JPH10124596A - ワークフロー管理システム - Google Patents

ワークフロー管理システム

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JPH10124596A
JPH10124596A JP8283694A JP28369496A JPH10124596A JP H10124596 A JPH10124596 A JP H10124596A JP 8283694 A JP8283694 A JP 8283694A JP 28369496 A JP28369496 A JP 28369496A JP H10124596 A JPH10124596 A JP H10124596A
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JP
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action
workflow
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JP8283694A
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Takashi Saito
隆 斉藤
Shiyunsuke Akifuji
俊介 秋藤
Hiroshi Tsuji
洋 辻
Masayoshi Kito
政義 鬼頭
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明では、通常互いに独立に管理されるワ
ークフローで、1つの文書が共通して電子的に回覧され
る場合に限り、それらのワークフローの制御を連携して
行うためのワークフロー管理環境を提供する。 【解決手段】 ワークフロー管理システムのサーバに対
して、異なるサーバにおいて連携的に動作可能な次の3
つの手段、すなわち、文書中に既に回覧したもしくはこ
れから回覧するワークフローに対するアクション記述を
添付する手段、ユーザが文書中のアクションの実行を指
示したときにアクションの実行サイトにアクション起動
メッセージを伝播させる手段、及びアクション起動メッ
セージを受けたときにアクション実行記述を解釈・実行
する手段を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、企業内のビジネス
プロセスをモデル化して記述したプロセス定義に基づい
て電子化された文書をユーザ間で電子的に回覧するワー
クフロー管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】グループ作業を支援するシステムとし
て、電子化書類を予め作成した回覧規則に従ってユーザ
間で電子的に回覧するワークフロー管理システムがあ
る。ワークフロー管理システムに関する記述は、日経コ
ンピュータ1994年5月2日No.336のpp.57-67や松下温、岡
田謙一編集、「コラボレーションとコミュニケーショ
ン」、共立出版、pp.55-56がある。
【0003】また、ネットワークに接続された機器間で
スクリプトをもつ情報オブジェクトが転送され、転送先
でアクションをおこす技術がある。この技術に関する記
述は、日経コンピュータ1996年6月10日、No.393、pp.12
2-132がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のワークフロー管
理技術では1つの組織内のワークフローを管理すること
を主な目的としていたために、複数の組織に属するワー
クフローを協調的に管理する技術がなかった。そのた
め、エレクトロニックコマース分野でワークフロー管理
システムを用いる場合には、組織間においてワークフロ
ーを管理するために電話や電子メールによるメッセージ
の交換が必要となっていた。
【0005】また、電話や電子メールなどにより受けた
メッセージに従ってユーザがワークフローを制御した場
合、ワークフロー管理システムが取得するワークヒスト
リにはユーザがワークフローを制御した意図が残らな
い。例えば、発注側がなんらかの都合で発注側のワーク
フローをキャンセルしても、受注側が注文を受けること
を拒否したために結果として発注側のワークフローをキ
ャンセルしたのも、ワークヒストリには発注側のユーザ
がワークフローをキャンセルしたとした残らない。その
ため、ワークヒストリを商取引の履歴として使うことが
できなかった。
【0006】本発明の目的は、通常互いに独立に管理さ
れるワークフローで、1つの文書が共通して電子的に回
覧される場合に限り、それらのワークフローの制御を連
携して行うためのワークフロー管理環境を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では移動型エージ
ェント技術を複数のワークフローを協調的に管理するた
めに用いる。具体的には、ワークフロー管理システムに
おいて以下の手段を提供する。
【0008】(1) ワークフロー管理システムで回覧する
文書もしくは文書のフォームにアクション(移動型エー
ジェント)を添付する手段 (2) 上記(1)の手段により文書中にもつアクションの実
行をユーザが指示したとき、本アクションをもつ文書を
格納するワークフローサーバおよびそれとネットワーク
で接続された他のワークフローサーバに対してアクショ
ンの実行指示を伝播する手段 (3) 上記(2)の手段によりアクションの実行指示が伝播
してきたときに、そのアクションを実行してワークフロ
ーを制御する手段
【0009】
【発明の実施の形態】
(実施例1)本発明に係るワークフロー管理システムの
1実施例を図1に示す。図1では、クライアントサーバ
システムであるワークフロー管理システム103が発注側
103−1と受注側103−2の2ヶ所に存在し、それ
らがネットワーク100-1を介して接続されている。エレ
クトロニックコマース分野で実際にワークフロー管理シ
ステム103を用いる場合には、インターネットに各企業
がもつワークフロー管理システム103が接続される。そ
してそれらのワークフロー管理システム103に発注側と
受注側の区別が固定的にあるわけではなく、行う業務に
よって発注側と受注側の区別が生じる。
【0010】図1の実施例では、ワークフロー管理シス
テム中103にはサーバ101が1台とそれとネットワーク10
0を介して接続されるクライアント102が複数台ある。そ
の他の運用として、ワークフロー管理システム103中に
複数台のサーバ101を置いてサーバ101の負荷分散を図る
こともある。まず図1の実施例に基づいて、サーバ101
が管理する情報とサーバ101間の情報交換に用いられる
メール170について概要を説明する。
【0011】サーバ101は、以下の5つの情報を格納す
る。 ・プロセス定義110:組織内の業務の処理内容、処理実
行順序、処理実行責任に関する記述 ・フォーム定義120:ユーザが処理をするときに処理対
象である文書140の表示を制御する記述 ・アクション定義130:サーバ101内のワークフローの制
御に関する記述 ・文書140:ワークフロー管理システム103において回
覧、処理を行う対象 ・回覧ヒストリ150:ワークフロー管理システム103にお
いて文書処理やワークフロー制御をしたときに取得され
る履歴 図2は発注側のプロセス定義110-1の1実施例である。
本実施例では、プロセス定義110はデータフローモデル
に基づいて組織内のワークフローを記述する。プロセス
定義110中のノード210とアーク220はそれぞれ以下を記
述する。
【0012】・ノード210:ノード210には処理名211と
ノード種別212がある。ノード種別212が"PROC"である場
合にはそのノード210でユーザが処理することを表わ
す。その場合、ノード210にはさらにユーザが属する部
署の名前213、ユーザ名214、処理に用いるフォームの名
前215が設定される。ノード種別212が"PROC"以外である
場合には、そのノード210では回覧制御部162が文書140
の回覧制御に関わる処理をすることを表わす。例えば、
回覧制御部162が回覧の分岐判定をするノード210には"B
RNCH"、文書140を複写するノード210には"COPY"がノー
ド種別212に設定される。 ・アーク220:2つのノード210を結ぶアーク220は、そ
れらのノード210で表現される処理の実行順序を表わ
す。すなわち、アーク220の元に位置するノード210の処
理を実行した後に、アーク220の先に位置するノード210
の処理を実行することを表わす。
【0013】図1の実施例では、発注側と受注側はそれ
ぞれの組織内のワークフローをモデル化して記述したプ
ロセス定義110をもつ。図1の実施例では、発注側は
「作成」、「審査」、「発注」、「納品」、「支払」の
処理から構成されるプロセス定義110をもち、受注側は
「受注」、「出庫」、「発送」、「請求」、「確認」の
処理から構成されるプロセス定義110をもつ。
【0014】本実施例では、発注側のワークフローと受
注側のワークフローは互いに文書140の回覧において連
携するが、ワークフローの管理においては互いに独立で
ある。すなわち、発注側のプロセス定義中の「発注」処
理で電子化された発注伝票をメールで受注側に送信する
と、その発注伝票が受注側のプロセス定義中の「受注」
において処理される。しかしながら、例えば発注側のワ
ークフローの管理者がある物品の発注に関わるワークフ
ローをキャンセルしたとしても、受注側のその物品の受
注に関わるワークフローはキャンセルされない。
【0015】図3は発注処理における「作成」で使われ
るフォーム定義120の1実施例である。フォーム定義120
は以下の情報を含む。 ・フォーム名121:フォーム定義120を識別するための名
前。 ・フォーム記述122:文書140を表示する形式に関する記
述。
【0016】図2のプロセス定義110に従って文書140を
回覧するとき、「作成」、「審査」、「発注」、「納
品」、「支払」を行うユーザはそれぞれ異なるフォーム
定義120を用いて文書140を処理することを示している。
【0017】図4は発注側のアクション定義130-1と受
注側のアクション定義130-2の1実施例である。アクシ
ョン定義130はワークフロー管理システム103が提供する
システムアクション定義130-aとユーザが作成したユー
ザアクション定義130-bの2種類がある。ユーザはサー
バ101内のワークフローを管理するために必要なユーザ
アクション定義130-bを、システムアクション定義130-a
やその他のユーザアクション定義130-bを組み合わせて
作成する。そのため一般にサーバ101が異なれば、そこ
に格納されるアクション定義130の種類が異なること
や、アクション定義130の識別子が同じであるにも関わ
らずその動作が異なることがある。アクション定義130
はサーバ101内のワークフローの制御が主な機能であ
る。
【0018】アクション定義130は以下の情報を含む。 ・アクション名131:アクション定義130を識別するため
の名前。本実施例では、アクション名131はサーバ101内
において一意である。その他の実施例では、同一のアク
ション名131のアクション定義130であってもプロセス定
義110ごとに異なる動作ができるようにするために、ア
クション定義130をアクション名131とプロセス定義110
の名前の組み合わせで一意に識別することがある。
【0019】・アクション種別132:ワークフロー管理
システム103が提供するシステムアクション定義130("S
YS")であるか、ユーザが作成したユーザアクション定
義130("USR")であるかを判別するためのコード。
【0020】・実行権限133:サーバ101中のアクション
定義130の実行を起動したユーザにその権限があるかど
うかを検査するために用いる記述。本実施例では、この
記述に(1)すべてのユーザがアクション定義130の実行を
起動することができる("EVERYONE")、(2)アクション定
義130を実行するサーバ101のディレクトリ管理部168が
保持するユーザがアクション定義130の実行を起動する
ことができる("MEMBER")の2種類のコードを用いる。
【0021】・実行記述134:アクション種別132が"US
R"である、すなわちユーザアクション定義130-bである
場合に、アクションの実行手続きが記述される。アクシ
ョン定義130の実行を起動したユーザにその権限がある
場合に、アクション実行部167はアクション起動部166か
ら呼び出されて、実行記述134を解釈、実行する。
【0022】図5と図6はそれぞれ発注処理の「作成」
処理中の文書140と受注処理の「出庫」処理中の文書140
の1実施例である。文書140には以下の情報を含む。
【0023】・フォーム名141:フォーム定義120を識別
するための名前である。ユーザがプロセス定義110を作
成するときに、プロセス定義110中のノード210のノード
種別211が"PROC"である場合、ノード210には処理に用い
るフォーム定義120のフォーム名215が設定されている。
回覧制御部162はプロセス定義110に従って文書140を回
覧するときに、前記フォーム名215を文書140中のフォー
ム名141に設定する。定義&文書管理部169は文書140中
のフォーム名141をもとに文書140の表示を制御する。
【0024】・ワークID142:ユーザと回覧制御部162
が文書140を識別するために用いる識別子。ワークID1
42はユーザが文書140を作成する時に任意に設定する文
字列であることもあれば、ユーザが予め指定したプレフ
ィックス文字列と定義&文書管理部169が作成する一意
な番号から作成される文字列であることもある。本実施
例では、プレフィックス文字列として会社名を用い、そ
れに会社内でユニークな番号を文字列で連結した文字列
をワークID142として用いる。これにより複数の企業
間にまたがるワークフローにおいて、文書140をユニー
クに識別することができる。
【0025】・回覧情報143:文書140の回覧状況と処理
状態を保持する情報。回覧制御部162は回覧情報143とプ
ロセス定義110をもとに文書140の回覧先を決定し、その
情報を再び回覧情報143に設定する。定義&文書管理部1
69は回覧情報143をもとに文書140に対するアクセスを制
御する。本実施例では、回覧情報143はプロセス定義名1
43-1、ノード名143-2、処理状態143-3、処理ユーザ143-
4から構成される。処理状態143-3には、回覧中"MOVE"、
処理待ち"WAIT"、処理中"PROC"のコードが設定される。
【0026】・WF制御情報144:文書140の回覧に係る
ワークフローを制御する記述をもつ。本実施例では、一
つのワークフロー制御は1つ以上のアクションエントリ
510と呼ばれるアクション定義130の呼び出しにより記述
される。図7と図8に示すようにクライアント102のG
UI上では、1つのワークフロー制御は文書140中に配
置されるWF制御ボタン710として表現される。図7と
図8はそれぞれ図5と図6の文書140をクライアント102
のGUI上で表示した場合の例である。ユーザはクライ
アント102のGUI上でWF制御ボタン710を新規に作成
し、クリックしたときに実行すべきアクション定義130
の呼び出しをそこに設定することや、新たなアクション
定義130の呼び出しを既に作成されているWF制御ボタ
ン710に追加することができる。ユーザがWF制御ボタ
ン710にアクション定義130の呼び出しを追加したとき、
アクション添付部165はアクション定義130の呼び出しの
ためにユーザが入力した情報よりアクションエントリ51
0を作成して、WF制御情報144に追加する。アクション
エントリ510は、WF制御名144-1、アクション名144-
2、実行種別144-3、起動サーバ144-4、実行サーバ144-5
から構成される。WF制御名144-1はWF制御ボタン710
のタイトルであり、アクション名144-2はアクション定
義130中のアクション名131である。実行種別144-3に
は、アクションエントリ510を添付したサーバ101でアク
ション定義130を実行する("ATTACH")か、WF制御ボタ
ン710をクリックしたユーザがサービスを受けているサ
ーバ101で実行する("START")か、ユーザがWF制御ボタ
ン710にアクション定義140を追加するときに指定したサ
ーバ101で実行する("EXECUTE")かのコードが設定され
る。
【0027】・文書内容145:ユーザが作成・編集する
文書140の内容そのもの。
【0028】図9は、受注処理の「出庫」処理をしたと
きに作成される回覧ヒストリ150の1実施例である。
【0029】本実施例では、回覧ヒストリ150はユーザ
が定義&文書管理部169を介して文書140を処理したもし
くはアクション実行部167がワークフロー制御をしたと
きに作成され、以下の情報を含む。
【0030】・ワークID151:処理、ワークフロー制
御の対象となった文書140がもつワークID142。 ・回覧情報152:処理、ワークフロー制御の対象となっ
た文書140がもつ回覧情報143。
【0031】・処理種別153:文書140に対して行なった
処理、ワークフロー制御の種別を表わすコード。ユーザ
が文書140に対して処理をした場合には、定義文書"PRO
C"が設定される。ユーザがワークフロー制御を行なった
場合には"WFOP"が設定される。
【0032】・WF制御内容154:ユーザがワークフロ
ー制御を行なった場合、実行したアクション定義130の
アクション名131が記述される。例えば、ワークフロー
をキャンセルした場合には"CancelWF"、ユーザにメッセ
ージを出力した場合には"SendMsg"が設定される。
【0033】・処理日時155:文書140に対して処理やワ
ークフロー制御を行なった日時が設定される。
【0034】・起動サーバ156:文書140に対してワーク
フロー制御をした場合に設定され、アクション起動を実
行したサーバ101のメール受信デーモン160のメールアド
レスが設定される。
【0035】・実行サーバ157:文書140に対して処理や
ワークフロー制御をしたサーバ101のメール受信デーモ
ン160のメールアドレスが設定される。
【0036】本実施例では、サーバ101間で文書140を回
覧したりアクション起動を送受信するためにメール170
を用いる。図10はユーザが受注処理において「受注拒
否」のWF制御ボタン710-1をクリックしたときに、発
注側にワークフロー制御の伝播のために送信されるメー
ル170の1実施例である。メール170には以下の情報を含
む。
【0037】・メールヘッダ171:メールヘッダ171には
転送元171-1、転送先171-2、転送日時171-3、タイトル1
71-4を含む。転送元171-1と転送先171-2には各サーバの
メール受信部がもつメールアドレスが設定される。
【0038】・メール種別172:文書140を回覧するため
のメール170("DOCUMENT")かワークフロー制御を伝播す
るためのメール170("ACTION")かを判別するコードが設
定される。
【0039】・アクション名173:ワークフロー制御伝
播用のメール170であるときに実行するアクション定義1
30のアクション名131が設定される。
【0040】・文書174:回覧対象もしくはワークフロ
ー制御対象である文書140。 ・回覧ヒストリ175:文書140の回覧ヒストリ150。
【0041】次に、アクション添付部165、アクション
起動部166、アクション実行部167の処理の流れについて
説明する。図11に示すように、アクション添付部165
は次の処理をする。
【0042】(1) ユーザがクライアントのGUI上で文
書140に添付したWF制御ボタン710に対してアクション
を追加したときに、文書140中のWF制御情報144に新た
なアクションエントリ510を追加する。(1100) (2) アクションエントリ510中のアクション名144-1と実
行種別144-4に、ユーザがアクション設定処理で指定し
たアクション名とその実行種別を設定する。(1110) (3) 実行種別144-4が"ATTATCH"である場合、アクション
エントリ510中の実行サーバ144-5に本サーバ101のメー
ル受信部160のメールアドレスを設定する。(1120,1130) アクション起動部166は、ユーザが文書140に添付したW
F制御ボタン810をダブルクリックしたときに呼び出さ
れる。図12に示すように、アクション起動部166は次
の処理をする。
【0043】(1) 文書500中のWF制御情報144からWF
制御ボタン810と関連づけられているアクションエント
リ510を検索する。(1200) (2) (1)で検索されたアクションエントリ510のそれぞれ
に対して以下の処理を行う。(1210) (3) アクションエントリ510中の実行種別を調べて、"ST
ART"である場合にはアクションエントリ510中の実行サ
ーバ144-5に本サーバ101のメール受信部160のメールア
ドレスを設定する。(1220,1230) (4) すべてのアクションエントリ510中の実行サーバ144
-4に設定されたメールアドレスを調べ、(5)と(6)の処理
を行う。(1240) (5) アクションエントリ510中の実行サーバ144-4に本サ
ーバ101のメール受信部160のメールアドレスが設定され
ている場合、文書140中のワークIDとそのアクション
エントリ510を引き数にしてアクション実行部167を呼び
出す。(1250) (6) アクションエントリ510中の実行サーバ144-4に本サ
ーバ101のメール受信部160のメールアドレス以外が設定
されている場合、文書140中のワークID142とそのアク
ションエントリ510を引き数にしてメール作成部163を呼
び出す。(1260) アクション起動部166から呼び出されたメール作成部
163はワークフロー制御の伝播用のメール170を作成し、
それをメール送信部164を介して他のワークフロー管理
システム103中のメール受信部160に送信する。
【0044】アクション実行部167は、アクション起動
部166からワークID142とアクションエントリ510を引
き数にして呼び出される。図13に示すように、アクシ
ョン実行部167は次の処理をする。
【0045】(1) 定義&文書管理部169を介して、引き
数のワークID142をもつ文書140を検索する。(1300) (2) 定義&文書管理部169を介して、引き数のアクショ
ンエントリ510中のアクション名144をもつアクション定
義130を検索する。(1310) (3) (2)でアクション定義130が検索されない場合、エラ
ーメッセージをワークフローの管理者に送信する。(132
0,1330) (4) (2)で検索されたアクション定義130のそれぞれに対
して以下の処理を行う。(1340) (5) アクション定義130中の実行権限133を調べて、(6)
と(7)の処理を行う。(1350) (6) 実行権限133が"EVERYONE"である場合、アクション
定義130の実行記述134を実行する。(1360) (7) 実行権限133が"MEMBER"である場合、アクションエ
ントリ510中の起動サーバ144-4を調べて、(8)と(9)の処
理を行う。(1370) (8) 起動サーバ144-4が本サーバ101のメール受信部160
のメールアドレスでない場合、エラーメッセージをワー
クフローの管理者に送信する。(1330) (9) 起動サーバ144-4が本サーバ101のメール受信部160
のメールアドレスである場合、(10)と(11)の処理を行
う。
【0046】(10) アクション定義130の実行記述134を
実行する。(1360) (11) 引き数のワークID142、(1)で検索された文書140
中の回覧情報143、"WFOP"、アクションエントリ510中の
アクション名144、現在の日時、アクションエントリ510
中の起動サーバ144-4と実行サーバ144-5を回覧ヒストリ
150のワークID151、回覧情報152、処理種別153、WF
制御内容154、処理日時155、起動サーバ156、処理サー
バ157にとる。(1380)
【0047】
【発明の効果】本発明を用いれば、管理が異なる複数の
ワークフローにまたがって文書が回覧されるときに、ユ
ーザが指定したワークフロー管理制御に関してのみ、複
数のワークフローの管理を連携することが可能となる。
例えば、発注側は、発注伝票を受注側に送る前に、受注
が拒否された場合のワークフロー制御アクションを発注
伝票に添付する。受注側において注文を受けることがで
きない場合に発注側が文書に添付したアクションを実行
すると、そのアクションの記述に従って発注側のワーク
フロー制御が行われる。また、ワークフロー管理システ
ムが作成する回覧ヒストリにアクション実行を起動した
サーバ情報を含めることにより、アクションを実行した
組織を特定することができ、商取引などの履歴として利
用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワークフロー管理システムの構成
図の1実施例である。
【図2】本実施例を説明するために用いるプロセス定義
を概念的に表現した図である。
【図3】本実施例を説明するために用いるフォーム定義
を概念的に表現した図である。
【図4】本実施例を説明するために用いるアクション定
義を概念的に表現した図である。
【図5】本実施例を説明するために用いる発注側におけ
る文書を概念的に表現した図である。
【図6】本実施例を説明するために用いる受注側におけ
る文書を概念的に表現した図である。
【図7】本実施例を説明するために用いる発注側におけ
るクライアントのGUI上での文書表現を示した図であ
る。
【図8】本実施例を説明するために用いる受注側におけ
るクライアントのGUI上での文書表現を示した図であ
る。
【図9】本実施例を説明するために用いる回覧ヒストリ
を概念的に表現した図である。
【図10】本実施例を説明するために用いるメールを概
念的に表現した図である。
【図11】本実施例のアクション添付部の処理を示すフ
ローチャートである。
【図12】本実施例のアクション起動部の処理を示すフ
ローチャートである。
【図13】本実施例のアクション実行部の処理を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
100・・・ネットワーク、101・・・サーバ、10
2・・・クライアント、103・・・ワークフロー管理
システム、110・・・プロセス定義、120・・・フ
ォーム定義、130・・・アクション定義、140・・
・文書、150・・・回覧ヒストリ、165・・・アク
ション添付部、166・・・アクション起動部、167
・・・アクション実行部、170・・・メール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鬼頭 政義 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウエア開発本部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理と該処理の実行順序を記述したプロセ
    ス定義に従い、ネットワークに接続された複数台のワー
    クフローサーバにまたがって文書を回覧するワークフロ
    ー管理システムにおいて、ユーザの指示に従って文書に
    ワークフロー制御に関わるアクションを添付するアクシ
    ョン添付部、ユーザが該アクションの実行を指示したと
    きに該アクションを含む文書を格納するワークフローサ
    ーバおよび該サーバとネットワークで接続されたサーバ
    に対して該アクションの実行指示を伝播するアクション
    起動部、サーバ内の該アクション起動部からのアクショ
    ンの実行指示により該アクションに対応してワークフロ
    ーを制御するアクション実行部の3つの処理部がワーク
    フローサーバ内にあることを特徴とするワークフロー管
    理システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のワークフロー管理システム
    において、実行されるアクションがワークフロー管理シ
    ステムにより提供されるシステム提供コマンドとユーザ
    が該システム提供コマンドを組み合わせて作成するユー
    ザ定義コマンドの2種類から構成されることを特徴とす
    るワークフロー管理システム。
  3. 【請求項3】請求項2記載のワークフロー管理システム
    において、ユーザ定義コマンドの記述がプロセス定義中
    に、もしくはプロセス定義と関連づけられて格納される
    ことを特徴とするワークフロー管理システム。
  4. 【請求項4】請求項2記載のワークフロー管理システム
    において、文書に添付されたアクション中に未定義のユ
    ーザ定義コマンドがある場合、ワークフローの管理者に
    エラーメッセージを送ることを特徴とするワークフロー
    管理システム。
  5. 【請求項5】請求項1記載のワークフロー管理システム
    において、アクション実行部がワークフローを制御する
    ときに、アクションの実行を起動したワークフローサー
    バの情報を含むワークヒストリを作成することを特徴と
    するワークフロー管理システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001073627A1 (fr) * 2000-03-29 2001-10-04 Omron Corporation Dispositif serveur et procede de distribution de l'information
WO2022074757A1 (ja) * 2020-10-07 2022-04-14 富士通株式会社 制御方法、制御プログラム、および情報処理装置

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