JPH10111413A - 導光板及びバックライト - Google Patents

導光板及びバックライト

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JPH10111413A
JPH10111413A JP8267111A JP26711196A JPH10111413A JP H10111413 A JPH10111413 A JP H10111413A JP 8267111 A JP8267111 A JP 8267111A JP 26711196 A JP26711196 A JP 26711196A JP H10111413 A JPH10111413 A JP H10111413A
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JP
Japan
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light
guide plate
incident surface
light guide
light source
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JP8267111A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Saito
真一郎 斉藤
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管状光源の電極の影響を緩和し、視覚的に良
好で、均一発光しているように見えるバックライト及び
導光板を提供することを課題とする。 【解決手段】 導光板の入射面より入射した光源光を、
入射面端部方向に屈折もしくは全反射させる光路変更手
段を導光板に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネル等に設
けられるバックライト、及び、このバックライト内の導
光板に関する。
【0002】
【従来の技術】次に、図面を用いて従来のバックライト
を説明する。図17は従来のバックライトの構成斜視図
である。
【0003】図において、1は導光板2の入射面2aに
沿って配設された管状光源としての冷陰極管、3は冷陰
極管1の光源光を導光板2方向へ反射する反射板であ
る。導光板2の発光面2b側には、拡散シート4と、集
光シート5とが配設され、また、発光面2bと対向する
反射面2c側には、反射シート6が配設されている。
【0004】導光板2の発光面2bには、入射面2aと
略平行に光出射機能部としての突起2dが間隔を隔てて
多数形成されている。ここで、光出射機能部とは、導光
板2の内部を進んできた光源光を、屈折もしくは全反射
により導光板2外部に出射させる機能を持つもので、突
起・溝などが挙げられる。尚、突起2dの入射面2aと
垂直な断面形状は、プリズム形状などがある。
【0005】上記構成の動作を説明すると、冷陰極管1
から出射した光源光の一部は直接、一部は反射板3で反
射され導光板2の入射面2aから導光板2内に入る。導
光板2内を進む光源光は、発光面2bに形成された突起
2dの反光源側突起斜面2eで屈折して導光板2外部へ
出射する。
【0006】そして、拡散シート4で拡散され、集光シ
ート5で集光され、集光シート5上に配設された図示し
ない液晶パネルを照明する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、冷陰極管1
は、管内に水銀が封入され、放電により励起される紫外
線を蛍光塗料で可視光に変更する仕組みになっている。
そして、両端部の電極1a部分は中央部より輝度が低く
なっており、長手方向に発光ムラがある。
【0008】よって、図18(a)に示すように、導光板
2の入射面2aより長い冷陰極管1を用いれば、導光板
2の入射面2a方向の輝度ムラが目立たなくてすむ。し
かし近年、液晶ドライバの実装技術の向上により、液晶
表示ユニットの全体の大きさに対する有効発光領域の割
合が多くなっている。すなわち、図2(b)に示すよう
に、液晶表示ユニットの狭額縁化が進められ、管状光源
においては、管長を短くすることが要望されている。
【0009】ここで、管状光源の管長を導光板2の入射
面2aより短くすると次のような問題点がある。図19
において、入射面2aのある点Pから入射した光源光
は、入射面が鏡面であれば導光板材料の臨界角θcの範
囲内を進む。
【0010】逆に、発光面のある点Aに到達する光源光
は、散乱せず直進するため、点Aから入射面2a方向の
臨界角θcの範囲内を進んできた光源光である。従っ
て、点Aでは管状光源の長さWA部の光源光の供給を受
けていることとなる。
【0011】同様に点Bでは、管状光源の長さWB部の
光源光の供給を受けており、WA=WBである。ただ
し、WB部には、非発光の電極1aが存在するため、 (点Aへの到達光量IA)>(点Bへの到達光量IB) となる。よって、入射面端部2f付近が暗くなってしま
う。
【0012】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、管状光源の電極の影響を緩和し、視
覚的に良好で、均一発光しているように見えるバックラ
イト及び導光板を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、導光板の入射面の幅よりも管状光源
の管長の方が短いバックライトに使用され、光出射機能
部が一体成形された導光板において、前記入射面端部近
傍に、前記入射面より入射した光源光を前記入射面端部
方向に屈折もしくは全反射させる光路変更手段を設けた
ことを特徴とする導光板である。
【0014】光路変更手段は、光源光を入射面端部方向
に向ける機能を持てば特に限定しない。入射面端部付近
では、光源の電極の影響により光源光の供給量が少な
い。しかし、光路変更手段により臨界角外からの光源光
の供給が可能となり、視覚的に良好で、均一発光してい
るように見える。
【0015】光路変更手段の例としては、反射面に設け
られ且つ入射面と非平行に設けられた突起や、発光面に
設けられ且つ入射面と非平行に設けられた突起や、曲面
状に形成された反射面等がある。これら光路変更手段も
一体成形で形成されると良い。
【0016】請求項2記載の発明は、導光板の入射面の
幅よりも管状光源の管長の方が短いバックライトに使用
され、光出射機能部が一体成形された導光板において、
入射面端部付近に、散乱塗料もしくは蛍光塗料を塗布し
たことを特徴とする導光板である。
【0017】散乱塗料もしくは蛍光塗料にあたった光源
光は、散乱作用を受ける。よって、臨界角外に進む光源
光も存在し、入射面端部方向に進む二次光源光を発生さ
せる。従って、入射面端部付近において、臨界角外から
の供給が可能となり、管状光源の電極の影響を緩和し、
視覚的に良好で、均一発光しているように見える。
【0018】請求項3記載の発明は、導光板の入射面の
幅よりも管状光源の管長の方が短いバックライトに使用
され、光出射機能部が一体成形された導光板において、
入射面端部付近に、発光面から導光板内に入射する外光
を、発光面方向に全反射する外光反射手段を設けたこと
を特徴とする導光板である。
【0019】ここで、外光とは、例えば屋内使用時は蛍
光灯であり、屋外使用時では太陽光などである。外光反
射手段によって反射された外光は、導光板の発光面と垂
直な方向(正面方向)に向かい、入射面端部付近の輝度を
上げる。よって、管状光源の電極の影響を緩和し、視覚
的に良好で、均一発光しているように見える。
【0020】外光反射手段の例としては、反射面に設け
られた突起などがある。請求項4記載の発明は、導光板
の入射面の幅よりも管状光源の管長の方が短いバックラ
イトに使用され、光出射機能部が一体成形された導光板
において、光出射機能部の単位面積(1mm2)あたりの投影
面積率が次の条件を満たすことを特徴とする導光板であ
る。その条件とは、入射面から10mmかつ側面から10mmの
位置の投影面積率が、10%以上40%以下である。
【0021】投影面積率とは、図4に示すように、正面
方向から観察した場合に、1mm2の矩形領域内に占める光
出射機能部の底面積の割合とする。この場合は、臨界角
外からの光の供給は望めないが、供給量が少ない分、光
出射機能部の投影面積率を高めることで、入射面端部付
近の輝度を高めている。
【0022】よって、管状光源の電極の影響を緩和し、
視覚的に良好で、均一発光しているように見える。投影
面積率が10%を下回ると、同部分の正面輝度が低くな
り、均一発光には見えない。逆に、投影面積率が40%を
上回ると、同部分の正面輝度が高くなり、均一発光には
見えない。
【0023】請求項5記載の発明は、導光板の入射面の
幅よりも管状光源の管長の方が短いバックライトに使用
され、光出射機能部が一体成形された導光板を有するバ
ックライトにおいて、導光板の入射端部付近に、入射面
から入射した光源光を入射面端部方向に屈折もしくは全
反射させる光路変更手段を設けたこと特徴とするバック
ライトである。
【0024】入射面端部付近では、光源の電極の影響に
より光源光の供給量が少なくなるが、光路変更手段によ
り、臨界角外からの供給が可能となり、視覚的に良好
で、均一発光しているように見える。
【0025】請求項6記載の発明は、導光板の入射面の
幅よりも管状光源の管長の方が短く、光出射機能部が一
体成形された導光板を有するバックライトにおいて、前
記導光板の入射面端部付近に、二次発光手段を設けたこ
とを特徴とするバックライトである。
【0026】二次発光手段を設けたことにより、入射面
端部付近に疑似光源が作られ、管状光源の電極の影響を
緩和し、視覚的に良好で、均一発光しているように見え
る。ここで、二次発光手段の例としては、反射シートの
散乱塗料・乳白色の反射シートの一部を銀フィルムで構
成・又、反射板の一部が発光面から見えるように反射シ
ートの角部に切り込みを入れるなどある。
【0027】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明における二次発光手段は、散乱塗料、蛍光塗料、鏡面
反射部材のうちの少なくとも一つであることを特徴とす
るバックライトである。
【0028】光源光が、散乱塗料や蛍光塗料にあたる
と、光は散乱作用を受け、一部の光は入射面端部方向に
進む。よって、臨界角外からの供給が可能となり、管状
光源の電極の影響を緩和し、視覚的に良好で、均一発光
しているように見える。
【0029】光源光が、鏡面反射部材にあたると、光が
反射し、入射面端部方向に進む。よって、臨界角外から
の供給が可能となり、管状光源の電極の影響を緩和し、
視覚的に良好で、均一発光しているように見える。
【0030】請求項8記載の発明は、導光板の入射面の
幅よりも管状光源の管長の方が短いバックライトに使用
され、光出射機能部が一体成形された導光板を有するバ
ックライトにおいて、導光板の入射面端部付近に、発光
面から導光板内に入射した外光を、発光面方向に反射す
る外光反射手段を設けたことを特徴とするバックライト
である。
【0031】外光反射手段によって反射された外光は、
導光板の発光面と垂直な方向(正面方向)に向かい、入射
面端部付近の輝度を上げる。よって、管状光源の電極の
影響を緩和し、視覚的に良好で、均一発光しているよう
に見える。
【0032】請求項9記載の発明は、導光板の入射面の
幅よりも管状光源の管長の方が短いバックライトに使用
され、光出射機能部が一体成形された導光板を有するバ
ックライトにおいて、光出射機能部の単位面積(1mm2)あ
たりの投影面積率が次の条件を満たすことを特徴とする
バックライトである。その条件とは、入射面から10mmか
つ側面から10mmの位置の投影面積率が、10%以上40%以
下である。
【0033】この場合は、臨界角外からの光源光の供給
は望めないが、光出射機能部の投影面積率を高めること
で、入射面端部の輝度を高めている。よって、管状光源
の電極の影響を緩和し、視覚的に良好で、均一発光して
いるように見える。
【0034】
【発明の実施の形態】次に図面を用いて本発明の実施の
形態を説明する。尚、以下に述べる実施の形態例におい
て、図17、図18及び図19に示す従来例と相違する
点について説明し、同一な点の説明は省略する。
【0035】(1)第1の実施の形態例 図1は第1の実施の形態例の構成図、図2は図1におけ
る動作を説明する図である。
【0036】図1において、11は導光板12の入射面
12aに沿って配設された管状光源としての冷陰極管で
あり、冷陰極管11の管長は、入射面12aの幅よりも
小さい。
【0037】導光板12の発光面12bには、導光板1
2内を進む光源光を図示しない液晶パネル方向に出射す
る光出射機能部としての突起12dが、入射面12aと
略平行に間隔を隔てて多数形成されている。尚、突起1
2dの入射面12aと垂直な断面形状はプリズム形状と
なっている。
【0038】一方、導光板12の反射面12cには光路
変更手段としての突起13が所定の幅で入射面12aと
非平行に形成されている。この突起13の入射面12a
と垂直な断面形状は、プリズム形状となっている。
【0039】上記構成の動作を説明すると、冷陰極管1
1より出射した光源光は、導光板12の入射面12aよ
り導光板12内に入り、突起12dの反光源側斜面12
eより出射し、図示しない液晶パネルを照明する。ま
た、導光板12内を進む光源光のうち、突起13の反光
源側斜面13aに到る光源光は、図2に示すように全反
射して入射面端部12f方向に向かい、突起12dもし
くは発光面12bから導光板12外部に出射する。
【0040】上記構成によれば、突起13を設けたこと
で、入射面端部12f付近では、臨界角θc外の光源光
の供給が行われる。よって、入射面端部12f付近と入
射面12a中央部との光源光の供給量の差が少なくな
り、入射面端部12f付近の輝度を高め、管状光源とし
ての冷陰極管11の電極の影響を緩和し、視覚的に良好
で、均一発光しているように見える。
【0041】尚、本発明は上記実施の形態例に限定する
ものでない。上記実施の形態例では、光路変更手段とし
ての突起13を導光板12の反射面12cに設けたが、
導光板12の発光面12b側に設けてもよい。
【0042】(2)第2の実施の形態例 図3は第2の実施の形態例の構成図、図4は図3におけ
る動作を説明する図である。
【0043】本実施の形態例と第1の実施の形態例との
相違する点は、第1の実施の形態例が導光板の反射面に
突起を形成したのに対し、本実施の形態例は、反射面に
溝を形成した点である。
【0044】図3において、導光板22の発光面22b
には、導光板22内を進む光源光を図示しない液晶パネ
ル方向に出射する光出射機能部としての突起22dが、
入射面22aと略平行に間隔を隔てて多数形成されてい
る。尚、突起22dの入射面22aと垂直な断面形状
は、プリズム形状となっている。
【0045】一方、導光板22の反射面22cの入射面
端部付近には、光路変更手段としての溝23が入射面2
2aと非平行に所定の幅で形成されている。この溝23
の入射面22aと垂直な断面形状はプリズム形状となっ
ている。
【0046】上記構成の動作を説明すると、冷陰極管2
1より出射した光源光は、導光板22の入射面22aよ
り導光板22内部に入り、突起22dから導光板22外
部に出射し、図示しない液晶パネルを照明する。
【0047】また、導光板22内を進む光源光のうち、
溝23の光源側溝斜面23aに到る光は、図4に示すよ
うに、光源側溝斜面23aで入射面端部方向に全反射す
る。上記構成によれば、光路変更手段である溝23を設
けることで、入射面端部22f付近において、臨界角θ
c以外の光源光の供給が可能となる。よって、入射面端
部22f付近の輝度を高めることが可能となり、管状光
源としての冷陰極管 (3)第3の実施の形態例 図5は第3の実施の形態例の構成図、図6は図5におけ
る動作を説明する図である。
【0048】本実施の形態例と第1の実施の形態例との
相違する点は、第1の実施の形態例が導光板の反射面に
突起を形成したのに対し、本実施の形態例は、反射面に
散乱塗料を形成した点である。
【0049】図5において、導光板32の発光面32b
には、導光板32内を進む光源光を図示しない液晶パネ
ル方向に出射する光出射機能部としての突起32dが、
入射面32aと略平行に間隔を隔てて多数形成されてい
る。尚、突起32dの入射面32aと垂直な断面形状
は、プリズム形状となっている。
【0050】一方、導光板32の反射面32cの入射面
端部付近には、乳白色の散乱塗料が複数塗布されてい
る。上記構成の動作を説明すると、冷陰極管31より出
射した光源光は、導光板32の入射面32aより導光板
32内に入り、光出射機能部としての突起32dから出
射し、図示しない液晶パネルを照明する。
【0051】また、図6に示すように導光板32内を進
む光源光のうち、散乱塗料33に到る光源光は、散乱作
用を受けて色々な方向に進む。よって、散乱された光源
光の一部は入射面端部32f方向に進み、入射面端部3
2f付近の輝度を高める。
【0052】上記構成によれば、散乱塗料を設けること
で、入射面端部32f付近において、臨界角θc以外の
光源光の供給が可能となり、管状光源としての冷陰極管
31の電極の影響を緩和し、視覚的に良好で、均一発光
しているように見える。
【0053】(4)第4の実施の形態例 図7は本発明の第4の実施の形態例の構成図である。本
実施の形態例と第1の実施の形態例との相違する点は、
第1の実施の形態例は光出射機能部とは別途、光路変更
手段を設けたのに対し、本実施の形態例は、入射面端部
付近の光出射機能部を部分的に密に形成した点である。
【0054】導光板42の発光面42bには、導光板4
2内を進む光源光を図示しない液晶パネル方向に出射す
る光出射機能部としての突起42dが入射面42aと略
平行に間隔を隔てて多数形成されている。尚、突起42
dの入射面42aと垂直な断面形状は、プリズム形状と
なっている。
【0055】入射面42aと平行方向において、突起4
2dの高さが変化しており、入射面端部42f方向にお
いて密となっている。本実施の形態例では、導光板の入
射面42aの幅188mm、冷陰極管41の管長186mmで、管
端から7mmの位置まで電極41aが存在する。ここで、
導光板42の点C(入射面42aから10mm且つ側面42
fから10mm)の位置での、突起の投影面積率は15%であ
り、 (点Cの正面輝度)÷(有効発光領域の正面輝度平均値)×
100=82% となり、管状光源としての冷陰極管41の電極の影響を
緩和し、視覚的に良好で、均一発光しているように見え
る。
【0056】本出願人は、点Cの突起42dの投影面積
率を数種類加工し、投影面積率と正面輝度との関係につ
いて次のような結論を得た。即ち、点Cの投影面積率が
10%を下回ると、 (点Cの正面輝度)÷(有効発光領域の正面輝度平均値)×
100<55% となり、点Cが暗くなり均一発光しているように見えな
い。
【0057】逆に、点Cの投影面積率が40%を上回る
と、 (点Cの正面輝度)÷(有効発光領域の正面輝度平均値)×
100>200% となり、点Cは明るく見えるが均一発光の点から好まし
くない。
【0058】(5)第5の実施の形態例 図8は本発明の第5の実施の形態例の構成図、図9は図
8における動作を説明する図である。
【0059】本実施の形態例と第1の実施の形態例との
相違点は、第1の実施の形態例は光路変更手段としての
突起を設けたのに対し、本実施の形態例は、反射面にあ
らし部を形成した点である。
【0060】図8において、導光板52の発光面52b
には、導光板52内を進む光源光を図示しない液晶パネ
ル方向に出射する光出射機能部としての突起52dが入
射面52aと略平行に間隔を隔てて多数形成されてい
る。尚、突起52dの入射面52aと垂直な断面形状
は、プリズム形状となっている。
【0061】一方、導光板52の反射面52cの入射面
端部52f付近には、光路変更手段としてのあらし部5
3が複数形成されている。上記構成の動作を説明する
と、冷陰極管51より出射した光源光は、導光板52の
入射面52aより導光板52内に入り、光出射機能部と
しての突起52dより出射し、図示しない液晶パネルを
照明する。
【0062】また、図9に示すように、導光板52内を
進む光源光の内、あらし部53に到る光源光は、散乱作
用を受ける。散乱作用を受けた光源光の一部が、入射面
端部52f方向に進む。
【0063】よって、あらし部53を入射面端部52f
付近に設けることで、臨界角θc外からの光源光の供給
が可能となり、入射面端部52fと入射面52a中央部
との光源光の供給量の差が少なくなる。よって、管状光
源としての冷陰極管51の電極の影響を緩和し、視覚的
に良好で、均一発光しているように見える。
【0064】(6)第6の実施の形態例 図10は本発明の第6の実施の形態例の構成図、図11
は図10における動作を説明する図である。
【0065】図10において、導光板62の発光面62
bには、導光板62内を進む光源光を図示しない液晶パ
ネル方向に出射する光出射機能部としての突起62dが
入射面62aと略平行に間隔を隔てて多数形成されてい
る。尚、突起62dの入射面62aと垂直な断面形状
は、プリズム形状となっている。
【0066】また、導光板62の入射面端部付近の入射
面62aには、紫外線を可視光に変換する蛍光塗料63
3が塗布されている。上記構成の動作を説明すると、冷
陰極管61より出射した光源光は、導光板62の入射面
62aより導光板62内に入り、光出射機能部としての
突起62dから出射し、図示しない液晶パネルを照明す
る。
【0067】また、図11に示すように、入射面端部6
2f付近に塗布された蛍光塗料63によって、冷陰極管
61からの紫外線は可視光に変換され導光板62内へ入
る。よって、入射面端部62f付近の正面輝度を高め、
管状光源としての冷陰極管61の電極の影響を緩和し、
視覚的に良好で、均一発光しているように見える。
【0068】(7)第7の実施の形態例 図12は本発明の第7の実施の形態例の構成図、図13
は図12における動作を説明する図である。
【0069】図12において、導光板72の発光面72
bには、導光板72内を進む光源光を図示しない液晶パ
ネル方向に出射する光出射機能部としての突起72d
が、入射面72aと略平行に間隔を隔てて多数形成され
ている。尚、突起72dの入射面72aと垂直な断面形
状は、プリズム形状となっている。
【0070】また、導光板72の反射面72cは曲面、
本実施の形態例では、凹面状とした。上記構成の動作を
説明すると、冷陰極管71より出射した光は、導光板7
2の入射面72aより導光板72内に入り、光出射機能
部としての突起72dから出射し、図示しない液晶パネ
ルを照明する。
【0071】本実施の形態例では、光路変更手段として
の凹面状の反射面72bを設けたことにより、入射面7
2aから入射した光源光は、反射面72cで全反射する
際、入射面端部方向に向う。よって、入射面端部付近に
おいて、臨界角θc外からの光源光の供給が可能とな
り、管状光源としての冷陰極管71の電極の影響を緩和
し、視覚的に良好で、均一発光しているように見える。
【0072】(8)第8の実施の形態例 図14は本発明の第8の実施の形態例の構成図である。
81は冷陰極管、82は導光板、83は冷陰極管81の
光を導光板82方向へ反射する金属製の反射板である。
84は導光板82の反射面82cから出射した光を導光
板82方向に反射する反射シートである。
【0073】本実施の形態例の反射板83は導光板の反
射面82cまで張り出すような形状になっている。ま
た、反射シート84のコーナー部分は切り込み部84a
が形成されている。よって、発光面82b側から導光板
82を観察した場合に、反射シート84の切り込み部8
4aの外側は、金属製の反射板83が直接見える構成に
なっている。
【0074】ここで、冷陰極管81を点灯すると、切り
込み部84aの外側の、二次発光手段としての反射板8
3が輝点となって見える。よって、管状光源としての冷
陰極管81の電極の影響を緩和し、視覚的に良好で、均
一発光しているように見える。
【0075】(9)第9の実施の形態例 図15は本発明の第9の実施の形態例の構成図である。
91は冷陰極管、92は導光板、92dは入射面92a
より入射した光源光を出射させる光線出射機能部として
の突起である。突起92dは入射面92aと平行に、か
つ間隔を隔てて多数形成されている。
【0076】一方、導光板92の反射面92cの入射面
端部付近には、発光面92bより導光板92入射した外
光を発光面92b方向へ全反射する外光反射手段として
の反射突起93が形成されている。
【0077】反射突起93で全反射された外光は、入射
面端部付近の輝度を高める。よって、入射面端部付近に
おいて、管状光源としての冷陰極管91の電極の影響を
緩和し、視覚的に良好で、均一発光しているように見え
る。
【0078】(10) 第10の実施の形態例 図10は本発明の第10の実施の形態例の構成図であ
る。導光板102の発光面102bには、導光板102
内を進む光源光を出射する光出射機能部としての突起1
02dが、入射面102aと略平行に間隔を隔てて多数
形成されている。尚、突起102dの入射面102aと
垂直な断面形状は、プリズム形状となっている。導光板
102の反射面102cの下には、反射面102cから
出射した光を導光板102方向に反射する反射シート1
03が配置されている。
【0079】一方、反射シート103の入射面端部10
2f付近には、二次発光手段としての散乱塗料104が
設けられている。上記構成の動作を説明すると、冷陰極
管101より出射した光源光は、導光板102の入射面
102aより導光板102内に入る。光源光は、光出射
機能部としての突起102dから発光面102bより外
部に出射したり、反射面102cから反射シート103
方向に出射する。反射シート方向に向う光源光のうち、
散乱塗料104にあたった光源光は、ここで拡散作用を
受ける。この拡散作用を受けた光源光の一部が入射面端
部102f方向に向かい、入射面端部102f付近の輝
度を高める。
【0080】上記構成によれば、二次発光手段としての
散乱塗料104を設けることで、入射面端部付近におい
て、臨界角以外の光の供給が可能となる。従って、管状
光源としての冷陰極管101の電極の影響を緩和し、視
覚的に良好で、均一発光しているように見える。
【0081】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の発明
の導光板及び請求項5記載の発明のバックライトによれ
ば、導光板の入射面から入射した光源光を、入射面端部
方向に全反射もしくは屈折させる光路変更手段を設けた
ことにより、入射面端部付近において臨界角以外からの
光源光の供給が行われる。よって、入射面端部付近にお
いて輝度が高まり、管状光源の電極の影響を緩和し、視
覚的に良好で均一発光しているように見える。
【0082】請求項2記載の発明の導光板によれば、導
光板の入射面端部付近に、散乱塗料もしくは蛍光塗料を
設けたことにより、散乱塗料もしくは蛍光塗料が輝点と
なり、入射面端部付近の輝度を高める。よって、管状光
源の電極の影響を緩和し、視覚的に良好で均一発光して
いるように見える。
【0083】請求項3記載の発明の導光板及び請求項8
記載の発明のバックライトによれば、導光板の入射面端
部付近に、発光面から導光板に入射する外光を発光面方
向に全反射させる外光反射手段を設けたことにより、外
光反射手段を設けた場所では、正面方向の輝度が高ま
る。よって、視覚的に良好で均一発光しているように見
える。
【0084】請求項4記載の発明の導光板及び請求項9
記載の発明のバックライトによれば、導光板に形成され
た光出射機能部の単位面積あたりの投影面積率を入射面
から10mm且つ側面から10mmの位置の投影面積率が10%以
上40%以下としたことにより、管状光源の電極の影響を
緩和し、視覚的に良好で均一発光しているように見え
る。
【0085】請求項6記載の発明のバックライトによれ
ば、導光板の入射面端部付近に、二次発光手段を設けた
ことにより、入射面端部付近に疑似光源が作られ、管状
光源の電極の影響を緩和し、視覚的に良好で、均一発光
しているように見える。
【0086】請求項7記載の発明のバックライトによれ
ば、請求項6記載の発明における二次発光手段を、散乱
塗料、蛍光塗料、鏡面部材のうちの少なくとも一つであ
ることを特徴とするバックライトである。
【0087】光源光が、散乱塗料や蛍光塗料にあたる
と、光は散乱作用を受け、一部の光は入射面端部方向に
進む。よって、臨界角外からの供給が可能となり、管状
光源の電極の影響を緩和し、視覚的に良好で、均一発光
しているように見える。
【0088】光源光が、鏡面反射部材にあたると、光が
反射し、入射面端部方向に進む。よって、臨界角外から
の供給が可能となり、管状光源の電極の影響を緩和し、
視覚的に良好で、均一発光しているように見える。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態例の構成図である。
【図2】図1における動作を説明する図である。
【図3】第2の実施の形態例の構成図である。
【図4】図3における動作を説明する図である。
【図5】第3の実施の形態例の構成図である。
【図6】図5における動作を説明する図である。
【図7】第4の実施の形態例の構成図である。
【図8】第5の実施の形態例の構成図である。
【図9】図8における動作を説明する図である。
【図10】第6の実施の形態例の構成図である。
【図11】図10における動作を説明する図である。
【図12】第7の実施の形態例の構成図である。
【図13】図12における動作を説明する図である。
【図14】第8の実施の形態例の構成図である。
【図15】第9の実施の形態例の構成図である。
【図16】第10の実施の形態例の構成図である。
【図17】従来のバックライトの構成斜視図である。
【図18】図17において、入射面の幅と管状光源の管
長との関係による電極の影響を説明する図である。
【図19】光源光からの光の供給量を説明する図であ
る。
【符号の説明】
11 冷陰極管(管状光源) 12 導光板 12a 入射面 12b 発光面 12c 反射面 13 突起(光路変更手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導光板の入射面の幅よりも管状光源の管
    長の方が短いバックライトに使用され、光出射機能部が
    一体成形された導光板において、 前記入射面端部近傍に、前記入射面より入射した光源光
    を前記入射面端部方向に屈折もしくは全反射させる光路
    変更手段を設けたことを特徴とする導光板。
  2. 【請求項2】 導光板の入射面の幅よりも管状光源の管
    長の方が短いバックライトに使用され、光出射機能部が
    一体成形された導光板において、 前記入射面端部付近に、散乱塗料もしくは蛍光塗料を塗
    布したことを特徴とする導光板。
  3. 【請求項3】 導光板の入射面の幅よりも管状光源の管
    長の方が短いバックライトに使用され、光出射機能部が
    一体成形された導光板において、 前記入射面端部付近に、発光面から導光板内に入射する
    外光を、前記発光面方向に全反射させる外光反射手段を
    設けたことを特徴とする導光板。
  4. 【請求項4】 導光板の入射面の幅よりも管状光源の管
    長の方が短いバックライトに使用され、光出射機能部が
    一体成形された導光板において、 前記導光板に形成された前記光出射機能部の単位面積あ
    たりの投影面積率が次の条件を満たすことを特徴とする
    導光板。 ・入射面から10mm且つ側面から10mmの位置の投影面積率
    が、10%以上40%以下。
  5. 【請求項5】 導光板の入射面の幅よりも管状光源の管
    長の方が短く、光出射機能部が一体成形された導光板を
    有するバックライトにおいて、 前記導光板に、前記入射面より入射した光源光を前記入
    射面端部方向に屈折もしくは全反射させる光路変更手段
    を設けたことを特徴とするバックライト。
  6. 【請求項6】 導光板の入射面の幅よりも管状光源の管
    長の方が短く、光出射機能部が一体成形された導光板を
    有するバックライトにおいて、 前記導光板の入射面端部付近に、二次発光手段を設けた
    ことを特徴とするバックライト。
  7. 【請求項7】 前記二次発光手段は、散乱塗料、蛍光塗
    料、鏡面部材のうちの少なくとも一つであることを特徴
    とする請求項6記載のバックライト。
  8. 【請求項8】 導光板の入射面の幅よりも管状光源の管
    長の方が短く、光出射機能部が一体成形された導光板を
    有するバックライトにおいて、 前記導光板の入射面端部付近に、発光面から導光板内に
    入射する外光を前記発光面方向に全反射する外光反射手
    段を設けたことを特徴とするバックライト。
  9. 【請求項9】 導光板の入射面の幅よりも管状光源の管
    長の方が短く、光出射機能部が一体成形された導光板を
    有するバックライトにおいて、 前記導光板に形成された前記光出射機能の単位面積あた
    りの投影面積率が、次の条件を満たすことを特徴とする
    バックライト。 ・入射面から10mm且つ側面から10mmの位置の投影面積率
    が、10%以上40%以下。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020031566A (ko) * 2000-10-21 2002-05-02 다니구찌 이찌로오, 기타오카 다카시 액정 표시 장치용 백라이트
US7280172B2 (en) 2001-08-01 2007-10-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Light guide plate, liquid crystal display device having the same, and method for displaying an image using the liquid crystal display device
US7936411B2 (en) 2007-05-30 2011-05-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Light guide plate, backlight assembly including the same, and liquid crystal display device including the same

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