JPH10118963A - 自律移動車 - Google Patents
自律移動車Info
- Publication number
- JPH10118963A JPH10118963A JP8280910A JP28091096A JPH10118963A JP H10118963 A JPH10118963 A JP H10118963A JP 8280910 A JP8280910 A JP 8280910A JP 28091096 A JP28091096 A JP 28091096A JP H10118963 A JPH10118963 A JP H10118963A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- autonomous mobile
- work
- working
- work surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 abstract description 17
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 2
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Manipulator (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
- Electric Suction Cleaners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価で軽量で取り扱い易い、所定の作業を行
なう自律移動車を提供する。 【解決手段】 本自律移動台車は、独立して使用できる
従来の家庭用電気掃除機40を搭載する。本自律移動車
には、自律して清掃作業を行なわせるために、家庭用電
気掃除機40を着脱可能に搭載する搭載部20と、家庭
用電気掃除機40のノズル42を適切に接地させるため
の保持部30とを含んでいる。
なう自律移動車を提供する。 【解決手段】 本自律移動台車は、独立して使用できる
従来の家庭用電気掃除機40を搭載する。本自律移動車
には、自律して清掃作業を行なわせるために、家庭用電
気掃除機40を着脱可能に搭載する搭載部20と、家庭
用電気掃除機40のノズル42を適切に接地させるため
の保持部30とを含んでいる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自律して移動する
自律移動車に関し、特に清掃機器を載せ自律移動する自
律移動車に関する。
自律移動車に関し、特に清掃機器を載せ自律移動する自
律移動車に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、自律移動技術の応用として、各種
清掃ロボット等が研究、開発されている。
清掃ロボット等が研究、開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
清掃ロボットは、清掃作業部と自律移動部とが一体とな
って構成されている。このため、清掃ロボット全体とし
て高価なものとなり、また、清掃対象に最適な清掃作業
部を選んだり、老朽化した清掃作業部を交換したりする
ことが容易にはできない。
清掃ロボットは、清掃作業部と自律移動部とが一体とな
って構成されている。このため、清掃ロボット全体とし
て高価なものとなり、また、清掃対象に最適な清掃作業
部を選んだり、老朽化した清掃作業部を交換したりする
ことが容易にはできない。
【0004】また、従来の清掃ロボットは、清掃作業部
と自律移動部とが一体となっているため、重量が大き
く、操作者にとって取り扱いにくいものとなっている。
特に、自律ロボットでは作業が困難な複雑な形状の場所
を、人がロボットをマニュアルで操作して作業を行なう
場合に、大変扱いづらいものであった。
と自律移動部とが一体となっているため、重量が大き
く、操作者にとって取り扱いにくいものとなっている。
特に、自律ロボットでは作業が困難な複雑な形状の場所
を、人がロボットをマニュアルで操作して作業を行なう
場合に、大変扱いづらいものであった。
【0005】本発明は、これらのような問題点を解決す
るためになされたもので、その目的は、安価で軽量で取
り扱い易く、自律的には作業しづらいような場所では清
掃機器を取り外して、従来の掃除機として、人が手軽に
取り扱うことのできる自律移動車を提供することであ
る。
るためになされたもので、その目的は、安価で軽量で取
り扱い易く、自律的には作業しづらいような場所では清
掃機器を取り外して、従来の掃除機として、人が手軽に
取り扱うことのできる自律移動車を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、被作業面に対して所定の作業を行なうための、自律
して移動する自律移動車である。
は、被作業面に対して所定の作業を行なうための、自律
して移動する自律移動車である。
【0007】本自律移動車は、被作業面に対して独立し
て作業可能な作業部を有する作業機器を搭載する搭載手
段と、作業機器の作業部を被作業面に適切に接地させる
ための接地手段とを含んでいる。
て作業可能な作業部を有する作業機器を搭載する搭載手
段と、作業機器の作業部を被作業面に適切に接地させる
ための接地手段とを含んでいる。
【0008】請求項1に記載の発明によると、搭載され
た独立して作業可能な作業機器の作業部は、適切に接地
されつつ、被作業面に対する所定の作業を行なうことが
できる。これにより、独立して作業可能な従来の作業機
器を取り外して自律的には作業しづらい場所では手作業
で、また、自律作業しやすい場所は取り付けて自律的に
作業を行なわせることが可能となり、安価で軽量で取り
扱い易い、所定の作業を行なう自律移動車を提供するこ
とができる。
た独立して作業可能な作業機器の作業部は、適切に接地
されつつ、被作業面に対する所定の作業を行なうことが
できる。これにより、独立して作業可能な従来の作業機
器を取り外して自律的には作業しづらい場所では手作業
で、また、自律作業しやすい場所は取り付けて自律的に
作業を行なわせることが可能となり、安価で軽量で取り
扱い易い、所定の作業を行なう自律移動車を提供するこ
とができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の自律移動車であって、接地手段は、作業機器の作業部
を上下方向に移動させる。
の自律移動車であって、接地手段は、作業機器の作業部
を上下方向に移動させる。
【0010】請求項2に記載の発明によると、搭載され
た作業機器の作業部は、上下方向に移動させられること
により適切に接地されつつ、被作業面に対する所定の作
業を行なうことができる。これにより、独立して使用で
きる従来の作業機器を着脱して利用しつつ自律的に作業
を行なわせることが可能となり、安価で軽量で取り扱い
易い、所定の作業を行なう自律移動車を提供することが
できる。
た作業機器の作業部は、上下方向に移動させられること
により適切に接地されつつ、被作業面に対する所定の作
業を行なうことができる。これにより、独立して使用で
きる従来の作業機器を着脱して利用しつつ自律的に作業
を行なわせることが可能となり、安価で軽量で取り扱い
易い、所定の作業を行なう自律移動車を提供することが
できる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の自律移動車であって、接地手段は、作業機器の作業部
を被作業面と交わる面内で回転移動させる。
の自律移動車であって、接地手段は、作業機器の作業部
を被作業面と交わる面内で回転移動させる。
【0012】請求項3に記載の発明によると、搭載され
た作業機器の作業部は、被作業面と交わる面内で回転移
動させられることにより適切に接地されつつ、被作業面
に対する所定の作業を行なうことができる。これによ
り、独立して使用できる従来の作業機器を着脱して利用
しつつ自律的に作業を行なわせることが可能となり、安
価で軽量で取り扱い易い、所定の作業を行なう自律移動
車を提供することができる。
た作業機器の作業部は、被作業面と交わる面内で回転移
動させられることにより適切に接地されつつ、被作業面
に対する所定の作業を行なうことができる。これによ
り、独立して使用できる従来の作業機器を着脱して利用
しつつ自律的に作業を行なわせることが可能となり、安
価で軽量で取り扱い易い、所定の作業を行なう自律移動
車を提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
における実施の形態の1つである清掃ロボットについて
説明する。
における実施の形態の1つである清掃ロボットについて
説明する。
【0014】本清掃ロボットは、自律移動台車1と家庭
用電気掃除機40とからなる。図1は、本発明における
実施の形態の1つである、家庭用電気掃除機40を搭載
した、自律移動台車1(一部断面)を示す図であり、図
2は、自律移動台車1(一部断面)を示す図である。ま
た、図3は、自律移動台車1の構成を説明するための模
式的断面図である。
用電気掃除機40とからなる。図1は、本発明における
実施の形態の1つである、家庭用電気掃除機40を搭載
した、自律移動台車1(一部断面)を示す図であり、図
2は、自律移動台車1(一部断面)を示す図である。ま
た、図3は、自律移動台車1の構成を説明するための模
式的断面図である。
【0015】自律移動台車1は、次に示すような概略構
成と制御部による制御とによって、作業面60上を自律
して走行し清掃作業を行なう。
成と制御部による制御とによって、作業面60上を自律
して走行し清掃作業を行なう。
【0016】自律移動台車1は、作業面60上を走行す
る駆動輪を備える走行部10と、家庭用電気掃除機40
を搭載するための搭載部20と、家庭用電気掃除機40
のノズルパイプ41を保持しノズルパイプ41が矢印D
1方向に移動可能な保持部30とから構成される。
る駆動輪を備える走行部10と、家庭用電気掃除機40
を搭載するための搭載部20と、家庭用電気掃除機40
のノズルパイプ41を保持しノズルパイプ41が矢印D
1方向に移動可能な保持部30とから構成される。
【0017】走行部10は、前側キャスタ11と、後側
キャスタ12と、右側駆動モータ13と、左側駆動モー
タ14と、右側走行輪15と、左側走行輪16と、右側
エンコーダ17と、左側エンコーダ18とを備える。
キャスタ12と、右側駆動モータ13と、左側駆動モー
タ14と、右側走行輪15と、左側走行輪16と、右側
エンコーダ17と、左側エンコーダ18とを備える。
【0018】右側駆動モータ13、左側駆動モータ14
は、それぞれ、右側走行輪15、左側走行輪16を駆動
し、これらによって自律移動台車1は、直進走行、回転
走行が可能となる。直進走行による移動距離、回転走行
による回転角度は、右側エンコーダ17、左側エンコー
ダ18によって算出される。前側キャスタ11、後側キ
ャスタ12は、右側走行輪15、左側走行輪16ととも
に、自律移動台車1および搭載される家庭用電気掃除機
40の重量を支える。
は、それぞれ、右側走行輪15、左側走行輪16を駆動
し、これらによって自律移動台車1は、直進走行、回転
走行が可能となる。直進走行による移動距離、回転走行
による回転角度は、右側エンコーダ17、左側エンコー
ダ18によって算出される。前側キャスタ11、後側キ
ャスタ12は、右側走行輪15、左側走行輪16ととも
に、自律移動台車1および搭載される家庭用電気掃除機
40の重量を支える。
【0019】また、走行部10は、ジャイロセンサ25
と、バンパセンサ26と、前方測距センサ27と、右側
測距センサ28、左側測距センサ29とを備える。
と、バンパセンサ26と、前方測距センサ27と、右側
測距センサ28、左側測距センサ29とを備える。
【0020】ジャイロセンサ25は、レートジャイロで
あり、走行部10の回転角速度を計測する。ジャイロセ
ンサ25を用いることによって、自律移動台車が回転し
ようとする方向とその回転角速度とが計測される。ま
た、バンパセンサ26は、進行方向への障害物との接触
を検知し、前方測距センサ27、右側測距センサ28、
左側測距センサ29は、それぞれ、自律移動台車1から
前方、右側、左側の障害物までの距離を測定する。
あり、走行部10の回転角速度を計測する。ジャイロセ
ンサ25を用いることによって、自律移動台車が回転し
ようとする方向とその回転角速度とが計測される。ま
た、バンパセンサ26は、進行方向への障害物との接触
を検知し、前方測距センサ27、右側測距センサ28、
左側測距センサ29は、それぞれ、自律移動台車1から
前方、右側、左側の障害物までの距離を測定する。
【0021】搭載部20は、搭載台床面21と、電源コ
ード22と、電源供給部23とを備える。
ード22と、電源供給部23とを備える。
【0022】搭載台床面21は自律移動台車1の後方に
向かって低くなるよう傾斜している。したがって、搭載
される家庭用電気掃除機40の排気風は、水平面より上
方に向けられ作業面60上の埃等が排気によって空中に
舞い上げられることはない。電源供給部23には、家庭
用電気掃除機40の電源コードが接続され、家庭用電気
掃除機40へ電力が供給される。また、自律移動台車1
の電源は天井からの電源コード70に接続される電源コ
ード22を介して供給される。
向かって低くなるよう傾斜している。したがって、搭載
される家庭用電気掃除機40の排気風は、水平面より上
方に向けられ作業面60上の埃等が排気によって空中に
舞い上げられることはない。電源供給部23には、家庭
用電気掃除機40の電源コードが接続され、家庭用電気
掃除機40へ電力が供給される。また、自律移動台車1
の電源は天井からの電源コード70に接続される電源コ
ード22を介して供給される。
【0023】保持部30は家庭用電気掃除機40のノズ
ルパイプ41をはさみ込むように保持し、ばね211は
ノズルパイプ41を適度な力ではさみ込むために設けら
れる。また、保持部30は、家庭用電気掃除機40のノ
ズル42を作業面60に接地させ、適切に清掃作業を行
なうことができるような構成となっている。
ルパイプ41をはさみ込むように保持し、ばね211は
ノズルパイプ41を適度な力ではさみ込むために設けら
れる。また、保持部30は、家庭用電気掃除機40のノ
ズル42を作業面60に接地させ、適切に清掃作業を行
なうことができるような構成となっている。
【0024】図4は、図2の矢印A方向から見た、保持
部30周辺の構成を説明するための上面図であり、図5
は、図4の矢印B方向から見た、保持部30周辺の構成
を説明するための側面図である。
部30周辺の構成を説明するための上面図であり、図5
は、図4の矢印B方向から見た、保持部30周辺の構成
を説明するための側面図である。
【0025】保持部30周辺には、回転位置検出用円盤
201と、フォトインタラプタ202と、モータ保持部
材203と、パルスモータ204と、プーリ205、2
06と、タイミングベルト207と、ノズル持ち上げ用
ローラ208と、ノズル保持部材209、210と、ノ
ズルはさみ込み用ばね211と、ノズルスライド保持用
ローラ212、保持部材回動軸213とが設けられてい
る。
201と、フォトインタラプタ202と、モータ保持部
材203と、パルスモータ204と、プーリ205、2
06と、タイミングベルト207と、ノズル持ち上げ用
ローラ208と、ノズル保持部材209、210と、ノ
ズルはさみ込み用ばね211と、ノズルスライド保持用
ローラ212、保持部材回動軸213とが設けられてい
る。
【0026】各部の動作の概略を次に示す。モータ保持
部材203によって保持されたパルスモータ204は、
自律移動台車1の制御部からの指示に応じて、プーリ2
05、206、タイミングベルト207を介して、ノズ
ル持ち上げ用ローラ208を回転させる。この回転は、
ノズル保持部材209、210、ノズルはさみ込み用ば
ね211、ノズルスライド保持用ローラ212によって
保持されたノズルパイプ41を上下方向へ移動させる。
部材203によって保持されたパルスモータ204は、
自律移動台車1の制御部からの指示に応じて、プーリ2
05、206、タイミングベルト207を介して、ノズ
ル持ち上げ用ローラ208を回転させる。この回転は、
ノズル保持部材209、210、ノズルはさみ込み用ば
ね211、ノズルスライド保持用ローラ212によって
保持されたノズルパイプ41を上下方向へ移動させる。
【0027】また、回転位置検出用円盤201には切り
欠きが設けられており、これをフォトインタラプタ20
2で検出することにより、家庭用電気掃除機40のノズ
ルパイプ41の上下方向への位置を調節することができ
る。ノズル保持部材209、210は、上下方向に延び
る保持部材回動軸213に対して回転自在である。
欠きが設けられており、これをフォトインタラプタ20
2で検出することにより、家庭用電気掃除機40のノズ
ルパイプ41の上下方向への位置を調節することができ
る。ノズル保持部材209、210は、上下方向に延び
る保持部材回動軸213に対して回転自在である。
【0028】図6は家庭用電気掃除機40のノズルパイ
プ41のノズルフリースライド状態を説明するための図
であり、図7は家庭用電気掃除機40のノズルパイプ4
1のノズル昇降制御状態を説明するための図である。図
6(a)、図7(a)は図4に対応し、図6(b)、図
7(b)は図5に対応する。
プ41のノズルフリースライド状態を説明するための図
であり、図7は家庭用電気掃除機40のノズルパイプ4
1のノズル昇降制御状態を説明するための図である。図
6(a)、図7(a)は図4に対応し、図6(b)、図
7(b)は図5に対応する。
【0029】ノズルパイプ41は、ノズルスライド保持
用ローラ212(上下各3個ずつ、計6個設けられてい
る球形のローラ)の接触と、ノズルはさみ込み用ばね2
11のばね力によるはさみ込みとによって保持されてい
る。また、パルスモータ204によって回転するノズル
持ち上げ用ローラ208は、半径と垂直な方向への切断
部を有し、切断部、非切断部とノズルパイプ41との接
触、非接触が、ノズルフリースライド状態、ノズル昇降
制御状態を決定する。
用ローラ212(上下各3個ずつ、計6個設けられてい
る球形のローラ)の接触と、ノズルはさみ込み用ばね2
11のばね力によるはさみ込みとによって保持されてい
る。また、パルスモータ204によって回転するノズル
持ち上げ用ローラ208は、半径と垂直な方向への切断
部を有し、切断部、非切断部とノズルパイプ41との接
触、非接触が、ノズルフリースライド状態、ノズル昇降
制御状態を決定する。
【0030】ノズル持ち上げ用ローラ208が図6に示
すような位置にあり、ノズル持ち上げ用ローラ208が
ノズルパイプ41とは接触しないとき、ノズルパイプ4
1は、自重によって下方(矢印D2方向)に降り接地す
る。この状態をノズルフリースライド状態とし、ノズル
持ち上げ用ローラのこの位置をノズルフリー位置とす
る。ノズルフリー位置の確認は、回転位置検出用円盤2
01の切り欠きがフォトインタラプタ202によって検
出されることにより行なわれる。図6(b)には、回転
位置検出用円盤201の切り欠きがフォトインタラプタ
202に検出されている状態が示されている。
すような位置にあり、ノズル持ち上げ用ローラ208が
ノズルパイプ41とは接触しないとき、ノズルパイプ4
1は、自重によって下方(矢印D2方向)に降り接地す
る。この状態をノズルフリースライド状態とし、ノズル
持ち上げ用ローラのこの位置をノズルフリー位置とす
る。ノズルフリー位置の確認は、回転位置検出用円盤2
01の切り欠きがフォトインタラプタ202によって検
出されることにより行なわれる。図6(b)には、回転
位置検出用円盤201の切り欠きがフォトインタラプタ
202に検出されている状態が示されている。
【0031】ノズル持ち上げ用ローラ208が図7に示
すような位置にあり、ノズル持ち上げ用ローラ208が
ノズルパイプ41と接触するとき、ノズル持ち上げ用ロ
ーラ208の矢印D4方向への回転は、ノズルパイプ4
1の矢印D3方向への平行移動として伝達される。この
状態をノズル昇降制御状態とする。このノズル昇降制御
状態においては、ノズル持ち上げ用ローラ208の弾力
により、ノズル持ち上げ用ローラ208は、少し押しつ
ぶされ、ノズルパイプ41との接触面積が大きくなる。
これは接触面の摩擦力を増大させ、ノズルパイプ41は
ノズル持ち上げ用ローラ208によってしっかりと保持
され、ノズル持ち上げ用ローラ208を回転駆動するこ
とによりノズルの昇降を行なうことができる。
すような位置にあり、ノズル持ち上げ用ローラ208が
ノズルパイプ41と接触するとき、ノズル持ち上げ用ロ
ーラ208の矢印D4方向への回転は、ノズルパイプ4
1の矢印D3方向への平行移動として伝達される。この
状態をノズル昇降制御状態とする。このノズル昇降制御
状態においては、ノズル持ち上げ用ローラ208の弾力
により、ノズル持ち上げ用ローラ208は、少し押しつ
ぶされ、ノズルパイプ41との接触面積が大きくなる。
これは接触面の摩擦力を増大させ、ノズルパイプ41は
ノズル持ち上げ用ローラ208によってしっかりと保持
され、ノズル持ち上げ用ローラ208を回転駆動するこ
とによりノズルの昇降を行なうことができる。
【0032】図8は、ノズルパイプ41の持ち上げ過程
を説明するための図である。ノズルパイプ41の持ち上
げ過程は、次に示す過程a)〜d)の通りである。これ
らの過程a)〜d)は、それぞれ図8(a)〜(d)を
説明する。
を説明するための図である。ノズルパイプ41の持ち上
げ過程は、次に示す過程a)〜d)の通りである。これ
らの過程a)〜d)は、それぞれ図8(a)〜(d)を
説明する。
【0033】a)ノズルフリー位置である。回転位置検
出用円盤201の切り欠きがフォトインタラプタ202
によって検出されることにより、ノズルフリー位置が確
認されている。
出用円盤201の切り欠きがフォトインタラプタ202
によって検出されることにより、ノズルフリー位置が確
認されている。
【0034】b)ノズル持ち上げ用ローラ208を左回
転(矢印d1、d2方向)させていくと、ノズルパイプ
41に接触する。接触した時点からノズルパイプ41の
持ち上げが始まる。
転(矢印d1、d2方向)させていくと、ノズルパイプ
41に接触する。接触した時点からノズルパイプ41の
持ち上げが始まる。
【0035】c)b)に続き、ノズル持ち上げ用ローラ
208をさらに左回転させると、ノズルパイプ41は徐
々に矢印d3方向へ持ち上げられていく。
208をさらに左回転させると、ノズルパイプ41は徐
々に矢印d3方向へ持ち上げられていく。
【0036】d)ノズルパイプ41は、持ち上げられた
状態で保持されている。回転角度はパルスモータ204
のパルス数によって制御され、図に示す位置でノズル持
ち上げ用ローラ208の回転は停止される。
状態で保持されている。回転角度はパルスモータ204
のパルス数によって制御され、図に示す位置でノズル持
ち上げ用ローラ208の回転は停止される。
【0037】以上に示すような自律移動台車1は、独立
して使用できる従来の家庭用電気掃除機40を着脱して
利用しつつ自律的に作業を行なうことができ、安価で軽
量で取り扱い易い。
して使用できる従来の家庭用電気掃除機40を着脱して
利用しつつ自律的に作業を行なうことができ、安価で軽
量で取り扱い易い。
【0038】上記の自律移動台車1に、家庭用電気掃除
機40に取付けられているごみ検出センサの信号を入力
し、ごみが検出されている場合、自律移動台車1の走行
速度を遅くしたりその場で停止させたりし、ごみが検出
されなくなると通常の走行を再開させたりすることがで
きる。また、この信号を入力し、ごみが検出されている
場合、その場所の前後の領域を往復走行させたりするこ
とができる。これらによって、清掃効果は高められる。
機40に取付けられているごみ検出センサの信号を入力
し、ごみが検出されている場合、自律移動台車1の走行
速度を遅くしたりその場で停止させたりし、ごみが検出
されなくなると通常の走行を再開させたりすることがで
きる。また、この信号を入力し、ごみが検出されている
場合、その場所の前後の領域を往復走行させたりするこ
とができる。これらによって、清掃効果は高められる。
【0039】図4、図5にはノズルパイプ41を上下さ
せることによりノズル42を上下させる機構を説明した
が、ノズル42を上下させる機構として、図9、図10
に示すような保持部30を上下させる機構を利用するこ
とができる。これらの機構においては、保持部30に対
して、ノズルパイプ41の位置は固定している。
せることによりノズル42を上下させる機構を説明した
が、ノズル42を上下させる機構として、図9、図10
に示すような保持部30を上下させる機構を利用するこ
とができる。これらの機構においては、保持部30に対
して、ノズルパイプ41の位置は固定している。
【0040】図9は、保持部30を上下させるための第
1の機構を説明するための図である。図9(a)はノズ
ル42が自重によって下方に降り作業面60に接地して
いるノズルフリー移動状態を示し、図9(b)はノズル
42が作業面60から持ち上げられている状態を示して
いる。
1の機構を説明するための図である。図9(a)はノズ
ル42が自重によって下方に降り作業面60に接地して
いるノズルフリー移動状態を示し、図9(b)はノズル
42が作業面60から持ち上げられている状態を示して
いる。
【0041】図9において、モータ80によって駆動さ
れるカム81は、支点83を中心に矢印D5の方向に保
持部材82を回転させることにより、ノズル42を上下
(接地、非接地)させている。図9(a)においては、
カム81と保持部材82とは接触しておらず、ノズル4
2は、カム81と保持部材82とが接触するまでの範囲
内で、作業面60の凹凸に合わせて、自由に上下移動で
きる。
れるカム81は、支点83を中心に矢印D5の方向に保
持部材82を回転させることにより、ノズル42を上下
(接地、非接地)させている。図9(a)においては、
カム81と保持部材82とは接触しておらず、ノズル4
2は、カム81と保持部材82とが接触するまでの範囲
内で、作業面60の凹凸に合わせて、自由に上下移動で
きる。
【0042】図10は、保持部30を上下させるための
第2の機構を説明するための図である。図10(a)は
ノズル42が自重によって下方に降り作業面60に接地
しているノズルフリースライド状態を示し、図10
(b)はノズル42が作業面60から持ち上げられてい
る状態を示している。
第2の機構を説明するための図である。図10(a)は
ノズル42が自重によって下方に降り作業面60に接地
しているノズルフリースライド状態を示し、図10
(b)はノズル42が作業面60から持ち上げられてい
る状態を示している。
【0043】図10において、モータ80に固着された
レバー84は、支点86を中心に回転しスライダ85を
矢印D6の方向にスライドさせることにより、ノズル4
2を上下(接地、非接地)させている。図10(a)に
おいては、レバー84とスライダ85とは接触しておら
ず、ノズル42は、レバー84とスライダ85とが接触
するまでの範囲内で作業面60の凹凸に合わせて自由に
上下移動できる。
レバー84は、支点86を中心に回転しスライダ85を
矢印D6の方向にスライドさせることにより、ノズル4
2を上下(接地、非接地)させている。図10(a)に
おいては、レバー84とスライダ85とは接触しておら
ず、ノズル42は、レバー84とスライダ85とが接触
するまでの範囲内で作業面60の凹凸に合わせて自由に
上下移動できる。
【0044】これらの保持部30を上下させるための第
1の機構あるいは第2の機構によって、清掃作業部を適
切な圧力で作業面60に接地させることができる。
1の機構あるいは第2の機構によって、清掃作業部を適
切な圧力で作業面60に接地させることができる。
【0045】また、自律移動台車1の走行中にスピンタ
ーンや横移動を行なう場合に、搭載された家庭用電気掃
除機40のノズル42と作業面60との間の摩擦力によ
り、自律移動台車1の走行部10への負荷が大きくなり
車輪がスリップする場合がある。上述のノズル42を上
下させる3つの機構は、スピンターンや横移動を行なう
場合に、ノズル42を持ち上げることにより車輪のスリ
ップを防止することができる。
ーンや横移動を行なう場合に、搭載された家庭用電気掃
除機40のノズル42と作業面60との間の摩擦力によ
り、自律移動台車1の走行部10への負荷が大きくなり
車輪がスリップする場合がある。上述のノズル42を上
下させる3つの機構は、スピンターンや横移動を行なう
場合に、ノズル42を持ち上げることにより車輪のスリ
ップを防止することができる。
【0046】さらに、保持部30を上下させノズル42
を作業面60に接地させるために次のような機構を用い
ることができる。この機構においても、保持部30に対
して、ノズルパイプ41の位置は固定している。
を作業面60に接地させるために次のような機構を用い
ることができる。この機構においても、保持部30に対
して、ノズルパイプ41の位置は固定している。
【0047】図11は、ノズル42を作業面60に接地
させるための機構を説明するための図である。本機構に
おいては、上述のようなモータ、カム、レバー等の部品
は不要である。
させるための機構を説明するための図である。本機構に
おいては、上述のようなモータ、カム、レバー等の部品
は不要である。
【0048】図11(a)において、保持部30の一端
は、支点83により搭載部20と回転自在に取り付けら
れる。ノズル42は作業面60に合わせて矢印D9方向
に回転し、ノズル42は自重により作業面60に接地す
る。また、ばねを用いて作業面60方向に付勢すれば、
より密着してノズル42を作業面60に接地させること
ができる。
は、支点83により搭載部20と回転自在に取り付けら
れる。ノズル42は作業面60に合わせて矢印D9方向
に回転し、ノズル42は自重により作業面60に接地す
る。また、ばねを用いて作業面60方向に付勢すれば、
より密着してノズル42を作業面60に接地させること
ができる。
【0049】図11(b)において、保持部30の一端
は、スライダ85により搭載部2とスライド自在に取り
付けられる。ノズル42は作業面60に合わせて矢印D
10方向にスライドし、ノズル42は自重により作業面
60に接地する。また、ばねを用いて作業面60方向に
付勢すれば、より密着してノズル42を作業面60に接
地させることができる。
は、スライダ85により搭載部2とスライド自在に取り
付けられる。ノズル42は作業面60に合わせて矢印D
10方向にスライドし、ノズル42は自重により作業面
60に接地する。また、ばねを用いて作業面60方向に
付勢すれば、より密着してノズル42を作業面60に接
地させることができる。
【図1】本発明における実施の形態の1つである、家庭
用電気掃除機40を搭載した、自律移動台車1(一部断
面)を示す図である。
用電気掃除機40を搭載した、自律移動台車1(一部断
面)を示す図である。
【図2】自律移動台車1(一部断面)を示す図である。
【図3】自律移動台車1の構成を説明するための模式的
断面図である。
断面図である。
【図4】図2の矢印A方向から見た、保持部30周辺の
構成を説明するための上面図である。
構成を説明するための上面図である。
【図5】図4の矢印B方向から見た、保持部30周辺の
構成を説明するための側面図である。
構成を説明するための側面図である。
【図6】家庭用電気掃除機40のノズルパイプ41のノ
ズルフリースライド状態を説明するための図である。
ズルフリースライド状態を説明するための図である。
【図7】家庭用電気掃除機40のノズルパイプ41のノ
ズル昇降制御状態を説明するための図である。
ズル昇降制御状態を説明するための図である。
【図8】ノズルパイプ41の持ち上げ過程を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図9】保持部30を上下させるための第1の機構を説
明するための図である。
明するための図である。
【図10】保持部30を上下させるための第2の機構を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図11】ノズル42を作業面60に接地させるための
機構を説明するための図である。
機構を説明するための図である。
1 自律移動台車 10 走行部 20 搭載部 30 保持部 40 家庭用電気掃除機 41 ノズルパイプ 42 ノズル
Claims (3)
- 【請求項1】 被作業面に対して所定の作業を行なうた
めの、自律して移動する自律移動車であって、 前記被作業面に対して独立して作業可能な作業部を有す
る作業機器を搭載する搭載手段と、 前記作業機器の作業部を前記被作業面に適切に接地させ
るための接地手段とを含む、自律移動車。 - 【請求項2】 前記接地手段は、前記作業機器の作業部
を上下方向に移動させる、請求項1に記載の自律移動
車。 - 【請求項3】 前記接地手段は、前記作業機器の作業部
を前記被作業面と交わる面内で回転移動させる、請求項
1に記載の自律移動車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8280910A JPH10118963A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | 自律移動車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8280910A JPH10118963A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | 自律移動車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10118963A true JPH10118963A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17631652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8280910A Withdrawn JPH10118963A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | 自律移動車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10118963A (ja) |
Cited By (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8239992B2 (en) | 2007-05-09 | 2012-08-14 | Irobot Corporation | Compact autonomous coverage robot |
US8253368B2 (en) | 2004-01-28 | 2012-08-28 | Irobot Corporation | Debris sensor for cleaning apparatus |
US8368339B2 (en) | 2001-01-24 | 2013-02-05 | Irobot Corporation | Robot confinement |
US8374721B2 (en) | 2005-12-02 | 2013-02-12 | Irobot Corporation | Robot system |
US8380350B2 (en) | 2005-12-02 | 2013-02-19 | Irobot Corporation | Autonomous coverage robot navigation system |
US8382906B2 (en) | 2005-02-18 | 2013-02-26 | Irobot Corporation | Autonomous surface cleaning robot for wet cleaning |
US8386081B2 (en) | 2002-09-13 | 2013-02-26 | Irobot Corporation | Navigational control system for a robotic device |
US8387193B2 (en) | 2005-02-18 | 2013-03-05 | Irobot Corporation | Autonomous surface cleaning robot for wet and dry cleaning |
US8390251B2 (en) | 2004-01-21 | 2013-03-05 | Irobot Corporation | Autonomous robot auto-docking and energy management systems and methods |
US8396592B2 (en) | 2001-06-12 | 2013-03-12 | Irobot Corporation | Method and system for multi-mode coverage for an autonomous robot |
US8412377B2 (en) | 2000-01-24 | 2013-04-02 | Irobot Corporation | Obstacle following sensor scheme for a mobile robot |
US8417383B2 (en) | 2006-05-31 | 2013-04-09 | Irobot Corporation | Detecting robot stasis |
US8418303B2 (en) | 2006-05-19 | 2013-04-16 | Irobot Corporation | Cleaning robot roller processing |
US8428778B2 (en) | 2002-09-13 | 2013-04-23 | Irobot Corporation | Navigational control system for a robotic device |
US8838274B2 (en) | 2001-06-12 | 2014-09-16 | Irobot Corporation | Method and system for multi-mode coverage for an autonomous robot |
US8874264B1 (en) | 2004-07-07 | 2014-10-28 | Irobot Corporation | Celestial navigation system for an autonomous robot |
US8930023B2 (en) | 2009-11-06 | 2015-01-06 | Irobot Corporation | Localization by learning of wave-signal distributions |
US8950038B2 (en) | 2005-12-02 | 2015-02-10 | Irobot Corporation | Modular robot |
US8972052B2 (en) | 2004-07-07 | 2015-03-03 | Irobot Corporation | Celestial navigation system for an autonomous vehicle |
US8978196B2 (en) | 2005-12-02 | 2015-03-17 | Irobot Corporation | Coverage robot mobility |
US9008835B2 (en) | 2004-06-24 | 2015-04-14 | Irobot Corporation | Remote control scheduler and method for autonomous robotic device |
US9038233B2 (en) | 2001-01-24 | 2015-05-26 | Irobot Corporation | Autonomous floor-cleaning robot |
US9128486B2 (en) | 2002-01-24 | 2015-09-08 | Irobot Corporation | Navigational control system for a robotic device |
US9360300B2 (en) | 2004-03-29 | 2016-06-07 | Irobot Corporation | Methods and apparatus for position estimation using reflected light sources |
US10314449B2 (en) | 2010-02-16 | 2019-06-11 | Irobot Corporation | Vacuum brush |
US10470629B2 (en) | 2005-02-18 | 2019-11-12 | Irobot Corporation | Autonomous surface cleaning robot for dry cleaning |
-
1996
- 1996-10-23 JP JP8280910A patent/JPH10118963A/ja not_active Withdrawn
Cited By (60)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9446521B2 (en) | 2000-01-24 | 2016-09-20 | Irobot Corporation | Obstacle following sensor scheme for a mobile robot |
US8412377B2 (en) | 2000-01-24 | 2013-04-02 | Irobot Corporation | Obstacle following sensor scheme for a mobile robot |
US9144361B2 (en) | 2000-04-04 | 2015-09-29 | Irobot Corporation | Debris sensor for cleaning apparatus |
US8368339B2 (en) | 2001-01-24 | 2013-02-05 | Irobot Corporation | Robot confinement |
US9622635B2 (en) | 2001-01-24 | 2017-04-18 | Irobot Corporation | Autonomous floor-cleaning robot |
US9582005B2 (en) | 2001-01-24 | 2017-02-28 | Irobot Corporation | Robot confinement |
US9038233B2 (en) | 2001-01-24 | 2015-05-26 | Irobot Corporation | Autonomous floor-cleaning robot |
US8396592B2 (en) | 2001-06-12 | 2013-03-12 | Irobot Corporation | Method and system for multi-mode coverage for an autonomous robot |
US9104204B2 (en) | 2001-06-12 | 2015-08-11 | Irobot Corporation | Method and system for multi-mode coverage for an autonomous robot |
US8838274B2 (en) | 2001-06-12 | 2014-09-16 | Irobot Corporation | Method and system for multi-mode coverage for an autonomous robot |
US9128486B2 (en) | 2002-01-24 | 2015-09-08 | Irobot Corporation | Navigational control system for a robotic device |
US8428778B2 (en) | 2002-09-13 | 2013-04-23 | Irobot Corporation | Navigational control system for a robotic device |
US8386081B2 (en) | 2002-09-13 | 2013-02-26 | Irobot Corporation | Navigational control system for a robotic device |
US9949608B2 (en) | 2002-09-13 | 2018-04-24 | Irobot Corporation | Navigational control system for a robotic device |
US9215957B2 (en) | 2004-01-21 | 2015-12-22 | Irobot Corporation | Autonomous robot auto-docking and energy management systems and methods |
US8390251B2 (en) | 2004-01-21 | 2013-03-05 | Irobot Corporation | Autonomous robot auto-docking and energy management systems and methods |
US8854001B2 (en) | 2004-01-21 | 2014-10-07 | Irobot Corporation | Autonomous robot auto-docking and energy management systems and methods |
US8378613B2 (en) | 2004-01-28 | 2013-02-19 | Irobot Corporation | Debris sensor for cleaning apparatus |
US8253368B2 (en) | 2004-01-28 | 2012-08-28 | Irobot Corporation | Debris sensor for cleaning apparatus |
US9360300B2 (en) | 2004-03-29 | 2016-06-07 | Irobot Corporation | Methods and apparatus for position estimation using reflected light sources |
US9486924B2 (en) | 2004-06-24 | 2016-11-08 | Irobot Corporation | Remote control scheduler and method for autonomous robotic device |
US9008835B2 (en) | 2004-06-24 | 2015-04-14 | Irobot Corporation | Remote control scheduler and method for autonomous robotic device |
US9223749B2 (en) | 2004-07-07 | 2015-12-29 | Irobot Corporation | Celestial navigation system for an autonomous vehicle |
US8874264B1 (en) | 2004-07-07 | 2014-10-28 | Irobot Corporation | Celestial navigation system for an autonomous robot |
US8972052B2 (en) | 2004-07-07 | 2015-03-03 | Irobot Corporation | Celestial navigation system for an autonomous vehicle |
US9229454B1 (en) | 2004-07-07 | 2016-01-05 | Irobot Corporation | Autonomous mobile robot system |
US10470629B2 (en) | 2005-02-18 | 2019-11-12 | Irobot Corporation | Autonomous surface cleaning robot for dry cleaning |
US8382906B2 (en) | 2005-02-18 | 2013-02-26 | Irobot Corporation | Autonomous surface cleaning robot for wet cleaning |
US9445702B2 (en) | 2005-02-18 | 2016-09-20 | Irobot Corporation | Autonomous surface cleaning robot for wet and dry cleaning |
US8985127B2 (en) | 2005-02-18 | 2015-03-24 | Irobot Corporation | Autonomous surface cleaning robot for wet cleaning |
US8855813B2 (en) | 2005-02-18 | 2014-10-07 | Irobot Corporation | Autonomous surface cleaning robot for wet and dry cleaning |
US8387193B2 (en) | 2005-02-18 | 2013-03-05 | Irobot Corporation | Autonomous surface cleaning robot for wet and dry cleaning |
US8392021B2 (en) | 2005-02-18 | 2013-03-05 | Irobot Corporation | Autonomous surface cleaning robot for wet cleaning |
US8380350B2 (en) | 2005-12-02 | 2013-02-19 | Irobot Corporation | Autonomous coverage robot navigation system |
US8954192B2 (en) | 2005-12-02 | 2015-02-10 | Irobot Corporation | Navigating autonomous coverage robots |
US10524629B2 (en) | 2005-12-02 | 2020-01-07 | Irobot Corporation | Modular Robot |
US8374721B2 (en) | 2005-12-02 | 2013-02-12 | Irobot Corporation | Robot system |
US9144360B2 (en) | 2005-12-02 | 2015-09-29 | Irobot Corporation | Autonomous coverage robot navigation system |
US8950038B2 (en) | 2005-12-02 | 2015-02-10 | Irobot Corporation | Modular robot |
US9599990B2 (en) | 2005-12-02 | 2017-03-21 | Irobot Corporation | Robot system |
US9392920B2 (en) | 2005-12-02 | 2016-07-19 | Irobot Corporation | Robot system |
US9149170B2 (en) | 2005-12-02 | 2015-10-06 | Irobot Corporation | Navigating autonomous coverage robots |
US8978196B2 (en) | 2005-12-02 | 2015-03-17 | Irobot Corporation | Coverage robot mobility |
US8418303B2 (en) | 2006-05-19 | 2013-04-16 | Irobot Corporation | Cleaning robot roller processing |
US9492048B2 (en) | 2006-05-19 | 2016-11-15 | Irobot Corporation | Removing debris from cleaning robots |
US10244915B2 (en) | 2006-05-19 | 2019-04-02 | Irobot Corporation | Coverage robots and associated cleaning bins |
US9955841B2 (en) | 2006-05-19 | 2018-05-01 | Irobot Corporation | Removing debris from cleaning robots |
US8417383B2 (en) | 2006-05-31 | 2013-04-09 | Irobot Corporation | Detecting robot stasis |
US9317038B2 (en) | 2006-05-31 | 2016-04-19 | Irobot Corporation | Detecting robot stasis |
US10070764B2 (en) | 2007-05-09 | 2018-09-11 | Irobot Corporation | Compact autonomous coverage robot |
US8438695B2 (en) | 2007-05-09 | 2013-05-14 | Irobot Corporation | Autonomous coverage robot sensing |
US9480381B2 (en) | 2007-05-09 | 2016-11-01 | Irobot Corporation | Compact autonomous coverage robot |
US8839477B2 (en) | 2007-05-09 | 2014-09-23 | Irobot Corporation | Compact autonomous coverage robot |
US10299652B2 (en) | 2007-05-09 | 2019-05-28 | Irobot Corporation | Autonomous coverage robot |
US8239992B2 (en) | 2007-05-09 | 2012-08-14 | Irobot Corporation | Compact autonomous coverage robot |
US11072250B2 (en) | 2007-05-09 | 2021-07-27 | Irobot Corporation | Autonomous coverage robot sensing |
US11498438B2 (en) | 2007-05-09 | 2022-11-15 | Irobot Corporation | Autonomous coverage robot |
US8930023B2 (en) | 2009-11-06 | 2015-01-06 | Irobot Corporation | Localization by learning of wave-signal distributions |
US10314449B2 (en) | 2010-02-16 | 2019-06-11 | Irobot Corporation | Vacuum brush |
US11058271B2 (en) | 2010-02-16 | 2021-07-13 | Irobot Corporation | Vacuum brush |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH10118963A (ja) | 自律移動車 | |
CN215838790U (zh) | 基站和清洁机器人*** | |
CN108903762B (zh) | 一种清洁机器人 | |
CN109573880B (zh) | 一种自动搬运机器人升降装置 | |
JP4262744B2 (ja) | 端面、特にガラス端面用の自動登り走行機構 | |
JP3339185B2 (ja) | 移動作業ロボット | |
CN105662266B (zh) | 一种擦玻璃机器人及其工作方法 | |
KR102450985B1 (ko) | 캐스터 장치 및 이를 포함하는 이송 장치 | |
CN205597844U (zh) | 一种擦玻璃机器人 | |
JP3137460B2 (ja) | 吸着式移動マニピュレータ | |
KR20140067705A (ko) | 로봇 청소기 | |
JP5819333B2 (ja) | 電動アシスト台車 | |
JP2000326880A (ja) | 移動ロボット | |
EP4015357A1 (en) | Navigator | |
JP3790580B2 (ja) | 鉄道車輪輪軸搬送ロボット | |
CN110182273A (zh) | 一种具有过障功能的爬壁机器人*** | |
CN114560023B (zh) | 一种可以爬楼的agv及机器人 | |
JP2552375Y2 (ja) | 壁面移動装置 | |
KR100664061B1 (ko) | 턱등반장치를 구비한 로봇 | |
JPH11207600A (ja) | 折板屋根表面研掃装置 | |
US20230029719A1 (en) | Cart | |
US20230135665A1 (en) | Torque assisted surface maintenance machine | |
JP2002206901A (ja) | 走行装置 | |
JP3200788U (ja) | 電動アシスト台車 | |
JPS59151926A (ja) | 床掃除用自走ロボツト |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040106 |