JPH10133021A - 光減衰器 - Google Patents

光減衰器

Info

Publication number
JPH10133021A
JPH10133021A JP8301060A JP30106096A JPH10133021A JP H10133021 A JPH10133021 A JP H10133021A JP 8301060 A JP8301060 A JP 8301060A JP 30106096 A JP30106096 A JP 30106096A JP H10133021 A JPH10133021 A JP H10133021A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
optical fiber
fiber
attenuator
end faces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8301060A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Kuroba
敏明 黒羽
Yoshito Uda
芳人 宇田
Hiroshi Minamiguchi
博 南口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanzacc Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Electric Wire Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyowa Electric Wire Co Ltd filed Critical Kyowa Electric Wire Co Ltd
Priority to JP8301060A priority Critical patent/JPH10133021A/ja
Publication of JPH10133021A publication Critical patent/JPH10133021A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光減衰器において、波長が異なる光が透過し
た際に減衰量をほぼ一定にする。 【解決手段】 集束性光ファイバ小片をシングルモード
光ファイバ2本の間に融着接続するか、または単一組成
の石英ファイバをコリメート光ファイバ2本の間に融着
接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波長が異なる光が
透過した際にも減衰量がほぼ一定である光減衰器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光回路では、あるデバイスに供給する光
パワーを調節するために、透過する光パワー自体を減衰
する光減衰器を用いる。光減衰器は、強すぎる光パワー
を適当な強度に落とすための部品であり、入射パワーを
一部反射または散乱させるかあるいは吸収している。光
減衰器には、一定の減衰を与える光固定減衰器と、減衰
量を連続的に可変にできる光可変減衰器との2つのタイ
プがあり、前者は光システム機器の区間損失調整用の減
衰器として、後者は光システム機器の調整や光ケーブル
の特性測定用部品として使用されている。
【0003】 光減衰器は、入射する光強度に減衰量が
依存せず、しかも波長特性を持たないことが必要であ
る。これらの条件を満たすために、クロムなどの金属蒸
着膜を用いて所定の減衰量を得る構造が一般的に用いら
れている。この構造において、金属膜や減衰板を斜めに
配置するのは、反射光が入力側に戻らないようにするた
めである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般的な光固定減衰器
は、前記のように、斜めに切断された光ファイバの端面
に金属膜を蒸着しており、入射した光パワーの一部は金
属膜によって吸収し、他の一部は斜め方向に反射するけ
れども、反射による減衰量が比較的大きい。この光固定
減衰器は、一般に減衰量の誤差率が数%あるので、誤差
率がより小さいものの出現が期待されている。
【0005】 また、入射パワーを吸収する光固定減衰
器として、金属をドープした光ファイバを用いたものが
製造・販売されている。この光固定減衰器は、入射する
光の波長によって吸収が多少異なり、例えば波長1.3
μmと1.5μmでは減衰量が多少相違するという欠陥
がある。
【0006】 本発明は、従来の光減衰器に関する前記
の問題点を改善するために提案されたものであり、光フ
ァイバと同様の素材だけから構成することにより、使用
波長帯において、透過光の波長によって減衰量が殆ど変
わらない光減衰器を提供することを目的としている。本
発明の他の目的は、光固定減衰器としての構成を利用し
て製造する光可変減衰器または光コネクタを提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る光減衰器では、所定長の集束性光ファ
イバ小片を用い、シングルモード光ファイバ2本を同軸
状に対向設置し、該小片を2本のシングルモード光ファ
イバの間に配置してから、その両端面を各シングルモー
ド光ファイバの端面と融着接続する。用いる集束性光フ
ァイバ小片の長さは、1/4または3/4ピッチあるい
はその近傍であると好ましい。
【0008】 本発明の光減衰器は、集束性光ファイバ
小片をシングルモード光ファイバの端面に融着接続した
コリメート光ファイバを用いてもよい。このコリメート
光ファイバ2本を同軸状に対向設置し、短寸で同径の石
英ファイバを2本のコリメート光ファイバの間に配置し
てから、該石英ファイバの両端面を各集束性光ファイバ
小片の端面とそれぞれ接続する。中間の石英ファイバを
集束性光ファイバ小片の端面と融着接続すれば、該石英
ファイバの長さが一定である光固定減衰器となり、該石
英ファイバが交換可能な接触接続にすれば、その長さが
変更可能な光可変減衰器となる。
【0009】 本発明において、主として減衰量が5d
B以下である光固定減衰器では、所定長の集束性光ファ
イバ小片をシングルモード光ファイバの端面に融着接続
したコリメート光ファイバを2本用いる。また、減衰量
が5dBを超える光固定減衰器では、同軸状に配置する
2本のシングルモード光ファイバの間に、短寸で同径の
石英ファイバを配置して融着接続すると好ましい。
【0010】 本発明で用いる中間の石英ファイバはコ
アの無い単一組成であり、透過光は石英ファイバ内を平
行に直進する。本発明の光固定減衰器は、光コネクタの
内部に設置されていてもよく、該光コネクタにおけるフ
ァイバ接続の位置は、シングルモード光ファイバの適宜
の個所であっても、集束性光ファイバや中間の石英ファ
イバとの接続個所のいずれでもよい。
【0011】 この石英ファイバは中空であってもよ
く、中空の石英ファイバは減衰量が10dBを超える光
固定減衰器に用いると好ましい。中空の石英ファイバで
は、光ファイバからの出射光角度は空気の場合と同一で
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る光固定減衰器1〜3
は、図2から図4において、金属や樹脂カバーなどを除
いて光ファイバ部分の要部のみを図示している。本発明
に係る光減衰器3では、図2に示すように、所定長の集
束性光ファイバ4の小片を2本のシングルモード光ファ
イバ6,6の間に配置し、該小片の両端面を各シングル
モード光ファイバ6の端面と融着接続する。この際に、
光ファイバ4,6は、あらかじめ公知のファイバ切断器
などによって端面を平滑に切断する。光ファイバ4,6
は同一径であるから、公知の融着接続機を用いて平滑な
両端面を容易且つ正確に接続できる。
【0013】 集束性光ファイバ4は、通常、グレーデ
ッドインデックス型光ファイバなどのマルチモード光フ
ァイバである。集束性光ファイバ4は、ロッドレンズの
機能を持つので、その端面からの出射光の開き角は該フ
ァイバの長さに応じて変化し、出射光の開き角は長さの
周期約0.6mmで最小約2.5°から最大約9.5°の
間で変化する。光減衰器3において、用いる集束性光フ
ァイバ4の小片の長さが1/4または3/4ピッチある
いはその近傍であると、該光減衰器を通過する光は集束
性光ファイバ小片の部分で拡がり、約3dBの減衰を生
じる。
【0014】 また、光固定減衰器1では、図1に示す
ように、集束性光ファイバ4をシングルモード光ファイ
バ6の端面に融着接続したコリメート光ファイバ8を用
いる。コリメート光ファイバとは、所定の波長を有する
入射光に対して出射光がほぼ平行になる光ファイバを意
味するから、出射光の開き角が可能な限り小さいことを
要する。このため、本発明では、出射光の開き角が3°
前後(例えば約2.5°)になるように、図1の一点鎖
線の位置5で切断して集束性光ファイバ小片10の長さ
を1/4または3/4ピッチあるいはその近傍に定める
と好ましく、これと等ピッチ間隔であれば小片10をよ
り長くすることも可能である。
【0015】 本件発明で用いるコリメート光ファイバ
8は、出射光の開き角が3°前後であるのに対し、通常
のコリメート光ファイバにおける出射光の開き角は0.
1〜0.2°であるから、該光ファイバ8は実質的には
セミコリメータに相当する。2本のコリメート光ファイ
バ8,8では、その端面間の空間距離が大きくなるほど
接続損失が増大するけれども、出射光の開き角が数度程
度であると、端面間の空間距離の増加に対して接続損失
の応答性が良くなるので、この構造を光減衰器に利用す
ることが可能となる(図6参照)。これに対し、通常の
シングルモード光ファイバ6では出射光の開き角は約1
0°である
【0016】 図3に示すように、光固定減衰器1にお
いて、コリメート光ファイバ8,8を同軸状に対向設置
し、短寸で同径の石英ファイバ12をコリメート光ファ
イバ8,8の間に配置してから、該石英ファイバの両端
面を各集束性光ファイバ小片の端面とそれぞれ融着接続
する。石英ファイバ12の長さは、コリメート光ファイ
バ8,8の端面間の空間距離(つまり図3および図6に
おけるコリメータ間隔L)に相当する。この石英ファイ
バが、図5に示すように中空である場合、中空の石英フ
ァイバ13の外径は125μm、中空内径は10〜50
μmであると好ましい。
【0017】 下記の表1は、コリメート光ファイバ
8,8の端面間の空間距離Lによる接続損失を測定した
結果である。この実験では、コリメート光ファイバ8に
おける集束性光ファイバ4として比屈折率差1%のグレ
ーデッドインデックス型光ファイバを用い、その小片1
0の長さは0.27mmである。比較のために、シング
ルモード光ファイバ6,6の端面間の空間距離L’によ
る接続損失も測定する(図4参照)。
【0018】
【表1】
【0019】 図6のグラフは、上記の表1の測定値に
基づいて作成している。この実験結果から明らかなよう
に、コリメート光ファイバ8,8を用いる光固定減衰器
1(図3)は、所定の長さの空間距離Lに応じて接続損
失が顕著に変化するので、減衰量を1〜10dBに定め
る場合に適している。光固定減衰器1は、出射光の開き
角を利用しているため、減衰量が10dBを超えると顕
著な減衰量変化を得にくくなる。
【0020】 また、空間距離LまたはL’の位置に単
一構造の石英ファイバが存在すると、光ファイバ6また
は8からの出射光角度が空気の場合に比べて小さくなる
ので、減衰量が5dBを超える場合には、シングルモー
ド光ファイバ6,6を用いる光固定減衰器2(図4)が
使用可能である。減衰量が10dBを超える場合には、
図5に示すように、中空の石英ファイバ13およびシン
グルモード光ファイバ6,6を用いる光固定減衰器5が
適している。
【0021】 得た光固定減衰器1〜3は、適当な個所
で切断して、その切断部分をフェルール30(図9)や
シリコンチップの中に挿入し、接着剤などで固定してか
ら端面を研磨すると、FC形やSC形などの光コネクタ
34(図9)を得ることができる。この切断個所は、図
9に例示するようにシングルモード光ファイバ6の部分
であっても、前記の融着接続すべき個所を融着せずに利
用してもよい。光固定減衰器1または2において、シン
グルモード光ファイバ6,6の一方または両方をピッグ
テイル状に延ばしていてもよい。
【0022】 図7に示すコリメート光ファイバテープ
14では、多心の集束性光ファイバテープ16の端面を
多心のシングルモード光ファイバテープ18の端面に一
体的に融着接続し、該テープ16を所定長さの位置22
で平滑に切断して多心のテープ小片20を形成する。多
心の光固定減衰器を得るには、2組のコリメート光ファ
イバテープ14,14を同軸状に対向設置し、短寸で同
径の多心石英ファイバ(図示しない)をテープ14,1
4の間に配置し、該石英ファイバの両端面を集束性光フ
ァイバ小片を介して多数のシングルモード光ファイバ2
4とそれぞれ融着接続する。
【0023】 また、コリメート光ファイバが多心の光
ファイバテープ14である場合、図8に示すように、石
英ファイバ25を一方のコリメート光ファイバテープ1
4に融着接続してから、各コリメート光ファイバの端部
を多心フェルール26や溝形シリコンチップのV溝に挿
入し、エポキシ樹脂のような接着剤で固定してから端面
を研磨してプラグ27に取り付け、FC形やSC形など
の光コネクタ28を得ることができる。
【0024】 光コネクタ28では、一方のフェルール
26で固定したコリメート光ファイバの端面は、石英フ
ァイバ25を介して、他方のフェルール26で固定した
コリメート光ファイバの端面と接触接続している。図示
しないけれども、光コネクタにおいて、集束性光ファイ
バ小片を融着接続したシングルモード光ファイバの端部
をそれぞれフェルールに固着し、各フェルールをプラグ
に収納するとともに、スリーブを内蔵する中間アダプタ
(図9の図番29参照)に石英ファイバを取り付けても
よい。この場合には、石英ファイバの両端面と各集束性
光ファイバの端面とが接触接続することになる。
【0025】 図9に示す光コネクタ34では、一方の
円筒形フェルール30の中に光固定減衰器のファイバ構
造部分を収納している。このファイバ構造部分は、円筒
形フェルール30の中に挿入され、次に接着剤で固定し
てから、シングルモード光ファイバの端面を常法によっ
て研磨する。フェルール30,30をそれぞれプラグ3
2に固着すると、FC形コネクタ34を得る。光コネク
タ28,34は、金属クリップ(図示しない)などで全
体を固定すればよい。
【0026】
【実施例】次に、本発明を実施例に基づいて説明する
が、本発明は実施例に限定されるものではない。 実施例1 1/4ピッチに相当する長さ0.273mmの集束性光
ファイバ4(コア径50μm、クラッド径125μm)
を用い、さらに長さが1mである波長1.3μm用のシ
ングルモード光ファイバ6(クラッド径125μm)を
2本用意する。図2に示すように、シングルモード光フ
ァイバ6,6を同軸状に対向させ、集束性光ファイバ4
の小片を2本のシングルモード光ファイバ6,6の間に
配置してから、該小片の両端面を各シングルモード光フ
ァイバ6の端面とそれぞれ融着接続する。
【0027】 得た光固定減衰器3について、波長が
1.3mmと1.55mmである半導体レーザ光を入射し
て接続損失を測定する。この結果、いずれの波長におい
ても接続損失は3dBであり、両波長とも接続損失が非
常によく一致する。
【0028】実施例2 単心のコリメート光ファイバ8として、波長1.3μm
用のシングルモード光ファイバ6(クラッド径125μ
m)を用いる。長さが1mであるシングルモード光ファ
イバ6の端面に、長さ0.273mmの集束性光ファイ
バ4(コア径50μm、クラッド径125μm)を融着
接続し、これを2本用意する。
【0029】 図3に示すように、集束性光ファイバ小
片6を内側に向けて、コリメート光ファイバ8,8を同
軸状に対向させ、長さ1.0mmで径125μmの石英
ファイバ12をコリメート光ファイバ8,8の間に配置
してから、該石英ファイバの両端面を各集束性光ファイ
バ小片20の端面とそれぞれ融着接続する。
【0030】 得た光固定減衰器1について、波長が
1.3mmと1.55mmである半導体レーザ光を入射し
て接続損失を測定する。この結果、いずれの波長におい
ても接続損失は1.5dBであり、両波長とも接続損失
が非常によく一致する。
【0031】実施例3 長さ1.0mmの石英ファイバ12を用い、実施例1と
同様に製造したものを中間部から約5mmずらした個所
で切断し、片側には1mのシングルモード光ファイバ6
を残す。それぞれの切断部分を円筒形フェルール30
(図9)の中に挿入し、接着剤で固定してから端面を常
法によって研磨する。フェルール30をそれぞれプラグ
32に固着してFC形コネクタ34を得る。
【0032】 得た光コネクタ34について、波長が
1.3mmと1.55mmである半導体レーザ光を入射し
て接続損失を測定する。この結果、いずれの波長におい
ても、接続損失は7.5dBであった。
【0033】実施例4 減衰量10dB以上の光固定減衰器用として、長さが1
mである波長1.3μm用のシングルモード光ファイバ
(クラッド径125μm)の端面に、長さ1.2mmで
径125μmの中空石英ファイバ13(中空径30μ
m)を融着接続する。さらに石英ファイバの端面に、長
さが1mである波長1.3μm用のシングルモード光フ
ァイバ(クラッド径125μm)を融着接続する。
【0034】 得た光固定減衰器について、波長が1.
3mmと1.55mmである半導体レーザ光を入射して
接続損失を測定する。この結果、波長が1.3mmで接
続損失は19.9dB、波長が1.55mmで接続損失は
20.0dBであり、両波長とも接続損失がよく一致す
る。
【0035】
【発明の効果】本発明に係る光減衰器は、光ファイバと
同様のガラス素材から構成することにより、入射パワー
を吸収しても反射することが少なく、使用波長帯におい
て透過光の波長によって減衰量が変わらず、波長が異な
る光が透過した際でも減衰量は常にほぼ一定である。本
発明の光減衰器は、金属をドープした光ファイバを用い
た光固定減衰器に比べて、入射する光の波長によって吸
収が異なることがなく、波長1.3μmと1.5μmでも
減衰量が殆ど一致している。
【0036】 また、本発明の光減衰器は、連続の光フ
ァイバ構造であってピッグテイル形にもレセプタクル形
にも適用でき、各種の光コネクタに組み込むことも容易
である。したがって、本発明の光減衰器は、光回路にお
いて種々の光システム機器の区間損失を調整したり、測
定用部品として光システム機器の調整や光ケーブルの特
性測定のために使用できる。
【0037】 本発明の光固定減衰器では、コリメート
光ファイバの端面間またはシングルモード光ファイバの
端面間の空間距離によって接続損失を調整するため、減
衰量を3dB,6dB,10dB,20dBなどに調整
しやすく、微調整用とすることも簡単である。この結
果、本発明の光固定減衰器は、金属をドープした光ファ
イバを用いたり、斜めに切断された光ファイバの端面に
金属膜を蒸着するよりも製造が容易であり、特殊で高価
な素材を使用しないので安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 集束性光ファイバの端面をシングルモード光
ファイバの端面に融着接続したコリメート光ファイバを
示す拡大断面図であり、集束性光ファイバのコア部にお
いて光の伝播を模式的に示している。
【図2】 本発明の光固定減衰器の要部を示す拡大断面
図である。
【図3】 本発明の変形例の要部を示す拡大断面図であ
る。
【図4】 減衰量が5dBを超える場合に用いる本発明
の別の変形例を示す拡大断面図である。
【図5】 減衰量が10dBを超える場合に用いる本発
明のさらに別の変形例を示す拡大断面図である。
【図6】 コリメート光ファイバの端面間およびシング
ルモード光ファイバの端面間について、その空間距離に
対する接続損失を示すグラフである。
【図7】 本発明の変形例であって、多心のコリメート
光ファイバテープを示す概略斜視図である。
【図8】 本発明の光コネクタの一例を示す概略断面図
である。
【図9】 光コネクタの変形例を示す概略断面図であ
る。
【符号の説明】
1,2,3 光固定減衰器 4 集束性光ファイバ 6 シングルモード光ファイバ 8 コリメート光ファイバ 10 集束性光ファイバ小片 12 石英ファイバ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定長の集束性光ファイバ小片を、同軸
    状に対向設置する2本のシングルモード光ファイバの間
    に配置するとともに、該小片を各シングルモード光ファ
    イバの端面と融着接続し、集束性光ファイバ小片の長さ
    が1/4または3/4ピッチあるいはその近傍である光
    減衰器。
  2. 【請求項2】 所定長の集束性光ファイバ小片をシング
    ルモード光ファイバの端面に融着接続したコリメート光
    ファイバを用い、同軸状に対向設置する2本のコリメー
    ト光ファイバの間に、短寸で同径である単一組成の石英
    ファイバを配置し、該石英ファイバの両端面を各集束性
    光ファイバ小片の端面とそれぞれ融着接続する光減衰
    器。
  3. 【請求項3】 集束性光ファイバ小片の長さが1/4ま
    たは3/4ピッチあるいはその近傍であり、コリメート
    光ファイバの開き角が3°前後である請求項2に記載の
    光減衰器。
  4. 【請求項4】 減衰量が5dBを超える場合に用いる光
    固定減衰器であって、同軸状に配置する2本のシングル
    モード光ファイバの間に、短寸で同径である単一組成の
    石英ファイバを配置し、該石英ファイバの両端面を各シ
    ングルモード光ファイバの端面とそれぞれ融着接続する
    光固定減衰器。
  5. 【請求項5】 中間配置する石英ファイバが中空である
    請求項2または4に記載の光減衰器。
  6. 【請求項6】 請求項1,2または4に記載の光減衰器
    を内部に設置している光コネクタ。
JP8301060A 1996-10-25 1996-10-25 光減衰器 Pending JPH10133021A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8301060A JPH10133021A (ja) 1996-10-25 1996-10-25 光減衰器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8301060A JPH10133021A (ja) 1996-10-25 1996-10-25 光減衰器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10133021A true JPH10133021A (ja) 1998-05-22

Family

ID=17892391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8301060A Pending JPH10133021A (ja) 1996-10-25 1996-10-25 光減衰器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10133021A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004240242A (ja) * 2003-02-07 2004-08-26 Hioki Ee Corp レーザ光源
US7228049B2 (en) 2002-08-30 2007-06-05 Yazaki Corporation Optical fixed attenuator and process and apparatus for producing the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7228049B2 (en) 2002-08-30 2007-06-05 Yazaki Corporation Optical fixed attenuator and process and apparatus for producing the same
JP2004240242A (ja) * 2003-02-07 2004-08-26 Hioki Ee Corp レーザ光源

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3497298B2 (ja) 光ファイバフィルタ
JP3615735B2 (ja) 相当大きな断面積の光学素子に溶着接続された光ファイバを使用するコリメータの製造
US5095519A (en) Apparatus and method for producing an in-line optical fiber attenuator
JP2996602B2 (ja) 定偏波光ファイバ用光分岐結合器
US4398795A (en) Fiber optic tap and method of fabrication
US20030026539A1 (en) Optical fiber having a light converging function and method of manufacturing the same
JP3888942B2 (ja) 光ファイバ部品
US20180246281A1 (en) Ferrule assembly with sacrificial optical fiber
US20040151431A1 (en) Lensed fiber having small form factor and method of making the same
WO1993019391A1 (en) Fiber optic attenuator
JPH0799407B2 (ja) 光ファイバカプラ
Szarka et al. A review of biconical taper couplers
JPH10133021A (ja) 光減衰器
KR100361441B1 (ko) 탭 커플러
US6496643B1 (en) Internal termination for optical fibers
JP4276990B2 (ja) 光ファイバコリメータおよびこれを用いた光ファイバ部品
CA1185469A (en) Fixed optical attenuator
JP2000047065A (ja) モードコンディショナ
JP2004302292A (ja) 光ファイバ端末とその作製方法並びに光結合器及び光部品
US20030026535A1 (en) Optical fiber collimators and their manufacture
US4659216A (en) Optical fibre reflectometer
JPH09145928A (ja) 光減衰器
US20230244040A1 (en) Fibre optic cable plugs and fibre optic cable connectors having such
JP2000205999A (ja) 光ファイバ測定装置
KR100269176B1 (ko) 광섬유결합기및다중접속을위한광섬유결합기