を独自に等
時性データ通信用トークン管理テーブル601に確保す
る。以後、送信ノード”#2”、受信ノード”#3”の
等時性データ通信用トークン400が、マスタノード4
02によって伝送路401に送出されることになる。こ
の等時性データ通信用トークン400によって、等時性
データの通信が行われる。
【0038】また非同期データ通信により、マスタノー
ドは402は各スレーブノード403〜405のステー
タス情報を取得を行ない、既に確保されている帯域幅の
削除を要求するノードが存在した場合には、該当する等
時性データ通信用トークン管理テーブル601の内容
を、送信ノードのIDと受信ノードのIDを”なし”に
書き換え、通信帯域の削除を行う。
【0039】このように、マスタノード402が非同期
通信により、各スレーブノード403〜405のステー
タス情報を取得するにより、等時性データ通信を行うノ
ードが存在した場合には帯域幅を等時性データ通信用ト
ークン管理テーブル601に確保し、あるいは既に確保
されている帯域幅の削除を要求するノードが存在した場
合には、その帯域幅を等時性データ通信用トークン管理
テーブル601より削除することにより、マスタノード
402によるノード間の等時性データ通信の帯域管理を
容易なものとする。
【0040】以上の例では、通信帯域の確保および削除
をマスタノード402に実装されている等時性データ通
信用トークン管理テーブル601の書き換えによって行
うとしたが、図3に示したトークン管理テーブル302
〜305の内容を書き換えることにより、実装されてい
る等時性データ通信用トークン管理テーブル601のサ
イズ以上に細かい帯域の制御が可能であるのは言うまで
もない。
【0041】図7は実施の形態2の非同期データ通信用
トークン管理テーブルの書き換えの概念図であり、70
0はマスターノード、701は非同期データ通信用トー
クン管理テーブル、702は1番目の非同期トークン管
理テーブル、703は2番目の非同期トークン管理テー
ブル、704はj番目のトークン管理テーブルであり、
非同期データ通信用トークン管理テーブル701には、
1番目の非同期トークン管理テーブル702の内容がコ
ピーされているものとする。
【0042】マスターノード700は、上記の等時性デ
ータ通信管理テーブルの書き換えの場合と同様に、非同
期データ通信用トークン管理テーブル701の内容を、
非同期トークン管理テーブル702〜704の内容に順
次更新しながら、非同期データ通信用トークン管理テー
ブル701の内容に従った非同期通信用トークン400
を伝送路401に送信する。マスターノード700は、
非同期データ通信用トークンに関しては、この動作を繰
り返す。
【0043】各ノード402〜405は上記の場合と同
様に、到来するトークン400を取り込み、パケットタ
イプのチェックを行ない、取り込んだトークンが非同期
データ通信用のトークンであり、送信ノードのIDが自
ノードのIDと一致した場合、自ノードのステータス情
報408をトークンフレーム400に引き続き伝送路4
01に発する。
【0044】このように、非同期データ通信用トークン
管理テーブル701をマスターノード700が備え、非
同期データ通信用トークン管理テーブル701参照後
に、内容を動的に非同期トークン管理テーブル702〜
704の内容に置き換えることにより、実装されている
非同期データ通信用トークン管理テーブル701のサイ
ズを小さくすることが可能になる。
【0045】図8は、実施の形態2の等時性データ通信
用トークン管理テーブルおよび非同期データ通信用トー
クン管理テーブルの構成図である。801は等時性デー
タ通信用トークン管理テーブル、802は非同期データ
通信用トークン管理テーブルであり、通信管理情報(送
信ノードのIDと受信ノードのID)がそれぞれn個、
k個(n、kは1以上の整数)保持されている。また等
時性データ通信用トークン管理テーブル801および非
同期データ通信用トークン管理テーブル802には、通
信管理情報の他に管理IDが存在する。等時性データ通
信用トークン管理テーブル801の送信ノードのIDお
よび受信ノードのID、およびそれぞれのテーブルの管
理IDは、最初全てクリア(ID”なし”)されている
ものとする。
【0046】まず、マスタノード402は、等時性デー
タ通信用トークン管理テーブル801に保持された、も
しくは非同期データ通信用トークン管理テーブル802
に保持された通信管理情報を参照し、一定時間毎にトー
クン400をリング状の伝送路401に送信する。トー
クン400には上記の場合と同様に、パケットタイプ情
報も乗せられている。
【0047】上記の場合と同様に、まずマスターノード
400は非同期データ通信により、各スレーブノード4
03〜405のステータス情報を取得する。非同期デー
タ通信用トークン管理テーブル802の2番目のトーク
ン(トークン番号”2”)の内容によって送出されたト
ークン400によって、ノードID”#2”のノードの
等時性データ通信の要求がなされた場合、マスタノード
402は、等時性データ通信用トークン管理テーブル8
01の内容(例ではトークン番号”1”、トークン番
号”3”、トークン番号”n−1”のもの)の書き換え
を行い、その帯域幅を確保する。同時に、その等時性デ
ータ通信用トークン管理テーブル801と非同期データ
通信用トークン管理テーブル802の管理IDにID値
(例では”1”)をセットする。また、既に確保されて
いる帯域幅の削除を要求するノードが存在した場合に
は、マスタノード402は、非同期データ通信用トーク
ン管理テーブル802に書かれているその管理IDをク
リアし、等時性データ通信用トークン管理テーブル80
1より、その管理IDが記されているものを探し出し通
信管理情報のクリアを行う。
【0048】このようにマスタノード400は、等時性
データ通信用トークン管理テーブル801と非同期デー
タ通信用トークン管理テーブル802を一対にして管理
することで、ネットワークの帯域の管理および制御を容
易にし、送信受信のノードのネットワーク上の仮想的な
リンクを確立することが可能となる。
【0049】なお、以上の説明では、各ノードがループ
型ネットワークに接続されているものとして説明した
が、バス型、ツリー型等の任意のネットワークに接続さ
れている場合についても同様に実施可能である。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ノード間
での等時性データの通信を行う際、予め伝送路の全体の
帯域を一定の帯域ごとに区切った等時性データ通信用ト
ークン管理テーブルをマスターノードが備え、各ノード
間の通信に必要となる帯域幅に応じて等時性データ通信
用トークン管理テーブルの内容を書き換えを行ない、一
定時間毎に順次トークンを送出し指定されたノードのみ
がデータの送受信を行うことにより、マスターノードで
のトークンの管理および伝送帯域の制御を容易なものと
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のネットワーク構成図
【図2】実施の形態1の等時性データ通信用トークン管
理テーブルの構成図
【図3】実施の形態1の等時性データ通信用トークン管
理テーブルの書き換えの概念図
【図4】本発明の実施の形態2のネットワーク構成図
【図5】実施の形態2の非同期データ通信用トークン管
理テーブルの構成図
【図6】実施の形態2の等時性データ通信用トークン管
理テーブルおよび非同期データ通信用トークン管理テー
ブルの構成図
【図7】実施の形態2の同期データ通信用トークン管理
テーブルの書き換えの概念図
【図8】実施の形態2の等時性データ通信用トークン管
理テーブルおよび非同期データ通信用トークン管理テー
ブルの構成図
【図9】従来のネットワーク制御方法を用いたネットワ
ーク構成図
【符号の説明】
100 トークンフレーム 101 伝送路 102 マスタノード 103〜105 スレーブノード 106 等時性データ通信用トークン管理テーブル 107 通信データ
フロントページの続き (72)発明者 黒崎 敏彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大賀 俊男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1台のマスタノードと1台以上のスレー
    ブノードが任意のネットワークに接続し、前記マスター
    ノードが一定時間毎にトークンを発行し、前記トークン
    で指示されたノードだけがデータを出力するネットワー
    ク制御方法において、予め伝送路の全体の帯域を一定の
    帯域ごとに区切った等時性データ通信用トークン管理テ
    ーブルの内容を、等時性データ伝送に必要となる帯域幅
    に応じて書き換えて、前記トークンを管理、前記帯域幅
    を制御することを特徴とするネットワーク制御方法。
  2. 【請求項2】 等時性データ通信用トークン管理テーブ
    ル参照後に、前記等時性データ通信用トークン管理テー
    ブルの内容を動的にトークン管理テーブルの内容に書き
    換えながら、仮想的に大きなテーブルとして扱い、実装
    されている前記等時性データ通信用トークン管理テーブ
    ルのサイズ以上に細かく帯域幅を制御することを特徴と
    する請求項1記載のネットワーク制御方法。
  3. 【請求項3】 等時性データ通信用トークン管理テーブ
    ルとは別個に非同期データ通信用トークン管理テーブル
    を備え、一定時間毎に非同期データ通信のためのトーク
    ンを出力し、ノード間の非同期データ通信を行うことを
    特徴とする請求項1または2記載のネットワーク制御方
    法。
  4. 【請求項4】 非同期データ通信によるノードの情報の
    取得により、等時性データ通信を行う前記ノードが存在
    した場合には、マスターノードが前記ノードの要求する
    帯域幅を等時性データ通信用トークン管理テーブルに確
    保、あるいは既に確保されている前記帯域幅の削除を要
    求する前記ノードが存在した場合には、前記帯域幅を前
    記等時性データ通信用トークン管理テーブルより削除す
    ることを特徴とする第3項記載のネットワーク制御方
    法。
  5. 【請求項5】 非同期データ通信用トークン管理テーブ
    ル参照後に、前記非同期データ通信用トークン管理テー
    ブルの内容を動的に非同期トークン管理テーブルの内容
    に書き換えながら、仮想的に大きなテーブルとして扱う
    ことを特徴とする請求項4記載のネットワーク制御方
    法。
  6. 【請求項6】 等時性データ通信用トークン管理テーブ
    ルと非同期データ通信用トークン管理テーブルに管理I
    Dを設け、前記管理IDを用いて前記等時性データ通信
    用トークン管理テーブルと前記非同期データ通信用トー
    クン管理テーブルで一対にして帯域幅を制御することを
    特徴とする第5項記載のネットワーク制御方法。
  7. 【請求項7】 それぞれのノードがループ型ネットワー
    クに接続されていることを特徴とする請求項1から6の
    いずれかに記載のネットワーク制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020067179A (ko) * 2001-02-15 2002-08-22 주식회사 나라컨트롤 토큰을 이용한 데이터 전송방법
KR20020094129A (ko) * 2001-06-11 2002-12-18 이문기 데이터 전송을 위한 토큰링 방식의 데이터 전송 시스템
KR100959987B1 (ko) 2008-03-27 2010-05-27 에스케이 텔레콤주식회사 토큰 기반 네트워크에서의 데이터 프레임 전송 방법 및시스템

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