JPH10132364A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH10132364A
JPH10132364A JP8284370A JP28437096A JPH10132364A JP H10132364 A JPH10132364 A JP H10132364A JP 8284370 A JP8284370 A JP 8284370A JP 28437096 A JP28437096 A JP 28437096A JP H10132364 A JPH10132364 A JP H10132364A
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Tomonori Isobe
知典 礒部
Tsugio Nakae
継雄 中江
Shinichi Akiyama
晋一 秋山
Yoshiaki Watanabe
吉章 渡邊
Yoshinori Nakayama
義紀 中山
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室外ユニットのに設けている送風ファンを回
転駆動するファンモータを、温度上昇から保護する。 【解決手段】 ファンモータの目標回転数が設定される
と、この目標回転数となるように駆動するためのデュー
テー比のステップを設定すると共に、この目標回転数に
対して外気温度ごとに設定されている上限値を読込み
(ステップ160〜162)、目標回転数を維持するよ
うにファンモータのフィードバック制御を行う(ステッ
プ164〜172)。このとき、デューテー比のステッ
プを上げたときに、設定したデューテー比のステップが
上限値に達したか否かを確認し(ステップ174)、上
限値に達したときには、ファンモータを停止させる(ス
テップ176)。これにより、ファンモータの自己発熱
により高温となるのを防止している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍サイクルを用
いて室内の空気調和を図る空気調和機に係り、特に冷凍
サイクルを構成する熱交換器に送風するファンモータを
制御する空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機(以下「エアコン」と
いう)は、冷凍サイクル中に設けているコンプレッサの
能力を制御することにより、効率的に室内の冷房ないし
暖房を行うと共に、省エネを図ることができるようにな
っている。
【0003】コンプレッサの運転でこの冷凍サイクル中
を循環される冷媒は、コンプレッサによって圧縮吐出さ
れることにより温度が上昇している。この冷媒の温度を
下げるために冷凍サイクル中の熱交換器(凝縮器)に送
風を行っている。
【0004】凝縮器(熱交換器)の温度(コンプレッサ
から吐出される冷媒の温度)は、コンプレッサの能力及
び周囲の温度に影響されるので、冷媒の温度を適切な温
度にまで下げるために、送風ファンの回転数制御が一般
に行われていた。
【0005】従来、この送風ファンを駆動するためのフ
ァンモータとしてACモータが用いられていたが、AC
モータでは、スリップロスが大きく運転効率が悪い。ま
た、交流電源に直接接続される回路結線になりやすく、
過電流に対する保護のために、温度ヒューズ等の機械的
な保護手段が必要となる。
【0006】これに対して、ファンモータとしてDCモ
ータを用いる方法がある。DCモータでは、運転効率が
良く、電気的な過電流防止機構を用いることができるた
めに、温度ヒューズ等の機械的な保護手段が不要とな
り、部品数の削減を図ることができる。
【0007】ところで、何れのモータにおいても送風フ
ァンとして、例えばプロペラファンが用いられた時、逆
風を受けることにより回転数が低下する。このとき、フ
ァンモータに供給する電力を上げることにより、送風フ
ァンを設定した回転数に維持することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、凝縮器
を室外に設置した際には、ファンモータ自体の温度が外
気の影響を大きく受ける。このために、ファンモータの
自己発熱による温度上昇を抑えても、ファンモータの温
度が異常に高温になってしまうという問題が生じる。ま
た、逆風を受けて回転数が低下した際には、フィードバ
ック制御により印加電圧が異常に高くなると言う問題が
あった。
【0009】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、送風ファンが逆風を受けたときのファンモータの
自己発熱に伴う温度上昇や印加電圧の上昇から、特別に
部品を設けることなくファンモータを確実に保護しなが
らファンモータを駆動することができる空気調和機を提
案することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、冷凍サイクルを運転して室内の空気調和が
図られるように構成した空気調和機であって、前記冷凍
サイクルを成す熱交換器に送風するファンモータの回転
数を供給電力の変化で制御するときに、目標回転数に応
じて設定された電力の上限値以下の範囲で前記ファンモ
ータが目標回転数を維持するようにフィードバック制御
することを特徴とする。
【0011】この発明によれば、ファンモータの回転数
を目標回転数に維持するようにフィードバック制御を行
うときに、ファンモータの目標回転数ごとにファンモー
タを駆動する電力の上限値を設定している。ファンモー
タを駆動する電力の上限値を設定し、この上限値を越え
ることがないように制御しているため、特別な部品を設
けることなく、ファンモータの負荷が大きくなってもフ
ァンモータの自己発熱による温度上昇からファンモータ
を確実に保護することができる。
【0012】また、本発明では、前記上限値をさらに外
気温度に応じて補正することを特徴としている。
【0013】この発明によれば、ファンモータの目標回
転数ごとの供給する電力の上限値をさらに、外気温度に
応じて補正している。ファンモータの温度は、外気温度
と自己発熱量による温度の和となる。また自己発熱量
は、ファンモータを駆動する電力に応じて上昇する。
【0014】これに対して、目標回転数に応じて設定し
た駆動電力を外気温度に応じて補正することにより、フ
ァンモータの温度が異常に高くなってしまうのを防止で
き、温度上昇からファンモータを確実に保護することが
できる。
【0015】なお、このファンモータが設けられる空気
調和機では、駆動電力が設定した上限値に達したときに
は、ファンモータを停止させることが好ましい。また、
ファンモータによって回転駆動される送風ファンが逆風
を受けているときには、送風ファンを停止させれば、熱
交換器がこの逆風を受けるので空気調和機の運転は継続
させても良い。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施の形態を説
明する。
【0017】図1には本実施の形態に適用した空気調和
機(以下「エアコン10」という)の冷凍サイクルを示
している。このエアコン10は、被調和室に設置されて
いる室内ユニット12と室外ユニット14によって構成
されており、図示しないリモコンスイッチから室内ユニ
ット12へ操作信号を送出することにより、エアコン1
0の運転モード、運転条件等の設定が行われると共に、
運転/停止操作が可能となっている。
【0018】室内ユニット12と室外ユニット14と
は、冷媒を循環させる太管の冷媒配管16Aと、細管の
冷媒配管16Bとで接続されており、冷媒配管16A、
16Bのそれぞれの一端は室内ユニット12に設けられ
ている熱交換器18に接続されている。
【0019】冷媒配管16Aの他端は、室外ユニット1
4のバルブ20Aに接続されている。このバルブ20A
は、マフラー22Aを介して四方弁24に接続されてい
る。この四方弁24には、それぞれがコンプレッサ26
に接続されているアキュムレータ28とマフラー22B
が接続されている。さらに、室外ユニット14には、熱
交換器30が設けられている。この熱交換器30は、一
方が四方弁24に接続され、他方が冷暖房用のキャピラ
リチューブ32、ストレーナ34、電動膨張弁36、モ
ジュレータ38を介してバルブ20Bに接続されてい
る。
【0020】バルブ20Bには、冷媒配管16Bの他端
が接続されており、これによって、室内ユニット12と
室外ユニット14の間に冷凍サイクルを形成する冷媒の
密閉された循環路が構成され、コンプレッサの26の運
転により冷媒が循環され、冷凍サイクルによる運転が行
われる。
【0021】エアコン10では、四方弁24の切り換え
によって、運転モードが冷房モード(含むドライモー
ド)と暖房モードが切り換えられる。また、電動膨張弁
36の弁開度を制御することにより、冷媒の蒸発温度が
調整される。なお、図1では、矢印で冷房モード(冷房
運転)と暖房モード(暖房運転)におけるそれぞれの冷
媒の流れを示している。
【0022】図2には、室内ユニット12の概略断面を
示している。この室内ユニット12には、図示しない室
内の壁面に固定された取付ベース40の上下(図2の紙
面上下)に係止されるケーシング42によって内部が覆
われている。このケーシング42内には、中央部にクロ
スフローファン44が配置されている。熱交換器18
は、クロスフローファン44の前面側から上面側に渡っ
て配置されていおり、熱交換器18とケーシング42の
前面側から上面側に形成されている吸込み口46との間
には、フィルタ48が配置されている。また、ケーシン
グ42の下部には、吹出し口50が形成されている。
【0023】これにより、室内ユニット12では、クロ
スフローファン44の回転によって、吸込み口46から
室内の空気が吸込まれフィルタ48及び熱交換器18を
通過した後、吹出し口50から室内へ向けて吹き出され
る。また、室内ユニット12では、冷凍サイクルによっ
て熱交換器18が冷却(蒸発器として作用)または加熱
(凝縮器として作用)されており、室内から吸込んだ空
気が熱交換器18を通過するときに、熱交換器18によ
って所定の温度に冷却または加熱される。この空気を室
内へ吹出すことにより室内の空気調和を図っている。
【0024】吹出し口50内には、左右フラップ52及
び上下フラップ54が設けられており、左右フラップ5
2及び上下フラップ54によって、吹き出される空調風
の向きが変えられるようになっている。
【0025】図3に示されるように、室内ユニット12
には、電源基板56、コントロール基板58及びパワー
リレー基板60が設けられている。エアコン10を運転
するための電力が供給される電源基板56には、モータ
電源62、制御回路電源64、シリアル電源66及び駆
動回路68が設けられている。また、コントロール基板
58には、シリアル回路70、駆動回路72及びマイコ
ン74が設けられている。
【0026】電源基板56の駆動回路68には、クロス
フローファン44を駆動するファンモータ76(例えば
DCブラシレスモータ)が接続されており、コントロー
ル基板58に設けられているマイコン74からの制御信
号に応じてモータ電源62から駆動電力を供給する。こ
のとき、マイコン74は、駆動回路68からの出力電圧
を12V〜36Vの範囲で256ステップで変化させる
ように制御する。
【0027】コントロール基板58の駆動回路72に
は、パワーリレー基板60及び上下フラップ54を操作
する上下フラップモータ78が接続されている。パワー
リレー基板60には、パワーリレー80と温度ヒューズ
等が設けられており、マイコン74からの信号によっ
て、パワーリレー80を操作し、室外ユニット14へ電
力を供給するための接点80Aを開閉する。エアコン1
0は、接点80Aが閉じられることにより、室外ユニッ
ト14へ電力が供給されて運転される。
【0028】また、上下フラップモータ78は、マイコ
ン74の制御信号に応じて制御されて、上下フラップ5
4を操作する。上下フラップ54が、上下方向へスイン
グされることにより、室内ユニット12の吹出し口50
から吹き出される空気の吹出し方向が上下方向へ変えら
れる。この上下フラップ54の操作は、吹出し風が任意
の方向へ向けられるように固定できるが、自動モードで
は、風向がランダムに変化するようになっている。
【0029】このように、エアコン10の室内ユニット
12では、クロスフローファン44の回転と、上下フラ
ップ54の操作が制御されることにより、所望の風量及
び風向または室内を快適にするために制御された風量及
び風向で空調された空気を室内へ吹出すことができるよ
うになっている。
【0030】マイコン74及び電源回路56のシリアル
電源66に接続されているシリアル回路70は、室外ユ
ニット14へ接続されており、マイコン74は、このシ
リアル回路70を介して室外ユニット14との間でシリ
アル通信を行い、室外ユニット14の作動を制御するよ
うになっている。
【0031】また、室内ユニット12には、図示しない
リモコンスイッチからの操作信号を受信する受信回路及
び運転表示用の表示LED等を備えた表示基板82が設
けられており、この表示基板82がマイコン74に接続
されている。これにより、リモコンスイッチからの操作
信号がマイコン74に入力される。
【0032】さらに、マイコン74には、室内温度を検
出する室温センサ84及び熱交換器18のコイル温度を
検出する熱交温度センサ86が接続され、さらに、コン
トロール基板58に設けられているサービスLED及び
運転切換スイッチ88が接続されている。運転切換スイ
ッチ88は、通常運転とメンテナンス時等に行う試験運
転との切換用であると共に、電源スイッチ88Aの接点
を開放してエアコン10への運転電力の供給を遮断でき
るようになっている。通常、この運転切換スイッチ88
は、通常運転に設定されている。なお、サービスLED
は、メンテナンス時に点灯操作することにより、サービ
スマンに自己診断結果を知らせるようになっている。
【0033】この室内ユニット12は、端子板90のタ
ーミナル90A、90B、90Cを介して室外ユニット
14に接続されている。
【0034】一方、図4に示されるように、室外ユニッ
ト14には、端子板92が設けられ、この端子板92の
ターミナル92A、92B、92Cがそれぞれ、室内ユ
ニット12の端子板90のターミナル90A、90B、
90Cに接続されている。これにより、室外ユニット1
4には、室内ユニット12から運転電力が供給されると
共に、室内ユニット12との間でシリアル通信が可能と
なっている。
【0035】この室外ユニット14には、整流基板9
4、コントロール基板96が設けられている。コントロ
ール基板96には、マイコン98、ノイズフィルタ10
0A、100B、100C、シリアル回路102及びス
イッチング電源104等が設けられている。
【0036】整流基板94には、ノイズフィルタ100
Aを介して供給される電力を整流し、ノイズフィルタ1
00B、100Cを介して平滑化してスイッチング電源
104へ出力する。スイッチング電源104は、マイコ
ン98と共にインバータ回路106に接続されている。
これにより、マイコン98から出力される制御信号に応
じた周波数の電力がインバータ回路106からコンプレ
ッサモータ108へ出力され、コンプレッサ26が回転
駆動される。
【0037】なお、マイコン98は、インバータ回路1
06から出力される電力の周波数が、オフまたは14Hz
以上(上限は運転電流の上限による)の範囲となるよう
に制御しており、これによって、コンプレッサモータ1
08、すなわちコンプレッサ26の回転数が変えられ、
コンプレッサ26の運転能力(エアコン10の冷暖房能
力)が制御される。
【0038】コントロール基板96には、四方弁26及
び、電動膨張弁36を開閉駆動するモータ120が接続
されている。このモータ120としては、例えばステッ
ピングモータが用いられ、ステッピングモータのうちで
もステップ数が50ステップ程度の比較的低コストで得
られるステッピングモータを用いている。また、室外ユ
ニット14には、外気温度を検出する外気温度センサ1
12、熱交換器30の冷媒コイルの温度を検出するコイ
ル温度センサ114及びコンプレッサ26の温度を検出
するコンプレッサ温度センサ116が設けられており、
これらがマイコン98に接続されている。
【0039】マイコン98は、運転モードに応じて四方
弁24を切り換えると共に、室内ユニット12からの制
御信号、外気温度センサ112、コイル温度センサ11
4及びコンプレッサ温度センサ116の検出結果に基づ
いて、コンプレッサモータ108の運転周波数(コンプ
レッサ26の能力)等を制御するようになっている。と
ころで、図1に示されるように、室外ユニット14に
は、熱交換器30に対向して送風ファン122が設けら
れている。室外ユニット14では、送風ファン120が
回転駆動されることにより、外気が熱交換器30へ向け
て送風され、熱交換器30を冷却するようになってい
る。
【0040】すなわち、冷媒は、コンプレッサ26によ
って圧縮されることにより温度が上昇する。冷凍サイク
ルでは、この温度の上昇した冷媒が熱交換器30へ送ら
れる。熱交換器30では、図示しない多数のフィンの間
を通過する空気と、熱交換器30の内部を通過する冷媒
との間で熱交換を行って、冷媒を冷却するようになって
いる。このとき、熱交換器30での冷媒の冷却能力は、
熱交換器30を通過する空気の量が多くなることにより
高くなる。このために、送風ファン122を回転駆動さ
せて熱交換器30へ向けて送風することにより、熱交換
器30での冷媒の冷却能力を高めることができる。
【0041】一方、図4に示されるように、室外ユニッ
ト14のコントロール基板96には、送風ファン122
を回転駆動するファンモータ110が接続されている。
このファンモータ110は、マイコン98で設定された
目標回転数に応じて駆動されるようになっている。
【0042】マイコン98では、コンプレッサ26の回
転数(能力)及び外気温度に応じてファンモータ110
の目標回転数を決定する。このファンモータ110とし
ては、供給される電圧に応じた回転数で回転駆動するD
Cモータを用いている。
【0043】マイコン98では、一定電圧のパルスをフ
ァンモータ110へ印加することにより、ファンモータ
110の回転数を制御するようになっており、デューテ
ー比のステップを予め設定しており、ファンモータ11
0の目標回転数を決定すると、決定した目標回転数とな
るようにデューテー比のステップを選択する。選択した
ステップのデューテー比となるようPWMを行って、フ
ァンモータ110を駆動する。ファンモータ110に印
加される電圧は、デューテー比によって平均電圧が定ま
り、ファンモータ110は、この平均電圧に応じた回転
数で回転駆動する。
【0044】一方、マイコン98では、ファンモータ1
10のフィードバック制御を行っており、ファンモータ
110を回転駆動させたときの回転数を検出し、この回
転数と設定した目標回転数を比較することにより、実際
の回転数が設定した目標回転数より低いかあるいは高い
かを判断し、実施の回転数が設定した目標回転数よりも
高いときには、ファンモータ110を駆動するためのデ
ューテー比を1ステップずつ下げる。また、実際のファ
ンモータ110の回転数が設定した目標回転数よりも低
いときには、ファンモータ110を駆動するためのデュ
ーテー比を1ステップずつ上げるようにし、設定した目
標回転数と実施のファンモータ110の回転数が一致す
るようにしている。
【0045】さらに、図5に示されるように、マイコン
98では、ファンモータ110を駆動する電力の上限を
制限するために電圧(デューテー比)の上限値を外気温
度に応じて設定している。すなわち、ファンモータ11
0をフィードバック制御することにより、デューテー比
(平均電圧)が高くなったときに、設定した上限値を越
えないようにしている。ファンモータ110は、印加さ
れる電力(電圧)の上昇に応じて自己発熱を起こして、
ファンモータ110自体の温度が上昇する。この温度上
昇を抑えるために、電圧の上限値を設定している。
【0046】一般に、ファンモータ110(DCモー
タ)の温度は、外気の温度と、自己発熱による温度の和
となる。ここから、マイコン98では、ファンモータ1
10の自己発熱による温度上昇分の上限値とファンモー
タ110の温度の上限値から、設定した目標回転数に対
するデューテー比の上限値が設定されている。この上限
値は、例えば、ファンモータ110の自己発熱による温
度上昇分を45°C以下となるように設定すると共に、
ファンモータ110の温度が110°Cを越えることが
ないようにされている。
【0047】これによって、例えば、逆風によって送風
ファン122が、ファンモータ110の回転方向と逆方
向へ回転する力を受けて、ファンモータ110の回転数
が低下したときに、このファンモータ110の回転数を
設定した目標回転数とするためにデューテー比のステッ
プを上げたために、ファンモータ110の温度が上昇し
ても、ファンモータ110の温度が設定した上限値を越
えるのを防止している。
【0048】なお、図5では、一例として外気温度30
°C、40°C及び50°Cにおける設定した目標回転
数に対するデューテー比の上限値を示しており、それぞ
れのグラフの差は、それぞれの目標回転数に対してファ
ンモータ110の自己発熱による温度上昇分が10°C
となるデューテー比のステップの差となっている。ファ
ンモータ110の回転数(送風ファン122の回転数)
は、回転数RMIN と回転数RMAX との間で設定される。
【0049】以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0050】エアコン10では、冷房運転、暖房運転及
びドライ運転に加えて空気清浄運転等が設定可能であ
り、設定された運転モードに基づいた運転を開始する。
このとき、自動運転が設定されると、エアコン10は、
外気温度または室内温度と設定温度に基づいて運転モー
ドが選択されて空調運転を行う。
【0051】エアコン10は運転操作がなされて空調運
転を開始すると、設定温度と室内温度を測定し、この測
定結果に基づいて、コンプレッサ26の運転周波数、風
量(クロスフローファン44の回転数)等を設定し、こ
の設定結果に基づいて空調運転を行う。これにより、室
内ユニット12が設けられているいる被調和室の室内
は、効率的に所望の空調状態とされ、さらにこの空調状
態が維持される。
【0052】さらに、エアコン10の室外ユニット14
では、外気温度とコンプレッサ26の回転数(運転周波
数)に応じて、熱交換器30の冷却が必要か否かが判断
されると共に、熱交換器30の冷却が必要と判断された
ときには、外気温度とコンプレッサ26の運転周波数に
応じて必要な送風ファン122の回転数(ファンモータ
110の目標回転数)が設定され、ファンモータ110
が設定された目標回転数となるよう制御されて駆動され
る。
【0053】送風ファン112が回転駆動されることに
より、コンプレッサ26によって圧縮されて高温となっ
て熱交換器30へ送り込まれた冷媒が、熱交換器30を
通過するときに送風ファン112によって強制的に供給
される空気との間で熱交換が行われ、効率的にかつ確実
に冷却される。
【0054】図6及び図7のフローチャートは、エアコ
ン10での送風ファン122の制御の概略及びファンモ
ータ110の駆動の概略を示している。
【0055】図6のフローチャートは、エアコン10が
運転中(例えば冷房運転中)に実行され、最初のステッ
プ150では、外気温度センサ112によって室外ユニ
ット14が設置されている外気の温度を検出して読込
む。また、ステップ152では、コンプレッサ26の回
転数、すなわちコンプレッサモータ108の運転周波数
を読込む。この後、ステップ154では、外気温度とコ
ンプレッサ26の運転周波数から、送風ファン122を
回転駆動して、熱交換器30を通過する冷媒の冷却が必
要か否かを判断する。
【0056】ここで、送風ファン122の回転駆動が必
要と判断されたとき(ステップ154で肯定判定)に
は、ステップ156へ移行して、外気温度とコンプレッ
サ26の運転周波数から、送風ファン122の回転数R
(目標回転数)を設定する。なお、送風ファン122の
回転駆動の要否及び目標回転数Rの設定は、所定のタイ
ミングで繰り返して行われる。
【0057】一方、図7に示されるフローチャートは、
送風ファン122の回転数R(ファンモータ110の目
標回転数)が設定されるごとに繰り返し実行され、最初
のステップ160では、設定された送風ファン122
(ファンモータ110)の目標回転数Rに応じた、デュ
ーテー比のステップを設定する。例えば図5に示される
ように、回転数Rnのときには、この回転数Rn に応じ
たステップSn が設定される。また、ステップ162で
は、外気温度に応じた上限値が読込まれる。例えば、外
気温度が40°Cであったときには、この外気温度40
°Cに応じた上限値Mn が読込まれ、外気温度に応じて
上限値が補正される。
【0058】この後、ステップ164では、設定したデ
ューテー比のステップSn でファンモータ110を駆動
する。
【0059】ファンモータ110が駆動されると、ファ
ンモータ110のフィードバック制御を行う。例えば、
実際のファンモータ110の回転数rを検出し(ステッ
プ166)、検出した回転数rと設定した目標回転数R
を比較する(ステップ168)。ここで、設定した目標
回転数Rより実際の回転数rが高いときには、ステップ
170へ移行して、デューテー比のステップを1ステッ
プ下げたステップ(ステップSn-1 )に設定してファン
モータ110を駆動する。これによって、実際のファン
モータ110の回転数が下がり、設定した目標回転数R
に合わせられる。
【0060】なお、ファンモータ110の実施の回転数
rの検出は、ファンモータ110にパルスジェネレータ
を設け、このパルスジェネレータの発するパルス数をカ
ウントするようにしても良く。また、ファンモータ11
0に回転数rに応じた電圧を出力するジェネレータを設
けているときには、ジェネレータの出力電圧から回転数
を演算するか、又は、ジェネレータの出力電圧が設定し
たデューテー比のステップに応じているか否かから判断
するようにすれば良い。
【0061】一方、実際の回転数rが、設定した目標回
転数Rより低いと判断されたときには、ステップ172
へ移行し、デューテー比のステップを1ステップずつ上
げる(ステップSn+1 、Sn+2 ・・・)。これによっ
て、ファンモータ110の実際の回転数rが上昇され、
設定した目標回転数Rに近づけられる。
【0062】ところで、デューテー比のステップを1ス
テップ上げたときには、次にステップ174へ移行し
て、設定したデューテー比のステップが設定した回転数
Rn に対する上限値Mn に達したか否かを確認してい
る。ここで、デューテー比のステップが上限値Mn に対
応するステップSm に達すると、ステップ174で肯定
判定されて、ステップ176へ移行する。このステップ
176では、ファンモータ110に大きな負荷が作用し
て、ファンモータ110を設定した回転数Rに維持する
ように供給する電力を上昇させると、ファンモータ11
0の温度が上昇し過ぎてしまうと判断して、ファンモー
タ110を停止させる。
【0063】すなわち、送風ファン122に逆風を受け
ているために、ファンモータ110の回転数rが上がら
ず、ファンモータ110の回転数rを上げようとする
と、ファンモータ110の自己発熱量が増加してしま
う。このときのファンモータ110の自己発熱量が上限
値に達すると、マイコン98はファンモータ110を強
制的に停止させて、ファンモータ110の自己発熱量に
よる温度が上限値を越えるのを防止している。
【0064】一方、エアコン10では、ファンモータ1
10を強制的に停止させるときの上限値を外気温度ごと
に設定されているため、ファンモータ110の自己発熱
による温度上昇と外気温度によって、ファンモータ11
0の温度が所定の上限値(例えば許容温度)を越えるの
を防止することができる。
【0065】すなわち、ファンモータ110の自己発熱
による温度上昇のみに上限値を設定した場合、外気温度
が高いと、自己発熱による温度上昇が比較的低くても、
ファンモータ110の温度が大きく上昇してしまうこと
になる。これに対して、外気温度に応じて上限値を補正
して駆動電力を制御することにより、ファンモータ11
0の温度が許容範囲を越えてしまうのを確実に防止する
ことができる。
【0066】なお、逆風等によってファンモータ110
の負荷が大きくなったときには、この逆風によって熱交
換器30に空気が供給されるために、熱交換器30での
冷媒の冷却が可能となるのでエアコン10の運転を停止
させる必要はない。しかし、ファンモータ110を駆動
するためのデューテー比のステップの上昇が逆風以外の
条件であるときには、エアコン10の運転を停止させる
ことが好ましい。
【0067】このように、ファンモータ110を駆動す
るときのデューテー比のステップの上限値、すなわち、
ファンモータ110の駆動電力の上限値を設定すること
により、ファンモータ110の自己発熱量が大きくなっ
てしまうのを防止することができる。また、この上限値
を外気温度に応じて補正することにより、自己発熱によ
ってファンモータ110の温度が大きく上昇してして許
容温度を越えてしまうのを防止し、ファンモータ110
の確実な保護を行うことができる。
【0068】以上の説明は、本発明の一例を示すもので
あり、本発明の構成を限定するものではない。本発明
は、冷凍サイクルによって被調和室の空気調和を図る種
々の構成の空気調和機に適用でき、室外ユニットに設け
ている送風ファンを駆動するファンモータの温度上昇に
よって運転に支障が生じるのを防止して、被空調室内が
快適となるように空調運転を行うことができる。
【0069】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、特別
な部品を用いることなく室外ユニットに設けた送風ファ
ンを駆動するファンモータの自己発熱による温度上昇か
らファンモータを確実に保護することができるという優
れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用したエアコンの冷凍サイク
ルを示す概略図である。
【図2】室内ユニットを示す概略断面図である。
【図3】室内ユニットの回路構成の概略を示すブロック
図である。
【図4】室外ユニットの回路構成の概略を示すブロック
図である。
【図5】ファンモータのフィードバック制御を行うとき
の設定したファンモータの回転数に対するデューテー比
の上限の概略を示す線図である。
【図6】送風ファンの制御の概略を示すフローチャート
である。
【図7】ファンモータの駆動の概略を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
10 エアコン 12 室内ユニット 14 室外ユニット 18 熱交換器 26 コンプレッサ 74 マイコン 98 マイコン 110 ファンモータ 122 送風ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邊 吉章 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 中山 義紀 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍サイクルを運転して室内の空気調和
    が図られるように構成した空気調和機であって、前記冷
    凍サイクルを成す熱交換器に送風するファンモータの回
    転数を供給電力の変化で制御するときに、目標回転数に
    応じて設定された電力の上限値以下の範囲で前記ファン
    モータが目標回転数を維持するようにフィードバック制
    御することを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記上限値をさらに外気温度に応じて補
    正することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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