JPH10129970A - 乗客コンベア用ハンドレールの艶出し方法 - Google Patents
乗客コンベア用ハンドレールの艶出し方法Info
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- JPH10129970A JPH10129970A JP29040696A JP29040696A JPH10129970A JP H10129970 A JPH10129970 A JP H10129970A JP 29040696 A JP29040696 A JP 29040696A JP 29040696 A JP29040696 A JP 29040696A JP H10129970 A JPH10129970 A JP H10129970A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハンドレール表面の研磨の際に研磨粉の飛散
を防止でき、研磨工程の後の清掃作業が簡単な乗客コン
ベア用ハンドレールの艶出し方法の提供。 【解決手段】 研磨工程に入る前に、ハンドレール２に
このハンドレール２表面を清掃する清掃手段８を装着し
た後、研磨工程でハンドレール２を回転させてハンドレ
ール２表面を研磨する際、ハンドレール２表面に付着す
る研磨粉を前記の清掃手段８により除去し、その後の塗
布工程に入る前に、清掃手段８をハンドレール２から取
外すとともに、前記の研磨粉を電気掃除機で吸引するこ
とにより前記の研磨粉を回収する。 【効果】 乗客コンベア用ハンドレールの艶出し作業の
効率を向上できる。
を防止でき、研磨工程の後の清掃作業が簡単な乗客コン
ベア用ハンドレールの艶出し方法の提供。 【解決手段】 研磨工程に入る前に、ハンドレール２に
このハンドレール２表面を清掃する清掃手段８を装着し
た後、研磨工程でハンドレール２を回転させてハンドレ
ール２表面を研磨する際、ハンドレール２表面に付着す
る研磨粉を前記の清掃手段８により除去し、その後の塗
布工程に入る前に、清掃手段８をハンドレール２から取
外すとともに、前記の研磨粉を電気掃除機で吸引するこ
とにより前記の研磨粉を回収する。 【効果】 乗客コンベア用ハンドレールの艶出し作業の
効率を向上できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータやオ
ートラインなどの乗客コンベア用ハンドレールの艶出し
方法に関する。
ートラインなどの乗客コンベア用ハンドレールの艶出し
方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に乗客コンベアにおいて、乗客コン
ベアの稼動中に移動手摺り、いわゆるハンドレールがガ
イド体に沿って回転して、その際にハンドレール表面に
塵埃等が付着したり損傷するため、ハンドレール表面の
光沢が次第になくなるとともにハンドレール表面が汚損
することがあり、このような場合、ハンドレール表面を
再生するためハンドレール表面の艶出し作業を行なうよ
うになっている。
ベアの稼動中に移動手摺り、いわゆるハンドレールがガ
イド体に沿って回転して、その際にハンドレール表面に
塵埃等が付着したり損傷するため、ハンドレール表面の
光沢が次第になくなるとともにハンドレール表面が汚損
することがあり、このような場合、ハンドレール表面を
再生するためハンドレール表面の艶出し作業を行なうよ
うになっている。
【０００３】そこで従来、前記のハンドレール表面の汚
れを落すとともに紫外線硬化型塗料の付着性を高めるた
め、ハンドレールをガイド体に沿って回転させながらハ
ンドレール表面を研磨した後、このハンドレール表面に
前記の塗料を塗布して、紫外線照射装置により紫外線を
照射して前記の塗料を硬化させることにより、ハンドレ
ール表面に光沢のある塗膜を形成する乗客コンベア用ハ
ンドレールの艶出し方法が開発されている。
れを落すとともに紫外線硬化型塗料の付着性を高めるた
め、ハンドレールをガイド体に沿って回転させながらハ
ンドレール表面を研磨した後、このハンドレール表面に
前記の塗料を塗布して、紫外線照射装置により紫外線を
照射して前記の塗料を硬化させることにより、ハンドレ
ール表面に光沢のある塗膜を形成する乗客コンベア用ハ
ンドレールの艶出し方法が開発されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、ハンドレール表面の研磨の際にハンドレー
ルを回転させるため、その際に発生する研磨粉がハンド
レール表面に付着した状態で移動して下方デッキを含む
乗客コンベア全体に飛散してしまい、この研磨工程の
後、前記の飛散した研磨粉を取り除く清掃作業のため煩
雑な手間を要するという問題があった。
来技術では、ハンドレール表面の研磨の際にハンドレー
ルを回転させるため、その際に発生する研磨粉がハンド
レール表面に付着した状態で移動して下方デッキを含む
乗客コンベア全体に飛散してしまい、この研磨工程の
後、前記の飛散した研磨粉を取り除く清掃作業のため煩
雑な手間を要するという問題があった。
【０００５】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、ハンドレール表
面の研磨の際に発生する研磨粉の飛散を防止でき、研磨
工程の後の清掃作業が簡単な乗客コンベア用ハンドレー
ルの艶出し方法を提供することにある。
に鑑みてなされたもので、その目的は、ハンドレール表
面の研磨の際に発生する研磨粉の飛散を防止でき、研磨
工程の後の清掃作業が簡単な乗客コンベア用ハンドレー
ルの艶出し方法を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、艶出しをすべきハンドレール表面を研磨
することにより、前記ハンドレール表面の汚れを落すと
ともに紫外線硬化型塗料の付着性を高める研磨工程と、
前記ハンドレール表面に付着した研磨粉を除去した状態
で、前記ハンドレール表面に前記塗料を塗布する塗布工
程と、この塗布した塗料を紫外線の照射により硬化させ
る紫外線照射工程とを備えた乗客コンベア用ハンドレー
ルの艶出し方法において、前記研磨工程に入る前に、前
記ハンドレール表面を清掃する清掃手段を装着するとと
もに、前記塗布工程に入る前に、前記清掃手段を除去す
る構成にしてある。
め、本発明は、艶出しをすべきハンドレール表面を研磨
することにより、前記ハンドレール表面の汚れを落すと
ともに紫外線硬化型塗料の付着性を高める研磨工程と、
前記ハンドレール表面に付着した研磨粉を除去した状態
で、前記ハンドレール表面に前記塗料を塗布する塗布工
程と、この塗布した塗料を紫外線の照射により硬化させ
る紫外線照射工程とを備えた乗客コンベア用ハンドレー
ルの艶出し方法において、前記研磨工程に入る前に、前
記ハンドレール表面を清掃する清掃手段を装着するとと
もに、前記塗布工程に入る前に、前記清掃手段を除去す
る構成にしてある。
【０００７】このように構成した本発明では、ハンドレ
ールを回転させてハンドレール表面を研磨する際、清掃
手段でハンドレール表面を清掃することによりこのハン
ドレール表面に付着する研磨粉を取り除いた後、塗布工
程に入る前に、前記の清掃手段を除去して前記の研磨粉
を回収する。これによって、この研磨粉の飛散を防止で
き、研磨工程の後に簡単な清掃作業で済む。
ールを回転させてハンドレール表面を研磨する際、清掃
手段でハンドレール表面を清掃することによりこのハン
ドレール表面に付着する研磨粉を取り除いた後、塗布工
程に入る前に、前記の清掃手段を除去して前記の研磨粉
を回収する。これによって、この研磨粉の飛散を防止で
き、研磨工程の後に簡単な清掃作業で済む。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の乗客コンベア用ハ
ンドレールの艶出し方法の実施の形態を図に基づいて説
明する。図１は本発明の一実施形態に係る乗客コンベア
用ハンドレールの艶出し方法の作業手順を示すフローチ
ャート、図２はハンドレール表面を研磨する研磨工程の
説明図、図３はハンドレール表面に紫外線硬化型塗料を
塗布する塗布工程の説明図、図４はハンドレール表面に
塗布した紫外線硬化型塗料を硬化させる紫外線照射工程
の説明図、図５はハンドレール表面を清掃する清掃手段
を装着した状態を示す斜視図である。
ンドレールの艶出し方法の実施の形態を図に基づいて説
明する。図１は本発明の一実施形態に係る乗客コンベア
用ハンドレールの艶出し方法の作業手順を示すフローチ
ャート、図２はハンドレール表面を研磨する研磨工程の
説明図、図３はハンドレール表面に紫外線硬化型塗料を
塗布する塗布工程の説明図、図４はハンドレール表面に
塗布した紫外線硬化型塗料を硬化させる紫外線照射工程
の説明図、図５はハンドレール表面を清掃する清掃手段
を装着した状態を示す斜視図である。
【０００９】図２に示すエスカレータ１は、無端状に連
結される図示しない複数の踏段と、これらの踏段の両側
に回転可能に設けられ、踏段と連動する左右一対の移動
手摺りいわゆるハンドレール２とを有している。このエ
スカレータ１上部には、踏段およびハンドレール２を駆
動する図示しない駆動装置などを収納する上部機械室３
ａが設けられ、一方、エスカレータ１下部には下部機械
室３ｂが設けられている。このエスカレータ１では、上
部機械室３ａ内の駆動装置が起動することにより、例え
ば下りエスカレータとして踏段やハンドレール２が循環
し、その際、ハンドレール２は、ガイド体４に沿って図
２の矢印で示す方向に回転するようになっている。
結される図示しない複数の踏段と、これらの踏段の両側
に回転可能に設けられ、踏段と連動する左右一対の移動
手摺りいわゆるハンドレール２とを有している。このエ
スカレータ１上部には、踏段およびハンドレール２を駆
動する図示しない駆動装置などを収納する上部機械室３
ａが設けられ、一方、エスカレータ１下部には下部機械
室３ｂが設けられている。このエスカレータ１では、上
部機械室３ａ内の駆動装置が起動することにより、例え
ば下りエスカレータとして踏段やハンドレール２が循環
し、その際、ハンドレール２は、ガイド体４に沿って図
２の矢印で示す方向に回転するようになっている。
【００１０】そして本実施形態の艶出し方法では、同図
２に示す研磨工程の際にハンドレール２表面を研磨する
研磨装置５が用いられ、図３に示す塗布工程の際にハン
ドレール２表面に紫外線硬化型塗料を塗布する刷毛６が
用いられ、図４に示す紫外線照射工程の際にハンドレー
ル２表面に塗布した塗料に紫外線を照射するＵＶ（すな
わち紫外線）照射機７が用いられている。前記の研磨装
置５は、例えばベルトサンダからなり、この研磨装置５
には、ハンドレール２表面を粗研磨する際、ＪＩＳ規格
のＲ６２５３による＃１８０の耐水研磨紙が装着され、
一方、ハンドレール２表面を微研磨する際、前記の規格
による＃８０のバフ研磨紙が装着される。
２に示す研磨工程の際にハンドレール２表面を研磨する
研磨装置５が用いられ、図３に示す塗布工程の際にハン
ドレール２表面に紫外線硬化型塗料を塗布する刷毛６が
用いられ、図４に示す紫外線照射工程の際にハンドレー
ル２表面に塗布した塗料に紫外線を照射するＵＶ（すな
わち紫外線）照射機７が用いられている。前記の研磨装
置５は、例えばベルトサンダからなり、この研磨装置５
には、ハンドレール２表面を粗研磨する際、ＪＩＳ規格
のＲ６２５３による＃１８０の耐水研磨紙が装着され、
一方、ハンドレール２表面を微研磨する際、前記の規格
による＃８０のバフ研磨紙が装着される。
【００１１】また、本実施形態の艶出し方法では、図５
に示すように、ハンドレール２表面を清掃する清掃手段
８が用いられている。この清掃手段８は、ハンドレール
２表面に摺接する清掃用パット９と、この清掃用パット
９を保持し、ハンドレール２表面の周囲に配置可能なホ
ルダ１０とからなっている。このホルダ１０は、Ｃ字形
状に形成される合成樹脂製の弾性体からなり、内側に清
掃用パット９が設けられている。このホルダ１０の両端
部をそれぞれ外側へ開いた状態で、ホルダ１０をハンド
レール２に着脱可能であり、また、ホルダ１０をハンド
レール２の周囲に装着した状態で、ホルダ１０の弾性力
により清掃用パット９がハンドレール２表面に摺接する
ようになっている。
に示すように、ハンドレール２表面を清掃する清掃手段
８が用いられている。この清掃手段８は、ハンドレール
２表面に摺接する清掃用パット９と、この清掃用パット
９を保持し、ハンドレール２表面の周囲に配置可能なホ
ルダ１０とからなっている。このホルダ１０は、Ｃ字形
状に形成される合成樹脂製の弾性体からなり、内側に清
掃用パット９が設けられている。このホルダ１０の両端
部をそれぞれ外側へ開いた状態で、ホルダ１０をハンド
レール２に着脱可能であり、また、ホルダ１０をハンド
レール２の周囲に装着した状態で、ホルダ１０の弾性力
により清掃用パット９がハンドレール２表面に摺接する
ようになっている。
【００１２】この実施形態にあっては、図１に示す作業
手順にしたがってハンドレール２表面の艶出しを行なう
ようになっている。すなわち、手順Ｓ１のパット装着工
程として、図５に示すように、清掃手段８を左右一対の
ハンドレール２にそれぞれ装着して、各清掃手段８の清
掃用パット９をハンドレール２の下向き表面に弾接させ
た後、手順Ｓ２の研磨工程として、図２に示すように、
研磨装置５を下部機械室３ｂ側のハンドレール２上に設
置した状態で、ハンドレール２をガイド体４に沿って同
図２の矢印で示す方向に回転させて、前記の研磨装置５
でハンドレール２表面を粗研磨および微研磨することに
より、ハンドレール２表面の汚れを落すとともに後述す
る紫外線硬化型塗料の付着性を高めて、同時に、ハンド
レール２表面に付着する研磨粉を前記の清掃手段８によ
り除去する。
手順にしたがってハンドレール２表面の艶出しを行なう
ようになっている。すなわち、手順Ｓ１のパット装着工
程として、図５に示すように、清掃手段８を左右一対の
ハンドレール２にそれぞれ装着して、各清掃手段８の清
掃用パット９をハンドレール２の下向き表面に弾接させ
た後、手順Ｓ２の研磨工程として、図２に示すように、
研磨装置５を下部機械室３ｂ側のハンドレール２上に設
置した状態で、ハンドレール２をガイド体４に沿って同
図２の矢印で示す方向に回転させて、前記の研磨装置５
でハンドレール２表面を粗研磨および微研磨することに
より、ハンドレール２表面の汚れを落すとともに後述す
る紫外線硬化型塗料の付着性を高めて、同時に、ハンド
レール２表面に付着する研磨粉を前記の清掃手段８によ
り除去する。
【００１３】次いで手順Ｓ３のパット取外工程として、
前記の清掃手段８をハンドレール２から取外すととも
に、前記の研磨粉を図示しない電気掃除機などに吸引し
た後、手順Ｓ４の塗布工程として、図３に示すようにハ
ンドレール２を静止させた状態で上部機械室３ａ側から
下部機械室３ｂ側に向かって作業員が移動しながら、刷
毛６により紫外線硬化型塗料をハンドレール２表面に塗
布する。このようにして前記の塗料を塗布してから５〜
１０分放置した後、手順Ｓ５の紫外線照射工程として、
図４に示すように、ＵＶ照射機７で紫外線を照射するこ
とにより前記の塗料を硬化させる。このとき、ハンドレ
ール２を静止させた状態で、前記のＵＶ照射機７を、上
部機械室３ａ側から下部機械室３ｂ側に向かって１分間
に２．５ｍ程度の速度でハンドレール２表面上を移動さ
せるようになっている。
前記の清掃手段８をハンドレール２から取外すととも
に、前記の研磨粉を図示しない電気掃除機などに吸引し
た後、手順Ｓ４の塗布工程として、図３に示すようにハ
ンドレール２を静止させた状態で上部機械室３ａ側から
下部機械室３ｂ側に向かって作業員が移動しながら、刷
毛６により紫外線硬化型塗料をハンドレール２表面に塗
布する。このようにして前記の塗料を塗布してから５〜
１０分放置した後、手順Ｓ５の紫外線照射工程として、
図４に示すように、ＵＶ照射機７で紫外線を照射するこ
とにより前記の塗料を硬化させる。このとき、ハンドレ
ール２を静止させた状態で、前記のＵＶ照射機７を、上
部機械室３ａ側から下部機械室３ｂ側に向かって１分間
に２．５ｍ程度の速度でハンドレール２表面上を移動さ
せるようになっている。
【００１４】次いで手順Ｓ６として、ハンドレール２を
再び回転させてハンドレール２の未塗布部分を露出させ
た後、上述した手順Ｓ４、Ｓ５と同様の手順で、前記の
未塗布部分でも塗布および紫外線照射の各工程を順次行
なう。このようにして手順Ｓ４、Ｓ５でハンドレール２
表面の一部を塗布した後、前記手順Ｓ６を２回以上繰り
返して残りの部分を塗布することにより、ハンドレール
２表面の全周にわたって前記の塗料からなる塗膜を形成
する。
再び回転させてハンドレール２の未塗布部分を露出させ
た後、上述した手順Ｓ４、Ｓ５と同様の手順で、前記の
未塗布部分でも塗布および紫外線照射の各工程を順次行
なう。このようにして手順Ｓ４、Ｓ５でハンドレール２
表面の一部を塗布した後、前記手順Ｓ６を２回以上繰り
返して残りの部分を塗布することにより、ハンドレール
２表面の全周にわたって前記の塗料からなる塗膜を形成
する。
【００１５】このように構成した実施形態では、ハンド
レール２表面を研磨する際、清掃手段８によりハンドレ
ール２表面に付着する研磨粉を取り除いた後、前記の清
掃手段８を取外して前記の研磨粉を回収するので、この
研磨粉の飛散を防止でき、図示しない下方デッキなどの
清掃を要せずに済むため、研磨工程の後の清掃作業が簡
単である。
レール２表面を研磨する際、清掃手段８によりハンドレ
ール２表面に付着する研磨粉を取り除いた後、前記の清
掃手段８を取外して前記の研磨粉を回収するので、この
研磨粉の飛散を防止でき、図示しない下方デッキなどの
清掃を要せずに済むため、研磨工程の後の清掃作業が簡
単である。
【００１６】また、本実施形態では、清掃手段８のホル
ダ１０の両端をそれぞれ外側に開くことにより、清掃手
段８をハンドレール２に係脱可能であるため、この清掃
手段８の取付および取外作業を容易に行なうことができ
る。
ダ１０の両端をそれぞれ外側に開くことにより、清掃手
段８をハンドレール２に係脱可能であるため、この清掃
手段８の取付および取外作業を容易に行なうことができ
る。
【００１７】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、ハ
ンドレール表面の研磨工程の際、ハンドレール表面に付
着する研磨粉を清掃手段により取り除くことにより、前
記の研磨粉の飛散を防止できるため、研磨工程の後の清
掃作業が簡単に済み、したがって、乗客コンベア用ハン
ドレールの艶出し作業の効率向上を図れるという効果が
ある。
ンドレール表面の研磨工程の際、ハンドレール表面に付
着する研磨粉を清掃手段により取り除くことにより、前
記の研磨粉の飛散を防止できるため、研磨工程の後の清
掃作業が簡単に済み、したがって、乗客コンベア用ハン
ドレールの艶出し作業の効率向上を図れるという効果が
ある。
【図１】本発明の一実施形態に係る乗客コンベア用ハン
ドレールの艶出し方法の作業手順を示すフローチャート
である。
ドレールの艶出し方法の作業手順を示すフローチャート
である。
【図２】ハンドレール表面を研磨する研磨工程の説明図
である。
である。
【図３】ハンドレール表面に紫外線硬化型塗料を塗布す
る塗布工程の説明図である。
る塗布工程の説明図である。
【図４】ハンドレール表面に塗布した紫外線硬化型塗料
を硬化させる紫外線照射工程の説明図である。
を硬化させる紫外線照射工程の説明図である。
【図５】ハンドレール表面を清掃する清掃手段を装着し
た状態を示す斜視図である。
た状態を示す斜視図である。
１ エスカレータ（乗客コンベア） ２ ハンドレール（移動手摺り） ５ 研磨装置 ６ 刷毛 ７ ＵＶ照射機 ８ 清掃手段 ９ 清掃用パット １０ ホルダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 繁富 修廸 東京都千代田区神田錦町１丁目６番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 田丸 時司 東京都千代田区神田錦町１丁目６番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内
Claims (2)
- 【請求項１】 艶出しをすべきハンドレール表面を研磨
することにより、前記ハンドレール表面の汚れを落すと
ともに紫外線硬化型塗料の付着性を高める研磨工程と、
前記ハンドレール表面に付着した研磨粉を除去した状態
で、前記ハンドレール表面に前記塗料を塗布する塗布工
程と、この塗布した塗料を紫外線の照射により硬化させ
る紫外線照射工程とを備えた乗客コンベア用ハンドレー
ルの艶出し方法において、 前記研磨工程に入る前に、前記ハンドレール表面を清掃
する清掃手段を装着するとともに、前記塗布工程に入る
前に、前記清掃手段を除去するようにしたことを特徴と
する乗客コンベア用ハンドレールの艶出し方法。 - 【請求項２】 前記清掃手段が、前記ハンドレール表面
に摺接する清掃用パットと、この清掃用パットを保持
し、前記ハンドレール表面の周囲に配置可能なホルダと
からなることを特徴とする請求項１記載の乗客コンベア
用ハンドレールの艶出し方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29040696A JPH10129970A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 乗客コンベア用ハンドレールの艶出し方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29040696A JPH10129970A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 乗客コンベア用ハンドレールの艶出し方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10129970A true JPH10129970A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17755609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29040696A Pending JPH10129970A (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 乗客コンベア用ハンドレールの艶出し方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10129970A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008174375A (ja) * | 2007-01-22 | 2008-07-31 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 乗客コンベア用移動手摺の補修装置及びその補修方法 |
-
1996
- 1996-10-31 JP JP29040696A patent/JPH10129970A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008174375A (ja) * | 2007-01-22 | 2008-07-31 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 乗客コンベア用移動手摺の補修装置及びその補修方法 |
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