JPH10138850A - デタッチャブルフェイス付き車載用電子機器 - Google Patents

デタッチャブルフェイス付き車載用電子機器

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JPH10138850A
JPH10138850A JP31287796A JP31287796A JPH10138850A JP H10138850 A JPH10138850 A JP H10138850A JP 31287796 A JP31287796 A JP 31287796A JP 31287796 A JP31287796 A JP 31287796A JP H10138850 A JPH10138850 A JP H10138850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front face
main body
cassette
switch
face
Prior art date
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Pending
Application number
JP31287796A
Other languages
English (en)
Inventor
Niro Nakamichi
仁郎 中道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakamichi Corp
Original Assignee
Nakamichi Corp
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Publication date
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】電気的なコネクタを不要とし、また、薄型、軽
量化が可能なフロントフェイスを備えたデタッチャブル
フェイス付き車載用電子機器を提供する。 【構成】電子機器本体2と、盗難防止の為に電子機器本
体2の前面に着脱自在とされたフロントフェイス10
と、フロントフェイス10に設けられ、マニュアル操作
される操作キー103〜121と、電子機器本体2に設
けられ、操作キー103〜121の変位により操作され
るスイッチ本体5Aと、から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車載用ラジオ/カセット
プレーヤーや車載用コンパクトディスクプレーヤー等の
車載用電子機器に関し、特に盗難防止の為に機器のフロ
ントフェイスを着脱自在に構成した、所謂デタッチャブ
ルフェイス付き車載用電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から各種のデタッチャブルフェイス
付き車載用電子機器が提案されている。例えば、特公平
5−63872号、同63873号公報に記載の記録媒
体演奏装置は、図6〜図8に示されるように、カセット
が挿入される挿入口Aを有する機器本体Bと、機器本体
Bに回動自在に取り付けられ、挿入口Aを開閉自在に覆
う中蓋部Cと、制御スイッチDやディスプレイEを備え
ており中蓋部Cに着脱自在な外蓋部(フロントフェイ
ス)Fとから構成されている。係る装置によれば、外蓋
部F上のドアオープンスイッチG(図6)を押すと、モ
ータ駆動により中蓋部C及び外蓋部Fが一体となって図
7に示される開位置まで開き、挿入口Aにカセットを挿
入したり、イジェクトスイッチHを押して装置内のカセ
ットを排出することができる。また、この装置を取り付
けた自動車から離れる場合には、係止プレートIを押し
下げて中蓋部Cと外蓋部Fのロックを解除し、外蓋部F
を中蓋部Cから引き出して携帯する(図8)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、係る装
置によれば外蓋部Fにスイッチ本体やディスプレイEを
設けているため、外蓋部Fと装置本体との間に電気的な
コネクタJ、Kが必要であり、接触不良やコネクタショ
ートを招きやすい問題があった。また、外蓋部Fがスイ
ッチ本体やディスプレイを備えるために厚く、また重く
なりやすく、携帯の邪魔になる問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題を解
消したデタッチャブルフェイス付き車載用電子機器を提
供するもので、電子機器本体と、盗難防止の為に上記電
子機器本体の前面に着脱自在とされたフロントフェイス
と、フロントフェイスに設けられ、マニュアル操作され
る操作キーと、電子機器本体に設けられ、操作キーの変
位により操作されるスイッチ本体と、から構成される。
【0005】
【作用】上述した本発明によれば、フロントフェイスを
電子機器本体から取り外すことにより、盗難や悪戯を未
然に防止することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示すCDチェンジ
ャーコントロール機能付き車載用チューナー・カセット
デッキ1000を図面を参照しながら説明する。図1は
カセットデッキ1000の斜視図を示したもので、一般
的に自動車のダッシュボードに形成された開口内に挿入
固定される。係る取り付け状態において、カセットデッ
キ1000はその本体2までが開口内に挿入され、本体
2の前面に取り付けられたフロントパネル1は開口外部
に露呈される。
【0007】図2に示されるように、カセットデッキ1
000はそのフロントフェイス10が本体2の前面に対
して着脱自在とされている。フロントフェイス10はそ
の右側面に形成された凹部122がフロントパネル1の
右側内面に突出した凸部(図示しない)に勘合し、その
背面に形成された爪部(図示しない)がバネ附勢された
プランジャーアーム7により引っ張られることにより、
本体2の前面(フロントパネル1の内側)に固定され
る。固定されたフロントフェイス10はプランジャーア
ーム7が装置内部に配置されたプランジャーによって装
置上面から見て時計方向に回動駆動されると、その左側
がフロントパネル1内から押し出され、操作者により取
り外すことができる。
【0008】本実施例によれば、フロントフェイス10
はカセット挿入口101、ディスプレイパネル102、
操作キー103〜121を備えている。カセット挿入口
101は本体2の前面に形成されたカセット挿入口1A
に整列して形成されており、この挿入口101及び1A
を介してカセットテープ(図示しない)が本体内に挿入
され、また排出される。ディスプレイパネル102はデ
ィスプレイ上の表示を外部に透過すべく、本体2の前面
に取り付けられたディスプレイ4に対向配置され、クリ
アなアクリル樹脂により形成されている。操作キー10
3〜119は本体2の各種動作を選択するため、操作者
によりマニュアル操作される操作部を構成し、例えば、
操作キー103はカセット、チューナー、CDチェンジ
ャーを順次選択するキー、操作キー104、105はボ
リュームをアップ、ダウンする電子式ボリュームキーと
なる。これら操作キー103〜109はフロントフェイ
ス前面に対して垂直な方向に移動可能に支持された操作
部のみであり、電気的にオン、オフされるスイッチ本体
5Aは本体2の前面に取り付けられる。各スイッチ本体
5Aは夫々操作キー103〜121に対向した位置に配
置され、操作キー103〜121の変位により押圧操作
される。本実施例によればスイッチ本体5Aはシートス
イッチ5により一体的に構成されている。
【0009】一方、上述したフロントフェイス10の装
着を検出するため、本体2はその前面に光学式のフロン
トフェイス・ディテクター6を備える。ディテクター6
はフロントフェイス10が装着されている時、フロント
フェイス10の背面に形成されたシャッター片123に
よりその光路が遮断され、フロントフェイス10が本体
2に装着されていることを検出する。
【0010】図4は本実施例装置の要部ブロック回路図
を示したものである。同図に示されるように、上述した
スイッチ本体5AはROM、RAMを含み構成されたコ
ントローラ200に接続され、そのオン、オフ状態が検
出される。また、フロントフェイス・ディテクター6が
コントローラ200に接続され、ディテクター6の出力
状態に基づきフロントフェイス200の装着が検出され
る。コントローラ200は図5に示されるフローチャー
トに基づき、カセットデッキ1000全体の動作制御を
司り、駆動回路(DRV)201を介して、上述したプ
ランジャーアーム7を変位させるプランジャー202を
駆動する。また、コントローラ200は駆動回路(DR
V)203を介して、その動作状態やセキュリティー状
態をディスプレイ4上に表示する。また、コントローラ
200は本体内部に配置されたカセットメカニズム20
4、チューナー/アンプ回路205、インターフェイス
回路206を介して外部接続されたCDチェンジャー2
07に接続され、それらの動作制御を行う。
【0011】以下、図5に示されるフローチャートを参
照しながら上述した本実施例の動作を説明する。カセッ
トデッキ1000に電源が供給されると、コントローラ
200は先ずステップS1でディテクター6の出力に基
づき、フロントフェイス10が本体2に装着されている
か否かを判断する。図1に示されるように、フロントフ
ェイス10が装着されている場合、コントローラ200
はステップS3及びS5のループに進み、フロントフェ
イス10上に配置されたリリースキー121及びその他
の操作キー103〜120の操作を検出し続ける。 こ
こで、操作キー103〜120の何れか一つが押される
と、コントローラ200はステップS6に進み、そのキ
ーに対応した制御を行う。例えば、操作キー104が押
されると、コントローラ200はチューナー/アンプ回
路205を制御し、再生音量を上昇させる。
【0012】一方、操作者が本カセットデッキ1000
を取り付けた自動車から離れる場合、フロントフェイス
10上の操作キー103〜121の内、リリースキー1
21を押す。すると、コントローラ200はステップS
3からステップS4に進み、駆動回路201を介してプ
ランジャーアーム7(図2)に連結されたプランジャー
(図示しない)を所定時間通電する。プランジャーアー
ム7はフロントフェイス10の背面を押し、フロントフ
ェイス10の左側をコントロールパネル1内から押し出
す。よって、操作者は図2に示されるように、フロント
フェイス10を本体2から引出し、これを携帯すること
ができる。フロントフェイス10がないカセットデッキ
1000はその魅力に乏しく、その盗難や悪戯を未然に
防止する。
【0013】押し出されたフロントフェイス10はその
シャッター片123が本体2上のディテクター6(図
2)の光路から外れる。よって、コントローラ200は
ステップS4からステップS1に進むと、ステップS2
に進み、ディスプレイ4に本体2がセキュリティ状態で
あることを警告表示する。以後、コントローラ200は
ステップS1及びS2のループで警告表示を行うと共に
フロントフェイス10の装着を検出し続ける。よって、
コントローラ200は例えスイッチ本体5Aが直接マニ
ュアル操作されたとしても、その操作を検出していない
ので、対応した動作制御を行うこともない。
【0014】なお、本発明は上述の実施例に何ら限定さ
れるものではない。例えば、上述した実施例によれば、
着脱可能なフロントフェイス10にカセット挿入口10
1、ディスプレイパネル102、全ての操作キー103
〜121を設けたが、主要な操作キーを備え、全フロン
トフェイスの一部分を構成するフロントフェイスを着脱
可能としても良い。また、フロントフェイス10を従来
例で示した記録媒体演奏装置のように、本体に対して開
閉自在に構成しても良い。更に、上述した実施例によれ
ば、本体2の前面に光学的ディテクター6を配し、フロ
ントフェイス10の装着を検出したが、電気スイッチ
等、他の検出手段を用いたり、複数の検出手段により検
出しても良い。また、本体2の前面パネル内側に磁気ス
イッチを配置し、フロントフェイスの対向面にマグネッ
トを配置すれば、本体外部からフロントフェイスの検出
手段がどこにあるのか判別できなくなり、検出手段を騙
しての悪戯さえも未然に防止することができるであろ
う。
【0015】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、フロン
トフェイスを本体に対して着脱可能としたので、盗難や
悪戯を未然に防止できる。更に、そのフロントフェイス
にはスイッチ本体やディスプレイがない為、本体との間
に電気的なコネクタが必要なく、従来装置のように接触
不良やコネクタショート等を起こすことが根本的にな
い。また、フロントフェイスの薄型、軽量化が可能であ
り、携帯にも便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すCDチェンジャーコン
トロール機能付き車載用チューナー・カセットデッキ1
000の斜視図である。
【図2】フロントフェイス10を取り外した状態を示し
た車載用チューナー・カセットデッキ1000の斜視図
である。
【図3】車載用チューナー・カセットデッキ1000の
正面図である。
【図4】車載用チューナー・カセットデッキ1000の
ブロック回路図である。
【図5】図4に示されるコントローラ200のフローチ
ャート図である。
【図6】従来のデタッチャブルフェイスを備えた記録媒
体演奏装置の斜視図である。
【図7】中蓋部C及び外蓋部Fが開いた状態を示す従来
の記録媒体演奏装置の斜視図である。
【図8】外蓋部Fが取り外された状態を示す従来の記録
媒体演奏装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 フロントパネル 1A カセット挿入口 2 本体 4 ディスプレイ 5 シートスイッチ 5A スイッチ本体 6 フロントフェイス・ディテクター 7 プランジャーアーム 10 フロントフェイス 101 カセット挿入口 102 ディスプレイパネル 103〜121 操作キー 200 コントローラ 201,203 駆動回路 202 プランジャー 204 カセットメカニズム 205 チューナー/アンプ回路 206 インターフェイス回路 207 CDチェンジャー 1000 車載用チューナー・カセットデッキ1000

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器本体と、 盗難防止の為に上記電子機器本体の前面に着脱自在とさ
    れたフロントフェイスと、 上記フロントフェイスに設けられ、マニュアル操作され
    る操作キーと、 上記電子機器本体に設けられ、上記操作キーの変位によ
    り操作されるスイッチ本体と、を備えたことを特徴とす
    るデタッチャブルフェイス付き車載用電子機器。
  2. 【請求項2】上記フロントフェイスが上記電子機器本体
    から取り外されている時、上記スイッチ本体に対応した
    動作を禁止する禁止手段を備えたことを特徴とする請求
    項1記載のデタッチャブルフェイス付き車載用電子機
    器。
JP31287796A 1996-11-08 1996-11-08 デタッチャブルフェイス付き車載用電子機器 Pending JPH10138850A (ja)

Priority Applications (1)

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JP31287796A JPH10138850A (ja) 1996-11-08 1996-11-08 デタッチャブルフェイス付き車載用電子機器

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JP31287796A JPH10138850A (ja) 1996-11-08 1996-11-08 デタッチャブルフェイス付き車載用電子機器

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Publication Number Publication Date
JPH10138850A true JPH10138850A (ja) 1998-05-26

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ID=18034521

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JP31287796A Pending JPH10138850A (ja) 1996-11-08 1996-11-08 デタッチャブルフェイス付き車載用電子機器

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JP (1) JPH10138850A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040036084A (ko) * 2002-10-23 2004-04-30 씨멘스브이디오한라 주식회사 차량용 자동온도조절장치의 패널과 어퍼 케이스의 조립 구조
WO2009013983A1 (ja) * 2007-07-20 2009-01-29 Fujitsu Ten Limited 電子装置及び電子システム
CN105551514A (zh) * 2016-01-28 2016-05-04 惠州华阳通用电子有限公司 一种用于音响的面板缓冲结构

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