JPH10120904A - 自己融着性導電性シリコーンゴム組成物 - Google Patents
自己融着性導電性シリコーンゴム組成物Info
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- JPH10120904A JPH10120904A JP22362497A JP22362497A JPH10120904A JP H10120904 A JPH10120904 A JP H10120904A JP 22362497 A JP22362497 A JP 22362497A JP 22362497 A JP22362497 A JP 22362497A JP H10120904 A JPH10120904 A JP H10120904A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】シリコーンゴム組成物にホウ素原子を含む添加
剤を添加することにより、使い易く、テープ表面の粘着
剤加工を必要とすることなく強固に自己融着し、電磁波
シールド性や静電気を通電させることができ、障害の防
止に極めて有効な自己融着性導電性シリコーンゴム組成
物を提供する。 【解決手段】高重合度オルガノポリシロキサン100重量
部と,比表面積が50m2/g以上の補強性シリカ粉末が0-100
重量部と,比表面積が2m2/g以上の増量準補強性充填剤が
0-100重量部と,カーボンブラックが10-150重量部及び金
属粉末が1-400重量部から選ばれる少なくとも一つの導
電性成分と,白金系触媒,架橋剤又は有機過酸化物0.1-10
重量部と,ホウ素原子がケイ素原子500に対して1.0以上
又はホウ素原子がケイ素原子100に対して1.0以下になる
様に調整したホウ素含有添加剤を、0.1-20重量部加え
る。
剤を添加することにより、使い易く、テープ表面の粘着
剤加工を必要とすることなく強固に自己融着し、電磁波
シールド性や静電気を通電させることができ、障害の防
止に極めて有効な自己融着性導電性シリコーンゴム組成
物を提供する。 【解決手段】高重合度オルガノポリシロキサン100重量
部と,比表面積が50m2/g以上の補強性シリカ粉末が0-100
重量部と,比表面積が2m2/g以上の増量準補強性充填剤が
0-100重量部と,カーボンブラックが10-150重量部及び金
属粉末が1-400重量部から選ばれる少なくとも一つの導
電性成分と,白金系触媒,架橋剤又は有機過酸化物0.1-10
重量部と,ホウ素原子がケイ素原子500に対して1.0以上
又はホウ素原子がケイ素原子100に対して1.0以下になる
様に調整したホウ素含有添加剤を、0.1-20重量部加え
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱加硫型の自己融
着性導電性シリコーンゴム組成物に関する。さらには、
電磁波シールド及び静電気障害防止などの用途に優れた
効果を発揮する熱加硫型シリコーンゴム組成物に関す
る。
着性導電性シリコーンゴム組成物に関する。さらには、
電磁波シールド及び静電気障害防止などの用途に優れた
効果を発揮する熱加硫型シリコーンゴム組成物に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】電磁波シールド及び静電気障害防止用電
子部品として、錫メッキ銅線を筒網状に編みあげ、偏平
につぶしたテープ状部品は、耐蝕性、伸長性に優れ、配
線を結束保護し、電磁波シールド、静電気障害防止用な
どとして使われる。又、金属箔（例えばアルミニウム、
銅）や導電性クロスをシールド材とし、樹脂フィルム
（例えばポリエステル、ポリブチレンテレフタレート）
とラミネートしてテープ状に加工したものが上記目的と
同じ様に使われる。又、極細モネルワイヤーを筒網状に
編みあげその中に配線を通し、配線の結束、保護、電磁
波シールド静電気障害防止用として使われる。又、アル
ミニウム，銅などの金属箔の片面にアクリル系又はシリ
コーン系の粘着剤を塗付し、離型フィルムと貼り合せた
後にテープ状にスライス加工したものなどが配線の結
束、電磁波シールド、静電気障害防止用として使われ
る。
子部品として、錫メッキ銅線を筒網状に編みあげ、偏平
につぶしたテープ状部品は、耐蝕性、伸長性に優れ、配
線を結束保護し、電磁波シールド、静電気障害防止用な
どとして使われる。又、金属箔（例えばアルミニウム、
銅）や導電性クロスをシールド材とし、樹脂フィルム
（例えばポリエステル、ポリブチレンテレフタレート）
とラミネートしてテープ状に加工したものが上記目的と
同じ様に使われる。又、極細モネルワイヤーを筒網状に
編みあげその中に配線を通し、配線の結束、保護、電磁
波シールド静電気障害防止用として使われる。又、アル
ミニウム，銅などの金属箔の片面にアクリル系又はシリ
コーン系の粘着剤を塗付し、離型フィルムと貼り合せた
後にテープ状にスライス加工したものなどが配線の結
束、電磁波シールド、静電気障害防止用として使われ
る。
【０００３】いずれの方法も配線の全面に巻き付けら
れ、結束、保護、電磁波シールド静電気障害防止などの
用途に使われる。
れ、結束、保護、電磁波シールド静電気障害防止などの
用途に使われる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来技術による配線の結束、保護用の電子部品は様々
な問題を有する。錫メッキ銅線を筒網状に編みあげ、偏
平につぶして得られるテープは、耐蝕性、伸長性に優
れ、配線にスパイラル状に巻き付ける事で、配線を結束
し、保護、電磁波シールド、静電気防止用等に使われる
が、巻き付け端末や、巻き付け途中を別の粘着テープで
固定する事を行わなければならない。その上、作業が極
めて煩雑で、結束後の屈曲性、可撓性が著しく悪く、フ
レキシブル性に劣る。又、金属箔と樹脂フィルムを複合
化して得られるものは、配線結束用途には適当ではな
い。又、極細モネルワイヤーを筒網状にしスリーブとし
たものは、配線前又は配線中にあらかじめスリーブ内側
に配線などを通したのち、配線工事をする必要がある。
また、結束配線をスリーブ内部に挿入する作業が極め
て、煩雑で結束後の屈曲性、可撓性が著しく悪い。
の従来技術による配線の結束、保護用の電子部品は様々
な問題を有する。錫メッキ銅線を筒網状に編みあげ、偏
平につぶして得られるテープは、耐蝕性、伸長性に優
れ、配線にスパイラル状に巻き付ける事で、配線を結束
し、保護、電磁波シールド、静電気防止用等に使われる
が、巻き付け端末や、巻き付け途中を別の粘着テープで
固定する事を行わなければならない。その上、作業が極
めて煩雑で、結束後の屈曲性、可撓性が著しく悪く、フ
レキシブル性に劣る。又、金属箔と樹脂フィルムを複合
化して得られるものは、配線結束用途には適当ではな
い。又、極細モネルワイヤーを筒網状にしスリーブとし
たものは、配線前又は配線中にあらかじめスリーブ内側
に配線などを通したのち、配線工事をする必要がある。
また、結束配線をスリーブ内部に挿入する作業が極め
て、煩雑で結束後の屈曲性、可撓性が著しく悪い。
【０００５】さらに、金属箔上の片面又は両面にアクリ
ル系、シリコーン系の粘着剤を塗布したシールドテープ
は、筒網状スリーブの様な作業上の煩雑さが無く、自由
に配線を結束したり電磁波シールド、静電気防止用とし
て全体を覆う事が可能であるが、施工後、配線の屈曲性
や、加撓性が著しく失われるという問題がある。
ル系、シリコーン系の粘着剤を塗布したシールドテープ
は、筒網状スリーブの様な作業上の煩雑さが無く、自由
に配線を結束したり電磁波シールド、静電気防止用とし
て全体を覆う事が可能であるが、施工後、配線の屈曲性
や、加撓性が著しく失われるという問題がある。
【０００６】本発明は、従来技術の課題を解決するため
に、使い易く、テープ表面の粘着剤加工を必要とするこ
となく強固に自己融着し、電磁波シールド性や静電気を
通電させることができ、障害の防止に極めて有効な自己
融着性導電性シリコーンゴム組成物を提供することを目
的とする。
に、使い易く、テープ表面の粘着剤加工を必要とするこ
となく強固に自己融着し、電磁波シールド性や静電気を
通電させることができ、障害の防止に極めて有効な自己
融着性導電性シリコーンゴム組成物を提供することを目
的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明の自己融着性導電性シリコーンゴム組成物
は、下記の少なくともＡ〜Ｆの成分からなる。 Ａ．高重合度オルガノポリシロキサン１００重量部 Ｂ．比表面積が５０ｍ2 ／ｇｒ以上の補強性シリカ粉末
が０重量部を超え１００重量部以下 Ｃ．比表面積が２ｍ2 ／ｇｒ以上の増量準補強性充填剤
が０重量部を超え１００重量部以下 Ｄ．カーボンブラックが１０重量部を超え１５０重量部
以下、及び金属粉末が１重量部を超え４００重量部以下
から選ばれる少なくとも一つの導電性成分 Ｅ．白金系触媒、架橋剤、及び有機過酸化物から選ばれ
る少なくとも一つの物質０．１重量部以上１０重量部以
下 Ｆ．ホウ素原子がケイ素原子５００に対して１．０以
上、またはホウ素原子がケイ素原子１００に対して１．
０以下になる様に調整したホウ素含有添加剤を、０．１
重量部を超え２０重量部以下 前記において、自己融着性導電性シリコーンゴム組成物
が、自己融着性導電性シリコーンゴムテープであること
が好ましい。
め、本発明の自己融着性導電性シリコーンゴム組成物
は、下記の少なくともＡ〜Ｆの成分からなる。 Ａ．高重合度オルガノポリシロキサン１００重量部 Ｂ．比表面積が５０ｍ2 ／ｇｒ以上の補強性シリカ粉末
が０重量部を超え１００重量部以下 Ｃ．比表面積が２ｍ2 ／ｇｒ以上の増量準補強性充填剤
が０重量部を超え１００重量部以下 Ｄ．カーボンブラックが１０重量部を超え１５０重量部
以下、及び金属粉末が１重量部を超え４００重量部以下
から選ばれる少なくとも一つの導電性成分 Ｅ．白金系触媒、架橋剤、及び有機過酸化物から選ばれ
る少なくとも一つの物質０．１重量部以上１０重量部以
下 Ｆ．ホウ素原子がケイ素原子５００に対して１．０以
上、またはホウ素原子がケイ素原子１００に対して１．
０以下になる様に調整したホウ素含有添加剤を、０．１
重量部を超え２０重量部以下 前記において、自己融着性導電性シリコーンゴム組成物
が、自己融着性導電性シリコーンゴムテープであること
が好ましい。
【０００８】前記において、高重合度オルガノポリシロ
キサンが、分子量５０００〜１５０００であることが好
ましい。前記において、比表面積が５０ｍ2 ／ｇｒ以上
の補強性シリカ粉末が、煙霧性シリカ、前記煙霧性シリ
カの表面を各種オルガノシロキサン、及びシランで処理
したシリカから選ばれる少なくとも一つのシリカである
ことが好ましい。
キサンが、分子量５０００〜１５０００であることが好
ましい。前記において、比表面積が５０ｍ2 ／ｇｒ以上
の補強性シリカ粉末が、煙霧性シリカ、前記煙霧性シリ
カの表面を各種オルガノシロキサン、及びシランで処理
したシリカから選ばれる少なくとも一つのシリカである
ことが好ましい。
【０００９】前記において、比表面積は２ｍ2 ／ｇｒ以
上の増量準補強性充填剤が、珪藻土、石英粉末、及び酸
化チタンから選ばれる少なくとも一つの充填剤であるこ
とが好ましい。
上の増量準補強性充填剤が、珪藻土、石英粉末、及び酸
化チタンから選ばれる少なくとも一つの充填剤であるこ
とが好ましい。
【００１０】前記において、白金系触媒が、エタノール
変性白金、イソプロパノール変性白金、オクタトル変性
白金などの白金アルコラート、及びシロキサン変性白金
から選ばれる少なくとも一つの化合物であることが好ま
しい。
変性白金、イソプロパノール変性白金、オクタトル変性
白金などの白金アルコラート、及びシロキサン変性白金
から選ばれる少なくとも一つの化合物であることが好ま
しい。
【００１１】前記において、有機過酸化物が、ビス−
２，４−ジクロベンゾイルパ−オキサイド、ｔ−ブチル
パーベンゾエード、ジーｔ−ブチルベンゾイルパーオキ
サイド、２，５−ジメチル、２，５−ジ−ターシャリブ
チルパーオキシヘキサン，及びオルトクロロパーベンゾ
エードから選ばれる少なくとも一つの化合物であること
が好ましい。
２，４−ジクロベンゾイルパ−オキサイド、ｔ−ブチル
パーベンゾエード、ジーｔ−ブチルベンゾイルパーオキ
サイド、２，５−ジメチル、２，５−ジ−ターシャリブ
チルパーオキシヘキサン，及びオルトクロロパーベンゾ
エードから選ばれる少なくとも一つの化合物であること
が好ましい。
【００１２】前記において、カーボンブラックが、アセ
チレンブラック、オイルファーネスブラック、サマーブ
ラックから選ばれる少なくとも一つの物質であることが
好ましい。
チレンブラック、オイルファーネスブラック、サマーブ
ラックから選ばれる少なくとも一つの物質であることが
好ましい。
【００１３】前記において、金属粉末が、銀、ニッケ
ル、銅、アルミニウム、ステンレス、及び非導電性の素
材に金属メッキを施して導電化した粉末から選ばれる少
なくとも一つの粉末であることが好ましい。
ル、銅、アルミニウム、ステンレス、及び非導電性の素
材に金属メッキを施して導電化した粉末から選ばれる少
なくとも一つの粉末であることが好ましい。
【００１４】前記において、ホウ素原子化合物が、トリ
エトキシ硼酸（Ｂ（Ｃ2Ｈ5Ｏ）3）、及びトリアルキル
ホウ素（ＢＲ3、但しＲは炭素数１〜２０のアルキル基
を示す）から選ばれる少なくとも一つの化合物であるこ
とが好ましい。
エトキシ硼酸（Ｂ（Ｃ2Ｈ5Ｏ）3）、及びトリアルキル
ホウ素（ＢＲ3、但しＲは炭素数１〜２０のアルキル基
を示す）から選ばれる少なくとも一つの化合物であるこ
とが好ましい。
【００１５】前記したとおり本発明によれば、高重合度
オルガノポリシロキサンを主成分とし、白金系触媒及び
架橋剤または有機過酸化物を含む熱加硫型シリコーンゴ
ム組成物であるので、通常の押出し成型や射出成型の
他、圧縮成型トランスファー成型など多くの成型法を採
用することが出来る。又、高温且つ短時間で架橋できる
ので、このような成型方法によって効率よく成型品を製
造出来る。そして、前記シリコーンゴム組成物はホウ素
原子を含む添加剤を充填してあるので、熱加硫後の成型
品は優れた自己融着性を有する優れたシリコーンゴム成
型品とすることが出来る。
オルガノポリシロキサンを主成分とし、白金系触媒及び
架橋剤または有機過酸化物を含む熱加硫型シリコーンゴ
ム組成物であるので、通常の押出し成型や射出成型の
他、圧縮成型トランスファー成型など多くの成型法を採
用することが出来る。又、高温且つ短時間で架橋できる
ので、このような成型方法によって効率よく成型品を製
造出来る。そして、前記シリコーンゴム組成物はホウ素
原子を含む添加剤を充填してあるので、熱加硫後の成型
品は優れた自己融着性を有する優れたシリコーンゴム成
型品とすることが出来る。
【００１６】また、前記した熱加硫型シリコーンゴムは
熱加硫後はシリコーンゴム自己が優れた融着を有するの
で、テープ状に加工し、結束電線の上に巻付け加工すれ
ば優れた電磁波シールド性能や静電気障害防止性能を有
したシリコーンゴム成型品とする事が出来る。
熱加硫後はシリコーンゴム自己が優れた融着を有するの
で、テープ状に加工し、結束電線の上に巻付け加工すれ
ば優れた電磁波シールド性能や静電気障害防止性能を有
したシリコーンゴム成型品とする事が出来る。
【００１７】熱加硫型シリコーンゴムにカーボンブラッ
クや、金属粉末を単独又は混合して混練りした原材料に
熱加硫後にシリコーンゴム自己が融着する添加剤及び白
金系触媒及び架橋剤又は有機過酸化物を加え、押出し加
工、加熱加硫したテープ状物を結束電線の上に巻付け加
工し、電磁波シールドや静電気障害防止用部品として提
供できる。
クや、金属粉末を単独又は混合して混練りした原材料に
熱加硫後にシリコーンゴム自己が融着する添加剤及び白
金系触媒及び架橋剤又は有機過酸化物を加え、押出し加
工、加熱加硫したテープ状物を結束電線の上に巻付け加
工し、電磁波シールドや静電気障害防止用部品として提
供できる。
【００１８】
【発明の実施の形態】本発明において、高重合度オルガ
ノポリシロキサンは分子量５０００〜１５０００程度の
ものを使用出来る。また比表面積が５０ｍ2 ／ｇｒ以上
の補強性シリカ粉末は煙霧性シリカ及びその表面を各種
オルガノシロキサンやシランで処理したシリカなどであ
る。比表面積は２ｍ2 ／ｇｒ以上の増量準補強性充填剤
は、珪藻土、石英粉末、酸化チタンなどである。また、
白金系触媒は付加反応としての触媒作用を示すものであ
り架橋剤としてはケイ素に結合した水素原子を有する化
合物であれば、付加反応によって、架橋を行わせ、これ
によって熱加硫効果を達成する事が出来る。また有機過
酸化物は、ビス−２，４−ジクロベンゾイルパ−オキサ
イド、ｔ−ブチルパーベンゾエード、ジーｔ−ブチルベ
ンゾイルパーオキサイド、２，５−ジメチル、２，５−
ジ−ターシャリブチルパーオキシヘキサン，オルトクロ
ロパーベンゾエードなどから選ばれる１種類以上の化合
物である。またカーボンブラックはアセチレンブラッ
ク、ケッチェンブラック（ライオン社商品名）、オイル
ファーネスブラック、サマーブラックなどである。また
金属粉末は銀、ニッケル、銅、アルミニウム、ステンレ
スなどや、非導電性の素材に金属メッキなどを施して導
電化したものである。
ノポリシロキサンは分子量５０００〜１５０００程度の
ものを使用出来る。また比表面積が５０ｍ2 ／ｇｒ以上
の補強性シリカ粉末は煙霧性シリカ及びその表面を各種
オルガノシロキサンやシランで処理したシリカなどであ
る。比表面積は２ｍ2 ／ｇｒ以上の増量準補強性充填剤
は、珪藻土、石英粉末、酸化チタンなどである。また、
白金系触媒は付加反応としての触媒作用を示すものであ
り架橋剤としてはケイ素に結合した水素原子を有する化
合物であれば、付加反応によって、架橋を行わせ、これ
によって熱加硫効果を達成する事が出来る。また有機過
酸化物は、ビス−２，４−ジクロベンゾイルパ−オキサ
イド、ｔ−ブチルパーベンゾエード、ジーｔ−ブチルベ
ンゾイルパーオキサイド、２，５−ジメチル、２，５−
ジ−ターシャリブチルパーオキシヘキサン，オルトクロ
ロパーベンゾエードなどから選ばれる１種類以上の化合
物である。またカーボンブラックはアセチレンブラッ
ク、ケッチェンブラック（ライオン社商品名）、オイル
ファーネスブラック、サマーブラックなどである。また
金属粉末は銀、ニッケル、銅、アルミニウム、ステンレ
スなどや、非導電性の素材に金属メッキなどを施して導
電化したものである。
【００１９】本発明の好ましい組成比は下記の通りであ
る。 １．分子量５，０００〜１５，０００程度の高重合度オ
ルガノポリシロキサン１００重量部 ２．煙霧性シリカ及びその表面を各種オルガノシロキサ
ンやシランで処理したシリカなどの比表面積５０ｍ2 ／
ｇｒ以上の補強性シリカ粉末 ０重量部を超え１００重
量部以下 ３．珪藻土、石英粉末、酸化チタンなどの比表面積が２
ｍ2 ／ｇｒ以上の増量、準補強性充填剤 ０重量部を超
え１００重量部以下 ４．アセチレンブラック、ケッチェンブラック、オイル
ファーネスブラック、サマーブラックなど １０重量部
を超え１５０重量部以下 ５．銀、ニッケル、銅、アルミニウム、ステンレスなど
や非導電性の素材に金属メッキなどを施し、導電性、耐
蝕性を向上させた金型粉末 １重量部を超え４００重量
部以下 ６．白金系触媒及び架橋剤又は有機過酸化物 ０．１重
量部を超え１０重量部以下 ７．ホウ素原子がケイ素原子２００に対して１．０とな
る様に調整したホウ素含有添加剤を０．１重量部を超え
２０重量部以下 前記１〜３はシリコーンゴムコンパウンドである。前記
６は熱加硫型シリコーンゴムとして特に好ましい添加剤
である。即ち、白金系触媒と架橋剤を同時に添加するか
又は有機過酸化物を単独で添加するこれらの添加剤を用
いれば温度３００℃〜４００℃で２０秒程度の条件で加
硫できる。ここで白金系触媒は付加反応としての触媒作
用を示すものであり、架橋剤としてはケイ素に結合した
水素原子を有する化合物であれば付加反応によって架橋
を行なわせ、これによって熱加硫を達成することが出来
る。
る。 １．分子量５，０００〜１５，０００程度の高重合度オ
ルガノポリシロキサン１００重量部 ２．煙霧性シリカ及びその表面を各種オルガノシロキサ
ンやシランで処理したシリカなどの比表面積５０ｍ2 ／
ｇｒ以上の補強性シリカ粉末 ０重量部を超え１００重
量部以下 ３．珪藻土、石英粉末、酸化チタンなどの比表面積が２
ｍ2 ／ｇｒ以上の増量、準補強性充填剤 ０重量部を超
え１００重量部以下 ４．アセチレンブラック、ケッチェンブラック、オイル
ファーネスブラック、サマーブラックなど １０重量部
を超え１５０重量部以下 ５．銀、ニッケル、銅、アルミニウム、ステンレスなど
や非導電性の素材に金属メッキなどを施し、導電性、耐
蝕性を向上させた金型粉末 １重量部を超え４００重量
部以下 ６．白金系触媒及び架橋剤又は有機過酸化物 ０．１重
量部を超え１０重量部以下 ７．ホウ素原子がケイ素原子２００に対して１．０とな
る様に調整したホウ素含有添加剤を０．１重量部を超え
２０重量部以下 前記１〜３はシリコーンゴムコンパウンドである。前記
６は熱加硫型シリコーンゴムとして特に好ましい添加剤
である。即ち、白金系触媒と架橋剤を同時に添加するか
又は有機過酸化物を単独で添加するこれらの添加剤を用
いれば温度３００℃〜４００℃で２０秒程度の条件で加
硫できる。ここで白金系触媒は付加反応としての触媒作
用を示すものであり、架橋剤としてはケイ素に結合した
水素原子を有する化合物であれば付加反応によって架橋
を行なわせ、これによって熱加硫を達成することが出来
る。
【００２０】又、有機間酸化物はビス−２，４−ジクロ
ルベンゾイルパーオキサイド、ｔ−ブチルパーベンゾエ
ード、ジ−ｔ−ブチルベンゾイルパーオキサイド、２，
５−ジメチル−２，５−ジ−ターシャリブチルパーオキ
シヘキサン、オルトクロロパーベンゾエードなどから選
ばれる１種類以上の化合物である。
ルベンゾイルパーオキサイド、ｔ−ブチルパーベンゾエ
ード、ジ−ｔ−ブチルベンゾイルパーオキサイド、２，
５−ジメチル−２，５−ジ−ターシャリブチルパーオキ
シヘキサン、オルトクロロパーベンゾエードなどから選
ばれる１種類以上の化合物である。
【００２１】前記４のカーボンブラックはアセチレンブ
ラック、ケッチェンブラック、オイルファーネスブラッ
ク、サマーブラックなどその導電性能の設計において選
ばれる少なくとも１種類以上の化合物である。
ラック、ケッチェンブラック、オイルファーネスブラッ
ク、サマーブラックなどその導電性能の設計において選
ばれる少なくとも１種類以上の化合物である。
【００２２】前記５の金属粉末は銀、ニッケル、銅、ア
ルミニウム、ステンレスなどの導電性金属の単体又は合
金を金属粉、金属フレーク、金属繊維に加工したものか
ら選ばれる少なくとも１種類以上の金属粉末である。
ルミニウム、ステンレスなどの導電性金属の単体又は合
金を金属粉、金属フレーク、金属繊維に加工したものか
ら選ばれる少なくとも１種類以上の金属粉末である。
【００２３】前記７のホウ素原子化合物はトリエチルホ
ウ素、トリアルキルホウ素の中から選ばれる１種類以上
の化合物である。
ウ素、トリアルキルホウ素の中から選ばれる１種類以上
の化合物である。
【００２４】
【実施例】以下、実施例を用いてさらに具体的に説明す
る。本発明は下記の実施例によって限定されるものでは
ない。なお、以下の実施例において、硬度、引張り強
度、伸び、自己融着力はそれぞれ下記のように測定し
た。 （１）硬度：ＪＩＳ−Ｋ−６３０１に準じＪＩＳ−Ａ硬
度計を用いて測定した。 （２）引張り強度：ＪＩＳ−Ｋ−６３０１に準じ、２号
ダンベルを用いて測定した。 （３）伸び：ＪＩＳ−Ｋ−６３０１に準じ、２号ダンベ
ルを用いて測定した。 （４）自己融着力：測定試料は、厚さ０．５ｍｍ、幅２
５ｍｍ、長さ１００ｍｍのサイズのものを２枚使用し
た。この２枚の試料の片側部同士を長さ４２ｍｍ程度に
わたって張り合わせた後、室温（２５℃）下、２ｋｇの
荷重を１５分加え、自己融着させた。次に、前記試料の
自己融着させていない方の２枚の試料のそれぞれを引っ
張り試験機を用いて２００ｍｍ／分の速度で剥離し、そ
の時の強度を測定した。
る。本発明は下記の実施例によって限定されるものでは
ない。なお、以下の実施例において、硬度、引張り強
度、伸び、自己融着力はそれぞれ下記のように測定し
た。 （１）硬度：ＪＩＳ−Ｋ−６３０１に準じＪＩＳ−Ａ硬
度計を用いて測定した。 （２）引張り強度：ＪＩＳ−Ｋ−６３０１に準じ、２号
ダンベルを用いて測定した。 （３）伸び：ＪＩＳ−Ｋ−６３０１に準じ、２号ダンベ
ルを用いて測定した。 （４）自己融着力：測定試料は、厚さ０．５ｍｍ、幅２
５ｍｍ、長さ１００ｍｍのサイズのものを２枚使用し
た。この２枚の試料の片側部同士を長さ４２ｍｍ程度に
わたって張り合わせた後、室温（２５℃）下、２ｋｇの
荷重を１５分加え、自己融着させた。次に、前記試料の
自己融着させていない方の２枚の試料のそれぞれを引っ
張り試験機を用いて２００ｍｍ／分の速度で剥離し、そ
の時の強度を測定した。
【００２５】
【実施例１】トーレダウコーニングシリコーン社製ＳＥ
６７７０Ｕシリコーンゴムコンパウンド１００重量部に
対して、ジクミルパーオキサイド４０重量％有効成分の
有機過酸化物５．０重量部及びトリエトキシ硼酸（Ｂ
（Ｃ2Ｈ5Ｏ）3）５．０重量部を配合したコンパウンド
を作成した。このコンパウンドは請求項１のＡ〜Ｆの成
分をすべて含むものである。すなわち、 Ａ成分．重量平均分子量約１０，０００のメチルビニル
シリコーン：４０重量部 Ｂ成分．比表面積が１５０ｍ2 ／ｇｒの煙霧性シリカ：
１０重量部 Ｃ成分．比表面積が２０ｍ2 ／ｇｒの珪藻土：１０重量
部 Ｄ成分．アセチレンブラック：４０重量部 Ｅ成分．ジクミルパーオキサイド：２．０重量部 Ｆ成分．トリエトキシ硼酸：５．０重量部。
６７７０Ｕシリコーンゴムコンパウンド１００重量部に
対して、ジクミルパーオキサイド４０重量％有効成分の
有機過酸化物５．０重量部及びトリエトキシ硼酸（Ｂ
（Ｃ2Ｈ5Ｏ）3）５．０重量部を配合したコンパウンド
を作成した。このコンパウンドは請求項１のＡ〜Ｆの成
分をすべて含むものである。すなわち、 Ａ成分．重量平均分子量約１０，０００のメチルビニル
シリコーン：４０重量部 Ｂ成分．比表面積が１５０ｍ2 ／ｇｒの煙霧性シリカ：
１０重量部 Ｃ成分．比表面積が２０ｍ2 ／ｇｒの珪藻土：１０重量
部 Ｄ成分．アセチレンブラック：４０重量部 Ｅ成分．ジクミルパーオキサイド：２．０重量部 Ｆ成分．トリエトキシ硼酸：５．０重量部。
【００２６】次に直径５０ｍｍの押出し機と熱風加硫装
置を使用し、３００℃／５ｍ分の条件で試料（厚さ０．
５ｍｍ、幅２５ｍｍ、長さ１０ｍ）を作成した。得られ
た試料の硬度、引張り強度、伸び、自己融着力を表１に
まとめて示す。
置を使用し、３００℃／５ｍ分の条件で試料（厚さ０．
５ｍｍ、幅２５ｍｍ、長さ１０ｍ）を作成した。得られ
た試料の硬度、引張り強度、伸び、自己融着力を表１に
まとめて示す。
【００２７】
【比較例１】比較例として、トーレダウコーニング社製
ＳＥ６７７０Ｕシリコーンゴムコンパウンド１００重量
部に対し、ジクミルパーオキサイド４０重量％有効成分
の有機過酸化物５．０重量部を配合したコンパウンドを
作成した。このコンパウンドは請求項１のＦ以外の成分
をすべて含むものである。
ＳＥ６７７０Ｕシリコーンゴムコンパウンド１００重量
部に対し、ジクミルパーオキサイド４０重量％有効成分
の有機過酸化物５．０重量部を配合したコンパウンドを
作成した。このコンパウンドは請求項１のＦ以外の成分
をすべて含むものである。
【００２８】次に直径５０ｍｍの押出し機と熱風加硫装
置を使用し、３００℃／５ｍ分の条件で試料（厚さ０．
５ｍｍ、幅２５ｍｍ、長さ１０ｍ）を作成し、実施例１
で得られた試料と比較例１で得られた試料の自己融着力
を比較検討した。表１にこれをまとめて示す。
置を使用し、３００℃／５ｍ分の条件で試料（厚さ０．
５ｍｍ、幅２５ｍｍ、長さ１０ｍ）を作成し、実施例１
で得られた試料と比較例１で得られた試料の自己融着力
を比較検討した。表１にこれをまとめて示す。
【００２９】
【表１】
【００３０】以上の測定結果から、本発明の実施例のゴ
ム組成物は、硬度、引張り強度、伸びは比較例とほぼ同
一であったが、自己融着力はきわめて高いことが確認で
きた。
ム組成物は、硬度、引張り強度、伸びは比較例とほぼ同
一であったが、自己融着力はきわめて高いことが確認で
きた。
【００３１】
【実施例２】トーレダウコーニングシリコーン社製ＳＥ
６７７０Ｕシリコーンゴムコンパウンド１００重量部に
対し、白金系触媒ＳＲＸ２１２ ０．１重量部、架橋剤
として水素含有シリコーンオイルＳＨ１１０７ ０．４
重量部、インヒビターとしてメチルブチノール ０．０
３重量部及びトリエトキシ硼酸（Ｂ（Ｃ2Ｈ5Ｏ）3）
５．０重量部を配合したコンパウンドを作成し、実施例
１と同様の方法で試料を作成した。なおこのコンパウン
ドは請求項１のＡ〜Ｆの成分をすべて含むものである。
すなわち、 Ａ成分．重量平均分子量約１０，０００のメチルビニル
シリコーン：４０重量部 Ｂ成分．比表面積が１５０ｍ2 ／ｇｒの煙霧性シリカ：
１０重量部 Ｃ成分．比表面積が２０ｍ2 ／ｇｒの珪藻土：１０重量
部 Ｄ成分．アセチレンブラック：４０重量部 Ｅ成分．水素含有シリコーンオイル：０．４重量部、メ
チルブチノール：０．０３重量部、シロキサン白金：
０．１重量部 Ｆ成分．トリエトキシ硼酸：５．０重量部。
６７７０Ｕシリコーンゴムコンパウンド１００重量部に
対し、白金系触媒ＳＲＸ２１２ ０．１重量部、架橋剤
として水素含有シリコーンオイルＳＨ１１０７ ０．４
重量部、インヒビターとしてメチルブチノール ０．０
３重量部及びトリエトキシ硼酸（Ｂ（Ｃ2Ｈ5Ｏ）3）
５．０重量部を配合したコンパウンドを作成し、実施例
１と同様の方法で試料を作成した。なおこのコンパウン
ドは請求項１のＡ〜Ｆの成分をすべて含むものである。
すなわち、 Ａ成分．重量平均分子量約１０，０００のメチルビニル
シリコーン：４０重量部 Ｂ成分．比表面積が１５０ｍ2 ／ｇｒの煙霧性シリカ：
１０重量部 Ｃ成分．比表面積が２０ｍ2 ／ｇｒの珪藻土：１０重量
部 Ｄ成分．アセチレンブラック：４０重量部 Ｅ成分．水素含有シリコーンオイル：０．４重量部、メ
チルブチノール：０．０３重量部、シロキサン白金：
０．１重量部 Ｆ成分．トリエトキシ硼酸：５．０重量部。
【００３２】表２に各測定の値を示す。
【００３３】
【表２】
【００３４】以上の測定結果から、本発明の実施例のゴ
ム組成物は、硬度、引張り強度、伸びは比較例とほぼ同
一であったが、自己融着力はきわめて高いことが確認で
きた。
ム組成物は、硬度、引張り強度、伸びは比較例とほぼ同
一であったが、自己融着力はきわめて高いことが確認で
きた。
【００３５】
【発明の効果】以上の通り本発明のゴム組成物によれ
ば、自己融着力がきわめて高い自己融着性導電性シリコ
ーンゴム組成物を提供できる。また、伸長性に優れ、配
線にスパイラル状に巻き付ける事でシリコーンゴムテー
プ自己が相互に融着し、テープ表面の粘着剤加工を必要
とする事なく強固に融着できる。また、シリコーンゴム
材が導電性である為、電磁波シールド性や静電気を通電
させる特長が発揮され、障害の防止に極めて有効であ
る。
ば、自己融着力がきわめて高い自己融着性導電性シリコ
ーンゴム組成物を提供できる。また、伸長性に優れ、配
線にスパイラル状に巻き付ける事でシリコーンゴムテー
プ自己が相互に融着し、テープ表面の粘着剤加工を必要
とする事なく強固に融着できる。また、シリコーンゴム
材が導電性である為、電磁波シールド性や静電気を通電
させる特長が発揮され、障害の防止に極めて有効であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｃ０８Ｋ 5/55 Ｃ０８Ｋ 5/55 Ｃ０８Ｌ 19/00 Ｃ０８Ｌ 19/00
Claims (10)
- 【請求項１】 下記の少なくともＡ〜Ｆの成分からなる
自己融着性導電性シリコーンゴム組成物。 Ａ．高重合度オルガノポリシロキサン１００重量部 Ｂ．比表面積が５０ｍ2 ／ｇｒ以上の補強性シリカ粉末
が０重量部を超え１００重量部以下 Ｃ．比表面積が２ｍ2 ／ｇｒ以上の増量準補強性充填剤
が０重量部を超え１００重量部以下 Ｄ．カーボンブラックが１０重量部を超え１５０重量部
以下、及び金属粉末が１重量部を超え４００重量部以下
から選ばれる少なくとも一つの導電性成分 Ｅ．白金系触媒、架橋剤、及び有機過酸化物から選ばれ
る少なくとも一つの物質０．１重量部以上１０重量部以
下 Ｆ．ホウ素原子がケイ素原子５００に対して１．０以
上、またはホウ素原子がケイ素原子１００に対して１．
０以下になる様に調整したホウ素含有添加剤を、０．１
重量部を超え２０重量部以下 - 【請求項２】 自己融着性導電性シリコーンゴム組成物
が、自己融着性導電性シリコーンゴムテープである請求
項１に記載の自己融着性導電性シリコーンゴム組成物。 - 【請求項３】 高重合度オルガノポリシロキサンが、分
子量５０００〜１５０００である請求項１に記載の自己
融着性導電性シリコーンゴム組成物。 - 【請求項４】 比表面積が５０ｍ2 ／ｇｒ以上の補強性
シリカ粉末が、煙霧性シリカ、前記煙霧性シリカの表面
を各種オルガノシロキサン、及びシランで処理したシリ
カから選ばれる少なくとも一つのシリカである請求項１
に記載の自己融着性導電性シリコーンゴム組成物。 - 【請求項５】 比表面積は２ｍ2 ／ｇｒ以上の増量準補
強性充填剤が、珪藻土、石英粉末、及び酸化チタンから
選ばれる少なくとも一つの充填剤である請求項１に記載
の自己融着性導電性シリコーンゴム組成物。 - 【請求項６】 白金系触媒が、白金アルコラート、及び
シロキサン白金から選ばれる少なくとも一つの化合物で
ある請求項１に記載の自己融着性導電性シリコーンゴム
組成物。 - 【請求項７】 有機過酸化物が、ビス−２，４−ジクロ
ベンゾイルパ−オキサイド、ｔ−ブチルパーベンゾエー
ド、ジーｔ−ブチルベンゾイルパーオキサイド、２，５
−ジメチル、２，５−ジ−ターシャリブチルパーオキシ
ヘキサン，及びオルトクロロパーベンゾエードから選ば
れる少なくとも一つの化合物である請求項１に記載の自
己融着性導電性シリコーンゴム組成物。 - 【請求項８】 カーボンブラックが、アセチレンブラッ
ク、オイルファーネスブラック、サマーブラックから選
ばれる少なくとも一つの物質である請求項１に記載の自
己融着性導電性シリコーンゴム組成物。 - 【請求項９】 金属粉末が、銀、ニッケル、銅、アルミ
ニウム、ステンレス、及び非導電性の素材に金属メッキ
を施して導電化した粉末から選ばれる少なくとも一つの
粉末である請求項１に記載の自己融着性導電性シリコー
ンゴム組成物。 - 【請求項１０】 ホウ素原子化合物が、トリエトキシ硼
酸（Ｂ（Ｃ2Ｈ5Ｏ）3）、及びトリアルキルホウ素（Ｂ
Ｒ3、但しＲは炭素数１〜２０のアルキル基を示す）か
ら選ばれる少なくとも一つの化合物である請求項１に記
載の自己融着性導電性シリコーンゴム組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22362497A JPH10120904A (ja) | 1996-08-28 | 1997-08-20 | 自己融着性導電性シリコーンゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-226463 | 1996-08-28 | ||
| JP22646396 | 1996-08-28 | ||
| JP22362497A JPH10120904A (ja) | 1996-08-28 | 1997-08-20 | 自己融着性導電性シリコーンゴム組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10120904A true JPH10120904A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=26525596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22362497A Pending JPH10120904A (ja) | 1996-08-28 | 1997-08-20 | 自己融着性導電性シリコーンゴム組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10120904A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007062057A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Three Bond Co Ltd | シリコンーンゴム硬化物の接合方法及び複合構造物 |
| EP1850416A1 (en) | 2006-04-28 | 2007-10-31 | Nitto Denko Corporation | Adhesive tape having a characteristic of conducting or absorbing electromagnetic waves |
| WO2011016493A1 (ja) | 2009-08-07 | 2011-02-10 | 日産自動車株式会社 | 燃料電池およびその製造方法 |
| WO2012050128A1 (ja) * | 2010-10-13 | 2012-04-19 | 東海ゴム工業株式会社 | 柔軟導電材料、およびそれを用いたトランスデューサ、フレキシブル配線板、電磁波シールド |
| JP2012162741A (ja) * | 1999-10-08 | 2012-08-30 | Cabot Corp | 濡れすべり抵抗が改良されたエラストマーコンパウンド及び濡れすべり抵抗を改良する方法 |
| KR101306867B1 (ko) * | 2010-11-19 | 2013-09-10 | (주)선경에스티 | 이중 구조체 제조 장치 및 그 방법 |
| JP2017039833A (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | 信越化学工業株式会社 | 自己融着高誘電シリコーンゴム組成物及び自己融着高誘電テープ |
-
1997
- 1997-08-20 JP JP22362497A patent/JPH10120904A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012162741A (ja) * | 1999-10-08 | 2012-08-30 | Cabot Corp | 濡れすべり抵抗が改良されたエラストマーコンパウンド及び濡れすべり抵抗を改良する方法 |
| JP2007062057A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Three Bond Co Ltd | シリコンーンゴム硬化物の接合方法及び複合構造物 |
| EP1850416A1 (en) | 2006-04-28 | 2007-10-31 | Nitto Denko Corporation | Adhesive tape having a characteristic of conducting or absorbing electromagnetic waves |
| EP2463944A4 (en) * | 2009-08-07 | 2014-01-08 | Nissan Motor | FUEL CELL AND METHOD OF MANUFACTURING THE SAME |
| WO2011016493A1 (ja) | 2009-08-07 | 2011-02-10 | 日産自動車株式会社 | 燃料電池およびその製造方法 |
| EP2463944A1 (en) * | 2009-08-07 | 2012-06-13 | Nissan Motor Co., Ltd. | Fuel cell and method for manufacturing same |
| JP4978752B2 (ja) * | 2009-08-07 | 2012-07-18 | 日産自動車株式会社 | 燃料電池およびその製造方法 |
| US8722277B2 (en) | 2009-08-07 | 2014-05-13 | Nissan Motor Co., Ltd. | Fuel cell and method for manufacturing same |
| WO2012050128A1 (ja) * | 2010-10-13 | 2012-04-19 | 東海ゴム工業株式会社 | 柔軟導電材料、およびそれを用いたトランスデューサ、フレキシブル配線板、電磁波シールド |
| JPWO2012050128A1 (ja) * | 2010-10-13 | 2014-02-24 | 東海ゴム工業株式会社 | 柔軟導電材料、およびそれを用いたトランスデューサ、フレキシブル配線板、電磁波シールド |
| US9136035B2 (en) | 2010-10-13 | 2015-09-15 | Sumitomo Riko Company Limited | Flexible conductive material and transducer, flexible wiring board, and electromagnetic shield using the same |
| KR101306867B1 (ko) * | 2010-11-19 | 2013-09-10 | (주)선경에스티 | 이중 구조체 제조 장치 및 그 방법 |
| JP2017039833A (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | 信越化学工業株式会社 | 自己融着高誘電シリコーンゴム組成物及び自己融着高誘電テープ |
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