JPH10144172A - 操作パネル - Google Patents
操作パネルInfo
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- JPH10144172A JPH10144172A JP8311228A JP31122896A JPH10144172A JP H10144172 A JPH10144172 A JP H10144172A JP 8311228 A JP8311228 A JP 8311228A JP 31122896 A JP31122896 A JP 31122896A JP H10144172 A JPH10144172 A JP H10144172A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- key operation
- sheet
- electroluminescence
- operation sheet
- Prior art date
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2219/00—Legends
- H01H2219/002—Legends replaceable; adaptable
- H01H2219/018—Electroluminescent panel
Landscapes
- Push-Button Switches (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 例えば液晶表示パネル及び操作パネルを備え
た携帯電話において、操作パネルの各キー操作部を暗所
で一様に明るくし、見栄えを良くする。 【解決手段】 操作パネルは、複数のキー操作部３３を
有する透明なキー操作シート３１と、このキー操作シー
ト３１の裏面側に配置されたＥＬパネル１１と、このＥ
Ｌパネル１１の裏面側に配置されているとともに複数の
キー操作部３３にそれぞれ対応する位置にスイッチ部３
を有するスイッチパネル１とからなっている。この場
合、ＥＬパネル１１の所定の表面側には液晶表示パネル
が配置されている。そして、ＥＬパネル１１は面発光で
あるので、キー操作シート３１の各キー操作部３３を暗
所で一様に明るくすることができる。
た携帯電話において、操作パネルの各キー操作部を暗所
で一様に明るくし、見栄えを良くする。 【解決手段】 操作パネルは、複数のキー操作部３３を
有する透明なキー操作シート３１と、このキー操作シー
ト３１の裏面側に配置されたＥＬパネル１１と、このＥ
Ｌパネル１１の裏面側に配置されているとともに複数の
キー操作部３３にそれぞれ対応する位置にスイッチ部３
を有するスイッチパネル１とからなっている。この場
合、ＥＬパネル１１の所定の表面側には液晶表示パネル
が配置されている。そして、ＥＬパネル１１は面発光で
あるので、キー操作シート３１の各キー操作部３３を暗
所で一様に明るくすることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は電子機器における
操作パネルに関する。
操作パネルに関する。
【０００２】
【従来の技術】操作パネルを備えた電子機器としては、
携帯電話、電卓、液晶テレビ、表示部付き文字放送受信
ラジオ等がある。このような電子機器には、暗所でのキ
ー操作を容易とするために、透明な操作パネルの裏面側
に発光ダイオードを配置し、キー操作部が照明されるよ
うにしたものがある。
携帯電話、電卓、液晶テレビ、表示部付き文字放送受信
ラジオ等がある。このような電子機器には、暗所でのキ
ー操作を容易とするために、透明な操作パネルの裏面側
に発光ダイオードを配置し、キー操作部が照明されるよ
うにしたものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような電子機器では、発光ダイオードが点発光であ
るので、発光ダイオードを配置した部分とその近傍が局
部的に照明されることになり、各キー操作部の明るさに
ムラが生じ、見栄えが良くないという問題があった。こ
の発明の課題は、操作パネルの各キー操作部が暗所で一
様に明るく照明されるようにすることである。
このような電子機器では、発光ダイオードが点発光であ
るので、発光ダイオードを配置した部分とその近傍が局
部的に照明されることになり、各キー操作部の明るさに
ムラが生じ、見栄えが良くないという問題があった。こ
の発明の課題は、操作パネルの各キー操作部が暗所で一
様に明るく照明されるようにすることである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は、実質的に光
を透過させる材料からなり複数のキー操作部を有するキ
ー操作シートと、このキー操作シートの裏面側に配置さ
れたエレクトロルミネッセンス・パネルと、このエレク
トロルミネッセンス・パネルの裏面側に配置されている
とともに前記キー操作シートの前記複数のキー操作部に
それぞれ対応する位置にスイッチ部を有するスイッチパ
ネルとを具備したものである。
を透過させる材料からなり複数のキー操作部を有するキ
ー操作シートと、このキー操作シートの裏面側に配置さ
れたエレクトロルミネッセンス・パネルと、このエレク
トロルミネッセンス・パネルの裏面側に配置されている
とともに前記キー操作シートの前記複数のキー操作部に
それぞれ対応する位置にスイッチ部を有するスイッチパ
ネルとを具備したものである。
【０００５】この発明によれば、キー操作シートの裏面
側に面光源であるエレクトロルミネッセンス（以下、Ｅ
Ｌという）パネルを配置しているので、キー操作シート
の各キー操作部を暗所で一様に明るくすることができ
る。
側に面光源であるエレクトロルミネッセンス（以下、Ｅ
Ｌという）パネルを配置しているので、キー操作シート
の各キー操作部を暗所で一様に明るくすることができ
る。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１及び図２（Ａ）、（Ｂ）はこ
の発明を適用した携帯電話の第１実施形態の要部を示し
たものである。この携帯電話はスイッチパネル１を備え
ている。スイッチパネル１は、ハードな回路基板２の表
面に後述するスイッ部３が設けられた構造となってい
る。スイッチパネル１の表面側には一枚のＥＬパネル１
１が配置されている。ＥＬパネル１１は、図２（Ｂ）に
示すように、例えばＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレー
ト）等からなるフレキシブルで透明なフィルム基板１１
ａの裏面にＩＴＯ等からなる透明電極１１ｂが設けら
れ、透明電極１１ｂの裏面に蛍光体の微粉末を誘電体中
に分散させてなるＥＬ層１１ｃが設けられ、ＥＬ層１１
ｃの裏面にカーボン等からなる背面電極１１ｄが設けら
れ、背面電極１１ｄの裏面に絶縁保護膜１１ｅが設けら
れた構造となっている。この場合、ＥＬパネル１１は、
図４に示すように、上側発光領域１２を有する上側パネ
ル部１３と下側発光領域１４を有する下側パネル部１５
との間に所定の切欠部１６が設けられ、下側パネル部１
５の下辺右部に接続部１７が設けられた構造となってい
る。ここで、ＥＬパネル１１中の特定領域つまり上側発
光領域１２と下側発光領域１４だけを選択的に発光させ
るには、ＥＬ層１１ｃを透明電極１１ｂ裏面の選択発光
させる領域に対応する部分に、例えば印刷法等により選
択的に積層形成すればよい。そして、接続部１７には透
明電極１１ｂと背面電極１１ｄとにそれぞれ接続された
２本の接続ピン１８、１８設けられ、これらの接続ピン
１８、１８はスイッチパネル１の回路基板２におけるＥ
Ｌパネル１１を駆動する昇圧回路の接続端子（図示せ
ず）に接続されている。
の発明を適用した携帯電話の第１実施形態の要部を示し
たものである。この携帯電話はスイッチパネル１を備え
ている。スイッチパネル１は、ハードな回路基板２の表
面に後述するスイッ部３が設けられた構造となってい
る。スイッチパネル１の表面側には一枚のＥＬパネル１
１が配置されている。ＥＬパネル１１は、図２（Ｂ）に
示すように、例えばＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレー
ト）等からなるフレキシブルで透明なフィルム基板１１
ａの裏面にＩＴＯ等からなる透明電極１１ｂが設けら
れ、透明電極１１ｂの裏面に蛍光体の微粉末を誘電体中
に分散させてなるＥＬ層１１ｃが設けられ、ＥＬ層１１
ｃの裏面にカーボン等からなる背面電極１１ｄが設けら
れ、背面電極１１ｄの裏面に絶縁保護膜１１ｅが設けら
れた構造となっている。この場合、ＥＬパネル１１は、
図４に示すように、上側発光領域１２を有する上側パネ
ル部１３と下側発光領域１４を有する下側パネル部１５
との間に所定の切欠部１６が設けられ、下側パネル部１
５の下辺右部に接続部１７が設けられた構造となってい
る。ここで、ＥＬパネル１１中の特定領域つまり上側発
光領域１２と下側発光領域１４だけを選択的に発光させ
るには、ＥＬ層１１ｃを透明電極１１ｂ裏面の選択発光
させる領域に対応する部分に、例えば印刷法等により選
択的に積層形成すればよい。そして、接続部１７には透
明電極１１ｂと背面電極１１ｄとにそれぞれ接続された
２本の接続ピン１８、１８設けられ、これらの接続ピン
１８、１８はスイッチパネル１の回路基板２におけるＥ
Ｌパネル１１を駆動する昇圧回路の接続端子（図示せ
ず）に接続されている。
【０００７】ＥＬパネル１１の上側発光領域１２の表面
には液晶表示パネル２１が配置されている。液晶表示パ
ネル２１は、２枚のガラス基板２２、２３がシール材
（図示せず）を介して貼り合わされ、その間に液晶（図
示せず）が封入された構造となっている。この場合、裏
面側のガラス基板２２の下辺部は表面側のガラス基板２
３の下辺から突出され、この突出部の表面には液晶表示
パネル２１を駆動するためのＬＳＩ等からなる半導体チ
ップ２４が搭載されている。
には液晶表示パネル２１が配置されている。液晶表示パ
ネル２１は、２枚のガラス基板２２、２３がシール材
（図示せず）を介して貼り合わされ、その間に液晶（図
示せず）が封入された構造となっている。この場合、裏
面側のガラス基板２２の下辺部は表面側のガラス基板２
３の下辺から突出され、この突出部の表面には液晶表示
パネル２１を駆動するためのＬＳＩ等からなる半導体チ
ップ２４が搭載されている。
【０００８】ＥＬパネル１１の下側発光領域１４の表面
にはキー操作シート３１が配置されている。キー操作シ
ート３１は、光を充分に透過させることができる実質的
に透明なゴム等からなるシート本体３２の所定の複数箇
所に、表面側に向かって膨出された円形状の膨出部から
なるキー操作部３３が設けられ、各キー操作部３３の表
面または裏面に印刷等により所定の表示が施された構造
となっている。なお、キー操作シート３１は透明でなく
てもよく、裏側からの照明を暗所で視認できる程度に光
を透過させるものであればよい。
にはキー操作シート３１が配置されている。キー操作シ
ート３１は、光を充分に透過させることができる実質的
に透明なゴム等からなるシート本体３２の所定の複数箇
所に、表面側に向かって膨出された円形状の膨出部から
なるキー操作部３３が設けられ、各キー操作部３３の表
面または裏面に印刷等により所定の表示が施された構造
となっている。なお、キー操作シート３１は透明でなく
てもよく、裏側からの照明を暗所で視認できる程度に光
を透過させるものであればよい。
【０００９】ここで、スイッチパネル１のスイッチ部３
について、図３を参照しながら説明する。スイッチパネ
ル１のスイッチ部３は、キー操作シート３１の各キー操
作部３３の下方にそれぞれ配置されている。このスイッ
チ部３は、回路基板２の表面に設けられた一対の固定接
点４、４と、この一対の固定接点４、４を覆うように配
置されたドーム状の可動接点５と、この可動接点５を回
路基板２上に固定するために可動接点５の表面からその
近傍の回路基板２上にわたって貼り付けられた粘着テー
プ６とからなっている。この場合、粘着テープ６は、光
拡散フィルムとしての機能も有する材料からなり、短冊
状でその幅をドーム状の可動接点５の直径のほぼ１／３
程度とされている。そして、この粘着テープ６は、図１
において点線で示すように、各キー操作部３３の左右方
向中央部つまりドーム状の可動接点５の左右方向中央部
を通るように配置されている。また、図３に示すよう
に、ドーム状の可動接点５の頂部に貼り付けられた粘着
テープ６の表面にはＥＬパネル１１の裏面が当接されて
いる。
について、図３を参照しながら説明する。スイッチパネ
ル１のスイッチ部３は、キー操作シート３１の各キー操
作部３３の下方にそれぞれ配置されている。このスイッ
チ部３は、回路基板２の表面に設けられた一対の固定接
点４、４と、この一対の固定接点４、４を覆うように配
置されたドーム状の可動接点５と、この可動接点５を回
路基板２上に固定するために可動接点５の表面からその
近傍の回路基板２上にわたって貼り付けられた粘着テー
プ６とからなっている。この場合、粘着テープ６は、光
拡散フィルムとしての機能も有する材料からなり、短冊
状でその幅をドーム状の可動接点５の直径のほぼ１／３
程度とされている。そして、この粘着テープ６は、図１
において点線で示すように、各キー操作部３３の左右方
向中央部つまりドーム状の可動接点５の左右方向中央部
を通るように配置されている。また、図３に示すよう
に、ドーム状の可動接点５の頂部に貼り付けられた粘着
テープ６の表面にはＥＬパネル１１の裏面が当接されて
いる。
【００１０】次に、この携帯電話においてキー操作シー
ト３１のキー操作部３３が指等で押された場合について
説明する。キー操作部３３が指等で押されると、このキ
ー操作部３３が下方に向かって弾性変形してＥＬパネル
１１を押圧し、この部分のＥＬパネル１１が下方に向か
って弾性変形して粘着テープ６を介してドーム状の可動
接点５の頂部を押圧し、これにより可動接点５の頂部が
図３において一点鎖線で示すように弾性変形して一対の
固定接点４、４に共に接触し、一対の固定接点４、４間
が導通接続されることになる。一方、キー操作部３３に
対する押圧力が解除された場合には、図３において実線
で示すように、ドーム状の可動接点５、ＥＬパネル１１
及びキー操作部３３が共に元の状態に弾性復帰すること
になる。このようにして、操作者は確かな押圧感覚（ク
リック感）を感じながらキー操作を行うことができる。
ト３１のキー操作部３３が指等で押された場合について
説明する。キー操作部３３が指等で押されると、このキ
ー操作部３３が下方に向かって弾性変形してＥＬパネル
１１を押圧し、この部分のＥＬパネル１１が下方に向か
って弾性変形して粘着テープ６を介してドーム状の可動
接点５の頂部を押圧し、これにより可動接点５の頂部が
図３において一点鎖線で示すように弾性変形して一対の
固定接点４、４に共に接触し、一対の固定接点４、４間
が導通接続されることになる。一方、キー操作部３３に
対する押圧力が解除された場合には、図３において実線
で示すように、ドーム状の可動接点５、ＥＬパネル１１
及びキー操作部３３が共に元の状態に弾性復帰すること
になる。このようにして、操作者は確かな押圧感覚（ク
リック感）を感じながらキー操作を行うことができる。
【００１１】この携帯電話では、キー操作シート３１の
裏面側に面光源であるＥＬパネル１１を配置しているの
で、キー操作シート３１の各キー操作部３３を暗所で一
様に明るくすることができ、したがって見栄えを良くす
ることができる。また、液晶表示パネル２１の裏面側に
もＥＬパネル１１を配置しているので、液晶表示パネル
２１の裏面側を一様に照射することができる。また、Ｅ
ｌパネル１１を用いると、従来の発光ダイオードを用い
た場合と比較して、薄型化及び軽量簡素化を図ることも
できる。さらに、接続ピン１７を液晶表示パネル２１に
対し十分に離隔した位置に設けることにより、Ｅｌパネ
ル１１に印加する電圧を得るためのインバータ回路も液
晶表示パネル２１から十分に離隔させて配置することが
でき、インバータのノイズが表示に与える悪影響を極力
抑えることができる。
裏面側に面光源であるＥＬパネル１１を配置しているの
で、キー操作シート３１の各キー操作部３３を暗所で一
様に明るくすることができ、したがって見栄えを良くす
ることができる。また、液晶表示パネル２１の裏面側に
もＥＬパネル１１を配置しているので、液晶表示パネル
２１の裏面側を一様に照射することができる。また、Ｅ
ｌパネル１１を用いると、従来の発光ダイオードを用い
た場合と比較して、薄型化及び軽量簡素化を図ることも
できる。さらに、接続ピン１７を液晶表示パネル２１に
対し十分に離隔した位置に設けることにより、Ｅｌパネ
ル１１に印加する電圧を得るためのインバータ回路も液
晶表示パネル２１から十分に離隔させて配置することが
でき、インバータのノイズが表示に与える悪影響を極力
抑えることができる。
【００１２】ところで、ＥＬパネル１１の発光色は、Ｅ
Ｌ層１１ｃ中に分散させる顔料を変えることにより、い
ろいろな色とすることができる。この場合、ＥＬパネル
１１の上側発光領域１２と下側発光領域１４との発光色
を同一の色、異なる色のいずれともすることができる。
また、前述したように、ＥＬパネル１１のＥＬ層１１ｃ
は印刷法等によって部分的に形成することもできる。こ
の結果、例えば、図５に示すように、ＥＬパネル１１の
下側パネル部１５においては、図１に示すキー操作シー
ト３１のキー操作部３３に対応する部分のみにＥＬ層１
１ｃを形成することもできる。この場合、複数のキー操
作部３３に対応する各ＥＬ層１１ｃ中に分散する顔料を
変えることにより、例えば各行ごとに異なる発光色とす
ることもできる。また、上側発光領域１２を上下に分
け、異なる発光色としてもよい。これにより、液晶表示
パネル２１の表示色を表示領域の上下で異ならせること
ができる。また、ＥＬパネル１１からの出射光の色を部
分的に変えるには、上記構成に限らず、図２（Ｂ）にお
いて二点鎖線で示すように、透明基板１１ａの表面或い
は透明電極１１ｂの裏面で照射光の色を変えたい領域
に、所望の色の顔料層１１ｆ、１１ｆ′を印刷法等によ
り積層形成してもよい。
Ｌ層１１ｃ中に分散させる顔料を変えることにより、い
ろいろな色とすることができる。この場合、ＥＬパネル
１１の上側発光領域１２と下側発光領域１４との発光色
を同一の色、異なる色のいずれともすることができる。
また、前述したように、ＥＬパネル１１のＥＬ層１１ｃ
は印刷法等によって部分的に形成することもできる。こ
の結果、例えば、図５に示すように、ＥＬパネル１１の
下側パネル部１５においては、図１に示すキー操作シー
ト３１のキー操作部３３に対応する部分のみにＥＬ層１
１ｃを形成することもできる。この場合、複数のキー操
作部３３に対応する各ＥＬ層１１ｃ中に分散する顔料を
変えることにより、例えば各行ごとに異なる発光色とす
ることもできる。また、上側発光領域１２を上下に分
け、異なる発光色としてもよい。これにより、液晶表示
パネル２１の表示色を表示領域の上下で異ならせること
ができる。また、ＥＬパネル１１からの出射光の色を部
分的に変えるには、上記構成に限らず、図２（Ｂ）にお
いて二点鎖線で示すように、透明基板１１ａの表面或い
は透明電極１１ｂの裏面で照射光の色を変えたい領域
に、所望の色の顔料層１１ｆ、１１ｆ′を印刷法等によ
り積層形成してもよい。
【００１３】なお、上記第１実施形態では、キー操作シ
ート３１のキー操作部３３が指等で押されたとき、ＥＬ
パネル１１の所定の部分を下方に向かって弾性変形させ
ているが、ＥＬパネル１１自体の押圧力に対する耐久性
があまり良くない。そこで、次に、図６に示す第２実施
形態を参照して、ＥＬパネル１１自体の押圧力に対する
耐久性を考慮しなくてもよい場合について説明する。こ
の実施形態では、ＥＬパネル１１におけるキー操作シー
ト３１の複数のキー操作部３３にそれぞれ対応する位置
にドーム状の可動接点５よりもやや小さめの円形状の開
口部４１が設けられ、キー操作部３３の裏面中央部にほ
ぼ円柱状の突起４２が設けられている。したがって、こ
の実施形態の場合には、キー操作部３３が指等で押され
たとき、開口部４１内に配置された突起４２が下降して
粘着テープ６を介してドーム状の可動接点５の頂部を押
圧し、これにより可動接点５の頂部が図６において一点
鎖線で示すように弾性変形して一対の固定接点４、４に
共に接触することになる。ただし、この実施形態の場合
には、ＥＬパネル１１に開口部４１を設けているので、
キー操作部３３の周囲領域のみでＥＬ光が発光すること
になるが、この射出ＥＬ光が可動接点５表面等で反射し
たり、キー操作シート３１を透過するうちに散乱し、キ
ー操作部３３全体をある程度均一に照らすことができ
る。その結果、従来の発光ダイオードを用いた場合より
も見栄えを良くすることができる。
ート３１のキー操作部３３が指等で押されたとき、ＥＬ
パネル１１の所定の部分を下方に向かって弾性変形させ
ているが、ＥＬパネル１１自体の押圧力に対する耐久性
があまり良くない。そこで、次に、図６に示す第２実施
形態を参照して、ＥＬパネル１１自体の押圧力に対する
耐久性を考慮しなくてもよい場合について説明する。こ
の実施形態では、ＥＬパネル１１におけるキー操作シー
ト３１の複数のキー操作部３３にそれぞれ対応する位置
にドーム状の可動接点５よりもやや小さめの円形状の開
口部４１が設けられ、キー操作部３３の裏面中央部にほ
ぼ円柱状の突起４２が設けられている。したがって、こ
の実施形態の場合には、キー操作部３３が指等で押され
たとき、開口部４１内に配置された突起４２が下降して
粘着テープ６を介してドーム状の可動接点５の頂部を押
圧し、これにより可動接点５の頂部が図６において一点
鎖線で示すように弾性変形して一対の固定接点４、４に
共に接触することになる。ただし、この実施形態の場合
には、ＥＬパネル１１に開口部４１を設けているので、
キー操作部３３の周囲領域のみでＥＬ光が発光すること
になるが、この射出ＥＬ光が可動接点５表面等で反射し
たり、キー操作シート３１を透過するうちに散乱し、キ
ー操作部３３全体をある程度均一に照らすことができ
る。その結果、従来の発光ダイオードを用いた場合より
も見栄えを良くすることができる。
【００１４】次に、ＥＬパネル１１自体の押圧力に対す
る耐久性を考慮しなくてもよい上、キー操作部３３を暗
所でより一様均一にかつ全体的に明るくすることができ
る第３及び第４実施形態について説明する。図７に示す
第３実施形態の場合には、ＥＬパネル１１におけるキー
操作シート３１の複数のキー操作部３３にそれぞれ対応
する位置にドーム状の可動接点５よりもやや大きめ円形
状の開口部４１が設けられている。そして、ＥＬパネル
１１はスイッチパネル１の回路基板２上に重ね合わさ
れ、開口部４１内にドーム状の可動接点５が収納されて
いる。この場合、ドーム状の可動接点５の頂部は開口部
４１の上方に突出されている。この突出されたドーム状
の可動接点５の頂部の表面には、ＥＬパネル１１の表面
に重ね合わされて配置された導光拡散シート４３に一体
に設けられた球面状の膨出部４４が重ね合わされてい
る。さらに、膨出部４４の表面には、導光拡散シート４
３の表面に重ね合わされて配置されたキー操作シート３
１に一体に設けられた球面状の膨出部からなるキー操作
部３３ａが重ね合わされている。
る耐久性を考慮しなくてもよい上、キー操作部３３を暗
所でより一様均一にかつ全体的に明るくすることができ
る第３及び第４実施形態について説明する。図７に示す
第３実施形態の場合には、ＥＬパネル１１におけるキー
操作シート３１の複数のキー操作部３３にそれぞれ対応
する位置にドーム状の可動接点５よりもやや大きめ円形
状の開口部４１が設けられている。そして、ＥＬパネル
１１はスイッチパネル１の回路基板２上に重ね合わさ
れ、開口部４１内にドーム状の可動接点５が収納されて
いる。この場合、ドーム状の可動接点５の頂部は開口部
４１の上方に突出されている。この突出されたドーム状
の可動接点５の頂部の表面には、ＥＬパネル１１の表面
に重ね合わされて配置された導光拡散シート４３に一体
に設けられた球面状の膨出部４４が重ね合わされてい
る。さらに、膨出部４４の表面には、導光拡散シート４
３の表面に重ね合わされて配置されたキー操作シート３
１に一体に設けられた球面状の膨出部からなるキー操作
部３３ａが重ね合わされている。
【００１５】図８に示す第４実施形態の場合には、図７
に示す第３実施形態の場合と異なる点は、粘着テープ６
の中央部をドーム状の可動接点５の頂部表面に貼り付け
るとともに、その両端部を開口部４１の両側におけるＥ
Ｌパネル１１の表面に貼り付けている点だけである。
に示す第３実施形態の場合と異なる点は、粘着テープ６
の中央部をドーム状の可動接点５の頂部表面に貼り付け
るとともに、その両端部を開口部４１の両側におけるＥ
Ｌパネル１１の表面に貼り付けている点だけである。
【００１６】このように、第３及び第４実施形態の場合
には、導光拡散シート４３を用いているので、ＥＬパネ
ル１１の表面から出た光が導光拡散シート４３によって
導光拡散されてキー操作部３３ａを照射することにな
り、したがって長期にわたり安定してキー操作部３３ａ
が暗所でより一様にかつ全体的に明るく照明される操作
パネルを得ることができる。また、この第３及び第４実
施形態の場合には、ＥＬパネル１１の開口部４１内にド
ーム状の可動接点５を収納しているので、図３及び図６
に示す第１及び第２実施形態の場合よりも操作パネルを
薄型化することができる。
には、導光拡散シート４３を用いているので、ＥＬパネ
ル１１の表面から出た光が導光拡散シート４３によって
導光拡散されてキー操作部３３ａを照射することにな
り、したがって長期にわたり安定してキー操作部３３ａ
が暗所でより一様にかつ全体的に明るく照明される操作
パネルを得ることができる。また、この第３及び第４実
施形態の場合には、ＥＬパネル１１の開口部４１内にド
ーム状の可動接点５を収納しているので、図３及び図６
に示す第１及び第２実施形態の場合よりも操作パネルを
薄型化することができる。
【００１７】なお、液晶表示パネル２１としては一対の
フィルム基板を用いたものであってもよい。また、ＥＬ
パネル１１を可撓性基板を使用してフレキシブルとし、
スイッチパネル１の回路基板２もＦＰＣ等のフレキシブ
ルなものを使用すれば、表示パネル部と操作パネル部を
互いに折り畳み可能に連結した構造とすることも可能で
ある。
フィルム基板を用いたものであってもよい。また、ＥＬ
パネル１１を可撓性基板を使用してフレキシブルとし、
スイッチパネル１の回路基板２もＦＰＣ等のフレキシブ
ルなものを使用すれば、表示パネル部と操作パネル部を
互いに折り畳み可能に連結した構造とすることも可能で
ある。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、キー操作シートの裏面側に面光源であるＥＬパネル
を配置しているので、キー操作シートの各キー操作部を
暗所で一様に明るくすることができ、したがって見栄え
を良くすることができる。
ば、キー操作シートの裏面側に面光源であるＥＬパネル
を配置しているので、キー操作シートの各キー操作部を
暗所で一様に明るくすることができ、したがって見栄え
を良くすることができる。
【図１】この発明を適用した携帯電話の第１実施形態の
要部の平面図。
要部の平面図。
【図２】（Ａ）は図１のＡ−Ａ線に沿う断面図、（Ｂ）
はＥＬパネルの構成を示す拡大断面図。
はＥＬパネルの構成を示す拡大断面図。
【図３】図２の一部の拡大断面図。
【図４】図１に示すＥＬパネルの平面図。
【図５】ＥＬパネルの他の例の平面図。
【図６】この発明の第２実施形態の図３同様の断面図。
【図７】この発明の第３実施形態の図３同様の断面図。
【図８】この発明の第４実施形態の図３同様の断面図。
１ スイッチパネル ３ スイッチ部 １１ ＥＬパネル ２１ 液晶表示パネル ３１ キー操作シート ３３ キー操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芝元 雅章 東京都八王子市石川町2951番地の５ カシ オ計算機株式会社八王子研究所内 (72)発明者 杉山 和弘 東京都八王子市石川町2951番地の５ カシ オ計算機株式会社八王子研究所内
Claims (5)
- 【請求項１】 実質的に光を透過させる材料からなり複
数のキー操作部を有するキー操作シートと、このキー操
作シートの裏面側に配置されたエレクトロルミネッセン
ス・パネルと、このエレクトロルミネッセンス・パネル
の裏面側に配置されているとともに前記キー操作シート
の前記複数のキー操作部にそれぞれ対応する位置にスイ
ッチ部を有するスイッチパネルとを具備することを特徴
とする操作パネル。 - 【請求項２】 請求項１記載の発明において、前記エレ
クトロルミネッセンス・パネルにおける前記キー操作シ
ートの前記複数のキー操作部にそれぞれ対応する位置に
開口部が設けられていることを特徴とする操作パネル。 - 【請求項３】 請求項２記載の発明において、前記キー
操作シートと前記エレクトロルミネッセンス・パネルと
の間に導光拡散部材が設けられていることを特徴とする
操作パネル。 - 【請求項４】 請求項１〜３のいずれかに記載の発明に
おいて、前記エレクトロルミネッセンス・パネルは発光
色が部分的に異なるものからなることを特徴とする操作
パネル。 - 【請求項５】 請求項４記載の発明において、前記エレ
クトロルミネッセンス・パネルは、透明基板の裏面に形
成された透明電極と背面電極との間に蛍光体の微粉末を
誘電体中に分散させてなるエレクトロルミネッセンス層
を挾持して構成され、前記透明基板の表面或いは前記透
明電極の前記エレクトロルミネッセンス層と接する面の
所定領域に選択的に所望の色の顔料からなる顔料層を形
成したことを特徴とする操作パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31122896A JP3873156B2 (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 操作パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31122896A JP3873156B2 (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 操作パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10144172A true JPH10144172A (ja) | 1998-05-29 |
| JP3873156B2 JP3873156B2 (ja) | 2007-01-24 |
Family
ID=18014643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31122896A Expired - Lifetime JP3873156B2 (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 操作パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3873156B2 (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1996
- 1996-11-08 JP JP31122896A patent/JP3873156B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JP3873156B2 (ja) | 2007-01-24 |
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