JPH10132299A - 炊事用コンロの熱有効利用方法 - Google Patents
炊事用コンロの熱有効利用方法Info
- Publication number
- JPH10132299A JPH10132299A JP32749896A JP32749896A JPH10132299A JP H10132299 A JPH10132299 A JP H10132299A JP 32749896 A JP32749896 A JP 32749896A JP 32749896 A JP32749896 A JP 32749896A JP H10132299 A JPH10132299 A JP H10132299A
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- JP
- Japan
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- heat
- cooking
- transfer body
- heat transfer
- cooking stove
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- Pending
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- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 炊事用コンロの熱効率を高め、且つ燃焼炎を
均一な熱源体として利用することを目的とする炊事用コ
ンロの熱有効利用方法。 【解決手段】 金属材の切削加工により生する螺旋状の
切削屑の適量を、適厚偏平状又は山形状に形成した熱伝
導体或いは、切削屑３を金属製袋５に収容して、適厚偏
平状又は山形状に形成した熱伝導体４ｂを、炊事用コン
ロの燃焼炎の若干上方に載置する、炊事用コンロの熱有
効利用方法。
均一な熱源体として利用することを目的とする炊事用コ
ンロの熱有効利用方法。 【解決手段】 金属材の切削加工により生する螺旋状の
切削屑の適量を、適厚偏平状又は山形状に形成した熱伝
導体或いは、切削屑３を金属製袋５に収容して、適厚偏
平状又は山形状に形成した熱伝導体４ｂを、炊事用コン
ロの燃焼炎の若干上方に載置する、炊事用コンロの熱有
効利用方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、厨房内での調理や、屋
外でのバーベキュウ等における、炊事用コンロの熱有効
利用方法に関するものである。
外でのバーベキュウ等における、炊事用コンロの熱有効
利用方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、石油ストーブや瓦斯ストーブ等の
暖房器機では、燃料の不完全燃焼の防止と、熱の有効利
用を計る手段として金網等によるスケルトンが使用され
ている。
暖房器機では、燃料の不完全燃焼の防止と、熱の有効利
用を計る手段として金網等によるスケルトンが使用され
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする問題点】しかし、炊事用コン
ロでは、前記の暖房器機のような熱の有効利用を計る手
段は無く、燃料の燃焼により発生する熱のうち余分な熱
は、有効に利用されることなくそのまま拡散放出されて
しまう等の問題点があった。
ロでは、前記の暖房器機のような熱の有効利用を計る手
段は無く、燃料の燃焼により発生する熱のうち余分な熱
は、有効に利用されることなくそのまま拡散放出されて
しまう等の問題点があった。
【０００４】
【問題点を解決するための手段及び作用】本発明は、前
記の問題点を解決することを目的とするもので、金属材
（主として鉄材）の切削加工により生ずる切削屑の適量
を、適厚偏平状又は山形状に形成するか、或は該切削屑
の適量を、適メッシュの金網製袋に収容して適厚偏平状
又は山形状に形成した熱伝導体を、炊事用コンロの燃焼
炎の若干上方に載設し、燃焼炎により加熱して熱伝導体
全体を均等な熱量を有する熱源体とし、熱伝導体の蓄熱
により不完全燃焼ガスを完全燃焼させて熱効率を向上さ
せると共に、熱伝導体の若干上方に鍋、フライパン、焼
き物用鉄板、又は金網等の調理具を載置して、その底面
（加熱面）を均一に加熱し、料理を容易とする。
記の問題点を解決することを目的とするもので、金属材
（主として鉄材）の切削加工により生ずる切削屑の適量
を、適厚偏平状又は山形状に形成するか、或は該切削屑
の適量を、適メッシュの金網製袋に収容して適厚偏平状
又は山形状に形成した熱伝導体を、炊事用コンロの燃焼
炎の若干上方に載設し、燃焼炎により加熱して熱伝導体
全体を均等な熱量を有する熱源体とし、熱伝導体の蓄熱
により不完全燃焼ガスを完全燃焼させて熱効率を向上さ
せると共に、熱伝導体の若干上方に鍋、フライパン、焼
き物用鉄板、又は金網等の調理具を載置して、その底面
（加熱面）を均一に加熱し、料理を容易とする。
【０００５】
【実施例】以下本発明の実施例を図面により説明する。
【０００６】
【実施例１】図１、図２、図５は、日常生活において、
炊事用コンロを使用して調理する場合における本発明を
利用する状態を示すもので、炊事用コンロＡの燃焼炎１
の若干上方に，金網等による熱伝導体載置板２を水平に
架設し、その上面に、金属材の切削加工により生ずる螺
旋状の切削屑３の適量を、適厚偏平状に形成した熱伝導
体４ａか、又は適メッシュの金網製袋５に、前記の切削
屑３を収容して、適厚偏平状に形成した熱伝導体４ｂを
載置し、（図は熱伝導体４ｂの場合を示す）その上方
に、鍋、フライパン、焼き物用鉄板、又は金網等の調理
具６を載せて調理をすれば、炊事用コンロＡの燃焼炎１
により、熱伝導体４ａ（又は４ｂ）の全体は均等な熱量
を有する熱源体となり、調理具６の加熱面は均一に加熱
されて、料理が容易となると共に、熱伝導体の蓄熱によ
って、不完全燃焼ガスを完全燃焼し、熱効率を向上させ
る。
炊事用コンロを使用して調理する場合における本発明を
利用する状態を示すもので、炊事用コンロＡの燃焼炎１
の若干上方に，金網等による熱伝導体載置板２を水平に
架設し、その上面に、金属材の切削加工により生ずる螺
旋状の切削屑３の適量を、適厚偏平状に形成した熱伝導
体４ａか、又は適メッシュの金網製袋５に、前記の切削
屑３を収容して、適厚偏平状に形成した熱伝導体４ｂを
載置し、（図は熱伝導体４ｂの場合を示す）その上方
に、鍋、フライパン、焼き物用鉄板、又は金網等の調理
具６を載せて調理をすれば、炊事用コンロＡの燃焼炎１
により、熱伝導体４ａ（又は４ｂ）の全体は均等な熱量
を有する熱源体となり、調理具６の加熱面は均一に加熱
されて、料理が容易となると共に、熱伝導体の蓄熱によ
って、不完全燃焼ガスを完全燃焼し、熱効率を向上させ
る。
【０００７】
【実施例２】図３、図４、図６は、本発明を、炊事用コ
ンロＡ′の周部に砂や小石等による串立て場Ｂを設け
て、魚釣りや、ヤナ漁等における串刺し魚焼き料理に利
用する状態を示すもので、炊事用コンロＡ′の燃焼炎
１′の若干上方に金網等による熱伝導体載置板２′を水
平に架設し、その上面に、金属材の切削加工により生じ
る螺旋状の切削屑３′の適量を、適高さの山形状に形成
した熱伝導体７ａか、又は適メッシュの金網製袋８に、
前記の切削屑３′を収容して山形状に形成した熱伝導体
７ｂを載置して（図は熱伝導体７ｂの場合を示す）コン
ロＡ′に点火すれば、燃焼炎１′により熱伝導体７ａ
（又は７ｂ）は、全体が均等な熱量を有する熱源体とな
るので、公知の如く、串９・９……に刺した魚Ｃ・Ｃ…
…の、夫々の串９・９……が内方に傾斜するよう下端部
を串立て場Ｂに差し込んで保持すれば、熱伝導体７ａ
（又は７ｂ）の熱により魚Ｃ・Ｃ……は焼けむらが無
く、均一に焼き上がり、且つ燃焼炎の熱は、従来の熱伝
導体を使用しない場合と比較して、非常に効率よく利用
できる。
ンロＡ′の周部に砂や小石等による串立て場Ｂを設け
て、魚釣りや、ヤナ漁等における串刺し魚焼き料理に利
用する状態を示すもので、炊事用コンロＡ′の燃焼炎
１′の若干上方に金網等による熱伝導体載置板２′を水
平に架設し、その上面に、金属材の切削加工により生じ
る螺旋状の切削屑３′の適量を、適高さの山形状に形成
した熱伝導体７ａか、又は適メッシュの金網製袋８に、
前記の切削屑３′を収容して山形状に形成した熱伝導体
７ｂを載置して（図は熱伝導体７ｂの場合を示す）コン
ロＡ′に点火すれば、燃焼炎１′により熱伝導体７ａ
（又は７ｂ）は、全体が均等な熱量を有する熱源体とな
るので、公知の如く、串９・９……に刺した魚Ｃ・Ｃ…
…の、夫々の串９・９……が内方に傾斜するよう下端部
を串立て場Ｂに差し込んで保持すれば、熱伝導体７ａ
（又は７ｂ）の熱により魚Ｃ・Ｃ……は焼けむらが無
く、均一に焼き上がり、且つ燃焼炎の熱は、従来の熱伝
導体を使用しない場合と比較して、非常に効率よく利用
できる。
【０００８】
【本発明の効果】以上の如く、本発明による炊事用コン
ロの熱有効利用方法は、コンロの燃焼炎の上方に、金属
材の切削加工により生じる切削屑の適量を、適厚偏平状
又は山形状に形成した熱伝導体を載置し、燃焼炎により
加熱して熱伝導体全体を均一な熱量を有する熱源体とす
ることにより、熱伝導体の蓄熱により不完全燃焼ガスを
完全燃焼させて熱効率を向上させると共に、均一に加熱
された熱伝導体により料理を容易とする等の優れた効果
を有するものである。
ロの熱有効利用方法は、コンロの燃焼炎の上方に、金属
材の切削加工により生じる切削屑の適量を、適厚偏平状
又は山形状に形成した熱伝導体を載置し、燃焼炎により
加熱して熱伝導体全体を均一な熱量を有する熱源体とす
ることにより、熱伝導体の蓄熱により不完全燃焼ガスを
完全燃焼させて熱効率を向上させると共に、均一に加熱
された熱伝導体により料理を容易とする等の優れた効果
を有するものである。
【図１】 切削屑を適厚偏平状に形成した熱伝導体の正
面図。
面図。
【図２】 図１の熱伝導体を金属製袋に収容した熱伝導
体の正面図。
体の正面図。
【図３】 切削屑を山形状に形成した熱伝導体の正面
図。
図。
【図４】 図３の熱伝導体を金属製袋に収容した熱伝導
体の正面図。
体の正面図。
【図５】 図２の熱伝導体を利用した炊事用コンロの使
用例を示す概要図。
用例を示す概要図。
【図６】 図４の熱伝導体を利用した炊事用コンロの使
用例を示す概要図。
用例を示す概要図。
Ａ・ 炊事用コンロ １ 燃焼炎 ２ 熱伝導体載置板 ３ 切削屑 ４ａ 熱伝導体 ４ｂ 熱伝導体 ５ 金属製袋 ６ 調理具 Ａ′ 炊事用コンロ １′ 燃焼炎 ２′ 熱伝導体載置板 ３′ 切削屑 ７ａ 熱伝導体 ７ｂ 熱伝導体 ８ 金属製袋
Claims (2)
- 【請求項１】 炊事用コンロの燃焼炎の若干上方に、金
属材の切削加工により生ずる螺旋状の切削屑の適量を、
適厚偏平状又は山形状に形成した熱伝導体を載設したこ
とを特徴とする炊事用コンロの熱有効利用方法。 - 【請求項２】 熱伝導体を、金属材の切削加工により生
ずる螺旋状の切削屑の適量を、適メッシュの金網製袋に
収容し、適厚偏平状又は山形状に形成した請求項１記載
の炊事用コンロの熱有効利用方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32749896A JPH10132299A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 炊事用コンロの熱有効利用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32749896A JPH10132299A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 炊事用コンロの熱有効利用方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10132299A true JPH10132299A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=18199825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32749896A Pending JPH10132299A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 炊事用コンロの熱有効利用方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10132299A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102494356A (zh) * | 2011-12-29 | 2012-06-13 | 张康德 | 一种附加在电磁炉上的导热板 |
| CN103225827A (zh) * | 2013-04-08 | 2013-07-31 | 中山炫能燃气科技股份有限公司 | 一种高效红外光波热能与热烟气分路吸收转换*** |
| CN103234229A (zh) * | 2013-04-08 | 2013-08-07 | 中山炫能燃气科技股份有限公司 | 一种抗反射红外热能与多孔热烟气分路定向输送装置 |
-
1996
- 1996-11-01 JP JP32749896A patent/JPH10132299A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102494356A (zh) * | 2011-12-29 | 2012-06-13 | 张康德 | 一种附加在电磁炉上的导热板 |
| CN103225827A (zh) * | 2013-04-08 | 2013-07-31 | 中山炫能燃气科技股份有限公司 | 一种高效红外光波热能与热烟气分路吸收转换*** |
| CN103234229A (zh) * | 2013-04-08 | 2013-08-07 | 中山炫能燃气科技股份有限公司 | 一种抗反射红外热能与多孔热烟气分路定向输送装置 |
| CN103234229B (zh) * | 2013-04-08 | 2015-08-05 | 中山炫能燃气科技股份有限公司 | 一种抗反射红外热能与多孔热烟气分路定向输送装置 |
| CN103225827B (zh) * | 2013-04-08 | 2015-08-19 | 中山炫能燃气科技股份有限公司 | 一种红外光波热能与热烟气分路吸收转换*** |
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