JPH10132435A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JPH10132435A
JPH10132435A JP8290453A JP29045396A JPH10132435A JP H10132435 A JPH10132435 A JP H10132435A JP 8290453 A JP8290453 A JP 8290453A JP 29045396 A JP29045396 A JP 29045396A JP H10132435 A JPH10132435 A JP H10132435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
chamber
peltier element
fan
compartment
Prior art date
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Pending
Application number
JP8290453A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Itakura
倉 正 人 板
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストアップせず、簡単な構成により冷却装
置の出力の温度を変化させる。 【解決手段】 第1室3と第2室4を有するケース体2
と、第1室と第2室の間に設けられ第1室で発熱を行い
第2室で吸熱を行うペルチェ素子10と、ペルチェ素子
10の発熱する部分に外気を送風する放熱ファン13
と、発熱する部分に当たって温められた外気を外部へ放
出する排気口6と、ペルチェ素子10の吸熱する部分に
外気を送風し吸熱部に当たってり冷やされた冷風を出力
口7に送る送風ファン14とからなり、放熱ファン13
および送風ファン14の駆動状態により出力口7の冷風
の温度を変化させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペルチェ素子を用
いた冷却装置に関するものであり、特に、冷却装置の出
力の温度を変化させるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ペルチェ素子を用いた冷却装置
を、医療用のベッドに応用したものとして実開昭63−
133220号公報のものが知られている。この装置
は、ベッドの下方から上方に向けて冷風または温風の微
風を必要に応じて体を冷却または温めるものである。こ
のペルチェ素子の制御として、一般的に、電流の向きに
応じて吸熱または発熱させて冷却または発熱を制御する
ものが、実開昭64−10815号公報に示されてお
り、この装置は発熱および吸熱側に設けられた感温素子
の出力を基に増幅し、増幅された出力に応じてペルチェ
電流を供給する電流制御回路を設けている。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開
昭63−133220号公報のものにおいては、ペルチ
ェ素子に流れる電流の向きを制御し、吸熱と発熱とを切
り換えるものであり、送風口の冷風の強さを変化させる
ものではない。また、実開昭64−10815号公報の
ものにおいては、ペルチェ素子に流れる電流を制御する
ために複雑な電気回路が必要になり、制御部のコストア
ップにつながってしまう。
【0004】よって、本発明は上記の問題点に鑑みてな
されたものであり、コストアップせず、簡単な構成によ
り冷却装置の冷風の温度を変化させることを技術的課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め講じた技術的手段は、第1室と第2室を有するケース
体と、該ケース体の前記第1室と前記第2室の間に設け
られ前記第1室で発熱を行い前記第2室で吸熱を行うペ
ルチェ素子と、該ペルチェ素子の発熱する側に外気を送
風する放熱ファンと、前記発熱部に当たって温められた
外気を外部へ放出する排気口と、前記ペルチェ素子の吸
熱する側に外気を送風し前記吸熱側に当たり冷やされた
冷風を出力口に送る送風ファンとからなり、前記放熱フ
ァンおよび前記送風ファンの駆動状態により前記出力口
の冷風の温度を変化させるようにした。
【0006】上記の構成により、放熱ファンと送風ファ
ンの駆動状態で出力口の冷風の温度を変化させることが
できるため、複雑な電気回路は必要なく、制御部のコス
トアップが防止される。
【0007】より好ましくは、ペルチェ素子の放熱側ま
たは発熱側にフィンを設けることで、フィンにより表面
積をかせぐことができ、このフィンに外気が当たること
で冷却装置の冷却効率が良くなる。
【0008】また、第1室と第2室の間に弁を設け、こ
の弁を開弁して放熱ファンを非駆動とした状態で送風フ
ァンを駆動すれば、放熱ファンと送風ファンの2つのフ
ァンを駆動しなくても1つのファンの駆動で、放熱側に
も外気が導入されて放熱側が外気により放熱し、それに
伴って吸熱側の吸熱効率がよくなり、ある程度の冷却効
果が得られるものとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、実施形態を図面を参照して
説明する。
【0010】図1は本発明の第1実施形態を示す冷却装
置1の概要図である。この図においてケース体2の内部
は、壁5により2つに分離している。この壁5には一面
で発熱し他面で吸熱を行うペルチェ素子が固定されてい
る。ペルチェ素子5の発熱側はケース体2の第1室3に
突出し、吸熱側は第2室4に突出している。このペルチ
ェ素子10の発熱側には発熱の効率を良くするように複
数のフィン9がフィンブロック11によりペルチェ素子
10の発熱側に当接して固定されており、吸熱側にも同
じく吸熱の効率をよくするように複数のフィン8がフィ
ンブロック12によりペルチェ素子10の吸熱側に当接
して固定されている。
【0011】また、ケース体2には外気をフィン9に送
るように放熱ファン13が取り付けられており、放熱フ
ァン13により外気がフィン9に当たり、そこで温めら
れた外気を外部に放出するように排気口6がフィン9の
反対側に設けられている。一方、吸熱側においては、外
気をフィン8に送るように送風ファン14が取り付けら
れており、送風ファン14により外気がフィン8に当た
り冷やされた冷風を出力口7に送風するようにフィン8
の反対側に出力口7が設けられている。
【0012】次に、この冷却装置1の作動について説明
する。
【0013】この冷却装置1は、ペルチェ素子10の発
熱/吸熱反応により出力口7に冷風を送るものである。
つまり、ペルチェ素子10の第1室3の発熱側の温度を
効率よく冷やせば、これに伴って第2室4の吸熱側は吸
熱動作が促進されるものとなる。そこで、発熱側に複数
の放熱部材からなるフィン9を用いて、放熱ファン13
の作動により熱を外部に逃がしてやることで、発熱側の
温度上昇を抑えることができ発熱側の温度上昇を抑えた
分、吸熱側の吸熱動作が促進される。送風ファン14の
作動により外気が冷えたフィン8に当たり、そこで外気
が冷やされ冷風となって出力口7へと送られることによ
り、出力口7では冷えた冷風を吹き出すことが可能にな
る。
【0014】この状態で、放熱ファン13および送風フ
ァン14を2つ同時に作動させれば、出力口7では強い
風量となるが、放熱ファン13のみを非作動とすればフ
ィン9は放熱ファン13の風では放熱されず自然空冷の
みにより放熱されるので、吸熱側の冷却効率が落ちる。
つまり、2つのファン13,14を作動させる場合より
も出力口7の温度を高めに変化させることができる。
【0015】そこで、この冷却装置1をベッドに適用し
たものを図2に示す。
【0016】この図では、冷却装置1の出力口7にフレ
キシブルホース18の一端を接続し、他端をパッド17
に接続した。パッド17は通気性の良い素材、例えば、
ポリエステルとか綿等でできたものであり、ベッド本体
16の上に敷く。この条件の基で、冷却装置1の出力口
7の冷風をパッド17の表面から送ると、ベッド本体1
6上に人が寝たときには、パッド17の表面から冷風が
出てくることで夏場等の就寝時のむれが防止できるもの
とすることが可能である。
【0017】この場合、放熱ファン13と送風ファン1
4を同時に作動させれば、パッド17から出てくる風の
温度は低くなり、放熱ファン13の作動のみを非作動と
すれば、パッド17から出てくる風の温度はやや高くな
って、ファン13,14の駆動状態のみで冷風の温度の
調節が可能となる。この条件のもとでは放熱ファン13
を非作動とすることで静粛性もよくなる。
【0018】次に、第2実施形態について図4を参照し
説明する。
【0019】ペルチェ素子10についての配置は第1実
施形態と同じであるが、これは第1室3と第2室4との
間に開閉弁(以下、弁と称す)15が配設されている所
が異なるのみである。この弁15は、放熱ファン13の
非作動時に開弁してやることで外気を送風ファン14の
作動により発熱側にも少量送り、送風ファン14により
送られた外気によってフィン9を放熱させ、放熱ファン
13が非作動になった状態でも送風ファン14により冷
却効率を維持させるためのものである。もちろん、ファ
ン13,14を両方駆動した場合より冷却能力は減少す
るが、冷風の温度を変化させることができる。
【0020】尚、上記の弁15の操作、ファン13,1
4の駆動、ペルチェ素子の駆動は簡単なコントローラ
(図示せず)により可能となる。
【0021】
【効果】本発明によれば、第1室と第2室を有するケー
ス体と、該ケース体の前記第1室と前記第2室の間に設
けられ前記第1室で発熱を行い前記第2室で吸熱を行う
ペルチェ素子と、該ペルチェ素子の発熱する側に外気を
送風する放熱ファンと、前記発熱部に当たって温められ
た外気を外部へ放出する排気口と、前記ペルチェ素子の
吸熱する側に外気を送風し前記吸熱側に当たり冷やされ
た冷風を出力口に送る送風ファンとからなり、前記放熱
ファンおよび前記送風ファンの駆動状態により前記出力
口の冷風の温度を変化させることができるため、複雑な
電気回路は必要なく、制御部のコストアップが防止でき
る。
【0022】また、ペルチェ素子の放熱側または発熱側
にフィンを設けることで、フィンにより表面積をかせぐ
ことができ、このフィンに外気が当たることで冷却装置
の冷却効率が良くなる。
【0023】更に、第1室と第2室の間に弁を設け、こ
の弁を開弁し放熱ファンを非駆動とした状態で、送風フ
ァンを駆動すれば、放熱ファンと送風ファンの2つのフ
ァンを駆動しなくても1つのファンの駆動でも、放熱側
にも少量の外気が導入されて放熱側が冷やされ、それに
伴って自然空冷よりは吸熱側の効率がよくなり、ある程
度の冷却効果が得られるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態における冷却装置の概
要図である。
【図2】 図1の冷却装置をベッドに用いた図である。
【図3】 図2に示すベッドの側面図である。
【図4】 本発明の第2実施形態における冷却装置の概
要図である。
【符号の説明】
1 冷却装置 2 ケース体 3 第1室 4 第2室 6 排気口 7 出力口 8,9 フィン 10 ペルチェ素子 13 放熱ファン 14 送風ファン 15 弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1室と第2室を有するケース体と、該
    ケース体の前記第1室と前記第2室の間に設けられ前記
    第1室で発熱を行い前記第2室で吸熱を行うペルチェ素
    子と、該ペルチェ素子の発熱する側に外気を送風する放
    熱ファンと、前記発熱側に当たって温められた外気を外
    部へ放出する排気口と、前記ペルチェ素子の吸熱する側
    に外気を送風し前記吸熱側に当たり冷やされた冷風を出
    力口に送る送風ファンとからなり、前記放熱ファンおよ
    び前記送風ファンの駆動状態により前記出力口の冷風の
    温度を変化させることを特徴とする冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記ペルチェ素子の放熱側または発熱側
    にフィンを設けることを特徴とする請求項1に記載の冷
    却装置。
  3. 【請求項3】 前記第1室と前記第2室の間に弁を設
    け、該弁を開弁し前記放熱ファンを非駆動とした状態
    で、前記送風ファンを駆動することを特徴とする請求項
    2に記載の冷却装置。
JP8290453A 1996-10-31 1996-10-31 冷却装置 Pending JPH10132435A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2435320A (en) * 2006-02-17 2007-08-22 Richards Morphy N I Ltd Heating and cooling device supplying conditioned air to a mattress
JP2014518721A (ja) * 2011-05-23 2014-08-07 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 温度制御された複数ゾーンマットレス式支持体

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