JPH10134559A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH10134559A
JPH10134559A JP29074896A JP29074896A JPH10134559A JP H10134559 A JPH10134559 A JP H10134559A JP 29074896 A JP29074896 A JP 29074896A JP 29074896 A JP29074896 A JP 29074896A JP H10134559 A JPH10134559 A JP H10134559A
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memory
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JP29074896A
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Inventor
Kenichi Satori
謙一 佐鳥
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データ書き込み速度の高速化を図れる半導体記
憶装置を実現する。 【解決手段】主メモリアレイ11に剰余セクタ領域を設
け、主メモリ11の記憶領域の各セクタ毎にセクタが剰余
セクタであるか否かを示す情報、消去/書き込み済状態
にあるか示す情報およびアドレス情報からなるセクタ情
報を記憶するセクタ情報用メモリ18と、このセクタ情報
に基づきアドレス指定のセクタが書き込み状態にある場
合、外部からのアドレスを剰余セクタであるアドレスに
入れ替えて書き込み対象のセクタアドレスとして出力す
るアドレス入替回路19と、アドレス入替情報に基づい
て、メモリ18の外部から指定されたアドレスのセクタ情
報を剰余セクタである情報に書き替え、書き込みが行わ
れたセクタ情報を剰余セクタではなく、書き込み状態に
あり、アドレス情報を外部から指定されたアドレスのセ
クタの主メモリアレイ上のアドレス情報に書き替える制
御回路20とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ページ単位で書き
込みおよび読み出しを行う半導体記憶装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】たとえばNAND型フラッシュメモリ、
DINOR型フラッシュメモリ等の半導体記憶装置にお
いては、選択するワード線に接続された全てのメモリト
ランジスタ一括にページデータ書き込みが行われる。
【0003】図8(a),(b)は、それぞれNAND
型、DINOR型フラッシュメモリにおけるメモリアレ
イ構造を示す図である。
【0004】図8(a)のNAND型フラッシュメモリ
は、便宜上、1本のビット線BLに2個の選択トランジ
スタST1,ST2、および4個のメモリトランジスタ
MT1〜M4が直列に接続された場合のNAND型メモ
リアレイを示している。選択トランジスタST1,ST
2はそれぞれ接続ゲート線SL1,SL2により制御さ
れ、また、メモリトランジスタMT1,MT2はそれぞ
れワード線WL1〜WL4により制御される。
【0005】図8(b)のDINOR型フラッシュメモ
リは、便宜上、1本の主ビット線MBLに接続された副
ビット線1本に4個のメモリトランジスタMT1〜MT
4が接続された場合のDINORメモリアレイを示して
いる。DINOR型においては、主ビット線MBと副ビ
ット線SBLは、選択ゲート線SLにより制御される選
択トランジスタST1を介して接続される。副ビット線
SBLは、4本のワード線WL1〜WL4と交差し、各
交差位置に4個のメモリトランジスタMT1,MT4が
配置される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したN
AND型、DINOR型フラッシュメモリ等のようなワ
ード線セクタを単位としたページ書き込みを行う半導体
記憶装置においては、データの書き込みは以下のように
行われる。すなわち、各ビット線(または主ビット線)
毎にページ書き込みデータを一時ラッチするためのデー
タラッチ回路を設け、このデータラッチ回路にページ書
き込みデータを転送するデータ転送過程と、ページ書き
込みデータに従って選択ワード線に接続されたメモリト
ランジスタ一括にページ書き込みを行うデータ書き込み
過程の2段階の過程を連続して行うことによりデータ書
き込みを行う。そして、そのセクタが消去状態であれば
そのまま書き込みを行い、既にデータが書き込み済のセ
クタである場合には、そのセクタに対する消去を行って
から上記書き込み動作を行う必要がある。
【0007】このように、フラッシュメモリのデータ書
き込み動作においては、書き込み済セクタの場合には、
実際に書き込み動作前に消去動作を行ってから書き込み
動作を行うが、一般にフラッシュメモリの書き込み時間
は1ミリ秒程度であるのに対して、消去時間は10ミリ
秒程度かかる。
【0008】したがって、上述したフラッシュメモリの
場合、実際のデータ書き込み時間に対して書き込み前の
消去に要する時間がかなりの割合を占有し、実質的なデ
ータ書き込み速度が犠牲になる。
【0009】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、データ書き込み速度の高速化を
図れる半導体記憶装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の半導体記憶装置は、複数のメモリセルが配
列された主メモリに対して外部からのアドレス指定に従
いセクタ単位で書き込みおよび消去を行う半導体記憶装
置であって、上記主メモリは、アドレス指定される論理
記憶領域より少なくとも単位セクタ分だけ大きな剰余記
憶領域を有し、かつ、上記主メモリの全記憶領域の各セ
クタ毎に対応して、当該セクタが剰余記憶領域であるか
否かを示す情報、当該セクタが消去状態にあるか書き込
み済状態にあるかを示す情報、および当該セクタの主メ
モリ上のアドレス情報からなるセクタ情報を記憶するセ
クタ情報用メモリと、書き込み時に、上記セクタ情報用
メモリのセクタ情報に基づき、外部からアドレス指定さ
れたセクタが書き込み状態にある場合には、外部からの
アドレスを剰余記憶領域であるセクタのアドレスに入れ
替えて書き込み対象のセクタアドレスとして出力するア
ドレス入替回路と、上記アドレス入替回路のアドレス入
替情報に基づいて、上記セクタ情報用メモリの外部から
指定されたアドレスのセクタ情報を剰余記憶領域である
情報に書き替えるとともに、アドレスが入れ替えられ書
き込みが行われたセクタ情報を剰余記憶領域ではなく、
書き込み状態にあり、かつアドレス情報を上記外部から
指定されたアドレスのセクタの主メモリ上のアドレス情
報に書き替える制御回路とを有する。
【0011】また、本発明では、スタンバイ時に、上記
セクタ情報用メモリのセクタ情報が剰余記憶領域であ
り、書き込み済状態を示すセクタをそのアドレス情報に
基づいて消去し、消去後に、当該セクタに対応するセク
タ情報を書き込み済状態から消去状態に書き替える手段
を有する。
【0012】また、上記アドレス入替回路は、読み出し
時に、上記セクタ情報用メモリのセクタ情報に基づき、
外部からアドレス指定されたセクタが剰余記憶領域に指
定されている場合には、上記セクタ情報の書き替え先の
セクタからデータの読み出しを行う手段を有する。
【0013】本発明の半導体記憶装置によれば、書き込
み時には、アドレス入替回路において、セクタ情報用メ
モリのセクタ情報に基づき、外部からアドレス指定され
たセクタが書き込み状態にある場合には、外部からのア
ドレスを剰余記憶領域であるセクタのアドレスに入れ替
えて書き込み対象のセクタアドレスとして出力され、こ
のアドレスに基づいてページ書き込みが行われる。そし
て、このアドレス入替回路におけるアドレス入替情報は
制御回路に供給される。制御回路では、入力されたアド
レス入替情報に基づいてセクタ情報用メモリの外部から
指定されたアドレスのセクタ情報が剰余記憶領域である
情報に書き替えられるとともに、アドレスが入れ替えら
れ書き込みが行われたセクタ情報を剰余記憶領域ではな
く、書き込み状態にあり、かつアドレス情報が外部から
指定されたアドレスのセクタの主メモリアレイ状のアド
レス情報に書き替えられる。
【0014】また、書き込み・消去・読み出し命令が発
行されない、すなわちスタンバイ時に、剰余セクタセク
タ情報用メモリのセクタ情報で剰余記憶領域であり、書
き込み済状態であることが示されているセクタが消去さ
れる。そして、消去後に、当該セクタに対応するセクタ
情報が書き込み済状態から消去状態に書き替えられる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る不揮発性半導
体記憶装置、たとえばNAND型フラッシュメモリの一
実施形態を示す回路図である。半導体記憶装置10は、
図1に示すように、主メモリアレイ11、ローデコーダ
12、ラッチ回路群13、カラム選択回路14、入出力
バッファ15、アドレスバッファ16、コントロールバ
ッファ17、セクタ情報用メモリアレイ18、アドレス
入替回路19、および書き込み系制御回路20により構
成されている。
【0016】メモリアレイ11には、たとえばN+2本
のワード線とm本のビット線BL1〜BLmが格子状に
配線されている。図1は、ワード線WLnを選択して、
メモリトランジスタMTn,1 〜MTn,m に対してページ
書き込みを行う場合を示している。主メモリアレイ11
は、図2に示すように、ワード線セクタを単位として書
き込み/消去が行われる。そして、図2(a)に示すよ
うに、ユーザーから見えるNページアドレス論理空間P
S0〜PSN に加えて実際には、図2(b)に示すよう
に、余分の書き込み/消去単位セクタ(以下、剰余セク
タという)PN+1 が少なくも一つ設けられている構成と
なっている(本実施形態では一つであるとする)。な
お、ビット線ビット線BL1〜BLmへの書き込み、消
去、読み出しの各動作に応じた電圧の供給は図示しない
カラム制御系により行われる。
【0017】ローデコーダ12は、制御回路20からの
制御信号S20aの指示に応じて、アドレス入替回路1
9による信号S19でアドレス指定されたワード線をア
クテイブ状態に駆動し、他の非選択のワード線を非アク
ティブ状態に保持する。
【0018】ラッチ回路群13は、ビット線BL1〜B
Lm毎にデータラッチ回路が設けられて構成されてお
り、ワード線セクタ単位で行われる、主メモリアレイ1
1へのページ書き込みデータを一時格納する。また、ペ
ージ読み出し時には、主メモリアレイ11からのワード
線セクタ単位で行われるページ読み出しデータを一時格
納する。
【0019】カラム選択回路14は、制御回路20から
の制御信号S20bの指示に応じて入出力バッファ15
に入力されたページ書き込みデータのラッチ回路群13
のアドレスに応じたデータラッチ回路への転送、および
ラッチ回路群13に格納されたページ読み出しデータの
入出力バッファ15への転送を行う。
【0020】入出力バッファ15は図示しないデータ線
からのページ書き込みデータの入力を行い、またページ
読み出しデータのデータ線への出力を行う。
【0021】アドレスバッファ16は、外部装置からの
アドレス信号A0,A1,…を受けてセクタ情報用メモリア
レイ18およびアドレス入替回路19に供給する。
【0022】コントロールバッファ17は、ローレベル
でアクティブのチップイネーブル信号/CE、やライト
イネーブル信号/WE等のコントロール信号を受けて、
セクタ情報用メモリアレイ18および制御回路20に出
力する。
【0023】セクタ情報用メモリアレイ18は、主メモ
リアレイ11のページアドレス物理単位セクタ空間PS
0〜PSN+1 に物理的に対応したN+2個のたとえばフ
ローティングゲート型の不揮発性メモリトランジスタで
構成されたセクタ情報領域が形成されている。各セクタ
情報領域は、図3に示すように、剰余ビットフィールド
181、書き込み済ビットフィールド182、およびア
ドレス上位フィールド183により構成されているな
お、図3では説明の簡単化のため、単位セクタ4個に剰
余セクタが1個である場合を示している。
【0024】剰余ビットフィールド181は、1ビット
からなり制御回路20の制御の下に対応する単位セクタ
が剰余セクタである場合には論理「1」に設定され、剰
余セクタではなく通常の単位セクタの場合には論理
「0」に設定される。書き込み済ビットフィールド18
2は、1ビットからなり制御回路20の制御の下に対応
する単位セクタが書き込み状態にある場合には論理
「1」に設定され、消去状態にある場合には論理「0」
に設定される。アドレス上位フィールド183は、たと
えば2ビットからなり対応する単位セクタの上位論理ア
ドレスがセットされる。図3の例の場合は、第1行目か
ら順に「00」,「01」,「10」,「11」という
ように設定され、剰余ビット181に「1」が設定され
ているセクタ情報領域のアドレス上位フィールド183
は「00」に設定される。
【0025】また、図3において、(a)は初期化状
態、すなわち全ての単位セクタは消去状態にあり、末行
目の単位セクタが剰余セクタとして割り当てられている
ことを示している。そして、(b)は第2行目と第3行
目の単位セクタは書き込み済ビットが「1」に設定さ
れ、それらの単位セクタにはデータが書き込まれている
ことを示している。
【0026】このようのセクタ情報用メモリアレイ18
の情報は、アドレスバッファ16によるアドレス指定を
受けて、そのアドレス指定された単位セクタに対応する
セクタ情報領域のデータ並びに剰余ビットが「1」に設
定されているセクタ情報領域のデータを信号S18とし
てアドレス入替回路19に出力する。
【0027】アドレス入替回路19は、アドレスバッフ
ァ16からのアドレス信号S16aとセクタ情報用メモ
リアレイ18からの信号S18を受けて、アドレス信号
S16aが示すアドレスの単位セクタに対応したセクタ
情報の書き込み済ビットに「1」が設定され、かつ剰余
ビットが「0」に設定されている場合には、剰余ビット
が「1」に設定されているセクタ情報が示すアドレスの
単位セクタに書き込みを行うようにアドレスを入れ替え
て、入れ替えたアドレスをローデコーダ12に信号S1
9aとして与えるとともに、そのアドレスの入れ替えの
情報を信号S19bとしてセクタ情報用メモリアレイ1
8および制御回路20に報知する。一方、アドレス信号
S16aが示すアドレスの単位セクタに対応したセクタ
情報の書き込み済ビットに「0」が設定されている場合
には、アドレス信号S16aで示すアドレスを信号S1
9として与えるとともに、アドレスの入れ替えを行わな
かった旨を信号S19bとしてセクタ情報用メモリアレ
イ18および制御回路20に報知する。また、アドレス
信号S16aが示すアドレスの単位セクタに対応したセ
クタ情報の剰余ビットが「1」に設定され、かつ書き込
み済ビットが「0」に設定されたいる場合にもアドレス
信号S16aで示すアドレスを信号S19として与える
とともに、剰余セクタに書き込みを行うべくそのアドレ
スを指定した旨を信号S19bとしてセクタ情報用メモ
リアレイ18および制御回路20に報知する。
【0028】制御回路20は、信号S19aおよびセク
タ情報用メモリアレイ18の情報を受けて、セクタ情報
用メモリアレイ18の対応するセクタ情報領域の剰余ビ
ット、書き込み済ビット、並びにアドレス上位ビットの
書き換え制御を行う。
【0029】また、制御回路20は、コントロール情報
から書き込み・読み出し動作が行われていないときに、
デコーダ12および図示しないカラム制御系を制御して
剰余ビットが「1」に設定され、かつ、書き込み済ビッ
トも「1」に設定されているアドレスの単位セクタに対
して消去動作を行い、消去後、セクタ情報用メモリアレ
イ18の対応するセクタ情報領域の書き込み済ビットを
「0」に設定する。
【0030】この制御回路20のセクタ情報用メモリア
レイ18の対応するセクタ情報領域の剰余ビット、書き
込み済ビット、並びにアドレス上位ビットの書き換え動
作の一例について、図4を参照しつつ説明する。たとえ
ば図4(a)に示す状態から第2行目のセクタ情報領域
(図中*で示す)に対応する単位セクタに対して書き込
み指令が行われた場合、まず、図4(b)に示すよう
に、第2行目のセクタ情報領域の剰余ビットを「1」に
設定する。これにより、第2行目のセクタ情報領域の剰
余ビットおよび書き込み済ビットが共にを「1」に設定
されたことになり、そのアドレス上位ビットが示す単位
セクタへは書き込み禁止状態となる。次に、図4(c)
に示すように、剰余ビットが「1」に設定されていた末
行目の剰余ビットを「0」に設定するとともに、書き込
み済ビットを「1」に設定する。さらにアドレス上位ビ
ットを「01」に設定する。そして、上述したように、
コントロール情報から書き込み・読み出し動作が行われ
ていないときに、デコーダ12および図示しないカラム
制御系を制御して剰余ビットが「1」に設定され、か
つ、書き込み済ビットも「1」に設定されている書き込
み禁止状態にあるアドレスの単位セクタに対して消去動
作を行い、消去後、図4(d)に示すように、セクタ情
報用メモリアレイ18の対応するセクタ情報領域の書き
込み済ビットを「0」に設定するとともに、アドレス上
位ビットを「00」に設定する。
【0031】次に、上記構成による動作を、図2および
図5〜図7を参照しながら説明する。なお、図5は書き
込み命令が書き込み済の単位セクタに対して発行された
場合の説明図、図6は書き込み/消去/読み出し状態で
ないときに内部で自動的に消去を行う場合の説明図、図
7は読み出し命令が発行された場合の説明図である。
【0032】まず、図示しない外部装置から書き込み命
令を発行されるとその旨がコントロールバッファ17を
介してセクタ情報用メモリアレイおよび制御回路20に
報知される。また、書き込み命令の入力に並行して書き
込むべき論理セクタアドレスがアドレスバッファ16に
入力され、そのアドレスが信号S16aとしてアドレス
入替回路19に供給されるとともに、信号S16bとし
てセクタ情報用メモリアレイ18に供給される。
【0033】セクタ情報用メモリアレイ18の情報で
は、アドレスバッファ16によるアドレス指定を受け
て、そのアドレス指定された単位セクタに対応するセク
タ情報領域のデータ並びに剰余ビットが「1」に設定さ
れているセクタ情報領域のデータを信号S18としてア
ドレス入替回路19に出力される。
【0034】アドレス入替回路19においては、アドレ
スバッファ16からのアドレス信号S16aとセクタ情
報用メモリアレイ18からの信号S18を受けて、アド
レス信号S16aが示すアドレスの単位セクタに対応し
たセクタ情報の書き込み済ビットに「1」が設定され、
かつ剰余ビットが「0」に設定されているたとえば図5
に示すような場合には、剰余ビットが「1」に設定され
ているセクタ情報が示すアドレスの単位セクタに書き込
みを行うようにアドレスが入れ替えられ、入れ替えたア
ドレスがローデコーダ12に信号S19aとして出力さ
れるとともに、そのアドレスの入れ替えの情報が信号S
19bとしてセクタ情報用メモリアレイ18および制御
回路20に報知される。また、一方、アドレス信号S1
6aが示すアドレスの単位セクタに対応したセクタ情報
の書き込み済ビットに「0」が設定されている場合に
は、アドレス信号S16aで示すアドレスが信号S19
として出力されるとともに、アドレスの入れ替えを行わ
なかった旨が信号S19bとしてセクタ情報用メモリア
レイ18および制御回路20に報知される。
【0035】制御回路20では、コントロールバッファ
17からのコントロール情報を受けて、アドレス入替回
路19、ローデコーダ12、カラム選択回路14の動作
制御が行われる。これにより、ページに書き込むデータ
がカラム選択回路14を介してラッチ回路群に一端格納
された後、ローデコーダ12によってワード線が駆動さ
れたセクタへのページデータの書き込みが行われる。
【0036】また、制御回路20においては、アドレス
入替回路19による信号S19aおよびセクタ情報用メ
モリアレイ18の情報を受けて、上述した図4に示すよ
うな手順に従って、セクタ情報用メモリアレイ18の対
応するセクタ情報領域の剰余ビット、書き込み済ビッ
ト、並びにアドレス上位ビットの書き換え制御が行われ
る。そして、コントロール情報に基づき書き込み・消去
・読み出し動作が行われていないときに、デコーダ12
および図示しないカラム制御系が制御されて剰余ビット
が「1」に設定され、かつ、書き込み済ビットも「1」
に設定されている書き込み禁止状態にあるアドレスの単
位セクタに対して、図6に示すように、消去動作が行わ
れる。そして、消去後、セクタ情報用メモリアレイ18
の対応するセクタ情報領域の書き込み済ビットが「0」
に設定される。
【0037】また、図5で示すように、剰余セクタであ
る末行目の単位セクタはアドレスが「0002h」に切
替えられて、物理的に「0002h」のセクタが剰余セ
クタとしてセクタ情報用メモリアレイ18の対応するセ
クタ情報の剰余ビットに「1」が設定されいることか
ら、読み出し命令が発行された場合には、図7に示すよ
うに、末行目のセクタからページ単位で読み出される。
【0038】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、主メモリアレイ11は、アドレス指定される論理記
録領域より少なくとも単位セクタ分だけ大きな剰余セク
タ領域を有し、かつ、主メモリアレイ11の記憶領域の
各セクタ毎に対応して、当該セクタが剰余セクタである
か否かを示す情報、当該セクタが消去状態にあるか書き
込み済状態にあるかを示す情報、および当該セクタの主
メモリアレイ上のアドレス情報からなるセクタ情報を記
憶するセクタ情報用メモリアレイ18と、書き込み時
に、上記セクタ情報用メモリアレイ18のセクタ情報に
基づき、外部からアドレス指定されたセクタが書き込み
状態にある場合には、外部からのアドレスを剰余セクタ
のアドレスに入れ替えて書き込み対象のセクタアドレス
として出力するアドレス入替回路19と、アドレス入替
回路19のアドレス入替情報に基づいて、セクタ情報用
メモリアレイ18の外部から指定されたアドレスのセク
タ情報を剰余セクタである情報に書き替えるとともに、
アドレスが入れ替えられ書き込みが行われたセクタ情報
を剰余セクタではなく、書き込み状態にあり、かつアド
レス情報を外部から指定されたアドレスのセクタの主メ
モリアレイ上のアドレス情報に書き替える制御回路20
とを設けたので、書き込み前に消去を行う必要がなくな
り、書き込み速度の高速化を図れる利点がある。
【0039】また、本実施形態では、剰余セクタが1つ
の場合を例に説明したが複数設けることも可能である。
剰余セクタの個数をZ、書き込み時間をTW,消去時間
をTEとすると、次の関係を満足する事により消去時間
が外部からは全く見えなくなる。
【0040】
【数1】TW×(Z+1)≧TE
【0041】この条件に従えば、消去時間TEを10ミ
リ秒、書き込み時間TWを1ミリ秒として場合、剰余セ
クタは11個以上あれば、消去時間は外部から全く見え
なくなる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
書き込み前に消去を行う必要がなくなり、書き込み速度
の高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体記憶装置の一実施形態を示
す回路図である。
【図2】ユーザーから見えるNページアドレス論理空間
と剰余セクタを含む実際の論理アドレスを示す図であ
る。
【図3】本発明に係るセクタ情報領域の構成例を示す図
である。
【図4】本発明に係る制御回路のセクタ情報の書き替え
動作を説明するための図である。
【図5】書き込み命令が書き込み済の単位セクタに対し
て発行された場合の説明図である。
【図6】書き込み/消去/読み出し状態でないときに内
部で自動的に消去を行う場合の説明図である。
【図7】読み出し命令が発行された場合の説明図であ
る。
【図8】NAND型およびDINOR型フラッシュメモ
リにおけるメモリアレイ構造を示す図である。
【符号の説明】
10…半導体記憶装置、11…主メモリアレイ、12…
ローデコーダ、13…ラッチ回路群、14…カラム選択
回路、15…入出力バッファ、16…アドレスバッフ
ァ、17…コントロールバッファ、18…セクタ情報用
メモリアレイ、19…アドレス入替回路、20…書き込
み系制御回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリセルが配列された主メモリ
    に対して外部からのアドレス指定に従いセクタ単位で書
    き込みおよび消去を行う半導体記憶装置であって、 上記主メモリは、アドレス指定される論理記憶領域より
    少なくとも単位セクタ分だけ大きな剰余記憶領域を有
    し、かつ、 上記主メモリの全記憶領域の各セクタ毎に対応して、当
    該セクタが剰余記憶領域であるか否かを示す情報、当該
    セクタが消去状態にあるか書き込み済状態にあるかを示
    す情報、および当該セクタの主メモリ上のアドレス情報
    からなるセクタ情報を記憶するセクタ情報用メモリと、 書き込み時に、上記セクタ情報用メモリのセクタ情報に
    基づき、外部からアドレス指定されたセクタが書き込み
    状態にある場合には、外部からのアドレスを剰余記憶領
    域であるセクタのアドレスに入れ替えて書き込み対象の
    セクタアドレスとして出力するアドレス入替回路と、 上記アドレス入替回路のアドレス入替情報に基づいて、
    上記セクタ情報用メモリの外部から指定されたアドレス
    のセクタ情報を剰余記憶領域である情報に書き替えると
    ともに、アドレスが入れ替えられ書き込みが行われたセ
    クタ情報を剰余記憶領域ではなく、書き込み状態にあ
    り、かつアドレス情報を上記外部から指定されたアドレ
    スのセクタの主メモリ上のアドレス情報に書き替える制
    御回路とを有する半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 スタンバイ時に、上記セクタ情報用メモ
    リのセクタ情報が剰余記憶領域であり、書き込み済状態
    を示すセクタをそのアドレス情報に基づいて消去し、消
    去後に、当該セクタに対応するセクタ情報を書き込み済
    状態から消去状態に書き替える手段を有する請求項1記
    載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記アドレス入替回路は、読み出し時
    に、上記セクタ情報用メモリのセクタ情報に基づき、外
    部からアドレス指定されたセクタが剰余記憶領域に指定
    されている場合には、上記セクタ情報の書き替え先のセ
    クタからデータの読み出しを行う手段を有する請求項1
    記載の半導体記憶装置。
JP29074896A 1996-10-31 1996-10-31 半導体記憶装置 Pending JPH10134559A (ja)

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