JPH10118203A - 赤外線治療器 - Google Patents

赤外線治療器

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JPH10118203A
JPH10118203A JP27354796A JP27354796A JPH10118203A JP H10118203 A JPH10118203 A JP H10118203A JP 27354796 A JP27354796 A JP 27354796A JP 27354796 A JP27354796 A JP 27354796A JP H10118203 A JPH10118203 A JP H10118203A
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heater
infrared
fan
baffle plate
infrared heater
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正彦 落合
Hirotaka Suematsu
浩隆 末松
Takahide Tokimatsu
高英 時松
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Maxell Holdings Ltd
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファンと赤外線ヒータとの間に補助ヒータを
設け、使用開始初期に温風を患部に当てて使用感を向上
させ、かつ、温風が赤外線ヒータを冷却して十分な遠赤
外線の放射を妨げることがないようにすること。 【解決手段】 前端開口のヘッドケーシング1内に、前
側から順に、赤外線ヒータ4と、補助ヒータ7と、ファ
ン8とを配設し、前記補助ヒータ7を、ヒータ基板71に
ヒータ線7aを巻回して構成するとともに、前記ファン8
からの風が赤外線ヒータ4の背側中央部に直接当たらな
いように、前記赤外線ヒータ4と補助ヒータ7との間に
邪魔板6を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温熱効果で筋肉の
こりをほぐすことのできる赤外線治療器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、温熱効果で筋肉のこりをほぐすこ
とのできる赤外線治療器として、家庭内で簡易に使用で
きるようにしたものがある。
【0003】その一般的な構造としては、一端開口に形
成したヘッドケーシング内に、赤外線、特に遠赤外線を
放射する赤外線ヒータを収容配設したものが知られてお
り、また、かかる赤外線治療器の中には、赤外線ヒータ
からの放射熱だけでは使用感に物足りなさがあるので、
同赤外線ヒータの熱を患部に強制的に送るために赤外線
ヒータの後方にファンを設けたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したフ
ァンを設けた赤外線治療器は、赤外線ヒータの温度が十
分上昇しているときは温風が患部に当たることにより使
用感は向上するものの、赤外線ヒータは熱容量が大きい
ために立ち上がりが悪く、作動開始から十分に昇温する
までに時間がかかるので、使用開始初期にはファンから
の風が冷風となって患部に当たることになり、かえって
逆効果となってしまう。
【0005】そこで、ファンと赤外線ヒータとの間に、
立ち上がりのよい補助ヒータを設けることが考えられた
が、これは、使用開始初期には補助ヒータによる温風が
即座に患部に当たるので使用感は向上するが、赤外線ヒ
ータが十分に昇温した後は、赤外線ヒータの方が補助ヒ
ータよりも高温となるので、逆に、温風が赤外線ヒータ
を冷却する作用としてはたらき、十分な遠赤外線の放射
を妨げるおそれがあった。
【0006】本発明は、補助ヒータを具備して使用感を
向上させながら、かつ、上記した課題を解決することが
できる赤外線治療器を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、前端開口のヘッドケーシング内に、前
側から順に、赤外線ヒータと、補助ヒータと、ファンと
を配設し、前記補助ヒータを、ヒータ基板にヒータ線を
巻回して構成するとともに、前記ファンからの風が赤外
線ヒータの背側中央部に直接当たらないように、前記赤
外線ヒータと補助ヒータとの間に邪魔板を配設した。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る赤外線治療器は、前
端開口のヘッドケーシング内に、前側から順に、赤外線
ヒータと、補助ヒータと、ファンとを配設し、前記補助
ヒータを、ヒータ基板にヒータ線を巻回して構成すると
ともに、前記ファンからの風が赤外線ヒータの背側中央
部に直接当たらないように、前記赤外線ヒータと補助ヒ
ータとの間に邪魔板を配設したものである。
【0009】このように邪魔板を配設したことにより、
ヒータ線の存在しない補助ヒータの中央部を流れる冷風
は直接赤外線ヒータに当たることがないので赤外線ヒー
タと補助ヒータとの配設間隔も短くできるので、ヘッド
ケーシング内のレイアウトをコンパクト化することがで
き、全体の小型化を図ることができる。
【0010】しかも、熱容量が大きく立ち上がりの悪い
赤外線ヒータが十分昇温するまでは立ち上がりのよい補
助ヒータの熱による温風を患部に送風することができる
ので使用感を向上させ、さらに、かかる温風が赤外線ヒ
ータの周縁に当たって同赤外線ヒータの昇温を補助する
機能を果たし、赤外線ヒータの立ち上がり時間を短縮さ
せることができる。
【0011】なお、赤外線ヒータとしては、ヒータ基板
を一対のマイカ板間に挟持したものを、ステンレスやア
ルミニウム等の金属板にセラミックスを塗布焼成した赤
外線プレートと、取付軸を設けたバックプレートとの間
に挟持させた構造の面状ヒータとすることができ、補助
ヒータとしては、通常のコイルヒータを好適に用いるこ
とができる。
【0012】上記邪魔板を配設するためには、前記ヘッ
ドケーシングに、赤外線ヒータを取付けるための環状固
定板を配設し、同環状固定板に邪魔板を取付ける構成と
するとよい。
【0013】かかる環状固定板は、赤外線ヒータの取付
軸を固着するための支持片を中心に向けて突設したもの
とし、邪魔板は、同環状固定板よりも一回り小径に形成
して、同邪魔板を前記支持片に共締めして取付けるもの
とする。かかる構成により、環状の開口部分の大部分を
塞ぎ、ファンからの風、特に、ヒータ線の存在しない補
助ヒータの中央部分を通る冷風が赤外線ヒータの背側中
央部に直接当たることがなく、赤外線ヒータが冷却され
ることを防止できる。
【0014】また、本発明では、前記邪魔板の周縁近傍
に通風部を設けることにより、邪魔板と赤外線ヒータと
で仕切られる空間内に負圧が発生することを防止して、
ファンからの風を赤外線ヒータの周縁に誘導可能として
いる。
【0015】すなわち、ファンからの風は、環状固定板
の内周縁と邪魔板の外周縁との間に形成される間隙を通
って赤外線ヒータの周縁に向かうことになるが、邪魔板
を設けただけでは、邪魔板と赤外線ヒータとで仕切られ
る空間内に負圧が発生し、風が中央部方向に引き込まれ
て乱流を発生して、昇温した赤外線ヒータの中央部を冷
却してしまうおそれがあるが、上記したように通風部を
設けたことにより、前記間隙を通る風は円滑に赤外線ヒ
ータの周縁に向かうことになるので、赤外線ヒータが十
分昇温した後に、同赤外線ヒータを冷却してしまう不具
合を生じることがなく、前記作用効果をより確実なもの
とすることができる。
【0016】また、本発明では、前記邪魔板に温度過昇
防止手段を取付けている。なお、温度過昇防止手段とし
ては、温度ヒューズが好適に用いられ、取付位置として
は、邪魔板の表面でも裏面でもいずれでもよいが、面中
央に位置するように取付けることが好ましい。
【0017】かかる構成とすれば、作動中の赤外線治療
器がいかなる姿勢で放置されようとも、昇温した邪魔板
の熱が温度過昇防止手段に伝わり設定温度で確実に作動
するので火災などの事故を防止することができる。
【0018】さらに、本発明では、前記邪魔板の補助ヒ
ータ側をなす面に配線保持具を取付けている。そして、
赤外線ヒータ側と補助ヒータ側とを接続する複数の配線
を邪魔板の裏面で交差させ、その交差部分に配線保持具
を、赤外線治療器の組付軸線に対して直交するように取
付けて配線を束ねている。
【0019】したがって、配線を比較的長めに取付けて
製造行程における配線接続作業を容易に行えるととも
に、組付時には、配線が後方へ撓まないので補助ヒータ
と接触して過熱し焼損することを防止することができ
る。
【0020】
【実施例】以下、添付図に示す実施例に基づいて、本発
明を具体的に説明する。
【0021】本実施例に係る赤外線治療器Aは、図1に
示すように、ヘッドケーシング1に把持部2を取付けた
ハンディタイプの治療器本体A1を、スタンド3に保持可
能に構成している。Cは把持部2の下端から伸延する電
源コード、30はスタンド3に突設した支持用筒部、31は
同支持用筒部30に形成したスリットであり、支持用筒部
30に把持部2を挿通して載置する際に、前記電源コード
Cを逃がすようにしている。
【0022】ヘッドケーシング1は、図2及び図3に示
すように、一対の半割りケーシング1b,1b を接合したも
ので、中央部から前端部にかけて漸次拡径した前後端開
口の筒状に形成されており、前端開口部12及び後端開口
部13には蜘蛛の巣状の前側カバー体14、メッシュ状の後
側カバー体15をそれぞれ装着している。15a は後側カバ
ー体15を押さえるためのリング、16は前側カバー体14を
具備し、ヘッドケーシング1の前端開口部12に着脱自在
に取付けたキャップである。
【0023】また、ヘッドケーシング1の内部には、図
2及び図3に示すように、前側から順に、赤外線を放射
するための赤外線ヒータ4、同ヒータ4を囲繞する截頭
椀状の反射板5、通電後直ちに発熱可能とした補助ヒー
タ7、前端開口部12から患部に向けて温風を送るための
ファン8をそれぞれ配設している。80は筒状に形成した
ファンケース、81はファン駆動軸、82は同ファン駆動軸
81と連動連結したファンモータである。
【0024】なお、本実施例では、ファンケーシング1
の後端開口部13から空気を取入て前端開口部12より送風
するようにしているが、ファンケーシング1の側面に空
気取入口を設けて送風するようにしてもよい。また、フ
ァン8については、本実施例では軸流ファンとしている
がシロッコファンなどを使用することもできる。
【0025】赤外線ヒータ4は、図3に示すように、取
付軸であるねじ体41a を突設した円形のバックプレート
41に、ステンレスやアルミニウム等の金属板にセラミッ
クスを塗布焼成した円形の赤外線プレート40を取付けて
構成されており、同赤外線プレート40とバックプレート
41との間に、マイカ板42,42 により挟持されたヒータ基
板43を介設している。40a は赤外線プレート40の周縁に
形成してバックプレート41への取付片、41b は取付用ナ
ット、43a はニクロムヒータ線である。
【0026】また、赤外線プレート40は、図2に示すよ
うに、赤外線放射方向に向けて前面を凹状に湾曲形成し
て、遠赤外線を患部に集中させて治療効果をより良好に
している。
【0027】上記赤外線ヒータ4は、ステンレスやアル
ミニウム等の金属板を截頭椀状に形成した反射板5によ
り囲繞されており、同反射板5は、先端周縁を上記した
キャップ16と前端開口部12との間に挟着されている。
【0028】なお、赤外線ヒータ4としては、上記構成
におけるヒータ基板43及びニクロムヒータ線43a のみで
構成することもでき、これに赤外線放射体としての粉
抹、例えば、珪酸塩を主材として焼結し、粉砕して得ら
れたものをバインダーを介しての吹付けやディッピング
等の方法で被覆したものとしてもよい。
【0029】補助ヒータ7は、通電直後から発熱し、赤
外線ヒータ4よりは熱容量を小さくした剥き出しのコイ
ル状のヒータ線7aを用いている。
【0030】そして、図2及び図3に示すように、二枚
の基板を断面視十字状に組み合わせて構成したヒータ基
板71にヒータ線7aを巻回し、前記赤外線ヒータ4よりも
小径とした金属性の筒状の遮熱ケーシング70で囲繞し、
補助ヒータ7の熱が直接ヘッドケーシング1に伝わらな
いようにしている。なお、ヒータ線7aはコイル状でな
く、帯状に形成したものであってもよい。
【0031】また、前記ヒータ基板71の中央部分に設け
たモータ収納部71a にファン8のファンモータ82の後半
部を収納配設するとともに、前半部をファンケース80の
中心部に設けたモータ保持筒80a で保持する構成として
いる。なお、80b はモータ保持筒支持板である。
【0032】かかる構成により、補助ヒータ7とファン
8とが連設されて同補助ヒータ7とファン8との配設間
隔を可及的に短くすることができ、ヘッドケーシング1
内のレイアウトのコンパクト化が図れるので、赤外線治
療器Aを小型化することができる。なお、ヒータ基板71
は必ずしも十字状に構成する必要はなく、ファンモータ
82を収納するモータ収納部71a が形成されるものであれ
ばその形状は限定するものではない。
【0033】また、図2中、Rは電圧ドロップ用抵抗で
あり、一般に把持部2内に配設されているが、ここでは
ファン8の下流側に設けることにより、把持部2が加熱
されることを防止している。
【0034】このように、本実施例に係る赤外線治療器
Aは、補助ヒータ7とファン8を設けているので、赤外
線治療器Aの立上直後から温風を患部に送風可能とな
り、患部を即座に温め、しかも、治療中の間、絶えず温
風を患部に当てることできるので、使用感を向上させる
ことができる。
【0035】また、ヘッドケーシング1に連設した把持
部2は、図2に示すように、その前側部に入切兼用タイ
マースイッチ10、及び、LED 表示式の表示部11を有する
操作部Bを設けており(図3参照)、好みの設定時間を
選択して赤外線治療を行えるようにしている。このよう
に把持部2に操作部Bを設けたことにより操作性が良好
となっている。なお、B1は把持部2の内部に配設した操
作部Bの制御部を有する取付基板であり、B2は同取付基
板B1に接続するリード線、B3はリード線挿通用円弧状孔
である。また、B4はリード線B2を被覆する絶縁用チュー
ブであり、リード線B2を把持部2内に弧を大きくした状
態で配設可能として断線及び断線によるショートを防止
している。
【0036】さらに、把持部2は、その基端部に設けた
枢支軸受部2aに、ヘッドケーシング1に形成した取付用
枢支部1aに突設した枢軸1cを嵌合枢支して、図4に示す
ように折畳自在に取付けられている。
【0037】かかる把持部2の取付構成を説明すると、
図4(b) に示すように、取付用枢支部1aの内部に多数の
凸状係合体1dを円周方向に多数設ける一方、把持部2の
枢支軸受部2aには、前記枢軸1cを嵌入可能で、かつ、外
周面に前記凸状係合体1dと係合する突起21a,21a を形成
したリング21を回動不能状態に取付けた筒体20を設けて
いる。
【0038】したがって、把持部2を枢軸1c回りに回動
させると、突起21a が凸状係合体1dを乗り越える際に使
用者にクリック感を与えることができる。
【0039】そして、本実施例では、把持部2が完全に
折り畳まれる位置(図4(b) )に至る際に突起21a が乗
り越えるべき凸状係合体1e,1e を他の係合体1dよりも突
出長さを低くしてなだらかに形成し、使用者が把持部2
を完全に折り畳む際に、勢いあまって把持部2とヘッド
ケーシング1との間に指などを挟まないようにしてい
る。なお、図4中、22は枢支軸受部2aに切欠環状に突設
した回動ガイド、1gは同回動ガイド22が周回した終点位
置で端部に当接するように取付用枢支部1aに設けたスト
ッパである。
【0040】上記構成の赤外線治療器Aにおいて、本発
明は、ファン8からの風が赤外線ヒータ4の背側中央部
に直接当たらないように邪魔板6を配設したことに特徴
がある。
【0041】本実施例では、赤外線ヒータ4を取付ける
ためにヘッドケーシング1内に配設した環状固定板17に
前記邪魔板6を取付けている。
【0042】すなわち、図2、図3に示すように、環状
固定板17は耐熱性を考慮して金属製としており、ヘッド
ケーシング1内に着脱自在に配設した筒状ユニットケー
シングEの前部開口に着脱自在に取付けている。そし
て、本体環状部17a の内周縁から中心に向けて3個の緩
衝用突片9を片持ち支持状に突設している。90は緩衝用
突片9に設けた取付孔であり、赤外線ヒータ4のねじ体
41a を挿入固定可能としている。
【0043】かかる環状固定板17に、本発明の要部とな
る邪魔板6を取付けており、同邪魔板6は、図3、図6
及び図7に示すように、前記環状固定板17よりも一回り
小径に形成するとともに、本体部64から一側に折曲した
L字状の脚部65を有し、同脚部65を前記緩衝用突片9に
共締めして取付けている。
【0044】また、図5に示すように、邪魔板6の周縁
近傍に通風部61を設け、図9に模式的に示すように、邪
魔板6と赤外線ヒータ4とで仕切られる空間Q内に負圧
が発生することを防止している。
【0045】かかる通風部61は、わずかに通風可能なき
わめて小さい孔を邪魔板6の周方向に複数個設けたもの
で、図5に示すように、その一部は前記脚部65の折曲部
分の両端に形成され、また、その一部は後述する配線68
の導入孔と兼用可能に形成されており、図6に示すよう
に、邪魔板6の略全周にわたって形成されている。
【0046】したがって、ファン8からの風の一部は通
風部61を通って空間Q内における負圧の発生を防止し、
ファン8からの大部分の風は、環状固定板17の内周縁と
邪魔板6の外周縁との間に形成される間隙Dを通り、通
風部68の作用によって内側に引き込まれることなく円滑
に赤外線ヒータ4の周縁に向かって流れ、赤外線ヒータ
4の背側中央部に直接当たることがない。
【0047】しかも、赤外線ヒータ4の周縁に向かって
流れる風は、前述したように、赤外線プレート40を赤外
線放射方向に向けて前面を凹状に湾曲形成しているので
風のガイド機能を果たし(図2参照)、乱流を生じるこ
となく円滑に患部に向けて流出することになる。
【0048】また、図5に示すように、環状固定板17を
筒状ユニットケーシングEに取付けた状態で、環状固定
板17の内周縁部を筒状ユニットケーシングEの内周縁よ
りも内側へはみ出してフランジ部17c を形成している。
【0049】同フランジ部17c により、ファン8からの
送風のうち、ヘッドケーシング1の内周面に沿って補助
ヒータ7の外部を通る加熱されていない冷風は進路を妨
げられることになり、間隙Dを通って反射板5に沿って
前端開口部12より流出することがない。さらに、同フラ
ンジ部17c の幅を変更することで、間隙Dの幅調整も容
易に行える。
【0050】かかる構成としたことにより、十分昇温し
た赤外線ヒータ4をファン8からの風で冷却してしまう
ことがなく、遠赤外線の放射に支障を来さずに効果的な
赤外線治療を行えるとともに、温風を患部に当てること
で使用感を向上させることができる。
【0051】さらに、熱容量が大きく立ち上がりの悪い
赤外線ヒータ4が十分昇温するまでは立ち上がりのよい
補助ヒータ7の熱による温風を患部に送風することがで
きるので使用感を向上させることができ、かつ、かかる
温風が赤外線ヒータ4の周縁に当たって同赤外線ヒータ
4の昇温を補助する機能を果たし、赤外線ヒータ4の立
ち上がり時間を短縮させることができる。
【0052】また、邪魔板6がファン8からの風を遮る
ので、赤外線ヒータ4と補助ヒータ7との配設間隔を短
くしても風が赤外線ヒータ4の背側中央部に当たること
がなく、可及的にヒータ4,7 間の距離を短くして赤外線
治療器Aのコンパクト化を図ることができる。
【0053】しかも、本発明によれば、ファン8からの
風が赤外線ヒータ4の背側中央部に直接当たらず周縁側
に流れるので、赤外線ヒータ4の周縁部の温度上昇を抑
制する作用がある。
【0054】すなわち、赤外線ヒータ4のニクロムヒー
タ線43a は、図10に示すように、ヒータ基板43の周縁
でヘアピン状に屈曲しているので、急激な温度変化が頻
繁であれば、膨張収縮の繰り返しにより断線するおそれ
があるが、ここでは、ニクロムヒータ線43a の屈曲部分
となる赤外線ヒータ4の周縁部分の温度上昇が常に抑制
されているので、上記した断線のおそれを可及的に防止
しながら、かつ、十分な赤外線の放射を可能としてい
る。
【0055】ところで、上記した通風部61に代えて、例
えば、図11(a) に示すように、邪魔板6の近傍にラッ
パ状の通気ガイドGを配設して、ファン8からの風を赤
外線ヒータ4の周縁部に導くようにすることもできる。
なお、図11(b) に示すように、通気ガイドGを邪魔板
6に連設してもよい。
【0056】また、邪魔板6の本体部64は、図3、図7
及び図8に示すように、脚部65の取付部に対して補助ヒ
ータ7側に膨出する膨出面62を形成しており、同膨出面
62の内側凹状部内の略中央に、温度過昇防止手段、ここ
では、温度ヒューズ63を取付けている。なお、66はステ
ンレス等の金属製のヒューズ取付具、66a は取付ビスで
ある。
【0057】温度ヒューズ63(温度過昇防止手段)の取
付個所としては、前記内側凹状部内に限らず、その裏側
面でもよいが、内側凹状部内に取付けたことにより、ヘ
ッドケーシング1の狭い空間内であるにもかかわらず、
温度ヒューズ63を必要以上に赤外線ヒータと近接させず
にすみ、危険温度まで上昇しないうちに作動したりする
不具合を防止することができる。
【0058】しかも、前記温度ヒューズ63を膨出面62の
略中央に設けているので、赤外線治療器Aのいかなる姿
勢にかかわらず、確実に温度の過昇に反応して作動させ
ることができる。
【0059】また、例えば、髪の毛の巻き付き等でファ
ンモータ82がロック状態となったような場合、使用者が
故障と勘違いして、図12に示すように、本赤外線治療
器Aを床面などに無造作に載置した場合でも、熱の上昇
流により昇温した邪魔板6を介して温度ヒューズ63には
確実に伝熱される。したがって、邪魔板6からの伝熱に
よって適正に作動してヘッドケーシング1内の温度が異
常上昇することを防止することができるのできわめて安
全となる。なお、温度過昇防止手段として、上記温度ヒ
ューズ63の他に、本実施例では、図2に示すように補助
ヒータ7にサーモスタット69を設けている。
【0060】さらに、図2及び図5に示すように、邪魔
板6の膨出面62をなす本体部64の外側凸状面には配線保
持具67を取付け、配線68を邪魔板6の裏面で束ねた状態
で保持している。かかる配線保持具67は、配線68を可及
的に長手状に束ねることができるような幅に形成されて
いる。
【0061】すなわち、図13(a) に示すように、赤外
線ヒータ4側と補助ヒータ7側とを接続する複数の配線
68を邪魔板6の裏面で交差させ、その交差部分に配線保
持具67を、赤外線治療器Aの組付軸線に対して直交する
ように取付けて配線68を束ねている。したがって、図1
3(b) に示すように、ヘッドケーシング1内に赤外線ヒ
ータ4や補助ヒータ7を組付けた状態で、配線68が大き
く補助ヒータ7側に撓むことを防止し、配線68が補助ヒ
ータ7と接触しないようにしている。
【0062】かかる配線保持具67を設けたことにより、
図13(a) に示すように、配線68を比較的長めに取付け
て製造行程における配線接続作業を容易に行えるととも
に、組付時には、配線68が後方へ撓まないので補助ヒー
タ7と接触して過熱し焼損することを防止することがで
きる。なお、本実施例では、図5に示すように、邪魔板
6に形成した通風孔61を配線導入孔として利用している
ので、配線68の位置決めを確実に行えるとともに、配線
68の長さを必要以上に長くしないでもよい。
【0063】ここで、邪魔板6の周辺の構成についてさ
らに詳述する。
【0064】環状固定板17を取付ける筒状ユニットケー
シングEは、ガラス繊維入りの耐熱性の大きな合成樹脂
で一体形成されており、図2、図3、図8に示すよう
に、前側短筒部E1の後部開口の周縁に沿って、環状固定
板受用周面E2を形成するとともに、同周面E2の前方に環
状固定板17の厚みよりもわずかに大きな間隙を開けて環
状固定板17を保持する挟持爪E3を内側に向けて突設して
いる。そして、同挟持爪E3と前記環状固定板受用周面E2
との間で、環状固定板17の本体環状部17a の外周縁に形
成した係合凸片17b を重合状態に当接させるようにして
いる(図8)。
【0065】さらに、前側短筒部E1の後部外周に係合用
フランジE4を形成し、ヘッドケーシング1を構成する一
対の半割りケーシング1b,1b にそれぞれ形成したリブ1f
に係合させて前後方向の位置規制をしている。
【0066】また、前記環状固定板受用周面E2の裏面に
は、遮熱ケーシング嵌合片E5を後方へ突出させて周方向
に一定間隔をあけて設けており、前記補助ヒータ7を収
納した遮熱ケーシング70の前端を嵌挿可能としている
(図2)。
【0067】このように、筒状ユニットケーシングEを
介することによって、赤外線ヒータ4、補助ヒータ7及
び同補助ヒータ7に連設したファン8までをコンパクト
にユニット化することができ、このようにユニット化し
てヘッドケーシング1内に一体的に収納配設できるよう
にしたので、組立作業が容易となって製造工程の合理化
が図れる。
【0068】しかも、反射板5は金属製なので、かかる
耐熱性を有する合成樹脂製の筒状ユニットケーシングE
によって、金属製同士となる反射板5と前記環状固定板
17及び遮熱ケーシング70とが分離されることになるので
それぞれが確実に絶縁され、例えば、赤外線ヒータ4や
補助ヒータ7が漏電したりしても外部から手が触れやす
い反射板5には通電されず安全性が向上する。
【0069】また、環状固定板17の構成についてさらに
説明を加えると、同環状固定板17に設けた緩衝用突片9
は、図3に示すように、片持ち支持状に突設されて可撓
性を付与されている。したがって、同緩衝用突片9の撓
みによって、同緩衝用突片9に支持されている赤外線ヒ
ータ4は衝撃緩衝作用を受け、例えばヘッドケーシング
1に衝撃が加わった場合に、その衝撃が吸収されて赤外
線ヒータ4に衝撃が直接伝わることがない。なお、本実
施例では、緩衝機能をより向上させるために、前記緩衝
用突片9の取付孔90にシリコン製の筒状の緩衝部材91を
取付けている。
【0070】そして、かかる緩衝部材91によって、衝撃
をより確実に吸収できるとともに、熱伝導率が低い素材
であることから赤外線ヒータ4の熱がヘッドケーシング
1や筒状ユニットケーシングE等のその他の部品に伝わ
ることも防止できるようにし、さらには、絶縁性をより
向上させている。
【0071】しかも、本実施例では、図3及び図5に示
すように、緩衝用突片9に共締めされている邪魔板6の
脚部65に、前記と同質の緩衝部材91を介して衝撃吸収方
向規制片60を取付け、同規制片60に設けた係合片60a を
外方向へ突出させ、図6に示すように、同係合片60a を
前記筒状ユニットケーシングEの前側短筒部E1の後部外
周面に当接させて緩衝用突片9が前方(赤外線放射方
向)に撓むことを規制している。
【0072】かかる構成とすることにより、赤外線ヒー
タ4への衝撃を緩和しながら、ヘッドケーシング1に加
わる衝撃が前方に強く作用した際に、緩衝用突片9の弾
性限界を越えた場合でも赤外線ヒータ4が前方に位置ず
れしたりすることを防止している。
【0073】ところで、本実施例では、規制片60の係合
片60a を筒状ユニットケーシングEの前側短筒部E1の後
部外周面に当接させているが、当接させることなくわず
かな間隙を設けることもでき、かかる構成とすれば、衝
撃が前方に作用しても緩衝機能が有効に作用し、かつ、
赤外線ヒータ4が前方に過剰に位置ずれすることも防止
することができる。
【0074】なお、上記した緩衝部材91としては、前記
シリコンに代えて発泡シリコンを使用すればクッション
性が向上し、熱伝導率もさらに低くなるので熱伝導の点
においても優るものとなる。また、シリコンの他、例え
ば耐熱樹脂、碍子などを筒状に形成して使用してもよ
く、緩衝機能を果たすものであればその材質を限定する
ものではない。
【0075】次に、本実施例に係る赤外線治療器Aのそ
の他の構成について説明すると、図3及び図14におい
て、1hはヘッドケーシング1の温度上昇を防止するめに
半割りケーシング1bにそれぞれ設けたリブである。
【0076】同リブ1hにより、ヘッドケーシング1と補
助ヒータ7を収納した金属製の遮熱ケーシング70との間
に形成される環状空間Q1を2分割し、熱を分散させて熱
のこもりやすい上側の環状空間Q1内に熱が集中すること
を防止し、ヘッドケーシング1の過度の温度上昇を防止
している。
【0077】本実施例は、上記構成となっており、以
下、図15に示す回路ブロック図を参照しながらその作
動について説明する。
【0078】入切兼用タイマースイッチ10をONする
と、制御部内においてタイマーが作動し、表示部11の表
示ランプが全て点灯し、最適な治療時間と考えられる20
分の表示を行う。51は入切兼用タイマースイッチ10の操
作回数により本赤外線治療器Aの作動時間を選択するカ
ウンターである。
【0079】そして、スイッチONと同時に制御部によ
り入切スイッチ52が接続されて赤外線ヒータ4及び補助
ヒータ7、さらに、ファンモータ82に通電され、ファン
8の回転により補助ヒータ7から略50℃の温風が送風さ
れ、赤外線ヒータ4の昇温を促しつつ、赤外線治療器A
の立ち上がり直後から温風を患部に向けて送るようにし
ている。しかも、ヒータ線7aの存在しない補助ヒータ7
の中央部を通る冷風は邪魔板6を配設したことにより直
接患部に向けて流出することがなく、温風と混合されて
患部に当たるので冷風による不快感を与えることがな
い。
【0080】その後、赤外線ヒータ4が遠赤外線を放射
するに十分な250 ℃以上の温度まで昇温し、遠赤外線に
よる患部治療が開始される。
【0081】赤外線ヒータ4の作動中、ファン8からの
風は患部に当たり使用感を向上させるとともに、同風は
前述したように邪魔板6により赤外線ヒータ4の背側中
央部に直接当たることがないので、同赤外線ヒータ4は
250 ℃以上の適温を維持することが可能となり、遠赤外
線の放射を妨げることなく治療効果も損なうことがな
い。
【0082】そして、5分経過する毎に表示部11の点灯
数が減るように制御して時間の経過を容易に認識可能と
するとともに、所定の20分が経過すると、制御部は表示
部11の全てを消灯し、かつ、入切スイッチ52を切断して
電源を切る。以上説明してきたように、本実施例に係る
赤外線治療器Aでは、邪魔板6を配設してファン8から
の風が赤外線ヒータ4の背側中央部に直接当たらないよ
うにしているので、患部へ温風を当てることで使用感を
高めながら、かかる風により赤外線ヒータ4を冷却する
ことを防止して、効果的な遠赤外線治療を行うことがで
きる。
【0083】なお、上記した実施例においては、ヘッド
ケーシング1とスタンド3とを別体としたもので説明し
たが、両者を一体的に連設した据え置きタイプのもので
あってもよい。
【0084】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明では以
下の効果を奏する。
【0085】前端開口のヘッドケーシング内に、前側
から順に、赤外線ヒータと、補助ヒータと、ファンとを
配設し、前記補助ヒータを、ヒータ基板にヒータ線を巻
回して構成するとともに、前記ファンからの風が赤外線
ヒータの背側中央部に直接当たらないように、前記赤外
線ヒータと補助ヒータとの間に邪魔板を配設したことに
より、患部へ温風を当てることで使用感を高めながら、
かかる風により赤外線ヒータを冷却することを防止し
て、十分な遠赤外線放射量を確保し、効果的な遠赤外線
治療を行うことができる。
【0086】また、補助ヒータとファンとの配設間隔を
可及的に短くできるとともに、赤外線ヒータと補助ヒー
タとの配設間隔も短くできるので、ヘッドケーシング内
のレイアウトをコンパクト化することができ、全体の小
型化を図ることができる。
【0087】しかも、熱容量が大きく立ち上がりの悪い
赤外線ヒータが十分昇温するまでは立ち上がりのよい補
助ヒータの熱による温風を患部に送風することができる
ので使用感を向上させることができる。
【0088】前記邪魔板の周縁近傍に通風部を設け、
邪魔板と赤外線ヒータとで仕切られる空間内に負圧が発
生することを防止して、ファンからの風を赤外線ヒータ
の周縁に誘導可能としたことにより、ファンからの風
は、環状固定板の内周縁と邪魔板の外周縁との間に形成
される間隙を通り、中央側に引き込まれることなく円滑
に赤外線ヒータの周縁に向かうことになり、前記の効
果をより高めることができるとともに、赤外線ヒータの
立ち上がり時には、補助ヒータによる温風を赤外線ヒー
タの周縁に当てることにより昇温の補助機能を果たすこ
とができるので赤外線ヒータの立ち上がり時間の短縮を
図ることができる。。
【0089】前記邪魔板に温度過昇防止手段を取付け
たことにより、作動中の赤外線治療器がいかなる姿勢で
放置されようとも、昇温した邪魔板の熱が温度過昇防止
手段に伝わり設定温度で確実に作動するので火災などの
事故を防止することができる。
【0090】前記邪魔板の補助ヒータ側をなす面に配
線保持具を取付けたことにより、配線を比較的長めに取
付けて製造行程における配線接続作業を容易に行え、か
つ、配線保持具で配線を束ねることができるのでに、組
付時には、配線が後方へ撓むことがなく、補助ヒータと
接触して過熱し焼損することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る赤外線治療器の側面図である。
【図2】治療器本体の断面図である。
【図3】同赤外線治療器の分解斜視図である。
【図4】把持部の説明図である。
【図5】環状固定板に邪魔板を取付けた状態を示す説明
図である。
【図6】通風部の模式的説明図である。
【図7】図5のI−I線における要部の拡大断面図であ
る。
【図8】図5のII−II線における要部の拡大断面図
である。
【図9】ファンからの風の流れを示す説明図である。
【図10】ニクロムヒータ線の説明図である。
【図11】本実施例の変形例を示す説明図である。
【図12】本発明に係る赤外線治療器を載置した状態を
示す説明図である。
【図13】配線保持具の説明図である。
【図14】ヘッドケーシングに設けたリブの説明図であ
る。
【図15】本発明に係る赤外線治療器の回路ブロック図
である。
【符号の説明】
A 赤外線治療器 1 ヘッドケーシング 4 赤外線ヒータ 6 邪魔板 7 補助ヒータ 7a ヒータ線 8 ファン 17 環状固定板 61 通風部 67 配線保持具 71 ヒータ基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前端開口のヘッドケーシング(1) 内に、前
    側から順に、赤外線ヒータ(4) と、補助ヒータ(7) と、
    ファン(8) とを配設し、前記補助ヒータ(7) を、ヒータ
    基板(71)にヒータ線(7a)を巻回して構成するとともに、
    前記ファン(8) からの風が赤外線ヒータ(4) の背側中央
    部に直接当たらないように、前記赤外線ヒータ(4) と補
    助ヒータ(7) との間に邪魔板(6) を配設したことを特徴
    とする赤外線治療器。
  2. 【請求項2】前記邪魔板(6) の周縁近傍に通風部(61)を
    設け、邪魔板(6) と赤外線ヒータ(4) とで仕切られる空
    間内に負圧が発生することを防止して、ファン(8) から
    の風を赤外線ヒータ(4) の周縁に誘導可能としたことを
    特徴とする請求項1記載の赤外線治療器。
  3. 【請求項3】前記邪魔板(6) に温度過昇防止手段を取付
    けたことを特徴とする請求項1または2に記載の赤外線
    治療器。
  4. 【請求項4】前記邪魔板(6) の補助ヒータ(7) 側をなす
    面に配線保持具(67)を取付けたことを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の赤外線治療器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020058475A (ja) * 2018-10-05 2020-04-16 マクセルホールディングス株式会社 光照射装置

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CN109125947B (zh) * 2018-09-27 2020-12-04 江西凯敦医疗器械有限公司 一体式光热保健治疗仪
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