JPH10140872A - 塔状構造物屋根の構築工法 - Google Patents

塔状構造物屋根の構築工法

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JPH10140872A
JPH10140872A JP30022696A JP30022696A JPH10140872A JP H10140872 A JPH10140872 A JP H10140872A JP 30022696 A JP30022696 A JP 30022696A JP 30022696 A JP30022696 A JP 30022696A JP H10140872 A JPH10140872 A JP H10140872A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイロなどの塔状構造物を構築するに際し、
屋根が大きく重い場合にも、安全に、確実に、屋根を構
築することができ、さらに作業性を向上させて工期の短
縮およびコストの低減を図れるようにする。 【解決手段】サイロ本体2の下部2Aを構築した後、こ
の中央部に屋根構造体中央部3Aを組立て、この工事と
並行してサイロ本体2の円筒部2Bの構築を行い、この
工事が完了すると、サイロ本体2の上端部に必要最小限
のリング幅Lの屋根構造体外周部3Bを組立て、この上
方に束材15・補強斜材16を介して仮設構造体4を組
立て、この仮設構造体4にはリフトアップ設備のための
支持構台5とリフトアップ反力を処理するためのバック
テンションケーブル7を設け、リフトアップ設備6の作
動により屋根構造体中央部3Aを引き上げ、所定高さま
でリフトアップした屋根構造体中央部3Aを屋根構造体
外周部3Bに固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、石炭や穀物など
を貯蔵するサイロ等の塔体の上端部に屋根を有する塔状
構造物の屋根の構築工法であり、特に大径間のサイロ屋
根等に適用される塔状構造物屋根の構築工法に関するも
のである。
【0002】
【従来技術】サイロなどの塔状構造物の構築方法とし
て、実公平1−28186号公報に開示されているよう
に、セルフクライミング装置を用いた建方工法がある。
この工法では、サイロの既施工部分に反力をとって自昇
可能なセルフクライミング装置に、サイロ屋根を構成す
るトップスラブを予め取り付けておき、筒状のサイロ本
体の構築に伴って上昇するセルフクライミング装置を利
用してトップスラブをリフトアップしていき、構築の完
了したサイロ本体の上端部にトップスラブを固定してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような従来の建方工法では、屋根全体を構築途中のサイ
ロ本体の既施工部分で支持しながら、サイロ本体の構築
と同時に徐々にリフトアップするため、屋根が大きく重
い場合には、施工中の屋根の支持状態が、自重はもとよ
り、風荷重、地震荷重に対して非常に不安定な状態とな
り、屋根を安全に支持することが困難となる。
【0004】このような問題点を解消すべく、本発明者
らは、屋根が大きく重い場合にも、安全に、確実に、屋
根を構築することができる搭状構造物の構築工法を開発
し、既に出願している(特願平8−234207号)。
この構築工法では、サイロ本体の上端部にリング状の屋
根構造体外周部を組立てると共に、この上部および下部
にそれぞれリフトアップ設備のための支持構台とリフト
アップ反力を処理するための補強構造体を設け、リフト
アップ設備により屋根構造体中央部を所定高さまでリフ
トアップし、前記屋根構造体外周部に固定している。
【0005】このような構築工法であれば、地上で組立
てた屋根構造体中央部のみを一気にリフトアップさせる
ため、屋根が大きく重い場合でも安全確実に屋根を構築
することができ、また屋根構造体の組立、仕上げ工事な
どを殆ど地上において行うことができ、安全性をより向
上させることができるが、リング状の屋根構造体外周部
をリフトアップ設備の支持構造体として利用するため、
サイロ本体の上で組立てる屋根構造体外周部が大きくな
り、またこの屋根構造体外周部の下部に補強構造体を必
要とするなどから、作業性が若干劣り、そのため、より
作業性の優れた構築工法が望まれている。
【0006】この発明は、このような要望に応えるべく
なされたものであり、その目的は、屋根が大きく重い場
合にも、安全に、確実に、屋根を構築することができる
と共に、作業性に優れ、工期の短縮およびコストの低減
を図ることのできる搭状構造物屋根の構築工法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る塔状構造
物屋根の構築工法は、塔本体の上端部に屋根構造体を有
する塔状構造物(サイロなど)を構築するに際し、塔本
体の下部を構築した後、この塔本体下部の中央部に屋根
構造体中央部を組立て、この屋根構造体中央部の工事と
並行して塔本体の構築を行い(スライディングフォーム
工法など)、この塔本体の工事が完了すると、塔本体の
上端部にリング状の屋根構造体外周部を組立てると共
に、この屋根構造体外周部の上方にリング状の仮設構造
体を組立てて支持材(束材や補強斜材など)により前記
屋根構造体外周部に支持させ、このリング状の仮設構造
体にはリフトアップ設備のための支持構台を設け、リフ
トアップ設備(ベアロックジャッキと吊りロッドによる
ジャッキアップ方式、あるいはウインチとワイヤロープ
による方式など)の作動により屋根構造体中央部を引き
上げ、所定高さまでリフトアップした屋根構造体中央部
を前記屋根構造体外周部に固定することを特徴とする。
【0008】また、リング状の仮設構造体と塔本体の地
上側部分(塔本体の下部、あるいは地上に設置した張力
調整装置など)とを、該仮設構造体に設けられたリフト
アップ設備の支持構台位置においてバックテンションケ
ーブルで連結し、前記仮設構造体のリフトアップ時の変
形を調整できるようにする。
【0009】以上のような構成において、屋根構造体を
屋根構造体中央部と屋根構造体外周部に分割し、塔本体
を構築した後に、塔本体の上端部に屋根構造体外周部を
組立て、この屋根構造体外周部の上方に組立てた仮設構
造体をリフトアップの支持構造体として用い、地上で組
立てた屋根構造体中央部のみを一気にリフトアップさせ
るため、屋根が大きく重い場合でも、安全確実に屋根を
構築することができる。また、屋根構造体の大部分を占
める屋根構造体中央部の組立、仕上げ工事などを地上に
おいて行うことができ、安全性をより向上させることが
できる。さらに、リフトアップ荷重は、仮設構造体で受
けるため、サイロ本体上部で組立てるリング状の屋根構
造体外周部は、必要最小限のリング幅ですみ、また補強
構造体を必要としないため、作業性を向上させることが
できる。リング状の屋根構造体外周部は変形することが
なく、またバックテンションケーブルによりリフトアッ
プ時の仮設構造体の変形を防止することができ、屋根構
造体中央部と屋根構造体外周部の接合を容易に行うこと
ができる。
【0010】
【発明の実施の態様】以下、この発明を図示する一実施
例に基いて説明する。これは、石炭等を貯蔵する直径が
約50mのサイロに適用した例である。図1〜図4に、
この発明に係る構築工法を適用したサイロを示し、図5
〜図8に、この発明に係る構築工法を工程順に示す。
【0011】図1〜図4において、サイロ1は、主とし
て、円筒状のコンクリート製のサイロ本体2と、鉄骨製
の屋根構造体3から構成されている。このようなサイロ
1において、本発明では、屋根構造体3を、平面視で円
形の屋根構造体中央部3Aと、平面視でリング状で必要
最小限のリング幅Lの屋根構造体外周部3Bに分割し、
屋根構造体中央部3Aを地上で組立て、一方、構築の完
了したサイロ本体2の上端部に屋根構造体外周部3Bを
組立て、この屋根構造体外周部3Bの上方にリフトアッ
プのためのリング状の仮設構造体4を構築し、この仮設
構造体4の支持構台5に設置したリフトアップ設備6に
より屋根構造体中央部3Aを一気にリフトアップさせ
る。リフトアップ反力はバックテンションケーブル7に
より処理することもできる。
【0012】屋根構造体3は、図2(a)に示すよう
に、主に、平面視で放射状に配設される多数の斜材10
と、半径方向に間隔をおいて多数配置され各斜材10を
つなぐリング材11からなり、リング状の屋根構造体外
周部3Bは、その平面視のリング幅Lをできるだけ小さ
くして、外周部リング材11Bと、接合端部を鉛直に切
断した部分斜材10Bなどから構成する(図4参照)。
リング幅Lは、後述するようにリフトアップさせる円形
の屋根構造体中央部3Aの外周部がサイロ本体2の円筒
部2Bの内周面に当たることのないように、円筒部2B
の内周面から塔体中心に向けて若干突出させればよい。
【0013】リング状の仮設構造体4は、図2(b)に
示すように、内側リング材12と、外側リング材13
と、両者をつなぐ連結材14から構成し、この仮設構造
体4にリフトアップ設備6の支持構台5を固定する。こ
の支持構台5は、リング状の仮設構造体4の円周方向に
間隔をおいて多数配設し、内側リング材12と外側リン
グ材13とを連結し、かつ外側リング材13から塔体中
心に向かって所定の距離だけ突出するようにする(図4
参照)。
【0014】このような仮設構造体4は、図4に示すよ
うに、支持構台5の位置において束材15により支持
し、補強斜材16で補強する。束材15は、下部を屋根
構造体外周部3Bの外周部リング材10Bに固定して鉛
直に立ち上げ、上部を内側リング材12の位置で支持構
台5に固定し、サイロ本体2の円筒部2Bの延長線上に
位置してリフトアップ時の荷重を円筒部2Bに円滑に伝
達できるようにする。補強斜材16は、上部を支持構台
5の外側下面に固定し、下部を束材15の基部に固定す
る。補強斜材16は、必要に応じて支持構台5のリフト
アップ設備側にも設ける。
【0015】リフトアップ設備6は、図4に示すよう
に、支持構台5のサイロ中心側の端部上に設置される複
数(この実施例では2台)のベアロックジャッキ(ジャ
ッキアップダウン後にも油圧を保持して負荷を支持可能
なジャッキ)20と、このジャッキ20の昇降部材21
と屋根構造体中央部3Aの周縁部における節点とを連結
する吊りロッド22からなる。吊りロッド22は、H形
鋼のウェブにピン孔23がジャッキストロークに対応し
た間隔で穿設された所謂ステップバーであり、ピン孔2
3にジャッキ装置の上下に設けたピンを交互に差し込
み、上部ピンを差し込んだ状態で吊りロッド22を吊り
上げてリフトアップさせ、下部ピンを差し込んだ後、上
部ピンを引き抜いた状態でジャッキを下降させることに
より、所謂尺取り虫式にステップバーを引き上げる。
【0016】このようなリフトアップ設備6は、リフト
アップする屋根構造体中央部3Aの重量に応じて多数配
置する。この実施例では、重量が1000トンを超える
ため、リフトアップ設備6を12台設置している(図2
参照)。また、吊りロッド22と屋根構造体中央部3A
との連結点には、ロードセルを介在させ、各リフトアッ
プ設備6に作用するリフトアップ荷重を検出しながら、
各ベアロックジャッキ20を制御して屋根構造体中央部
3A全体が水平状態でリフトアップされるようにする。
【0017】なお、支持構台5のリフトアップ設備6側
は、図2(b)に示すように、水平補強材24により水
平方向の補強を行うのが好ましい。また、吊りロッド2
2の下部には、図3に示すように、天秤式の連結具25
の中間部をピンを介して取付け、両端部を屋根構造体中
央部3Aにピンを介して接続し、吊りロッド22に軸力
のみが作用し、リフトアップ設備6に曲げが作用しない
ようにしている。
【0018】バックテンションケーブル7は、リフトア
ップ設備6に対応させて多数配設し、リフトアップ時の
仮設構造体4の変形を調整する。このバックテンション
ケーブル7は、上端を仮設構造体4の外側リング材13
の位置で支持構台5に固定し、下端をサイロ本体2の円
筒部2Bの下部に固定し、ターンバックルなどの張力調
整装置8により張力を導入可能としている。あるいは、
バックテンションケーブル7の下端を地上に設けたウイ
ンチなどの張力調整装置8に接続するようにしてもよ
い。
【0019】以上のような構成において、次に示すよう
な手順でサイロ1を構築する。
【0020】(1) 図5に示すように、サイロ本体2のホ
ッパー・サイロ本体下部2Aを構築し、この下部工事が
完了すると、ホッパー・サイロ本体下部2Aの上に仮設
構台50を組み、この仮設構台50の上に屋根構造体中
央部3Aを組立てる。この組立てはクレーン51を用い
て行い、この建方が完了すると、外周部分のサポート以
外の仮設材をホッパー・サイロ本体下部2Aの外部に解
体搬出する。
【0021】(2) 屋根構造体中央部3Aの屋根仕上げ工
事および設備工事を行い、これと並行してサイロ本体2
の円筒部2Bをスライディングフォーム工法等を用いて
構築する。前記屋根仕上げ工事等は、円筒部2Bの完成
までに終了させればよい。
【0022】(3) 図6に示すように、サイロ本体2が完
成すると、クレーン52を用いてこのサイロ本体2の上
端部に屋根構造体外周部3Bを組立てると共に、この屋
根構造体外周部3Bに束材15を立て仮設構造体4を組
立てる。支持構台5にリフトアップ設備6のベアロック
ジャッキ20を設置し、バックテンションケーブル7を
配設する。
【0023】(4) 図7に示すように、各リフトアップ設
備6の吊りロッド22の下端を天秤式の連結具25を介
して屋根構造体中央部3Aの周縁部における節点に接続
し、ベアロックジャッキ20により、吊りロッド22、
即ち屋根構造体中央部3Aを尺取り虫方式で引き上げ
る。引き上げ速度は12cm/min程度であり、この
リフトアップ工程は計測等の作業を含めて2日程度で行
うことができる。このリフトアップ時には、バックテン
ションケーブル7の張力を調整して仮設構造体4の変形
を調整することもできる。
【0024】(5) 図8に示すように、屋根構造体中央部
3Aが所定の高さまで達すると、リフトアップを終了さ
せ、図4に示すように、屋根構造体中央部3Aの外周端
面と屋根構造体外周部3Bの内周端面、即ち斜材10と
部分斜材10Bの鉛直接合端面同士をスプライスプレー
ト17を介してボルト接合する。
【0025】リフトアップ荷重は、仮設構造体4で受
け、屋根構造体外周部3Bの外周部リング材11Bを介
してサイロ本体円筒部2Bに伝達されるため、屋根構造
体外周部3Bは必要最小限のリング幅Lの簡単な構造と
することができ、サイロ本体上部での組立作業が容易と
なり、また補強構造体を必要としないため、作業性を向
上させることができる。さらに、屋根構造体外周部3B
は、リング幅Lが小さく、かつその外周部リング材11
Bにリフトアップ荷重がかかるため、変形することはな
く、また各バックテンションケーブル7によりリフトア
ップ時の仮設構造体4の変形が防止され、屋根構造体中
央部3Aの外周端面と屋根構造体外周部3Bの内周端面
との干渉が防止され、屋根構造体中央部3Aと屋根構造
体外周部3Bの接合作業を容易に行うことができる。
【0026】(6) 次いで、屋根構造体全体をベアロック
ジャッキ20によりジャッキダウンさせると、屋根構造
体中央部3Aと屋根構造体外周部3Bの定着が完了す
る。
【0027】以上により、屋根の構築工程が完了し、仮
設構造体4・支持構台5・リフトアップ設備6などの仮
設機器・資材を撤去し、サイロ1の仕上げ工事を行う。
【0028】なお、以上はサイロについて説明したが、
塔本体の上端部に屋根を有するタンクなどの塔状構造物
にも本発明を適用できることはいうまでもない。また、
大径間のサイロ屋根等に限らず、一般的な規模の塔状構
造物にも適用できることはいうまでもない。さらに、屋
根構造体中央部3Aのリフトアップ時に屋根構造体中央
部3Aの端部同士を広がらないようにタイバー等で連結
することも当然考えられる。
【0029】
【発明の効果】この発明は、サイロなどの塔本体の上端
部に屋根を有する塔状構造物を構築するに際し、屋根構
造体を屋根構造体中央部と屋根構造体外周部に分割し、
塔体の底部上に屋根構造体中央部を組立てると共に塔本
体を構築した後に、塔本体の上端部に屋根構造体外周部
を組立て、この屋根構造体外周部の上方に組立てた仮設
構造体をリフトアップの支持構造体として用い、地上で
組立てた屋根構造体中央部のみを一気にリフトアップさ
せるため、屋根が大きく重い場合でも、安全確実に屋根
を構築することができる。また、屋根構造体の組立、仕
上げ工事などを殆ど地上において行うことができ、安全
性をより向上させることができる。さらに、リフトアッ
プ荷重は、仮設構造体で受けるため、サイロ本体上部で
組立てるリング状の屋根構造体外周部は、必要最小限の
リング幅ですみ、補強構造体を必要とせず、また、リン
グ状の屋根構造体外周部は変形することがなく、バック
テンションケーブルによりリフトアップ時の仮設構造体
の変形を防止することもでき、屋根構造体中央部と屋根
構造体外周部の接合を容易に行うことができる。これに
より、作業性を大幅に向上させることができ、工期の短
縮およびコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る構築工法を適用したサイロを示
す縦断面図である。
【図2】(a)は図1のサイロの屋根構造体を示す平面
図、(b)は仮設構造体の平面図である。
【図3】図1のサイロの部分断面正面図である。
【図4】図1のサイロ本体上部におけるリフトアップ装
置部分を示す部分詳細図である。
【図5】この発明に係る構築工法の第1工程を示す縦断
面図である。
【図6】この発明に係る構築工法の第2工程を示す縦断
面図である。
【図7】この発明に係る構築工法の第3工程を示す縦断
面図である。
【図8】この発明に係る構築工法の第4工程を示す縦断
面図である。
【符号の説明】
1…サイロ(塔状構造物) 2…サイロ本体 2A…ホッパー・サイロ本体下部 2B…サイロ本体円筒部 3…屋根構造体 3A…屋根構造体中央部 3B…屋根構造体外周部 4…仮設構造体 5…支持構台 6…リフトアップ設備 7…バックテンションケーブル 8…張力調整装置 10…斜材 11…リング材 12…内側リング材 13…外側リング材 14…連結材 15…束材 16…補強斜材 17…スプライスプレート 20…ベアロックジャッキ 21…昇降部材 22…吊りロッド(ステップバー) 23…ピン孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十畑 登 東京都江東区豊洲3丁目4番5号 株式会 社巴技研内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塔本体の上端部に屋根構造体を有する塔
    状構造物を構築するに際し、塔本体の下部を構築した
    後、この塔本体下部の中央部に屋根構造体中央部を組立
    て、この屋根構造体中央部の工事と並行して塔本体の構
    築を行い、この塔本体の工事が完了すると、塔本体の上
    端部にリング状の屋根構造体外周部を組立てると共に、
    この屋根構造体外周部の上方にリング状の仮設構造体を
    組立てて支持材により前記屋根構造体外周部に支持さ
    せ、このリング状の仮設構造体にはリフトアップ設備の
    ための支持構台を設け、リフトアップ設備の作動により
    屋根構造体中央部を引き上げ、所定高さまでリフトアッ
    プした屋根構造体中央部を前記屋根構造体外周部に固定
    することを特徴とする塔状構造物屋根の構築工法。
  2. 【請求項2】 リング状の仮設構造体と塔本体の地上側
    部分とを、該仮設構造体に設けられたリフトアップ設備
    の支持構台位置においてバックテンションケーブルで連
    結し、前記仮設構造体のリフトアップ時の変形を調整す
    ることを特徴とする請求項1に記載の塔状構造物屋根の
    構築工法。
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