JPH10136318A - 放送番組送受信システム、放送番組送信装置及び放送番組受信装置 - Google Patents

放送番組送受信システム、放送番組送信装置及び放送番組受信装置

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JPH10136318A
JPH10136318A JP8303848A JP30384896A JPH10136318A JP H10136318 A JPH10136318 A JP H10136318A JP 8303848 A JP8303848 A JP 8303848A JP 30384896 A JP30384896 A JP 30384896A JP H10136318 A JPH10136318 A JP H10136318A
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JP
Japan
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program
information
receiving
broadcast program
broadcast
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Pending
Application number
JP8303848A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Amano
雅之 天野
Norio Iizuka
宣男 飯塚
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煩雑な操作を伴うことなく所望の番組を適正
に受信予約することのできる放送番組送受信システム及
び放送番組受信装置等を提供する。 【解決手段】 ステップA4での判別の結果、受信した
多重データが番組変更データであった場合には、RAM
の番組表データ記憶エリアに記憶されている番組表デー
タ中の対応箇所を変更する(ステップA5)。次に、タ
イマー予約されているか否かを判別する(ステップA
6)。タイマー予約されている場合には、さらにこの予
約されている番組に変更があるか否か、つまり予約され
てい番組が受信された番組表変更データの中に含まれて
いるか否かを判別する(ステップA7)。含まれている
場合には、対応する放送局の番組名の開始時刻や終了時
刻を、変更データに基づく開始時刻や終了時刻に書き換
え、あるいは対応する放送局であって番組名のデータを
消去する(ステップA8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TV録画予約等の
各種放送の受信予約に必要な処理を行う放送番組送受信
システム及び放送番組受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、TV放送等(FM,AM,CAT
V,BS,CS放送)に関しては、新聞や雑誌に放送番
組が掲載されており、これらの掲載を見ることにより、
放送予定を確認することができる。また、所定の操作を
行って、掲載されている番組の放送チャンネルや放送開
始及び終了時刻を入力したり、付記されているGコード
を入力することにより、番組を受信予約して、この受信
予約した番組を録画することも可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに従来においては放送番組が新聞や雑誌等に印刷され
ており、この印刷されている番組内容を視認しつつ、所
定の操作を行って予約に必要な情報を入力しなければな
らない。このため、予約に必要な操作が煩雑となるのみ
ならず、入力ミスが生じてしまいその結果所望の番組を
録画することができない場合が発生する。
【0004】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、煩雑な操作を伴うことなく所望の
番組を適正に受信予約することのできる放送番組送受信
システム及び放送番組受信装置を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1記載の放送番組送受信システムにあっては放
送番組に関する情報である番組情報を順次送信する送信
手段と、この送信手段により送信される前記番組情報を
受信する受信手段と、この受信手段により受信された前
記番組情報により示される番組から、受信予約する番組
を選択する選択手段と、この選択手段により選択された
番組の番組情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段に
記憶された前記番組情報を前記受信手段により順次受信
された前記番組情報に基づいて修正する修正手段とを有
している。したがって、番組の変更、放送時間の変更、
中止等があった場合には、記憶手段に記憶されている番
組情報が修正され、この修正された番組情報に基づき受
信予約するに必要な処理が実行されることにより、変更
後の番組構成に応じた受信予約が可能となる。
【0006】また、請求項2記載の放送番組送受信シス
テムにあっては、放送番組に関する情報を送信する送信
手段と、この送信手段により送信される前記情報を受信
する受信手段と、聴取又は視聴された放送番組の特徴を
検出する検出手段と、この検出手段により検出された特
徴を有する番組に関する情報を、前記受信手段により受
信された前記情報から抽出する抽出手段と、この抽出手
段により抽出された番組に関する情報に基づいて、放送
番組を受信予約するに必要な処理を実行する制御手段と
を有している。すなわち、ユーザーがある番組を聴取、
視取又は視聴すると、当該ユーザーが視聴等した番組の
特徴が番組情報から抽出され、この抽出された番組に関
する情報に基づき受信予約される。したがって、ユーザ
ーが視聴等する番組の特徴を考慮しつつ、放送番組の自
動受信予約が可能となる。
【0007】また、請求項2記載の放送番組送受信シス
テムにあっては、放送番組に関する情報を送信する送信
手段と、この送信手段により送信される前記情報を受信
する受信手段と、この受信手段により受信された前記情
報に基づいて、前記放送番組を受信予約するに必要な処
理を実行する制御手段とを有している。かかる構成にお
いて、送信手段が放送番組に関する情報を送信すると、
受信手段がこの放送番組に情報を受信し、制御手段がこ
の受信された情報に基づいて、前記放送番組を受信予約
するに必要な処理を実行する。したがって、ユーザー
は、新聞や雑誌等に印刷されている番組欄を視認した
り、該番組欄を視認しつつ所定の番組受信予約操作を行
う必要がなく、よって番組受信予約操作時に入力ミスが
生じてしまうこともない。
【0008】一方、請求項4記載の放送番組送信装置に
あっては、放送番組に関する情報である番組情報と、こ
の番組情報を修正するための情報である修正情報とを送
信する送信手段を有している。したがって、番組の変更
があった場合には、番組情報を送信することなく、修正
情報のみを送信することとなり、送信する情報量が可及
的に少なくなる。また、請求項5記載の番組情報送信装
置にあっては、放送番組に関する情報を送信するととも
に、該情報中に各番組の特徴事項を含んで送信する構成
である。よって、これらを受信した受信装置側において
は、特徴事項に基づきユーザーの視聴した番組の嗜好傾
向を検出する等の処理が可能となる。
【0009】他方、請求項6記載の放送番組受信装置に
あっては、放送番組に関する情報である番組情報を順次
受信する受信手段と、この受信手段により受信された前
記番組情報により示される番組から、受信予約する番組
を選択する選択手段と、この選択手段により選択された
番組の番組情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段に
記憶された前記番組情報を前記受信手段により順次受信
された前記番組情報に基づいて修正する修正手段とを有
している。したがって、番組の変更、放送時間の変更、
中止等があった場合には、記憶手段に記憶されている番
組情報が修正され、この修正された番組情報に基づき受
信予約するに必要な処理が実行されることにより、変更
後の番組構成に応じた受信予約が可能となる。
【0010】また、請求項7記載の放送番組受信装置に
あっては、前記受信手段は、前記番組情報とともにこの
番組情報を修正するための情報である修正情報を受信
し、前記修正手段は、前記受信手段により受信された前
記修正情報に基づいて、前記記憶手段に記憶された前記
番組情報を修正するように構成されている。したがっ
て、番組が変更された際に受信する情報量が可及的に少
なくなるとともに、記憶手段に記憶された番組情報を修
正するに際しては、該記憶されている番組情報と受信し
た番組情報とを比較することなく、該番組情報よりも遙
かに情報量の少ない修正情報と比較することにより、記
憶されている番組情報に変更があったか否かを判別する
ことができ、番組情報に変更が生じたか否かの判別する
ための処理が容易となる。
【0011】また、請求項8記載の放送番組受信装置に
あっては、放送番組に関する情報を受信する受信手段
と、聴取、視取又は視聴された放送番組の特徴を検出す
る検出手段と、この検出手段により検出された特徴を有
する番組に関する情報を、前記受信手段により受信され
た前記情報から抽出する抽出手段と、この抽出手段によ
り抽出された番組に関する情報に基づいて、放送番組を
受信予約するに必要な処理を実行する制御手段とを有し
ている。すなわち、ユーザーがある番組を聴取、視取又
は視聴すると、当該ユーザーが聴取又は視聴した番組の
特徴が検出され、この検出された番組に関する情報に基
づき受信予約される。したがって、ユーザーが聴取又は
視聴する番組の特徴を考慮しつつ、放送番組の自動受信
予約が可能となる。
【0012】また、請求項9記載の放送番組受信装置に
あっては、前記放送番組の放送時間長に対する聴取、視
取又は視聴された時間長の比率を算出する算出手段と、
この算出手段により算出された比率を積算処理する積算
手段とを更に有し、前記抽出手段は、この積算手段によ
り積算処理された前記比率の値が所定以上である特徴を
有する番組に関する情報を、前記受信手段により受信さ
れた前記情報から抽出するように構成されている。かか
る構成において、ユーザーがある番組を聴取又は視聴す
ると、当該ユーザーが視聴等した番組の放送時間長に対
する聴取、視取又は視聴した時間長の比率が算出され、
この算出された比率は積算処理される。そして、この積
算処理された比率が所定以上である特徴を有する番組に
関する情報に基づき、受信予約される。したがって、ユ
ーザーが聴取又は視聴する番組の放送時間長に対する聴
取又は視聴された時間長を考慮しつつ、つまりはユーザ
ーの放送番組に対する嗜好を加味した放送番組の自動受
信予約が可能となる。
【0013】また、請求項10記載の放送番組受信装置
にあっては、前記検出手段は、前記算出手段により算出
された前記比率が所定以上である放送番組の特徴を検出
するように構成されている。これにより、ユーザーの放
送番組に対する嗜好を強く反映させて、放送番組の自動
受信予約が可能となる。
【0014】また、請求項11記載の放送番組受信装置
にあっては、前記積算手段により積算処理された前記比
率の積算値を前記特徴毎に記憶する記憶手段を更に有
し、前記積算手段は前記積算処理を行うに際して、前記
記憶手段に記憶されている全ての特徴の積算値に1未満
の値を乗算する乗算処理を更に行うように構成されてい
る。したがって、記憶手段に記憶された特徴のうち、積
算が行われなくなった特徴、つまりユーザーの嗜好の変
化に伴って該ユーザーが聴取あるいは視聴しなくなった
番組の積算値は徐々に減少することとなり、この積算値
にユーザーの嗜好の変化を反映させることができる。
【0015】また、請求項12記載の放送番組受信装置
にあっては、前記受信手段は、前記放送番組に関する情
報として少なくとも番組の開始時刻と番組の特徴事項と
を受信し、前記検出手段はこの受信手段により受信され
る前記番組の特徴事項に基づき、聴取又は視聴された放
送番組の特徴を検出する。つまり、番組の特徴事項は番
組情報として予め送信手段により送信されてくることか
ら、放送される番組自体から特徴を抽出する複雑な処理
は不要となる。また、請求項13記載の放送番組受信装
置にあっては、特徴事項を、番組の特徴を表すキーワー
ド又は当該番組に出演する出演者名の少なくとも何れか
一方としてことから、番組のジャンルや出演者に関する
ユーザーの嗜好を考慮した自動番組受信予約が可能とな
る。
【0016】さらに、請求項14記載の放送番組受信装
置にあっては、放送番組に関する情報を受信する受信手
段と、この受信手段により受信された前記情報に基づい
て、前記放送番組を受信予約するに必要な処理を実行す
る制御手段とを有している。したがって、ユーザーは、
新聞や雑誌等に印刷されている番組欄を視認したり、該
番組欄を視認しつつ所定の番組受信予約操作を行う必要
がなく、よって番組受信予約操作時に入力ミスが生じて
しまうこともない。
【0017】また、請求項15記載の発明にあっては、
前記受信予約はTV録画予約であり、前記各情報はTV
音声を送るためのFM信号に多重化されて送信されてく
るようにしたことから、別途番組情報を受信するための
チューナを設ける必要がなく、また、TVを視聴してい
る最中であっても番組情報の受信が可能となる。さらに
請求項16にあっては、前記受信手段は、文字放送とし
て送信されてくる前記各情報を受信し、請求項17記載
の発明にあっては、前記受信手段は、FM放送波に多重
化された送信されてくる前記各情報を受信することか
ら、文字放送システムやFM多重放送を利用した番組受
信予約が実現化される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面に従って説明する。図1は、本発明の一実施の
形態を適用したVTRの構成を示すブロック図である。
このVTRには、アンテナ1に接続されたTVチューナ
2を有し、このTVチューナ2はFM多重ブロック3と
VTRブロック4とに接続されている。FM多重ブロッ
ク3には、FM多重デコーダ5、ROM6、RAM7、
時計部8、表示コントローラ9、及び多重表示部10が
設けられている。FM多重デコーダ5は、FM波からな
るTV音声信号波に多重化されている多重データを分離
し、マイコン11はこの分離された多重データに基づき
表示コントローラ9を制御して、多重データを多重表示
部10に表示させる。マイコン11は、この表示コント
ローラ9の制御を行うのみならず、ROM6に格納され
ているプログラム及びキー入力部12からの操作情報に
基づき、時計部8、FM多重デコーダ5等のFM多重ブ
ロック3の各部及びVTRブロック4の各部を制御す
る。
【0019】VTRブロック4には、I/F13、Y/
C分離回路14、記録部15、再生部16、クロマ回路
17が設けられている。I/F13には、TVチューナ
2より映像信号が入力され、Y/C分離回路14はこの
映像信号から輝度信号と色信号とを分離する。記録部1
5は、この分離された輝度信号と色信号とを音声信号と
共に磁気テープに記録し、再生部16はこの磁気テープ
に記録された信号を再生して出力する。この再生部16
にて再生出力された信号又はY/C分離回路14からの
信号は、クロマ回路17を介して、TVモニターである
TV表示部18に供給され、これによりTV表示部18
に受信したTV画像、又は記録したTV画像が表示され
るように構成されている。 また、図2に示すように、
このVTRの本体19には、ビデオテープを挿入するた
めの挿入口20が形成されているとともに、前記多重表
示部10及びキー入力部12が設けられている。このキ
ー入力部12には、一対の上下カーソルキー22、予約
内容を確定させるための予約キー23、タイマー予約設
定モードを設定するためのモードキー24等、VTRに
必要な各種キーが設けられている。
【0020】図3は、FM波からなるTV音声信号波に
多重化されている多重データの送信フォーマットを示す
ものである。この実施の形態において番組に関する多重
データとしては、同図(A)に示した番組表データと、
(B)に示した番組表変更データとが送信される。番組
表データは、放送局名、番組名、番組の開始時刻と終了
時刻を示すデータで構成され、これらデータで構成させ
る1日分の番組データが深夜等の所定の時刻に1日に1
回各TV放送局から送信される。なお、特定の曜日に1
週間分の番組表データを送信するようにしてもよく、そ
の場合これらのデータにさらに放送日を示す日付データ
が付加されて送信されることとなる。また、放送局名に
代えて周波数やチャンネル番号を送信し、番組名に代え
て当該番組を示す番組コードを送信するようにしてもよ
い。
【0021】図3(B)に示した番組表変更データは、
放送時間の変更データ(a)、放送の中止データ
(b)、及び番組の変更データ(c)とからなる。放送
時間の変更データ(a)は、当該番組の開始時刻と終了
時刻の少なくとも一方を変更する場合に送信されるデー
タであって、当該データが番組表変更データであること
を示す番組表変更コード、当該データが放送時間の変更
データ(a)であることを示す時間変更コード、放送局
名、番組名、変更した開始時刻と終了時刻の各データで
構成される。無論、開始時刻と終了時刻との何れか一方
のみが変更される場合、例えば野球延長に伴って、野球
放送の終了時刻のみが変更となる場合には、時刻データ
としては終了時刻のみが送信されることとなる。
【0022】放送の中止データ(b)は、当該番組の放
送を中止する場合に送信されるデータであって、当該デ
ータが番組表変更データであることを示す番組表変更コ
ード、当該データが放送の中止データ(b)であること
を示す番組中止コード、放送局名、番組名の各データで
構成される。番組の変更データ(c)は、急遽放送する
こととなった番組を追加する場合に送信されるデータで
あって、当該データが番組表変更データであることを示
す番組表変更コード、当該データが番組の変更データ
(c)であることを示す番組追加コード、放送局名、番
組名、その開始時刻と終了時刻の各データで構成され
る。ここで、放送の中止は、その前の番組の延長あるい
は番組の変更に伴って発生する事項であることから、番
組の中止データ(b)は、単独では送信されることはな
く、放送時間の変更データ(a)又は番組の変更データ
(c)の何れかと共に送信されることとなる。なお、多
重データとしては、これら以外に現在時刻を示す時刻デ
ータが一定時間毎に送信され、また、例えば天気予報、
ニュース等の多重表示部10に表示させるための表示デ
ータが適宜送信される。
【0023】前記RAM7には、図3(A)に示した番
組表データを格納するための番組表データ格納エリア
(図示せず)が設けられているとともに、図4に示す予
約データ格納エリア27が設けられている。この予約デ
ータ格納エリア27には、各々複数の放送局名エリア2
7a、番組名エリア27b、開始時刻エリア27c、終
了時刻エリア27dが設けられており、各エリアに23
a〜23dには録画を予約した番組の放送局名、番組
名、開始時刻、終了時刻が予約データとして記憶され
る。なお、この予約データは、当該番組のタイマー録画
が終了した時点で消去される。
【0024】次に、以上の構成にかかる本実施の形態の
動作をフローチャートに基づいて説明する。すなわち、
マイコン11は、電源が供給状態にある限り常に図5に
示すフローに従って動作を行っており、TV信号の音声
信号波に多重化されている多重データを受信する(ステ
ップA1)。次に、この受信した多重データが番組表デ
ータであるか否かを判別し(ステップA2)、番組表デ
ータであったならば、RAM7の番組表データ格納エリ
アに記憶されている番組表データを更新する(ステップ
A3)。したがって、番組表データ格納エリアに記憶さ
れている番組表データは、放送局が新たな番組表データ
を送信する都度更新されることとなる。
【0025】また、ステップA2での判別の結果、受信
した多重データが番組表データでなかった場合には、そ
れが番組表変更データであるか否かを判別し(ステップ
A4)、番組変更データであった場合には、RAM7の
番組表データ記憶エリアに記憶されている番組表データ
中の対応箇所を変更する(ステップA5)。すなわち、
受信されたデータに図3(B)に示した番組表変更コー
ドが含まれていれば、当該データは番組表変更データで
あって、放送時間の変更データ(a)、放送の中止デー
タ(b)、番組の変更データ(c)の何れかである。そ
して、放送時間の変更データ(a)である場合には、対
応する放送局の番組名の開始時刻や終了時刻を、当該放
送時間の変更データ(a)に含まれている開始時刻や終
了時刻に書き換える。また、放送の中止データ(b)で
ある場合には、対応する放送局であって番組名のデータ
を消去し、番組の変更データ(c)である場合には、同
時に受信された放送局名、番組名、開始時刻、終了時刻
の各データを、前述の消去したデータが記憶されてたエ
リアに書き込む。
【0026】このようにして、RAM7の番組表データ
記憶エリアに記憶されている番組表データの対応箇所を
変更したならば、図4に示したに予約データ格納エリア
27に予約データが格納されているか否かに基づき、タ
イマー予約されているか否かを判別する(ステップA
6)。そして、タイマー予約されている場合には、さら
にこの予約されている番組に変更があるか否か、つまり
予約されている番組が受信された番組表変更データの中
に含まれているか否かを判別する(ステップA7)。そ
して、含まれている場合には、前述したステップA5で
の放送時間の変更データ(a)と放送の中止データ
(b)に対応する処理を行って、対応する放送局の番組
名の開始時刻や終了時刻を、変更データに基づく開始時
刻や終了時刻に書き換え、あるいは対応する放送局であ
って番組名のデータを消去する(ステップA8)。これ
により、後述するタイマー設定処理によりタイマー予約
を行った後、放送開始及び終了時間の変更があった場合
であっても、タイマー予約を行った番組を最初から最後
まで確実に録画することができる。しかも、前述のよう
に、このフローに従った処理は常時実行され、タイマー
録画中も実行されていることから、例えば野球放送をタ
イマー録画している場合において野球放送が延長された
とき、放送が終了するまでの経過を確実に録画すること
ができる。また、中止となった番組のデータが予約デー
タ格納エリア27から消去されることにより、中止にな
った番組に対応する時間帯においては録画がなされな
い。よって、予期しない不要な番組が録画されてしまう
不都合や、これにより装置本体19にセットされている
ビデオテープが無用に消費されてしまう不都合を防止す
ることもできる。
【0027】他方、ステップA4での判別の結果、受信
された多重データが番組表変更データでもなかった場合
には、それが時刻データか否かを判別し(ステップA
9)、時刻データであった場合には、時計部8の時刻を
修正する(ステップA10)。したがって、時計部8は
時刻データが受信される都度時刻を修正されてその正確
さが維持され、この正確さが維持されている時計部8の
計時値に基づいてマイコン11が動作することにより、
番組の開始時点から終了時点までを精度よくタイマー録
画することができる。また、ステップA9での判別の結
果時刻データでなければ、受信された多重データは表示
データに他ならず、この場合にはこの受信された表示デ
ータに基づき、天気予報等を多重表示部10に表示させ
る。
【0028】一方、タイマー予約する番組を設定するた
めのタイマー設定処理は、図6に示すフローに従って行
われる。すなわち、前記モードキー24が操作される
と、マイコン11はタイマー予約設定モードを設定し
(ステップB1)、引き続き放送局選択処理を実行する
(ステップB2)。この放送局選択処理は、多重表示部
10に受信可能な放送局からなる放送局メニューを表示
し、上下カーソルキー22の操作に伴って、表示された
所望の放送局名にカーソルを移動させ、予約キー23が
押された時点でカーソルが位置している局名の放送局を
選択する処理である。この放送局選択処理が終了したな
らば、次に番組選択処理を実行する(ステップB3)。
この番組選択処理は、上下カーソルキー22の操作に伴
って、前述のステップB2で選択された放送局の番組名
及び開始時刻と終了時刻を多重表示部10に、時刻順を
もって表示する処理であり、この処理により図7に示す
ように、選択された放送局の番組名及び開始時刻と終了
時刻とが順次スクロール表示される。
【0029】そして、このようにして多重表示部10に
所望の放送局の番組名及び開始時刻と終了時刻とを表示
させた後、予約キー23の操作を行うと、該予約キー2
3の操作が取り込まれて(ステップB4)、この時点で
多重表示部10に表示されていた放送局名、番組名、開
始時刻、終了時刻が予約データ格納エリア27に書き込
まれ、当該番組のタイマー予約が完了する。次に、予約
終了か否か、つまり予約データ格納エリア27の全ての
エリアに予約データが書き込まれたか否か、又は所定の
予約終了操作が行われたか否かを判別する。これらいず
れかの状態が生ずるまでステップB2からの処理を繰り
返し、いずれの状態が生じて予約終了となった時点で、
このタイマー設定処理を終了する。
【0030】なお、本実施の形態においては、予め番組
表データを送受信し、番組が変更された場合には番組表
変更データを送受信して、受信済みの番組表データを修
正するようにしたことから、番組が変更された際に送受
信するに必要なデータ量を可及的に少なくすることがで
きる。また、予約データ格納エリア27に書き込まれた
予約データと番組表データとの比較を行うことなく、該
番組表データよりも遙かにデータ量の少ない番組表変更
データと予約データとを比較することにより、該予約デ
ータに変更があったか否かを判別することができ、予約
データに変更が生じたか否かの判別するための処理が容
易となる。無論、番組が変更された場合本実施の形態の
ように番組表変更データを送受信することなく、変更後
の番組表データそのものを送受信するようにしてもよ
い。
【0031】図8は、本発明の他の実施の形態の全体構
成を示すものである。すなわち、TV32は、複数のビ
デオ接続端子を有し、該TV32の異なるビデオ接続端
子には放送番組案内装置31とビデオデッキ33とが接
続されている。このTV32とビデオデッキ33は各々
リモコン受信部を有し、同一のTVビデオ用操作リモコ
ン59により遠隔操作可能である。放送番組案内装置3
1は、電話回線34を介してサービスセンター35に接
続されており、サービスセンター35には少なくとも2
週間先までの各局のテレビ番組の番組表データが、電話
回線34を介して読み取り可能に格納されている。
【0032】放送番組案内装置31は、図9に示すよう
に、装置本体36とこの装置本体36に接続されたリモ
コン発信部37、及び装置用操作リモコン38とで構成
されている。装置本体36には、TVビデオ用リモコン
59と装置用操作リモコン38の双方からの信号を受信
するリモコン受信部39、インジケータ40、電源の状
態表示用のLED41等が設けられている。装置用操作
リモコン38には、実行キー42、メニューキー43、
十字状のカーソルキー44、及び文字キー45が設けら
れている。
【0033】図10は、前記装置本体36の構成を示す
ブロック図であり、CPU46には前記電話回線34と
の接続を行うモデム47が接続されているとともに、前
記リモコン受信部39内に配置されたリモコン受光部4
8、前記リモコン発信部37内に配置されたリモコン発
光部49、及び時計50が接続されている。さらにCP
U46には、バスラインを介して、操作履歴メモリ5
1、番組データメモリ52、登録番組メモリ65、キー
ワードメモリ53、出演者メモリ54が接続されてい
る。操作履歴メモリ51は前記TVビデオ用リモコン5
9の操作履歴を記憶し、番組データメモリ52はサービ
スセンター35から送信される2週間分の番組データを
記憶する。登録番組メモリ65はタイマー録画する番組
を記憶し、キーワードメモリ53は後述するように番組
データ内のキーワードとそのポイント数とを記憶し、出
演者メモリ54は番組データ内の出演者とそのポイント
数とをに記憶する。さらに、CPU46には、ROM5
5とVRAM56がバスラインを介して接続されてい
る。ROM55には、後述するフローによって示される
処理プログラムが格納されており、VRAM56からの
出力は、ビデオ回路57、及びビデオ出力部58を介し
て、前記TV32のビデオ入力端子に与えられる。
【0034】図11は、前記サービスセンター35から
電話回線34を介して受信する番組データのデータフォ
ーマットを示すものである。図に示すように、この番組
データには、放送年月日(曜日)、1CH、8CH等の
放送局のチャンネル番号、番組の開始時刻、帯番組であ
るか否かを示すデータ、当該番組のジャンルや特徴を表
すキーワード、当該番組の出演者の各データで構成され
ている。この番組データにおいて、「帯番組」のデータ
が「平日」であればその番組は平日の同一時刻に放送さ
れる帯番組であることを示し、データが「木曜」等の特
定の曜日である場合にはその番組は帯番組ではないこと
を示す。また、この実施の形態における番組表データに
は、番組の終了時刻は含まれていないが、次の番組の開
始時刻が前の番組の終了時刻である。なお、番組データ
の内容としては図示のものに限ることなく、さらにステ
レオ放送、2カ国語放送等の区別を示すデータを付加す
れば、番組データの内容をさらに緻密なものにすること
ができる。
【0035】次に、以上の構成にかかる本実施の形態の
動作をフローチャートに従って説明する。なお、CPU
46は、ROM55に格納されているプログラムに従っ
て動作することにより、各フローに従った処理を並列的
に実行する。すなわち、CPU46は、図12に示すタ
イマーによる間欠起動フローに従った処理を、毎週1回
特定の時刻(例えば深夜)に行い、発呼処理を行って
(ステップC1)、モデム47を起動し、電話回線34
を介してサービスセンター35との接続を行う(ステッ
プC2)。次に、初回接続か否かつまりこの装置本体3
6を使用開始後初めてのサービスセンター35との接続
か否かを判別し(ステップC3)、初回接続であるなら
ば、現在から2週間先までの番組データをサービスセン
ター35からダウンロードし、番組データメモリ52に
記憶させる(ステップC4)。
【0036】また、初回接続でない場合には、先ず番組
データメモリ52から、過去の番組データを消去する
(ステップC5)。つまり、この実施の形態において
は、1週間毎にこのフローに従った処理が実行されるこ
とから、実行時には番組データメモリ52に1週間分の
過去の番組データが残存しており、この1週間分の過去
の番組データを消去する。引き続き、1週間先から2週
間先までの番組データをサービスセンター35からダウ
ンロードし、番組データメモリ52に記憶させる(ステ
ップC6)。これにより、番組データメモリ52には、
現在から2週間先までの番組データが記憶されたことと
なるが、この2週間先までの番組データのうち、現在か
ら1週間先までの番組データは、現在から1週間前に記
憶されたものであって、その間に番組変更あることが想
定される。一方、サービスセンター35では、番組変更
がある都度番組データの更新を行っている。そこで、次
のステップC7では、サービスセンター35に格納され
ている現在から1週間先までの番組データに基づき、番
組データメモリ52に記憶されている現在から1週間先
までの番組データを訂正する。これにより、長期間に亙
る番組データを番組データメモリ52に記憶させておい
ても、記憶させた後の番組変更に対応することができ
る。
【0037】なお、サービスセンター35への接続頻度
は1週間に限ることなく、これより長期あるいは短期で
もよく、さらにはユーザーが設定できるようにしてもよ
い。ここで、番組データをテキストを主とするデータと
すると、1番組の情報が平均30バイトと想定され、1
局で40番組/日であって、10局の放送局を扱うとす
ると、12kバイト/日となり、この1週間分で約84
kバイトである。これを圧縮して、約半分以下の40k
バイトのデータとして通信を行うとすると、モデムを用
いて14.4kbpsの通信速度で、約22秒であり、
通常の電話回線を使用しても通信費は小さく押さえられ
る。したがって、サービスセンター35への接続頻度を
より高くしても経済的負担は少なく、接続頻度をユーザ
ーが設定できる構成により、自己の経済的負担を勘案し
た頻度で番組データのダウンロードを行うことができ
る。また、前記のフローとは逆に、サービスセンター3
5側からの着呼を受けて、番組データを受信するように
してもよい。
【0038】またCPU46は、図13に示すフローに
従って視聴TV番組の検索/選択、及びビデオ予約、受
信予約処理を実行する。すなわち、TV32においてこ
の放送番組案内装置31が接続されているビデオ接続端
子が選択されているか否かを判別し(ステップD1)、
選択されているならば以降の処理を開始して、メニュー
キー43の操作の有無を判別する(ステップD2)。そ
して、メニューキー43が操作されてない場合には、現
時刻からの番組表示を行う(ステップD3)。このステ
ップD3の処理により、現時刻が午前8時代であるなら
ば、午前8時からの番組データを番組データメモリ52
から読み出し、図14に示すようにTV32の画面に、
新聞のTV番組欄と同様の表示形態で、2局分の午前8
時からのTV番組を並列的に表示する。また、スクロー
ル可能な方向を示す複数の矢印60を表示するととも
に、番組を取り囲むボックスカーソル61を表示する。
【0039】次に、カーソルキー44が操作されたか否
かを判別し、操作されたならば、十字状のカーソルキー
44の操作部位に応じた方向にボックスカーソル61を
移動表示させるとともに、ボックスカーソル61の移動
方向に応じて番組表示をスクロール制御する(ステップ
D5)。このステップD5の処理により、カーソルキー
44の操作に伴って、TV32の画面に全局の現在時間
帯からの番組を表示させることができるとともに、所望
の番組上にボックスカーソル61を移動させることがで
きる。また、カーソルキー44の操作がなされない状態
となったならば、実行キー42が操作されたか否かを判
別し(ステップD6)、操作されたならば、このときボ
ックスカーソル61が位置している番組である目的番組
が現時点で放送中であるか否かを判別する(ステップD
7)。この目的番組が放送中である場合には、リモコン
発信部37から当該放送局のチャンネル番号信号を発信
することにより、当該番組を放送しているチャンネルに
TV32のチャンネルを変更し(ステップD8)、TV
32に当該番組を受信させる。したがって、ユーザーは
雑誌や新聞等を用いたり、該新聞等の番組欄を視認して
からチャンネル操作を行う必要はなく、TV32の画面
のみを視認しつつ、所望の番組を視認可能にチャンネル
設定を行うことができる。
【0040】また、ステップD7での判別の結果、目的
番組が現時点で放送中でない場合には、ダイアローグ表
示処理(ステップD9)を行ってTV32の画面の一部
に「ビデオ予約しますか?」「受信予約しますか?」の
文字を表示する。この表示に対してユーザーが、カーソ
ルキー44の操作と実行キー42とを行うことにより、
ビデオ予約と受信予約のいずれかを選択することができ
る。そして、次のステップD10では、ビデオ予約が選
択されたか否かを判別し、ビデオ予約が選択された場合
には登録番組メモリ65に、ボックスカーソル61によ
り囲まれている番組の開始時刻、チャンネル番号、終了
時刻を登録する(ステップD11)。また、ステップD
10での判別の結果、ビデオ予約ではなく受信予約であ
った場合には、選択した目的番組の開始時刻まで待機し
(ステップD12)、開始時刻となった時点でリモコン
発信部37から当該放送局のチャンネル番号信号を発信
することにより、TV32のチャンネルを目的番組のチ
ャンネルに変更する(ステップD13)。これにより、
ユーザーは譬え他の番組視聴中であっても、予め選択し
た目的番組を失することなく視聴することができる。
【0041】なお、ステップD9でダイアローグ表示処
理を行った後、ユーザーが、ビデオ予約と受信予約のい
ずれかを選択した時点で、TV32は通常のTV画面に
切り替えられる。したがって、ユーザーは目的番組が開
始されるまで自由にチャンネルを切り替えて所望の番組
を視聴することができ、また、ビデオ予約後TV32
は、現在設定されているチャンネルの番組を引き続き視
聴することができる。
【0042】一方、ステップD2での判別の結果、メニ
ューキー43が操作された場合には、このメニューキー
43の操作により自動案内が選択されたか否かを判別
し、自動選択案内が選択された場合には、ユーザー嗜好
による番組案内処理(ステップD15)を実行し、選択
されない場合には番組検索処理(ステップD16)を実
行する。なお、このユーザー嗜好による番組案内処理
(ステップD15)と、番組検索処理(ステップD1
6)の処理内容については後述する。
【0043】また、CPU46は、図15に示すフロー
に従って動作することにより、TVビデオ用リモコン5
9に対する操作を常時監視している。すなわち、TVビ
デオ用リモコン59が操作されたか否かを判別し(ステ
ップE1)、操作されたならば前回の操作から今回の操
作までの履歴を操作履歴メモリ51に記録する(ステッ
プE2)。したがって、例えばTVビデオ用リモコン5
9により、7時に12チャンネルを設定し、7時5分に
4チャンネルに切り替え、7時30分に3チャンネルに
切り替え、7時40分に6チャンネルに切り替え、9時
にTV電源をオフにしたとすると、図16(A)の左側
部分に示すように、「7:00〜7:05 (チャンネ
ル)12」「7:05〜7:30 (チャンネル)4」
「7:30〜7:40 (チャンネル)3」「7:40
〜9:00 (チャンネル)6」等のTVビデオ用リモ
コン59の操作履歴が操作履歴メモリ51に記録される
こととなる。
【0044】さらに、CPU46は、図17に示すフロ
ーに従った処理を一定時間間隔、例えば30分間隔で実
行し、前回の処理との間で放送時間が終わった番組があ
るか否かを判別する(ステップF1)。そして、前回の
処理との間、つまり30分間に終わった番組があった場
合には、操作履歴メモリ51を参照して、放送時間終了
番組について視聴時間比率を算出する(ステップF
2)。すなわち、図16(A)に示した例において、図
17に示すフローが7:30の時点で行われたとする
と、前回との処理(7:00)との間で、放送時間が終
わった番組として「×××ニュース」がある。また、こ
の「×××ニュース」は、7:00〜7:30の30分
番組であるが、操作履歴メモリ51に記録されている
「×××ニュース」に対応する4チャンネルの視聴時間
は「7:05〜7:30」の25分間であるから、この
番組に対する視聴時間比率は25/30≒0.83であ
り、この“0.83”を視聴時間比率として算出する。
次に、この視聴時間比率が、百分率で35%以下である
番組を切り捨て(ステップF3)、35%を越える番組
のみを有効視聴番組とする。したがって、この例の場合
番組「×××ニュース」は83%であるから有効視聴番
組となり、よって、ステップF4で有効視聴番組か否か
を判別した際、該判別はYESとなってからステップF
5に進む。
【0045】また、この図17に示すフローが8:00
の時点で行われたとすると、図16(A)の例の場合
7:30〜8:00に終了した番組で放送時間の35%
以上視聴したものはないことから、ステップF4からE
NDに進む。しかし、9:00の時点で行われたとする
と、前回との処理との間で、放送時間が終わった番組と
して「Jリーグ中継」がある。この「Jリーグ中継」
は、7:00〜9:00の2時間番組であるが、操作履
歴メモリ51に記録されている「Jリーグ中継」に対応
する6チャンネルの視聴時間は「7:40〜9:00」
の1時間20分間であるから、この番組に対する視聴時
間比率は80/120≒0.67である。したがって、
この番組「Jリーグ中継」は有効視聴番組となり、よっ
て、ステップF4からステップF5に進む。
【0046】そして、ステップF5では、有効視聴番組
が帯番組であるか否かを判別し、帯番組である場合に
は、当該番組が登録番組メモリ65に登録済みであるか
否かを判別する(ステップF6)。当該番組が既に登録
番組メモリ65に登録済みであるならば、複数の有効視
聴番組が同時に存在する可能性もあることから、各有効
視聴番組についてステップF5以降の処理を行ったか否
かを判別し(ステップF22)、各有効視聴番組につい
て処理を行っていればENDに進み、行っていないなら
ばステップF5に戻る。
【0047】一方、ステップF6での判別の結果、帯番
組である当該番組が登録番組メモリ65に未登録であっ
た場合には、これを登録番組メモリ65に登録する(ス
テップF7)。したがって、帯番組に関しては視聴時間
が35%以上の有効視聴番組であることのみを条件とし
て、登録番組メモリ65への登録がなされ、これにより
毎日放送される連続ドラマ等の確実な録画が可能とな
る。また、ステップF7の処理を行った後、及びステッ
プF5での判別の結果、当該番組が帯番組でない場合に
はステップF8に進んで、番組キーワード取り出し処理
を行う。すなわち、図11をもって前述したように、番
組データメモリ52に記憶された番組表データには各番
組のキーワードが含まれており、このステップF8で
は、有効視聴番組となった番組のキーワードを番組デー
タメモリ52の番組表データから取り出す。次に、この
取り出したキーワードに既にキーワードメモリ53に登
録済みのものが含まれている否かを判別し(ステップF
9)、登録済みキーワードが含まれている場合には、該
登録済みのキーワードの優先ポイントを更新する(ステ
ップF10)。
【0048】この優先ポイントの更新は、キーワードメ
モリ53に現在登録されている全てのキーワードの現在
の優先ポイントに“0.9”を乗じた後小数点以下切り
捨て、今回取り出されたキーワードに関してはさらに
“視聴時間比率×100”の値を加算する処理である。
すなわち、このフローが前述した例のように9:00の
時点で行われたとすると、「Jリーグ中継」が有効視聴
番組であって視聴時間比率は0.67であり、キーワー
ドは図16(B)に示したように、「スポーツ」「Jリ
ーグ」「サッカー」「浦和レット」「ベルテ川崎」であ
った。よって、これらのキーワードに関しては、現時点
の優先ポイントが0.9倍された後“67”が加算され
る。しかし、これら以外の他のキーワードに関しては、
ステップF11の優先ポイント更新処理により0.9倍
のみされる。したがって、図16(C)に示すように、
キーワード「スポーツ」の現時点の優先ポイントが“8
91”であるとすると、891×0.9+67≒868
となって、キーワード「スポーツ」の現優先ポイントが
“868”に更新され、また、今回の有効視聴番組の他
のキーワード「Jリーグ」「サッカー」「浦和レット」
「ベルテ川崎」に関しても同様に乗算と加算とが行われ
て、優先ポイントが更新される。しかし、今回の有効視
聴番組のキーワードではない「プロ野球」「ニュース」
等に関しては、現時点の優先ポイントの0.9倍のみさ
れて小数点以下が切り捨てられる。よって、有効視聴番
組のキーワードでないキーワードは、ステップF11の
処理がなされる都度優先ポイントが減少して行き最終的
には“0”となる。なお、ステップF3で用いる値及び
優先ポイントの算出に用いる演算式や定数は、前記のも
のに限ることなく、ユーザーの番組選択行為をどの程度
優先ポイントに敏感に反映させるか等を考慮して、適宜
の演算式や定数を用いればよい。
【0049】このようにして優先ポイントの更新を行っ
たならば、前述のステップF8で取り出されたキーワー
ドのなかにキーワードメモリ53に未登録のものがある
か否かを判別する(ステップF12)。そして、未登録
のものはなく全て登録済みのキーワードであった場合に
は、取り出された全てのキーワードに対する処理はステ
ップF10で済んでいることから、ステップF13〜F
15の処理を行うことなく、ステップF16に進む。し
かし、ステップF8で取り出されたキーワードのなかに
キーワードメモリ53に未登録である新たなキーワード
がある場合には、該キーワードメモリ53のリスト最大
長を越えてしまうか否か、つまり該キーワードメモリ5
3の容量内で新たなキーワードを登録可能であるか否か
を判別する(ステップF13)。そして、リスト最大長
を越えてしまうようであれば、優先ポイント数が最下位
であるキーワードをキーワードメモリ53から削除した
後(ステップF14)、新キーワードをキーワードメモ
リ53に登録する(ステップF15)。また、ステップ
F13での判別の結果、リスト最大長を超えないのであ
れば、最下位キーワードを削除することなく、そのまま
新キーワードをキーワードメモリ53に登録する(ステ
ップF15)。次に、キーワードメモリ53に登録され
たキーワードリストをソートし(ステップF16)、こ
れにより図16(D)に示すように、優先ポイントが高
い順にキーワードが並び替えられる。引き続き、以上に
説明したステップF8〜F16の処理を出演者について
も行い(ステップF17)、これにより出演者メモリ5
4に登録されている出演者に関しても優先ポイントの更
新がなされるとともに、優先ポイントが高い順に出演者
が並び替えられる。
【0050】次に、所定ポイント数以上のキーワード又
は出演者が、キーワードメモリ53又は出演者メモリ5
4に登録されているか否かを判別し(ステップF1
8)、所定ポイント数以上のキーワード又は出演者がな
い場合には前述したステップF22に進む。また、所定
ポイント数以上のキーワード又は出演者がある場合に
は、該当するキーワード又は出演者の番組であって、現
時点以降の番組を番組データメモリ52にて検索する
(ステップF19)。次に、この検索した番組が既に登
録番組メモリ65に登録済みか、又は既に登録済みの番
組の放送の開始から終了までの時間帯と重複するか否か
を判別し(ステップF20)、未登録でありかつ時間帯
が重複しない場合には当該番組の開始時刻、番組を放送
する局のチャンネル、終了時刻を登録番組メモリ65に
登録する(ステップF21)。したがって、このステッ
プF21の処理が行われることにより、ユーザーがよく
視聴するジャンルの番組や好みの出演者が出演する番組
を、放送時間帯の重複なく登録番組メモリ65に自動登
録することができる。そして、ステップF22では前述
したように、今回有効視聴番組とされた全ての番組につ
いてステップF5からの処理を行ったか否かを判別し、
行ったならばENDに進む。
【0051】また、CPU46は、図18に示すフロー
に従って動作することにより、登録番組メモリ65に登
録されている番組の開始時刻を常時監視しており、登録
されている何れかの番組の開始時刻となったか否かを判
別する(ステップG1)。そして、何れかの番組の開始
時刻となったならば、リモコン発信部37からビデオデ
ッキ33に対して、ビデオ電源オン信号、当該番組のチ
ャンネル設定信号、録画スタート信号を発信する(ステ
ップG2)。これにより、ビデオデッキ33が録画動作
して、設定チャンネルの番組が録画され始める。引き続
き、この録画を開始させた番組の終了時刻となったか否
かを判別し(ステップG3)、終了時刻となったなら
ば、リモコン発信部37からビデオデッキ33に対し
て、録画終了信号及びビデオ電源オフ信号を発信する
(ステップG4)。これにより、番組の録画を終了した
時点で、ビデオデッキ33が録画停止した後電源オフと
なり、手動登録された番組や自動登録された番組を失す
ることなく録画することができる。
【0052】他方、前記ユーザーに嗜好による番組案内
処理(図13のステップD15)は、図19に示すフロ
ーに従って行われ、現在時刻からの番組をTV32の画
面に表示させる(ステップH1)。次に、カーソルキー
44に対する操作の有無を判別し(ステップH2)、操
作されたならば、十字状のカーソルキー44の操作部位
に応じた方向に表示をスクロール制御する(ステップH
3)。このステップH3の処理により、カーソルキー4
4の操作に伴って、TV32の画面に、現在時間帯から
の所望の局の所望の部分の番組表を表示させることがで
きる。次に、このスクロール表示させている番組中に手
動登録番組、つまり図13のステップD11の処理によ
りユーザーが自ら登録した登録番組があるか否かを判別
し(ステップH4)、ある場合には当該番組の表示色を
赤に変更する(ステップH5)。さらに、表示番組中に
自動登録番組、つまり図17のステップF7又はステッ
プF20の処理により自動登録した番組があるか否かを
判別し(ステップH6)、ある場合には当該番組の表示
色を青に変更する(ステップH7)。したがって、この
図19に示すフローに従って処理が行われることによ
り、新聞等を用いずとも、TV32の画面に所望の番組
を表示させ得るのみならず、手動登録番組は赤、自動登
録番組は青で表示されることにより、既に登録されてい
る番組(タイマー予約された番組)を識別することがで
きる。
【0053】また、前記番組検索処理(図13のステッ
プD16)は、図20に示すフローに従って行われ、文
字キー45の操作により入力された文字を取り込み(ス
テップI1)、実行キー42が操作されたか否かを判別
する(ステップI2)。そして、実行キー42が操作さ
れたならば、その時点までに入力されている文字に対応
するキーワード又は出演者を、番組データメモリ52に
て検索し(ステップI3)、当該キーワード又は出演者
が番組データメモリ52に記憶されている番組データ内
にあるか否かを判別する(ステップI4)。この判別の
結果、当該キーワード又は出演者が番組データメモリ5
2に記憶されている場合には、当該キーワード又は出演
者に対応する全ての番組を番組データメモリ52から読
み出して表示する(ステップI4)。これにより、ユー
ザーは最大2週間先までにおいて、キーワードや出演者
で指定した好みの番組を容易かつ迅速に視認することが
できる。また、ステップI4での判別の結果、番組デー
タメモリ52に入力されたキーワードや出演者の番組が
ない場合には、「番組なし」の表示を行い(ステップI
6)、この表示により、ユーザーは最大2週間先までに
おいて、キーワードや出演者で指定した好みの番組が放
送されないことを知ることができる。
【0054】なお、この実施の形態においては、電話回
線34を介してサービスセンター35に格納されている
2週間分の番組データを読み込むようにしたが、図21
に示すように、前述した実施の形態と同様にFM放送波
に番組データを多重化してサービスセンター35から送
信し、これを受信して放送番組案内装置31の前記番組
データメモリ52に記憶させる構成としてもよい。かか
る構成によれば、前述した実施例と同様に、番組の中
止、変更、延長等に対応し得る番組録画が可能となる。
また、図22に示すように、記憶媒体70にある程度長
期間に亙る番組データを記憶させておき、この記憶媒体
70を放送番組案内装置31にセットして番組データを
読み取らせ、番組データメモリ52に記憶させる構成と
してもよい。さらに、図23に示すように、新聞や雑誌
等の印刷媒体71の一部に高密度なデジタル記録印刷7
2を施して番組データを記録させておき、これを放送番
組案内装置31に接続されたスキャナ73で読み取っ
て、番組データメモリ52に記憶させる構成としてもよ
い。さらに、番組表データを文字放送における放送デー
タとして送信してもよい。また、TV放送に限らずFM
(多重放送),AM,CATV,BS,CSの放送に適
用できることは勿論である。
【0055】なお、本実施の形態における制御プログラ
ムを着脱自在な記憶媒体に記憶させておき、この記憶媒
体を装置本体にセットすることにより、前述した制御を
実行させるようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、放送番組
に関する情報を送受信あるいは受信し、この受信された
前記情報に基づいて、前記放送番組を受信予約するに必
要な処理を実行するようにした。したがって、ユーザー
は、新聞や雑誌等に印刷されている番組欄を視認した
り、該番組欄を視認しつつ所定の番組受信予約操作を行
う必要がなく、番組受信予約操作時に入力ミスが生じて
しまうこともない。よって、煩雑な操作を伴うこなく、
しかも正確に放送番組を受信予約することができる。
【0057】また、本発明は放送番組に関する情報であ
る番組情報とこの番組情報を修正するための情報である
修正情報とを送受信あるいは受信して、記憶した番組情
報を修正し、修正した記憶内容に基づき、放送番組を受
信予約するに必要な処理を実行するようにした。したが
って、番組の変更があった場合には、番組情報を送信す
ることなく、修正情報のみを送信することとなり、送信
する情報量を可及的に少なすることができる。また、記
憶された番組情報を修正するに際しては、該記憶されて
いる番組情報と受信した番組情報とを比較することな
く、該番組情報よりも遙かに情報量の少ない修正情報と
比較することにより、記憶されている番組情報に変更が
あったか否かを判別することができ、番組情報に変更が
生じたか否かの判別するための処理の容易化を図ること
ができる。また、番組の変更、放送時間の変更、中止等
があった場合には、これに伴って記憶手段に記憶されて
いる番組情報が修正されて、この修正された番組情報に
基づき受信予約するに必要な処理が実行され、これによ
り、変更後の番組構成に応じた予約受信やこの予約した
全番組の録画が可能となる。
【0058】また、本発明は聴取又は視聴された放送番
組の特徴を検出するとともに、この検出された特徴に対
応する番組に関する情報を受信された情報から抽出し、
この抽出手段により抽出された番組に関する情報に基づ
いて、放送番組を受信予約するに必要な処理を実行する
ようにした。よって、ユーザーがある番組を聴取又は視
聴すると、この聴取又は視聴した番組の特徴を考慮しつ
つ、放送番組の自動受信予約が可能がなされ、自動受信
予約する番組にユーザーの嗜好を反映させることができ
る。
【0059】また、本発明は、放送番組の放送時間長に
対する聴取又は視聴された時間長の比率を算出し、この
算出された前記比率が所定以上である放送番組の特徴毎
に算出された比率を積算処理するとともに、この積算処
理された前記比率の値が所定以上である特徴に対応する
番組に関する情報を受信情報から抽出し、この抽出され
た番組に関する情報に基づいて、放送番組を受信予約す
るに必要な処理を実行するようにした。よって、ユーザ
ーが聴取又は視聴する番組の放送時間長に対する聴取又
は視聴された時間長を考慮しつつ、つまりはユーザーの
放送番組に対する嗜好を加味した放送番組の自動受信予
約が可能となる。
【0060】さらに本発明は、積算処理された前記比率
の積算値を前記特徴毎に記憶し、前記積算処理を行うに
際して、前記記憶手段に記憶されている全ての特徴の積
算値に1未満の値を乗算する乗算処理を更に行うように
した。よって、記憶手段に記憶された特徴のうち、積算
が行われなくなった特徴、つまりユーザーの嗜好の変化
に伴って該ユーザーが聴取あるいは視聴しなくなった番
組の積算値は徐々に減少することとなり、この積算値に
ユーザーの嗜好の変化を反映させることができる。
【0061】また、本発明は、放送番組に関する情報中
に各番組の特徴事項を含んで送信し、この送信される番
組の特徴事項に基づき、聴取又は視聴された放送番組の
特徴を検出するようにした。よって、番組の特徴事項は
番組情報として予め送信手段により送信されてくること
から、放送される番組自体から特徴を抽出する複雑な処
理は不要となり、システムや装置の簡略化を図ることが
できる。また、前記特徴事項を、番組の特徴を表すキー
ワード又は当該番組に出演する出演者名の少なくとも何
れか一方としたことから、番組のジャンルや出演者に関
するユーザーの嗜好を考慮した自動番組受信予約が可能
となる。さらに、前記受信予約がTV録画予約であり、
前記各情報はTV音声を送るためのFM信号に多重化さ
れて送信されてくるようにしたことから、別途番組情報
を受信するためのチューナを設ける必要がなく、また、
TVを視聴している最中であっても番組情報の受信が可
能となる。さらに、文字放送として送信されてくる前記
番組情報を受信し、FM放送波に多重化された送信され
てくる番組情報等を受信する構成により、文字放送シス
テムやFM多重放送を利用した番組受信予約の実現が可
能となる。
【0062】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】同実施の形態にかかる装置の外観正面図であ
る。
【図3】(A)は番組表データの構成を示す概念図、
(B)は番組表変更データの構成を示す概念図である。
【図4】RAMの予約データ格納エリアの構成を示す概
念図である。
【図5】多重データ受信処理の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図6】タイマー設定処理の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図7】多重表示部の変化形態を示す図である。
【図8】本発明の他の実施例を適用したシステムの全体
構成を示すブロック図である。
【図9】同実施の形態にかかる番組案内装置の構成を示
す図である。
【図10】同実施の形態にかかる装置本体の構成を示す
ブロック図である。
【図11】番組表データの構成を示す概念図である。
【図12】タイマーによる間欠起動処理の処理手順を示
すフローチャートである。
【図13】番組登録及び番組案内の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図14】TV画面の表示例を示す図である。
【図15】操作履歴の記録処理の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図16】(A)は操作履歴メモリの記憶内容と番組と
の関係を示す図、(B)は番組とキーワードとの関係を
示す図、(C)(D)はキーワードメモリの変化状態を
示す図である。
【図17】番組の自動登録処理の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図18】タイマー受信の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図19】ユーザー嗜好による番組案内の処理手順を示
すフローチャートである。
【図20】番組検索の処理手順を示す図である。
【図21】本発明の他の実施の形態を示す概念図であ
る。
【図22】本発明の他の実施の形態を示す概念図であ
る。
【図23】本発明の他の実施の形態を示す概念図であ
る。
【符号の説明】
3 FM多重ブロック 4 VTRブロック 6 RAM 10 多重表示部 11 マイコン 13 キー入力部 27 予約データ記憶エリア 31 放送番組案内装置 34 電話回線 36 装置本体 46 CPU 51 操作履歴メモリ 53 キーワードメモリ 54 出演者メモリ 65 登録番組メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 1/26 H04H 1/00 C E H04H 1/00 1/08 H04N 5/44 Z 1/08 9/00 H04N 5/44 9/00

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送番組に関する情報である番組情報を
    順次送信する送信手段と、 この送信手段により送信される前記番組情報を受信する
    受信手段と、 この受信手段により受信された前記番組情報により示さ
    れる番組から、受信予約する番組を選択する選択手段
    と、 この選択手段により選択された番組の番組情報を記憶す
    る記憶手段と、 この記憶手段に記憶された前記番組情報を前記受信手段
    により順次受信された前記番組情報に基づいて修正する
    修正手段と、 を有することを特徴とする放送番組送受信システム。
  2. 【請求項2】 放送番組に関する情報を送信する送信手
    段と、 この送信手段により送信される前記情報を受信する受信
    手段と、 聴取又は視聴された放送番組の特徴を検出する検出手段
    と、 この検出手段により検出された特徴を有する番組に関す
    る情報を、前記受信手段により受信された前記情報から
    抽出する抽出手段と、 この抽出手段により抽出された番組に関する情報に基づ
    いて、放送番組を受信予約するに必要な処理を実行する
    制御手段と、 を有することを特徴とする放送番組送受信システム。
  3. 【請求項3】 放送番組に関する情報を送信する送信手
    段と、 この送信手段により送信される前記情報を受信する受信
    手段と、 この受信手段により受信された前記情報に基づいて、前
    記放送番組を受信予約するに必要な処理を実行する制御
    手段と、 を有することを特徴とする放送番組送受信システム。
  4. 【請求項4】 放送番組に関する情報である番組情報
    と、この番組情報を修正するための情報である修正情報
    とを送信する送信手段を有することを特徴とする放送番
    組送信装置。
  5. 【請求項5】 放送番組に関する情報を送信するととも
    に、該情報中に各番組の特徴事項を含んで送信すること
    を特徴とする放送番組送信装置。
  6. 【請求項6】 放送番組に関する情報である番組情報を
    順次受信する受信手段と、 この受信手段により受信された前記番組情報により示さ
    れる番組から、受信予約する番組を選択する選択手段
    と、 この選択手段により選択された番組の番組情報を記憶す
    る記憶手段と、 この記憶手段に記憶された前記番組情報を前記受信手段
    により順次受信された前記番組情報に基づいて修正する
    修正手段と、 を有することを特徴とする放送番組受信装置。
  7. 【請求項7】 前記受信手段は、前記番組情報とともに
    この番組情報を修正するための情報である修正情報を受
    信し、 前記修正手段は、前記受信手段により受信された前記修
    正情報に基づいて、前記記憶手段に記憶された前記番組
    情報を修正することを特徴とする請求項6記載の放送番
    組受信装置。
  8. 【請求項8】 放送番組に関する情報を受信する受信手
    段と、 聴取、視取又は視聴された放送番組の特徴を検出する検
    出手段と、 この検出手段により検出された特徴を有する番組に関す
    る情報を、前記受信手段により受信された前記情報から
    抽出する抽出手段と、 この抽出手段により抽出された番組に関する情報に基づ
    いて、放送番組を受信予約するに必要な処理を実行する
    制御手段と、 を有することを特徴とする放送番組受信装置。
  9. 【請求項9】 前記放送番組の放送時間長に対する聴
    取、視取又は視聴された時間長の比率を算出する算出手
    段と、この算出手段により算出された比率を積算処理す
    る積算手段とを更に有し、 前記抽出手段は、この積算手段により積算処理された前
    記比率の値が所定以上である特徴を有する番組に関する
    情報を、前記受信手段により受信された前記情報から抽
    出することを特徴とする請求項8記載の放送番組受信装
    置。
  10. 【請求項10】 前記検出手段は、前記算出手段により
    算出された前記比率が所定以上である放送番組の特徴を
    検出することを特徴とする請求項9記載の放送番組受信
    装置。
  11. 【請求項11】 前記積算手段により積算処理された前
    記比率の積算値を前記特徴毎に記憶する記憶手段を更に
    有し、前記積算手段は、前記積算処理を行うに際して、
    前記記憶手段に記憶されている全ての特徴の積算値に1
    未満の値を乗算する乗算処理を更に行うことを特徴とす
    る請求項9又は10記載の放送番組受信装置。
  12. 【請求項12】 前記受信手段は、前記放送番組に関す
    る情報中に各番組の特徴事項を含んで受信し、前記検出
    手段はこの受信手段により受信される前記番組の特徴事
    項に基づき、聴取又は視聴された放送番組の特徴を検出
    することを特徴とする請求項8から11に何れか記載の
    放送番組受信装置。
  13. 【請求項13】 前記特徴事項は、番組の特徴を表すキ
    ーワード又は当該番組に出演する出演者名の少なくとも
    何れか一方であることを特徴とする請求項12記載の放
    送番組受信装置。
  14. 【請求項14】 放送番組に関する情報を受信する受信
    手段と、 この受信手段により受信された前記情報に基づいて、前
    記放送番組を受信予約するに必要な処理を実行する制御
    手段と、 を有することを特徴とする放送番組受信装置。
  15. 【請求項15】 前記受信予約はTV録画予約であり、
    前記受信手段はTV音声を送るためのFM信号に多重化
    されて送信されてくる前記各情報を受信することを特徴
    とする請求項6から14に何れか記載の放送番組受信装
    置。
  16. 【請求項16】 前記受信手段は、文字放送として送信
    されてくる前記各情報を受信することを特徴とする請求
    項6から14に何れか記載の放送番組受信装置。
  17. 【請求項17】 前記受信手段は、FM放送波に多重化
    された送信されてくる前記各情報を受信することを特徴
    とする請求項6から14に何れか記載の放送番組受信装
    置。
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