JPH10104021A - 光学式エンコーダ - Google Patents

光学式エンコーダ

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JPH10104021A
JPH10104021A JP25614296A JP25614296A JPH10104021A JP H10104021 A JPH10104021 A JP H10104021A JP 25614296 A JP25614296 A JP 25614296A JP 25614296 A JP25614296 A JP 25614296A JP H10104021 A JPH10104021 A JP H10104021A
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JP
Japan
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light
scale plate
reflection
optical
optical encoder
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Application number
JP25614296A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Kondo
秀幸 近藤
Toshiaki Shimodaira
俊朗 下平
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Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集光方式の光学式エンコーダにおいて、スケ
ール板を精度良く簡単に製造でき、分解能の変更も簡単
に行うことのできる構成を提案すること。 【解決手段】 光学式エンコーダ10のスケール板40
は、ガラス基板41を有し、その表面411に、反射率
の異なる等幅の第1の反射部42と第2の反射部43が
交互に形成されている。例えば、第1の反射部は全反射
膜であり、第2の反射部はハーフミラー膜であり、出射
光による光スポットの形成位置に応じて光検出器での受
光量が正弦波状に変化する。この受光量変化に基づきエ
ンコードパルス信号を形成できる。光軸方向に段差のあ
る2層の反射部を用いて正弦波状に変化する信号を形成
する場合に比べて、精度良く、しかも簡単にスケール板
を製造できる。また、反射部の幅と光スポットの径との
関係が変わってもデューティー比が50%のエンコード
パルス信号を得ることができるので、エンコーダ分解能
の変更も簡単に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動部材の移動方
向および移動位置を光学的に検出する光学式エンコーダ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10には一般的に用いられる光学式エ
ンコーダの原理を示してある。この光学式エンコーダ1
0Bは、レーザダイオード(LED)などの発光素子7
とフォトダイオード(PD)等の光検出器8との間に、
スリットが一定のピッチで形成されている移動スリット
板6が配置され、この移動スリット板6と光検出器8と
の間には固定スリット板9が配置されて構成となってい
る。移動部材(図示せず)に取り付けた移動スリット板
6が移動すると、発光素子7と光検出器8との間の光路
が間欠的に遮られる。この結果、光検出器8からは、移
動スリット板6が取り付けられている移動部材の移動状
態に応じた出力波形信号が出力される。この出力波形信
号を信号処理回路8Aで波形整形することによりエンコ
ードパルス信号が得られる。
【0003】光学式エンコーダでは、移動方向を検出す
るために位相が1/4周期ずれた第1および第2のエン
コードパルス信号(A相信号およびB相信号)を得る必
要がある。このために、発光素子7と光検出器8を(n
+1/4)周期(nは整数)ずらして2組配置して、2
種類のエンコードパルス信号を得るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、光ピックアッ
プなどに採用されている光学系を利用して、分解能の高
い光学式エンコーダを実現することができる。
【0005】図7には本願人が提案している集光方式の
光学式エンコーダの全体構成を示してある。この図に示
すように、光学式エンコーダ10Aは、スケール板40
Aと、このスケール板40Aに光を集束させると共にス
ケール板40Aからの戻り光を検出する2つの光学ユニ
ット20Aおよび30Aと、これらの光学ユニット20
Aおよび30Aによる戻り光の受光量に基づき、位相が
1/4周期ずれた2つのエンコードパルス信号を形成す
るパルス信号形成回路50Aとを有している。
【0006】スケール板40Aはガラス基板41Aを有
し、この裏面には、基板41Aの表面の側から第1の反
射板42Aおよび第2の反射板43Aがこの順序で形成
されている。第1の反射板42Aは光を反射する一定幅
の反射部421および光を透過する一定幅の透過部42
2が等間隔(周期λ)で交互に形成されている。第1の
反射板42Aの反射部421に対して、第2の反射板4
3Aの反射面は後退した位置に形成されている。これら
の間の光路方向の段差は光学ユニット20Aからの出射
光の波長の1/4に設定されている。このため、反射部
421で反射した光と第2の反射板43Aで反射した光
は位相が180°ずれることになり、互いに打ち消し合
うことになる。
【0007】第1および第2の光学ユニット20Aおよ
び30Aの配置関係は、次のように設定されている。す
なわち、第1の光学ユニット20Aからの出射光がスケ
ール板40Aに対して光スポットとして集束する位置A
と、第2の光学ユニット30Aからの出射光がスケール
板40Aに対して光スポットとして集束する位置Bとの
間隔dは、反射部421の形成周期をλとした場合に、 d=(n±1/4)λ (nは整数)・・・・(1) を満たすように設定されている。第1および第2の光学
ユニット20Aおよび30Aは、この配置関係を保持し
た状態で、ガイドシャフト2に取り付けられている。
【0008】第1および第2の光学ユニット20Aおよ
び30Aは同様な構成なので、第1の光学ユニット20
Aの構成のみを以下に説明する。
【0009】第1の光学ユニット20Aはガイドシャフ
ト2に取り付けられたハウジング29Aを備えている。
このハウジング29Aの内部には発光素子21Aからの
出射光をスケール板40Aに集光するための往路と、ス
ケール板40Aからの戻り光を発光素子21Aとは異な
る方向に配置された光検出器27Aに導くための復路と
を備えた光学系が構成されている。
【0010】往路には、発光素子21Aからスケール板
40Aに向かってハーフミラー23Aおよび対物レンズ
25Aがこの順序で配置されている。復路には、スケー
ル板40Aから光検出器27Aに向かって対物レンズ2
5Aおよびハーフミラー23Aがこの順序で配置されて
いる。ここで、ハーフミラー23Aは発光素子21Aか
らの出射光とスケール板40Aからの戻り光を分離する
ように反射面231が所定の角度に設定されている。
【0011】第1の光学ユニット20Aは、対物レンズ
25によってスケール板40Aに集束する光スポットの
直径が第1の反射板42Aの反射部421(透過部42
2)の幅とほぼ等しくなるように調整されている。な
お、図8に示すように、光スポットの直径2rを第1の
反射板42Aの反射部421の幅Wより狭くしておいて
も良い。この場合、たとえば、光スポット100の単位
面積当たりの光強度が均一であるときには、光スポット
100のビーム径rを反射部421の幅Wの0.8倍程
度に調整すればよい。また、光スポット100の単位面
積当たりの光強度が不均一であるときには、反射部42
1からの戻り光の光量と、第2の反射板43Aからの戻
り光の光量がほぼ等しくなるような関係に調整すればよ
い。
【0012】この構成の第1の光学ユニット20Aにお
いて、発光素子21Aからの出射光は、対物レンズ25
Aによってスケール板40Aに光スポットとして集束す
る。スケール板40Aで反射した出射光の戻り光は復路
に導かれる。
【0013】復路に導かれた戻り光は対物レンズ25A
を介してハーフミラー23Aに戻る。ハーフミラー23
Aに戻った戻り光の一部はハーフミラー23Aの反射面
231によって反射されて、ほぼ90度進行方向を変え
られ、発光素子21Aからの出射光と分離される。ハー
フミラー23Aによって進行方向が変えられた戻り光は
光検出器27Aに導かれる。光検出器27Aは、フォト
ダイオード(PD)などの受光素子を備えており、この
受光素子によって戻り光が検出される。
【0014】ここで、第1の反射板42Aと第2の反射
板43Aとの段差は、前述のように、出射光の波長の1
/4に設定されている。従って、光スポットによる反射
部421に対する照射面積と第2の反射板43Aに対す
る照射面積が等しい場合には、反射部421からの戻り
光と第2の反射板43Aからの戻り光との間の打ち消し
合いが最大となるので、光検出器の受光量が最小とな
る。照射面積が一方の側の方が大きくなるのに伴って他
方の側が小さくなるので、これに伴って双方からの戻り
光の打ち消し合いの程度が低下して、光検出器の受光量
が増加する。そして、一方の側の照射面積が最大となっ
たときに、光検出器の受光量が最大となる。
【0015】従って、光学ユニット20Aとスケール板
40Aが相対的に移動すると、光検出器27Aの出力波
形P(a)は、図9(A)に示すような正弦波形とな
る。この出力波形P(a)をパルス信号形成回路50A
で処理することにより、矩形波状の第1のエンコードパ
ルス信号Vaが形成される。すなわち、パルス信号形成
回路50Aは、出力波形P(a)の中点レベルを通る定
電位の基準電位Voが予め設定され、この基準電位Vo
と出力波形P(a)を比較するように構成されている。
出力波形P(a)を基準電位Voと比較することによ
り、ハイレベルとローレベルの比(デューティー比)が
50%の第1のエンコードパルス信号(A相信号)Va
が得られる。
【0016】なお、第1の光学ユニット20Aと同様な
構成の第2の光学ユニット30Aからも光検出器37A
から正弦波状の出力波形P(b)が得られる。第2の光
学ユニット30Aからの出射光がスケール板40Aに光
スポットとして集束する位置Bと第1の光学ユニット2
0Aからの出射光がスケール板40Aに光スポットとし
て集束する位置Aとの間隔dが式(1)を満たすよう
に、第1および第2の光学ユニット20Aおよび30A
が配置されている。従って、第2の光学ユニット30A
からの出力波形P(b)の位相は出力波形P(a)に対
して1/4周期ずれる。すなわち、第2の光学ユニット
30Aからの出力波形P(b)に基づいてパルス信号形
成回路50Aによって形成される第2のエンコードパル
ス信号Vbの位相は第1のエンコードパルス信号Vaと
は1/4周期ずれる。
【0017】この結果、位相が1/4周期ずれた第1お
よび第2のエンコードパルス信号VaおよびVbを得る
ことができ、これらのパルス信号VaおよびVbに基づ
いてスケール板40Aの移動方向、移動位置等を検出で
きる。
【0018】ここで、この構成の光学式エンコーダ10
Aにおいて、スケール板40Aに形成される光スポット
にフォーカシングエラーが発生すると、精度の高いエン
コードパルス信号を得ることができない。そこで、オー
トフォーカス機構を搭載することが望ましい。例えば、
光検出器37Aの手前の光路上にシリンドリカルレンズ
を配置して、戻り光に非点収差を与えて、光検出器37
Aの受光面に形成される戻り光の光スポット形状に基づ
き、集光レンズの光軸方向の位置を微調整してフォーカ
シングエラーを回避すればよい。
【0019】このように構成した光学式エンコーダ10
Aにおいては、次のような解決すべき課題がある。
【0020】第1に、第1および第2の反射板42A、
42Bの段差が光の波長の1/4となることを利用して
A相およびB相のエンコードパルス信号VaおよびVb
を得ている。この構成では、第1の反射板42Aと第2
の反射板43Aと間の段差を精度良く形成しないと、目
標とする特性が得られない。大型のスケール板において
は、上記段差を精度良く形成することが困難であり、大
型のスケール板を必要とする測長機等の機器において
は、精度の高いエンコードパルス信号が得られないおそ
れがある。
【0021】第2に、図8を参照して説明したように、
光検出器の受光量が最小になるのは、第1および第2の
反射板42A、42Bからの反射光の光量が等しくなる
ときである。従って、反射板の反射部の幅あるいはその
周期λと、そこに形成される光スポット径とは予め設定
されている一定の関係に保持する必要がある。この関係
を満たさないと、希望する精度の出力が得られない等の
弊害が発生する。また、一方の寸法を変更すると、それ
に伴って他方の寸法も変更する必要が生じてしまう。
【0022】例えば、図8において、光スポット径に比
べて第1の反射板42Aの反射部421の幅を広くした
場合には、光スポット100の全体が、第1の反射板4
2Aの反射部421に形成されている時、および第2の
反射板43Aに形成されている時に、光検出器の受光量
が最大となる。また、受光量が最大となっている期間が
長くなり、その期間では検出器出力の波形は平坦なもの
となる。この結果、図9(B)から分かるように、光検
出器27Aおよび37Aから得られる出力波形P(a)
およびP(b)を、出力波形P(a)およびP(b)の
中点を通る基準電圧Voと比較することによって得られ
る第1および第2のエンコードパルス信号VaおよびV
bのデューティー比は50%にはならなくなってしま
う。このような不具合を解消するためには、光学系を設
計しなおして、光スポットの径を広げる必要がある。
【0023】また、例えば、分解能を高めるために、第
1および第2の反射板の反射部の幅を狭くすると、それ
に合わせて、光スポットの径も小さくする必要がある。
すなわち、光学ユニットの光学系を設計しなおす必要が
生ずるので不便であり、コストアップにも繋がってしま
う。
【0024】なお、スケール板40Aに単一の反射板の
みを形成することが考えられる。この場合には、反射板
の反射部の間の透過部に光スポットが位置している間は
光検出器の受光量は零となる。これでは、オートフォー
カス機能を働かせることができくなる。従って、オート
フォーカス機能を備えた光学式エンコーダでは、常に光
検出器が戻り光を受光できるようにする必要がある。
【0025】本発明の課題は、上記の弊害を解消するこ
とのできる集光方式の光学式エンコーダを提案すること
にある。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の光学式エンコー
ダでは、反射率の異なる2種類の反射部をスケール板に
形成することによって、上記の課題を解決するようにし
ている。
【0027】すなわち、本発明の光学式エンコーダは、
交互に配列された複数の第1および第2の反射部を備え
たスケール板と、このスケール板に光を集束させると共
に前記スケール板からの戻り光を検出する光学ユニット
と、この光学ユニットからの前記戻り光の受光量から前
記スケール板の位置情報に基づいたエンコードパルス信
号を形成するパルス信号形成手段とを有し、前記光学ユ
ニットは、レーザ光源と、前記レーザ光源からの出射光
を光スポットとして前記スケール板に集束させる集光レ
ンズと、前記スケール板からの前記戻り光を検出する光
検出器とを備えた構成としてある。ここで、前記スケー
ル板の前記第1および第2の反射部を、前記出射光に対
する反射率が相互に異なるものとしたことを特徴として
いる。
【0028】本発明の光学式エンコーダでは、第1の反
射部からの戻り光と第2の反射部からの戻り光とでは光
量が異なるので、スケール板における光スポットの形成
位置に応じて戻り光の光量が変化する。従って、この光
量の変化に基づきエンコードパルス信号が形成される。
第1および第2の反射部の反射率を異なるものにするこ
とは、例えば、これらの反射部の形成材料を選択するこ
とにより簡単に実現でき、また、反射率の設定も簡単に
制御できる。従って、本発明によれば、目標とする特性
の大型のスケール板を簡単に、しかも精度良く製造でき
るので、測長機などのように大型のスケール板を必要と
する機器においても、精度の良いエンコードパルス信号
を形成可能な光学式エンコーダを実現できる。
【0029】本発明においては、前記スケール板に形成
される前記第1の反射部を高反射ミラーとし、前記第2
の反射部をハーフミラーとする構成を採用できる。
【0030】また、スケール板としては、前記出射光に
対して透明な透明基板と、この透明基板の表面に所定の
周期で形成された前記第1の反射部としての高反射膜
と、この高反射膜が形成された前記透明基板の表面を覆
う状態に形成された前記第2の反射部としてのハーフミ
ラー膜とを備えた構成のものを採用できる。
【0031】ここで、本発明においては、等しい幅の前
記の第1および第2の反射部を交互に配列した構成を採
用することが望ましい。
【0032】この構成を採用すれば、第1および第2の
反射部の幅寸法に対して光スポットの直径を所定の関係
となるように設定しなくても、デューティー比が50%
のエンコードパルス信号を得ることができる。例えば、
戻り光の光量は、光スポットの最も多くの部分が反射率
の高い第1の反射部にのみ位置しているときに最大とな
り、光スポットの最も多くの部分が反射率の低い第2の
反射部にのみ位置しているときに最小となる。そして、
光スポット形成位置が第1の反射部から第2の反射部、
あるいはその逆に移動するのに伴って光量が増加あるい
は減少する。従って、光スポット径にかかわりなく、受
光量の変化特性はその中点レベルを基準として正側部分
および負側部分が同一幅のものとなる。このため、1お
よび第2の反射板の幅を変化させたとしても、光スポッ
トのビーム径を変えることなく、デューティー比が50
%のエンコードパルス信号を得ることができる。換言す
ると、スケール板の分解能を変えた場合でも光学系の設
計変更を必要としない。
【0033】次に、本発明の光学式エンコーダは、上記
の構成に加えて、前記光検出器の検出結果に基づきフォ
ーカシングエラー信号を検出して、前記集光レンズの光
軸方向の位置を調整するオートフォーカス機構を有した
構成を採用している。スケール板に形成した第1および
第2の反射部は、いずれも所定の反射率を備えているの
で、光検出器は常に戻り光を受光することができ、従っ
て、常に適切なフォーカシングを行うことができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を適
用した光学式エンコーダを説明する。
【0035】図1には光学式エンコーダの概略構成を示
してある。光学式エンコーダ10は、スケール板40
と、このスケール板40に光を集束させると共にスケー
ル板40からの戻り光を検出する光学ユニット20と、
この光学ユニット20による戻り光の受光量に基づき位
相が1/4周期ずれた2つのエンコードパルス信号を形
成するパルス信号形成回路50とを有している。
【0036】図1、図2(A)にはスケール板40の断
面構成を示してあり、図4にはスケール板40に形成さ
れた反射部のパターンを示してある。このスケール板4
0は、光学ユニット20からの出射光の波長に対して透
明なガラス基板(透明基板)41を有している。このガ
ラス基板41における光入射側とは反対側の表面411
には、例えばクロムからなる全反射膜(第1の反射部)
42が一定の間隔(周期)λで形成されている。全反射
膜42が形成されたガラス基板表面411には、全反射
膜42を覆う状態に、ハーフミラー膜43が形成されて
いる。本例では、全反射膜42とハーフミラー膜43
は、これらの幅が同一幅(λ/2)となるように形成さ
れている。
【0037】ここで、一般的に用いられている全反射膜
は反射率が完全に100%ではないものもある。本明細
書における全反射膜は、反射率が約80%以上の高反射
膜も含む意味で用いるものとする。
【0038】なお、図2(B)に示すように、スケール
板40としては、ガラス基板41の表面411の全体に
ハーフミラー膜43を形成し、しかる後に、その表面に
等間隔で一定の幅の全反射膜42を形成した構成とする
こともできる。
【0039】次に、図1を参照して光学ユニット20の
構成を説明する。この光学ユニット20は、ガイドシャ
フト2に取り付けられたハウジング29を備えている。
このハウジング29の内部には発光素子(レーザ光源)
21から出射された出射光をスケール板40に集束する
ための往路と、スケール板40Aからの反射光を発光素
子21とは異なる方向に配置された光検出器27に導く
ための復路とを備えた光学系が構成されている。
【0040】往路には、レーザ光源21からスケール板
40に向かって分光素子22、ハーフミラー23、およ
び対物レンズ25がこの順序で配置されている。分光素
子22は例えば、グレーティングレンズ等の所定の回折
条件を備えたレンズであり、レーザ光源21からの出射
光が分光素子22を通過すると、少なくとも、回折0次
光(メインビーム)L0と回折±1次光(サブビーム)
L1およびL2に分光されるように設定されている。ま
た、分光素子22によるこれらの回折光L0、L1、お
よびL2の回折方向は、メインビームL0がスケール板
40に光スポットとして形成される位置とサブビームL
2がスケール板40に光スポットとして形成される位置
との間隔dが、スケール板の全反射膜42およびハーフ
ミラー膜43の形成周期をλとすると、 d=(n±1/4)λ (nは整数)・・・・(1) の関係を満たすように調整されている。本例の分光素子
22は、d=(1±1/4)λとなるように調整されて
いる。この間隔dは、分光素子22を光軸回りに回転さ
せることによって微調整できる。勿論、光学ユニット2
0全体を光軸回りに回転させても良い。
【0041】なお、図1においては、一方のサブビーム
(回折+1次光)L1を省略してあるが、このサブビー
ムL1はメインビームL0に対してサブビームL2と点
対称の状態に形成される。従って、サブビームL2が式
(1)を満たせば、サブビームL1がスケール板40に
光スポットとして集光する位置とメインビームL0が集
光する位置との間隔は式(1)を満たすことになる。
【0042】次に、復路には、スケール板40から光検
出器27に向かって対物レンズ25、ハーフミラー2
3、シリンドリカルレンズ26、および光検出器27が
この順序で配置されている。ハーフミラー23はレーザ
光源21からの出射光とスケール板40からの戻り光を
出射光から分離して光検出器27に導くための光学素子
である。シリンドリカルレンズ26は、光検出器27へ
の戻り光に非点収差を与えるためのものであり、後述の
オートフォーカス機構は、光検出器27の受光面に形成
される戻り光の光スポット形状に基づき、フォーカシン
グエラーを検出して、対物レンズ25の光軸方向の位置
を微調整することにより、オートフォーカス動作を行う
ようになっている。
【0043】図3には光検出器27の受光面の構成を示
してある。本例の光検出器27はメインビームL0のス
ケール板40からの戻り光を受光するための4つの受光
面271a〜272dを備えた4分割受光素子(第1の
受光手段)271と、この受光素子271の両側に配置
され、サブビームL1およびL2のスケール板40から
の戻り光を受光するための受光素子(第2の受光手段)
272および273を備えている。これらの受光素子2
71、272、および273は半導体プロセスによって
同一チップ上に製造されている。
【0044】この構成の光学式エンコーダ10における
エンコードパルスの生成動作を説明する。レーザ光源2
1からの出射光は、分光素子22によって回折され、回
折0次光(メインビーム)L0および回折±1次光(サ
ブビーム)L1およびL2として分光素子22から出射
される。分光素子22から出射されたメインビームL0
とサブビームL1およびL2は対物レンズ25に導かれ
る。対物レンズ25に導かれたメインビームL0とサブ
ビームL1およびL2は、対物レンズ25によってスケ
ール板40にそれぞれ光スポットとして集光される。
【0045】図4に示すように、メインビームL0がス
ケール板40の位置A(0)にある反射膜42に光スポ
ット100として集光したとすれば、サブビームL1お
よびL2は位置A(0)に対して光学ユニット20とス
ケール板40の相対移動方向に沿って(1+1/4)λ
離れた位置A(+)およびA(−)にそれぞれ光スポッ
ト101および光スポット102として集光する。な
お、図4においては、光スポット100、101、10
2の直径がスケール板40の全反射膜42の幅と同一に
設定されている場合を示してある。
【0046】ここで、式(1)において、光スポットの
間隔が(1−1/4)λとなるように分光素子22を設
定すれば、サブビームL1およびL2は破線で示す位置
A’(+)および位置A’(−)に光スポット101お
よび102として集光することになる。
【0047】集光されたメインビームL0とサブビーム
L1およびL2は、全反射膜42、ハーフミラー膜43
で反射され、それぞれ戻り光として復路に導かれる。復
路に導かれたそれぞれの戻り光は、対物レンズ25、ハ
ーフミラー23を介してシリンドリカルレンズ26に至
る。このシリンドリカルレンズ26を介して非点収差が
付与された後に光検出器27の受光素子271、27
2、および273にそれぞれ集光する。すなわち、メイ
ンビームL0のスケール板40からの戻り光は中央に位
置する4分割受光素子271にメインスポットとして集
光され、サブビームL1およびL2のスケール板40か
らの戻り光は受光素子272および273にそれぞれサ
イドスポットとして集光される。
【0048】メインビームL0の光スポット100、サ
ブビームL1、L2の光スポット101、102の最も
多くの部分が全反射膜42上に位置する時には、スケー
ル板40からのそれぞれの戻り光の光量が最大となる。
逆に、光スポット100、101、および102の最も
多くの部分がハーフミラー膜43上に位置する時には、
スケール板40からのそれぞれの戻り光の光量が最小と
なる。このため、光学ユニット20とスケール板40が
相対的に移動すると、全反射膜42がλの間隔で形成さ
れているので、メインビームL0のスケール板40から
の戻り光を受光する受光素子271の出力波形P(0)
は、図5に示すような周期λの正弦波形となる。この出
力波形P(0)は4分割受光素子271の受光面271
a〜271dからの出力の総和として得られる。
【0049】また、サブビームL1およびL2のスケー
ル板40からの戻り光を受光する受光素子272および
273の出力波形P(1)およびP(2)も図5に示す
ように正弦波形となる。サブビームL1およびL2の光
スポット101および102の位置A(+)およびA
(−)は、メインビームL0の光スポット100の位置
A(0)に対してそれぞれ(1+1/4)λ離れている
ので、出力波形P(0)に対して位相が1/4周期ずれ
た周期λの正弦波形となる。更に、サブビームL1の出
力波形P(1)とサブビームL2の出力波形P(2)は
反転した関係となる。これらの出力波形P(1)および
P(2)のレベルは、サブビームL1およびL2が回折
±1次光であるので、回折0次光であるメインビームL
0の戻り光に基づいた出力波形P(0)に比べて低くな
る。
【0050】このようにして各受光素子271、27
2、および273から得られた出力波形P(0)、P
(1)、およびP(2)はパルス信号形成回路50にお
いて以下に説明するように処理され、エンコードパルス
信号が得られる。
【0051】図6はパルス信号形成回路のブロック図で
ある。この図に示すように、パルス信号形成回路50で
は、メインビームL0のスケール40からの戻り光を受
光した4分割受光素子271の各受光面271a〜27
1dからの出力信号が増幅器501〜504でそれぞれ
増幅され、増幅後の出力信号が加算器511によって全
加算される。この結果、出力波形P(0)が所定の増幅
率で増幅された出力波形P’(0)が得られる。
【0052】また、サブビームL1およL2のスケール
板40からの戻り光を受光した受光素子272および2
73からの出力波形P(1)およびP(2)が増幅器5
05および506でほぼ同じ増幅率で増幅され、増幅後
の出力波形P’(1)およびP’(2)が比較器521
で比較される。この結果、ハイレベルとローレベルの比
(デューティー比)が50%となった第2のエンコード
パルス信号(B相信号)Vbが得られる。
【0053】さらに、増幅器505および506で増幅
された出力波形P’(1)およびP’(2)は、加算器
512で加算され、これにより、一定の電位レベルの信
号が得られる。さらに、この一定の電位レベルの信号は
上記の出力波形P’(0)の中点を通過するように増幅
器507で適当な増幅率で増幅される。この結果、出力
波形P’(0)からエンコードパルス信号を形成するた
めの基準電位Voが得られる。
【0054】上記の出力波形P’(0)は、比較器52
2において基準電位Voと比較され、ハイレベルとロー
レベルの比(デューティー比)が50%であり、第2の
エンコードパルス信号Vbとは位相が1/4周期ずれた
第1のエンコードパルス信号(A相信号)Vaが得られ
る。このようにして、パルス信号形成回路50からは第
1および第2のエンコードパルス信号VaおよびVbが
出力される。
【0055】ここで、光学式エンコーダ10は、光スポ
ットのフォーカスずれを自動的に修正するためのオート
フォーカス機構を備えている。このオートフォーカス機
構は非点収差法によりフォーカシングエラー信号を検出
するものである。すなわち、メインビームL0のスケー
ル板40からの戻り光はシリンドリカルレンズ26によ
って非点収差波面とされるので、焦点が合っている場合
には4分割受光素子271に集光されるメインスポット
200の形状は円形になるが、焦点がずれている場合に
は図3において破線で示すような楕円形となる。従っ
て、4分割受光素子271の各受光部分で得られる受光
量に基づき、フォーカシングエラー信号を得ることがで
きる。
【0056】図6を参照して説明すると、光学式エンコ
ーダ10では、まず、メインビームL0のスケール板4
0からの戻り光を受光する4分割受光素子271の4つ
の受光面271a〜271dのうち、点対象の位置にあ
る2対の受光面271aおよび271cと271bと2
71dの出力を加算器601および602で加算する。
これらの2つの加算出力を比較器621で比較する。焦
点がずれている場合には、これらの信号に差があるの
で、比較器621の出力には、それに対応するフォーカ
スずれ信号が表れる。このフォーカスずれ信号に基づい
て対物レンズ駆動回路61を介して対物レンズ移動機構
63によってフォーカスずれが無くなる方向に対物レン
ズ25を移動する。
【0057】ここで、本例では、スケール板40に、全
反射膜42とハーフミラー膜43を交互に形成してある
ので、出射光の光スポットがいずれの位置に形成された
状態においても、光検出器の側においては戻り光を検出
できる。従って、例えば、全反射膜と透過部分を交互に
形成したような場合のように、透過部分に光が照射して
いる間は戻り光を検出できず、オートフォーカス機能が
働かなくなるという弊害は発生しない。
【0058】(その他の実施形態)以上の説明において
は、スケール板に、第1の反射部として全反射膜を形成
し、第2の反射部としてハーフミラー膜を形成してあ
る。全反射膜の代わりに、50%以上の反射率の反射膜
を採用し、ハーフミラー膜の代わりに、50%未満の反
射率の反射膜を採用してもよい。いずれの場合において
も、第1および第2の反射部の反射率を相対的に異なる
ものとすればよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光学式エ
ンコーダは、スケール板として反射率の異なる2種類の
反射部を交互に形成した構成を採用することにより、ス
ケール板からの戻り光の光量を変化させてスケール板の
位置情報に関するエンコードパルス信号を得るようにし
ている。従って、光軸方向に段差を付けて2層の反射部
を形成する場合に比べて、スケール板を簡単に、しかも
精度良く製造することができる。
【0060】また、スケール板に形成された第1および
第2の反射部を等しい幅で交互に形成する構成を採用す
れば、これらの反射部の幅と反射部に形成される光スポ
ットの径との大小関係が変化しても、デューティー比が
50%のエンコードパルス信号を得ることができる。従
って、第1および第2の反射部の幅を変えて光学式エン
コーダの分解能を変更した場合でも、光学系を設計変更
する必要がないという利点がある。
【0061】さらには、スケール板に形成された第1お
よび第2の反射部はそれぞれ所定の反射率を備えている
ので、光スポットがいずれの反射部を照射していても、
常に戻り光を光検出器の側で検出できる。従って、常に
オートフォーカス機能を動作させることができるという
利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した集光方式の光学式エンコーダ
の概略構成図である。
【図2】(A)は図1の光学式エンコーダのスケール板
を示す断面図、(B)はスケール板の別の例を示す断面
図である。
【図3】図1の光学式エンコーダの光検出器の各受光素
子の受光面にそれぞれ形成される戻り光の光スポット形
状を示す説明図である。
【図4】図1の光学式エンコーダのスケール板に光スポ
ットとして集光されたメインビームとサブビームの位置
関係を示す説明図である。
【図5】図1の光学式エンコーダの光検出器の受光素子
から得られる出力波形を示す波形図である。
【図6】図1の光学式エンコーダのパルス信号形成回路
の概略構成を示すブロック図である。
【図7】本願人が提案している光学式エンコーダの概略
構成図である。
【図8】スケール板の反射部の幅と光スポットのビーム
径の関係を示す説明図である。
【図9】(A)は図7の光学式エンコーダから得られる
第1および第2のエンコードパルス信号を示す波形図で
あり、(B)は光スポットの直径よりもスケール板の反
射部および透過部の幅が広い場合の第1および第2のエ
ンコードパルス信号を示す波形図である。
【図10】一般的な光学式エンコーダの原理図である。
【符号の説明】
10 光学式エンコーダ 20 光学ユニット 21 レーザ光源 23 ハーフミラー 25 対物レンズ 26 シリンドリカルレンズ 27 光検出器 40 スケール板 41 ガラス基板(透明基板) 42 全反射膜(第1の反射部) 43 ハーフミラー膜(第2の反射部) 50 パルス信号形成回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交互に配列された複数の第1および第2
    の反射部を備えたスケール板と、このスケール板に光を
    集束させると共に前記スケール板からの戻り光を検出す
    る光学ユニットと、この光学ユニットからの前記戻り光
    の受光量から前記スケール板の位置情報に基づいたエン
    コードパルス信号を形成するパルス信号形成手段とを有
    し、 前記光学ユニットは、レーザ光源と、前記レーザ光源か
    らの出射光を光スポットとして前記スケール板に集束さ
    せる集光レンズと、前記スケール板からの前記戻り光を
    検出する光検出器とを備え、 前記スケール板の前記第1および第2の反射部は、前記
    出射光に対する反射率が相互に異なっていることを特徴
    とする光学式エンコーダ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1の反射部は
    高反射ミラーであり、前記第2の反射部はハーフミラー
    であることを特徴とする光学式エンコーダ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記スケール板は、
    前記出射光に対して透明な透明基板と、この透明基板の
    表面に所定の間隔で形成された一定幅の前記第1の反射
    部としての高反射膜と、この高反射膜が形成された前記
    透明基板の表面を覆う状態に形成された前記第2の反射
    部としてのハーフミラー膜とを備えていることを特徴と
    する光学式エンコーダ。
  4. 【請求項4】 請求項1において、同一幅の前記第1お
    よび第2の反射部が交互に形成されていることを特徴と
    する光学式エンコーダ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のうちの何れかの項にお
    いて、更に、前記光検出器の検出結果に基づきフォーカ
    シングエラー信号を検出して、前記集光レンズの光軸方
    向の位置を調整するオートフォーカス機構を有している
    ことを特徴とする光学式エンコーダ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011047867A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Nikon Corp スケール体、位置検出装置、ステージ装置、及び露光装置
JP2016138879A (ja) * 2015-01-26 2016-08-04 ドクトル・ヨハネス・ハイデンハイン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツングDr. Johannes Heidenhain Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung 位置測定装置

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