JPH10122193A - 軸流送風機 - Google Patents

軸流送風機

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Publication number
JPH10122193A
JPH10122193A JP27956396A JP27956396A JPH10122193A JP H10122193 A JPH10122193 A JP H10122193A JP 27956396 A JP27956396 A JP 27956396A JP 27956396 A JP27956396 A JP 27956396A JP H10122193 A JPH10122193 A JP H10122193A
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JP
Japan
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wing
blade
pitch
boss
fan blade
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Withdrawn
Application number
JP27956396A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Takeuchi
和宏 竹内
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 翼部間隔の不等化を極端にすることによる翼
列干渉を防止できる軸流送風機の提供。 【解決手段】 ファンブレード9a〜9cの翼間ピッチ
角P1、P2は異なり、翼間ピッチ角P1は翼間ピッチ
角P2より大きくなっている。この翼間ピッチ角が小さ
いほど、回転方向前方に位置するファンブレードによる
後流が、回転方向後方に位置するファンブレードにぶつ
かり易い。そこで、翼間ピッチ角が小さい方であるファ
ンブレード9aとファンブレード9bとの駆動軸方向の
間隔を大きくし、翼間ピッチ角が大きい方であるファン
ブレード9bとファンブレード9cとの駆動軸方向の間
隔を小さくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸流送風機であっ
て、特に翼部が不等間隔に配設されているものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車などの車両においては、例
えば、エンジン冷却水用のラジエータあるいは車両に搭
載される空気調和装置のコンデンサを冷却するための冷
却装置として、軸流送風機が知られている。この種の軸
流送風機は、一般的にボス部の周りに等間隔に同形状の
ファンブレードが同じ取付角度で取り付けられている。
そして、この軸流送風機の回転に伴い発生する騒音は、
数式(1)、(2)によって求められる周波数Fにおい
て、特定の周波数成分を多く含む耳障りなピーク騒音を
発生するという問題がある。
【0003】f=N/ 60 (1) F=f×B (2) なお、Hは翼次数成分を、fは回転次数周波数(Hz)
を、Nは回転数(rpm)を、Fは翼次数周波数(H
z)を、Bは翼枚数を示している。そこで、この回転次
数成分の各ピーク騒音を低減させるために、例えば実開
昭57─11299号公報に開示されているように、翼
部の間隔を不等間隔とし翼次数成分を回転次数成分に分
散させることでこの問題を解決するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者が実験検討した結果、上記従来公報において翼次数成
分を回転次数成分に均等に分散させるためには、翼部の
間隔の不等化を極端にする必要があり、この極端な不等
化に伴い、隣合う翼部の翼列干渉によって特定の翼次数
成分が卓越しピーク騒音が耳障りであるという問題点が
分かった。
【0005】そこで、さらに本発明者がこの問題点を検
討してみた結果、翼列干渉の原因として、回転方向前方
に位置するファンブレード(翼部)によって生じせしめ
られた後流が、この回転方向にて隣り合い後方に位置に
するファンブレードの後縁部分近傍にぶつかり、これに
よって渦が発生することにより、上記問題を引き起こす
ことが分かった。
【0006】そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みて
翼部間隔の不等化を極端にすることによる翼列干渉を防
止できる軸流送風機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、請求項1ないし3記載の発明では、駆動軸
を回転駆動する駆動手段と、この駆動手段の駆動軸に連
結されたボス部と、このボス部にて前記駆動軸の回転方
向に沿って配設された複数の翼部とを備え、前記複数の
翼部は、前記回転方向において少なくとも第1の翼部
と、この第1の翼部と隣合う第2の翼部と、前記第1の
翼部と隣合う第3の翼部とからなり、前記第1の翼部と
前記第2の翼部との回転方向の間隔である第1ピッチお
よび前記第1の翼部と前記第3の翼部との回転方向の間
隔である第2ピッチは、いずれも回転方向前方の翼部に
よって発生する後流の影響が回転方向後方の翼部に及ぶ
程度小さくし、かつ第1ピッチは第2ピッチと比較して
大きく、さらに第1の翼部と第2の翼部との前記駆動軸
方向の間隔である第1ずれ量を第1の翼部と第3の翼部
との駆動軸方向の間隔である第2ずれ量に比較して小さ
くしたことを特徴としている。
【0008】これにより、第1の翼部の周囲に発生する
空気流の相対的な流れ方向は、軸流送風機にて生じせし
められる空気流の上流側から下流側、かつ回転方向後方
に位置する第2の翼部または第3の翼部に向かって傾斜
した方向となる。したがって、この第1の翼部によって
発生する後流もほぼ同様な空気流れ方向と考えると、特
に回転方向の間隔が小さくなるほど、この第1の翼部の
回転方向後方に位置する第2または第3の翼部にぶつか
り易くなり、翼列干渉が発生し易くなる。そして、第1
のピッチは第2のピッチより大きいことから、第1の翼
部と第2の翼部とでの翼列干渉より、第1の翼部と第3
の翼部とでの翼列干渉の方がぶつかり度合いが大きくな
る。
【0009】そこで、ぶつかり度合いが大きい方である
第1の翼部と第3の翼部との回転軸方向の間隔である第
1のずれ量を、ぶつかり度合いが小さい方である第1の
翼部と第2の翼部との回転軸方向の間隔である第2のず
れ量より小さくした。つまり、回転方向前方に位置する
翼部を基準とすると、回転方向の間隔が小さいほど回転
軸方向の間隔を大きくすることで、この翼部によって発
生する後流は、この翼部の回転方向後方に位置する翼部
を避けるようになる。このように、回転軸方向のずれ量
が大きいほど後流が回転方向後方に位置する翼部にぶつ
かりにくくなり、ずれ量が小さいほどぶつかりやすくな
るため、第1のピッチと第2のピッチの大きさ関係に反
比例して第1のずれ量と第2のずれ量を定めることによ
り、翼列干渉を防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例における軸
流送風機を図1ないし図5に基づいて説明する。図4に
この軸流送風機の使用状態を示す。軸流送風機1は、車
両の水冷式内燃機関(以下、エンジン)の冷却水を冷却
する送風装置であり、車両のエンジンルーム2内に配設
されている。
【0011】エンジンルーム2内には、車両進行方向の
前方から後方に向けて順に空気吸込口6と、コンデンサ
5と、ラジエータ4と、この軸流送風機1と、車両の駆
動力を発生するエンジン3とが配設されている。空気吸
込口6は、車両の最前方に配設されており、エンジンル
ーム2内外を貫通している。空気吸込口6は、後述する
軸流送風機1の空気吸込口をなすと共に、車両の走行時
に発生するラム圧によって生じる空気流をエンジンルー
ム2内に取り入れるために設けられている。
【0012】コンデンサ5は、車両に搭載された空気調
和装置の冷凍サイクルの冷媒凝縮器をなすものである。
そして、コンデンサ5は、高温高圧の気相冷媒と、上述
のラム圧による空気流または軸流送風機1によって生じ
せしめられる空気流とを熱交換させ、気相冷媒を凝縮液
化するものである。ラジエータ4は、エンジン3内を循
環するエンジン冷却水を冷却するものである。ラジエー
タ4は、上述のラム圧による空気流、または軸流送風機
1によって生じせしめられる空気流と、内部のエンジン
冷却水とが熱交換することで、エンジン冷却水を冷却す
る。
【0013】なお、本実施例においては、ラジエータ4
とコンデンサ5とはこれらの通風面が車両進行方向とな
るように配設されている。軸流送風機1は、上述したよ
うにコンデンサ5およびラジエータ4に向かって空気流
を発生するものであり、以下、この軸流送風機1につい
て詳しく説明する。
【0014】図2に図4の軸流送風機1の拡大図を示
す。軸流送風機1は、この軸流送風機1を回転駆動する
駆動手段、具体的には電動モータ7と、この電動モータ
7の駆動軸(図示しない)に連結されたボス部8と、こ
のボス部8に駆動軸の回転方向に沿って配設された5つ
のファンブレード9a〜9eからなる。
【0015】ボス部8は、例えば樹脂材などにより円筒
状に形成されており、電動モータ7の駆動軸へ同心状に
取り付けられている。そして、ボス部8が駆動軸に取付
られた状態では、図2に示すように駆動軸の先端部はボ
ス部8から突出しており、ボス部8と電動モータ7と
は、この駆動軸の先端部に固定手段としてロックナット
10等により連結されている。
【0016】ボス部8には、その外周面に沿って5つの
ファンブレード9a〜9eが取り付けられている。な
お、ボス部8とこれら5つのファンブレード9a〜9e
は、一体的に形成されても良いし、別体で取り付けられ
てもよい。また、本実施例では5つのファンブレード9
a〜9eが配設されているが、2つ以上であれば幾つで
もよい。
【0017】図3に図2中A方向から見た正面図を示
す。図1に図3中断面R1で切断した断面展開図を示
す。なお、図1はファンブレード9aを起点として時計
回りに展開したものである。ファンブレード9a〜9e
は、図1に示すように同形状でボス部8の外周面に沿っ
て、同じ取付角度βにて取り付けられている。そして、
これらファンブレード9a〜9eは、回転軸の回転方向
における間隔、すなわち翼間ピッチ角P1〜P5がそれ
ぞれ異なっている。また、ファンブレード9a〜ファン
ブレード9dの回転方向は図1中矢印Xで示す方向であ
る。
【0018】本実施例における翼間ピッチ角P1〜P5
は、P1=52度、P2=83度、P3=74度43
分、P4=58度、P5=92度17分としてある。さ
らに、ファンブレード9a〜9eは、隣合う他のファン
ブレードとの隙間が一定、すなわち各取付角度を平行線
とし、隣合うファンブレード9a〜9eの平行線の距離
aが一定となるように配設されている。
【0019】そして、本実施例においてはファンブレー
ド9aを原点とし、駆動軸の軸方向で図中上方をY軸と
すると、ファンブレード9bは14.41mm、ファン
ブレード9cは6.49mm、ファンブレード9dは
4.54mm、ファンブレード9eは14、59mmだ
けずらしてある。このようにファンブレード9a〜9e
の翼間ピッチ角P1〜P5が不等なために、翼間ピッチ
角が極端に小さい部分、例えば、翼間ピッチ角P1があ
り、この軸流送風機1が回転することでファンブレード
9aとファンブレード9bとが翼列干渉を引き起こして
しまう。また、この翼列干渉には、一般的な理論が存在
するのであるが、以下、この理論について簡単に説明す
る。
【0020】この理論とは、ファンブレード9aとファ
ンブレード9bとの翼先端間の距離をt、駆動軸の回転
方向におけるファンブレード9aの前縁と後縁との距離
をl(ファンブレード9bも同じ)とすると、ファンブ
レード9aとファンブレード9bとによる翼列干渉の起
こりやすさは、ソリゾリティーl/tで表せられ、t
(翼間ピッチ角に相当する)が小さいほど翼列干渉が起
こりやすいことが分かっている。
【0021】そこで、本発明者は、例えば翼列干渉が生
じる原因は回転方向前方に位置するファンブレード9a
によって生じせしめられた空気流のうち、図1中上方に
位置する翼上面によって発生した後流(図1中矢印bで
示す)が、ファンブレード9bの後縁部100近傍にぶ
つかり干渉することで多数の渦を発生させることである
と考えた。
【0022】すなわち、本発明者の考えを導入すると、
ファンブレード9aによって発生する相対的な空気流方
向は、図1中上方から図2中下方、かつ回転方向後方に
向かって位置するファンブレード9bに向かって傾斜す
る方向である。そして、このファンブレード9aの空気
流のうち後流もほぼ同方向と考えると、翼間ピッチ角が
小さくなるほど、ファンブレード9bにぶつかり易くな
り、上述の理論にも適合する。
【0023】そこで、本発明者は、ファンブレード9b
を図1中上方に移動させる、つまりファンブレード9a
とファンブレード9bとの駆動軸方向の取付位置をずら
すことで、ファンブレード9bがファンブレード9aの
後流の通路上をはずれ、この後流とファンブレード9b
の後縁部100とがぶつかりにくくなるはずであると考
察した。
【0024】実際にはファンブレード9aとファンブレ
ード9bとは、回転軸方向における間隔、第1ずれ量
(図1中cで示す間隔)は14.41mmとした。ま
た、ファンブレード9bとファンブレード9cとを考察
すると、翼間ピッチ角P2がP1より大きいため、ファ
ンブレード9bによる後流は、ファンブレード9cには
ぶつかりにくく、このぶつかり度合いはファンブレード
9aとファンブレード9bとのぶつかり度合いより小さ
い。従って、ファンブレード9aおよびファンブレード
9bのように回転軸方向のずれ量を大きくとる必要はな
く、本実施例においては、この第2ずれ量(図1中dで
示す間隔)を7.92mmとした。
【0025】まとめると、ファンブレード9a〜ファン
ブレード9cにおいて、翼間ピッチ角が小さいP1であ
るファンブレード9aおよびファンブレード9bは、翼
列干渉が起こり易いため、そのずれ量を大きくし、ファ
ンブレード9bをファンブレード9aによる後流の通路
上を大きくはずれるようにし、この後流による干渉を小
さくした。
【0026】一方、ファンブレード9bとファンブレー
ド9cは、上述の翼間ピッチP1より小さいため、後流
による干渉は起こりにくいため、そのずれ量を小さくし
た。つまり、翼間ピッチ角が小さいほど、反比例して回
転軸方向のずれ量を大きくすることで、ファンブレード
9bの後流による干渉を防ぐようにした。また、これま
で、ファンブレード9a〜ファンブレード9cについて
説明したが、ファンブレード9c〜ファンブレード9e
についても同様なことが言え、翼間ピッチ角が小さいフ
ァンブレード9dとファンブレード9eとでは、回転軸
方向の間隔であるずれ量(第1のずれ量)を大きくし、
翼間ピッチ角が大きいファンブレードcとファンブレー
ド9dとでは、ずれ量を小さくした。
【0027】なお、その他の翼間ピッチ角P2とP3で
は、上述した理論と、回転方向前方に位置するファンブ
レードの後流が次のファンブレードにぶつかりにくいと
考えられ、隣合うファンブレードとの隙間が一定となる
ようにオフセットされている。また、翼間ピッチ角P1
と翼間ピッチ角P2とは、ほぼ同様の間隔となっている
が、ずれ量では、0.1程度ファンブレード9eの方が
ファンブレード9bより大きくなっている。この例のよ
うに多少であればずれ量が変わっていても、後述の騒音
低減効果は達成することが可能である。
【0028】次に、本発明者が、この軸流送風機1を用
いて実験検討した結果を図5に示す。なお、実験条件は
回転数2000rpm一定で行い、点線がファンブレー
ド9a〜9eが同一円周面上に配設されている場合であ
り、実線が本実施例におけるものである。これを見て分
かるように全周波数域にて、騒音レベル(オーバーオー
ル値)が低減していることが分かり、特に低周波数域で
見られる翼次数成分を格段に抑制されていることが分か
る。さらに約300ヘルツ〜1000ヘルツにいたって
約4DB騒音レベルが減少している。つまり、人間の聴
覚は1000ヘルツ近傍の騒音レベルが最も大きく聞こ
えるので、人間にとって最も良い効果を得ることができ
る。
【0029】以上のように不等間隔にファンブレードが
配設された軸流送風機において、翼間ピッチ角が小さい
場合、両ファンブレードの回転軸方向のずれ量を大きく
し、翼間ピッチ角が大きい場合、両ファンブレードの回
転軸方向のずれ量を小さくすることで、全周波数域にて
騒音レベルを低減させることができ、特に低周波数域で
見られる翼次数成分を格段に抑制させることができる。
【0030】なお、上記実施例では、隣合うファンブレ
ード9a〜9eとの隙間を一定としたが、必ずしも一定
とすることは無い。また、ファンブレード9bおよびフ
ァンブレード9dにて本発明の第1の翼部を、ファンブ
レード9aおよびファンブレード9eにて本発明の第3
の翼部を、ファンブレード9cにて本発明の第2の翼部
を構成する。そして、翼間ピッチ角P2およびP4にて
第1ピッチを、翼間ピッチ角P1およびP3にて第2ピ
ッチを構成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるファンブレードの断面
図である。
【図2】軸流送風機の拡大図である。
【図3】図2中矢印A方向から見た軸流送風機である。
【図4】軸流送風機の使用状態を示す図である。
【図5】本実施形態の騒音特性を示す図である。
【符号の説明】
1 軸流送風機 7 電動モータ(駆動手段) 8 ボス部 9a〜9e ファンブレード(第1〜第3の翼部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸を回転駆動する駆動手段と、 この駆動手段の駆動軸に連結されたボス部と、 このボス部にて前記駆動軸の回転方向に沿って配設さ
    れ、このボス部に所定の取付角度にて取り付けられた複
    数の翼部とを備え、 前記複数の翼部は、前記回転方向において少なくとも第
    1の翼部と、この第1の翼部と隣合う第2の翼部と、前
    記第1の翼部とこの第2の翼部とは反対側で隣合う第3
    の翼部とからなり、前記第1の翼部と前記第2の翼部と
    の回転方向の間隔である第1ピッチおよび前記第1の翼
    部と前記第3の翼部との回転方向の間隔である第2ピッ
    チは、いずれも回転方向前方の翼部によって発生する後
    流の影響が回転方向後方の翼部に及ぶ程度小さくし、か
    つ第1ピッチは第2ピッチと比較して大きく、さらに前
    記第1の翼部と前記第2の翼部との前記駆動軸方向の間
    隔である第1ずれ量を前記第1の翼部と前記第3の翼部
    との駆動軸方向の間隔である第2ずれ量に比較して小さ
    くしたことを特徴とする軸流送風機。
  2. 【請求項2】 前記複数の翼部は、前記ボス部に全て同
    じ取付角度で取り付けられていることを特徴とする請求
    項1記載の軸流送風機。
  3. 【請求項3】 前記複数の翼部は、隣合う他の翼部との
    取付角を平行とした隙間を略一定としたことを特徴とす
    る請求項2記載の軸流送風機。
  4. 【請求項4】 駆動軸を回転駆動する駆動手段と、 この駆動手段の駆動軸に連結されたボス部と、 このボス部にて前記駆動軸の回転方向に沿って配設さ
    れ、このボス部に所定の取付角度にて取り付けられた複
    数の翼部とを備え、 前記複数の翼部は、前記回転方向において少なくとも第
    1の翼部と、この第1の翼部と隣合う第2の翼部と、前
    記第1の翼部とこの第2の翼部とは反対側で隣合う第3
    の翼部とからなり、前記第1の翼部と前記第2の翼部と
    の回転方向の間隔である第1ピッチは、前記第1の翼部
    と前記第3の翼部との回転方向の間隔である第2ピッチ
    と比較して大きく、さらに前記第1の翼部と前記第2の
    翼部との前記駆動軸方向の間隔である第1ずれ量を前記
    第1の翼部と前記第3の翼部との駆動軸方向の間隔であ
    る第2ずれ量に比較して小さくしたことを特徴とする軸
    流送風機。
JP27956396A 1996-10-22 1996-10-22 軸流送風機 Withdrawn JPH10122193A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101328559B1 (ko) * 2006-02-03 2013-11-13 한라비스테온공조 주식회사 축류팬

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Effective date: 20040106