JPH10143689A - カード処理装置 - Google Patents

カード処理装置

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JPH10143689A
JPH10143689A JP8304771A JP30477196A JPH10143689A JP H10143689 A JPH10143689 A JP H10143689A JP 8304771 A JP8304771 A JP 8304771A JP 30477196 A JP30477196 A JP 30477196A JP H10143689 A JPH10143689 A JP H10143689A
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card
magnetic
magnetic head
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JP8304771A
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English (en)
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Hideo Uehara
秀雄 上原
Masahiro Yamanaka
正裕 山中
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】現在、世界で流通している複数種のクレジット
カードを読取ることができ、クレジットカードによる有
料道路の料金収受を可能とする。 【解決手段】ブース収受機内の多種カード読取装置21
は、カードが挿入されると、その状態をフォトセンサ5
7により検知し、駆動モータ39を正転駆動してカード
を内部に取り込み、記録データをAトラック用磁気ヘッ
ド51及びBトラック用磁気ヘッド52で読取って一時
記憶部55に記憶する。カード種別判別装置22のCP
U61は、Aトラック用磁気ヘッド51及びBトラック
用ヘッド52により読取ったデータが正常か否かを判定
すると共にデータ中の開始符号、チェック符号をチェッ
クし、更にカード種別テーブル62を参照して挿入カー
ドが例えばJIS−2カード、JIS−1カード、IS
Oカードの何れであるかを判別する。そして、その判別
結果に基づいてカード読取りデータを処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば有料道路の
料金収受システム等において、通行料金をクレジットカ
ードにより処理するカード処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、有料道路の料金収受システムで
は、通行料金を料金収受機械により自動的に処理するシ
ステムが開発されている。このような有料道路の料金収
受システムでは、通行料金を現金の代わりにクレジット
カードを用いて支払う方法が検討されている。有料道路
の料金収受に磁気カード方式のクレジットカードを導入
しようとした場合、クレジット会社が多数あり、その運
用形態も異なることから、全てのクレジット会社に対し
て均等なサービスを行なうことは非常に困難である。例
えば磁気カードに注目しても、その書き込みのフォーマ
ットがカード会社のそれぞれで異なったり、磁気記録部
分が異なったりするために、全てのカードについて、そ
の記録内容を読み取ることはできない。従って、従来、
有料道路において導入されているクレジットシステム
は、有料道路の経営者が独自で運営するクレジットシス
テムによって料金収受処理を行なっている。この場合の
カードは、経営者独自のカードであり、カードリーダ
は、当該カードだけの読み取りが可能であり、他のクレ
ジットカードについては読取りができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、昨今のキャッ
シュレス化の動向は、通常のショッピング等の商取引だ
けでなく、交通システム(鉄道、バス、タクシー、有料
道路等)への早期の導入が急務の課題である。
【0004】上記の課題を解決するため、各クレジット
カード会社が発行する磁気カード方式によるクレジット
カード、すなわち、現在、世界で流通している複数種の
クレジットカードを読取ることが可能なカード処理装置
の開発が望まれている。
【0005】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、現在、世界で流通している磁気カード方式
による複数種のクレジットカードを読取ることができる
カード処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカード処理
装置は、カード挿入口より挿入される磁気カードを搬送
する搬送手段と、この搬送手段により搬送される磁気カ
ードの裏面に記録された磁気データを読取る第1の磁気
ヘッドと、前記磁気カードの表面に記録された磁気デー
タを読取る第2の磁気ヘッドと、前記第1の磁気ヘッド
及び第2の磁気ヘッドにより読取ったデータを一時記憶
する記憶手段と、前記磁気カードの種別判別用データを
記憶してなるカード種別テーブルと、前記第1の磁気ヘ
ッド及び第2の磁気ヘッドにより読取ったデータ及び前
記カード種別テーブルを参照して前記挿入カードの種類
を判別する判別手段と、この判別手段による判別結果に
基づいて、前記第1の磁気ヘッド及び第2の磁気ヘッド
による読取りデータを処理するデータ処理手段とを具備
したことを特徴とする。
【0007】また、前記データ処理手段は、有料道路の
料金収受処理を行なうことを特徴とする。上記の構成と
することにより、磁気カード方式によるクレジットカー
ドの種別を確実に判別でき、現在、世界で流通している
磁気カード方式による各種クレジットカードの記録デー
タを読取って処理することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は本発明の対象とする有料道
路の料金収受システムの構成例を示したものである。
【0009】図1において、1は料金所における道路2
の側部に設置されるブースで、このブース1内にブース
収受機3、領収書発行機4、ジャーナルプリンタ5が設
置される。上記ブース収受機3には、例えば磁気通行券
処理装置が設けられると共に、詳細を後述する多種カー
ド読取装置及びカード種別判別装置からなるカード処理
装置が設けられる。また、料金所の進入路の上方には、
車両7の進入許可、あるいは進入禁止を示す信号灯8が
設けられる。更に、ブース1を通過した位置には、車両
台数計測機10が設けられる。この車両台数計測機10
は、道路2に埋設される踏板11及び路側部に設けられ
る車両分離器12からなり、その計測信号はブース収受
機3へ送られる。上記車両台数計測機10の上方には、
車両の逆方向からの進入を禁止する信号灯13が設けら
れる。
【0010】上記ブース収受機3には、領収書発行機
4、ジャーナルプリンタ5及び車両台数計測機10等が
接続される。また、上記ブース収受機3は、料金機械室
に設置されている集計処理装置14に接続される。この
集計処理装置14は、プリンタ15を備え、複数の車線
に設けられる各ブース収受機3の集計処理を自動的に行
なうと共に、その集計処理結果、収受員の勤務表等、各
種帳票を作成して上記プリンタ15より出力する。ま
た、集計処理装置14は、詳細を後述するようにカード
利用状況記憶テーブル及び無効カードチェックテーブル
等を備え、例えばクレジット会社、銀行、道路管理会社
等に設けられている管理用コンピュータと通信回線を介
してデータの授受を行なっている。
【0011】次に有料道路におけるクレジットカードシ
ステムについて図2を参照して説明する。図2は、有料
道路におけるクレジットカードシステムの全体のシステ
ム構成図である。
【0012】同図に示すようにブース収受機3には、多
種カード読取装置21、カード種別判別装置22、デー
タ伝送制御部23及びカード利用結果等を表示する表示
部24が設けられている。また、ブース収受機3には、
図示しないが、入口料金所で発行される磁気通行券の磁
気記録データを読取り、入口料金所名及び車種等から通
行料金を算出する磁気通行券処理装置が設けられてい
る。
【0013】また、集計処理装置14には、カード利用
状況記憶テーブル26、無効カードチェックテーブル2
7、データ伝送制御部28が設けられている。集計処理
装置14は、ブース収受機3から送られてくるデータに
基づいて集計処理を行ない、その集計処理結果、収受員
の勤務表等、各種帳票を作成すると共に、例えばクレジ
ット会社、銀行、道路管理会社等のカード管理機関29
の管理用コンピュータと通信回線を介してデータの授受
を行ない、クレジットカードの利用状況をカード利用状
況記憶テーブル26に記憶する。また、集計処理装置1
4は、上記カード管理機関29から定期的に送られてく
る無効カードのリストを無効カードチェックテーブル2
7に記憶し、ブース収受機3からの問い合わせに応じて
無効カードをチェックする。
【0014】図3は、上記多種カード読取装置21の磁
気カードリーダ部31の詳細な構成を示したものであ
る。同図(a)は磁気カードリーダ部31の側面図、同
図(b)は上部のパッドローラ部分を取り除いて示す平
面図である。
【0015】図3に示すようにケース本体32の前面に
カードの挿入をガイドするガイド板33及びカード挿入
口34が設けられる。ケース本体32内には、上記カー
ド挿入口34より挿入されたカードを搬送する搬送路3
5が設けられる。この搬送路35は、下側に例えば3つ
の搬送ローラ36,37,38及び駆動モータ39が設
けられ、これらの搬送ローラ36,37,38の上側に
パッドローラ41,42,43が設けられる。
【0016】上記駆動モータ39の駆動力は、搬送ロー
ラ38にプーリ44、45及び駆動ベルト46を介して
伝達される。そして、搬送ローラ37と搬送ローラ38
との間に搬送ベルト47が掛け渡され、搬送ローラ36
と搬送ローラ37との間に搬送ベルト48が掛け渡され
る。すなわち、駆動モータ39が回転駆動されると、プ
ーリ44、45及び駆動ベルト46を介して搬送ローラ
38が回転し、これにより搬送ベルト47を介して搬送
ローラ37が回転し、更に、搬送ベルト48を介して搬
送ローラ36が回転するようになっている。そして、搬
送ベルト47,48とパッドローラ41,42,43と
の間でカードを挟んで搬送する。
【0017】また、上記搬送ローラ36の回転軸は、ケ
ース本体32の外部に導出され、この導出部に手動操作
用つまみ49が装着される。すなわち、カード詰まりが
発生した場合に、手動操作用つまみ49を操作して搬送
ローラ36を回転させることにより、カードを外部に取
り出せるようにしている。
【0018】そして、搬送路35の下側にAトラック用
磁気ヘッド51が設けられ、上側にBトラック用磁気ヘ
ッド52が設けられる。上記Aトラック用磁気ヘッド5
1は、カードの裏面に磁気記録された情報を読取り、B
トラック用磁気ヘッド52はカードの表面(上面)に磁
気記録された情報を読取るためのもので、それぞれクレ
ジットカードに設けられている磁気ストライプに対応す
る位置に設けられる。すなわち、上記のようにAトラッ
ク用磁気ヘッド51及びBトラック用磁気ヘッド52を
設けることにより、JIS−2カード、JIS−1カー
ド、及びISOカードの磁気記録情報を読取れるように
なっている。また、ケース本体32内には、例えばカー
ドの挿入、カードの搬送状態等を検知する複数のフォト
センサが設けられており、これらのフォトセンサの検出
信号に基づいて駆動モータ39が駆動制御される。
【0019】次に、上記多種カード読取装置21及びそ
の周辺部のブロック構成について図4により説明する。
上記磁気カードリーダ部31のAトラック用磁気ヘッド
51、Bトラック用磁気ヘッド52により読取られた情
報は、それぞれ増幅器53,54で増幅されて一時記憶
部55に一時記憶される。この一時記憶部55は、シス
テムバス56に接続される。また、57は磁気カードリ
ーダ部31に設けられる複数のフォトセンサで、その検
出信号はフォトセンサ受光制御部58へ送られ、更にシ
ステムバス56を介してモータ駆動制御回路59へ送ら
れる。このモータ駆動制御回路59は、フォトセンサ受
光制御部58から送られてくるフォトセンサ信号に基づ
いて駆動モータ39のオン/オフ、正転/逆転等の制御
を行なう。
【0020】また、上記システムバス56には、カード
種別判別装置22、データ伝送制御部23、無効カード
(ブラックリスト)チェック部60が接続される。この
無効カードチェック部60は、通常、集計処理装置14
に設けられる。上記カード種別判別装置22は、CPU
61及びカード種別テーブル62からなり、このカード
種別テーブル62には、例えばJIS−2カード、JI
S−1カード、ISOカード等の複数種のカード種別を
判別するためのテーブルが予め記憶されている。CPU
61は、Aトラック用磁気ヘッド51あるいはBトラッ
ク用磁気ヘッド52で読取ったデータが送られてくる
と、カード種別テーブル62を参照し、使用カードが例
えばJIS−2カード、JIS−1カード、ISOカー
ドの何れであるかを判定し、その判定結果に基づいてデ
ータ処理を開始する。
【0021】上記カード判定は、次のようにして行なわ
れる。現在、世界では、磁気カード方式のクレジットカ
ードとして、次の3種類のカードが流通している。
【0022】(1)磁気ストライプがカードの表面に存
在するもの(JIS−2カード相当)。(2)磁気スト
ライプがカードの裏面に存在し、開始符合の後にチェッ
ク符号が存在する(JIS−1カード相当)。
【0023】(3)磁気ストライプがカードの裏面に存
在し、開始符合の後にチェック符号が存在しない(IS
Oカード相当)。 なお、上記3種類のカードの外形寸法は、で同じであ
る。
【0024】図5(a),(b),(c)は、JIS−
2カード71、JIS−1カード72、ISOカード7
3の磁気ストライプの位置、及びデータ記録状態を示し
たものである。
【0025】図5(a)に示すJIS−2カード71
は、磁気ストライプ74がカードの表面(上面)に存在
し、磁気ストライプ74には最初に開始符号75が記録
される。また、磁気ストライプ74は、カード挿入方向
に沿って右側の所定位置に設けてある。上記カードの寸
法は「86(±1.0)×54(+0〜−0.2)m
m」であり、磁気ストライプ74は、カードの側縁から
「9(±0.5mm」の位置を中心として「6.2m
m」以上の幅に設けられる。図5(b)に示すJIS−
1カード72は、磁気ストライプ74がカードの裏面に
存在し、最初に開始符号75、続いてチェック符号(X
YZP)76が記録される。図5(c)に示すISOカ
ード73は、磁気ストライプ74がカードの裏面に存在
し、最初に開始符号75が記録されるが、その次にチェ
ック符号が存在しない。上記のようにJIS−1カード
72及びISOカード73は、磁気ストライプ74がカ
ードの裏面に設けられるが、チェック符号76の有無に
よって両者を識別することができる。
【0026】上記各カード71,72,73の特徴は、
カード種別テーブル62に予め記憶され、CPU61が
カード種別テーブル62を参照することによってカード
の種別を判別できるようになっている。
【0027】次に上記実施形態の動作を図6に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。料金所における収受員
は、通行料金の収受に際して進入車両のドライバより磁
気通行券及びクレジットカードを受取り、ブース収受機
3の通行券挿入口に磁気通行券を挿入すると共に、カー
ド挿入口34にクレジットカードを挿入する。ブース収
受機3は、磁気通行券に記録された入口料金所名、車両
の車種等を磁気通行券処理装置により読取って通行料金
を算出し、また、多種カード読取装置21によりクレジ
ットカードの記録データを読取ると共に、カード種別判
別装置22によりカードの種別を判別してデータを処理
し、料金収受処理を実行する。
【0028】すなわち、多種カード読取装置21は、ク
レジットカードが挿入されると、その状態をフォトセン
サ57により検知し、駆動モータ39を正転駆動してカ
ードを内部に取り込み、搬送路35により搬送させなが
ら磁気ストライプ74の記録データをAトラック用磁気
ヘッド51及びBトラック用磁気ヘッド52で読取る。
このAトラック用磁気ヘッド51及びBトラック用磁気
ヘッド52により読取られたデータは、増幅器53,5
4で増幅されて一時記憶部55に記憶され(ステップA
1)、その後、カード種別判別装置22へ送られてカー
ドの種別が判別される。
【0029】カード種別判別装置22のCPU61は、
まず、Aトラック用磁気ヘッド51によりカードの裏面
側磁気ストライプ74から読取ったデータをチェック
し、そのデータが正常か否かを判定する(ステップA
2)。Aトラック用磁気ヘッド51により読取ったデー
タが正常でない場合は、Bトラック用磁気ヘッド52に
よりカードの表面側磁気ストライプ74から読取ったデ
ータをチェックして正常か否かを判定し(ステップA
3)、正常でなければリードエラーとして処理する。上
記ステップA3において、データが正常であると判定さ
れた場合は、そのクレジットカードはJIS−2カード
71であることが判る。すなわち、カードの表面側にデ
ータが記録されているのは、JIS−2のカードだけで
あるので、Bトラック用磁気ヘッド52の読取りデータ
が正常であれば、直ちにJIS−2カード71であると
判定することができる。
【0030】上記のようにして使用カードがJIS−2
カード71であると判定されると、次にそのカード番号
が有効であるか否か、例えば有料道路の管理者に予め登
録されているものであるか否か等を登録テーブル(図示
せず)から判断し(ステップA4)、有効でなければ使
用不可カードとして処理し、有効であればデータ編集処
理(ステップA8)に進む。
【0031】また、上記ステップA2で、Aトラック用
磁気ヘッド51でカードの裏面側磁気ストライプ74か
ら読取ったデータが正常であると判定された場合は、更
に開始符号75の次桁にチェック符号76が記録されて
いるか否かを判定する(ステップA5)。この場合、開
始符号75の次桁にチェック符号76が記録されていれ
ばJIS−1カード72であると判定し、次にそのカー
ド番号が登録テーブル(図示せず)に登録されているか
否か、つまり、カードが有効であるか否かを判断する
(ステップA6)。カードが無効であれば使用不可カー
ドとして処理し、有効であればデータ編集処理を実行す
る(ステップA8)。
【0032】また、上記ステップA5で、開始符号75
の次桁にチェック符号76が記録されていなければIS
Oカード73であると判定し、更に登録テーブル(図示
せず)からカードが有効であるか否かを判断する(ステ
ップA7)。カードが無効であれば使用不可カードとし
て処理し、有効であればデータ編集処理を実行する(ス
テップA8)。
【0033】上記ステップA8では、読取ったカード番
号を外部へ伝送し易い形に編集処理し、その編集したカ
ード番号を集計処理装置14へ伝送し、無効カードチェ
ックテーブル(ブラックリスト)27に記載されている
か否かを問い合わせる(ステップA9)。
【0034】集計処理装置14は、無効カードチェック
テーブル27の内容をカード管理機関29から定期的に
送られてくるデータにより更新して常に最新の状態に保
持している。そして、集計処理装置14は、ブース収受
機3から問合わせデータが送られてくると、そのデータ
(カード番号)により無効カードチェックテーブル27
を検索し(ステップA10)、その検索結果、つまり、
問合わせの有ったカード番号が無効カードチェックテー
ブル27に記載されていたか否かをブース収受機3に通
知する(ステップA11)。
【0035】ブース収受機3では、集計処理装置14の
検索結果をCPU61が判定し、問合わせたカード番号
が無効カードチェックテーブル27に記載されていれば
使用不可カードとして処理し、無効カードチェックテー
ブル27に記載されていなければ正常カードであると判
定して正常受付けを行なう。この正常受付けの場合、ブ
ース収受機3は、カード種別判別装置22により判別さ
れたカード種別に基づいてクレジットカードによる通行
料金の収受処理を実行し、通行証明書あるいは領収書等
を発行する。
【0036】一方、多種カード読取装置21は、カード
の記録データを読取って所定の処理を終了した後、駆動
モータ39を逆転させ、カードをカード挿入口34に戻
す。収受員は、処理を終了したクレジットカードと共
に、通行証明書あるいは領収書をドライバに渡す。
【0037】上記のようにしてクレジットカードによる
料金収受処理を終了する。なお、上記実施形態では、多
種カード読取装置21をブース収受機3内に設けたが、
多種カード読取装置21をブース収受機3とは別体に設
けても良いことは勿論である。
【0038】また、上記実施形態では、有人の料金収受
システムに適用した場合について説明したが、その他、
料金収受処理を無人化した料金自動収受システムにおい
ても、上記実施形態と同様にして実施し得るものであ
る。また、本発明によるカード処理装置は、有料道路の
料金収受システムだけでなく、その他の料金収受処理に
おいても実施し得るものである。
【0039】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、ク
レジットカードの表面、裏面の何れの磁気記録データに
ついても読取れるように2つの磁気ヘッドを備え、か
つ、読取ったデータから開始符号に続くチェック符号の
有無を判定してカード種別を判別するようにしたので、
使用カードが例えばJIS−2カード、JIS−1カー
ド、ISOカード等の複数種のカードを確実に判別でき
るものであり、現在、世界で流通しているクレジットカ
ードの記録データを読取って処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る有料道路の料金収受
システムの構成図。
【図2】同実施形態における有料道路クレジットカード
システムの全体のシステム構成図。
【図3】(a)は同実施形態における多種カード読取装
置の磁気カードリーダ部の側面図、(b)は上部のパッ
ドローラ部分を取り除いて示す平面図。
【図4】同実施形態における多種カード読取装置及び周
辺部のブロック図。
【図5】JIS−2カード、JIS−1カード、ISO
カードの磁気ストライプ位置及びデータの記録構成を示
す図。
【図6】本発明におけるカード処理動作例を示すフロー
チャート。
【符号の説明】
1 ブース 3 ブース収受機 14 集計処理装置 21 多種カード読取装置 22 カード種別判別装置 23 データ伝送制御部 24 表示部 26 カード利用状況記憶テーブル 27 無効カードチェックテーブル 28 データ伝送制御部 29 カード管理機関 31 磁気カードリーダ部 32 ケース本体 33 ガイド板 34 カード挿入口 35 搬送路 36〜38 搬送ローラ 39 駆動モータ 41〜43 パッドローラ 47,48 搬送ベルト 51 Aトラック用磁気ヘッド 52 Bトラック用磁気ヘッド 55 一時記憶部 56 システムバス 57 フォトセンサ 58 フォトセンサ受光制御部 59 モータ駆動制御回路 61 CPU 62 カード種別テーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード挿入口より挿入される磁気カード
    を搬送する搬送手段と、 前記搬送手段により搬送される磁気カードの裏面に記録
    された磁気データを読取る第1の磁気ヘッドと、 前記磁気カードの表面に記録された磁気データを読取る
    第2の磁気ヘッドと、 前記第1の磁気ヘッド及び第2の磁気ヘッドにより読取
    ったデータを一時記憶する記憶手段と、 前記磁気カードの種別判別用データを記憶してなるカー
    ド種別テーブルと、 前記第1の磁気ヘッド及び第2の磁気ヘッドにより読取
    ったデータ及び前記カード種別テーブルを参照して前記
    挿入カードの種類を判別する判別手段と、 前記判別手段による判別結果に基づいて、前記第1の磁
    気ヘッド及び第2の磁気ヘッドによる読取りデータを処
    理するデータ処理手段とを具備したことを特徴とするカ
    ード処理装置。
  2. 【請求項2】 前記データ処理手段は、有料道路の料金
    収受処理を行なうことを特徴とする請求項1記載のカー
    ド処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000018090A (ko) * 2000-01-11 2000-04-06 김준석 정보카드와, 이 카드를 위한 정보처리 시스템 및 그정보처리방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000018090A (ko) * 2000-01-11 2000-04-06 김준석 정보카드와, 이 카드를 위한 정보처리 시스템 및 그정보처리방법

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