JPH10103167A - 排気ガス再循環装置用バルブ - Google Patents

排気ガス再循環装置用バルブ

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JPH10103167A
JPH10103167A JP8253317A JP25331796A JPH10103167A JP H10103167 A JPH10103167 A JP H10103167A JP 8253317 A JP8253317 A JP 8253317A JP 25331796 A JP25331796 A JP 25331796A JP H10103167 A JPH10103167 A JP H10103167A
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JP
Japan
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valve
exhaust gas
opening
gas recirculation
recirculation device
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Application number
JP8253317A
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English (en)
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Yukihiko Takeuchi
幸彦 竹内
Kazuyoshi Watakabe
一良 渡壁
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 EGRバルブの開度を検出する開度センサを
有する排気ガス再循環装置用バルブにおいて、開度セン
サの不具合が発生することを防止する。 【解決手段】 最大開度規制手段を構成する両ストッパ
217、218を大気圧室213内に設け、開度センサ
220を負圧室212内に設ける。これにより、ダイヤ
フラム214が隔壁となり、両ストッパ217、218
が衝突する際に発生する微細磨耗粉が開度センサ220
内に入り込むことを防止することができるので、開度セ
ンサの不具合が発生することを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排気ガス再循環装
置の排気ガス再循環装置用バルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】排気ガス再循環装置とは、内燃機関(エ
ンジン)の排気ガスの一部を吸入空気中に混入させる
(以下、この行為を排気再循環と呼ぶ。)ことにより最
高燃焼温度を低下させ、排気ガス中に含まれる有害物質
である窒素酸化物の低減を図る装置である。
【0003】しかし、排気再循環は、エンジン出力の低
下およびエンジンの運転性の悪化を招くので、排気再循
環させる排気ガスの量、および排気再循環させるタイミ
ングを適切に行う必要がある。そこで、従来から、バル
ブの開度を検出する開度センサを有する排気ガス再循環
装置用バルブを用いて上記の制御を行っている。また、
排気ガス再循環装置用バルブには、開度センサの故障、
もしくはバルブが開度センサの検出可能範囲を越えて開
くことを防止する最大開度規制手段が設けられている。
【0004】そして、この最大開度規制手段は、図7に
示すように、ダイヤフラム214と一体的に動くプレー
ト216に形成されたストッパ217を負圧室212を
形成するケーシング211の一部に衝突させることによ
り構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、発明者等
は、上記構造を有する排気ガス再循環装置用バルブの耐
久性について試験調査を行っていたところ、排気ガス再
循環装置用バルブの不具合のうち、開度センサ220の
不具合を原因とするものが多くを占めていることを発見
した。そこで、発明者等は、引き続き調査検討を行った
ところ、以下に述べる原因により開度センサの不具合が
誘発されることが明らかになった。
【0006】すなわち、バルブの最大開度は、上述のご
とく、ストッパ217がケーシング211の一部に衝突
することにより規制されているので、衝突時の衝撃によ
り、ストッパ217およびケーシング211のいずれか
一方もしくは両方が磨耗する。そして、衝突時に発生す
る微細磨耗粉が開度センサ220内に入り込み、この開
度センサ220内に入り込んだ微細磨耗粉が開度センサ
の不具合を誘発する。
【0007】本発明は、上記点に鑑み、バルブの開度を
検出するセンサ等の開度検出手段を有する排気ガス再循
環装置用バルブにおいて、開度検出手段の不具合が発生
することを防止することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の技術的手段を用いる。請求項1〜
5に記載の発明では、弁口(204)の開度を検出する
開度検出手段(220)が配設された第1空間(21
2)と、弁口(204)の最大開度を機械的に規制する
最大開度規制手段(220)が配設された第2空間(2
13)との間には、両空間(212、213)を仕切る
第1隔壁部(214、223、224)が形成されてい
ることを特徴とする。
【0009】これにより、微細磨耗粉が開度検出手段
(220)内に入り込むことを防止することができるの
で、開度検出手段(220)の耐久性を向上させること
ができる。請求項2に記載の発明では、第1隔壁部(2
14)は、両空間(212、213)内の圧力差に応じ
て変位が可能であり、さらに、弁体(205)は、第1
隔壁部(214)の変位に連動して動く連接棒(20
6)を介して駆動されるように構成されていることを特
徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明では、コイルバネ
(219)が配設された部位と開度検出手段(220)
が配設された部位と仕切る第2隔壁部(223、22
4)が第1空間(212)内に形成されていることを特
徴とする。ところで、コイルバネ(219)のうち端部
の巻線(1巻目)は、コイルバネが伸縮するときに、隣
合う巻線が互いに擦れ合って磨耗するので、微細磨耗粉
が発生してしまう。
【0011】これに対して、本発明では、両スリーブ
(223、224)の重なっている部分が迷路構造部を
構成するので、コイルバネ(219)の磨耗に伴って発
生する微細磨耗粉が開度検出手段(220)内に入り込
むことを抑制することができる。したがって、開度検出
手段(220)の耐久性をより一層向上させることがで
きる。
【0012】請求項4に記載の発明では、第2隔壁部
は、第1隔壁部(214)の変位に連動して動き、か
つ、コイルバネ(219)の内周側に配設された円筒状
の第1スリーブ(223)と、開度検出手段(220)
の外周部を覆い、かつ、コイルバネ(219)の内周側
に配設された円筒状の第2スリーブ(224)とを有し
ている。そして、両スリーブ(223、224)は、両
スリーブ(223、224)の軸方向端部で重なってい
ることを特徴とする。
【0013】請求項5に記載の発明では、第1空間(2
12)内には、鉄系材料を吸引する永久磁石(225)
が配設されていることを特徴とする。これにより、金属
の微細磨耗粉が永久磁石(225)に吸引されるので、
微細磨耗粉が開度検出手段(220)内に入り込むこと
を抑制することができる。なお、上記各手段の括弧内の
符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関
係を示すものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施の形
態について説明する。 (第1実施形態)図1は、本実施形態に係る排気ガス再
循環装置用バルブ(以下、EGRバルブと呼ぶ。)を適
用したディーゼルエンジン用の排気ガス再循環装置の模
式図である。
【0015】図1中、10は内燃機関(エンジン)であ
り、10aはエンジン10の燃焼室部位を表している。
そして、2は本実施形態に係るEGRバルブであり、こ
のEGRバルブ2は、前述のごく、エンジン10の排気
ガスが流通するエキゾーストマニホールド11から吸入
空気が流通するインテークマニホールド12に導かれる
排気ガスの量およびタイミング等を制御するものであ
る。なお、EGRバルブ2の詳細構造については後述す
る。
【0016】3はEGRバルブ2を駆動する負圧を発生
させるとともに、その発生した負圧を制御するEGRバ
ルブ負圧調圧装置(以下、負圧調圧装置と略す。)であ
り、この負圧調圧装置3は、負圧を発生させるバキュー
ムポンプ31と、後述する制御装置4からの制御信号4
aに応じてEGRバルブ2に送る出力負圧を制御する負
圧レギュレータ32と、負圧レギュレータ32の出力負
圧を平滑化する負圧ダンパー33とから構成されてい
る。
【0017】因みに、バキュームポンプ31は、通常ブ
レーキ操作力の低減を図るブレーキブースタ(図示せ
ず)に負圧を供給するものであるが、本実施形態では、
このバキュームポンプ31の負圧の一部をEGRバルブ
2の駆動源として利用している。また、制御装置4に
は、燃料噴射ポンプ1に設けられたスロットル(アクセ
ル)開度を検出するアクセルポジションセンサ5、エン
ジン10の回転数を検出する回転センサ6およびエンジ
ン10の冷却水の温度を検出する水温センサ7からの信
号5a、6a、7aと、EGRバルブ2の開度を検出す
るリフトセンサ(開度検出手段)からの信号2aとが入
力されている。
【0018】そして、制御装置4は信号5a、6a、7
aに基づいて予め決められたマップ(プログラム)に従
いEGRバルブ2の開度を選定し(以下、この選定され
た開度を目標開度と呼ぶ。)、リフトセンサからの信号
2aと目標開度とを比較しながらEGRバルブ2の開度
を制御する。次に、EGRバルブ2の構造について述べ
る。
【0019】図2はEGRバルブ2の断面図であり、2
01は、排気ガスが流入する流入口202、および吸入
空気が流通する吸入路(吸入管)に連通する流出口20
3を有し、排気ガスが流通する排気路(排気管)の一部
を構成する金属製のハウジングである。このハウジング
201内には、流入口202側の空間202aと流出口
203側の空間203aとを連通させる弁口204が形
成されており、205は、この弁口204の開度、すな
わちEGRバルブ2の開度を調節する弁体である。
【0020】そして、この弁体205は、後述するダイ
ヤフラム214の変位に連動して動くシャフト(連接
棒)206に接合してる。このため、弁体205は、ダ
イヤフラム214の変位に連動して弁口204の開度を
調節するように駆動される。なお、206a、207
は、シャフト206を高温の排気ガスに直接晒されるこ
とを防止する防護壁であり、208はシャフト206の
変位する際にシャフト206がガタツクことを防止する
軸受であり、209は、この軸受208を保持するリテ
ーナである。また、210は弁体205が弁口204を
閉じた際の密閉性を確保するバルブシート(弁座)であ
る。
【0021】また、211は、負圧レギュレータ32の
出力負圧が導入される負圧室(第1空間)212と、大
気圧が導入される大気圧室(第2空間)213とを有す
る金属製のケーシングであり、214は、ケーシング2
11内の空間を負圧室212と大気圧室213とに仕切
るとともに、両圧力室212、213内の圧力差に応じ
て変位する圧力応動部材をなす、薄膜状のゴムまたは金
属から形成されたダイヤフラムである。
【0022】また、230はダイヤフラム214ととも
に大気圧室213を形成するケーシングであり、このケ
ーシング230はダイヤフラム214を間に挟んでケー
シング211によってかしめ固定されている。なお、2
30aは、大気圧室213と大気中とを連通させる呼吸
穴である。なお、215、216は、ダイヤフラム21
4とシャフト206との結合部分のみが局所的に変位す
ること防止する金属製のプレートであり、これらのプレ
ートは、両圧力室212、213側からダイヤフラム2
14を挟むように配設されている。これにより、ダイヤ
フラム214が局所的に変位することなく、ダイヤフラ
ム214全体をシャフト206の軸方向に変位させるこ
とができる。
【0023】また、大気圧室213側に配設されたプレ
ート216には、L字状のプレートストッパ217がプ
レート216に一体形成されており、このプレートスト
ッパ217は、ケーシング230に一体形成されたL字
状のケーシングストッパ218に衝突することにより、
弁口204の最大開度を機械的に規制する最大開度規制
手段を構成している。なお、図中Lは、シャフト206
の最大変位量、すなわち弁口204の最大開度を示すも
のである。
【0024】一方、負圧室212内には、ダイヤフラム
214を大気圧室213側に向けて押圧する弾性力を発
生する金属製のコイルバネ219、および弁口204の
開度を検出する開度センサ(開度検出手段)220が配
設されている。この開度センサ220は、所定の電気抵
抗値を有する抵抗板220aと、シャフト206と連動
して抵抗板220aに対して動くブラシ220bとから
なる、いわゆるポテンショメータを構成している。そし
て、抵抗板220aとブラシ220bとの間の電圧の変
化よりシャフト206の変位、すなわち弁口204の開
度を検出している。
【0025】なお、221、222は、コイルバネ21
9の座りを良くする樹脂製のバネ座であり、バネ座22
1はケーシング211に形成された凹部211bに嵌合
することにより位置ずれが規制され、バネ座222はシ
ャフト206に嵌合することにより位置ずれが規制され
ている。次に、本実施形態の特徴を述べる。
【0026】最大開度規制手段を構成する両ストッパ2
17、218が配設さている大気圧と、開度センサ22
0が配設されている負圧室212とは、第1隔壁部をな
すダイヤフラム214によって仕切られているので、両
ストッパ217、218が衝突することによって発生す
る微細磨耗粉が開度センサ220内に入り込むことを防
止することができる。したがって、微細磨耗粉がヤスリ
のような役目を果して、抵抗板220aおよびブラシ2
20bの磨耗が急速に進むことが防止されるので、開度
センサ220の不具合が発生することを防止され、開度
センサ220の耐久性を向上させることができる。
【0027】また、バネ座221、222が、金属より
柔らかい(硬度の低い)樹脂にて形成されているので、
コイルバネ219の端部がバネ座221、222と擦れ
合って磨耗することを防止することができる。したがっ
て、コイルバネ219の磨耗に伴う微細磨耗粉の発生を
防止することができるので、開度センサ220の耐久性
をさらに向上させることができる。
【0028】(第2実施形態)本実施形態は、負圧室2
12内に、コイルバネ219が配設された部位と開度セ
ンサ220が配設された部位とに仕切る第2隔壁部をな
す円筒状の第1、2スリーブ223、224を設けたも
のである。具体的には、図3に示すように、プレート2
16に接合され、ダイヤフラム214の変位に連動して
動く第1スリーブ223と、開度センサ220の外周部
を覆う第2スリーブ224とから構成されており、両ス
リーブ223、224は、コイルバネ219の内周側に
配設された状態で、第1スリーブ223が第2スリーブ
224の内側に位置するように、両スリーブ223、2
24の軸方向端部で重なっている。ところで、コイルバ
ネ219のうち端部の巻線(1巻目)は、コイルバネが
伸縮するときに、隣合う巻線が互いに擦れ合って磨耗す
るので、微細磨耗粉が発生してしまう。
【0029】これに対して、本実施形態では、両スリー
ブ223、224の重なっている部分が迷路構造部Aを
構成するので、コイルバネ219の磨耗に伴って発生す
る微細磨耗粉が開度センサ220内に入り込むことを抑
制することができる。したがって、開度センサ220の
耐久性をより一層向上させることができる。また、第1
スリーブ223を下側(大地側)とし、第2スリーブ2
24を上側(天側)に配設した場合には、微細磨耗粉が
開度センサ220の内部に入り込むには、微細磨耗粉
は、図3に示すように、一度、迷路構造部A内を重力に
逆らって移動する必要がある。したがって、より一層微
細磨耗粉が開度センサ220内に入り込むことを抑制す
ることができる。
【0030】なお、本実施形態では、第2隔壁部として
第1、2スリーブ223、224としたが、これに替え
て伸縮可能な蛇腹状のベローズとしてもよい。また、第
1、2スリーブ223、224もしくは前記ベローズを
開度センサ220の外周側を覆うように配設したとき
は、前述のように、第1、2スリーブ223、224も
しくは前記ベローズによって、微細磨耗粉が開度センサ
220内に入り込むことを抑制することができるので、
両ストッパ217、218を負圧室212内に配設して
もよい。因みに、この場合は、第1、2スリーブ22
3、224もしくは前記ベローズを第1隔壁部とみなす
ことができる。
【0031】(第3実施形態)本実施形態は、開度セン
サ220の不具合を誘発する微細磨耗粉は、主に金属粉
であることに着目してなされたものである。具体的に
は、図4に示すように、第1実施形態に係るEGRバル
ブ2と同様な構造を有するEGRバルブ2の負圧室21
2内に鉄系材料を吸引する永久磁石225を配設したも
のである。
【0032】これにより、金属の微細磨耗粉が永久磁石
225に吸引されるので、微細磨耗粉が開度センサ22
0内に入り込むことを抑制することができる。なお、永
久磁石225は、第2実施形態あるいは後述する第4、
5実施形態に係るEGRバルブ2と同様な構造を有する
EGRバルブ2の負圧室212内に配設してもよい。
【0033】(第4実施形態)本実施形態は、最大開度
規制手段を構成するストッパをハウジング201の流出
口203側の空間203a内に形成したものである。具
体的は、図5に示すように、保護壁206aの端部をリ
テーナ209に衝突させることにより最大開度規制手段
を構成したものである。なお、本実施形態では、プレー
ト216は樹脂にて形成され、かつ、バネ座も兼ねてい
る。
【0034】(第5実施形態)本実施形態は、図6に示
すように、コイルバネ219およびストッパ最大開度規
制手段を構成するストッパ226、227を大気圧室2
13内に配設したものである。なお、本実施形態では、
ストッパ226、227は、コイルバネ219のバネ座
も兼ねている。
【0035】ところで、本発明に係るEGRバルブ2
は、ディーゼルエンジン用の排気ガス再循環装置用のE
GRバルブに適用が限定されるものではなく、ガソリン
エンジンのように、燃料と空気とが混合した吸入空気を
燃焼させる内燃機関に対しても実施することができる。
また、本発明に係るEGRバルブ2の配設方向は、ケー
シング211側を上側とするものに限定されるものでは
なく、ケーシング211側を下側もしくは水平方向とし
てもよい。
【0036】また、上述の実施形態では、負圧室212
と大気圧室213との圧力差により弁体205(シャフ
ト206)を駆動するように構成されていたが、弁体2
05駆動する手段は、これに限定されるものではなく、
電動モータなどのアクチュエータを用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】排気ガス再循環装置の模式図である。
【図2】第1実施形態に係る排気ガス再循環装置用バル
ブの断面図である。
【図3】第2実施形態に係る排気ガス再循環装置用バル
ブの断面図である。
【図4】第3実施形態に係る排気ガス再循環装置用バル
ブの断面図である。
【図5】第4実施形態に係る排気ガス再循環装置用バル
ブの断面図である。
【図6】第5実施形態に係る排気ガス再循環装置用バル
ブの断面図である。
【図7】従来の技術に係る排気ガス再循環装置用バルブ
の断面図である。
【符号の説明】
2…排気ガス再循環装置用バルブ 201…ハウジング、202…流入口、203…流出
口、204…弁口、205…弁体、206…シャフト
(連接棒)、211…ケーシング、212…負圧室(第
1空間)、213…大気圧室(第2空間)214…ダイ
ヤフラム(第1隔壁部)、217…プレートストッパ、
218…ケーシングストッパ、223…第1スリーブ、
224…第2スリーブ、225…永久磁石 230…ケーシング。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関から排出される排気ガスの一部
    を内燃機関に吸入される吸入空気中に混入させ、前記排
    気ガス中の有害物質を低減する排気ガス再循環装置に適
    用され、 前記吸入空気中に混入させる前記排気ガスの量を調節す
    る排気ガス再循環装置用バルブであって、 前記排気ガスが流通する排気路の一部を構成するハウジ
    ング(201)と、 前記ハウジング(201)に形成され、前記吸入空気が
    流通する吸入路と前記排気路とを連通させる弁口(20
    4)と、 前記弁口(204)の開度を調節する弁体(205)
    と、 前記弁体(205)の変位量を検出することにより、前
    記弁口(204)の開度を検出する開度検出手段(22
    0)と、 前記弁口(204)の最大開度を機械的に規制する最大
    開度規制手段(217、218)とを有し、 前記開度検出手段(220)が配設された第1空間(2
    12)と前記最大開度規制手段(220)が配設された
    第2空間(213)との間には、前記両空間(212、
    213)を仕切る第1隔壁部(214、223、22
    4)が形成されていることを特徴とする排気ガス再循環
    装置用バルブ。
  2. 【請求項2】 前記第1隔壁部(214)は、前記両空
    間(212、213)内の圧力差に応じて変位が可能で
    あり、 前記弁体(205)は、前記第1隔壁部(214)の変
    位に連動して動く連接棒(206)を介して駆動される
    ように構成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の排気ガス再循環装置用バルブ。
  3. 【請求項3】 前記第1空間(212)内に配設され、
    前記第1隔壁(214)を前記第2空間(213)側に
    向けて押圧する弾性力を発するコイルバネ(219)
    と、 前記第1空間(212)内に形成され、前記コイルバネ
    (219)が配設された部位と前記開度検出手段(22
    0)が配設された部位と仕切る第2隔壁部(223、2
    24)とを有していることを特徴とする請求項2記載の
    排気ガス再循環装置用バルブ。
  4. 【請求項4】 前記開度検出手段(220)は、前記コ
    イルバネ(219)の内周側に配設されており、 前記第2隔壁部は、 前記第1隔壁部(214)の変位に連動して動き、か
    つ、前記コイルバネ(219)の内周側に配設された円
    筒状の第1スリーブ(223)と、 前記開度検出手段(220)の外周部を覆い、かつ、前
    記コイルバネ(219)の内周側に配設された円筒状の
    第2スリーブ(224)とを有し、 前記両スリーブ(223、224)は、前記両スリーブ
    (223、224)の軸方向端部で重なっていることを
    特徴とする請求項3に記載の排気ガス再循環装置用バル
    ブ。
  5. 【請求項5】 前記第1空間(212)内には、鉄系材
    料を吸引する永久磁石(225)が配設されていること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の
    排気ガス再循環装置用バルブ。
JP8253317A 1996-09-25 1996-09-25 排気ガス再循環装置用バルブ Pending JPH10103167A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103649512A (zh) * 2011-05-11 2014-03-19 皮尔伯格有限责任公司 用于内燃机的阀门装置
KR101470309B1 (ko) * 2014-07-16 2014-12-08 주식회사 프로세이브 신속개방이 가능한 밸브장치

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