JPH10118761A - 箱形鋳枠の内容物排出装置 - Google Patents

箱形鋳枠の内容物排出装置

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JPH10118761A
JPH10118761A JP29744396A JP29744396A JPH10118761A JP H10118761 A JPH10118761 A JP H10118761A JP 29744396 A JP29744396 A JP 29744396A JP 29744396 A JP29744396 A JP 29744396A JP H10118761 A JPH10118761 A JP H10118761A
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JP
Japan
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box
shaped
roller conveyor
frame
reversing mechanism
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Pending
Application number
JP29744396A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Takao
靖彦 高雄
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Sintokogio Ltd
Original Assignee
Sintokogio Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 箱形鋳枠を回動反転機構へ引き入れるコンベ
ヤの駆動部及び回動反転機構の駆動部分を回動反転機構
本体から切り離して回動反転機構本体の軽量化を図ると
共に装置全体の簡素化を成した箱形鋳枠の内容物排出装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 箱形鋳枠Wを搬送するロ−ラコンベヤ1
の終端部にL字形フレ−ム6,6と回転軸7から成る回
動反転機構を設け、その上方に巻き上げ機5を設けてそ
のワイヤ4,4をL字形フレ−ム6,6の下面に連結す
る一方、L字形フレ−ム6,6の水平部にフリ−ロ−ラ
コンベヤ8を設けると共に該L字形フレ−ム6,6の下
方に空気ばね15により昇降される正逆回転可能なゴム
タイヤ14を設けた構成の箱形鋳枠の内容物排出装置

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、箱形鋳枠内に鋳物
砂を入れこの鋳物砂内に消失模型を埋め込んだ鋳型を使
用して鋳造を行なった後の箱形鋳枠から鋳物砂及び鋳造
品等の内容物を排出させる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来上記のように箱形鋳枠内の内容物を
排出させる装置としては、箱形鋳枠をロ−ラコンベヤに
よりコンベヤ端部まで搬送し、これを回動反転機構に引
き入れた後回動反転機構の駆動により箱形鋳枠を上方に
回動反転させて内容物を排出するようにしている。この
ような箱形鋳枠の内容物排出装置においては、箱形鋳枠
をロ−ラコンベヤから回動反転機構に引き入れるための
コンベヤの駆動部分及び回転反転機構の駆動部分等を回
動反転機構に付設している。このことから回転反転機構
の重量が増大し、これに伴って回動反転機構本体を強固
なものにしなければならないと共に付設されるコンベヤ
の駆動部分及び回転反転機構の駆動部分も回転反転機構
の本体部分と一体になって回動されることから駆動ロ−
ラコンベヤ及び回動反転機構の駆動エネルギ−の供給機
構も複雑になり、装置全体として大型となり製作費が高
くなる問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題に
鑑みて成されたもので箱形鋳枠を回動反転機構へ引き入
れるコンベヤの駆動部及び回動反転機構の駆動部分を回
動反転機構本体から切り離して回動反転機構の本体の軽
量化を図ると共に装置全体の簡素化を成した箱形鋳枠の
内容物排出装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明における箱形鋳枠の内容物排出装置は、箱形
鋳枠を搬送するロ−ラコンベヤの終端外側に、その下面
をワイヤを介して上方の巻上げ機に連結されたL字形フ
レ−ムをその水平部先端を前記ロ−ラコンベヤに対応さ
せると共に垂直上部位置を回転軸を介して前記ロ−ラコ
ンベヤの延長方向に垂直回転可能にして軸支し、かつ該
L字形フレ−ムの水平部に前記ロ−ラコンベヤに対応す
るフリ−ロ−ラコンベヤを配設し、該L字形フレ−ムの
下方に固定フレ−ムを設け、該固定フレ−ムの上部に可
動フレ−ムを前記L字形フレ−ムの垂直部側に対応する
一端をピン連結により上下傾動可能に取付け、該可動フ
レ−ムの上部には、正逆回転モ−タを前記フリ−ロ−ラ
コンベヤに直交する方向に向けて取付けると共に該モ−
タの回転軸にゴムタイヤの回転中心を連結し、前記固定
フレ−ムの他端と可端フレ−ムの他端間とを空気ばねに
より連結し、もって前記ゴムタイヤを前記フリ−ロ−ラ
コンベヤ上に位置された箱形鋳枠の下面に押し付け可能
にしたことを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。図1において箱形鋳枠Wを搬
送するための正逆回転ロ−ラコンベヤ1の終端外側には
門形フレ−ム2が架設されていて該門形フレ−ム2の天
井部にはモ−タ3により駆動されてワイヤ−4,4を巻
き上げ及び巻き戻しする巻き上げ機5が設けられてい
る。前記門形フレ−ム2の下部位置にはL字形フレ−ム
6,6がその水平部先端を前記ロ−ラコンベヤ1に対応
させると共に垂直部上部位置を、門形フレ−2に垂直回
転可能にして水平に支持された回転軸7に固着して吊設
している。該L字形フレ−ム6,6の水平部対向面には
前記ロ−ラコンベヤ1に対応するフリ−ロ−ラコンベヤ
8が設けられており、該フリ−ロ−ラコンベヤ8の上方
には箱形鋳枠Wの底部フランジFの上面を係止するため
のストッパ9,9が間隔をおいて設けられている。また
前記L字形フレ−ム6,6の下面における垂直部寄り位
置は、前記巻き上げ機5のワイヤ−4,4に連結されて
いてワイヤ−4,4の巻き上げによりL字形フレ−ム
6,6が回転軸7を中心にして鎖線図のように垂直回動
上昇されるようにされている。
【0006】さらに前記L字形フレ−ム6,6の下方に
は前記フリ−ロ−ラコンベヤ8と同じ方向に延びる固定
フレ−ム10が設けられており、該固定フレ−ム10上
にはL字形フレ−ム6,6の垂直部に対応する側の一端
(図1で右端)においてピン11連結により上下傾動可
能にして可動フレ−ム12が設けられている。該可動フ
レ−ム12の上部には正逆回転モ−タ13が前記フリ−
ロ−ラコンベヤ8の延長方向に対し交差する方向に向け
て横向きにして取付けられており、該正逆回転モ−タ1
3の回転軸にはゴムタイヤ14の回転中心が連結されて
いる。また前記固定フレ−ム10の他端(図1で左端)
と可動フレ−ム12の他端間は空気ばね15により連結
されていて、該ゴムタイヤ14は空気ばね15に圧縮エ
ヤ−を供給することにより可動フレ−ム12を介して上
昇されてフリ−ロ−ラコンベヤ8上に位置されている箱
形鋳枠1の下面に押し付けられるようにされている。な
お図中16は箱形鋳枠Wの移動を停止させるストッパで
ある。
【0007】次に上記ように構成されたものの作動につ
いて説明する。図において空気ばね15から圧縮エヤ−
が排気されてゴムタイヤ14が可動フレ−ム12と共に
下降されフリ−ロ−ラコンベヤ8の上面から下方に位置
された状態で、正逆回転ロ−ラコンベヤ1上に鋳造を終
えて内部に鋳物砂及び鋳造品等の内容物Rを入れた箱形
鋳枠Wが図1鎖線図のように移動されてきて、さらにロ
−ラコンベヤ1の駆動により鎖線図と実線図(L字形フ
レ−ム6,6に納った状態)との中間位置まで移動され
てその一部がフリ−ロ−ラコンベヤ8におけるゴムタイ
ヤ14の上方に位置される。この際箱形鋳枠Wの底部フ
ランジFはフリ−ロ−ラコンベヤ8とストッパ9との間
に入り込み上下方向への抜け出しができない状態にされ
る。
【0008】次に空気ばね15に圧縮エヤ−が供給され
て可動フレ−ム12と共にゴムタイヤ14がピン11を
中心にして傾動上昇されてゴムタイヤ14が箱形鋳枠1
の下面に押し付けられた後正逆回転モ−タ13が正回転
作動してゴムタイヤ14を回転させることにより箱形鋳
枠Wをストッパ16に当接するまで引き込み移動させ
る。この場合において箱形鋳枠Wの底部フランジFはフ
リ−ロ−ラコンベヤ8とストッパ9,9との間に入り込
み上下方向の抜け出しができないようになるとと共に箱
形鋳枠Wはストッパ16により前進方向への抜け出しも
出来ない状態になる。(図1実線図の状態)
【0009】次にモ−タ13の駆動を停止させた後巻き
上げ機5のモ−タ3が駆動されてワイヤ4,4を巻き上
げてL字形フレ−ム6,6を回転軸7を中心にして回動
上昇させて鎖線図のように箱形鋳枠Wを反転し内容物R
を排出する。この際箱形鋳枠Wは底部フランジFがフリ
−ロ−ラコンベヤ8とストッパ9,9との間に入り、か
つ背面がストッパ16に当接していることからL字形フ
レ−ム6,6から抜け出すことなく内容物Rのみが排出
されることになる。なお内容物Rは鋳物砂と鋳造品とを
分離する格子体で成る、分離箱17等に排出されて鋳造
品が取り出される。次に巻き上げ機5の逆作動により箱
形鋳枠WをL字形フレ−ム6,6と共に実線図の位置に
戻した後、モ−タ13の逆回転によりゴムタイヤ14を
逆回転させると共にロ−ラコンベヤ1を逆作動させて箱
形鋳枠Wをロ−ラコンベヤ1上に移動させてロ−ラコン
ベヤ1の所定の位置まで戻し作業を終える。
【0010】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなよう
に、ロ−ラコンベヤにより搬送されてくる箱形鋳枠の引
き込み機構の駆動部及び回転反転機構の駆動部を全て本
体部分から分離させて簡単な構造にして配設したから、
回動反転機構の本体部分を大幅に軽量化できると共にそ
れぞれのエネルギ−供給機構も単純化できるようになり
装置全体が簡素化されて安価に製作できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す一部切り欠き側面図で
ある。
【図2】図1におけるA−A矢視図である。
【符号の説明】
1 ロ−ラコンベヤ 4 ワイヤ 5 巻き上げ機 6 L字形フレ−ム 7 回転軸 8 フリ−ロ−ラコンベヤ 10 固定フレ−ム 11 ピン 12 可動フレ−ム 13 正逆回転モ−タ 14 ゴムタイヤ 15 空気ばね R 内容物 W 箱形鋳枠

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱形鋳枠Wを搬送するロ−ラコンベヤ1
    の終端外側に、その下面をワイヤ4,4を介して上方の
    巻上げ機5に連結されたL字形フレ−ム6,6を、その
    水平部先端を前記ロ−ラコンベヤ1に対応させると共に
    垂直上部位置を回転軸7を介して前記ロ−ラコンベヤ1
    の延長方向に垂直回転可能にして軸支し、かつ該L字形
    フレ−ム6,6の水平部に前記ロ−ラコンベヤ1に対応
    するフリ−ロ−ラコンベヤ8を配設し、該L字形フレ−
    ム6,6の下方に固定フレ−ム10を設け、該固定フレ
    −ム10の上部に可動フレ−ム12を前記L字形フレ−
    ム6,6の垂直部側に対応する一端をピン11連結によ
    り上下傾動可能に取付け、該可動フレ−ム12の上部に
    は正逆回転モ−タ13を前記フリ−ロ−ラコンベヤ8に
    直交する方向に向けて取付けると共に該モ−タ13の回
    転軸にゴムタイヤ14の回転中心を連結し、前記固定フ
    レ−ム10の他端と可動フレ−ム12の他端間とを空気
    ばね15により連結し、もって前記ゴムタイヤ14を前
    記フリ−ロ−ラコンベヤ8上に位置された箱形鋳枠Wの
    下面により押し付け可能にしたことを特徴とする箱形鋳
    枠の内容物排出装置
JP29744396A 1996-10-18 1996-10-18 箱形鋳枠の内容物排出装置 Pending JPH10118761A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110560670A (zh) * 2018-06-05 2019-12-13 宁波微泰真空技术有限公司 脱模机
CN112705690A (zh) * 2019-10-24 2021-04-27 共享智能铸造产业创新中心有限公司 辅助落砂翻箱装置及其使用方法

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