JPH1011184A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JPH1011184A
JPH1011184A JP16632096A JP16632096A JPH1011184A JP H1011184 A JPH1011184 A JP H1011184A JP 16632096 A JP16632096 A JP 16632096A JP 16632096 A JP16632096 A JP 16632096A JP H1011184 A JPH1011184 A JP H1011184A
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JP
Japan
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input device
coordinate input
elastic pressing
elastic
pieces
Prior art date
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Pending
Application number
JP16632096A
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English (en)
Inventor
Hideo Morimoto
森本  英夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitta Corp
Original Assignee
Nitta Corp
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Publication date
Application filed by Nitta Corp filed Critical Nitta Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータや情報機器等を構成するハウジ
ング壁近傍の薄い空間部分にでも容易に設置することが
できる座標入力装置を提供すること。 【解決手段】 コンピュータや情報機器等のハウジング
壁1にスリットSを形成することにより90°間隔で弾
性押圧片Px +,Px −,Py +,Py −を構成させ、
各弾性押圧片の内面と対向する部分に、前記弾性押圧片
からの押圧力により静電容量が変化する可変コンデンサ
Cx +,Cx −,Cy +,Cy −を設け、前記可変コン
デンサCx +,Cx −,Cy +,Cy −の各静電容量の
変化量を電子装置によりそれぞれ出力電圧Vx +,Vx
−,Vy +,Vy −に変換するようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータや
情報機器等の座標入力装置、特に静電容量式センサーを
利用した座標入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータや情報機器等の座標入力装
置として、操作軸を有する静電容量センサーを使用して
いるものがある。
【0003】この座標入力装置は、図6に示すようなも
のであり、同図に示すように、剛性の高い環状部91内
を起歪部90とすると共に前記起歪部90の中央部に軸
状の受力部92を設けて成る起歪体9と、これを被蓋す
べく設けられた蓋体8とを有しており、前記起歪部90
内面に受力部92の軸線上を中心とした円形状の電極部
Dを設けると共に、蓋体8の内面に円形を四分割してな
る電極Dx +,Dx −,Dy +,Dy −を設けている。
また、この座標入力装置には、前記電極Dと各電極Dx
+,Dx −,Dy +,Dy −相互間の各静電容量の変化
量をそれぞれ出力電圧Vx +,Vx −,Vy +,Vy −
に変換する電子装置を設けてあり、受力部92を傾倒す
る外力が作用したときに、その出力電圧の大きさ及び方
向に応じてディスプレイに表示されたカーソルを移動す
るようになっている。
【0004】しかしながら、この座標入力装置では、あ
る程度の大きさで起歪部90を変形させる必要があるこ
とから、軸状の受力部92を比較的長くしなければなら
ず、このため背丈が高くなるという問題があった。この
ような装置では、コンピュータや情報機器等を構成する
ハウジング壁近傍の薄い空間部分に設置することができ
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、コンピュータや情報機器等を構成するハウジング壁
近傍の薄い空間部分にでも容易に設置することができる
座標入力装置を提供すること課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の座標入力装置
は、コンピュータや情報機器等のハウジング壁1にスリ
ットSを形成することにより90°間隔で弾性押圧片P
x +,Px −,Py +,Py −を構成させ、各弾性押圧
片の内面と対向する部分に、前記弾性押圧片からの押圧
力により静電容量が変化する可変コンデンサCx +,C
x −,Cy +,Cy −を設け、前記可変コンデンサCx
+,Cx −,Cy +,Cy −の各静電容量の変化量を電
子装置によりそれぞれ出力電圧Vx +,Vx −,Vy
+,Vy −に変換するようにしてある。
【0007】なお、上記装置において、弾性押圧片Px
+,Px −,Py +,Py −の基端部を薄肉としてある
ことが好ましく、また、弾性押圧片Px +,Px −,P
y +,Py −の先端部裏面側に突起12を形成してある
ことが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図面に従って説明する。
【0009】図1は、この発明の実施形態の座標入力装
置をキーボードに施した状態を示した断面図である。〔座標入力装置について〕 この座標入力装置は、図1や
図2に示すように、キーボードのハウジング壁1に形成
された弾性押圧片Px +,Px −,Py +,Py −と、
前記ハウジング壁1の内面と対向状態にある基板2と、
前記ハウジング壁1と基板2との間において基板2に隙
間を設けて取り付けられた弾性変形板3と、電子装置
(図示せず)とから構成してあり、前記基板2上に形成
された電極Dx +,Dx −,Dy +,Dy −と弾性変形
板3とにより可変コンデンサCx +,Cx −,Cy +,
Cy −を形成している。〔弾性押圧片Px +,Px −,Py +,Py −につい
て〕 弾性押圧片Px +,Px −,Py +,Py −は、図
1や図2に示すように、ハウジング壁1にX字状のスリ
ットSを形成する態様で設けてあり、90°間隔で配置
されている。ここで、この弾性押圧片Px +,Px −,
Py +,Py −は、比較的小さな押し込み力でも弾性変
形するようにその基端部内面側に溝11を設けてあり、
また、これからの押圧力が弾性片3aに有効に作用する
ようにその先端部内面側に突起12を設けてある。
【0010】そして、この座標入力装置では、上記スリ
ットSからゴミ等がキーボード内に侵入しないようにす
るため、図1に示すように、スリットSを覆うべくハウ
ジング壁1に可撓性を有する透明樹脂シート13を貼設
してある。〔基板2について〕 基板2としては、図1に示すよう
に、キーボードのハウジングH内に施されているプリン
ト基板を利用している。ここで、基板2における弾性押
圧片Px +,Px −,Py +,Py −が配置されている
部分と対応する位置には、図4に示すような電極Dx
+,Dx −,Dy +,Dy −を形成してあるが、これら
電極はプリント基板の製造に用いられるエッチング技術
により形成してある。〔弾性変形板3について〕 弾性変形板3は、導電性を有
する金属により構成されており、図1や図3に示すよう
に、平面視円形状の主体30と、これを基板2にリベッ
ト止めするための取付部31とから構成されている。
【0011】主体30の平板部30aには、X字状のス
リットS1を形成することにより三角形状の弾性片3a
を構成してあり、図5に示すように、弾性押圧片Px
+,Px −,Py +,Py −からの押圧力によりこれと
対応する弾性片3aを電極Dx+,Dx −,Dy +,Dy
−に接近させ得るようにしてある。なお、この弾性変
形板3に形成された各弾性片3aは上記の如く導電性を
有する金属で構成してあり、電極として機能させてい
る。〔電子装置について〕 電子装置4は、上記した可変コン
デンサCx +,Cx −,Cy +,Cy −の各静電容量を
それぞれ出力電圧Vx +,Vx −,Vy +,Vy −に変
換するようにしてあり、公知のマイコン処理を介して、
弾性押圧片Py +を指U押し込んだときにはディスプレ
イに表示されたカーソルが上方に、弾性押圧片Py −を
押し込んだときにはカーソルが下方に、弾性押圧片Px
+を押し込んだときにはカーソルが右方に、弾性押圧片
Px −を押し込んだときにはカーソルが左方に、それぞ
れ移動するようにしてある(図5参照)。なお、前記カ
ーソルの移動速度は、各弾性押圧片Px +,Px −,P
y +,Py −の押し込み力に対応して大きくなるように
してある。〔この座標入力装置の優れた効果について〕 この座標入
力装置は、上記に示した如く軸状の受圧部を有していな
いから、コンピュータや情報機器等を構成するハウジン
グ壁近傍の薄い空間部分にでも容易に設置することがで
きることになる。よって、所謂ノートパソコンへの実施
も可能になる。〔弾性変形板3についての他の実施形態〕 上記実施形態
の弾性変形板3は、主体30の平板部30aにX字状の
スリットS1を形成することにより三角形状の弾性片3
aを構成したものであるが、これに限定されるものでは
なく、主体30が比較的小さな力で大きく変形する材料
であればスリットS1を形成する必要はない。〔電極Dx +,Dx −,Dy +,Dy −の他の形成方法
について〕 上記実施形態の装置では、電極Dx +,Dx
−,Dy +,Dy −はエッチング技術により形成されて
いるが、これに限定されることなく、金属板をインサー
トモールディングして電極を形成してもよく、また、ス
クリーン印刷により電極部を形成するようにしてもよ
い。
【0012】
【発明の効果】発明の実施形態の欄に記載した内容か
ら、コンピュータや情報機器等を構成するハウジング壁
近傍の薄い空間部分にでも容易に設置することができる
座標入力装置を提供できることが明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この実施形態の座標入力装置の要部を示す断面
図。
【図2】前記座標入力装置を構成する弾性押圧片の平面
図。
【図3】前記座標入力装置を構成する弾性変形板の平面
図。
【図4】前記座標入力装置を構成する基板に形成された
電極部を示す平面図。
【図5】前記座標入力装置を構成する弾性押圧片を指で
押したときの断面図。
【図6】先行技術の座標入力装置の要部を示す断面図。
【符号の説明】
S スリット Px + 弾性押圧片 Px − 弾性押圧片 Py + 弾性押圧片 Py − 弾性押圧片 Cx + 可変コンデンサ Cx − 可変コンデンサ Cy + 可変コンデンサ Cy − 可変コンデンサ 1 ハウジング壁 2 基板 3 弾性変形板 12 突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータや情報機器等のハウジング
    壁(1)にスリット(S)を形成することにより90°
    間隔で弾性押圧片(Px +) (Px −)(Py +)(P
    y −)を構成させ、各弾性押圧片の内面と対向する部分
    に、前記弾性押圧片からの押圧力により静電容量が変化
    する可変コンデンサ(Cx +)(Cx−)(Cy +)
    (Cy −)を設け、前記可変コンデンサ(Cx +)(C
    x −)(Cy +)(Cy −)の各静電容量の変化量を電
    子装置によりそれぞれ出力電圧(Vx +)(Vx −)
    (Vy +)(Vy −)に変換するようにしてあることを
    特徴とする座標入力装置。
  2. 【請求項2】 弾性押圧片(Px +) (Px −)(Py
    +)(Py −)の基端部を薄肉としてあることを特徴と
    する請求項1記載の座標入力装置。
  3. 【請求項3】 弾性押圧片(Px +) (Px −)(Py
    +)(Py −)の先端部内面側に突起(12)を形成し
    てあることを特徴とする請求項1記載の座標入力装置。
JP16632096A 1996-06-26 1996-06-26 座標入力装置 Pending JPH1011184A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2928016A1 (fr) * 2008-02-26 2009-08-28 Dav Sa Module de commande electrique
JP2014194591A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Fujitsu Ltd 検出装置、検出方法および電子機器

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2928016A1 (fr) * 2008-02-26 2009-08-28 Dav Sa Module de commande electrique
EP2096653A1 (fr) * 2008-02-26 2009-09-02 Dav Module de commande électrique
JP2014194591A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Fujitsu Ltd 検出装置、検出方法および電子機器

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