JPH10131148A - 河川の護岸構造 - Google Patents

河川の護岸構造

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JPH10131148A
JPH10131148A JP8301102A JP30110296A JPH10131148A JP H10131148 A JPH10131148 A JP H10131148A JP 8301102 A JP8301102 A JP 8301102A JP 30110296 A JP30110296 A JP 30110296A JP H10131148 A JPH10131148 A JP H10131148A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に実現できる水の浄化機能を備えた河川
の護岸構造を提供する。 【解決手段】 本発明の護岸構造4は、河川1の側部に
沿って延在する上下に4段積み重ねられたブロック列6
01〜604を備える。最下位に位置する第1ブロック
列601の下位のPCブロック801は基礎コンクリー
ト12の上に設置され、下位のPCブロック801の内
部に礫18が重点され、礫18の上に遮水コンクリート
20が打設され、上位のPCブロック801内でコンク
リート20の上に土壌22が充填される。コンクリート
20により下位のPCブロック801の内部に、連通孔
16を介して、河川1の上流側1Aから下流側1Bにわ
たって連通された空間部28が形成される。河川1の上
流側1Aで空間部28に導入路32から河川1の水が導
入され、河川1の下流側1Bで河川1の水が排出路34
から河川1に戻される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水浄化機能を備えた
河川の護岸構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、河川の護岸構造としては、コンク
リート製のパネルを河川の側部に敷き詰めるものが一般
的である。そして、従来の護岸構造は何れも、流水によ
る先堀を防止する護岸としてしか機能していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、地球環境保護の
観点から、河川を流れる水を浄化できれば望ましいが、
護岸構造とは別に水の浄化専用の装置を設置するので
は、コスト的にも、また、スペース的にも現実的に困難
で日本全国の河川において広く採用されにくい。本発明
は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目
的は、容易に実現できる水の浄化機能を備えた河川の護
岸構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、河川の側部で河川に沿って延在して設けられ
る護岸構造であって、河川の側部に沿って直線状に並べ
られた多数のプレキャストコンクリートブロックからな
るブロック列が、上下に複数段積み重ねられて構成さ
れ、前記ブロック列のうち最も下位に位置する第1ブロ
ック列は、河川の平常水位において、河川の水が第1ブ
ロック列の下端よりも上位に位置するように設置され、
前記第1ブロック列を構成する各プレキャストコンクリ
ートブロックの内部には、河川の水の流れ方向にのみ相
互に連通される空間部が形成されると共に、該空間部に
礫が充填され、前記第1ブロック列を構成するプレキャ
ストコンクリートブロックのうち河川の最も上流側に位
置するプレキャストコンクリートブロックの前記空間部
に、河川の水が導入される導入路が連結され、前記第1
ブロック列を構成するプレキャストコンクリートブロッ
クのうち河川の最も下流側に位置するプレキャストコン
クリートブロックの前記空間部に、プレキャストコンク
リートブロック内の水を河川に戻す排出路が連結されて
いることを特徴とする。
【0005】また、本発明は、河川の底が、前記空間部
の下端よりも上位に位置することを特徴とする。また、
本発明は、前記第1ブロック列の各プレキャストコンク
リートブロックは直方体の側面をなす4つの側壁から上
下に開放状に形成されたものが上下に2段積み重ねて構
成され、該上下に2段積み重ねられたプレキャストコン
クリートブロックは基礎コンクリート上に設置され、前
記礫は、基礎コンクリート上において下位のプレキャス
トコンクリートブロックの内部に充填され、前記充填さ
れた礫の上にコンクリートが打設され、上位のプレキャ
ストコンクリートブロックの内部で前記コンクリート上
には土壌が収容され、土壌には植物が植えられているこ
とを特徴とする。また、本発明は、前記第1ブロック列
の上に積み重ねられるブロック列を構成する各プレキャ
ストコンクリートブロックは直方体の側面をなす4つの
側壁から上下に開放状に形成され、かつ、前記ブロック
列は、上位に位置するブロック列にしたがって下位のブ
ロック列の河川側部分を上方に開放させるように下位の
ブロック列の河川側の側壁に対して上位のブロック列の
河川側の側壁を河川から離れるように設置され、各ブロ
ック列のプレキャストコンクリートブロックの内部に土
壌が収容され、前記上方に開放されたブロック列の部分
の土壌に植物が植えられていることを特徴とする。ま
た、本発明は、最も上位のブロック列のプレキャストコ
ンクリートブロックの土壌に、河川の水がポンプにより
供給されることを特徴とする。
【0006】本発明の河川の護岸構造では、多数のプレ
キャストコンクリートブロックからなるブロック列が、
上下に複数段積み重ねられて構成されているので、護岸
としての本来の機能が十分に発揮される。更に、護岸の
内部に河川の水の一部を流し、護岸の内部で河川の水を
浄化するようにしたので、水浄化のための専用の設備を
設置することなく河川の水を浄化することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について説明
する。図1は本発明の護岸構造が適用された河川の護岸
の斜視図、図2は護岸部分の断面図を示す。符号2は、
コンクリート製のパネルが河川1の側部に斜めに敷き詰
められた従来の護岸で、河川1に沿って延在する従来の
護岸2の途中に本発明の護岸構造4が設けられている。
本発明の護岸構造4は、河川1の側部に沿って直線状に
延在し上下に4段積み重ねられたブロック列601〜6
04を備え、各ブロック列601〜604は、多数のプ
レキャストコンクリートブロック(PCブロック8)が
河川1の側部に沿って直線状に並べられて構成されてい
る。
【0008】図3に示すように、最下位に位置する第1
ブロック列601は同一寸法の二つのPCブロック80
1が上下に積み重ねられて構成され、上下のPCブロッ
ク801は4つの側壁801Aから上下に開放された矩
形枠状に形成されている。上下に積み重ねられたPCブ
ロック801のうち下位のPCブロック801は、図2
に示すように、河川1の側部に設けられた基礎コンクリ
ート12の上に設置され、下位のPCブロック801と
基礎コンクリート12との合せ部及び上下のPCブロッ
ク801の合わせ部に吸出し防止材14が設けられ、合
わせ部からの水の漏出を防止している。隣接する下位の
PCブロック801が相互に合わされる側壁801Aの
上部には、図2、図3(A)に示すように、それぞれ連
通孔16が形成されている。
【0009】下位のPCブロック801の内部に礫18
が重点され、礫18の上に遮水コンクリート20が打設
され、上位のPCブロック801内でコンクリート20
の上に土壌22が充填される。なお、コンクリート20
は、土壌22の礫18側へ侵入を阻止するものである。
上位のPCブロック801が河川1に臨む側壁801A
の下部には、PCブロック801の内外を連通する水排
出口24が設けられ、PCブロック801の内部でこの
水排出口24が位置する部分には礫が充填された不織布
からなる袋26が配置されている。前記コンクリート2
0により下位のPCブロック801の内部に、前記連通
孔16を介して、河川1の上流側1Aから下流側1Bに
わたって連通された空間部28が形成されることにな
る。なお、この空間部28を流す水の量を増やす場合に
は、図3(B)に示すように、隣接する下位のPCブロ
ック801が相互に合わされる側壁801Aの全体にわ
たって開口部30を設ければよい。図2に示すように、
実施例では、河川1の底101が、下位のPCブロック
801の高さ方向の中間部に位置し、河川1の平常水位
103が下位のPCブロック801の上端面に位置し、
洪水時の水位105が、上位のPCブロック801の上
端面に位置するように設定されている。
【0010】図1に示すように、第1ブロック列601
を構成する下位のPCブロック801のうち、河川1の
最も上流側1Aに配置されたPCブロック801の空間
部28に連通させて、河川1の水が導入される導入路3
2が設けられている。導入路32は取水口3202や水
通路3204からなり、取水口3202には布団篭が設
けられ、水通路3204は、例えば、コンクリートブロ
ックが土壌22中に埋め込まれることで形成されてい
る。また、第1ブロック列601を構成する下位のPC
ブロック801のうち、河川1の最も下流側1Bに配置
されたPCブロック801の空間部28に連通させて、
空間部28内の水を河川1に戻す排出路34が設けられ
ている。排出路34は放流口3402や水通路3404
からなり、水通路3404は、例えば、コンクリートブ
ロックが土壌22中に埋め込まれることで形成されてい
る。
【0011】第1ブロック列601の上に設けられる第
2ブロック列602は、河川1の延在方向に沿った側壁
802Aの長さが前記PCブロック801と同一で、河
川1の延在方向と直交する方向の側壁802Aが前記P
Cブロック801よりも小さい上下に開放状のPCブロ
ック802により構成されている。前記PCブロック8
02は、第1ブロック列601のPCブロック801の
土壌22の河川1寄り箇所が、第2ブロック列602の
前方において露出するように河川1と離れる方向にずら
してPCブロック801上に載置され、PCブロック8
02の内部には土壌22が充填され、図中14は吸出し
防止材を示す。前記PCブロック802が河川1に臨む
側壁802Aの下部には、PCブロック802の内外を
連通する水排出口42が設けられ、PCブロック802
の内部でこの水排出口42が位置する部分に、前記と同
様な、礫が充填された不織布からなる袋26が配置され
ている。そして、第2ブロック列602の前方で露出す
る第1ブロック列601の各PCブロック801の土壌
22部分に、例えば、ヨシ、マコモ、ススキ、チガヤ等
の植物が植えられている。
【0012】また、第2ブロック列602の上に設けら
れる第3ブロック列603は、河川1の延在方向に沿っ
た側壁803Aの長さが前記PCブロック802と同一
で、河川1の延在方向と直交する方向の側壁803Aが
前記PCブロック802よりも小さい上下に開放状のP
Cブロック803により構成されている。前記PCブロ
ック803は、第2ブロック列602のPCブロック8
02の土壌22の河川1寄り箇所が、第3ブロック列6
03の前方において露出するように河川1と離れる方向
にずらしてPCブロック802上に載置され、PCブロ
ック803の内部には土壌22が充填され、図中14は
吸出し防止材を示す。前記PCブロック803が河川1
に臨む側壁803Aの下部には、PCブロック803の
内外を連通する水排出口44が設けられ、PCブロック
8の内部でこの水排出口44が位置する部分に、前記と
同様な礫18が充填された不織布からなる袋26が配置
されている。
【0013】更に、第3ブロック列603の上に設けら
れる最上位の第4ブロック列604は、河川1の延在方
向に沿った側壁804Aの長さが前記PCブロック80
3と同一で、河川1の延在方向と直交する方向の側壁8
04Aの下部が前記PCブロック803よりも小さい上
下に開放状で側面視台形状のPCブロック804により
構成されている。前記PCブロック804は、第3ブロ
ック列603のPCブロック803の土壌22の河川1
寄り箇所が、第4ブロック列604の前方において露出
するように河川1と離れる方向にずらしてPCブロック
803上に載置されている。そして、第4ブロック列6
04の前方で露出する各PCブロック803の土壌22
部分に、例えば、スミレ、ナデヒコ、タンポポ、蔓等の
植物が植えられている。各PCブロック804の下部に
は、礫46が充填されると共に、礫46の中に河川1の
延在方向に平行させて管体48が延設されている。前記
礫46の上にはコンクリートが打設され、このコンクリ
ートを介してガードレール49が立設され、コンクリー
トの上には土壌22が充填され、土壌22にシバ等の植
物が植えられている。前記PCブロック804が河川1
に臨む側壁804Aの下部には、PCブロック804の
内外を連通する水排出口50が設けられている。前記管
体48にはその延在方向に間隔をおいて多数の孔が形成
され、図1に示すように前記PCブロック804のう
ち、河川1の最も上流側1Aに配置されたPCブロック
804の内部に位置する管体48箇所に、河川1の水が
ポンプPにより吸い上げられて供給され、これにより河
川1の水は、礫46に流出しつつ管体48内を河川1の
下流側1Bに配置されたPCブロック804側へと流動
していき、河川1の上流から下流にわたる全てのPCブ
ロック804の内部の礫46に河川1の水が供給される
ことになる。
【0014】次に、作用について説明する。実施例に係
る護岸構造4によれば、河川1の側部に沿ってPCブロ
ック8が直線状に並べられたブロック列6が上下に4段
積み重ねられて構成されているので、流水による先掘り
が確実に防止され、護岸としての本来の機能が十分に発
揮される。また、河川1の水は、最下位である第1ブロ
ック列601のPCブロック801のうち河川1の最も
上流側1Aに位置するPCブロック801の空間部28
に、導入路32を介して供給される。空間部28に供給
された河川1の水は礫18の間の隙間、連通孔16を通
って順次下流側1Bに位置するPCブロック801の空
間部28へと流動していき、排出路34から河川1に戻
される。一方、河川1の水が供給されることで各PCブ
ロック801の空間部28に充填された礫18の表面に
は生物膜が生じ、河川1の水は礫18の間の隙間を通る
際に、礫18表面の生物膜による酸化反応により有機物
や窒素が分解され、浄化される。従って、礫18により
浄化された水が排出路34から河川1に戻される。
【0015】また、河川1の水はポンプPにより管体4
8に供給され、管体48の多数の孔から或はPCブロッ
ク804の水排出口50から、河川1の上流から下流に
わたる第3ブロック列603の土壌22に浸透してい
く。そして、第3ブロック列603の土壌22から第2
ブロック列602の土壌22へ、第2ブロック列602
の土壌22から第1ブロック列601の土壌22へと、
順次下位のブロック列へ河川1の水が土壌22を通し
て、或は、水排出口42、44を介して供給され、最も
下位の第1ブロック列601の水排出口24から河川1
に戻される。なお、各PCブロック8の水排出口24、
42、44から水が流出する際に、水排出口24、4
2、44箇所に、礫18が充填された不織布からなる袋
26が配置されているので、土砂の流出は防止される。
一方、河川1の水が供給されることで土壌22中には微
生物が繁殖し、微生物による分解作用や、植物の吸収作
用により、窒素、リン等アオコ発生の原因である栄養塩
類が除去され、河川1の水が浄化される。従って、土壌
22により浄化された水が第1ブロック列601の水排
出口24から河川1に戻される。
【0016】このように実施例に係る護岸構造4によれ
ば、護岸としての本来の機能が十分に発揮されることは
無論のこと、護岸の内部で河川1の水を浄化でき、従っ
て、護岸自体を利用することで水浄化のための専用の設
備を設置することなく河川1の水を浄化することができ
る。また、実施例ではPCブロック8の内部に土壌22
を充填し、この土壌22によっても水を浄化するように
したので、水の浄化効率をより高めることが可能とな
る。
【0017】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明の河
川の護岸構造では、多数のプレキャストコンクリートブ
ロックからなるブロック列が、上下に複数段積み重ねら
れて構成されているので、護岸としての本来の機能が十
分に発揮されることは無論のこと、護岸の内部に河川の
水の一部を流し、護岸の内部で河川の水を浄化するよう
にしたので、水浄化専用の設備を不要とし、コスト的に
も、また、スペース的にも有利な水浄化機能を備えた護
岸構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の護岸構造が適用された河川の護岸の斜
視図である。
【図2】本発明の護岸構造の断面図である。
【図3】(A)、(B)はそれぞれPCブロックの斜視
図である。
【符号の説明】
8 PCブロック 16 連通孔 18 礫 22 土壌 24 水排出口 28 空間部 32 導入路 34 排出路 601〜604 ブロック列

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 河川の側部で河川に沿って延在して設け
    られる護岸構造であって、 河川の側部に沿って直線状に並べられた多数のプレキャ
    ストコンクリートブロックからなるブロック列が、上下
    に複数段積み重ねられて構成され、 前記ブロック列のうち最も下位に位置する第1ブロック
    列は、河川の平常水位において、河川の水が第1ブロッ
    ク列の下端よりも上位に位置するように設置され、 前記第1ブロック列を構成する各プレキャストコンクリ
    ートブロックの内部には、河川の水の流れ方向にのみ相
    互に連通される空間部が形成されると共に、該空間部に
    礫が充填され、 前記第1ブロック列を構成するプレキャストコンクリー
    トブロックのうち河川の最も上流側に位置するプレキャ
    ストコンクリートブロックの前記空間部に、河川の水が
    導入される導入路が連結され、 前記第1ブロック列を構成するプレキャストコンクリー
    トブロックのうち河川の最も下流側に位置するプレキャ
    ストコンクリートブロックの前記空間部にプレキャスト
    コンクリートブロック内の水を河川に戻す排出路が連結
    されている、 ことを特徴とする河川の護岸構造。
  2. 【請求項2】 河川の底は、前記空間部の下端よりも上
    位に位置する請求項1記載の河川の護岸構造。
  3. 【請求項3】 前記第1ブロック列の各プレキャストコ
    ンクリートブロックは直方体の側面をなす4つの側壁か
    ら上下に開放状に形成されたものが上下に2段積み重ね
    て構成され、該上下に2段積み重ねられたプレキャスト
    コンクリートブロックは基礎コンクリート上に設置さ
    れ、前記礫は、基礎コンクリート上において下位のプレ
    キャストコンクリートブロックの内部に充填され、前記
    充填された礫の上にコンクリートが打設され、上位のプ
    レキャストコンクリートブロックの内部で前記コンクリ
    ート上には土壌が収容され、土壌には植物が植えられて
    いる請求項1または2記載の河川の護岸構造。
  4. 【請求項4】 前記第1ブロック列の上に積み重ねられ
    るブロック列を構成する各プレキャストコンクリートブ
    ロックは直方体の側面をなす4つの側壁から上下に開放
    状に形成され、かつ、前記ブロック列は、上位に位置す
    るブロック列にしたがって下位のブロック列の河川側部
    分を上方に開放させるように下位のブロック列の河川側
    の側壁に対して上位のブロック列の河川側の側壁を河川
    から離れるように設置され、各ブロック列のプレキャス
    トコンクリートブロックの内部に土壌が収容され、前記
    上方に開放されたブロック列の部分の土壌に植物が植え
    られている請求項3記載の河川の護岸構造。
  5. 【請求項5】 最も上位のブロック列のプレキャストコ
    ンクリートブロックの土壌に、河川の水がポンプにより
    供給される請求項4記載の河川の護岸構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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