JPH1011861A - ディスク記録再生装置及びディスク投入方法 - Google Patents

ディスク記録再生装置及びディスク投入方法

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JPH1011861A
JPH1011861A JP16398796A JP16398796A JPH1011861A JP H1011861 A JPH1011861 A JP H1011861A JP 16398796 A JP16398796 A JP 16398796A JP 16398796 A JP16398796 A JP 16398796A JP H1011861 A JPH1011861 A JP H1011861A
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JP
Japan
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disk
magazine
accommodation space
processor
sensor means
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JP16398796A
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English (en)
Inventor
Keiji Hirao
敬二 平尾
Tadahiro Mitani
忠宏 三谷
Hitoshi Ogata
仁士 尾方
Masanao Yoshida
雅直 吉田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マガジン内に多数枚のディスクを収納する際
の手間を軽減する。 【解決手段】 ディスク記録再生装置は、ディスクを立
てた状態で収納する複数のディスク収容空間31を形成し
たマガジン3と、マガジン3の外側に設けられ、装置本体
100の外部からマガジン3へのディスクの通過を許す投入
排出部4とを具える。投入排出部4内にて、ディスクの移
行路側方には、マガジン3へのディスクの投入を検出す
るセンサ手段が設けられ、該センサ手段はディスク収容
空間31毎のディスクの有無情報を格納するプロセッサ20
0に接続している。装置本体100は、プロセッサ200内に
格納されたディスク有無情報に基づいて、ディスクが挿
入されていないディスク収容空間31を検索し、マガジン
3を回転させて、該ディスク収容空間31を投入排出部4に
対向させ、ディスク投入完了後に、再びディスク収容空
間31の検索動作から繰り返す自動挿入モードを具えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体であるデ
ィスクを複数枚収容し、所望のディスクを記録再生する
所謂オートチェンジャタイプのディスク記録再生装置及
びディスク投入方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から複数枚のディスクを立てて収容
し、所望のディスクを記録再生するオートチェンジャタ
イプの記録再生装置が種々提案されている。出願人も以
前図8乃至図10に示す装置を提案している(特開平6
−309757号参照)。以下の記載では、ディスク挿
入方向を前方、ディスク排出方向を後方とする。この装
置は、複数枚のディスクDが収容可能なマガジン(3)
を、装置本体(100)内のシャーシ(2)上に回転自在に設
け、マガジン(3)の回転移行路の外側に投入排出部(4)
と、記録再生部(7)を互いに離して配置している。マガ
ジン(3)には24個のディスク収容空間(31)(31)が放射
状に形成されており、各保持溝(31)にディスクDを立て
た状態で収容できる。
【0003】投入排出部(4)は、装置本体(100)の外側
とマガジン(3)との間で、ディスクを挟持搬送するロー
ラユニット(6)を設け、該ローラユニット(6)の側方に
は、ディスクの通過を検知するセンサ(SE3)〜(SE8)
が設けられている。各ディスク収容空間(31)には、夫々
No.1〜24迄の識別番号が付されており、各識別番号
は装置本体(100)のフロントパネル(20)に接続されたプ
ロセッサ(200)に記憶されている。ディスクが投入排出
部(4)に挿入されると、センサ(SE3)〜(SE8)によ
り、ディスクの通過が検出され、通過したディスクは投
入排出部(4)に対向したマガジン(3)のディスク収容空
間(31)に入る。プロセッサ(200)は、センサ(SE3)〜
(SE8)からの信号に基づき、該ディスク収容空間(31)
にディスクが挿入されたことを記憶する。
【0004】フロントパネル(20)には、動作状態等を表
示するディスプレイ(330)が設けられ、該ディスプレイ
(330)には、図10に示すように、各ディスク収容空間
(31)の識別番号を円弧状のディスク輪郭線で包囲したセ
グメント(310)を配列してなる表示部(300)が設けられて
いる。プロセッサ(200)はディスクが投入されたディス
ク収容空間(31)の識別番号に対応したセグメント(310)
を点灯させる。セグメント(310)が点灯していれば、マ
ガジン(3)内の当該番号のディスク収容空間(31)にディ
スクが入っている。セグメント(310)が消灯していれ
ば、マガジン(3)内の当該番号のディスク収容空間(31)
にディスクは入っておらず空である。
【0005】使用者は装置本体(100)内にディスクを投
入する際には、表示部(300)の各セグメント(310)の表示
内容から、ディスクが入っていないディスク収容空間(3
1)を探し、該ディスク収容空間(31)の識別番号をフロン
トパネル(20)に入力する。マガジン(3)が回転し、該識
別番号のディスク収容空間(31)が投入排出部(4)に対向
して、ディスクが収容可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記記録再生装置に於
いては、マガジン(3)にディスクを投入するには、空い
ているディスク収容空間(31)を見付けて、その都度、デ
ィスク収容空間(31)の識別番号を入力して、マガジン
(3)を回転させなければならない。従って、多数枚のデ
ィスクを投入する場合には、手間がかかる。本発明は、
マガジン内に多数枚のディスクを収納する際の手間を軽
減することを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】ディスク記録再生装置は、
装置本体(100)内のシャーシ(2)上に移動自在に設けら
れ、ディスクを立てた状態で収納する複数のディスク収
容空間(31)を形成したマガジン(3)と、装置本体(100)
の外部と、マガジン(3)との間に設けられ、ディスクの
通過を許す投入排出部(4)とを具え、投入排出部(4)内
にて、ディスクの移行路側方には、マガジン(3)へのデ
ィスクの投入を検出するセンサ手段が設けられ、該セン
サ手段はディスク収容空間(31)毎のディスクの有無情報
を格納するプロセッサ(200)に接続している。装置本体
(100)は、プロセッサ(200)内に格納されたディスク有無
情報に基づいて、ディスクが挿入されていないディスク
収容空間(31)を自動検索し、マガジン(3)を回転させ
て、該ディスク収容空間(31)を投入排出部(4)に対向さ
せて止め、ディスク投入完了後に、再びディスク収容空
間(31)の検索動作を繰り返す自動挿入モードを具える。
装置本体(100)には、自動挿入モードへ移行できる運転
キーが設けられている。
【0008】
【作用及び効果】運転キーを操作して、装置本体(100)
を自動挿入モードに設定すると、プロセッサ(200)に格
納されたディスク有無情報に基づいて、ディスクが挿入
されていないディスク収容空間(31)を自動検索する。次
に、マガジン(3)を回転させて、該ディスク収容空間(3
1)を投入排出部(4)に対向させる。ディスク投入が完了
すると、再びディスク収容空間(31)の検索動作から繰り
返す。このようにして、装置本体(100)を自動挿入モー
ドに設定しておけば、使用者がディスク投入の度に、フ
ロントパネル(20)を操作しなくとも、次々にディスクを
投入できる。特に多数枚のディスクを投入するときに、
フロントパネル(20)を操作する手間が省け、使い勝手が
よい。
【0009】
【発明の実施の形態】
(全体の概略)以下、本発明の一例を図を用いて詳述す
る。本発明は、音楽を記録再生するディスクを例にして
説明するが、他のディスク、例えば映像を記録再生する
DVD(デジタルビデオディスク)やCD−ROMにも適
用可能であることは言うまでもない。図1は、装置本体
(100)の斜視図である。従来と同様に、シャーシ(2)の
前面に設けられたフロントパネル(20)には、マイクロコ
ンピュータからなるプロセッサ(200)が接続されてい
る。該フロントパネル(20)の中央部には回転シャッタ(4
0)が設けられ、該回転シャッタ(40)の中央部に、ディス
クDが通過する開口(41)が形成されている。開口(41)の
左側には、ディスクの収容状態等を示すディスプレイ(3
30)が設けられ、開口(41)の右側には、装置本体(100)の
内部を見ることができる透窓(150)が設けられている。
フロントパネル(20)には、ディスクDを装置本体(100)
内に出し入れする際に操作するロード/エジェクト釦(1
30)、ディスク投入後に更にディスクを投入する際に操
作するマガジン送り釦(120)、及び動作を停止させるた
めの停止釦(160)が設けられている。
【0010】図3は、装置本体(100)内部を示すブロッ
ク図である。フロントパネル(20)上の各操作釦群はプロ
セッサ(200)内のA/Dコンバータ(250)に接続し、該A
/Dコンバータ(250)はバスライン(230)を介して、どの
モードに移行すべきかの判断基準となる時間経過を計測
するタイマ手段(295)、種々のプログラムが記憶された
ROM(210)及び情報を一旦格納するRAM(220)及び論
理演算ユニット(ALU)(280)に接続している。ROM
(210)及びRAM(220)は、出力端であるポート(260)を
介して、チェンジャメカニズム(400)、後記する記録再
生部(7)、及び該記録再生部(7)の動作を制御する回路
部(270)に接続する。本例に於いては、記録再生部(7)
及び回路部(270)の動作の詳細な説明は省略する。ポー
ト(260)には、電源が遮断されても、情報を格納してお
く為の不揮発性メモリ(290)が接続されている。バスラ
イン(230)には表示コントローラ(240)を介して、ディス
プレイ(330)が接続されている。本例は、チェンジャメ
カニズム(400)にディスクを次々に投入できる点に特徴
が有り、まずチェンジャメカニズム(400)について説明
する。
【0011】図1及び図2に示すように、チェンジャメ
カニズム(400)は、シャーシ(2)上には複数枚のディス
クDを放射状に収容できる二重筒状のマガジン(3)を回
転自在に有し、マガジン(3)の内側空間内に記録再生部
(7)を具える。従来と同様に、マガジン(3)の回転移行
路の外側で、フロントパネル(20)の内側に、投入排出部
(4)を設けている。投入排出部(4)と、記録再生部(7)
と、マガジン(3)の回転中心は、一直線上に位置し、こ
れにより投入排出部(4)から記録再生部(7)までの距離
を短く設定している。投入排出部(4)内で、ディスクの
移行路上には、ディスクを挟持搬送する第1ローラユニ
ット(6)が設けられ、マガジン(3)の内壁と記録再生部
(7)との間には、同様にディスクを挟持する第2、第3
ローラユニット(60)(61)がディスク投入方向に沿って設
けられている。
【0012】マガジン(3)の回転移行路の外側には、マ
ガジン(3)を回転させるモータ(M1)が配置され、マガ
ジン(3)の中空部には、上記3つのローラユニット(6)
(60)(61)に回転駆動力を与えるモータ(M3)が設けられ
ている。モータ(M3)からの回転動力は、第2、第3ロ
ーラユニット(60)(61)に伝達される他、ギア列(67)を介
して、第1ローラユニット(6)にも伝達される。モータ
(M3)に通電し、第1ローラユニット(6)を回転させ
て、ディスクをマガジン(3)内に引き込むには、前記ロ
ード/エジェクト釦(130)を操作する。マガジン(3)の
下端部は、シャーシ(2)に立設した環状の支持柱(21)に
回転自在に嵌まり、支持柱(21)の一部には、ディスクの
通過を許す切欠き(28)が開設されている。マガジン(3)
はシャーシ(2)上に配置された複数の受けタイヤ(22)(2
2)に載置されて、支持柱(21)の回りを回転する。
【0013】図4は、マガジン(3)を上下逆にして、底
面を上向けにした状態の斜視図である。マガジン(3)
は、従来と同様に、ディスクを立てた状態で収容できる
複数のディスク収容空間(31)(31)を放射状に形成し、各
収容空間(31)の両端は、マガジン(3)の外壁及び内壁に
開口して、ディスクの通過を許すスリット孔を形成して
いる。本例に於けるマガジン(3)には、全部で150ケ
のディスク収容空間(31)が放射状に設けられ、各ディス
ク収容空間(31)には、マガジン(3)をシャーシ(2)に取
り付けた状態で、No.1からNo.150までの溝番号
が、反時計方向に付されている。
【0014】マガジン(3)の下面周縁には、環状歯面(3
5)が形成され、マガジン(3)の下面には、マガジン(3)
と同心の第1リブ環(33)、第2リブ環(34)が外側から順
に設けられている。第1リブ環(33)には、ディスク収容
空間(31)と同数の透窓(36)が等間隔に開設されている。
第2リブ環(34)には、60゜おきに窓状のリセット検出
部(37)が1ケずつ開設され、隣り合うリセット検出部(3
7)(37)の中間部には、第2リブ環(34)の周方向に沿って
複数の窓孔を連ねてなる位置確認孔群(38)が開設されて
いる。位置確認孔群(38)の窓孔の数は夫々異なる。6つ
のリセット検出部(37)は、夫々No.1、No.26、No.5
1、No.76、No.101、No.126のディスク収容空間(31)
に対応することが、前記プロセッサ(200)に記憶されて
いる。
【0015】図5は、シャーシ(2)上に設けられたマガ
ジン回転機構(5)を示す平面図である。前記モータ(M
1)はベルト(54)と2つの2段歯車(50)(51)を介して、マ
ガジン(3)の環状歯面(35)に連繋し、フロントパネル(2
0)からの入力に応じて、マガジン(3)を回転させる。マ
ガジン(3)の第1リブ環(33)、第2リブ環(34)の回転移
行路上には、一対のフォトカプラを具えたセンサ手段
(SE1)(SE2)が夫々設けられ、センサ手段(SE1)は
マガジン(3)の回転に伴って透窓(36)を検出する。セン
サ手段(SE2)はリセット検出部(37)及び位置確認孔群
(38)を検出する。マガジン(3)の透窓(36)は、ディスク
収容空間(31)と同じ数だけ等間隔に設けられており、1
つの透窓(36)の通過を検出した後に、次の透窓(36)の通
過を検出すると、ディスク収容空間(31)の1ピッチ分だ
けマガジン(3)が回転したことが判る。マガジン(3)回
転時には、センサ手段(SE1)により、何ピッチ分のデ
ィスク収容空間(31)が回転したかを検出する。
【0016】プロセッサ(200)はどのディスク収容空間
(31)が投入排出部(4)に対向しているかを記憶している
が、長時間の停電後に装置本体(100)に通電した状態で
は、プロセッサ(200)内に記憶されていた情報は失わ
れ、投入排出部(4)に対向したディスク収容空間(31)が
どの識別番号であるのかが判らない。この為、まずマガ
ジン(3)を回転させ、センサ手段(SE2)にてリセット
検出部(37)を検出する。リセット検出部(37)を検出する
と、投入排出部(4)を通過したディスク収容空間(31)
は、上記何れか6つの識別番号を有するディスク収容空
間(31)であることが判る。更にマガジン(3)を回転させ
ると、センサ手段(SE2)は位置確認孔群(38)を検出
し、該位置確認孔群(38)の窓孔の数から、次に検出する
リセット検出部(37)がどの識別番号のディスク収容空間
(31)に対応しているかを知る。次にセンサ手段(SE
2)がリセット検出部(37)を検出すると、マガジン(3)
の回転を停止する。従って、当初の状態に拘らず装置本
体(100)に通電された後は、プロセッサ(200)はどのディ
スク収容空間(31)が投入排出部(4)に対向しているか
を、RAM(220)に格納している。
【0017】図6は、投入排出部(4)の右側面図であ
る。投入排出部(4)は前記第1ローラユニット(6)を含
み、該第1ローラユニット(6)の両側には、センサ基板
(42)が立設されている。該センサ基板(42)上には、ディ
スクの通過を検出する6つのセンサ手段(SE3)〜(SE
8)が設けられている。6つのセンサ手段は、4つのセン
サ手段(SE3)〜(SE6)が縦1列に配置し、残り2つの
センサ手段(SE7)(SE8)が第1ローラユニット(6)よ
り内側に配置される。このように多数のセンサを設ける
のは、投入されるディスクに直径が12cmのものと、直
径が8cmのものがあり、かかる2種類のディスクの挿入
を検出する為である。この詳細は、出願人が以前特開平
6−195842号で開示している。
【0018】(ディスク手動投入 図6、図2、図1参
照)マガジン(3)内にディスクを1枚ずつ手動で投入す
るときは、以下の動作を行なう。フロントパネル(20)に
は、ディスク収容空間(31)の識別番号と、該ディスク収
容空間(31)内のディスク有無を示す信号が表示される
が、この詳細な記載は省略する。使用者は空いているデ
ィスク収容空間(31)を見付けて、ロード/エジェクト釦
(130)を操作する。マガジン(3)が回転して、選択され
たディスク収容空間(31)が投入排出部(4)に対向する。
図6に示す開口(41)を通って、ディスク収容空間(31)に
ディスクDが投入されると、センサ手段(SE3)〜(SE
6)はディスクの存在を検出し、モータ(M3)に通電す
る。第1ローラユニット(6)はディスク引込み方向に回
転して、ディスクをマガジン(3)に向けて搬送させる。
センサ手段(SE7)(SE8)がディスクの通過完了を検出
すると、投入排出部(4)に対向したディスク収容空間(3
1)にディスクが収容されたことをプロセッサ(200)に知
らせる。
【0019】更にマガジン(3)にディスクを投入するに
は、フロントパネル(20)のマガジン送り釦(120)を操作
して、空いているディスク収容空間(31)を選択し、上記
と同じ動作を行なう。プロセッサ(200)は、投入排出部
(4)に対向したディスク収容空間(31)がどの識別番号に
対応しているかが判っているから、該識別番号のディス
ク収容空間(31)にディスクが収容されたことを、RAM
(220)及び不揮発性メモリ(290)内に格納する。従って、
RAM(220)及び不揮発性メモリ(290)内のテーブルに
は、各ディスク収容空間(31)毎のディスク有無情報が格
納されている。不揮発性メモリ(290)にもディスク有無
情報を格納するのは、前記の如く、電源遮断後もディス
ク有無情報を保持しておく為である。
【0020】(ディスクの自動挿入)多数枚のディスクを
マガジン(3)内に投入する場合に、その都度、マガジン
送り釦(120)及びロード/エジェクト釦(130)を操作する
と、手間が掛かり煩雑である。出願人は、この煩雑さを
解消する為に、ディスクが投入されていないディスク収
容空間(31)を自動的に投入排出部(4)に対向させること
を着想するに至った。かかる動作を自動挿入モードと呼
び、その動作の詳細を、図7のフローチャートを用いて
説明する。また、自動挿入モードから抜け出るには、停
止釦(160)を操作する。装置本体(100)を自動挿入モード
に設定するには、まずロード/エジェクト釦(130)を5
秒間押し続ける(S1)。ロード/エジェクト釦(130)から
の信号は、A/Dコンバータ(250)、バスライン(230)を
介して、タイマ手段(295)に入力される。仮に、ロード
/エジェクト釦(130)を押し続ける時間が5秒以下であ
れば、自動挿入モードには設定されない(S9)。ロード
/エジェクト釦(130)は、ディスクをマガジン(3)内に
投入するときに操作するのみならず、自動挿入モードに
移行する運転キーとしての機能を有している。
【0021】タイマ手段(295)はロード/エジェクト釦
(130)からの信号が5秒以上入力されているときは、そ
の旨をALU(280)に伝える。該ALU(280)は自動挿入
モードに設定すべき旨を発し、ROM(210)内から自動
挿入モードに用いるプログラムを呼び出す。以下、自動
挿入モードに於いて検索すべきディスク収容空間(31)の
識別番号をNとする。本例に於いてディスク収容空間(3
1)は150ケあるから、Nの最大数は150である。ま
ず、識別番号Nを1に設定して(S2)、識別番号が1で
あるディスク収容空間(31)内のディスクの有無をRAM
(220)内から読み込む(S3)。該ディスク収容空間(31)内
にディスクが入っていることが記憶されていれば、ステ
ップS6に移行する。ディスクが入っていることの記憶
がなければ、マガジン(3)を回転させて(S4)、該ディ
スク収容空間(31)を投入排出部(4)に対向させ、マガジ
ン(3)を停止させる。
【0022】マガジン(3)停止後に、モータ(M3)に通
電し、第1ローラユニット(6)をディスク引き込み方向
に回転させる(S5)。センサ手段(SE7)(SE8)により
ディスクの通過完了が検出され、マガジン(3)内にディ
スクが投入されたことが検知されると、モータ(M3)の
通電を停止し、第1ローラユニット(6)の回転を停止す
る。次に、ALU(280)は識別番号Nが、最大の数即ち
150か否かを判断する(S6)。Nが150未満であれ
ば、停止釦(160)が押されているか否かを確認し(S7)、
押されていれば、自動挿入モードから脱出する。停止釦
(160)が押されていなければ、識別番号Nに1を加算し
て(S8)、ステップS3に戻り、次の識別番号のディスク
収容空間(31)内のディスクの有無をRAM(220)内から
検索する。Nが最大数即ち150であれば、これ以上、
ディスク収容空間(31)にディスクが投入できないから、
自動挿入モードを終了する。
【0023】本例に係わるディスク記録再生装置に於い
ては、ロード/エジェクト釦(130)を操作して、装置本
体(100)を自動挿入モードに設定すると、プロセッサ(20
0)内に格納されたディスク有無情報に基づいて、ディス
クが挿入されていないディスク収容空間(31)を検索す
る。次に、マガジン(3)を回転させて、該ディスク収容
空間(31)を投入排出部(4)に対向させる。ディスク投入
が完了すると、再びディスク収容空間(31)の検索動作を
繰り返す。このようにして、装置本体(100)を自動挿入
モードに設定しておけば、使用者がディスク投入の度
に、フロントパネル(20)を操作しなくとも、次々にディ
スクを投入できる。特に多数枚のディスクを投入すると
きに、フロントパネル(20)を操作する手間が省け、使い
勝手がよい。
【0024】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。本例ではマガジン(3)は回転式としたが、
ディスクを横1列に立てて並べるラック形式のものでも
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク記録再生装置の斜視図である。
【図2】ディスク記録再生装置の平面図である。
【図3】ディスク記録再生装置内の回路ブロック図であ
る。
【図4】マガジンを上下逆にして示した斜視図である。
【図5】マガジン回転機構及びマガジンの配置関係を示
す平面図である。
【図6】マガジンとセンサ手段の位置関係を示す断面図
である。
【図7】自動挿入モードでの動作を示すフローチャート
である。
【図8】従来のディスク記録再生装置を示す斜視図であ
る。
【図9】図8のディスク記録再生装置をA−A線で切断
した右断面図である。
【図10】従来のディスク記録再生装置に於けるセグメ
ントの配置を示す図である。
【符号の説明】
(2) シャーシ (3) マガジン (4) 投入排出部 (31) ディスク収容空間 (100) 装置本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 雅直 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体(100)内のシャーシ(2)上に移
    動自在に設けられ、ディスクを立てた状態で収納する複
    数のディスク収容空間(31)を形成したマガジン(3)と、
    マガジン(3)の外側に設けられ、装置本体(100)の外部
    からマガジン(3)へのディスクの通過を許す投入排出部
    (4)とを具え、投入排出部(4)内にて、ディスクの移行
    路側方には、マガジン(3)へのディスクの投入を検出す
    るセンサ手段が設けられ、該センサ手段はディスク収容
    空間(31)毎のディスクの有無情報を格納するプロセッサ
    (200)に接続したディスク記録再生装置に於いて、 装置本体(100)は、プロセッサ(200)に格納されたディス
    ク有無情報に基づいて、ディスクが挿入されていないデ
    ィスク収容空間(31)を検索し、マガジン(3)を回転させ
    て、該ディスク収容空間(31)を投入排出部(4)に対向さ
    せ、ディスク投入完了後に、再びディスク収容空間(31)
    の検索動作を繰り返す自動挿入モードを具え、 装置本体(100)には、自動挿入モードへ移行できる運転
    キーが設けられたことを特徴とするディスク記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】 装置本体(100)は、ディスクを立てて収
    容可能なディスク収容空間(31)を複数有するマガジン
    (3)と、装置本体(100)のディスク挿入面とマガジン
    (3)との間に設けられ、ディスクの通過を許す投入排出
    部(4)とを具え、投入排出部(4)内にて、ディスクの移
    行路側方に、マガジン(3)へのディスクの投入を検出す
    るセンサ手段を設け、該センサ手段はディスク収容空間
    (31)毎のディスクの有無情報を格納するプロセッサ(20
    0)に接続し、 装置本体(100)に取り付けられた運転キーを操作して、
    自動挿入モードに移行し、 該自動挿入モードでは、プロセッサ(200)に格納された
    ディスク有無情報に基づいて、ディスクが挿入されてい
    ないディスク収容空間(31)を検索し、マガジン(3)を回
    転させて、該ディスク収容空間(31)を投入排出部(4)に
    対向させ、ディスク投入完了後に、再びディスク収容空
    間(31)の検索動作を繰り返すディスク投入方法。
JP16398796A 1996-06-25 1996-06-25 ディスク記録再生装置及びディスク投入方法 Pending JPH1011861A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1041552A1 (en) * 1999-03-31 2000-10-04 Pioneer Corporation Recording medium reproducing apparatus

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EP1041552A1 (en) * 1999-03-31 2000-10-04 Pioneer Corporation Recording medium reproducing apparatus

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