JPH10123254A - ガンマカメラにより出力されるパルスの処理方法及びこの方法を使用するガンマカメラ - Google Patents

ガンマカメラにより出力されるパルスの処理方法及びこの方法を使用するガンマカメラ

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JPH10123254A
JPH10123254A JP9259419A JP25941997A JPH10123254A JP H10123254 A JPH10123254 A JP H10123254A JP 9259419 A JP9259419 A JP 9259419A JP 25941997 A JP25941997 A JP 25941997A JP H10123254 A JPH10123254 A JP H10123254A
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signal
detector
detectors
gamma camera
gamma
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JP9259419A
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Michel Tararine
タラリーヌ ミシェル
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SMV International
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/29Measurement performed on radiation beams, e.g. position or section of the beam; Measurement of spatial distribution of radiation
    • G01T1/2914Measurement of spatial distribution of radiation
    • G01T1/2985In depth localisation, e.g. using positron emitters; Tomographic imaging (longitudinal and transverse section imaging; apparatus for radiation diagnosis sequentially in different planes, steroscopic radiation diagnosis)
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/42Arrangements for detecting radiation specially adapted for radiation diagnosis
    • A61B6/4208Arrangements for detecting radiation specially adapted for radiation diagnosis characterised by using a particular type of detector
    • A61B6/4258Arrangements for detecting radiation specially adapted for radiation diagnosis characterised by using a particular type of detector for detecting non x-ray radiation, e.g. gamma radiation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放射線のある身体(25)の両側にある2つ
の検出器(23、26、28、24、27及び29)を
含むガンマカメラが出力する信号を処理する方法を開示
する。 【解決手段】 前記検出器のそれぞれ(23、26、2
8、24、27及び29)は前記検出器(23及び2
4)の上にガンマ線光子(γ′及びγ″)の衝突に関係
したパルスからなるアナログ電気信号(x+ ,x- ,y
+ ,y- 及びw)を発生しており、衝突点の座標は圧縮
された信号から計算され、衝突の検出は一致により平行
に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガンマカメラにより
出力されるパルスの処理方法と、この方法を使用するガ
ンマカメラに関する。本発明はシンチレーションカメ
ラ、即ち例えば米国特許第3011057号のアンガー
(ANGER)タイプのガンマカメラに関する。該特許
には動作原理と実施の手段が記載されている。これらの
ガンマカメラは放射線のある身体により放射される光子
を検出し表示するためのものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ガンマ
カメラは核医学において器官内で患者内に注入された放
射性同位体により特徴づけられた分子の分布を表示する
ため使用されている。ガンマカメラの使用により放射線
のある身体の全てを調査することに拡張できる。
【0003】該ガンマカメラの動作原理は図1に示して
ある。放射線のある身体1はガンマ光子γを放射する。
これらの光子は場合によっては全ての方向に身体1の点
から放射される。シンチレータ2はこれらのガンマ光子
γを受け、受けたガンマ光子γのそれぞれを衝突時に光
源sに変換する。シンチレータ2に向かい合って配置さ
れた光電子増倍管のセット3はシンチレータ内で光源s
により出力された光の放射を電気信号に変換する。それ
ぞれの光電子増倍管は受けた光の量の全てに左右される
電気信号を出力する。例えば、同じタイプのインピーダ
ンスからなる重み付けアレイ4(一般には5個)は種々
の光電子増倍管から来る信号を5個の信号x+ ,x-
+ ,y- 及びwに変換する。信号x+ ,x- ,y+
びy- は光電子増倍管3の入力面から構成されている検
出面の上に光の分布の重心のXとYの位置に関する情報
を含んでいる。該信号wは光電子増倍管のセット3の上
に回収される全エネルギーを表している。
【0004】位置計算回路5は信号x+ ,x- ,y+
びy- を回収しシンチレーションの期間に等しい期間を
越えてそれらを集め、衝突のX及びYの位置を決定す
る。この位置計算回路5はX及びYの位置に比例した2
つの信号x及びyを出力する。衝突検出回路6は信号w
を受け、該衝突が計算に入れるものか無視するものかを
示す確認信号vを管のセット3が受けるエネルギーを示
すこの信号wの関数として決定する。表示装置7は該信
号x,y及びvを受け、適用できればX及びYの位置の
衝突点を衝突点の蓄積から成る画像として表示又は記録
する。重み付けアレイの無い他の測定装置も考えられ
る。該装置の原理はそれぞれの光電子増倍管の出力で該
信号をデジタル化し、高速マイクロプロセッサを使用し
同等な計算を行うことである。同様に、該光電子増倍管
は半導体装置に置き換えることができる。
【0005】実際には、該放射線のある身体1は毎秒当
たり放射されるカウント数として一般に知られている所
定の時間間隔内に一定の数のガンマ線光子γの数を放射
している。毎秒当たり放射されるカウント数は放射線の
ある身体1の放射能に左右される。更に、これらのカウ
ント数は放射線のある身体1のあらゆる点からランダム
な方法でしかもあらゆる方向に放射される。実際には、
イメージを得るため放射線のある身体1の表示を二次元
に投影することにより、例えばシンチレータ2に垂直で
一方向から来るガンマ線光子γにのみ関心がある。これ
を行うため、コリメータ8はシンチレータ2の上に放射
線のある身体1により放射されるガンマ線光子γを平行
にするため使用される。このコリメータは例えば該コリ
メータの表面に直角な方向に多数の穴が開けられた数セ
ンチメートルの案内プレートから例えば構成されてお
り、この表面に垂直なガンマ放射のみ通す。コリメータ
を加える効果は選別が行われることである。これは約1
万から1つをカウントすることを表している。
【0006】該カウントは非常に短時間の間だけ続き、
更に該カウントと共同する該衝突は時間についてのディ
ラック関数に例えられる。しかし、該シンチレータ2の
上への衝突は、該シンチレータ2、光電子増倍管のセッ
ト3、重み付けアレイ4、位置計算回路5と衝突検出回
路6との接続を通して、現象に縦続にトリガをかけ、最
後にかなり引き伸ばされたパルスを生ずる。該衝突の位
置を見つけるため、該計算回路5では該引き伸ばされた
パルスを表す期間にわたり該信号x+ ,x- ,y+ ,y
- を積分し、光電子増倍管のセット3が受けた光のスポ
ットの重心に対応した位置を計算する。しかし、2つの
カウントが互いに非常に近ければ、該引き伸ばされたパ
ルスは重なり合い該衝突の計算が誤る。
【0007】該衝突検出回路6の目的は該衝突を考慮に
入れることを決定することである。検出が衝突位置計算
と同時に行われるので、エネルギーレベルに関連した位
置を確認する表示装置に情報が与えられる。以前は検出
は次の様に行われていた: −信号wが雑音閾値を越えるかの検出、 −この検出された閾値から信号wの積分、 −この信号wについての最大値の検出、 −雑音の閾値以下まで信号wの復帰を検出し信号wの積
分を終了する、 −信号が正規の最大値と最小値の間にあれば、又信号w
が雑音の閾値以上にある時最大値のみが検出されたなら
ば、該信号wの積分結果の関数として確認信号を発生す
る。
【0008】実際には、この様な検出は受け取ったエネ
ルギーの波形が一定の包絡線に対応しているかチェック
することになる。該包絡線は所定のエネルギー範囲内に
唯一の最大値を検出することにより1つのパルスのみが
あることをチェックすることに使用されている。それ
故、コンプトンガンマ線光子拡散によるエネルギーの低
いパルスも取り除かれる。
【0009】デジタル技術に関する良好な制御によりシ
ステムが改善される。EP−A−0470909号公報
には、該信号x+ ,x- ,y+ ,y- 及びwをデジタル
化するシステムが記載されている。これには、デジタル
フィルタを使用し、光子の衝突を電気信号、即ち信号x
+ ,x- ,y+ ,y- 及びwに変換する項目を逆伝達関
数にするため計算された伝達関数を用いて変換を行って
いる。該デジタルフィルタを通すことにより該信号のパ
ルス期間を大幅に少なくすることができる。フィルタの
前では、パルスの期間は1マイクロセカンドより若干大
きい。フィルタの後では、この期間は250nsより小
さくなる(実際には、該期間は他の要素の中で、標本化
周波数とデジタルフィルタのパラメータにより左右され
る)。該パルスが短くなると、重なり合ったパルス数は
前より少なくなる。これらの条件のもとで、より多くの
カウントが単位時間当たりカウントされ、結局、該画像
をより早く得ることができる。検出はそれにも拘らず、
包絡線システムにより確実に行われる。
【0010】デジタルフィルタを使用したコリメータを
有するシステムは毎秒200、000カウントまで数え
上げることができ、これは毎秒約20億をカウントする
放射を表しており、約50から60mCiに対応してい
る。しかし、核医学では、患者に放射線として従来使用
していた同位体の放射線を使用することは該患者にある
種の危険を生ずる。一般には、コリメータシステムは多
くても毎秒数万カウントで処理するように患者に使用さ
れている。
【0011】更に、同位体を放射する位置(即ち陽電
子)はガンマ線光子が反対方向に対になって放射される
所、例えば蛍石18に存在することが知られている。位
置について言えば、ガンマ線光子を平行にする他の技術
は、2番目の検出器と一致検出回路とを有したガンマカ
メラを使用することからなる。該一致検出回路は他の方
向に放射された光子が到来する方向をチェックする。一
般に、該ガンマカメラは二つの同じ検出器を使用してい
る。該一致検出回路はガンマカメラの該二つの検出器に
接続されている。図2はこの種のシステムを示してい
る。
【0012】図2に関し、放射線源10は反対方向に対
になったガンマ線光子γ1とγ2とを放射する。シンチ
レータ11と12は放射線源10のそれぞれの側に置か
れ、ガンマ線光子γ1とγ2のエネルギーを光エネルギ
ーに変換する。この種のシステムではコリメータを使用
していないことが判る。2つのシンチレータ11及び1
2のそれぞれにより放射された光エネルギーは、それぞ
れ2つの光電子増倍管のセット13と14が受ける。光
電子増倍管のセット13と14はそれぞれ重み付けアレ
イ部品15と16に接続されている。該部品15及び1
6はそれぞれ光電増倍管13及び14のセットから受け
たエネルギーを5つの信号に変換する。4つの信号は該
シンチレータ11又は12の上のガンマ線光子γ1又は
γ2の衝突の位置を知るため使用され、1つの信号はガ
ンマ線光子γ1又はγ2により放出された全エネルギー
を示している。位置計算回路17及び18のそれぞれは
該重み付けアレイ15及び16からの4つの信号を回収
する。該4つの信号は衝突の位置を表し、衝突点の座標
を計算し、表示及び蓄積装置19に伝える。他の計算回
路は二つのガンマ放射線γ1及びγ2の起点の位置を突
き止める。別の種類のものが検出器のレベルで可能であ
る;該信号は該アレイを不必要にする光電子増倍管の出
力でデジタル化される;該増倍管も同等な装置に置き換
えることもできる。
【0013】衝突検出回路20及び21はそれぞれアレ
イ部品15及び16から来る全エネルギーを表す信号を
回収する。これらの衝突検出回路20及び21は一方で
は該カウントが有効である、即ち包絡線に従っているこ
とをチェックし、他方では有効なカウントのそれぞれに
対し全体のパワーを計算する。該カウントが有効なら
ば、確認信号は表示装置19と一致検出器22に伝えら
れる。2つの有効な事象が同時に、即ち例えば約10ナ
ノセカンドの間時間の窓の中に到着すると、該一致検出
器22は二値信号を出し表示装置19に本当に一致があ
ることを示す。該表示システム19は光子の通路及びそ
の画像を再現する。
【0014】患者に対し、ガンマ線光子の放射は全ての
方向に時々同時に行われる。臨床的な条件の下では、検
出可能な一致は一般にシンチレータ11が受けたカウン
トの1%のみ示しており、受けたカウントの12.99
%はシングルである、即ち放出された二つの光子の一方
のみガンマカメラの検出器に到達する。実際には一致を
使用したガンマカメラは毎秒数十万のカウントを測定
し、この数は毎秒数千の一致を検出及び記録することに
なる。コリメータ装置についての利点は主に患者に使用
される放射能の線量を減少することにある。患者に注入
される線量は同等な収集時間に対する放射能の100分
の1である。
【0015】1989年のVol.34,NO.4、ペ
ージ437−456のPhys.Med.Biolに発
表されたMankoff,Muehllehner及び
Karpによる文献であり表題が“The high
count rate performance of
a two−dimensionally posi
tion−sensitive detector f
or positron emission tomo
graphy”には一致を使用した高速カウントが述べ
られている。この記事にはカウントが250ns未満で
処理されるデジタル処理を使用し毎秒2百万のカウント
が計数できることを述べている。しかし、毎秒放出され
る2百万のカウントでは放出された各カウントに対し一
致を作るため実験的に放出されるカウントの62%だけ
回収できる。残りの38%は使用されたガンマカメラに
より時間的に離れていないカウントに対応している。カ
ウントの放出率を増加させると、使用可能なカウントの
パーセンテイジは更に低くなる。
【0016】患者に医学的に使用するため前述の記事で
述べた装置に置き替えると、受信されしかも一致に使用
できるカウントの数は100で割る必要がある。
【0017】いづれの場合でも、患者から放出されるカ
ウントの数が増加すると、受けたカウントが重なり合
い、それ故約2百万の放射されたカウントの一定数を越
えた有効なカウント数が減少する傾向にある。
【0018】ガンマカメラを使用した検査は、カウント
の数が多いことが必要な(明確な画像を得るためには、
数百万のカウントが必要)画像の補足が必要なため比較
的長い。検査時に減少できるファクターはカウントの数
を増加させ毎秒当たりの考慮を行う必要がある。しか
し、現在の所、許容されるカウントの数は技術的に制限
される。
【0019】要約すると、現在の技術の状態は次のとお
りである: −コリメータの線量を使用した図1のガンマカメラは、
技術的に毎秒当たり200、000のカウントが完全に
許容できても、患者に毎秒当たり数万を越えるカウント
を測定することはできない;更に、患者に高い放射能の
同位体を注入する必要がある、 −一致検出システムを使用した図2のガンマカメラは、
考慮に入れたカウントのの数を若干減少させることによ
り患者に吸収される放射性生産物の線量を大幅に減少す
ることができるが(カウントの全数に対し100分の1
少ない線量)、前述の記事に示したように、約2百万の
カウントの高放射能では使用できるカウントの30%を
越えるカウントが失われる;この種のシステムは2百万
の中から約14、000のカウントを取り出すことがで
き、更に空間解像は一般にコリメータシステムを用いた
場合より良い。
【0020】本発明の目的は大きな技術的な変化の必要
が無く、即ち特に患者に注入される放射能の線量を増加
させること無く、一致検出ガンマカメラに対する許容カ
ウントの数を増加させることである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は一致による検出
と受信した信号の圧縮を例えば非重畳(deconvo
lution)により組み合わせ、検出器の上のガンマ
線光子の衝突に対応したパルスの期間を短くすることで
あり、該一致検出は包絡線を使用して該カウントの有効
性をチェックすること無く非重畳の前の信号に行われ
る。最小のエネルギー閾値により部分的に補償される試
験の失敗によりある程度のエラーが生ずる。しかし、該
カウントはやがては間隔を空けることが改善されるとい
うことにより、簡単な検出の同時性により満足が得られ
る。
【0022】このように、本発明は放射線のある身体の
両側に置かれた二つの検出器を含むガンマカメラにより
出力された信号を処理する方法を提案しており、前記検
出器のそれぞれは前記検出器の上のガンマ線光子に関係
したパルスからなるアナログ電気信号を発生し、各検出
器に対し: −少なくとも一つの圧縮信号を発生し、それぞれの圧縮
信号が電気信号の一つの代表であり、該圧縮信号につい
て該パルスの期間が短くされており; −該圧縮信号から衝突点の座標を計算し;更に並列に; −それぞれの検出器の少なくとも一つのアナログ電気信
号についてパルスを検出し; −1つのパルスが同時性に関連した時間の窓の中で二つ
の検出器によりそれぞれ出力される少なくとも二つのア
ナログ電気信号について検出されるならば一致信号を発
生する、ことを特徴としている。
【0023】この種の方法は、ある場合には現在まで調
べられたデータに逆らう欠陥のあるデータ(パルスの偶
然な一致と重なり)を使用している。本発明では、この
方法により断層写真術に十分受け入れられている誤り速
度の低いデータを回復することが発見されている。完全
に誤ったデータは勿論次のように考慮されている:これ
により回復された画像の上に余分な雑音即ちぼやけが生
ずる。偶然の一致に対応した雑音は身体内の放射能の増
加と共に直線的に増加する。使用可能な一致の率を減少
すること無く患者の放射能を増加することができる;雑
音の増加は画像の上に予想される。
【0024】本発明の目的は更に、前記検出器の上のガ
ンマ線光子の衝突に関連したアナログ電気信号をそれぞ
れ発生する2つの検出器を含むガンマカメラであり、前
記ガンマカメラが:アナログ電気信号の上に該パルスを
圧縮し圧縮された信号を出力する圧縮手段と、2つの検
出器とそれぞれ共同する少なくとも二つのアナログ電気
信号に関するパルスの存在を検出する手段と、少なくと
も二つのアナログ電気信号のパルスが規定された時間の
窓の中に発生するか検出するための一致手段と、を含む
ことを特徴としている。
【0025】該方法及びガンマカメラに対しては、改善
が可能である。
【0026】好適には、ガンマカメラの設計を簡単にす
るためデジタルデータを使用している。検出器の一つの
逆伝達関数に対応した伝達関数を有したデジタルフィル
タを使用している。
【0027】更に、受信したカウントが有効と考えられ
る時、位置の計算及び信号の積分を行うよりも、幾つか
の動作を同時に行うが一致の検出に無関係に1クロック
サイクルだけオフセットしている各クロックサイクルで
動作を行うアーキテクチャが望ましい。
【0028】本発明は以下のしかも添付の図面に関連し
て記載された内容で、これに限定されない内容を読むこ
とにより容易に理解でき、利点が明らかになる。
【0029】
【発明の実施の形態】図3は本発明のこれに限定されな
い設計を示している。この図には放射線のある身体2
5、即ち位置エミッターであり、反対方向に放射され対
になったガンマ線光子γ′及びγ″を放射する該エミッ
ターの両側に置かれた2つのシンチレータ23と24が
ある。実際には、該対の1%が2つのシンチレータに到
達する2つの光子を有している。更に、光子γ′及び
γ″は該放射線のある身体の放射能密度に左右される法
則に基づく場所、方向及び周波数にランダムに放射され
る。光子γ′又はγ″がシンチレータ23又は24と接
触すると、該シンチレータは光子のエネルギーを全ての
方向に到達する光エネルギーに変換する。シンチレータ
23又は24により放射された光エネルギーは光電子増
倍管のセット26又は27により回収される。各シンチ
レータ23又は24はそれと共同する光電子増倍管のセ
ット26又は27を有している。各セット26又は27
の光電子増倍管のそれぞれは該シンチレータから受ける
光の量に比例した電気信号を出す。該光の量はシンチレ
ータ23又は24の上で光子γ′又はγ″の衝突に関し
て考察される該管の位置に左右される。
【0030】好適な設計では、2つの重み付けアレイ部
品28又は29が使用されており、該部品はそれぞれ光
電子増倍管のセット26又は27に接続されている例え
ば抵抗器からなる。各重み付けアレイ部品28又は29
はアレイ部品28又は29と共同する光電子増倍管のセ
ット26又は27のそれぞれの光電子増倍管が出力する
信号に別々に重みを付ける5つのアレイから構成されて
いる。アレイ部品28又は29のそれぞれにより行われ
た重み付けはシンチレータ23又は24により放出され
た光の瞬間の量に直接左右される5つの信号x+ ,x
- ,y+ ,y- 及びwを出力する。信号x+ ,x- 及び
- は対象とするシンチレータ23又は24のX及びY
軸に沿って該シンチレータ23又は24の上に光子γ′
又はγ″の衝突により生ずる光のスポットの分布を表し
ている。信号wは光子γ′又はγ″の衝突の後シンチレ
ータ23又は24により放出される全光エネルギーを表
している。
【0031】検出器の好適な設計は現在最も良く知ら
れ、それ故当業者に最も容易に理解できるように選択さ
れている。勿論、本発明が適用できる他のシステムが存
在し、該システムは開発の状態に多かれ少なかれ事実上
依っている。例えばアレイの無いシステムが存在し、信
号のデジタル化はそれぞれの光電子増倍管の出力で直接
行われ、該発明には該アナログ信号を回収するため1以
上の光電子増倍管から出力の分岐が必要である。更に、
光電子増倍管が同等な半導体装置で置き換えられるシス
テムも存在する。
【0032】この明細書のこの後では、検出器即ち検出
器ヘッドと呼ばれ、該装置は例えばシンチレータ23
(又は24)、光電子増倍管のセット26(又は27)
及び重み付けアレイ部品28(又は29)から構成され
ている。
【0033】2つの位置計算回路30及び31はそれぞ
れ2つの重み付けアレイ部品28及び29に接続されて
いる。位置計算回路30又は31のそれぞれは信号x
+ ,x- ,y+ 及びy- を受ける。これらの位置計算回
路30及び31の目的は受信した4つの信号から光子の
衝突の位置を決定することである。このタイプの回路の
多くの設計が知られており、いずれもがアナログ及び数
値的であり、本発明に使用できる。しかし、デジタル処
理回路が好ましい。後程図4の回路について記載する
が、この回路は位置計算回路30及び31の1つに対す
る可能な設計の一例である。計算回路30及び31のそ
れぞれは2つの部分の情報X及びYを出す。例えば、情
報X及びYは2つの16ビットバスによりサポートされ
ている;この情報はしかし他のビット数により符号化さ
れ又はアナログ化にされる。
【0034】該信号が各光電子増倍管の出力で直接デジ
タル化されるならば、光電子増倍管を適合させることが
勿論可能である該計算回路と情報を伝達するには1つの
バスで十分である。更に、受けたカウントのエネルギー
もこれらの同じ計算回路で計算される。
【0035】2つのアナログ/デジタル変換器32と3
3はそれぞれ重み付けアレイ部品28及び29に接続さ
れ、該信号wをこの例では16ビットにより符号化され
るエネルギーデジタル情報に変換する。2つの非重畳回
路(デコンボリューション回路、deconvolut
ion circuit)34及び35はそれぞれアナ
ログ/デジタル変換器32及び33に接続されている。
これらの非重畳回路34及び35は実際には従来の構造
のデジタルフィルタであり、その伝達関数はシンチレー
タ23(又は24)の上で光子γ(又はγ″)の衝突を
電気信号w(この明細書のこの後では初期伝達関数と呼
ぶ)に変換する要素の逆伝達関数である。この伝達関数
は例えばフーリエ変換の逆である逆フーリエ変換を計算
することにより得られる。このため、初期伝達関数のフ
ーリエ変換は光子γ′(又はγ″)の衝突に対応したパ
ルスのフーリエ変換に等しいことを考慮することが必要
である。より多くの情報は、EP−A−0470909
号公報に、更に詳細には第7欄第11行〜第8欄第3行
に記載されており、これはこのEP−A−047090
9号公報の図3と図4の場合と同じく、この公報に参考
として含められている。
【0036】2つの積分器36及び37はそれぞれ非重
畳回路34及び35のそれぞれの出力バスに接続されて
いる。これらの積分器36及び37は非重畳回路34及
び35が出力した幾つかの連続した情報の値を加算する
構造を有している。更に、これらの積分器36と37は
各クロックサイクルで、クロックサイクルの一定数に対
するリーマン法に基づき制限される積分を開始し終了さ
せる。これら2つの積分器36と37はそれぞれの出力
で、例えば16ビットにより符号化されたデータを出力
する。このデータは有限の周期の間光電子増倍管のセッ
ト26又は27により受信された全てのパワーを示して
いる:このデータはある場合には検出器が受けた衝突の
エネルギーを表す。
【0037】2つのパルス検出回路38と39もそれぞ
れ重み付けアレイ部品28及び29に接続され、アナロ
グ電気信号wを受ける。これらのパルス検出回路38と
39のそれぞれは一番目の状態又は二番目の状態での位
置決めによりアナログ電気信号wの上にパルスが存在す
ることを表す二値信号を出力する。
【0038】信号が一つの光電子増倍管(好ましくは使
用される検出器の中央に位置している)から来るなら
ば、同じパルスの列を回収するが、その大きさは光子の
衝突点と光電子増倍管の位置との間の距離に従い小さく
なり変化する。該パルス検出器は感度をより良くする必
要がある。
【0039】一致回路40は二つのパルス検出回路38
及び39により出力される二つの二値信号を取り出す。
この一致回路40は一致があるならば一番目の状態に、
一致が無ければ二番目の状態に二値信号を設定する。言
い換えれば、2つのパルス検出回路38と39が所定の
時間の窓の中に同時にパルスを示すならば、一致回路4
0は一致を示し、選択された状態に適合した2つの入力
を有する簡単な論理ゲートで十分である。論理ゲート出
力信号は例えば単安定回路により決定される。
【0040】蓄積回路41は位置計算回路30及び31
からそれぞれのクロック周期で各シンチレータの上の衝
突点の座標と、これらの点のそれぞれに関連したエネル
ギーとを受ける。しかし、受信された殆ど全ての点は誤
っている。該座標を示す二値信号は該点が蓄積されるか
否か決定する。しかし、種々の回路30、31、36、
37及び40から来る情報の同期に注意を払う必要があ
る。実際に、該同期は標本化周波数と、デジタル素子の
速度と、非重畳回路の正確性と、種々の信号が積分され
るサイクル数とに左右される。
【0041】蓄積回路41は更に最小エネルギー閾値を
使用して有効な衝突を敏速に分類し、高い散乱による誤
りを除去する。
【0042】該蓄積回路41では、エネルギーが関連し
ている有効な点はそれ故蓄積され、可能ならば表示又は
処理される。明瞭な画像を得るため必要不可欠な画像処
理は検出器のそれぞれの上の衝突の点に基づく接続経路
(例えば球面座標により定められる)を再建することか
らなる。該経路から、種々の画像は該通路の方向に直角
な平面にまっすぐに投影し、試験下の身体の中央の点を
通過することにより構成される。更に、得られた画像に
例えば、雑音の除去、三次元内でのコントラストの追加
又は再構成のような種々の処理、又は本発明の範囲内で
説明の必要の無い他の種々及び色々異なる画像処理を行
うことが可能である。
【0043】図4は位置計算回路30及び31の好適な
設計を示している。この様に、該位置計算回路30は信
号x+ ,x- ,y+ 及びy- に対し4つの入力を有して
いる。変換器32及び33と同じタイプのアナログ/デ
ジタル変換器42から45は該入力のそれぞれに接続さ
れている。変換器の42から45のそれぞれはバスを通
り非重畳回路46から49の1つの入力に接続されてい
る。これらの非重畳回路46から49のそれぞれは非重
畳回路34と35に同じである。これらの非重畳回路4
6から49の出力で、情報は取り出され積分器50から
53の中に入れられる。該積分器50から53は積分器
36及び37と同じタイプである。X位置計算回路54
は2つの積分器50及び51の出力に接続され、該積分
器は信号x+ とx- に接続されている。この計算回路5
4はその出力で例えばΣx+ とΣx- が信号x+ とx-
に対応した積分器50と51の出力データである時、X
=(Σx+ −Σx- )/(Σx+ +Σx- )に等しい情
報を出力する。Y位置計算回路55は二つの積分器52
と53の出力に接続され、該積分器は該信号y+ とy-
に接続されている。この計算回路55はその出力で、Σ
+ とΣy- が信号y+ とy- に対応した積分器52と
53の出力データである時、Y=(Σy+ −y- )/
(Σy+ +Σy- )に等しい情報を出力する。
【0044】他の計算の可能性も該検出器の上の衝突の
座標の計算用として考えられる。同様に、計算回路54
と55に対する種々の設計の可能性がある。好適には、
一般にDSP(デジタル信号プロセッサを意味する)の
名の下に知られているマイクロプログラム回路が使用さ
れている。
【0045】図5は積分器36、37、50から53に
対する好適な設計を示している。該積分器36は積分の
計算を考慮に入れた標本化の周期の数に等しい一定数の
レジスタ65から68により構成されている;実際に
は、周期は8から10であり、それ故レジスタも8から
10個である。レジスタ65と68の間には、並列加算
器69から71が置かれ、加算器69から71はレジス
タ65から68より少ない。該加算器69から71のそ
れぞれは前のレジスタ65から67の出力からのデータ
と積分器36の入力からのデータとを受け、次のレジス
タ66から68の入力にその結果を出力する。連鎖して
いる一番目のレジスタ65は積分器36の入力に接続さ
れた入力を有しており、連鎖の最後のレジスタ68は積
分器36の出力に接続されている出力を有している。こ
の様なセットアップの利点は計算が有効か無効かを知る
必要なく各クロックサイクルで開始できることである。
16ビットのフォ−マットで継続するため、該加算器6
9から71の出力にあるLSBは次のレジスタ66から
68内では取り出されない。非常に有効なDSPが使用
できるならば、前述の積分器を実現できる。
【0046】図6はパルス検出回路38と39に対する
好適な設計を示している。該検出回路38の入力は一方
では、遅延回路72の入力に接続され、他方では反転減
衰器73の入力に接続されている。該遅延回路72は例
えば遅延線から構成されており、該遅延線は入力と出力
の間で数ナノセカンドだけ該信号を遅らす。反転減衰器
73は入力と出力を有した線形増幅器に対応しており、
該増幅器はKが0と−1の間である時係数Kだけ入力信
号を増幅する。2つの入力と1つの出力のあるアナログ
加算器74は該遅延回路72の出力に接続された一番目
の入力と、反転減衰器73の出力に接続された二番目の
入力を有している。2つの入力と1つの出力のある比較
器75は0Vに接続された一番目の入力とアナログ加算
器74の出力に接続された二番目の入力を有している。
要素72から75は一定の部分弁別器に等しい回路を形
成している。該比較器75の出力はパルスが無ければ一
番目の状態にあり、次に信号が絶対値で遅延回路72に
より生ずる遅延だけ離れた前の電圧のK倍大きい傾斜を
有した正の変化を受けると二番目の状態に変わる。該比
較器75の出力は、該傾斜が低くなれば、又は反転すれ
ば、或は該傾斜が遅延回路72により生ずる遅延を越え
て保持されるならば一番目の状態に戻る。この様に、実
際に全てのパルスは検出される。1つの入力と1つの出
力のある単安定回路76は比較器75の出力に接続され
た入力を有しており、その出力は検出回路38の出力と
組み合わされる。単安定回路76は比較器75の出力信
号を二値タイプの論理信号に変換する。回路38の入力
信号に関するパルスのそれぞれの検出により規定の期
間、例えば約10ナノセカンドの間単安定76の出力で
二値信号の状態に変わる。該単安定回路76は規定の期
間、時間の窓を開ける。
【0047】例えば、ゼロ期間が続く分岐回路から構成
され、全体が単安定回路により状態が定められる例えば
最大検出器を使用することにより変更することが考えら
れる。
【0048】この好適な設計は多くのトレードオフの結
果得られた。本発明の範囲を外れることなく、多くの異
なる設計、例えば異なる数のサイクルで動作を行う回路
を使用し、又は同じ論理レベルを使用することなく、異
なるビット数により該情報を処理すること、前に述べた
打ち切りを行わないこと、を行うことができる。
【0049】更に、本発明の目的からそれることなく、
好適な設計から少し離れることができる。好適な設計に
必須で無いある選択を行うことができる。実際には、非
重畳フィルタの計算がより複雑になる完全にアナログの
装置を使用することができる。
【0050】好適な設計では、4つの位置信号とエネル
ギーに関連した1つの信号を使用している。本発明から
外れることなく、異なる数の信号を使用することが全く
可能である。例えば、全体で4から6の信号が考えられ
る(この場合、各検出器の上のアレイの数は変更する必
要がある)。更に、エネルギーを表す信号のパルスの正
の状態のエッジの部分での検出を選択している。しか
し、位置信号の1つに対する、又は光電子増倍管又は同
等なものにより直接出力される信号に対するパルスを検
出することができる。更に、各検出ヘッドにより出力さ
れる幾つかの信号に関するパルスを検出することにより
冗長な検出を行うこともできる。
【0051】検出ヘッドにアレイ部品を使用することは
各光電子増倍管の出力で標本化動作とデジタル変換を行
う同等な装置と置き換えることができる。高速マイクロ
プロセッサを位置及びエネルギー計算に使用することが
できる。
【0052】更に、非重畳を行うことが目的であるデジ
タルフィルタは、パルスを圧縮することによりパルスの
時間の分離を行うあらゆる他の信号処理アルゴリズム即
ちフィルタと置き換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術の状態に基づくコリメータガンマカ
メラの概略図である。
【図2】従来の技術の状態に基づく一致ガンマカメラの
概略図である。
【図3】本発明に基づくガンマカメラの好適な設計の概
略図である。
【図4】図3のガンマカメラの好適な設計で使用される
回路の好適な設計の概略図である。
【図5】図3のガンマカメラの好適な設計で使用される
回路の好適な設計の概略図である。
【図6】図3のガンマカメラの好適な設計で使用される
回路の好適な設計の概略図である。
【符号の説明】
1、25 放射線のある身体 2、11、12、23、24 シンチレータ 3、13、14、26、27 光電子増倍管 10 放射線源 17、18、30、31 位置計算回路 19 表示装置及び蓄積装置 22 一致検出器 36、37、50、51、52、53 積分器 38、39 パルス検出回路 46、47、48、49 非重畳回路 54 X位置計算回路 55 Y位置計算回路 65、66、67、68 レジスタ 69、70、71 並列加算回路 72 遅延回路 73 反転減衰器 74 アナログ加算器 75 比較器 76 単安定回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの検出器(23、26、28、2
    4、27及び29)のそれぞれが、前記検出器(23及
    び24)の上にガンマ線光子(γ′及びγ″)の衝突に
    関係したパルスからなるアナログの電気信号(x+ ,x
    - ,y+ ,y-及びw)を発生する該2つの検出器(2
    3、26、28、24、27及び29)を放射線のある
    身体(25)の両側に含んでいるガンマカメラにより出
    力される信号を処理する方法であって、各検出器(2
    3、26、28、24、27及び29)に対し、 −少なくとも1つの圧縮信号を発生し、それぞれの圧縮
    信号がアナログ電気信号(x+ ,x- ,y+ ,y- 及び
    w)の1つの代表であり、該圧縮信号について該パルス
    の期間が短くされており; −該圧縮信号から衝突点の座標を計算し、更に並列に; −それぞれの検出器の少なくとも1つのアナログ電気信
    号についてパルスを検出し; −1つのパルスが、同時性に関連した時間の窓の中で2
    つの検出器(w)によりそれぞれ出力される該アナログ
    電気信号の少なくとも2つのパルスについて検出される
    ならば一致信号を発生し、該一致信号により該衝突の確
    実な位置(X,Y)が確認される; ことを特徴とするガンマカメラにより出力される信号の
    処理方法。
  2. 【請求項2】 検出器(23、26、28、24、27
    及び29)により出力された電気信号(x+ ,x- ,y
    + ,y- 及びw)が、それぞれ前記検出器(23、2
    6、28、24、27及び29)のそれぞれと共同する
    重み付けアレイ部品(28及び29)により重みが付け
    られ、該電気信号(x+ ,x- ,y+ ,y- 及びw)が
    この様に該検出器の上のガンマ線(γ′及びγ″)の衝
    突の位置とエネルギーとにより表されることを特徴とす
    る請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 該圧縮信号が該検出器(23、26、2
    8、24、27及び28)のそれぞれによりガンマ線
    (γ′又はγ″)を電気信号(x+ ,x- ,y+ ,y-
    及びw)に変換することに対応した伝達関数、幾分かは
    逆伝達関数に基づきフィルタをかけることにより得られ
    ることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 パルスの存在が検出されるアナログ電気
    信号が、該エネルギーを表すアナログ電気信号に対応し
    ていることを特徴とする請求項2又は3のいずれかに記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 それぞれのクロックの周期において; −所定数の周期の間信号(x+ ,x- ,y+ ,y- 及び
    w)の積分を開始し; −前記の数の周期の間積分された衝突の位置(x+ ,x
    - ,y+ 及びy- )に関連し、該圧縮された信号から該
    検出器(23、26、28、24、27及び29)の上
    でガンマ線(λ′及びλ″)の衝突の位置(X及びY)
    を計算すること;を特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 該一致信号が計算された一定の衝突の位
    置(X,Y)を確認することを特徴とする請求項5に記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 2つの検出器(23、26、28、2
    4、27及び29)を含み、それぞれの検出器がガンマ
    線光子(γ′及びγ″)の衝突に関係した電気信号(x
    + ,x- ,y+ ,y- 及びw)を前記検出器(23及び
    24)の上に発生するガンマカメラであって、前記ガン
    マカメラが: −該電気信号(x+ ,x- ,y+ ,y- 及びw)に関す
    るパルスを圧縮し更に圧縮された信号を供給するための
    圧縮手段(34、35、46から49)と、 −該2つの検出器(w)とそれぞれ共同する少なくとも
    2つの電気信号に関するパルス(38及び39)の存在
    を検出するための手段と、 −少なくとも2つの電気信号のパルスが規定された時間
    の窓の中に形成されているか検出するための一致手段
    (40)と、 を含んでいることを特徴とするガンマカメラ。
  8. 【請求項8】 該電気信号(x+ ,x- ,y+ ,y-
    びw)をデジタル情報に変換するためのアナログ/デジ
    タル変換器(32、33、42から45)を含み、更に
    該変換器内で該圧縮手段(34、35、46から49)
    がデジタルフィルタから構成されていることを特徴とす
    る請求項7に記載のガンマカメラ。
  9. 【請求項9】 該検出器(23及び24)のそれぞれの
    上に該衝突の位置を与えるための計算回路(30から3
    1)を含み、更にこれらの計算回路(30及び31)が
    前記計算回路(30及び31)の同期を取るクロックの
    各周期で計算を開始することと計算を終了することを行
    うアーキテクチャを有していることを特徴とする請求項
    8に記載のガンマカメラ。
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