JPH10121767A - ロック式駐車装置 - Google Patents

ロック式駐車装置

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JPH10121767A
JPH10121767A JP29799096A JP29799096A JPH10121767A JP H10121767 A JPH10121767 A JP H10121767A JP 29799096 A JP29799096 A JP 29799096A JP 29799096 A JP29799096 A JP 29799096A JP H10121767 A JPH10121767 A JP H10121767A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロック式駐車装置の、車両係止部材の昇降ス
トロークを大きく設定できるよう構成し、ロードクリア
ランスの大きい四輪駆動型の車両でも不正退出を防止す
る。 【解決手段】 車両が所定の位置に駐車すると油圧シリ
ンダ7はX1方向に駆動し、駆動アーム4の駆動軸も同
方向に移動する。移動軸10を以てこの駆動アーム4と
交差する従動アーム9はこの動作従動し、両アーム4、
9は閉じる方向に作動して起立し、昇降部材2を上昇さ
せる。またこの昇降動作に従動して両端の補助部材1
5、16も起立する。センサ22が駐車車両の底部に接
触すると油圧シリンダ7は作動を停止し、この状態で装
置は駐車車両をロックする。車両の退出はこの動作を逆
の順序で行うことにより昇降部材2を下降させて行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は駐車装置に係り、特
に駐車車両の不正退出を有効に防止するよう構成した駐
車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】駐車装置の一つとして所定位置に停車し
た車両を一側に設けられた軸を中心として回動するフラ
ップ板と称する部材でロックし、駐車時間に対応して料
金を支払う形式のロック式駐車装置がある。この種の駐
車装置は平地に駐車機構を配置することにより少ない人
手で短時日で設置可能であるため、立体式駐車装置に比
較して安価に設置でき、このため最近では空き地利用の
有効な手段として広く利用されている。
【0003】本発明装置の使用状態を示す図6を用いて
従来装置の構成の概略を示すと、駐車スペース内に配置
された基台部50には軸51を中心として揺動するフラ
ップ板52が設けられ、進入した車両を検知するとこの
フラップ板52が起立して、車両が退出できないように
し、駐車時間に対応する料金を投入することによってフ
ラップ板52が下降し、車両の退出が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の駐車装置
は、乗用車、軽自動車等車体底面と路面との距離(ロー
ドクリアランス)が小さい車両では有効であるが、図示
のようなリクリエーショナルビークル(通称RV)と称
される、ロードクリアランスが大きく、しかも四輪駆動
の車両では不正退出阻止は殆ど不可能である。即ちこの
ような車両ではフラップ板52が起立していても、フラ
ップ板上端と車両底面との間に相当な間隔が生じてしま
い、然も四輪駆動であるためフラップ板52に係止する
車輪以外が全て駆動力を発揮するためフラップ板52に
係止されている車輪も容易にこのフラップ板52を乗り
越えることができ、簡単に不正退出することができる。
【0005】車両の不正退出は、単に駐車料金が未収と
なるだけでなく、車両退出時に起立したフラップ板52
に大きな荷重が加わるため、フラップ板や、フラップ板
の昇降機構に対し、極端な場合には修理不能な程の損傷
を与えてしまう。不正退出防止の観点からはフラップ板
52の幅を大きくして、ロードクリアランスの大きな車
両でも起立時にフラップ板が車両底部に接触するよう構
成することが考えられる。しかながらこの構成ではフラ
ップ板昇降の駆動力を大きくする必用がある反面、四輪
駆動車等では大きな阻止力とはならず、フラップ板の幅
が拡大することによりモーメントアームが大きくなった
分、不正退出時に機構部が受ける損傷は却って大きくな
ってしまう可能性が高く、問題の解決にはならないのが
実情である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点に
鑑み構成された駐車装置であって、回転軸を中心として
前記フラップ板を揺動させる方式を廃し、装置本体部
と、この装置本体部に設けられた昇降機構と、この昇降
機構により鉛直方向に昇降する昇降部材とから構成さ
れ、昇降機構は油圧シリンダ等の駆動装置と、この駆動
装置により作動する駆動アームと、この駆動部材に従動
する従動アームとにより構成されている駐車装置じあ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】装置本体部には駆動装置が配置さ
れ、この駆動装置には駆動アームが接続されている。駆
動アームに対しては昇降軸によりこの駆動アームと交差
するよう配置された従動アームが設けられ、これら駆動
アーム及び従動アームの上端部には昇降部材が取付られ
ている。
【0008】油圧シリンダ等の駆動部材の前進・後退動
作に応じて駆動アームの下部は装置本体に形成された案
内溝或いは案内用長穴に沿って水平方向に移動する。こ
の移動動作は昇降軸を介して従動アームに伝達される。
即ち駆動アームが起立方向に回動する場合、従動アーム
これど同じ動作をすることにより駆動、従動の各アーム
先端に取り付けられている昇降板は上昇する。反対に駆
動アームが下降方向に作動すると、従動アームも同じ動
作を行うことにより昇降板は下降する。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参考に具体的に
説明する。
【0010】図1乃至図3は本発明の第1の実施例を示
す。矢印PMは駐車装置全体を示し、符号1は同駐車装
置PMの装置本体を示す。同本体1は駐車場に設置され
る場合には図示の如く一部が地中に埋め込まれるよう構
成されている。2は昇降部材、矢印3はこの昇降部材2
の昇降を行う昇降機構を示す。
【0011】先ず昇降機構3の構成を説明すると、符号
4は駆動アームであって、図2、図3のの符号4a、4
bで示すように装置本体1及び昇降部材2の幅方向に一
対配置されている。またこの昇降部材4は車両の不正退
出時の負荷(特に横方向からの負荷)に耐えられるよ
う、比較的肉厚の強度の高い金属材により構成され、装
置全体として十分な強度を保持するようにしている。各
駆動アーム4a、4bの下端部には駆動軸5が挿通し、
かつこの駆動軸5の両端は装置本体1に形成された長穴
であるガイド孔6に沿って水平方向に移動可能に構成さ
れている。7は装置本体1に配設された駆動装置たる油
圧シリンダであって、この油圧シリンダ7のロッド7a
は接続部材8を介して前記駆動軸5に接続している。
【0012】一方符号9は従動アームであって、前記駆
動アーム4と同様比較的肉厚の高強度の金属材料により
形成されている。この従動アーム9も図2、図3の符号
9a、9bで示すように一対配置されている。これら各
従動アーム9a、9bは軸体10(以下「移動軸」と称
する)により前記駆動アーム4a、4bに対して交差す
るようにして配置されている。これら従動アーム9a、
9bの下端部には駆動アームと相違して、装置本体1の
所定の位置に固定的に配置された軸体11(以下「固定
軸」と称する)が挿通配置されている。
【0013】上記各アーム4、9のうち、先ず駆動アー
ム4a、4bの上端部は昇降部材2に固定的に配置され
た軸体12(以下「固定軸」とする)を介して当該昇降
部材2に接続している。一方従動アーム9a、9bの先
端部には軸体13が挿通し、かつこの軸体13の両端は
昇降部材2に形成された長穴であるガイド孔14に挿通
位置し、これにより当該ガイド孔14に沿って水平方向
に摺動可能に構成されている(以下この軸体13を「移
動軸」とする)。以上の構成により交差配置された駆動
アーム4及び従動アーム9により昇降部材2が支持され
るよう構成されている。
【0014】符号15及び16は昇降部材2及び装置本
体1の両端部において両部材の間に各々一対ずつ介在配
置された補助部材であって、駆動アーム4と従動アーム
9の作動より昇降する昇降部材2の昇降動作に従動して
作動し、昇降部材2の上昇時に装置全体の強度を補強す
る役目を果たすよう構成されている。主として補助部材
15を例にその構成を説明すると、補助部材15の上端
は固定軸17により昇降部材2に対して揺動可能に取り
付けられ、かつ下端部は装置本体1に形成された長穴で
あるガイド孔18に沿って水平方向に移動する移動軸3
0が挿通位置している。
【0015】補助部材16も同様の構成となっており、
符号19は昇降部材2側の固定軸、20は装置本体のガ
イド孔21に沿って摺動する移動軸を各々示す。
【0016】次に図2において、符号22は昇降部材2
の上端部に配置されたセンサ(感圧センサ)であって、
このセンサ或いはこのセンサが接続する板材等の感圧材
を介して車両底面との接触を検知するものである。また
図2及び図3に符号23で示すものはカバーであって、
同カバー23はゴム等の蛇腹として形成されており、上
端部は昇降部材2に取り付けられ、他端は地面側に固定
されている。このカバー23を取り付けることにより内
部の昇降機構等は雨風、砂塵等から防護されるため装置
の確実な作動が確保される。またこの蛇腹部分に蛍光塗
料等を塗布することにより装置全体の視認性を高くした
り、あるいは特定のコマーシャルメッセージを記載する
ことで広告手段として利用する等の用途も考えられる。
【0017】次に上記装置の作動状態について説明す
る。先ず駐車スペースに車両が駐車されていない場合に
は図1及び図3に示すように昇降部材2は符号2´で示
す最低位置に配置されている。また図中符号4´、9
´、15´、16´は各々最低位置における駆動アー
ム、従動アーム、補助部材を示す。この状態で、進入車
両は図3の矢印方向に移動し、かつ所定の位置に停止す
ると、車両の進入、駐車が光電管等の図示しないセンサ
により検知される。なおこの場合センサ22はOFFと
なっているため車輪がこのセンサ22を通過してもこの
センサ22からは何ら信号は発せられない。
【0018】図示しないセンサから車両駐車信号が発せ
られた時点で上記センサ22はオンとなる。またこの信
号により駐車装置の油圧シリンダ7が作動し、駆動軸5
を図1のをX1方向に押し出し、この駆動軸5の作動に
より駆動アーム4の下端もX1方向に移動する。一方移
動軸10を介してこの駆動アーム4に連接する従動アー
ム9の下端は固定軸11により所定位置に配置されてい
るため、駆動軸5の固定軸11への接近動作により両ア
ーム4、9は起立し、昇降部材2はこの起立に対応して
上昇する。この場合、各アーム4、および9の上端にお
ける昇降部材2との相対的変移は従動アーム9側の移動
軸13がガイド孔14に沿って摺動することにより吸収
される。
【0019】一方昇降部材2の上昇に従動して両端の補
助部材15、16も起立する。この場合、各補助部材1
5、16は、昇降部材2側が固定軸17、19に取り付
けられているため、起立に対応する相対的変移は下端部
移動軸30、20が装置本体1のガイド孔18、21を
摺動することによって吸収される。
【0020】昇降部材2に設けられたセンサ22が車両
底面に接触すると、この接触信号により油圧シリンダ7
の駆動が停止され、昇降部材2はこの上昇位置でロック
される。またこの場合、昇降部材2の最高位置は前記ロ
ードクリアランスの大きな四輪駆動車のロードクリアラ
ンスとほぼ同じ高さ(例えば約35cm)程度に設定され
ているため、この四輪駆動車の駐車の際には補助部材1
5、16もほぼ最高起立位置となっている(図1参
照)。この様な状態で不正退出のため車両を移動さよう
として装置の横方向(図2の矢印方向)に大きな負荷が
加わっても駆動、従動の各アーム4、9及び補助部材1
5、16が装置全体を強力に保持するため車両の不正退
出はできない。また万一上昇状態の装置を乗り越えて不
正退出が行われても、補助部材15、16も最高起立位
置となっているため、車体の重量はこの補助部材によっ
ても支持されるため、駐車装置が破壊される等のおそれ
はない。なおロードクリアランスの小さな乗用車の場合
には昇降部材2はより低い位置で停止することになり、
補助部材15、16は鉛直方向の荷重の支持には役立た
なくなるが、万一昇降部材2を乗り越えて不正退出して
も乗用車は車体重量も少ないため、車両の重量は駆動、
従動の各アーム4、9のみで十分保持することができ
る。
【0021】一方、所定の駐車料金を投入して車両を退
出させる際は、所定の料金投入による投入信号により油
圧シリンダ7は図1のY1方向に戻り、この動作に対応
して駆動アーム4及び従動アーム9は前記上昇時と反対
に下降し、さらに各補助部材15、16もこの作動に従
動し、昇降部材2は図1、図3の符号2´で示す最低位
置まで下降する。なお前記投入信号によりセンサ22は
オフとなり、次の車両駐車までオフ状態を保持する。因
みにこのセンサ22をオフ状態にしておくのは、オン状
態にしておくと、車両が進入した際にこの感圧信号を車
両底面の接触信号として処理し、装置が上昇しなくなる
ので、これを防ぐためである。
【0022】図6は以上に示したロック式駐車装置の配
置例を示しものであり、符号PM1およびPM2はそれ
ぞれ上記駐車装置を示す。通常は駐車装置はPM1で示
されるもの一基であることが多く、車止め24まで進入
した車両Cのロックにはこれで十分であるが、駐車後の
車両の背後にも別の駐車装置PM2を配置しておけば車
両の不正退出はほぼ100パーセント不可能になる。ま
た、軽自動車等車体全長が短い車両では、駐車装置PM
1の手前に駐車しても駐車スペースに車両がほぼ納まっ
てしまうため、このような方法で不正駐車することも有
ったが、このように別の駐車装置PM2を配置しておけ
ばこの手の不正駐車も防止することができる。また、特
に駐車装置PM2を黄色等の目立つ色としておいたり、
前記カバー23にも目立つ着色をしておけば、車両のロ
ックが解除されていないことが明瞭に判明するため、料
金投入をしないで誤って退出しようとしたり、或いは装
置が完全に下降する前に退出使用とすることにより車両
が損傷を受ける等の事故も防止することが可能となる。
また起立中の装置のカバー部に前記の如くコマーシャル
メッセージを記載しておけば宣伝広告効果も期待でき
る。
【0023】図4は本発明の第2の実施例を示す。この
実施例は装置を小型簡略化したものであり、同一部材は
同一符号で示す。この装置では先ず前記実施例1で示さ
れている補助部材15、16が廃されている。また昇降
部材2の全幅は前記実施例の約2/3に短縮され、この
結果油圧シリンダ7は昇降部材2の下部空間から外部に
位置している。また駆動軸5と油圧シリンダ7との間に
は比較的長尺のリンク部材8Aが介在配置されている。
この装置は強度的には前記実施例には及ばないものの、
装置全体が簡略化されているため安価に構成することが
できる。また図6に示す駐車車両の背後にある駐車装置
PM2のみをこの構成の装置とすることもできる。
【0024】図5は第3の実施例を示す。この実施例で
は昇降部材2の両側縁部のうち、少なくともロックされ
ている車輪と当接する側の側縁に対してローラ25等の
車輪回転の吸収手段が設けられている。なお車輪の回転
を吸収する手段の他の構成としてはベルト等が考えられ
る。以下ローラ25を例に説明すると、駐車装置が上昇
位置にあって不正退出しようとすると、この駐車装置に
係止する車輪が駆動輪であっても、駆動輪がこの側縁部
に接触することにり駆動輪の回転力はこのローラ25を
回転するのに費やされて空転してしまい、この装置を駆
動輪が乗り越えるのが困難になる。
【0025】また、駐車料金を支払い、昇降部材2が下
降位置に達するとこのローラ25は地面部分に設置され
たストッパ26に圧接し、その回転が抑止される。この
ため退出車両は問題なくこの昇降部材2を乗り越えて退
出する。なお、ストッパ26はゴム材料としておけば、
ローラ25に対して高い摩擦係数を以て接触することが
可能となり、然も昇降部材2の下降位置の多少の誤差も
自己が変形することにより吸収するので最適である。
【0026】上記実施例では装置を作動させる駆動機構
を油圧シリンダを例に説明したが、もとより油圧シリン
ダに限定する趣旨ではなく、空気シリンダ等他のシリン
ダ装置や、或いは電動モータにより回転駆動されること
により、シリンダロッドの移動方向と同方向の前進後退
するよう構成した螺子棒とする等各種の駆動機構の利用
が可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上具体的に説明した如く、装
置本体部と、この装置本体部に設けられた昇降機構と、
この昇降機構により鉛直方向に昇降する昇降部材とから
構成されており、昇降部材の形状や大きさに関わりなく
昇降機構の作動ストロークを適宜設定することにより昇
降部材を所望の高さまで上昇させることが可能となる。
この結果、ロードクリアランスの大きな車両でも不正退
出を有効に阻止すことが可能となる。
【0028】また、回転軸を中心として回転することに
よりフラップ板を昇降させる従来機構のように、昇降す
る部材に加わる荷重が回転軸等の一点に集中することが
なく昇降機構全体で分散支持することが可能となるた
め、万一車両が不正退出しても装置全体や、昇降機構が
損傷を受ける可能性を大幅に少なくすることができる。
【0029】さらにまた、昇降機構は駆動アームとこの
駆動アームと交差して駆動アームと従動する従動アーム
とからなり、これら駆動アームと従動アームの開閉動作
により昇降部材を昇降させるよう構成してあるため、例
えば油圧シリンダを鉛直方向に配置して昇降機構とする
場合に比較してシリンダロッドの作動ストロークを考慮
する必用がなく、この結果地面に対する装置本体の埋め
込みは極めて僅かであるか、或いはアンカーボルで地面
に固定することにより埋め込みを全く不要とすることが
可能となる。このため装置の設置のための施工が容易
で、かつ深い穴を掘ったり、また残土の処理に困ること
もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すロック式駐車装置
の縦断面図である。
【図2】図1のA−A線による断面図である。
【図3】図1のA−A線による断面図であって、昇降部
材が下降状態における断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示すロック式駐車装置
の縦断面図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す駐車装置の断面概
略図である。
【図6】本装置の配置状態を示す駐車スペースの側面図
である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 昇降部材 3 昇降機構 4、4a、4b 駆動アーム 5 駆動軸 7 油圧シリンダ 9、9a、9b 従動アーム 10 移動軸 11、12 固定軸 15、16 補助部材 22 センサ 23 カバー 25 ローラ 26 ストッパ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駐車中の車両の車輪のうち少なくとも一
    部を係止することにより駐車車両の不正な退出を防止す
    るよう構成した駐車装置であって、地面部に固設される
    装置本体と、車輪を係止しかつ装置本体に対して昇降す
    る昇降部材と、この昇降部材と装置本体との間に介在配
    置されかつ昇降部材を昇降させる昇降機構と、この昇降
    機構を作動させる駆動装置とから構成され、昇降機構は
    駆動アームと、移動軸を介してこの駆動アームと開閉可
    能に交差配置された従動アームとから構成され、駆動機
    構による駆動アームと従動アームの開閉動作により昇降
    部材を昇降させるよう構成したことを特徴とするロック
    式駐車装置。
  2. 【請求項2】 前記昇降部材と装置本体との間には補助
    部材が配置され、かつこの補助部材は昇降部材の昇降動
    作に従動するよう構成したことを特徴とする請求項1記
    載のロック式駐車装置。
  3. 【請求項3】 駆動アームの下端には、装置本体の水平
    方向に移動可能な駆動軸が設けられ、駆動軸は駆動装置
    に接続され、同駆動アームの上端は固定軸により昇降部
    材2に対して回動可能に接続され、従動アームの下端は
    固定軸により装置本体に対し回動可能に接続され、かつ
    移動軸により駆動アームと交差接続し、同従動アームの
    先端部には移動軸が設けられ、移動軸は昇降部材の水平
    方向に移動可能に構成され、駆動装置による水平方向の
    前進・後退動作が駆動アームと昇降部材の開閉動作を介
    して昇降部材の昇降動作に変換されるよう構成したこと
    を特徴とする請求項1または2記載のロック式駐車装
    置。
  4. 【請求項4】 昇降部材の上端には車両の底面との接触
    を検知するセンサが設けられていること特徴とする請求
    項1乃至3の何れかに記載のロック式駐車装置。
  5. 【請求項5】 前記センサは感圧センサであることを特
    徴とする請求項4記載のロック式駐車装置。
  6. 【請求項6】 昇降部材と装置本体設置面との間に、昇
    降部材の昇降動作を許容する材料によりカバーが設けら
    れていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記
    載のロック式駐車装置。
  7. 【請求項7】 昇降部材の前後の側縁のうち、少なくと
    も退出する車両の車輪が当接する側の側縁に、ローラ等
    の当該車輪の回転を吸収する手段が配置されていること
    を特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のロック式
    駐車装置。
  8. 【請求項8】 装置本体設置面側には車輪の回転を吸収
    する手段の吸収動作を停止するストッパが配置され、昇
    降部材下降時には当該手段の作動を阻止して退出車両の
    車輪の空転を防止するよう構成したことを特徴とする請
    求項7記載のロック式駐車装置。
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