JPH1011758A - 光記録媒体並びにその記録再生方法及び再生装置 - Google Patents

光記録媒体並びにその記録再生方法及び再生装置

Info

Publication number
JPH1011758A
JPH1011758A JP8178598A JP17859896A JPH1011758A JP H1011758 A JPH1011758 A JP H1011758A JP 8178598 A JP8178598 A JP 8178598A JP 17859896 A JP17859896 A JP 17859896A JP H1011758 A JPH1011758 A JP H1011758A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
optical recording
reproducing
recording
auxiliary information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8178598A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Imai
奨 今井
Norio Ota
憲雄 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP8178598A priority Critical patent/JPH1011758A/ja
Publication of JPH1011758A publication Critical patent/JPH1011758A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光記録媒体の記録時のトラッキングサーボ方
式に拘らずデータを正確に再生することが可能な光記録
再生方法及び再生装置を提供する。 【解決手段】 案内溝及びウォブルピットが形成された
光記録媒体41にデータを記録する際に、データ記録時
に使用したトラッキング方式がCCS方式かあるいはS
S方式であったかの補助情報をCCS/SS補助情報生
成回路65で発生させ記録する。データ再生時に補助情
報検出器70で補助データを再生して記録時のトラッキ
ング方式を判別し、記録時と再生時のトラッキング方式
とが異なる場合に、記録時のトラッキング方式で再生さ
れる波形が得られるようにCCS/SS補正回路60で
再生波形を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、案内溝及びウォブ
ルピットの両方が形成された光記録媒体及びそれを用い
てコンティニュアス・コンポジット・サーボ方式または
サンプル・サーボ方式のいずれの方式でも記録再生する
ことができる記録再生方法並びに記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光ディスクや光磁気ディスクを記録再生
するドライブは光ヘッドを所定のトラック上に追従させ
るためにトラッキングサーボ機構を備えている。光磁気
ディスクのトラッキングサーボ方式として、コンティニ
ュアス・コンポジット・サーボ方式(以下、CCS方式
という)とサンプル・サーボ方式(以下、SS方式とい
う)が知られている。CCS方式は連続溝方式とも呼ば
れ、光磁気ディスクの各トラックにはトラックに沿った
案内溝が形成されている。この方式では案内溝から進行
方向左右に分かれてゆく回折光を検出し、それらの回折
光強度差をゼロとすることによって光ヘッドをトラック
中心に追従させている。これに対してSS方式では、一
対のウォブルピットが光磁気ディスクのトラック中心に
対してトラックピッチの1/4だけ右と左に中心位置を
ずらし且つトラック進行方向にわずかに離して設けられ
ている。トラッキング制御は左右のウォブルピットから
の反射光低下率が同一になるように調整される。
【0003】上記CCS方式とSS方式の光磁気デイス
ク間では、トラッキングサーボ方式が異なるため、CC
S方式の光磁気ディスクをSS方式のドライブで記録ま
たは再生することができず、また、SS方式の光磁気デ
ィスクをCCS方式のドライブで記録または再生するこ
とができない。すなわち、異なるトラッキング方式のデ
ィスク間で記録再生の互換性を保つことができない。し
かしながら、光磁気ディスクを用いたマルチシステム構
築にあたっては、CCS方式とSS方式の光デイスクの
間で記録再生の互換性を有して共用できる方が望まし
い。
【0004】例えば、特開平6−150329号公報
は、CCS方式の光ディスクとSS方式の光ディスクと
の互換性を有する光デイスクと、このディスクにそれぞ
れの方式に応じて情報を読み書きする光デイスク記録再
生装置を開示している。特開平6−150329号公報
で開示されている光ディスクでは、SS方式の所定の間
隔ごとに形成されたウォブルピットがCCS方式におけ
るデータフォーマット中のリシンクに相当する位置に設
けられる。リシンクとは、光デイスク上の欠陥等によっ
て再生時にビットずれが生じても再同期するための領域
であり、誤り訂正等によってビットずれを補正できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−15032
9号のように、CCS方式のリシンク部分にウォブルピ
ットを設ければ確かにCCS方式とSS方式との互換性
をもたせることが可能となるが、実際には安定な記録再
生を可能とするためには以下の難点を有していると考え
られる。
【0006】(1) CCS方式の光磁気ディスクのプリフ
ォーマット部とは異なるデータ領域にウォブルピットを
設けた場合、再生時にはMO信号として検出されるはず
であったものが、ウォブルピットからの信号に置き換っ
てしまう。特開平6−150329号ではリシンクパタ
ーンを供給するためにリシンク発生器を用いたり、リシ
ンクのタイミングでデコーダをリセットしてデコーダに
リシンクパターンが入力されたのと同様の作用をさせる
ことで対応している。しかしながら、本来MO信号とし
て検出されるはずだったものを、ウォブルピットからの
信号でタイミングを合わせてパターンを発生させる等の
機構を安定に動作させることは一般に難しい。特に、ウ
ォブルピットからの信号が不安定な波形の場合、タイミ
ング合わせすらできない可能性がある。
【0007】(2) 特開平6−150329号の技術に拘
らず、ウォブルピットと案内溝の両方を有する光磁気デ
ィスクを製造した場合、CCS方式を用いたトラック中
心と、SS方式を用いたトラック中心が微妙にずれてし
まうことがあり、MO信号の再生波形がCCS方式とS
S方式との間で正確に一致させることが困難である。こ
れに対処するには、基板の案内溝形状、案内溝深さ、ウ
ォブルピット形状及びウォブルピット深さ等を極めて高
精度に製造する必要があり、光磁気ディスク製造のコス
ト増加につながる。
【0008】本発明の目的は、上記(1) 及び(2) のよう
な従来技術の欠点を解消し、CCS方式とSS方式との
間で互換性を有する光記録媒体を提供するとともに、か
かる光記録媒体の記録時のトラッキングサーボ方式に拘
らずユーザデータを正確に再生することが可能な光記録
再生方法及び再生装置並びに記録再生装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様に従
えば、案内溝及びウォブルピットが形成された光記録媒
体の記録再生方法であって、光記録媒体にデータを記録
する際に、データ記録時に使用したトラッキング方式が
コンティニュアス・コンポジット・サーボ方式かあるい
はサンプルサーボ方式であったかを補助情報として記録
する工程と;データを再生する際に、上記補助情報を再
生することによって記録時に使用したトラッキング方式
を判別する工程と;上記判別したトラッキング方式とデ
ータ再生時のトラッキング方式とが異なる場合に、再生
波形を補正する工程とを含むことを特徴とする光記録媒
体の記録再生方法が提供される。
【0010】本発明の光記録媒体の記録再生方法によれ
ば、案内溝及びウォブルピットが形成された光記録媒体
にデータを記録する際に、記録時のトラッキング方式が
コンティニュアス・コンポジット・サーボ方式かあるい
はサンプルサーボ方式のいずであったかを補助情報とし
て記録しておく。この光記録媒体を別のドライブで書換
えまたは再生する際に、かかる補助情報を再生して記録
時のトラッキングサーボ方式を判別する。そして、記録
時のトラッキング方式と再生時のトラッキング方式が異
なる場合は、再生波形が記録時と同一のトラッキング方
式で再生されるときに生じる波形と同一になるように、
再生信号の波形を補正する。これにより記録時と異なる
トラッキング方式で再生される場合でも記録データを再
生することができ、異なるトラッキング方式のディスク
間で互換性が保てる。
【0011】本発明において、補助情報は記録の際のト
ラッキングサーボ方式としてCCS方式とSS方式のい
ずれを選択したかを判別可能とする識別情報を含む。さ
らに上記補助情報には、記録時の変調符号化方式に対応
する情報系列を含んでもよい。また補助情報には誤り訂
正用の冗長ビットを付加することが好ましい。特に、補
助情報中の記録の際にCCS方式とSS方式のいずれを
選択したかを判別可能とする識別情報に関しては、誤り
訂正用の冗長ビットを付加することが望ましい。これに
より誤り訂正用の冗長ビット付加によって、補助情報を
読み出す際の信頼性が高まる。
【0012】上記補助情報は、記録時のトラッキング方
式を判別するためにいずれの方式で再生されても読み出
されなけばならない。このため、ユーザデータを記録す
る際に補助情報を光磁気ディスクの複数箇所に同一内容
で記録するのが好ましい。また、補助情報の記録密度を
他のユーザデータの記録密度よりも低くすることによっ
て、補助情報の再生を確実にしてもよい。補助情報中
の、記録がCCS方式であったか、SS方式であったか
を判別可能とする識別情報が、ユーザデータの物理アド
レスと対応可能とすることができる。このため、ユーザ
データ再生時に上記識別情報を利用して、再生を所望す
るアドレスのユーザデータが記録時にCCS方式であっ
たか、SS方式であったかを判別できる。また、補助情
報の有無を判別するための情報と、補助情報の、光磁気
ディスク上の格納位置を指定可能な情報が、SFP(Sta
ndard Formatted Part)領域に格納されていることが好
ましい。これには、例えば従来のSFP領域でリザーブ
となっていた部分を用いることで対応できる。
【0013】上記補助情報は、記録がCCS方式で行わ
れたかあるいはSS方式で行われたかを判別する識別情
報を含むため、ユーザデータを再生する際に再生装置の
トラッキング方式に応じた再生処理が可能となる。すな
わち、以下のような光磁気ディスクを用いた具体的手順
(1) 〜(6) に従い記録時及び再生時のトラッキング方式
に適応した再生処理を実行できる。
【0014】手順(1) :光磁気ディスクの再生時に補助
情報を読み出す。補助情報の安全性を担保するために同
一の補助情報が光磁気ディスクの複数箇所に記録されて
いるので、それらが同一内容であることを確認すること
ができる。
【0015】手順(2) :手順(1) で読み出した補助情報
に従って再生を所望するアドレスのユーザデータが記録
時にCCS方式であったかSS方式であったかを判別す
る。
【0016】手順(3) :手順(2) で記録時にCCS方式
であったと判別し、且つCCS方式の再生を行う場合
は、MO信号及びRF信号の補正をせずにそのまま再生
処理を行う。
【0017】手順(4) :手順(2) で記録時にCCS方式
であったと判別し、且つSS方式の再生を行う場合は、
MO信号及びRF信号に補正を施した上で、再生処理を
行う。この場合の補正は、CCS方式によるMO信号及
びRF信号の再生波形と、SS方式によるMO信号及び
RF信号の再生波形との形状の差を補う補正を、例えば
トランスバーサルフィルタを用いて施すことができる。
かかる補正のためには、トランスバーサルフィルタに設
定するパラメータを決める必要があるが、光磁気ディス
ク製造者あるいは光磁気ディスク記録再生装置製造者が
予めウォブルピット及び案内溝の両方を備えた光磁気デ
ィスクについてCCS方式またはSS方式でテスト信号
を記録し、CCS方式及びSS方式で再生した場合のM
O信号及びRF信号の再生波形の形状の違いを観察して
おき、デフォルト値として設定するパラメータとするこ
とができる。この補正によって、SS方式で再生してい
るにもかかわらず、CCS方式によってMO信号及びR
F信号を再生した場合の再生波形に非常に近い波形を得
ることが可能となる。
【0018】手順(5) :手順(2) で記録時にSS方式で
あったと判別し且つCCS方式の再生を行う場合は、手
順(4) と同様にMO信号及びRF信号に補正を施した上
で、再生処理を行う。この場合の補正は、手順(4) 同様
に、例えばトランスバーサルフィルタを用いて施す。補
正のためのパラメータの設定も手順(4) 同様に行う。但
し、パラメータそのものは手順(4) で設定したパラメー
タとは一般に異なり、CCS方式で再生しているにもか
かわらず、SS方式によってMO信号及びRF信号を再
生した場合の再生波形に非常に近い波形を得ることが可
能となるようなパラメータを設定する。
【0019】手順(6) :手順(2) で記録時にSS方式で
あったと判別し且つSS方式の再生を行う場合は、MO
信号及びRF信号の補正をせずにそのまま再生処理を行
うことができる。
【0020】本発明の第2の態様に従えば、案内溝及び
ウォブルピットが形成された光記録媒体の記録再生方法
であって、光記録媒体にデータを記録する際に、データ
記録時に使用したトラッキング方式がコンティニュアス
・コンポジット・サーボ方式かあるいはサンプルサーボ
方式であったかを補助情報として記録する工程と;上記
補助情報を再生することによって記録時に使用したトラ
ッキング方式を判別する工程と;上記判別したトラッキ
ング方式と同一のトラッキング方式でデータを再生する
工程とを含むことを特徴とする光記録媒体の記録再生方
法が提供される。これによれば、記録時と同様のトラッ
キング方式で再生することができるために確実な再生信
号が得られる。
【0021】本発明の第3の態様に従えば、案内溝及び
ウォブルピットが同一トラック上に形成されてなる光記
録媒体であって、コンティニュアス・コンポジット・サ
ーボ方式またはサンプルサーボ方式のいずれの方式でも
記録再生が可能な光記録媒体が提供される。
【0022】本発明の第4の態様に従えば、光記録媒体
の案内溝またはウォブルピットからの光信号によりトラ
ッキングサーボを行う光記録媒体の再生装置であって、
上記光記録媒体のデータ記録時に使用されたトラッキン
グ方式を判別する手段と、該判別したトラッキング方式
に応じて再生波形を補正する手段とを備えることを特徴
とする光記録媒体の再生装置が提供される。これによれ
ば、案内溝とウォブルピットが形成された光記録媒体を
再生する場合に、CCS方式またはSS方式の再生装置
または記録再生装置に上記判別手段及び補正手段を付加
することによっていずれの方式で記録された光記録媒体
も再生可能となる。
【0023】本発明の第5の態様に従えば、光記録媒体
の案内溝またはウォブルピットからの光信号によりトラ
ッキングサーボを行う光記録媒体の記録再生装置であっ
て、ユーザデータ等のデータ記録時に使用するトラッキ
ング方式がコンティニュアス・コンポジット・サーボ方
式かあるいはサンプルサーボ方式であったかを補助情報
として記録する手段と;データ再生時に、上記補助情報
を再生することによって記録時に使用したトラッキング
方式を判別する手段と;上記判別したトラッキング方式
と該データの再生のためのトラッキング方式とが異なる
場合に再生波形を補正する手段とを備えることを特徴と
する光記録媒体の記録再生装置が提供される。これによ
れば、案内溝とウォブルピットが形成された光記録媒体
を記録再生する場合に、CCS方式またはSS方式の記
録再生装置または再生装置に上記判別手段及び補正手段
を付加することによっていずれの方式で記録された光記
録媒体も再生可能となり、トラッキング方式がコンティ
ニュアス・コンポジット・サーボ方式かあるいはサンプ
ルサーボ方式であったかに関する補助情報を記録する手
段を有するため、同様の機能を有する別の装置で再生さ
せる場合に、上記のような判別及び補正処理を可能とす
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光磁気ディスク及
びその記録再生装置の実施の形態及び実施例を図面を参
照しながら説明する。
【0025】最初に、図1を用いて本発明の光磁気ディ
スク上の各データ領域の配置の一例を説明する。図1は
本発明の光磁気ディスクの半径方向における各データ領
域の配置の一例を示す概念図であり、図面上方がディス
ク内周側を示し、図面下方がディスク外周側を示す。図
1に示すように、本発明の光磁気ディスク上には、ディ
スク最内周側から最外周側に向かって、反射領域、コン
トロール・トラックPEP領域、遷移領域、コントロー
ル・トラックSFP領域(SFP1)、製造者用データ
領域(Mnfctr1)、CCS/SS補助情報領域
(SUB1)、ユーザデータ領域、CCS/SS補助情
報領域(SUB2)、製造者用データ領域(Mnfct
r2)、コントロール・トラックSFP領域(SFP
2)、リード・アウト領域が順に配置されている。コン
トロール・トラックPEP領域には、変調方式や誤り訂
正方式等に関する情報が含まれている。
【0026】コントロール・トラックPFP領域には、
変調方式、誤り訂正方式等に関する情報が含まれてい
る。コントロール・トラックSFP領域(SFP1)、
(SFP2)には、PEPと同じ情報、媒体情報、シス
テム情報、リザーブが含まれる。本発明においては、C
CS/SS補助情報領域(SUB1)、(SUB2)の
有無及び配置に関する情報を、コントロール・トラック
SFP領域(SFP1)、(SFP2)に格納すること
が好ましい。製造者用データ領域(Mnfctr1)、
(Mnfctr2)は、製造者テスト用領域をガード・
バンドで挟む構成とする。図1においては、ユーザデー
タ領域を、CCS/SS補助情報領域(SUB1)とC
CS/SS補助情報領域(SUB2)で挟む構成として
いる。CCS/SS補助情報領域(SUB1)とCCS
/SS補助情報領域(SUB2)には、通常のユーザが
アクセスできないような応用システムを構築することが
望ましい。
【0027】次に、CCS/SS補助情報領域(SUB
1)及びCCS/SS補助情報領域(SUB2)に記録
されるデータ構造の一例について説明する。CCS/S
S補助情報領域(SUB1)及びCCS/SS補助情報
領域(SUB2)に記録する場合のデータ構造の一例を
図2に示す。図2は図1のCCS/SS補助情報領域
(SUB1)、ユーザデータ領域及びCCS/SS補助
情報領域(SUB2)の部分拡大図であり、横軸にセク
タ位置を縦軸にトラック番号を付してある。CCS/S
S補助情報領域(SUB1)及びCCS/SS補助情報
領域(SUB2)において、それぞれ、補助情報は図中
のSTART1とSTART2から同じデータを記録し
始めていくことにする。すなわち、CCS/SS補助情
報がユーザデータ領域の開始部分と終始部分に2領域ず
つ位置するため、同じCCS/SS補助情報が光磁気デ
ィスク上の4箇所に記録されることになる。前述のよう
に、この領域に含まれるCCS/SS補助情報により記
録時に使用されたトラッキング方式を判別する必要があ
り、この補助情報は再生時のトラッキング方式がCCS
方式であろうとSS方式であろうといずれの方式によっ
ても読み出されなくてはならない。このため、複数箇所
に同一の補助情報を記録して、CCS/SS補助情報を
確実にさせるようにしている。なお、補助情報の再生を
一層確実にするために補助情報の記録密度をユーザデー
タの記録密度よりも低くしてもよい。
【0028】START1とSTART2のトラックア
ドレス及びセクターアドレスは、図2に示すようにCC
S/SS補助情報領域のちょうど中間にSTART2が
配置されるようにするのが好ましい。これはSTART
1とSTART2のトラックアドレス及びセクターアド
レスが近すぎると一方の付近に欠陥があった場合に両方
とも誤った情報となる可能性が大きくなってしまうから
である。START1とSTART2には特定のパター
ンの2値系列を格納しておき、CCS/SS補助情報領
域の開始位置検出を確実にする。
【0029】次に、上記のCCS/SS補助情報が有す
る情報について説明する。上記のCCS/SS補助情報
は、記録時にCCS方式とSS方式のいずれを選択した
かを判別可能とする識別情報を含み、記録したユーザデ
ータの物理アドレスに対応することができることが望ま
れる。それには、例えば光磁気ディスクの全てのセクタ
ーに1ビットを割り当てておき、CCS方式で記録時に
アクセスしたセクターに対応するビットは1を記録し、
SS方式で記録時にアクセスしたセクターに対応するビ
ットは0を記録するとしておけばよい。
【0030】あるいは、FAT(File Allocation Tabl
e) 形式の、ユーザデータが記録されたアドレス、CC
S方式とSS方式の判別情報をCCS/SS補助情報と
してもよい。CCS/SS補助情報には、記録時の変調
符号化方式に対応する情報系列を含んでもよい。またC
CS/SS補助情報には誤り訂正用の冗長ビットを付加
してもよい。こうすることでCCS/SS補助情報を一
層確実に再生できる。
【0031】なお、ユーザデータ領域の開始部分と終始
部分には、通常DDS(Disk Definition Structure) が
配置されている。DDSはDMA(Defect Management A
rea)の位置を示すために用いられている。DMAは、デ
ィスク上の誤り訂正不可能な欠陥に関する情報を記録す
る領域で、従来はユーザデータ領域の開始部分と終始部
分に2領域ずつ位置している。DMAの最初のセクター
はDDSが配置され、PDL(Primary Defect List)及
びSDL(Secondary Defect List)に関する情報をDD
Sは有する。ここでSDLには、光磁気ディスクの欠陥
に関する情報を、CCS方式とSS方式とでは異なるデ
ータ領域に記録してもよい。こうすることによって、再
生がCCS方式とSS方式のいずれかに応じて、適応的
なディフェクト・マネージメントが可能となる。但し、
この場合、ユーザが記録可能なデータ容量が少なくなる
危険があることを考慮しておく必要がある。
【0032】次に本発明に従うウォブルピット及び案内
溝が形成された光磁気ディスクの構造を説明する。図3
に、光磁気ディスク上でのウォブル・ピット及び案内溝
の配置の一例である概念図を示す。図3に示すように、
CSS方式とSS方式に互換性を有するために、光磁気
ディスク上にCCS用案内溝及びウォブル・ピットを設
ける。案内溝は不連続とし、ウォブルピットは案内溝間
に設けることができる。ウォブルピット対は、トラック
進行方向に隔離し且つトラック中心からトラックピッチ
の1/4だけ左右にずらして設ける。ウォブルピットの
後にはフォーカスの際のオフセットを制御するためにミ
ラー部を設けることが望ましい。記録ドメインは案内溝
間のランド部に形成される。この図では、光磁気ディス
クの例示したが、再生専用の光ディスクや追記型の光デ
ィスク(例えば、CD−R)にもかかる構造を適用する
ことができる。光ディスクの場合は、記録ドメインはピ
ットの形態となる。
【0033】図3では、記録ドメインあるいはピットは
CCS用案内溝に挟まれる形状としたが、例えばCCS
方式用のID用ピットや、SS方式用のクロック・ピッ
ト等は案内溝がない部分に配置する形状であってもよ
い。また、記録ドメインは、案内溝間のランド部のみな
らず、トラック進行方向で隣接するウォブルピット対の
間の領域に形成することもできる。なお、本発明の光磁
気ディスクは、従来の技術で述べた特開平6−1503
29号で開示されている技術との併用が可能である。す
なわち、CCS方式のデータフォーマットのリシンクの
部分にウォブルピットを設けておき、再生の際には本発
明に従ってCCS方式とSS方式で適応的な再生処理を
行うこととしてもよい。
【0034】次に、本発明の光磁気ディスク記録再生装
置の構成を説明する。図4は、本発明の光磁気ディスク
記録再生装置40の構成を説明するための概念図であ
る。図4に示すように、本発明の光磁気ディスク記録再
生装置40は、光磁気ディスク41を回転駆動するため
のターンテーブルと、記録再生のためのレーザ光を光磁
気ディスク41に照射するための光学系と、光磁気記録
のために外部磁界を引加するための外部磁界印加用コイ
ル51と、再生光からの偏光成分を成分を検出してMO
信号及びRF信号を検出処理するためのMO信号及びR
F信号処理系55と、CCS方式とSS方式の再生の互
換性を安定に保つためのCCS/SS補正回路60から
主に構成されている。ここで、外部磁界印加用コイル5
1は電源を内部に含む磁気コイルドライバに連結され
る。またレーザ50はレーザドライバにより照射タイミ
ング及び出力が制御され、磁気コイルドライバはレーザ
からのレーザ光照射タイミングと同期して外部磁界が印
加されるように図示しない主制御装置により統括的に制
御される。
【0035】本発明の記録再生装置40においては、C
CS/SS補助情報を光磁気ディスク41に記録するた
めにCCS/SS補助情報生成回路65が磁気コイルド
ライバ及びレーザドライバの両方に接続される。
【0036】MO信号及びRF信号検出系は、記録光ま
たは再生光のフォーカスエラーを検出するための検出器
と、λ/2波長板44と位相板45と、P偏光とS偏光
を分離するための偏光ビームスプリッタ46と、各偏光
成分を検出するための検出器47,49と、さらにそれ
らの偏光成分検出器の出力からMO信号及びRF信号を
求めるMO信号/RF信号処理系55とを含む。
【0037】記録時には、ドライバにより記録用レーザ
出力に調節されたレーザ光が、レーザからビームスプリ
ッタ43を介して光磁気ディスク41に照射される。こ
の時、レーザ光の照射に同期して外部磁界印加用コイル
から外部磁界がその記録部に印加されて光磁気記録が実
行される。記録レーザ光により局所的に加熱されて記録
層のキュリー温度を超えた部分の磁化の向きは、主制御
装置からの記録信号に基づいて印加された外部磁界によ
って制御される。ユーザデータ記録時において、磁気コ
イルドライバとレーザドライバは、それぞれ、磁気コイ
ル51及びレーザ50を制御してCCS/SS補助情報
生成回路65から生成されるCCS/SS補助情報を、
既に説明したCCS/SS補助情報領域に記録する。
【0038】記録されたデータを再生する場合には、レ
ーザドライバにより再生用レーザ光強度に調節されたレ
ーザ光が、レーザ50からビームスプリッタ43を介し
て光磁気ディスク41に照射される。光磁気ディスク4
1からの反射光は、ビームスプリッタ43で反射し、1
/2λ波長板44及び位相板45を介して、偏光ビーム
スプリッタ46に入射する。偏光ビームスプリッタ46
では、直交する二つの偏光成分に分離し、それぞれ対応
する検出器47,49で検出される。それらの検出され
たP偏向成分及びS偏向成分から、MO信号/RF信号
処理系55でMO信号及びRF信号を得る。MO信号及
びRF信号はCSS/SS補正回路60に入力されて、
クロック発生と平行して、A/D変換され、発生したク
ロックを用いて再生データを復号する。
【0039】この際、ユーザデータ領域に記録されてい
るユーザデータを再生する前に、必ずCCS/SS補助
情報領域を再生することにする。CCS/SS補助情報
領域は、既に説明したように、光磁気ディスク上に4箇
所も同じデータが記録されており、誤り訂正も可能であ
るため、確実なデータ再生が可能である。なお、再生装
置がCCS方式とSS方式の両方のトラッキングサーボ
が可能な装置である場合は、CCS/SS補助情報をC
CS方式とSS方式の両方で読み出し、CCS方式で再
生した場合の再生波形と、SS方式で再生した場合の再
生波形の補正量を求めておく構成としてもよい。そこ
で、まずCCS/SS補助情報検出器70でCCS/S
S補助情報を検出し、CCS/SS補正回路60に入力
する。CSS/SS補正回路60では、ユーザデータ再
生時に、CCS/SS補助情報に基づく次のような適応
的な補正処理を行う。
【0040】補正(1) :記録時がCCS方式で、かつC
CS方式の再生を行う場合は、MO信号及びRF信号の
補正をせずに、再生処理を行う。
【0041】補正(2) :記録時にCCS方式で、かつS
S方式の再生を行う場合は、MO信号及びRF信号に、
補正を施した上で、再生処理を行う。この場合の補正
は、CCS方式によるMO信号及びRF信号の再生波形
と、SS方式によるMO信号及びRF信号の再生波形と
の形状の差に従う補正を、トランスバーサルフィルタ等
で行う。ここで、トランスバーサルフィルタに設定する
パラメータを決める必要があるが、前述のように光磁気
ディスク製造者あるいは光磁気ディスク記録再生装置製
造者があらかじめ調査しておきデフォルト値として設定
したパラメータを用いることができる。CCS方式にお
ける典型的な再生波形と、SS方式における典型的な再
生波形からは、例えば両方の再生波形を離散的にサンプ
リングし、フーリエ変換等の直交変換を行った結果を用
いた計算によって、トランスバーサルフィルタのパラメ
ータを設定できる。ここでの補正によって、SS方式で
再生しているにもかかわらず、CCS方式によってMO
信号及びRF信号を再生した場合の再生波形に非常に近
い波形を得ることができる。
【0042】補正(3) :記録時にSS方式、かつCCS
方式の再生を行う場合は、MO信号及びRF信号に、補
正を施した上で、再生処理を行う。この場合の補正は、
補正(2) と同様に、例えばトランスバーサルフィルタを
用いて施す。補正のためのパラメータの設定も補正(2)
と同様に行うが、パラメータそのものは補正(2) で設定
したパラメータとは異なり、CCS方式で再生している
にもかかわらず、SS方式によってMO信号及びRF信
号を再生した場合の再生波形に非常に近い波形を得るこ
とが可能となるようなパラメータを設定する。
【0043】補正(4) :記録時にSS方式で、かつSS
方式の再生を行う場合は、MO信号及びRF信号の補正
をせずに、再生処理を行う。このように適応的に補正さ
れた、あるいは補正しないままのMO信号及びRF信号
は、クロック発生と平行して、A/D変換されていき、
発生したクロックを用いて再生データへと復号され、安
定したユーザデータの再生が可能となる。
【0044】以上、本発明を実施例により具体的に説明
してきたが、光磁気ディスクのデータ領域配置は図1に
示したものに限定されず種々の配置を採用することがで
きる。また、光記録媒体として光磁気ディスクを例に挙
げて説明してきたが、再生専用の光ディスクや追記型の
光記録媒体を使用することもできる。
【0045】
【発明の効果】本発明の光記録媒体の記録再生方法によ
ると、ユーザデータを記録した際に用いたトラッキング
サーボ方式に関する補助情報を、ユーザデータ再生時の
トラッキングサーボの制御に利用するようにしたため、
ユーザデータを記録するにあたってCCS方式とSS方
式のいずれであったかにかかわらず、不安定なトラッキ
ングに起因するユーザデータの読み誤りを防止できる。
これにより、安定したユーザデータ再生が可能となる。
また、上記補助情報が、記録の際のトラッキングサーボ
方式としてCCS方式とSS方式のいずれを選択したか
を判別可能とする識別情報を含むため、ユーザデータを
再生する際に適応的に補正した再生波形を得ることがで
きる。補助情報には誤り訂正用の冗長ビットを付加する
ことによって誤り訂正処理が可能となり、補助情報を高
い信頼度で正確に読み出すことが可能となる。
【0046】加えて、補助情報中の、記録がCCS方式
であったか、SS方式であったかを判別可能とする識別
情報がユーザデータの物理アドレスと対応可能としたた
め、再生を所望するアドレスのユーザデータが記録時に
CCS方式であったか、SS方式であったかを容易に判
別可能である。これによって、同一の光磁気ディスク上
にCCS方式とSS方式で記録されたユーザデータが混
在することが可能となる。また、光磁気ディスクの欠陥
に関する情報を記録するデータ領域が、CCS方式とS
S方式とでは異なるデータ領域であることを特徴とする
光磁気ディスクによって各々の方式におけるディフェク
トマネージメントが安定する。
【0047】本発明の記録再生装置は、トラッキング判
別手段及び再生波形補正手段を備えるので、通常のCC
SまたSS方式の記録再生装置または再生装置をいずれ
のトラッキング方式のディスクをも安定した状態で再生
できることが可能となる。また、ユーザデータの物理ア
ドレスによって密度の異なる記録をすることも可能とな
る。これはCSS方式に比較してSS方式ではアドレス
部の簡略化を図ることができるからであり、線記録密度
を向上することができる。SS方式では完全同期方式で
あるため、フォーマット上のギャップ部が不要となる利
点がある。さらに、本発明の記録再生装置または再生装
置に従い、既存のCSS方式またはSS方式の記録再生
装置または再生装置に前述の補助情報記録手段やトラッ
キング方式判別手段及び再生波形補正手段を付加するこ
とによって、いずれのトラッキング方式で記録された光
記録媒体のデータを安定した状態で再生することができ
る。このため、本発明ではCCS方式及びSS方式で記
録されたデータを再生できる装置を低コストで作製する
ことができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う光磁気ディスク上の各データ領域
の配置の一例を示す概念図である。
【図2】図1のデータ領域配置のうちユーザデータ領域
を挟んだCCS/SS補助情報領域における補助情報の
開始部分の一例を示す概念図である。
【図3】本発明に従うウォブルピット及び案内溝が形成
された光磁気ディスクの平面構造を示す概念図である。
【図4】本発明の光磁気ディスク記録再生装置の構成を
説明するための構成図である。
【符号の説明】
40 光磁気ディスク記録再生装置 46 偏光ビームスプリッタ 47,49 偏光検出器 50 レーザ 55 MO信号/RF信号処理系 60 CCS/SS補正回路 70 CCS/SS補正情報検出器

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 案内溝及びウォブルピットが形成された
    光記録媒体の記録再生方法であって、 光記録媒体にデータを記録する際に、データ記録時に使
    用したトラッキング方式がコンティニュアス・コンポジ
    ット・サーボ方式かあるいはサンプルサーボ方式であっ
    たかを補助情報として記録する工程と、 データを再生する際に、上記補助情報を再生することに
    よって記録時に使用したトラッキング方式を判別する工
    程と、 上記判別したトラッキング方式とデータ再生時のトラッ
    キング方式とが異なる場合に、再生波形を補正する工程
    とを含むことを特徴とする光記録媒体の記録再生方法。
  2. 【請求項2】 上記光記録媒体と同種の光記録媒体に、
    コンティニュアス・コンポジット・サーボ方式またはサ
    ンプルサーボ方式でテスト信号を記録し、該テスト信号
    をコンティニュアス・コンポジット・サーボ方式及びサ
    ンプルサーボ方式の両方で再生した場合における再生波
    形の差を補正値として予め求めておき、かかる補正値に
    基づいて上記再生波形を補正することを特徴とする請求
    項1記載の光記録媒体の記録再生方法。
  3. 【請求項3】 上記補助情報を、ユーザデータ記録領域
    とは異なるデータ領域に記録することを特徴とする請求
    項1または2記載の光記録媒体の記録再生方法。
  4. 【請求項4】 上記補助情報を記録する際に、誤り訂正
    用の冗長ビットを付加することを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか一項記載の光記録媒体の記録再生方法。
  5. 【請求項5】 上記補助情報を、データ領域中に複数記
    録することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記
    載の光記録媒体の記録再生方法。
  6. 【請求項6】 上記補助情報を、ユーザデータよりも低
    い記録密度でデータ領域中に記録することを特徴とする
    請求項1〜5のいずれか一項記載の光記録媒体の記録再
    生方法。
  7. 【請求項7】 上記補助情報が、ユーザデータの物理ア
    ドレスと対応可能であることを特徴とする請求項1〜6
    のいずれか一項記載の光記録媒体の記録再生方法。
  8. 【請求項8】 上記補助情報の有無を判別するための情
    報を、SFP領域に格納することを特徴とする請求項1
    〜7のいずれか一項記載の光記録媒体の記録再生方法。
  9. 【請求項9】 上記補助情報の光記録媒体上の格納位置
    を指定可能な情報をSFP領域に格納することを特徴と
    する請求項1〜8のいずれか一項記載の光記録媒体の記
    録再生方法。
  10. 【請求項10】 光記録媒体の欠陥に関する情報が記録
    されるデータ領域が、コンティニュアス・コンポジット
    ・サーボ方式とサンプル・サーボ方式とでは異なるデー
    タ領域であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか
    一項記載の光記録媒体の記録再生方法。
  11. 【請求項11】 案内溝及びウォブルピットが形成され
    た光記録媒体の記録再生方法であって、 光記録媒体にデータを記録する際に、データ記録時に使
    用したトラッキング方式がコンティニュアス・コンポジ
    ット・サーボ方式かあるいはサンプルサーボ方式であっ
    たかを補助情報として記録する工程と、 上記補助情報を再生することによって記録時に使用した
    トラッキング方式を判別する工程と、 上記判別したトラッキング方式と同一のトラッキング方
    式でデータを再生する工程とを含むことを特徴とする光
    記録媒体の記録再生方法。
  12. 【請求項12】 上記光記録媒体が、光磁気記録媒体で
    あることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項記
    載の光記録媒体の記録再生方法。
  13. 【請求項13】 上記光記録媒体が、追記型光記録媒体
    であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項
    記載の光記録媒体の記録再生方法。
  14. 【請求項14】 案内溝及びウォブルピットが同一トラ
    ック上に形成されてなる光記録媒体であって、コンティ
    ニュアス・コンポジット・サーボ方式またはサンプルサ
    ーボ方式のいずれの方式でも記録再生が可能な光記録媒
    体。
  15. 【請求項15】 上記光記録媒体が、書換型光記録媒
    体、追記型光記録媒体及び再生専用光記録媒体からなる
    群から選ばれる一種であることを特徴とする請求項14
    に記載の光記録媒体。
  16. 【請求項16】 光記録媒体の案内溝またはウォブルピ
    ットからの光信号によりトラッキングサーボを行う光記
    録媒体の再生装置であって、 上記光記録媒体のデータ記録時に使用されたトラッキン
    グ方式を判別する手段と、 該判別したトラッキング方式に応じて再生波形を補正す
    る手段とを備えることを特徴とする光記録媒体の再生装
    置。
  17. 【請求項17】 光記録媒体の案内溝またはウォブルピ
    ットからの光信号によりトラッキングサーボを行う光記
    録媒体の記録再生装置であって、 データ記録時に使用するトラッキング方式がコンティニ
    ュアス・コンポジット・サーボ方式かあるいはサンプル
    サーボ方式であったかを補助情報として記録する手段
    と、 データ再生時に、上記補助情報を再生することによって
    記録時に使用したトラッキング方式を判別する手段と、 上記判別したトラッキング方式と該データの再生のため
    のトラッキング方式とが異なる場合に再生波形を補正す
    る手段とを備えることを特徴とする光記録媒体の記録再
    生装置。
JP8178598A 1996-06-19 1996-06-19 光記録媒体並びにその記録再生方法及び再生装置 Withdrawn JPH1011758A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8178598A JPH1011758A (ja) 1996-06-19 1996-06-19 光記録媒体並びにその記録再生方法及び再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8178598A JPH1011758A (ja) 1996-06-19 1996-06-19 光記録媒体並びにその記録再生方法及び再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1011758A true JPH1011758A (ja) 1998-01-16

Family

ID=16051261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8178598A Withdrawn JPH1011758A (ja) 1996-06-19 1996-06-19 光記録媒体並びにその記録再生方法及び再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1011758A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7978581B2 (en) Multi-layered high-density recording medium and optical power adjusting method therefor
US5648954A (en) Optical disk using land and groove tracks
US7414956B2 (en) Optical disc
JP3413680B2 (ja) 追記型光ディスク装置及び追記型光ディスクの領域境界検索方法
KR101067008B1 (ko) 기록 매체, 기록 장치, 기록 방법
KR100252562B1 (ko) 광학적 정보 기록 재생 장치 및 기록 재생 방법
KR20050002568A (ko) 기록 매체, 기록 재생 장치, 기록 재생 방법
RU2473141C2 (ru) Устройство и способ воспроизведения данных с машиночитаемого носителя только для чтения
US6594216B2 (en) Optical disc device
US20090175151A1 (en) Optical disc, optical disc drive, optical disc recording/reproducing method, and integrated circuit
JP2002117627A (ja) データ記録方法およびデータ記録装置
US7539114B2 (en) Recording apparatus and recording method
US6310838B1 (en) Record carrier and apparatus for scanning the record carrier
JP3784889B2 (ja) 多値記録媒体及びその記録再生装置
US8320231B2 (en) Recording apparatus and recording method
US20060023586A1 (en) Optical disk, apparatus and method for recording and reproducing information, and apparatus and method for reproducing information
JP3201235B2 (ja) 情報記録媒体、記録制御情報再生方法及び情報記録再生装置
AU763387B2 (en) Optical disc and apparatus for scanning the optical disc
JPH1011758A (ja) 光記録媒体並びにその記録再生方法及び再生装置
US7704580B2 (en) Information recording medium
KR100233665B1 (ko) 광디스크의 정보 기록용 섹터내 동기화 정보 검출 방법 및장치
JP2002150557A (ja) 光学式記録媒体の記録装置及び方法
JP2001084690A (ja) 光ディスクへの記録方法
JPH10208244A (ja) 記録又は再生装置
JP2002203344A (ja) 光磁気ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030902