JPH1014251A - 無停電電源装置の制御回路 - Google Patents
無停電電源装置の制御回路Info
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- JPH1014251A JPH1014251A JP8166513A JP16651396A JPH1014251A JP H1014251 A JPH1014251 A JP H1014251A JP 8166513 A JP8166513 A JP 8166513A JP 16651396 A JP16651396 A JP 16651396A JP H1014251 A JPH1014251 A JP H1014251A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/40—Arrangements for reducing harmonics
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】無停電電源装置の商用電源の短絡時に切り替わ
ったインバータからの過電流による出力電圧の乱れを軽
減する。 【解決手段】無停電電源装置４０のインバータ制御回路
４１に、商用電源１の短絡事故時に切り替わったインバ
ータの過電流をインバータ出力電流検出器２５の検出値
を入力することにより検知し、この過電流が発生したと
きに一時的に瞬時電圧補正量Ｗによるインバータ主回路
１６の制御を中断させる。
ったインバータからの過電流による出力電圧の乱れを軽
減する。 【解決手段】無停電電源装置４０のインバータ制御回路
４１に、商用電源１の短絡事故時に切り替わったインバ
ータの過電流をインバータ出力電流検出器２５の検出値
を入力することにより検知し、この過電流が発生したと
きに一時的に瞬時電圧補正量Ｗによるインバータ主回路
１６の制御を中断させる。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、商用電源が正常
時には、商用電源より電力の供給／遮断を行う半導体ス
イッチを介して負荷に給電を行うとともに、インバータ
により商用電源から蓄電池への充電動作と、負荷から発
生する高調波電流や無効電力を吸収するアクティブフィ
ルタ動作とを行わせ、商用電源が異常時には、蓄電池よ
りインバータを介して負荷に給電を行う無停電電源装置
の制御回路に関する。
時には、商用電源より電力の供給／遮断を行う半導体ス
イッチを介して負荷に給電を行うとともに、インバータ
により商用電源から蓄電池への充電動作と、負荷から発
生する高調波電流や無効電力を吸収するアクティブフィ
ルタ動作とを行わせ、商用電源が異常時には、蓄電池よ
りインバータを介して負荷に給電を行う無停電電源装置
の制御回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の無停電電源装置の従来のブロッ
ク構成図を図４に示す。図４において、１は商用電源、
２は蓄電池、３は負荷、１０は無停電電源装置であり、
無停電電源装置１０は回路遮断器１１、半導体スイッチ
１２、ゲート駆動回路１３、電磁接触器１４、平滑コン
デンサ１５、インバータ主回路１６、変圧器１７、交流
リアクトル１８、フィルタコンデンサ１９、回路遮断器
２０、出力電流検出器２１、直流電圧検出器２２、直流
電流検出器２３、インバータ制御回路２４、出力電圧検
出器２５によって構成されている。また、フィルタコン
デンサ１９は、インバータ主回路１６のスイッチング動
作に伴って発生するスイッチングノイズを除去するフィ
ルタである。
ク構成図を図４に示す。図４において、１は商用電源、
２は蓄電池、３は負荷、１０は無停電電源装置であり、
無停電電源装置１０は回路遮断器１１、半導体スイッチ
１２、ゲート駆動回路１３、電磁接触器１４、平滑コン
デンサ１５、インバータ主回路１６、変圧器１７、交流
リアクトル１８、フィルタコンデンサ１９、回路遮断器
２０、出力電流検出器２１、直流電圧検出器２２、直流
電流検出器２３、インバータ制御回路２４、出力電圧検
出器２５によって構成されている。また、フィルタコン
デンサ１９は、インバータ主回路１６のスイッチング動
作に伴って発生するスイッチングノイズを除去するフィ
ルタである。
【０００３】図４に示した無停電電源装置１０は、次の
ように動作する。まず、商用電源１が正常時すなわち通
常時の起動は、回路遮断器１１を閉路させ、ゲート駆動
回路１３により半導体スイッチ１２を導通させて、商用
電源１から回路遮断器１１，半導体スイッチ１２を介し
て負荷３に給電を開始するとともに、回路遮断器２０と
電磁接触器１４とを閉路させて、インバータ制御回路２
４によりインバータ主回路１６を経由して平滑コンデン
サ１５及び蓄電池２への充電動作と、負荷３から発生す
る高調波電流や無効電流を吸収するアクティブフィルタ
動作とを開始することで起動が完了し、無停電電源装置
１０は通常運転状態になる。
ように動作する。まず、商用電源１が正常時すなわち通
常時の起動は、回路遮断器１１を閉路させ、ゲート駆動
回路１３により半導体スイッチ１２を導通させて、商用
電源１から回路遮断器１１，半導体スイッチ１２を介し
て負荷３に給電を開始するとともに、回路遮断器２０と
電磁接触器１４とを閉路させて、インバータ制御回路２
４によりインバータ主回路１６を経由して平滑コンデン
サ１５及び蓄電池２への充電動作と、負荷３から発生す
る高調波電流や無効電流を吸収するアクティブフィルタ
動作とを開始することで起動が完了し、無停電電源装置
１０は通常運転状態になる。
【０００４】次に、商用電源１が異常時、例えば停電時
には、図示しない停電検出回路がこれを検知して異常信
号を出力し、この異常信号に基づくインバータ制御回路
２４からの遮断信号によりゲート駆動回路１３を介して
半導体スイッチ１２を遮断するとともに、インバータ制
御回路２４により蓄電池２から電磁接触器１４，平滑コ
ンデンサ１５，インバータ主回路１６，変圧器１７，交
流リアクトル１８，フィルタコンデンサ１９，回路遮断
器２０を介して出力電圧検出器２５の検出値が所定の値
に制御されたインバータ主回路１６の出力電圧で負荷３
に給電する。
には、図示しない停電検出回路がこれを検知して異常信
号を出力し、この異常信号に基づくインバータ制御回路
２４からの遮断信号によりゲート駆動回路１３を介して
半導体スイッチ１２を遮断するとともに、インバータ制
御回路２４により蓄電池２から電磁接触器１４，平滑コ
ンデンサ１５，インバータ主回路１６，変圧器１７，交
流リアクトル１８，フィルタコンデンサ１９，回路遮断
器２０を介して出力電圧検出器２５の検出値が所定の値
に制御されたインバータ主回路１６の出力電圧で負荷３
に給電する。
【０００５】図５は、図４に示したインバータ制御回路
２４の詳細回路図である。図５において、Ｖ／Ｆ変換器
２６は周波数指令信号Ｆ* の入力を受け、Ｖ／Ｆ変換器
２６の出力および電圧振幅信号Ｅ* を受ける交流波形発
生回路２７は、交流電圧波形信号Ｖ* を出力する。交流
電圧波形信号Ｖ* と出力電圧検出器２５の検出値ＶOUT
との偏差を加算器２８で求め、比例調節器２９はこの偏
差を零にする瞬時波形補正量Ｗを出力する。アクティブ
フィルタ演算回路３０は出力電流検出器２１の検出値Ｉ
OUT に基づく演算によりアクティブフィルタ制御信号Ｖ
AF *を出力する。直流電圧演算回路３１は直流電圧検出
器２２の検出値ＶDCおよび直流電流検出器２３の検出値
ＩDCを受ける直流電圧演算回路３１は蓄電池制御信号Ｖ
DC * を出力する。
２４の詳細回路図である。図５において、Ｖ／Ｆ変換器
２６は周波数指令信号Ｆ* の入力を受け、Ｖ／Ｆ変換器
２６の出力および電圧振幅信号Ｅ* を受ける交流波形発
生回路２７は、交流電圧波形信号Ｖ* を出力する。交流
電圧波形信号Ｖ* と出力電圧検出器２５の検出値ＶOUT
との偏差を加算器２８で求め、比例調節器２９はこの偏
差を零にする瞬時波形補正量Ｗを出力する。アクティブ
フィルタ演算回路３０は出力電流検出器２１の検出値Ｉ
OUT に基づく演算によりアクティブフィルタ制御信号Ｖ
AF *を出力する。直流電圧演算回路３１は直流電圧検出
器２２の検出値ＶDCおよび直流電流検出器２３の検出値
ＩDCを受ける直流電圧演算回路３１は蓄電池制御信号Ｖ
DC * を出力する。
【０００６】商用電源１が正常時には切替制御回路３２
と反転素子３３とを介して信号開閉器３４が“閉”とな
り、前記アクティブフィルタ制御信号ＶAF * および蓄電
池制御信号ＶDC * の加算器３５による加算値（ＶAF * ＋
ＶDC * ）と、この加算値および前記瞬時波形補正量Ｗの
加算器３６による加算値（Ｗ＋ＶAF * ＋ＶDC * ）と、こ
の加算値および前記交流電圧波形信号Ｖ* の加算器３７
による加算値（Ｖ* ＋Ｗ＋ＶAF * ＋ＶDC * ）がＰＷＭコ
ンパレータ３８に入力され、ＰＷＭコンパレータ３８と
キャリア発生器３９とによりパルス幅変調されたゲート
信号がインバータ主回路１６を構成するそれぞれの半導
体素子をオン・オフさせることで、インバータ主回路１
６により蓄電池２への充電動作と、前記アクティブフィ
ルタ動作とを行っている。
と反転素子３３とを介して信号開閉器３４が“閉”とな
り、前記アクティブフィルタ制御信号ＶAF * および蓄電
池制御信号ＶDC * の加算器３５による加算値（ＶAF * ＋
ＶDC * ）と、この加算値および前記瞬時波形補正量Ｗの
加算器３６による加算値（Ｗ＋ＶAF * ＋ＶDC * ）と、こ
の加算値および前記交流電圧波形信号Ｖ* の加算器３７
による加算値（Ｖ* ＋Ｗ＋ＶAF * ＋ＶDC * ）がＰＷＭコ
ンパレータ３８に入力され、ＰＷＭコンパレータ３８と
キャリア発生器３９とによりパルス幅変調されたゲート
信号がインバータ主回路１６を構成するそれぞれの半導
体素子をオン・オフさせることで、インバータ主回路１
６により蓄電池２への充電動作と、前記アクティブフィ
ルタ動作とを行っている。
【０００７】また、商用電源１が異常時には前記異常信
号をうける切替制御回路３２と反転素子３３を介して信
号開閉器３４が“開”となり、加算器３７の出力は前記
交流電圧波形信号Ｖ* と瞬時波形補正量Ｗとの加算値と
なり、この加算値によるパルス幅変調されたゲート信号
がＰＷＭコンパレータ３８から出力され、蓄電池２を直
流電源としたインバータ主回路１６は所望の出力電圧で
負荷３に給電する。
号をうける切替制御回路３２と反転素子３３を介して信
号開閉器３４が“開”となり、加算器３７の出力は前記
交流電圧波形信号Ｖ* と瞬時波形補正量Ｗとの加算値と
なり、この加算値によるパルス幅変調されたゲート信号
がＰＷＭコンパレータ３８から出力され、蓄電池２を直
流電源としたインバータ主回路１６は所望の出力電圧で
負荷３に給電する。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の無停電電
源装置の制御回路によると、商用電源１の系統の短絡事
故による商用電源１の異常時の際に、この短絡経路に半
導体スイッチ１２が完全に遮断されるまでの期間（最大
半サイクル程度）はインバータ主回路１６から過電流が
流れ、この過電流によりインバータ主回路１６の出力電
圧が急降下し、その結果前記瞬時波形補正量Ｗが増大
し、インバータ主回路１６の出力電圧が乱れ、この乱れ
が半導体スイッチ１２が完全に遮断された後もしばらく
（数サイクル程度）継続するという問題があった。
源装置の制御回路によると、商用電源１の系統の短絡事
故による商用電源１の異常時の際に、この短絡経路に半
導体スイッチ１２が完全に遮断されるまでの期間（最大
半サイクル程度）はインバータ主回路１６から過電流が
流れ、この過電流によりインバータ主回路１６の出力電
圧が急降下し、その結果前記瞬時波形補正量Ｗが増大
し、インバータ主回路１６の出力電圧が乱れ、この乱れ
が半導体スイッチ１２が完全に遮断された後もしばらく
（数サイクル程度）継続するという問題があった。
【０００９】この発明の目的は、上記問題点を解決する
無停電電源装置の制御回路を提供することにある。
無停電電源装置の制御回路を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】この第１の発明は、商用
電源が正常時には、商用電源より電力の供給／遮断を行
う半導体スイッチを介して負荷に給電を行うとともに、
インバータにより商用電源から蓄電池への充電動作と、
負荷から発生する高調波電流や無効電力を吸収するアク
ティブフィルタ動作とを行わせ、商用電源が異常時に
は、蓄電池よりインバータを介して負荷に給電を行う無
停電電源装置であって、前記インバータの出力電圧の振
幅を指令する直流量の電圧振幅信号と、該インバータの
出力電圧の周波数を指令する直流量の周波数指令信号と
を入力して、該インバータが出力すべき交流電圧波形信
号を出力する交流波形発生手段と、前記交流電圧波形信
号と前記インバータが出力している交流電圧波形の検出
信号とを入力して、両入力の偏差を零に制御する瞬時波
形補正量を出力すに瞬時波形補正量発生手段と、前記蓄
電池の端子電圧と充電電流とを検出して、両検出値に基
づいて前記インバータの蓄電池制御信号を演算する直流
電圧演算手段と、前記負荷の電流を検出して、該検出値
に基づいて前記インバータのアクティブフィルタ制御信
号を演算するアクティブフィルタ演算手段と、前記交流
電圧波形信号と瞬時波形補正量と蓄電池制御信号とアク
ティブフィルタ制御信号とをそれぞれ加算する加算手段
と、該加算手段の演算結果をパルス幅変調してインバー
タ制御パルスを出力するパルス幅変調手段とから構成さ
れる無停電電源装置の制御回路において、前記瞬時波形
補正量発生手段より出力される瞬時波形補正量を遮断す
る信号開閉手段と、前記インバータの主回路を構成する
半導体素子を流れる電流を検出して、該検出値に基づい
て前記信号開閉手段を一時的に“開”状態にする指令を
出力する開閉制御手段とを備える。
電源が正常時には、商用電源より電力の供給／遮断を行
う半導体スイッチを介して負荷に給電を行うとともに、
インバータにより商用電源から蓄電池への充電動作と、
負荷から発生する高調波電流や無効電力を吸収するアク
ティブフィルタ動作とを行わせ、商用電源が異常時に
は、蓄電池よりインバータを介して負荷に給電を行う無
停電電源装置であって、前記インバータの出力電圧の振
幅を指令する直流量の電圧振幅信号と、該インバータの
出力電圧の周波数を指令する直流量の周波数指令信号と
を入力して、該インバータが出力すべき交流電圧波形信
号を出力する交流波形発生手段と、前記交流電圧波形信
号と前記インバータが出力している交流電圧波形の検出
信号とを入力して、両入力の偏差を零に制御する瞬時波
形補正量を出力すに瞬時波形補正量発生手段と、前記蓄
電池の端子電圧と充電電流とを検出して、両検出値に基
づいて前記インバータの蓄電池制御信号を演算する直流
電圧演算手段と、前記負荷の電流を検出して、該検出値
に基づいて前記インバータのアクティブフィルタ制御信
号を演算するアクティブフィルタ演算手段と、前記交流
電圧波形信号と瞬時波形補正量と蓄電池制御信号とアク
ティブフィルタ制御信号とをそれぞれ加算する加算手段
と、該加算手段の演算結果をパルス幅変調してインバー
タ制御パルスを出力するパルス幅変調手段とから構成さ
れる無停電電源装置の制御回路において、前記瞬時波形
補正量発生手段より出力される瞬時波形補正量を遮断す
る信号開閉手段と、前記インバータの主回路を構成する
半導体素子を流れる電流を検出して、該検出値に基づい
て前記信号開閉手段を一時的に“開”状態にする指令を
出力する開閉制御手段とを備える。
【００１１】また、第２の発明は前記第１の発明におい
て、前記開閉制御手段を、前記インバータの主回路を構
成する半導体素子を流れる電流の検出値が予め定めた値
を越えた場合に論理Ｈ信号を出力するコンパレータと、
該コンパレータから出力される論理Ｈ信号の論理Ｌ信号
への復帰を遅らせて出力するオフディレー回路とから構
成し、前記開閉制御手段は、前記オフディレー回路の出
力が論理Ｈ信号となった場合に前記信号開閉手段を
“開”状態にする指令を出力する。
て、前記開閉制御手段を、前記インバータの主回路を構
成する半導体素子を流れる電流の検出値が予め定めた値
を越えた場合に論理Ｈ信号を出力するコンパレータと、
該コンパレータから出力される論理Ｈ信号の論理Ｌ信号
への復帰を遅らせて出力するオフディレー回路とから構
成し、前記開閉制御手段は、前記オフディレー回路の出
力が論理Ｈ信号となった場合に前記信号開閉手段を
“開”状態にする指令を出力する。
【００１２】この発明によれば、商用電源の異常時にイ
ンバータの主回路を流れる電流を検出して、該検出値に
基づいて前記瞬時波形補正量発生手段より出力される瞬
時波形補正量を遮断するべく、信号開閉手段を一時的に
“開”状態にすることにより先述のインバータの出力電
圧の乱れる期間を最小限（１サイクル程度）にすること
ができる。
ンバータの主回路を流れる電流を検出して、該検出値に
基づいて前記瞬時波形補正量発生手段より出力される瞬
時波形補正量を遮断するべく、信号開閉手段を一時的に
“開”状態にすることにより先述のインバータの出力電
圧の乱れる期間を最小限（１サイクル程度）にすること
ができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】図１はこの発明の実施の形態を示
す無停電電源装置のブロック構成図であり、図４に示し
た従来例と同一機能を有するものには同一符号を付して
その説明を省略する。すなわち図１において、無停電電
源装置４０には従来のインバータ制御回路２４に代わる
インバータ制御回路４１とインバータ出力電流検出器４
２とを新たに備えている。
す無停電電源装置のブロック構成図であり、図４に示し
た従来例と同一機能を有するものには同一符号を付して
その説明を省略する。すなわち図１において、無停電電
源装置４０には従来のインバータ制御回路２４に代わる
インバータ制御回路４１とインバータ出力電流検出器４
２とを新たに備えている。
【００１４】
【実施例】図２はこの発明の実施例を示す図１に示した
インバータ制御回路４１の詳細回路図であり、図５に示
したインバータ制御回路２４と同一機能を有するものに
は同一符号を付してその説明を省略する。すなわち図２
において、インバータ制御回路４１にはインバータ制御
回路２４と同一機能の各回路要素２６〜３９のほかに、
開閉制御回路４３とアンド素子４４と信号開閉器４５が
付加されている。
インバータ制御回路４１の詳細回路図であり、図５に示
したインバータ制御回路２４と同一機能を有するものに
は同一符号を付してその説明を省略する。すなわち図２
において、インバータ制御回路４１にはインバータ制御
回路２４と同一機能の各回路要素２６〜３９のほかに、
開閉制御回路４３とアンド素子４４と信号開閉器４５が
付加されている。
【００１５】開閉制御回路４３はインバータ出力電流検
出器４２の検出値ＩINV が所定の値を越えると所定の期
間論理Ｈ信号を出力し、切替制御回路の出力および開閉
制御回路４３の出力を受けるアンド素子４４は前述の異
常信号が発生し、且つ開閉制御回路４３の出力が論理Ｈ
信号の期間に信号開閉器４５を“開”にする。図３は図
２における開閉制御回路４３の詳細回路図を示し、前記
検出値ＩINVを整流する整流器４３ａと、インバータ主
回路１６の各半導体素子の許容電流値を所定値とし、整
流器４３ａの出力がこの所定値を越えたときに論理Ｈ信
号を出力するコンパレータ４３ｂと、コンパレータ４３
ｂの出力が一旦論理Ｈ信号になったときに、この論理Ｈ
信号を所定の期間（１サイクル程度）継続させるオフデ
ィレー回路４３ｃとから構成されている。
出器４２の検出値ＩINV が所定の値を越えると所定の期
間論理Ｈ信号を出力し、切替制御回路の出力および開閉
制御回路４３の出力を受けるアンド素子４４は前述の異
常信号が発生し、且つ開閉制御回路４３の出力が論理Ｈ
信号の期間に信号開閉器４５を“開”にする。図３は図
２における開閉制御回路４３の詳細回路図を示し、前記
検出値ＩINVを整流する整流器４３ａと、インバータ主
回路１６の各半導体素子の許容電流値を所定値とし、整
流器４３ａの出力がこの所定値を越えたときに論理Ｈ信
号を出力するコンパレータ４３ｂと、コンパレータ４３
ｂの出力が一旦論理Ｈ信号になったときに、この論理Ｈ
信号を所定の期間（１サイクル程度）継続させるオフデ
ィレー回路４３ｃとから構成されている。
【００１６】なおオフディレー回路４３ｃの継続期間は
インバータ主回路１６の各半導体素子の前記パルス幅変
調されたゲート信号に基づくオンオフに伴って増減を繰
り返す波形に対して考慮した値である。
インバータ主回路１６の各半導体素子の前記パルス幅変
調されたゲート信号に基づくオンオフに伴って増減を繰
り返す波形に対して考慮した値である。
【００１７】
【発明の効果】この発明によれば、商用電源の異常時に
インバータの主回路を流れる電流を検出して、該検出値
に基づいて前記瞬時波形補正量発生手段より出力される
瞬時波形補正量を遮断するべく、信号開閉手段を一時的
に“開”状態にすることによりインバータの出力電圧の
乱れる期間を最小限にし、負荷のアクティブフィルタ動
作と蓄電池への充電動作とを兼ね備えた無停電電源装置
を提供できる。
インバータの主回路を流れる電流を検出して、該検出値
に基づいて前記瞬時波形補正量発生手段より出力される
瞬時波形補正量を遮断するべく、信号開閉手段を一時的
に“開”状態にすることによりインバータの出力電圧の
乱れる期間を最小限にし、負荷のアクティブフィルタ動
作と蓄電池への充電動作とを兼ね備えた無停電電源装置
を提供できる。
【図１】この発明の実施の形態を示す無停電電源装置の
ブロック構成図
ブロック構成図
【図２】この発明の実施例を示す無停電電源装置のイン
バータ制御回路の回路図
バータ制御回路の回路図
【図３】図２における開閉制御回路のの詳細回路図
【図４】従来例を示す無停電電源装置のブロック構成図
【図５】図５の無停電電源装置のインバータ制御回路の
詳細回路図
詳細回路図
１…商用電源、２…蓄電池、３…負荷、１０…無停電電
源装置、１１…回路遮断器、１２…半導体スイッチ、１
３…ゲート駆動回路、１４…電磁接触器、１５…平滑コ
ンデンサ、１６…インバータ主回路、１７…変圧器、１
８…交流リアクトル、１９…フィルタコンデンサ、２０
…回路遮断器、２１…出力電流検出器、２２…直流電圧
検出器、２３…直流電流検出器、２４…インバータ制御
回路、２５…出力電圧検出器、２６…Ｖ／Ｆ変換器、２
７…交流波形発生回路、２８…加算器、２９…比例調節
器、３０…アクティブフィルタ演算回路、３１…直流電
圧演算回路、３２…切替制御回路、３３…反転素子、３
４…信号開閉器、３５〜３７…加算器、３８…ＰＷＭコ
ンパレータ、３９…キャリア発生器、４０…無停電電源
装置、４１…インバータ制御回路、４２…インバータ出
力電流検出器、４３…開閉制御回路、４４…アンド素
子、４５…信号開閉器。
源装置、１１…回路遮断器、１２…半導体スイッチ、１
３…ゲート駆動回路、１４…電磁接触器、１５…平滑コ
ンデンサ、１６…インバータ主回路、１７…変圧器、１
８…交流リアクトル、１９…フィルタコンデンサ、２０
…回路遮断器、２１…出力電流検出器、２２…直流電圧
検出器、２３…直流電流検出器、２４…インバータ制御
回路、２５…出力電圧検出器、２６…Ｖ／Ｆ変換器、２
７…交流波形発生回路、２８…加算器、２９…比例調節
器、３０…アクティブフィルタ演算回路、３１…直流電
圧演算回路、３２…切替制御回路、３３…反転素子、３
４…信号開閉器、３５〜３７…加算器、３８…ＰＷＭコ
ンパレータ、３９…キャリア発生器、４０…無停電電源
装置、４１…インバータ制御回路、４２…インバータ出
力電流検出器、４３…開閉制御回路、４４…アンド素
子、４５…信号開閉器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０２Ｊ 7/34 Ｈ０２Ｊ 7/34 Ｆ 9/06 ５０４ 9/06 ５０４Ｂ
Claims (2)
- 【請求項１】商用電源が正常時には、商用電源より電力
の供給／遮断を行う半導体スイッチを介して負荷に給電
を行うとともに、インバータにより商用電源から蓄電池
への充電動作と、負荷から発生する高調波電流や無効電
力を吸収するアクティブフィルタ動作とを行わせ、商用
電源が異常時には、蓄電池よりインバータを介して負荷
に給電を行う無停電電源装置であって、 前記インバータの出力電圧の振幅を指令する直流量の電
圧振幅信号と、該インバータの出力電圧の周波数を指令
する直流量の周波数指令信号とを入力して、該インバー
タが出力すべき交流電圧波形信号を出力する交流波形発
生手段と、 前記交流電圧波形信号と前記インバータが出力している
交流電圧波形の検出信号とを入力して、両入力の偏差を
零に制御する瞬時波形補正量を出力すに瞬時波形補正量
発生手段と、 前記蓄電池の端子電圧と充電電流とを検出して、両検出
値に基づいて前記インバータの蓄電池制御信号を演算す
る直流電圧演算手段と、 前記負荷の電流を検出して、該検出値に基づいて前記イ
ンバータのアクティブフィルタ制御信号を演算するアク
ティブフィルタ演算手段と、 前記交流電圧波形信号と瞬時波形補正量と蓄電池制御信
号とアクティブフィルタ制御信号とをそれぞれ加算する
加算手段と、 該加算手段の演算結果をパルス幅変調してインバータ制
御パルスを出力するパルス幅変調手段とから構成される
無停電電源装置の制御回路において、 前記瞬時波形補正量発生手段より出力される瞬時波形補
正量を遮断する信号開閉手段と、 前記インバータの主回路を構成する半導体素子を流れる
電流を検出して、該検出値に基づいて前記信号開閉手段
を一時的に“開”状態にする指令を出力する開閉制御手
段とを備えたことを特徴とする無停電電源装置の制御回
路。 - 【請求項２】請求項１に記載の無停電電源装置の制御回
路において、 前記開閉制御手段を、 前記インバータの主回路を構成する半導体素子を流れる
電流の検出値が予め定めた値を越えた場合に論理Ｈ信号
を出力するコンパレータと、 該コンパレータから出力される論理Ｈ信号の論理Ｌ信号
への復帰を遅らせて出力するオフディレー回路とから構
成し、 前記開閉制御手段は、前記オフディレー回路の出力が論
理Ｈ信号となった場合に前記信号開閉手段を“開”状態
にする指令を出力することを特徴とする無停電電源装置
の制御回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8166513A JPH1014251A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 無停電電源装置の制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8166513A JPH1014251A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 無停電電源装置の制御回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1014251A true JPH1014251A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15832729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8166513A Pending JPH1014251A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 無停電電源装置の制御回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1014251A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6445089B1 (en) | 2000-09-22 | 2002-09-03 | Sanyo Denki Co. Ltd. | Uninterruptible power system |
| US7612468B2 (en) * | 2003-04-04 | 2009-11-03 | Sanyo Denki Co., Ltd. | Uninterruptible power supply device with circuit for degradation judgment of storage battery |
| JP2010156519A (ja) * | 2009-01-05 | 2010-07-15 | Panasonic Corp | 加熱調理器 |
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| US8452462B2 (en) | 2008-05-09 | 2013-05-28 | Meidensha Corporation | System stabilizing device |
| US8457804B2 (en) | 2008-05-09 | 2013-06-04 | Meidensha Corporation | System stabilizing device |
| US8483885B2 (en) | 2008-05-09 | 2013-07-09 | Meidensha Corporation | System stabilizing device |
| US8527106B2 (en) | 2008-04-11 | 2013-09-03 | Meidensha Corporation | System stabilization device |
| US8560136B2 (en) | 2008-04-02 | 2013-10-15 | Meidensha Corporation | System stabilizing device |
-
1996
- 1996-06-27 JP JP8166513A patent/JPH1014251A/ja active Pending
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