JPH10133627A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH10133627A
JPH10133627A JP9241363A JP24136397A JPH10133627A JP H10133627 A JPH10133627 A JP H10133627A JP 9241363 A JP9241363 A JP 9241363A JP 24136397 A JP24136397 A JP 24136397A JP H10133627 A JPH10133627 A JP H10133627A
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JP
Japan
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color
circuit
colors
light
led
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Pending
Application number
JP9241363A
Other languages
English (en)
Inventor
Futoshi Kuriwaki
太志 栗脇
Kazuya Yamaguchi
和也 山口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9241363A priority Critical patent/JPH10133627A/ja
Publication of JPH10133627A publication Critical patent/JPH10133627A/ja
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  • Control Of El Displays (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発色領域が改善された表示装置を提供する。 【解決手段】 表示装置が、N個の異なる基本色をそれ
ぞれ発光する複数の発光素子を有する発光ブロックと、
第1の色と、第2の色と、第3の色とを表す入力データ
を受け取る入力回路と、該入力データをN個の基本色を
表す出力データに変換する変換回路と、該出力データに
応じて、該複数の発光素子の点灯/消灯を制御する制御
回路とを備えている。Nは4以上の整数である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1ドットを構成す
る発光ブロックをマトリクス状に配置してなる表示面を
備えた発光ダイオード表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フルカラーやマルチカラーのように、複
数色で表示可能な発光ダイオード表示器を構成するに
は、少なくとも赤色、青色、緑色の基本3色(RGB)
を発光表示できる発光ブロックが必要であり、この発光
ブロックにより、発光ダイオード表示装置の1ドットが
構成される。
【0003】ところで、従来の発光ダイオード表示装置
では、前記RGBごとに、RGBのデータを取り込む入
力信号処理回路と、色調整を行う色演算処理回路と、表
示回路の点灯状態を制御する点燈制御回路と、多数の前
記発光ブロックとを含んで構成され、RGBにあわせて
赤色、青色、緑色の3段構成となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
発光ダイオードには純粋な緑色を表示するに充分な発光
特性のものがないため、各発光ダイオードは、赤色発光
ダイオードと青色発光ダイオードと黄緑発光ダイオード
とから構成するとともに、その黄緑発光ダイオードを特
に入力信号処理回路、色演算処理回路、点燈制御回路に
おいて純粋な緑色を発光する発光ダイオードであるとし
てドライブしていた。
【0005】このような従来の構成では、テレビジョン
やCRTなどに比較すると、赤色、青色については遜色
のない表示が可能なものの、緑色領域の色再現性が低い
という問題があった。
【0006】因みに、理論的には純粋な緑色を発色でき
る緑色発光ダイオードを開発することは不可能ではない
が、多大な費用や労力を必要とすることになる。
【0007】そこで本発明は、緑色領域の色再現性を向
上した発光ダイオード表示装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置は、N
個の異なる基本色をそれぞれ発光する複数の発光素子を
有する発光ブロックと、第1の色と、第2の色と、第3
の色とを表す入力データを受け取る入力回路と、該入力
データをN個の基本色を表す出力データに変換する変換
回路と、該出力データに応じて、該複数の発光素子の点
灯/消灯を制御する制御回路とを備え、Nは4以上の整
数であり、そのことにより上記目的が達成される。
【0009】好ましくは、前記発光ブロックの色度図上
の発色領域はM個の基準色によって定義された複数の領
域を有し、該M個の基準色のそれぞれは、該N個の基本
色の少なくとも1つに基づいて得られたものであり、前
記変換回路は、前記入力データに応じて該複数の領域の
うちの1つを選択する回路と、該選択された領域に対応
する少なくとも1つの基準色に基づいて、前記出力デー
タを生成する回路とを含んでいる。
【0010】ある実施形態では、前記複数の領域がCR
Tの発色領域をカバーする。
【0011】ある実施形態では、前記M個の基準色のう
ち少なくとも1つは、前記N個の基本色と異なる。
【0012】さらに他の実施形態では、前記複数の発光
素子が4個の発光ダイオードであり、それぞれが赤、
青、黄緑および青緑の基本色の光を発する。
【0013】さらに他の実施形態では、前記Mが4以上
の整数である。
【0014】
【発明の実施形態】本願の実施形態において用いる用語
および記号の意味を以下のように定義する。
【0015】「基本色」は、表示装置を形成する最小単
位の発光素子が発する光の色である。以下の実施形態で
は具体的に、「基本色」は、1つの発光ダイオード(L
ED)が発する光の色である。「基本色」の表記につい
ては、例えば、赤色発光ダイオード(LED)が発する
光の色をRLEDとし、CRTの1つのピクセルが表示す
る赤色をRCRTとする。他の基本色についても同様の表
記を用いる。
【0016】「発色領域」は表示装置が発色できる色の
範囲をCIE色度図(以降、色度図とする)上で示したも
のである。
【0017】「基準色」は、表示装置の「発色領域」を
決定する色である。「基準色」は「基本色」と同じ色
(基本色の色度座標と同じ色度座標を持つ色)であって
もよいし、少なくとも2つの「基本色」を配合すること
で得た「色」でもよい。「基準色」は、RREFのよう
に、色を表す記号に下付き添字「REF」を付けて表記
する。
【0018】以下、本発明の実施形態を図面に基づいて
説明する。
【0019】(実施形態1)図1は本発明の1実施形態
を示すための発光ダイオード表示装置の構成を示す模式
図である。1は、制御信号と、赤色、緑色および青色
(RCRT、GCRTおよびBCRT)のRGBのデータ(入力
されるデータは従来のものと同じである)とを取り込む
入力処理回路である。2は、入力処理回路1が取り込ん
だ各データを、4色(赤:RLED、青:BLED、黄緑:Y
LED、青緑:BGLED)のデータに変換する色演算回路
である。3は、後述する表示回路4における各発光ブロ
ック(ドット)5に含まれた各発光ダイオードの点灯/
消灯を制御する点灯制御回路である。4は、xy方向に
発光ブロック5がマトリクス状に配置されてなる表示回
路である。
【0020】発光ブロック5では、各発光ダイオード
が、例えば図2(a)に示すように、3×3の格子状に
位置しており、さらに青緑発光ダイオードBGを中心と
した点対称の配置となっている(図において、R、B、
YGおよびBGによって発光ダイオードの種類を示して
いる)。この例では、緑色の色再現性を向上するため
に、青緑発光ダイオードBGを挟んで4隅にそれぞれ黄
緑発光ダイオードYGが配置されている。
【0021】図3は、図1の本発明の1実施形態におけ
る発光ダイオード表示装置の具体的構造を示すブロック
図である。入力信号処理回路1は、タイミング処理回路
11と、赤色データ取り込み回路12と、緑色データ取
り込み回路13と、青色データ取り込み回路14とを有
している。タイミング処理回路11は、制御信号を入力
して各発光ダイオードの点灯/消灯の時間制御を行う。
赤色データ取り込み回路12、緑色データ取り込み回路
13、および青色データ取り込み回路14は、それぞれ
赤色のデータ、緑色のデータ、および青色のデータを取
り込む。このように入力信号処理回路1は、RGBのデ
ータに対応する3段構成になっている。
【0022】色演算処理回路2は、色比較処理回路21
と、赤色データ演算回路22と、青緑データ演算回路2
3と、黄緑データ演算回路24と、青色データ演算回路
25とを有する。色比較処理回路21は、入力信号処理
回路1で取り込まれたRGBのデータを、発光ブロック
5を構成する発光ダイオードの4色(RLED、BLED、Y
LED、およびBGLED)の配合比を表す出力データに変
換する。赤色データ演算回路22、青緑データ演算回路
23、黄緑データ演算回路24、および青色データ演算
回路25は、変換によって得られた4つの発光ダイオー
ドのためのデータをそれぞれ演算する。このように、色
演算処理回路2は、4色(4基本色)に対応する4段構
成になっている。
【0023】点灯制御回路3は、赤色データ配列変換回
路31と、青緑データ配列変換回路32と、黄緑データ
配列変換回路33と、青色データ配列変換回路34と有
する。さらに、赤色LED点灯回路35と、青緑LED
点灯回路36と、黄緑LED点灯回路37と、青色LE
D点灯回路38とを有する。4つのデータ配列変換回路
31〜34は、色演算処理回路2によって得られた4色
のデータのそれぞれを、パラレル/シリアルに変換す
る。また、4つのLED点灯回路35〜38は、シリア
ル変換された4色のデータのそれぞれに基づいて、それ
ぞれ各発光ダイオードのための個別のレベル調整を行っ
た上で、対応する赤色発光ダイオードR、青緑発光ダイ
オードBG、黄緑発光ダイオードYG、および青色発光
ダイオードBを点灯させる。このように、点灯制御回路
3は変換後の4色(4基本色)に対応する4段構成にな
っている。
【0024】なお、タイミング処理回路11の出力によ
って、各発光ダイオードに接続されている表示回路4の
スイッチング素子Trがオン/オフされ、各発光ダイオ
ードの単位時間当たりの発光時間がコントロールされ
る。
【0025】この構成によって、入力信号処理回路1
に、従来通りRGB基本3色のデータを入力することに
より、4色(RLED、BLED、YGLED、BGLED)の発光
ダイオードからなる発光ブロック5において、緑色領域
における色再現性に優れた表示を行うことができる。
【0026】次に、図4の色度図を参照しながら色再現
性について原理を説明する。図4の色度図は、雲型曲線
で囲まれた領域において、全ての色を表現できるもので
あり、各色が縦軸・横軸の座標の交点(色度座標)によ
り特定される。
【0027】雲型曲線内の中央のWREF点が白色を示
す。WREF点よりも右側が赤色領域、左斜め上側が緑色
領域、左斜め下側が青色領域である。
【0028】ここで、従来の発光ブロックまたはその発
光ブロックによる発光ダイオード表示装置は、上述した
ように、赤色発光ダイオード、青色発光ダイオード、黄
緑発光ダイオードから構成されているので、図中のR
LED、BLED、およびYGLEDの3点を頂点とする三角形
領域内でのみ発光する。そして、NTSC(National T
elevision System Commitee)方式のテレビジョンで
は、点RCRT、点GCRT、点BCRTを頂点とする三角形領
域内で発色することができる。
【0029】したがって、従来の発光ブロックは、NT
SC方式のテレビジョンに比べて、概ね点YGLED、点
LED、点GCRTの三角形領域だけ色再現性が劣っている
ことになる。すなわち、従来の発光ブロックでは緑色領
域において、かなり発色不可能な領域がある。
【0030】一方、本発明の発光ダイオード表示装置に
おける発光ブロック5では、赤色発光ダイオード、青色
発光ダイオード、青緑発光ダイオードおよび黄緑発光ダ
イオードを備えている。このため、発光ブロック5の表
示可能領域は、点RLED、点BLED、点BGLEDおよび点
YGLEDを頂点とする四角形内にある。
【0031】すなわち、従来の発光ブロックと比べる
と、(色度図において)点YGLED、点BGLED、および
点BLEDを頂点とする三角形領域だけ表示可能領域が拡
大しており、緑色、青色系について色再現性を向上する
ことができる。
【0032】なお、図2(b)〜図2(d)は、本発明
において適用可能な発光ブロックの他の構成例を示す図
である。図2(b)に示す例では、発光ブロック5を、
R(赤)、G(緑色)、B(青)、Y(黄色)、O(橙
色)、P(紫)、C(水色)の7色のダイオードにより
構成している。この例によるときは、図1、および図3
に基づいて説明した色演算処理回路2の回路構成と、点
灯制御回路3の回路構成とを7色に対応する7段構成に
することが好ましい。
【0033】図2(c)に示す例では、緑色のLEDが
中央に位置し、Y、B、W、C、R、およびPの6つの
LEDがその周囲に位置する。6つのLEDのそれぞれ
と、Gと距離は、すべて同じである。
【0034】図2(d)に示す例では、1つの発光ブロ
ックに18個のLEDが含まれる。18個のLEDは、
G、P、B、Y、R,YG、W、Cの8色のLEDから
構成される。
【0035】(実施形態2)回路部500は、入力信号
処理回路510と、色演算処理回路520と、点灯制御
回路530とを有する。入力信号処理回路510は、R
CRT、GCRTおよびBCRTの配合比を表す入力データを受
け取り、色演算処理回路520にこの入力データを送
る。色演算処理回路520は、入力データを4つの基本
色の配合比を表す出力データに変換し、この出力データ
を点灯制御回路530へ渡す。点灯制御回路530は、
受け取った出力データに基づいて、発光ブロックに含ま
れる4つの発光ダイオードのそれぞれの点灯/消灯を制
御する。
【0036】次に、色演算処理回路520の機能と構成
とを説明する。色演算処理回路520は、4つの基本色
を4つの基準色として用いて、発光ブロックの発光領域
を定義する。これら4つの基準色に加えて、RGB信号
の3つの信号の比率が等しい(RCRT:GCRT:BCRT
1:1:1)白色点も基準色WREFとする。その上で、
図6に示すように、色演算処理回路520は、発色領域
を分割して、それぞれがWREFと2つの基準色とに囲ま
れた4つの領域I〜IVを定義する。また、点WREF自体も
一つの領域と見なして、領域Vとする。
【0037】色演算処理回路520は、5つの領域演算
回路540a〜540eと、色比較処理回路521とを
有する。色比較処理回路521は、入力データを構成す
る3つの信号を互いに比較する。このことによって、色
比較処理回路521は入力データによって表される色
が、図6に示した色度図上の領域I〜Vのいずれに属する
のかを判定する。
【0038】領域演算回路540a〜540eのそれぞ
れは、領域I〜領域Vのそれぞれに対応して設けられてい
る。領域演算回路540a〜540eは、RGB信号
(入力データ)を変換して4つの基本色の配合比を表す
データを得るための計算式を記憶している。領域演算回
路540a〜540eは、この計算式に従って4基本色
のための出力データを得る。この計算式は、領域I〜Vご
と決められている。
【0039】色比較処理回路521および領域演算回路
540a〜540eの動作の例を示す。色比較処理回路
521が、入力データによって表される色が領域Iに属
すると判定したとする。色比較処理回路521は、領域
演算回路540a〜540eのうちから、領域Iに対応
する領域演算回路540aを選択して、動作可にする。
領域演算回路540aは、入力信号処理回路510から
受け取った第1色元素、第2色元素および第3色元素
(RCRT、GCRTおよびBCRT)を表す入力データを、4
つの基本色すなわちRLED、BGLED、YGLEDおよびB
LEDをの配合比を表す出力データに変換する。なお、領
域演算処理回路540a〜540eの全てに、RCRT
号、GCRT信号およびBCRT信号は入力されているが、色
比較処理回路521に選択された領域演算回路540a
のみが演算を行う。
【0040】図6に示すように、点RCRTと点GCRTとの
中間点に点YGLEDがあり、点GCRTと点BCRTとの中間
点に点BGLEDがある。このため、点RCRTと点GCRT
の間の特定の中間色(RGB信号の特定のバランス値)
に対して、点YGLEDを割り当てて、かつ点GCRTと点B
CRTとの間の特定の中間色に点BGLEDを割り当てる。す
なわち、これら特定の中間色のどれかが色演算処理回路
520に入力された場合には、色演算処理回路520
は、点YGLEDまたは、点BGLEDが単独で発色するため
の出力データを出力する。また、点GCRTを発色するた
めの、4基本色の配合比(4つのLEDのそれぞれの発
光輝度バランス)も特定の入力データに割り当ててい
る。
【0041】色演算処理回路520からの出力データ
は、RLED、BGLED、YGLEDおよびBLEDのための4つ
の出力回路550a〜550dに送られる。この出力デ
ータは、その後、出力回路550a〜550dから、出
力タイミング回路560に送られる。出力タイミング回
路560は、出力データを、LED表示装置が動作する
信号形態に変換した後で各LEDへと出力し、このこと
によって4個の発光ダイオードの点灯/消灯を制御す
る。
【0042】領域演算処理回路540a〜540eのそ
れぞれは、図3に示す、赤色データ演算回路22、青緑
データ演算回路23、黄緑データ演算回路24および青
色データ演算回路25を有する。
【0043】表示装置500が上記構成を有すること
で、RCRT−GCRT−BCRT−RCRTをそれぞれ表す入力デ
ータがこの順序で表示装置500に入力されると、4つ
のダイオードがRLED−YGLED−GLED−BGLED−B
LED−RLEDの順序で発光する。また、入力データが、各
LED色とWREF点との間の色に対応する場合には、各
々の領域用の領域演算処理回路が、WREF点と、各4つ
のLEDの色(基本色)との配合比(発光輝度バラン
ス)に基づいて、各々の基本色の配合比を再計算する。
発光ブロックは、その演算結果の出力信号よって発色す
る。
【0044】(実施形態3)実施形態1および2の制御
法では、CRTを基準にした場合、CRTでは発色不可
能な色も発色しているため、CRTに慣れている目に
は、不自然な色に見える。また、領域演算処理回路54
0a〜540eは、常に一定の演算のみを行うため、入
力データに対して一定の出力をしているか、4色(基本
色)を組み合わせて発色しているかのどちらかである。
このため、基準としている基本色RLED、YGLED、BG
LEDおよびBLEDの色が、LED単品のばらつきによって
異なってくると、それらを配合させた色は発光ブロック
ごとに、また表示装置ごとに、異なった色になる。特に
発色領域の境界付近では、その影響が大きい。
【0045】この影響を発光ダイオードBGを例にして
説明する。図7に示すように、の発色位置(色度座
標)で発色する発光ダイオードBG1が、の位置で発
色する発光ダイオードBG2に置き換わった場合には、
発光ブロックの発色領域がRLE D−YGLED−−BLED
に囲まれた領域から、RLED−YGLED−−BLEDに囲
まれた領域に変わる。発光ダイオードBG1を有する発
光ブロックの発色領域を基準にすると、発光ダイオード
BG2を有する発光ブロックの発色特性は、−−B
LEDの領域が欠落し、−−YGLEDの領域が発生す
る。特に基本色および付近において、2つの表示装
置は互いに異なった色を発色することになる。他の色の
LEDについても同じことが考えられ、同じ入力信号を
与えた場合でも、製品ごとに視覚的に異なった発色にな
ってしまう。
【0046】図8に示す回路部900は、CRTに近い
発色領域を確保することができると同時に、LED発色
のばらつきを低減させることができる。回路部900
は、実施形態2と同様な4つの異なる発光ダイオードを
有する。ただし、色演算処理回路920が、基準色とし
て基本色とは異なる7つの色を用いている点で実施形態
2と異なる。
【0047】回路部900は、入力信号処理回路910
と、色演算処理回路920と、点灯制御回路930とを
有する。入力信号処理回路510は、RCRT、GCRTおよ
びBCRTの配合比を表す入力データを受け取り、色演算
処理回路920にこの入力データを送る。色演算処理回
路920は、入力データを4基本色の配合比を表す出力
データに変換し、出力データを点灯制御回路930へ渡
す。点灯制御回路930は、受け取った出力データに基
づいて、発光ブロックに含まれる4つの発光ダイオード
のそれぞれの点灯/消灯を制御する。
【0048】色演算処理回路920は、4つの基本色を
配合することで7つの基準色を決定する。これらは、図
9における色度図に示すような、RREF(赤)、Y
REF(黄)、GREF(緑)、CREF(水色)、B
REF(青)、PREF(紫)およびWREF(白)である。こ
れら7つの基準色は、CRTが発色する色に近く、視覚
的によい色である。色演算処理回路920は、これら7
つの基準色を用いて発光ブロックの発光領域を定義す
る。さらに、図9に示すように、色演算処理回路920
は、発色領域を分割して、基準色WREFと他の基準色の
うちの2つとに囲まれた6つの領域I〜VIを定義する。
また、点WREF自体も一つの領域と見なして、領域VIIと
する。
【0049】色演算処理回路920の構成と機能とをさ
らに具体的に説明する。色演算処理回路920は、7つ
の領域演算回路940a〜940gと、色比較処理回路
921とを有する。色比較処理回路921は、入力デー
タを構成する3つの信号を互いに比較する。このことに
よって色比較処理回路921は、入力データによって表
される色が、図9に示した色度図上の領域I〜VIIのいず
れに属するのかを判定する。
【0050】領域演算回路940a〜940gは、領域
I〜領域VIIにそれぞれ対応して設けられている。領域演
算回路940a〜940gのそれぞれは、7つの基準色
を発色するための、4基本色、すなわちRLED、Y
LED、BGLEDおよびBLED、の配合比(すなわち、4
つのLEDのそれぞれの発光強度比)を表す固有データ
を記憶している。さらに領域演算回路940a〜940
gは、入力データを、基準色に基づいて変換し、4つの
基本色の配合比を表すデータを得るための計算式を記憶
している。領域演算回路940a〜940gは、この計
算式に従って4基本色のための出力データを得る。この
計算式は、領域I〜VIIごと決められている。
【0051】領域演算処理回路940a〜940gのそ
れぞれは、図3に示した赤色データ演算回路22、青緑
データ演算回路23、黄緑データ演算回路24および青
色データ演算回路25を有する。
【0052】以下に示すようにして、RCRT、GCRTおよ
びBCRTを表す入力データが、RREF、YGREF、BGREF
およびBREFの配合比を表す出力データに変換される。
入力データが赤単色(RCRT)を表すときには、発光ブ
ロックが、基準色WREFと基準色RREFとを結ぶ直線上で
発色するように、領域演算処理回路の一が計算を行う。
同様な計算によって、入力された入力データが緑単色
(GCRT)を表す場合には、発光ブロックが基準色WREF
と基準色GREFとの間の直線上で発色する。また、入力
データが青単色(BCRT)を表す場合には、発光ブロッ
クが基準色WREFと基準色BREFとの間の直線上で発色す
る。入力データが、RCRT:GCRT=1:1に対応する場
合には、発光ブロックは基準色WREFと基準色YREFとの
間の直線上で発色する。同様に、入力データが、
CRT:BCRT=1:1に対応する場合には、発光ブロッ
クが基準色WREFと基準色CREFとの間の直線上で発色
し、また入力データがRCRT:GCRT:BCRT=1:1:
1に対応する場合には、発光ブロックが基準色WREF
に発色するように、領域演算処理回路の1が計算を行
う。
【0053】以下に、本実施形態で用いた色演算処理回
路920が行う計算の例を示す。下記に示した計算式に
従って、入力データが表す色に対して、4つのLEDの
発光強度比を算出することができる。
【0054】色演算処理回路920への入力信号をI
R、IGおよびIBとし、変換回路からの出力信号をL
R、LYG、LBGおよびLBとする。色比較処理回路
921は、入力信号IR、IGおよびIBの大小関係を
判定し、表1に示す変換表にしたがって、入力されたR
GB信号によって表される色が、領域I〜VIIの何れに属
するのかを判定する。
【0055】
【表1】
【0056】7つの基準色を発色するための、基本色の
配合比(4つのダイオードの発色強度比)を表2に示
す。
【0057】
【表2】
【0058】出力信号を得るための領域I〜VIIにおける
演算式は式(1)〜(8)に示す通りである。ただし、式中の
記号X、ZおよびC1〜C3には、表3に示した変数を
代入する。
【0059】 ・領域I〜VI LR=(Wr*C1)+(Xr*C2)+(Zr*C3) (1) LYG=(Wyg*C1)+(Xyg*C2)+(Zyg*C3) (2) LBG=(Wbg*C1)+(Xbg*C2)+(Zbg*C3) (3) LB=(Wb*C1)+(Xb*C2)+(Zb*C3) (4) ・領域VII LR=Wr*IR (5) LYG=Wyg*IG (6) LBG=Wbg*IG (7) LB=Wb*IB
(8)
【0060】
【表3】
【0061】上記の定式化を用いると、例えば、領域I
における計算式は、上記(1)〜(4)式と表3の第1行か
ら、式(9)〜(12)のようになる。
【0062】 LR=(Wr*IB)+(Rr*(IR−IG))+(Yr*(IG−IB)) (9) LYG=(Wyg*IB)+(Ryg*(IR−IG))+(Yyg*(IG−IB)) (10) LBG=(Wbg*IB)+(Rbg*(IR−IG))+(Ybg*(IG−IB)) (11) LB=(Wb*IB)+(Rb*(IR−IG))+(Yb*(IG−IB)) (12) また、領域Vにおける計算式は、上記(1)〜(4)式と表3
の第5行から、式(13)〜(16)のようになる。
【0063】 LR=(Wr*IG)+(Br*(IB-IR))+(Mr*(IR−IG)) (13) LYG=(Wyg*IG)+(Byg*(IB-IR))+(Myg*(IR−IG)) (14) LBG=(Wbg*IG)+(Bbg*(IB-IR))+(Mbg*(IR−IG)) (15) LB=(Wb*IG)+(Bb*(IB-IR))+(Mb*(IR−IG)) (16) 図10を参照して、LED発光色のばらつきによる色の
変化を検証する。図7に示した例と同様に、発光ダイオ
ードBGの発色位置(色度座標)がからへずれた場
合を仮定する。図10に示すように、発光ダイオードB
Gの発色位置がずれることによって、基準色GREF(=
CRT)の位置はG1REFの位置へずれ、基準色YREF
位置はY1REFの位置へずれる。しかし、色度図から明
らかなように、基本色の色変化量(色度座標の変化)よ
りも基準色の色変化量は少ない。
【0064】発光ダイオードBGの発色位置がずれたこ
とに伴って、発色領域が、YREF−Y1REF−GREF−G
REFで囲まれた領域が増加し、G1REF−GREF−C1
REF−BREF−CREFで囲まれた領域が減少している。し
かしながら、増加・減少した範囲は、視覚的に認識され
ないほどに狭い。同様に、他の3色のLEDの基本色の
発色にばらつきがあっても、7つの基準色で囲まれた発
色領域の変化を小さくできる。
【0065】(実施形態4)図11に、それぞれ異なる
6色を発色する6つのLEDを用いた例を示す。6つの
LEDが発する色(基本色)は、それぞれ、RLED、Y
LED、GLED、CLED、BLEDおよびPLEDである。
【0066】各単色LEDの基本色で囲まれた領域内に
CRTの発色領域が含まれているため、これら6つのL
EDを有する発光ブロックを用いて(CRTの発色と同
じ)発色が可能である。CRTの発色特性に合わせるた
めに、7つの基準色として、RREF2、YREF2、GREF2
REF2、BREF2、PREF2およびWREF2を色度図上で決定
する。これら7つの基準色は、CRTの発色特性を再現
するのに適した色であり、かつこれらによって決まる発
色領域は、CRTの発色領域を含んでいる。これら7つ
の基準色の光を発するための6つの基本色の配合比の固
有値を領域演算回路に記憶させると、7つの基準色によ
って決まる発色領域の範囲で発色を制御することができ
る。
【0067】実施形態3で説明した、1つの発光ブロッ
クあたり4つのLEDを用いた表示装置を用いてもCR
Tと同じ発色特性を持たせることができる。このこと
は、色演算処理回路920に記憶されている基準色を発
色するための基本色の配合比のデータを、RREF2、Y
REF2、GREF2、CREF2、BREF2、PREF2およびWREF2
発色するための配合比のデータに合わせることで達成で
きる。
【0068】このことは、LEDの基本色数(=LED
の数)がいくつであれ、LEDの基本色で囲まれた領域
が、発色したい領域を含むならば、基準色7色の組を共
通に有することで、含まれるLEDが異なる2つの表示
装置、互いに同一色を発色させることが可能となる。2
つの表示装置の発色領域を同一にできるからである。
【0069】
【発明の効果】本発明の発光ダイオード表示装置によれ
ば、純粋な緑色に近い色の光を発することができ、緑色
の領域の色再現性を向上して、バランスのよい表示を行
うことができる。さらに、発光ダイオード表示装置を用
いて、CRTに近い発色領域を確保することができると
同時に、LED発色のばらつきを低減させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の表示装置を示す模式図である。
【図2】(a)〜(d)は、1つの発光ブロックに含ま
れる発光ダイオードの配置例を示す図である。
【図3】実施形態1の表示装置の構成を示す図である。
【図4】本願発明の表示装置の発色領域を示すCIE色度
図である。
【図5】実施形態2の表示装置に含まれる回路を示す模
式図である。
【図6】実施形態2の表示装置の発色領域を示すCIE色
度図である。
【図7】青緑色ダイオードBGの発色にばらつきが生じ
た場合に認められる発色領域の変化を示すCIE色度図で
ある。
【図8】実施形態3の表示装置に含まれる回路を示す模
式図である。
【図9】実施形態3の表示装置の発色領域を示すCIE色
度図である。
【図10】青緑色ダイオードBGの発色にばらつきが生
じた場合に認められる発色領域の変化を示すCIE色度図
である。
【図11】実施形態4の表示装置の発色領域を示すCIE
色度図である。
【符号の説明】
1 入力信号処理回路 2 色演算処理回路 3 点灯制御回路 4 表示回路 5 発光ブロック 11 タイミング処理回路 12 赤色データ取り込み回路 13 緑色データ取り込み回路 14 青色データ取り込み回路 21 色比較処理回路 22 赤色データ演算回路 23 青緑データ演算回路 24 黄緑データ演算回路 25 青色データ演算回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N個の異なる基本色をそれぞれ発光する
    複数の発光素子を有する発光ブロックと、 第1の色と、第2の色と、第3の色とを表す入力データ
    を受け取る入力回路と、 該入力データをN個の基本色を表す出力データに変換す
    る変換回路と、 該出力データに応じて、該複数の発光素子の点灯/消灯
    を制御する制御回路とを備え、Nは4以上の整数であ
    る、表示装置。
  2. 【請求項2】 前記発光ブロックの色度図上の発色領域
    はM個の基準色によって定義された複数の領域を有し、 該M個の基準色のそれぞれは、該N個の基本色の少なく
    とも1つに基づいて得られたものであり、 前記変換回路は、前記入力データに応じて該複数の領域
    のうちの1つを選択する回路と、該選択された領域に対
    応する少なくとも1つの基準色に基づいて、前記出力デ
    ータを生成する回路とを含んでいる、請求項1に記載の
    表示装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の領域がCRTの発色領域をカ
    バーする、請求項2に記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記M個の基準色のうち少なくとも1つ
    は、前記N個の基本色と異なる、請求項2に記載の表示
    装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の発光素子が4個の発光ダイオ
    ードであり、それぞれが赤、青、黄緑および青緑の基本
    色の光を発する請求項1に記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記Mが4以上の整数である、請求項5
    に記載の表示装置。
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