JPH10123025A - サンプリング装置 - Google Patents

サンプリング装置

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JPH10123025A
JPH10123025A JP8273201A JP27320196A JPH10123025A JP H10123025 A JPH10123025 A JP H10123025A JP 8273201 A JP8273201 A JP 8273201A JP 27320196 A JP27320196 A JP 27320196A JP H10123025 A JPH10123025 A JP H10123025A
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container holding
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nozzle holder
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Yoshihiro Ono
善広 小野
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清道 中村
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KDK Corp
Kyoto Daiichi Kagaku KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】密封容器に収容された所望の試料をサンプリン
グする際に、容器が吸引ノズルの上昇に伴って持ち上げ
られてから落下することを、構成の簡易な手段によって
適切に防止できるようにする。 【解決手段】容器7の上部に装着された栓体71にその
上方から吸引ノズル1を貫通可能とすべく、上記吸引ノ
ズル1が昇降自在に設けられているサンプリング装置で
あって、上記吸引ノズル1とは独立して昇降動作が可能
で、かつその下降動作時に上記栓体71の上面部に当接
させるための当接用部40を有する容器押さえ部材4を
具備している。上記当接用部40が栓体71の上面部に
当接しているときに上記容器押さえ部材4をロックさせ
る機構も具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本願発明は、たとえば容器に収容された人
間の血液や尿などの検体をサンプリングするような用途
に用いられるサンプリング装置、さらに詳しくは、容器
内を密封すべく容器に装着されたゴム栓などの栓体に針
状の吸引ノズルを突き刺すことによって、上記容器を密
封状態に維持したまま容器内の試料をサンプリング可能
なサンプリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、たとえば人間の血液など
の検体の各種成分を所定の分析装置を用いて分析するよ
うな場合には、容器に収容された検体を所望量だけサン
プリングし、これを分析装置の所定位置に供給する必要
がある。従来では、このようなサンプリングを行う手段
として、いわゆるキャップピアス方式と称される方法が
ある。この方法は、たとえば図5に示すように、血液な
どの検体mを収容した試験管状の容器7の上部開口部を
栓体71によって密封した状態において、この栓体71
の上方から針状の吸引ノズル1eを下降させて栓体71
に突き刺すことにより、この吸引ノズル1eの下端先端
部を容器7内に配置させる手段である。上記吸引ノズル
1eには、ポンプ(図示略)が接続されており、この吸
引ノズル1eによって容器7内の検体mを吸引し、サン
プリングすることができる。このような方法によれば、
容器7内を密封したまま検体mのサンプリングが行える
ために、容器7の外部に検体mが飛散するといった虞れ
をなくすことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の手段では、ラック70によって容器7を単に起立保
持させた状態のまま、栓体71に吸引ノズル1eを突き
刺しているに過ぎない。したがって、吸引ノズル1e内
への検体mの吸引作業を終えてからこの吸引ノズル1e
を上昇させる際には、たとえば図6に示すように、吸引
ノズル1eの上昇に伴って容器7も一緒に上昇してしま
う場合があった。そして、このように容器7が上昇した
場合には、その後吸引ノズル1eが栓体71から抜け外
れることによって、容器7が落下する事態を生じてい
た。
【0004】このような容器7の落下現象は、次のよう
な不具合を引き起こす要因となっており、好ましいもの
ではなかった。
【0005】すなわち、たとえば検体mが血液であっ
て、この血液のグルコースの濃度を測定するような場合
には、血液中の血清をサンプリングする必要あり、この
ためには血液を比重の小さな血清とそれよりも比重の大
きな血球とに予め分離させておく必要がある。ところ
が、上記のように容器7が落下したのでは、その落下時
の衝撃によって検体mが攪拌されてしまい、予め上下層
に分離されている血清と血球が混ざってしまう。したが
って、その後血液中のグルコースの濃度を測定するよう
な場合には、血清と血球とを再度分離させる必要があ
り、効率のよい検体検査が困難となる不具合があった。
また、上記検体mが血液以外の試料である場合において
も、容器7の落下時の衝撃によって試料中に気泡が混入
するなどして、吸引ノズル1eによって正確な量をサン
プリングできなくなるという不具合も生じていた。
【0006】さらに、上記容器7の落下現象は、栓体7
1の裏面に検体mを付着させる要因にもなり、これが検
体mの再検査時のエラー要因となる不具合もあった。ま
た、容器7が落下する際には、この容器7が容器用のラ
ック70内に適切に収容されない場合があり、さらに容
器7の落下は容器7の保護を図る観点からしても決して
好ましいものではなかった。
【0007】なお、上記のような不具合を解消する手段
としては、容器7の上昇を防止するためのストッパを固
定して設けることが考えられる。しかしながら、このよ
うにストッパを固定して設ける手段では、容器7として
多数種類の容器が使用され、しかもそれら容器の長さ
(高さ)が種々異なるような場合には、ストッパをそれ
ら容器の寸法に応じた高さに逐一設定する必要があり、
この作業が非常に煩雑となる。また、一般に血液などの
検体の検査を行うための分析装置では、多数の検体を連
続的に測定するように構成されており、1つのラック7
0には多数の容器7が収容されている。したがって、こ
のように多数の容器7に対応して、上記ストッパを所定
位置に固定して多数設けることは、装置構成の複雑化を
も招来する。したがって、ストッパを固定して設ける手
段では、ストッパの設定作業の煩雑化、装置構成の複雑
化という新たな難点を招き、適切でない。
【0008】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、密封容器に収容された所望の試
料をサンプリングする際に、容器が吸引ノズルの上昇に
伴って持ち上げられてから落下することを、構成の簡易
な手段によって適切に防止できるようにすることをその
課題としている。
【0009】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0010】すなわち、本願発明の第1の側面によれ
ば、容器の上部に装着された栓体にその上方から吸引ノ
ズルを貫通可能とすべく、上記吸引ノズルが昇降自在に
設けられているサンプリング装置であって、上記吸引ノ
ズルとは独立して昇降動作が可能で、かつその下降動作
時に上記栓体の上面部に当接させるための当接用部を有
する容器押さえ部材を具備していることを特徴としてい
る。
【0011】本願発明においては、容器の上部に装着さ
れた栓体にその上方から吸引ノズルを貫通させて、上記
容器内に収容されている所望の試料を上記吸引ノズルに
よって吸引してサンプリングした後に、上記吸引ノズル
を上昇させるときには、上記吸引ノズルとは独立して昇
降動作が可能な容器押さえ部材を利用し、この容器押さ
え部材の当接用部を上記栓体の上面部に当接させておく
ことにより、上記容器が吸引ノズルの上昇に伴って持ち
上げられることを適切に防止することができる。したが
って、従来において生じていた容器の上昇動作およびそ
の後の落下動作を適切に防止することができ、容器の落
下の衝撃に原因する容器内の試料の不当な攪拌が回避さ
れる。このため、たとえば、検体が血液である場合に
は、分離されている血清と血球が混合し、グルコースの
濃度測定などに不具合を生じさせることはなく、また栓
体の裏面に検体が付着するといった不具合もなくすこと
ができる。さらに、容器の上昇および落下を防止するこ
とができることにより、容器が所定のラックから離脱す
るといった虞れも解消できる他、容器の保護も図ること
ができるという種々の好ましい利点が得られる。
【0012】さらに、重要な効果として、容器の上昇を
阻止するための容器押さえ部材は、吸引ノズルとは独立
して昇降動作が可能であるから、たとえば容器の寸法が
変更された場合であっても、この容器の寸法に対応させ
て容器押さえ部材の昇降位置を調整すればよく、容器の
種類の変更に対応しての容器押さえ部材の調整を容易に
行うことができる。また、上記容器押さえ部材は、基本
的には、吸引ノズルと対をなすように設ければよく、吸
引ノズルの本数よりも多く設ける必要はない。したがっ
て、サンプリング装置全体の構成も非常に簡易なものに
することができるという利点も得られる。
【0013】本願発明の好ましい実施の形態では、上記
容器押さえ部材は、上記当接用部が上記栓体の上面部に
当接する位置まで下降したきにはその下降動作が停止す
るように設けられている。
【0014】このような構成によれば、容器の上昇を阻
止することを目的として容器の上方に配置されている容
器押さえ部材を下降させる際には、容器押さえ部材の当
接用部が栓体の上面部に当接した時点でその下降動作が
停止することとなる。したがって、容器の高さが種々変
更された場合であっても、この容器の高さに追随して容
器押さえ部材の下降停止位置を簡単に変更することが可
能となり、種々の寸法の容器に対して能率良く対処する
ことが可能となる。
【0015】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記容器押さえ部材を支持する昇降動作部材を具備して
おり、かつ上記当接用部が上記栓体の上面部に当接して
いるときには上記昇降動作部材が上記容器押さえ部材と
は独立して所定範囲内のストロークで昇降動作ができる
ように、上記容器押さえ部材と上記昇降動作部材とは互
いに上下方向に相対移動可能である。
【0016】このような構成によれば、昇降動作部材を
昇降させることにより容器押さえ部材を昇降させること
ができることとなるが、容器押さえ部材の当接用部が栓
体の上面部に当接しているときであっても、上記昇降動
作部材は上記容器押さえ部材とは独立して昇降動作が可
能である。換言すれば、昇降動作部材と容器押さえ部材
とを下降させる場合には、容器押さえ部材の当接用部が
栓体の上面部に当接し、この容器押さえ部材の下降動作
が停止した後であっても、昇降動作部材についてはなお
も下降させていくことができることとなる。したがっ
て、容器押さえ部材の当接用部を栓体の上面部に当接さ
せて、その高さに維持させておく手段として、昇降動作
部材の下降ストロークを容器押さえ部材の下降ストロー
クに対応させて厳密に設定する必要はなくなる。昇降動
作部材の下降ストロークは、要は、容器押さえ部材の当
接用部が栓体の上面部に当接するまでの容器押さえ部材
の下降ストロークよりも大きなストロークであればよい
こととなる。このように、昇降動作部材の下降ストロー
クについては、高精度に制御する必要はないために、昇
降動作部材を昇降させるための駆動源としてはたとえば
高価なパルスモータやその他の精密な機器を用いる必要
がなくなり、装置の製造コストの低減化が図れることと
なる。
【0017】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記昇降動作部材は、上記吸引ノズルを支持するノズル
ホルダとしている。
【0018】このような構成によれば、吸引ノズルの昇
降動作に連動させて容器押さえ部材を昇降動作させるこ
とができる。したがって、容器内の試料のサンプリング
を開始すべく吸引ノズルを下降させるときには、これに
伴わせて容器押さえ部材を下降させ、その当接用部を栓
体の上面部に当接させることにより、容器を押さえつけ
ることができる。上記吸引ノズルは、容器押さえ部材に
対して上下方向に相対移動可能であるために、容器押さ
え部材によって容器を押さえつけているときであって
も、吸引ノズルを単独で昇降させることにより、容器内
の試料のサンプリングに最適な位置に吸引ノズルを配置
させ、試料のサンプリングを適切に行うことができる。
次いで、試料のサンプリングが終了した後には、容器押
さえ部材によって容器を押さえたまま、吸引ノズルのみ
を単独で上昇させて、この吸引ノズルを栓体から抜き外
すことができる。そして、このようにして吸引ノズルを
栓体から抜き外した後に、容器押さえ部材を吸引ノズル
の上昇に伴わせて上昇させることにより、容器の押さえ
つけ状態を解除することができる。このように、上記構
成によれば、容器押さえ部材と吸引ノズルとを効率よく
連動させることができ、試料のサンプリング作業および
容器の上昇阻止を適切に行うことができる。また、上記
容器押さえ部材は、吸引ノズルを支持するノズルホルダ
に連動させて昇降させているために、容器押さえ部材の
みを単独で昇降させるための駆動手段を別途設ける必要
もなく、装置構成の簡素化も図ることができる。
【0019】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記容器押さえ部材が下降することによって上記当接用
部が上記栓体の上面部に当接したときにはその状態を維
持するように上記容器押さえ部材を所定高さに固定させ
るための固定保持手段を具備しており、かつこの固定保
持手段は、上記吸引ノズルが所定の高さまで上昇したと
きには上記容器押さえ部材の固定状態を解除するように
構成されている。
【0020】このような構成によれば、容器押さえ部材
の当接用部を栓体の上面部に当接させて、容器の上昇を
阻止する際に、固定保持手段によって容器押さえ部材を
固定させておくことにより、容器押さえ部材および容器
が不用意に上昇することを確実に防止することができる
こととなる。また、試料のサンプリングが終了し、吸引
ノズルを上昇させるときには、上記固定保持手段による
容器押さえ部材の固定状態を解除することができるため
に、その後容器押さえ部材を上昇させる動作も適切に行
うことができる。
【0021】本願発明の第2の側面によれば、容器の上
部に装着された栓体にその上方から吸引ノズルを貫通可
能とすべく、上記吸引ノズルを支持するノズルホルダが
昇降自在に設けられているサンプリング装置であって、
上記ノズルホルダに上下方向に相対移動可能に支持さ
れ、かつ上記ノズルホルダの下降動作に伴って下降した
ときに上記栓体の上面部に当接させるための当接用部を
有する容器押さえ部材と、上記容器押さえ部材に保持さ
れ、かつ上記ノズルホルダの外面に接近する方向に弾発
付勢されたロック部材と、上記ノズルホルダが上記容器
押さえ部材に対して所定量だけ相対的に下降していると
きに上記ロック部材を上記弾発付勢力に抗して一定方向
に押圧するように上記ノズルホルダに設けられているカ
ム面と、上記ロック部材が上記一定方向に動作したとき
に上記容器押さえ部材の固定を図るべく上記ロック部材
と係合する固定部材と、を具備していることを特徴とし
ている。
【0022】本願発明においては、容器の上部に装着さ
れた栓体にその上方から吸引ノズルを貫通させるべくノ
ズルホルダを下降させていくと、このノズルホルダに支
持された容器押さえ部材もこれに伴って下降し、この容
器押さえ部材の当接用部が上記栓体の上面部に当接する
こととなる。そして、上記ノズルホルダと容器押さえ部
材とは互いに上下方向に相対移動可能であるから、容器
押さえ部材の当接用部を上記栓体に当接させたまま、ノ
ズルホルダを昇降させて容器内の所望の試料をサンプリ
ングし、その後吸引ノズルを栓体から抜き外すことがで
きる。栓体から吸引ノズルを抜き外す際には、容器の上
部を容器押さえ部材によって押さえておくことができる
ために、吸引ノズルの上昇に伴って容器が持ち上げられ
ることを阻止することが可能となり、容器上昇に原因す
る容器の不当な落下を防止することができる。その結
果、容器の落下に原因する試料の不当な混合、栓体の裏
面への試料の付着、あるいはラックからの容器の脱出な
どの不具合を適切に解消することができる。
【0023】また、容器押さえ部材の当接用部を栓体の
上面部に当接させている状態において、ノズルホルダお
よび吸引ノズルを上記容器押さえ部材よりもさらに下降
させて試料のサンプリングや栓体からの吸引ノズルの抜
き外し動作を行っているときには、ノズルホルダに設け
られているカム面の規制作用によって容器押さえ部材に
保持されているロック部材が一定方向に動作し、このロ
ック部材が所定の固定部材に係合することとなる。した
がって、容器押さえ部材を上記ロック部材によって適切
に固定させておくことができ、吸引ノズルを栓体から抜
き外す際における容器押さえ部材の位置決め、ひいては
容器の上昇防止を確実に図ることができる。むろん、吸
引ノズルを栓体から抜き外した後においては、ノズルホ
ルダのカム面の作用によって上記ロック部材と固定部材
との係合を解除することにより、その後容器押さえ部材
を適切に上昇させることもできる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0025】図1は、本願発明に係るサンプリング装置
の一例を示す要部側面断面図である。図2ないし図4
は、図1に示すサンプリング装置の動作状態を示す要部
側面断面図である。
【0026】図1において、このサンプリング装置は、
吸引ノズル1、この吸引ノズル1を支持するノズルホル
ダ2、これらノズルホルダ2と吸引ノズル1とを昇降動
作させるためのモータM、このモータMを支持する支持
板3、容器押さえ部材4、この容器押さえ部材4に保持
されたロックピン5、および固定部材6を具備して構成
されている。このサンプリング装置では、同図に示すよ
うに、吸引ノズル1の下方に所望の試料mを収容した容
器7が配置されるが、この容器7は適当なラック70内
に収容されて起立保持され、その上部開口部はいわゆる
ゴムキャップと称されるゴム製の栓体71によって閉塞
されている。
【0027】上記吸引ノズル1は、全体が細長な中空針
状に形成されたものであり、この吸引ノズル1の下端先
端部は上記栓体71に突き刺すことが可能なように鋭利
な形状となっている。この吸引ノズル1の下端先端部の
側面部には、検体mを吸入するための吸入口10が設け
られている。吸入口10を吸引ノズル1の下端先端面に
開口させた場合には、吸引ノズル1を栓体71に突き刺
したときに、栓体71のゴムなどが吸入口10に目詰ま
りする虞れがあるが、吸入口10を吸引ノズル1の側面
部に設ければ、そのような不具合を解消することができ
るので、好ましい。上記吸引ノズル1の上端部は、ノズ
ルホルダ2や適当な配管部80を介して液送ポンプ8と
接続されており、このポンプ8の吸引負圧作用によって
上記吸入口10から所望の検体mを一定量だけ吸引し、
サンプリングできるようになっている。
【0028】上記ノズルホルダ2は、上記モータMの駆
動によって上下方向に伸縮する昇降ロッド20に支持さ
れており、上記モータMによって昇降自在である。上記
吸引ノズル1は、このノズルホルダ2の昇降動作に伴っ
て昇降する。上記昇降ロッド20は、モータMの回転軸
(図示略)の回転動作をたとえばボールネジ送り機構な
どによって直線運動に変換されることによって昇降動作
を行うように構成されたものである。上記ノズルホルダ
2の昇降動作をスムーズに行わせるための手段として、
このノズルホルダ2には、支持板3の下面部に取付けら
れたガイドロッド30に沿って摺動する孔部21を備え
たガイド部22が設けられている。なお、上記ノズルホ
ルダを昇降動作させるための手段としては、上記モータ
Mを用いる手段に代えて、たとえばエアシリンダなどの
アクチュエータや、上下方向に移動自在な駆動ベルトな
どを用いてもかまわない。
【0029】上記容器押さえ部材4は、容器7の上昇を
防止するための部材である。この容器押さえ部材4の下
端部には、略水平板状の当接用部40が設けられてい
る。この当接用部40は、容器7の栓体71の上面部に
当接させるための部位であり、吸引ノズル1を上下方向
に貫通可能とする貫通孔41が設けられている。また、
この容器押さえ部材4の上端部には、略水平板状の掛止
用部42も設けられている。この掛止用部42は、容器
押さえ部材4をノズルホルダ2に掛止させるための部位
であり、容器押さえ部材4は、この掛止用部42がノズ
ルホルダ2の上側肩部に掛止されることにより、その重
量がノズルホルダ2によって支持される構造となってい
る。この容器押さえ部材4は、実質的には、上記掛止用
部42がノズルホルダ2に掛止されることにより支持さ
れており、この容器押さえ部材4とノズルホルダ2とは
上下方向に相対移動可能となっている。すなわち、図1
に示すように、上記掛止用部42をノズルホルダ2に掛
止させた状態では、容器押さえ部材4がノズルホルダ2
に相対して最も下降した状態となるが、これに対し、た
とえば図3に示すように、上記掛止用部42とノズルホ
ルダ2の掛止状態が解除された状態では、容器押さえ部
材4がノズルホルダ2に相対して上昇した状態となる。
なお、図面上においては省略しているが、上記容器押さ
え部材4またはノズルホルダ2には、容器押さえ部材4
がノズルホルダ2に相対して上下動するに際し、容器押
さえ部材4がノズルホルダ2から不用意に脱落すること
を防止するための脱落防止手段、あるいは支持手段が適
宜設けられている。
【0030】上記ロックピン5は、上記容器押さえ部材
4の位置決め固定を図るための部材であり、上記容器押
さえ部材4に設けられた孔部43内に収容されている。
このロックピン5は、ノズルホルダ2と固定部材6との
それぞれの外面に対向する方向に往復動可能に設けられ
ているとともに、バネ50によって、上記ノズルホルダ
2の一側面に接近する方向(矢印N1方向)へ常時弾発
付勢されている。このロックピン5の一端部5aと対向
するノズルホルダ2の一側面には、カム面23が設けら
れている。このカム面23は、容器押さえ部材4に対し
てノズルホルダ2が相対的に下降した際に、上記ロック
ピン5を上記バネ50の弾発力に抗して矢印N2方向に
押圧するための部位である。
【0031】上記固定部材6は、上記ロックピン5が矢
印N2方向に移動したときに、このロックピン5の他端
部5bと係合可能な凹凸状の係合部60を具備するもの
である。この固定部材6の係合部60にロックピン5が
係合すると、これにより容器押さえ部材4の上下方向の
位置決めがなされ、その固定状態が保持されることとな
る。この固定部材6は、ノズルホルダ2や容器押さえ部
材4と一緒に昇降する部材ではなく、たとえば支持板3
に連結されたブラケット(図示略)などに固定して取付
けられている。ただし、上記支持板3は、たとえば吸引
ノズル1を用いてサンプリングした検体mを容器7の配
置箇所とは異なる試料検査箇所へ移動させるなどの必要
のために、水平方向に移動自在に設けられる場合があ
る。したがって、このような場合には、上記固定部材6
は、上記支持板3に伴って移動することとなる。
【0032】次に、上記構成のサンプリング装置の作用
について説明する。
【0033】まず、図1に示すように、吸引ノズル1お
よび容器押さえ部材4の下方に、ラック70によって起
立保持された密封状の容器7を配置させた状態におい
て、モータMを作動させてノズルホルダ2を下降させて
いく。これにより、吸引ノズル1および容器押さえ部材
4を下降させ、これらを容器7に接近させることができ
る。すると、図2に示すように、容器押さえ部材4の当
接用部40の下面が栓体71の上面部に当接することと
なる。このような当接がなされると、上記容器押さえ部
材4の重量は、容器7によって支持されることとなり、
容器押さえ部材4は、それ以上下降することは阻止さ
れ、その位置を保つこととなる。このように、容器押さ
え部材4と栓体71とを直接当接させることによって、
容器押さえ部材4の下降を停止させれば、容器7の高さ
(寸法)には関係なく、容器押さえ部材4を栓体71に
当接する位置で停止させることができ、種々の高さの容
器に対処できることとなる。また、容器7の個々の高さ
に対応してノズルホルダ2や容器押さえ部材4の下降ス
トロークを設定する必要もなくすことができる。
【0034】一方、上記容器押さえ部材4の下降が停止
した後においても、ノズルホルダ2については引き続き
下降させる。これにより、図3の実線で示すように、吸
引ノズル1をなおも下降させて栓体71に突き刺すこと
ができ、また同図仮想線で示すように、吸入口10を検
体m中に配置させることができる。したがって、その
後、吸引ノズル1に液送ポンプ8の吸引負圧を作用させ
ることにより、上記吸入口10から検体mを所望の適当
量だけ吸引ノズル1内に吸入し、サンプリングすること
ができる。
【0035】上記吸引ノズル1による検体mの吸入動作
が終了した後には、ノズルホルダ2を上昇させる。この
上昇動作時においても、容器押さえ部材4については栓
体71に当接させたままとすることができる。とくに、
図3に示すように、吸引ノズル1の先端部が栓体71に
突き刺さっているときには、ノズルホルダ2のカム面2
3によってロックピン5を矢印N2方向に押圧し、この
ロックピン5を固定部材6の係合部60に係合させてい
るために、このロックピン5の位置決め、ひいては容器
押さえ部材4の位置決め固定が確実に図られている。し
たがって、吸引ノズル1を栓体71から抜き外す際に
は、容器押さえ部材4によって容器7の持ち上がりを確
実に防止した上で、吸引ノズル1を適切に上昇させるこ
とができる。その結果、吸引ノズル1を栓体から抜くと
きの容器7の上昇、およびこの上昇に起因する容器7の
落下現象が解消されることとなり、容器7内の検体mが
不当に攪拌されるといったことがなくなる。また、検体
mが栓体71の裏面に付着するといったことも防止でき
る。
【0036】次いで、図4に示すように、吸引ノズル1
が栓体71から完全に抜き外れた以降においては、ノズ
ルホルダ2のカム面23がロックピン5を矢印N1方向
に復帰させることとなり、容器押さえ部材4のロック状
態が解除される。したがって、ノズルホルダ2がなおも
上昇し、このノズルホルダ2に対して容器押さえ部材4
の掛止用部42が掛止されると、容器押さえ部材4はノ
ズルホルダ2に伴って上昇する結果、図1に示す元の初
期状態に復帰することとなる。
【0037】上記一連のサンプリング作業によれば、既
述したとおり、容器7に大きな衝撃を与えることなく、
かつ検体mを攪拌させることなく、検体mのサンプリン
グ作業を行うことができる。したがって、上記検体mが
人間の血液であるような場合には、血清と血球に分離さ
れている検体を不当に混合させることはなく、その後血
液中の上層部に分離した血清のみをサンプリングしてグ
ルコースの濃度測定を行うような場合にも即座にその検
体を利用することが可能となる。また、上記サンプリン
グ装置では、容器押さえ部材4をノズルホルダ2に支持
させ、ノズルホルダ2の昇降動作に伴わせて昇降させて
いるために、容器押さえ部材4を昇降させるための専用
の駆動手段を設ける必要がなく、装置全体の構成を非常
に簡素なものにできるという利点も得られる。さらに、
ロックピン5などを利用することにより、容器押さえ部
材4の固定保持の確実化を図っているために、容器7が
吸引ノズル1の上昇時に持ち上がってしまうことを一層
確実に防止することができる。
【0038】なお、本願発明に係るサンプリング装置
は、上記実施形態に限定されず、各部の具体的な構成は
種々に設計変更自在である。たとえば、上記実施形態で
は、容器押さえ部材をノズルホルダに支持させている
が、本願発明は、このような構成に代えて、容器押さえ
部材をノズルホルダとは別個に設けられた昇降動作部材
に支持させることによって昇降自在に設けてもかまわな
い。また、本願発明では、容器押さえ部材の具体的な形
状なども限定されず、要は下降動作時に所望の栓体の上
面部に当接可能な部分(当接用部)を有していればよ
い。さらに、容器押さえ部材を昇降動作部材(たとえば
ノズルホルダ)に対して上下方向に相対移動可能に設け
る手段としては、容器押さえ部材の上部を昇降動作部材
に直接掛止させる手段に限定されず、たとえばバネなど
の弾性部材を介して掛止させる手段を採用してもかまわ
ない。さらに、容器押さえ部材4の固定を図るための手
段としては、上記ロックピン5を用いる手段に限定され
ず、他の手段を用いてもよい。その他、本願発明は、サ
ンプリング対象となる試料の具体的な種類は勿論のこ
と、この試料を収容する容器および栓体の具体的な構成
などもとくに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るサンプリング装置の一例を示す
要部側面断面図である。
【図2】図1に示すサンプリング装置の動作状態を示す
要部側面断面図である。
【図3】図1に示すサンプリング装置の動作状態を示す
要部側面断面図である。
【図4】図1に示すサンプリング装置の動作状態を示す
要部側面断面図である。
【図5】従来におけるサンプリング作業の一例を示す要
部断面図である。
【図6】従来におけるサンプリング作業の一例を示す要
部断面図である。
【符号の説明】
1 吸引ノズル 2 ノズルホルダ 4 容器押さえ部材 5 ロックピン(ロック部材) 6 固定部材 7 容器 23 カム面 40 当接用部 42 掛止用部 60 係合部 71 栓体 m 検体(試料)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の上部に装着された栓体にその上方
    から吸引ノズルを貫通可能とすべく、上記吸引ノズルが
    昇降自在に設けられているサンプリング装置であって、 上記吸引ノズルとは独立して昇降動作が可能で、かつそ
    の下降動作時に上記栓体の上面部に当接させるための当
    接用部を有する容器押さえ部材を具備していることを特
    徴とする、サンプリング装置。
  2. 【請求項2】 上記容器押さえ部材は、上記当接用部が
    上記栓体の上面部に当接する位置まで下降したきにはそ
    の下降動作が停止するように設けられている、請求項1
    に記載のサンプリング装置。
  3. 【請求項3】 上記容器押さえ部材を支持する昇降動作
    部材を具備しており、かつ上記当接用部が上記栓体の上
    面部に当接しているときには上記昇降動作部材が上記容
    器押さえ部材とは独立して所定範囲内のストロークで昇
    降動作ができるように、上記容器押さえ部材と上記昇降
    動作部材とは互いに上下方向に相対移動可能である、請
    求項2に記載のサンプリング装置。
  4. 【請求項4】 上記昇降動作部材は、上記吸引ノズルを
    支持するノズルホルダである、請求項3に記載のサンプ
    リング装置。
  5. 【請求項5】 上記容器押さえ部材が下降することによ
    って上記当接用部が上記栓体の上面部に当接したときに
    はその状態を維持するように上記容器押さえ部材を所定
    高さに固定させるための固定保持手段を具備しており、
    かつこの固定保持手段は、上記吸引ノズルが所定の高さ
    まで上昇したときには上記容器押さえ部材の固定状態を
    解除するように構成されている、請求項4に記載のサン
    プリング装置。
  6. 【請求項6】 容器の上部に装着された栓体にその上方
    から吸引ノズルを貫通可能とすべく、上記吸引ノズルを
    支持するノズルホルダが昇降自在に設けられているサン
    プリング装置であって、 上記ノズルホルダに上下方向に相対移動可能に支持さ
    れ、かつ上記ノズルホルダの下降動作に伴って下降した
    ときに上記栓体の上面部に当接させるための当接用部を
    有する容器押さえ部材と、 上記容器押さえ部材に保持され、かつ上記ノズルホルダ
    の外面に接近する方向に弾発付勢されたロック部材と、 上記ノズルホルダが上記容器押さえ部材に対して所定量
    だけ相対的に下降しているときに上記ロック部材を上記
    弾発付勢力に抗して一定方向に押圧するように上記ノズ
    ルホルダに設けられているカム面と、 上記ロック部材が上記一定方向に動作したときに上記容
    器押さえ部材の固定を図るべく上記ロック部材と係合す
    る固定部材と、 を具備していることを特徴とする、サンプリング装置。
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