JPH1013160A - 増幅器の非線形性を補正する方法及びその方法を使用する無線送信機 - Google Patents

増幅器の非線形性を補正する方法及びその方法を使用する無線送信機

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JPH1013160A
JPH1013160A JP9069942A JP6994297A JPH1013160A JP H1013160 A JPH1013160 A JP H1013160A JP 9069942 A JP9069942 A JP 9069942A JP 6994297 A JP6994297 A JP 6994297A JP H1013160 A JPH1013160 A JP H1013160A
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Gottfried Schnabl
シュナーブル ゴッツフリート
Jacques Peltier
ペルチェイ ジャック
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Matra Communication SA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線電力増幅器の非線形性を補正する方法の
提供。 【解決手段】 無線信号(d′)を受け、入力複素デジ
タル信号(m)を表す増幅された無線信号を生成する増
幅器の非直線性を補正するために、入力複素信号の各値
を有するプレエンファシスされた複素デジタル信号の値
を入力複素信号に関連させるプレエンファシステーブル
が記憶され、プレエンファシスされた複素信号(d)が
前記増幅器に向けられた無線信号を受信するために変調
される。適応期間に、入力複素信号と比較される復調複
素信号(r)を得るために増幅された無線信号のフラク
ション(r)が復調され、プレエンファシステーブルを
更新するために前記適応期間で変調されたプレエンファ
シス複素信号が前記入力複素信号に関連付けられる。入
力複素信号またはプレエンファシス信号は、適応期間内
に定数πである位相を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線電力増幅器の
非線形性を補正するための方法に関し、さらに無線送信
機、特に移動無線通信ステーションへの用途に関する。
【0002】
【従来の技術】移動無線通信ディジタル装置は、装置の
スペクトル効率を改良するために非コンスタントなエン
ベロープを有する無線変調を使用する。非コンスタント
な包絡線を有するこれらの変調は、直角位相シフトキー
イング変調(QPSK,OQPSKまたはπ/4−QP
SK)または直角位相増幅変調(n−QAM)を使用す
る。
【0003】与えられたデータレートにおいて、これら
の変調は、GMSK変調のような時々使用する一定のエ
ンベロープを有する変調よりも小さい周波数の帯域幅を
必要とする利点を有する。この利点の裏返しは、非一定
のエンベロープを有する変調が非線形性によってスペク
トルの広がりを避けるために非常に線形性を有する伝送
を必要とすることである。この装置の重要な点は送信機
の電力増幅器である。電力の消費を最小限にしなければ
ならない移動無線通信ステーションの場合において、ク
ラスAの線形増幅器の使用は、その不適性な能率によっ
てほぼ承諾できない。さらに適当な方法は、線形化技術
と組み合わされて高能率で非線形増幅器を使用する段階
を有する。
【0004】プレエンファシスを使用する適応性の直線
化技術は、この目的のために使用することができる増幅
器直線化技術である。この技術は1990年、Tec
h.Conf.40thIEEEVerの35ページ乃
至40ページのM.Faulknerらによる記事“プ
レエンファシスを使用する適応性直線化”および米国特
許第5093637号に説明されている。プレエンファ
シスを使用する適応性直線化の技術はベースバンド複素
信号にプレエンファシステーブルに適応する段階を含
む。このテーブルは、ベースバンド信号と増幅無線信号
から得られた復調信号とを比較することによってデジタ
ル的に計算される。この計算は、送信装置の歪みを補正
するテーブルを得るためにプレエンファシステーブルを
変更することを有する。最初の適応期間の後に、プレエ
ンファシステーブルは、増幅器の非線形性を補正する。
【0005】使用するプレエンファシスアルゴリズム
は、電力増幅器によって生じる歪みが複雑なベースバン
ド信号の実数にのみ依存して、その位相(AM−AMお
よびAM−PMのみ)には依存しないという仮定に基づ
いている。その結果、信号の実数にのみ依存するプレエ
ンファシス機能が選択される。それにも拘らず、搬送周
波数の近くで信号変換を行う変調器によって、同様に、
適応期間によく使用される復調信号を生成する復調器に
よっていくつかの歪みが発生される。変調器および復調
器が、AM−PMおよびPM−PM歪みの発生以外に、
アダプテーションアルゴリズムが不適切なプレエンファ
システーブルにしてしまう危険性を来すバランスと直角
位相欠陥を有する可能性がある。
【0006】本発明の1つの目的は、変調器または復調
器の欠陥には感度を小さくすることによってプレエンフ
ァシスを使用する適合可能な直線化の方法を改良するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、無線信号を受
け、入力複素デジタル信号を表す増幅された無線信号を
生成する増幅器の非直線性を補正する方法を提供し、プ
レエンファシスされた複素ディジタル信号と入力複素信
号の各値と関連させるプレエンファシステーブルが記憶
され、増幅器に送られる無線信号を得るためにプレエン
ファシス信号が変調される。適応期間において、入力複
素信号と比較される復調複素信号を得るために増幅され
た無線信号のフラクション(r’)が復調される。プレ
エンファシステーブルを更新するために前記適応期間で
変調されたプレエンファシス複素信号が前記入力複素信
号と関連付けられる。本発明によれば、入力複素信号ま
たはプレエンファシス信号は、適応期間中は定数πであ
る位相を有する。
【0008】もし、複素信号が形式、I=ρcosφの
実数部分(または同相成分と言う)、および形式Q=ρ
sinφの虚数部分(または直角位相成分と言う)を有
する場合には、複素信号の“位相”は、複素数の偏角φ
を表す。適合期間の入力複素デジタル信号またはプレエ
ンファシス複素デジタル信号についてこの位相が一定
(定数π)である場合には、プレエンファシステーブル
の適合アルゴリズムは、変調器または復調器の欠陥から
生じるPM−AMおよびPM−PM歪みによってはほと
んど影響を受けない。これはアルゴリズムのよりよい収
束によって非線形性を補正する方法をさらに向上させ
る。
【0009】好ましくは、入力複素信号は、適合期間内
には適合期間外よりもせまいスペクトルを有する。これ
は割り当てられたパスバンドの外側の望ましくない送信
を制限し、この適応期間はテーブルの適合アルゴリズム
の収束はない。
【0010】本発明の他の観点は、入力複素デジタル信
号を発生するデジタル信号源と、入力複素信号およびプ
レエンファシステーブルをベースとしてプレエンファシ
スした複素デジタル信号を生成するプレエンファシス装
置と、プレエンファシスされた複素信号から無線信号を
生成する変調装置と、無線信号を増幅してそれを送信ア
ンテナに送る電力増幅器と、増幅された無線信号のフラ
クションから復調された複素信号を生成する復調手段と
を有する無線送信機に関する。プレエンファシス手段
は、少なくとも1つの適応期間に復調手段によって生成
された復調複素信号と、入力複素信号との間の比較をベ
ースとしてプレエンファシステーブルを更新するように
構成され、前記入力複素信号は、プレエンファシス装置
によって前記適応期間に生成されたプレエンファシス複
素信号と関連される。プレエンファシス装置は、適応期
間に、一定の係数である位相を有する入力複素信号を使
用し、一定の係数がπである位相を有するプレエンファ
シス複素信号を発生するように構成されている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の1実施例を図面を
参照して詳細に説明する。
【0012】図1に示された無線送信機は、例えば、移
動デジタル無線通信ステーションの一部であり、サンプ
ル周波数Fsで同相成分Imと直角位相成分Qmの形の入
力複素信号を生じるデジタル信号源10と、同相信号I
dおよび直角位相成分Qdとを有するプレエンファシス複
素デジタル信号を生じるように入力信号mにプレエンフ
ァシスを適用するプレエンファシスユニット12を有す
る。このプレエンファシスデジタル信号は、デジタル/
アナログ変換器14によって形成されたアナログ形式に
変換され、その後、直角位相変調器16に送られる。ロ
ーカル発振器18によって提供されるプレエンファシス
信号と2つの波cosωtおよび−sinωtをベース
として、変調器16が無線信号d′を送る。もしも、ρ
dおよびφdがプレエンファシス信号の振幅および位相を
それぞれ示す場合には、無線信号d′は、式ρdcos
(ωt+φd)であり、周波数f=ω/2πは、使用さ
れる通信チャンネルの正規の周波数である。 電力増幅
器20は、無線信号d′を増幅し、増幅された無線信号
d′を送信機のアンテナ22に送出する。カプラ24
が、増幅器20の出力端で増幅された無線信号のフラク
ションr′をサンプル化する。このフラクションr′
は、直角位相復調器26に送られ、この直角位相復調器
26によって出力された波cosωt、および−sin
ωtの補助によって、復調複素信号rを生ずる。復調信
号の同相Irと直角位相Qr成分は、(例えば12ビット
の)入力信号mの成分として同じ数のビットに対してサ
ンプリング周波数Fs'でアナログデジタル変換器28に
よってデジタル化される。
【0013】図2は、デジタル信号源10のブロック図
である。送信機のバイナリデータ源30は、使用される
無線通信装置の固有のフォーマットによってコード化さ
れ成形されたデータビットa0,a1,...を送る。論
理ユニット32は、使用される変調のタイプによってデ
ータビットの半分のレートで同相位相(実数部)Ii
よび直角位相(虚数部)Qiコード成分を生じるために
データビットをコード化する。この変調は非一定エンベ
ロープを有する。考慮された例において、この変調は、
±π/4または±3π/4の位相ジャンプを有する直角
位相シフトキーイングを使用する差動変調である。コー
ド化された複素信号のサンプルiの成分IiおよびQ
iは、フォームcosφiおよびsinφiであり、位相
ジャンプφi+ 1−φiは、表Iに示す方法で2つの連続デ
ータビットa2i,a2i+1の値に依存する。
【0014】 信号のスペクトル幅を制限するためにサンプリング周波
数Fsは、データビットレートよりも大きい。例えば、
もしデータビットa2i,a2i+1が36kbit/sのレ
ートを有する場合には、複素サンプルIi,Qiは、1
8kbit/sのレートであり、それらは144kHz
のサンプリング周波数を与えるために8の要因によって
オーバサンプルされる。
【0015】成分Ii,Qiは、各々オーバサンプリング
周波数Fsによって設計された半−Nyquistタイ
プのフィルタ34によって成形される。これは、18k
Hzの帯域幅に制限されたスペクトルを有するベースバ
ンド入力信号を生じる。無線通信装置において、例えば
25kHzの間隔で複素周波数チャンネルを使用して利
用可能な帯域幅の用途を確保することが可能である。し
かしながら、隣接するチャンネルに干渉しないように1
8kHzの帯域の外側にスペクトル成分を発生しないよ
うにしなければならない。
【0016】図3は、直線的に増幅された(カーブA)
と、高性能の非直線形増幅器で増幅された(カーブB)
π/4−DQPSK無線信号のスペクトルを示す。非線
形性によってスペクトルの広がりは承諾できない。これ
が、プレエンファシスユニット12を設ける理由であ
り、その役割は電力増幅器20の非線形性を補償するこ
とである。
【0017】図4は、プレエンファシスユニット12の
実施例を示す。増幅器20によって発生する歪みはAM
−AMおよびAM−PMタイプであると考慮されるの
で、プレエンファシスは極座標ρ,φに適用され、平行
座標I,Qには適用されない。3つの計算ユニット4
0,42,44は、入力信号mを極座標ρm'、φm'に、
復調信号rを極座標ρr,φrに変換するためと、極座標
ρd,φdで計算されたプレエンファシス信号dをカルテ
シアン(Cartesian)座標Id',Qd'それぞれ
変換するために設けられる。入力信号の実数ρmは、ラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)46のアドレスポイン
タとして使用され、このメモリ(RAM)46は、実数
ρmの各量子化値、プレエンファシス信号の実数ρd
値、信号をプレエンファシスするために適用すべき位相
シフト値δφと関連するプレエンファシステーブルを記
憶する。実際のところ、必要なメモリサイズを制限する
ために、メモリ46のアドレシングが、例えば、K=3
2のエントリを備えたプレエンファシステーブルにおい
て5の最も大きいビットのρmの補助で生じ、記憶され
た値ρd、δφにおいて12ビットにわたって量子化す
ることができる。加算機48は、プレエンファシス信号
の位相φdを生じるために入力信号の位相φmに位相シフ
トδφを加算する。
【0018】プレエンファシステーブルに記憶される値
は適応可能なように計算される。適応期間中に、入力複
素信号mは、フィルタ34によって配分された信号では
ないが、特定の複素信号である。これらの適応期間は、
増幅器の直線化には寄与するが、通信信号の伝達には寄
与しない。例示において、36kbit/sで510ビ
ットの送信時間間隔を有する時分割多元接続(TDM
A)の場合、プレエンファシスアルゴリズムの収束に貢
献する238ビット(すなわち、952複素サンプルま
たは〜6.6ms)の時間間隔に対応する最初の適応期
間を提供することができ、各送信時間間隔のスタート
で、プレエンファシステーブルを新しくするために寄与
する32ビットの適応期間(すなわち、128の複素サ
ンプルまたは0.89ms)を与えることができる。
【0019】適応期間中に補正された復調信号rは、プ
レエンファシステーブルを更新するためにプレエンファ
シス信号と比較される。極座標ρ0,φ0に表わされた適
応信号は、無線装置を通過するときに信号rが受ける遅
延を補償するために予め調整される。遅延信号m′は、
それに対応する復調信号rで減算器52,54を使用し
て比較することができる。減算器52は、復調信号と遅
延適応信号の実数の間の差Δρ=ρr−ρm'を生じる。
減算器54は、復調信号と遅延適応信号の位相の間の差
Δφ=φr−φm'を生じる。適応ユニット56はプレエ
ンファシステーブルを更新する。k=q(ρm')が、遅
延適応信号の実数ρm'のサンプルに対応するメモリ46
のアドレスを示す場合には、k=q(ρm')は、上述し
た量子化例において、ρm'5のMSBによって表され、
この場合k=32であり、適応は
【0020】
【数1】 によって、アドレスkで記憶された値ρd(k)、δφ(k)
を更新する段階を有する。
【0021】ここで
【0022】
【外1】 は、0と1との間の減衰係数である。
【0023】図4において、プレエンファシステーブル
を更新するために使用されるデジタル装置58は計算ユ
ニット42と、フィルタ50と、減算器52,54およ
び更新ユニット56とを示す。
【0024】補償すべき歪みがAM−AMおよびAM−
PMタイプのみであるという仮定は、変調器16および
復調器26が有するバランスおよび/または直角位相の
欠陥を計算に入れない。
【0025】図5は、このタイプの欠陥を有する変調器
を示す図面である(同様の構成は復調器にも示すことが
できる)。直角位相変更器60は、入力端に示されてい
る同相成分I′によって波cosωtおよび直角位相成
分Q′によって波−sinωtを変調する2つの乗算器
62,64と、乗算器62.64の出力端を使用して変
調信号を送る加算器66を有する理想的な直角位相変調
器を示す(勿論、変調器は1つまたはそれ以上の中間周
波数を介して効果を得る)。理想的な変調器の場合にお
いて、変調信号は、
【0026】
【外2】 である。バランス欠陥は成分IおよびQが変調器72お
よび74によって表される変調器の異なる利得を経験す
るという事実を生じる。変調器72および74は、利得
【0027】
【外3】 を同相および直角位相成分に適応する。(a≠0はバラ
ンス欠点を生じる。)直角位相の欠陥は局所発振器によ
る2つの波の出力が正確には直角位相ではないことに対
応する。図5に示す欠陥のモデルにおいて、直角位相の
欠陥は非ゼロ角度αに対応し、真の変調器の入力信号
I,Qは、 理想的な変調器60の入力端で
【0028】
【外4】 として変形される。
【0029】このモデルによって変調信号の実数ρ′お
よび位相φ′は、複素信号I,Qの実数ρおよび位相φ
の関数として次の等式を満足する。
【0030】
【数2】 この実数は、入力での位相の関数として変形され(PM
−AM 歪み)、出力端における位相は入力端における
位相に非直線的に依存する(PM−PM歪み)。これ
は、プレエンファシスをベースとした場合のAM−A
M、およびAM−PMの歪みの仮定を否定する。従っ
て、バランスおよび直角位相の欠陥はプレエンファシス
を使用しての直線化の性能を劣化される。
【0031】実際には、バランスおよび直角位相の欠陥
は、比較的に弱く(aおよびαは小さい)、その結果、
PM−AMおよびPM−PM歪みはスペクトルの小さい
変化のみを生じる。これらの歪みは、スペクトルの広が
りに関して認容でき、このスペクトルの広がりは、適応
期間の外側で直接生じる。発明者は、プレエンファシス
テーブルを適当ではない値まで収斂することによって性
能に悪影響を与えることを観察した。
【0032】この後者の欠点は、定数πである位相φ0
を有する複素適応信号を使用することによって克服する
ことができ、すなわち、一定の比例性を有する比(=t
anφ0)の同相および直角位相成分を言う。公式
(3)および(4)によって、もしtanφが一定であ
る場合には、バランスおよび直角位相の欠陥によって発
生する歪みは、複素定数と変調信号をかけるために等価
であり、これはプレエンファシスアルゴリズムの収斂と
は干渉しない。
【0033】実際に、プレエンファシスユニット12
は、適応信号の位相φ0が一定のとき、変調器16に適
用されるプレエンファシス信号の位相φdにある変化δ
φを導入する。それにも拘らず、それが、通常10°未
満である増幅器20の非直線性による位相の歪みにほぼ
対応すると仮定すれば、この変化の振幅は小さいままで
ある。その結果、この変化δφは、収斂にはあまり干渉
せず、多くの場合、位相φ0がπのオーダーの振幅で変
化することができる。位相の変化δφは、復調器26の
入力信号r′の増幅器20の非直線性によってさらに補
償され、その結果、復調器によって発生したPM−AM
およびPM−PM歪みは、適応の間にはほぼ一定のまま
であり、収斂には干渉しない。
【0034】図6は、一定位相の適応信号(曲線C)お
よび適応期間の外側で発生した入力信号mと同じ種類の
可変位相を有する適応信号(曲線D)を使用して(適応
期間の外側)で得られた増幅無線信号のスペクトルを比
較によって示している。パスバンドbにおける所定の電
力について、移動無線通信ターミナルで通常使用される
変調器および復調器におけるバランスおよび直角位相欠
陥によって、減衰Gが観察される。この減衰Gは、プレ
エンファシスアルゴリズムのさらによい収斂によって、
隣接するチャンネルで発生したとするノイズ水準で10
dBまたはそれ以上である。
【0035】図4に表される例において、一定の関数π
である位相において、PROMタイプのメモリ80の補
助で適応信号が発生され、そこから、関数x0(t)の
連続的なサンプルがレートFsで読まれる。2つの乗算
器82,84は、適応信号のの同相I0および直角位相
0成分をつくるために定数C0およびS0によってメモ
リ80の出力を増大する。2つのスイッチ86,88
は、計算ユニット40の入力端、適応期間(位置0)の
外側のデジタル信号源10によって出力された成分
m,Qmおよび適応期間(位置1)の間に適応信号の成
分I0、Q0にアドレスを与えるようにターミナルの送信
コントローラによって制御される。適応信号の位相φ0
は、tanφ0=S0/c0で一定の係数値πであり、適
応信号の実数ρ0
【0036】
【外5】 である。S0=c0=1(φ0=π/4または5π/4)
を選択する事が有利である。なぜならば、それは、乗算
器82,84で分配することが可能にになるからであ
る。メモリに記憶された関数x0の値は、増幅器20の
所望のダイナミックレンジを検索することができる分配
を有するように選択される。
【0037】さらに、適応期間の外で発生された入力信
号mより狭いスペクトルを有する適応信号を選択するこ
とが有利であることが分かっている。プレエンファシス
アルゴリズムが収斂されないとき、これは、帯域幅の外
側で、隣接のチャネルを乱す望ましくない動力を発生す
ることを避ける。これを行う1つの方法は適応期間中に
バイナリデータ源30のビットレートを減少する段階を
有する(適応信号は、図4に表されたメモリ80からは
得られないが、フィルタ34の出力から得られる)。さ
らに説明すると、図7は曲線Eを示し、これはπ/4ー
DQPSK無線信号のスペクトルが非直線的に増幅さ
れ、ファクタ4によってバイナリデータ源30のビット
レートを減少することによって発生する適応信号から得
られる(36kbit/sの代わりに9kbit/
s)。この曲線Eは図3の曲線Bと比較しなければなら
ない。これは、バイナリデータ源のビット速度が、適応
期間において変化しなければ、それは同等である。狭い
帯域の適応信号を使用することは、適応期間の間にチャ
ンネルの外側で放射される電力を大きく減少する。
【0038】本発明の好ましい実施例において、適応信
号は一定の位相と狭い帯域の双方の特性を有し、その利
点は上記したようなものである。これを行う有利な方法
は、実数部分と虚数部分がバイナリデータ源30のビッ
ト速度の1/4未満である周波数f0と同じ正弦波に比
例した部分である。次に適応信号のスペクトラムは2f
0離れている2つのラインに低減される。図4に表され
ている例において、それはメモリ80に記憶された定数
であるcos(2πf0t+θ)に比例する関数x
0(t)において十分である。バイナリデータ源30の
出力で36kビットの上述した例において、f0=4.
5kHzをとることによって得ることができる。
【0039】図8において表されるプレエンファシスユ
ニット12の他の実施例は、一定に維持される係数πで
ある位相が適応信号の位相ではなく、プレエンファシス
された適応信号の位相である図4のものとは異なる。位
相が変調器16の入力端で一定(係数π)なので、適応
アルゴリズムの収束は、プレエンファシステーブルに含
まれた位相プレエンファシスδφとは独立して変調器
(式(1)および式(2)のバランスおよび直角位相欠
陥によって干渉されない。この下側は、増幅器20の非
直線形性によってAM−PM歪みが復調器26の入力端
でδφ(全体が小さい)の変化を生じる。
【0040】図8で表されたプレエンファシスユニット
の構成ユニットは、最も大きい部分において図4を参照
することによって説明されたものと同様であり、同じ参
照符号によって示される。スイッチ90は、メモリ46
から読まれる位相プレエンファシスδφが、適応期間
(位置0)の外側で加算器48にのみ伝達されるように
付加される。適応期間において、スイッチ90は、ゼロ
値を加算器48(位置1)に送り、これは、プレエンフ
ァシス信号の位相が計算ユニット40によって送られた
一定の係数πである位相に対応することを保証する。一
定の位相のプレエンファシス信号が関連する適応信号を
再生するために、減算器は、計算ユニット40によって
送られた位相φmとメモリ46から読まれる位相プレエ
ンファシスδφとの間の差を計算する。この差は適応信
号の位相φ0を表し、アドホック(adhoc)遅延の
後にそれが復調信号の位相φrと比較されるように更新
装置58に送られる。
【0041】図8に表された場合において、位相φ0
テーブルに記憶された値δφに依存する適応信号、テー
ブルから読まれる実数ρdのプレエンファシス信号のい
ずれもプリオリ(priori)として知られている。
しかしながら、適応信号の実数ρ0とプレエンファシス
信号の位相φd(tanφ0=S0/c0)は、予備定義さ
れる。cos(2πf0t+θ)に比例するように関数
0tを取ることによって、上述したように、適応信号
およびプレエンファシス信号は、これらの期間の外側よ
りも適応期間内の狭いスペクトルを有し、これは、隣接
するチャンネルが殆ど乱れないことを保証する。もし、
0=s0である場合には、プレエンファシス信号は同じ
実数および虚数部分を有する。
【0042】図9は、図4または図8によってプレエン
ファシスユニットの更新装置58の有利な他の実施例1
58を示す。2つのバッファメモリ100,200は、
適応期間中の適応信号および復調信号のN個の連続した
複素サンプルを記憶するために設けられる。数字Nは、
通常、適応期間中に適応信号の周波数Fsでサンプルの
数に等しくなるように選択される。この実施例におい
て、メモリ100は、適応信号の座標ρ0,φ0を受け、
メモリ200は復調信号rの直角座表Ir,Qrを受け
る。 プレエンファシステーブルを更新する処理動作
は、適応信号および復調信号のN個のサンプルの2つの
ブロックを受けた後に実行される。ユニット151によ
って実行されるこれらの処理動作の最初において、復調
信号rが有する偏りを補正する段階を有する。適応信号
がゼロ装置を有するので、おなじことが復調信号におい
ても真実でなければならない。しかしながら、変調器1
6および/または復調器26における欠陥は復調信号に
偏りを生じる。この偏りがプレエンファシス信号に影響
を与えることを防止するために、ユニット151は、復
調信号の同相および直角位相成分のN個のサンプルのブ
ロック上で平均を計算し、これらの平均を第2のサンプ
ルから減算する。
【0043】
【外6】 ここでi=1,...N:Is(i)=Ir(i)−I,
およびQs(i)=Qr(i)−Qである。上記した
式において、Ir(i)およびQr(i)は、復調複素信
号rの同相および直角位相成分のi番目に記憶されたサ
ンプルを示し、Is(i)およびQs(i)は補正された
復調信号sの同相および直角位相成分のi番目に記憶さ
れたサンプルであり、信号sは、対応するユニット15
1が計算ユニット142に送られる。計算ユニット14
2は補正された復調信号sの実数ρsおよび位相φsを生
じる。
【0044】遅延ユニット153によって実行される他
の処理作業は、復調信号に対応する適応信号に関して復
調信号rの遅延を評価する段階を有する。この評価は、 D=D+cd・ΔD/Fs によって適応信号に適用される遅延Dの更新の後に、
【0045】
【外7】 によって補正値ΔDの計算段階を有する。
【0046】上述した表現において、cdは0と1との
間の減衰係数を示し、Lは遅延の判定におけるブロック
長さを有し(L≦N、通常L−100)、ρs(i)
は、正しい復調信号の実数のi番目のサンプルを示し、
ρm'は遅延適応信号の実数のi番目のサンプルを示す。
遅延Dの判定が安定値となると、この値は、遅延ユニッ
ト153によって実行される計算を避けるために凍結さ
れる。判定された遅延Dが式D=D1/Fs+D2であ
り、0≦D2<FsでD1は整数である。この遅延に適用
される有利な可能性は、このメモリのD1アドレスによ
ってサンプルρm',φm 'の値をシフトするために整数の
遅延D1を送る段階と、アナログデジタル変換器28の
クロックをシフトするために部分遅延D2を使用する段
階から成る。
【0047】図9に表された更新装置158は、2つの
減算器152,154を有し、この減算器は、補正され
た復調信号sと遅延適応信号m′の位相と実数との間の
各差を計算する。Δρ(i)=ρs(i)−ρm'(i)
およびΔφ(i)=φs(i)−φm'(i)である。こ
れらの差Δρ(i)、Δφ(i)は、平均値計算ユニッ
ト155に送られる。メモリ46の入力端で実数ρm
量子化するために使用される各インデックスkにおい
て、ユニット155は減算器152によって配分された
偏倚Δρ(i)、Δφ(i)の平均値
【0048】
【外8】 を計算し、この場合において、適応信号の実数ρm'がイ
ンデックスkによって量子化される。
【0049】
【外9】 次に適応ユニット156は、
【0050】
【数3】 によって、メモリ46の各アドレスk(1≦k≦k)に
記憶された値ρd(k)およびδφ(k)を更新する。
【0051】プレエンファシステーブルのkアドレスで
記憶された値は、Nサンプルの1つのブロックの処理の
最後に更新される。平均化する式(1)と(2)とを比
較するとき、等式(5)および(6)の平均値
【0052】
【外10】 の使用は、変調器および/または復調器(バランスまた
は直角位相)の欠陥およびサンプル間の干渉によるエラ
ーを減少し、復調信号に存在するノイズの影響を低減す
ることが可能である。
【0053】また、平均化はプレエンファシスアルゴリ
ズムをさらに迅速に収斂することができる。ブロックに
よる処理は、変調信号(オフセット補正ユニット15
1)のゼロオフセットを測定して消去し、適応信号に適
用される遅延Dの判定を行うことができる利点を有す
る。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、適応期間
に、入力複素信号と比較される復調複素信号(r)を得
るために、増幅された無線信号のフラクション(r’)
が復調され、プレエンファシステーブルを更新するため
に、前記適応期間で変調されたプレエンファシス複素信
号が前記入力複素信号に関連させる。プレエンファシス
テーブルは、適応期間に記憶された入力複素信号および
復調複素信号のサンプルのブロックから計算された平均
の値をベースに更新されるので、常時交信される信号に
最適のプレエンファシステーブルを使用できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の増幅器の非直線性を補正する方法を実
施する無線送信機のブロック図である。
【図2】図1に示す無線送信機のデジタル信号源のブロ
ック図である。
【図3】無線信号のスペクトルに関して増幅器の非線形
性の効果を示すグラフである。
【図4】図1に示す無線送信機のプレエンファシスユニ
ットのブロック図である。
【図5】直角位相無線変調器の概略図である。
【図6】直線化信号のスペクトルに関する一定位相を有
する適応信号を使用することによる改良を示すグラフで
ある。
【図7】狭い帯域の適応信号を使用するとき、適応位相
中に伝達される信号のスペクトルを示すグラフである。
【図8】プレエンファシスユニットの他の実施例を示す
図面である。
【図9】プレエンファシステーブルを更新する装置のブ
ロック図である。
【符号の説明】
10 デジタル信号源 12 プレエンファシスユニット 14 デジタルアナログ変換器 16 直角位相成分 18 ローカル変調器 20 電力増幅器 22 アンテナ 24 カプラー 30 バイナリデータ源 32 論理ユニット 40,42,44 計算ユニット 50 フィルタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線信号(d′)を受け、入力複素デジ
    タル信号(m)を表す増幅された無線信号を生成し、入
    力複素信号の各値を有するプレエンファシスされた複素
    デジタル信号の値と関連するプレエンファシス信号が記
    憶され、増幅器に送られる無線信号を得るためにプレエ
    ンファシス信号(d)が変調され、入力複素信号と比較
    される復調複素信号(r)を得るために増幅された無線
    信号のフラクション(r’)が復調される少なくとも1
    つの適応期間を含み、プレエンファシステーブルを更新
    するために前記適応期間で変調されたプレエンファシス
    複素信号が入力複素信号と関連付けられる増幅器の非線
    形性を補正する方法において、 入力複素信号、またはプレエンファシス信号が、適応期
    間中定数πである位相を有することを特徴とする増幅器
    の非線形性を補正する方法。
  2. 【請求項2】 前記入力複素信号が、適応期間中に適応
    期間外よりも狭いスペクトルを有する請求項1項に記載
    の増幅器の非直線性を補正する方法。
  3. 【請求項3】 前記入力複素信号が、適応期間において
    は、一般のの正弦波形に比例する実数部分および虚数部
    分を有することを特徴とする請求項1または2に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 入力複素信号、またはプレエンファシス
    信号は、適応期間中においては同一の実数部分および虚
    数部分を有する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 入力複素デジタル信号(m)を発生する
    デジタル信号源(10)と、プレエンファシスされた複
    素デジタル信号の値と入力複素デジタル信号の各値とを
    関連させるプレエンファシステーブルを有するプレエン
    ファシス手段(12)と、プレエンファシス複素信号
    (d)から無線信号(d′)を生成する変調手段(1
    6)と、前記無線信号を増幅してそれを送信アンテナ
    (22)に送る電力増幅器(20)と、増幅された無線
    信号のフラクション(r′)から復調された複素信号
    (r)を生成する復調手段(26)とを有し、前記プレ
    エンファシス手段(12)は、少なくとも1つの適応期
    間に復調手段によって生成された復調複素信号と、前記
    適応期間に前記プレエンファシス手段によって発生され
    た入力複素信号が関連付けられる入力複素信号との間の
    比較を基礎としてプレエンファシステーブルを更新する
    ように構成されている無線送信機において、 プレエンファシス装置は、適応期間に、一定の係数であ
    る位相を有する入力複素信号を使用し、一定の係数πで
    ある位相を有するプレエンファシス複素信号を発生する
    ように構成されていることを特徴とする無線送信機。
  6. 【請求項6】 前記入力複素信号が、適応期間中に適応
    期間外よりもの狭いスペクトルを有することを特徴とす
    る請求項5項に記載の無線送信機。
  7. 【請求項7】 適応期間において、入力複素信号が、一
    般の正弦波形に比例する実数部分および虚数部分を有す
    ることを特徴とする請求項5または6に記載の無線送信
    機。
  8. 【請求項8】 適応期間において、入力複素信号、およ
    びプレエンファシス信号が等しい実数部分と虚数部分を
    有する請求項5乃至7のいずれか1項に記載の無線送信
    機。
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