JPH0999266A - 小物品の頭部自動塗装装置 - Google Patents

小物品の頭部自動塗装装置

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JPH0999266A
JPH0999266A JP28242495A JP28242495A JPH0999266A JP H0999266 A JPH0999266 A JP H0999266A JP 28242495 A JP28242495 A JP 28242495A JP 28242495 A JP28242495 A JP 28242495A JP H0999266 A JPH0999266 A JP H0999266A
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JP
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coating
drying
pair
conveying means
head
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JP28242495A
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Yoshitaka Tsuji
吉孝 辻
Minoru Nakatani
実 中谷
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YKK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーツフィーダから塗装・乾燥装置を経て塗
装物品搬出に至るラインにおいて小物品の停滞が無く、
小物品の頭部への塗装・焼付乾燥を生産性良く自動的に
行える小物品の頭部自動塗装装置を提供する。 【解決手段】 パーツフィーダ2から送出されるビス1
を搬送する塗装部搬送手段5と、該手段の上方に配設さ
れた塗装装置15と、その後に配設された焼付乾燥炉2
1と、塗装部搬送手段から搬送されるビスを焼付乾燥炉
を経て搬出手段に導く乾燥部搬送手段18とからなる。
上記塗装部搬送手段及び乾燥部搬送手段は、少なくとも
ビスの搬送経路においてビスのねじ部1bを収容し得る
溝7,20を形成するように所定の間隔を開けて平行に
配設され、かつ同期的に移動される一対のエンドレスベ
ルト6a,6b、19a,19bからそれぞれ構成さ
れ、ビスのねじ部を上記ベルト間の溝に収容し頭部を露
出した状態に支持しながらその移動と共にビスを搬送す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビス、ノーション
部品(ボタン等)など小物品の頭部自動塗装装置に関
し、さらに詳しくは、軸部を有する小物品の頭部にのみ
塗装できるように構成され、かつパーツフィーダから塗
装・乾燥装置を経て塗装物品搬出に至るまで自動化され
た小物品の自動塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビス等のねじ部はそれをねじ込む対象物
品のねじ穴にピッタリと螺合されるように高い寸法精度
で加工されているため、ねじ部にまで塗装を行った場
合、ねじ込みトルクが大きくなり、必要以上の力が必要
になる。無理にねじ込むと、ねじ部が折れてしまう。そ
のため、ねじ部を除いて頭部のみに塗装を行うことが望
まれている。一方、ノーション部品などにおいても、軸
部と頭部の色を変え、意匠性を高めるために、頭部のみ
に塗装を施すことが望まれる場合がある。このような小
物品の頭部のみに塗装を施す場合、従来、手作業により
小物品をトレーに略等間隔に並べ、しかる後、その上面
側から吹付塗装し、焼付乾燥する手法がとられている。
しかしながら、このような方法では、小物品をトレーに
整列させるのに手間がかかり、作業性やコストの面で問
題があった。そこで近年においては、これら一連の処
理、つまり物品の供給・搬送から塗装・焼付乾燥に至る
処理ラインを自動化することが望まれている。
【0003】上記のような小物品の供給・搬送から塗装
・焼付乾燥に至るまで自動的に行う装置として、本出願
人は、図5に示されるような小物品の頭部自動塗装装置
を開発し、既に出願している(特開平6−170319
号)。この装置について図5を参照しながら説明する
と、まず、垂直方向に配設されたコンベア121に上部
に開口部を有するバケット122が固定されたタイプの
自動投入装置120からパーツフィーダ102に投入さ
れたビス1は、パーツフィーダ102の送出口105か
らシュート106を経て塗装部搬送手段108に送られ
る。パーツフィーダ102は振動型パーツフィーダであ
り、ボール103の内周壁には螺旋状の緩やかな上向き
の斜面となった通路104が形成されており、ビス1は
飛び跳ね振動を行いつつ通路104上部に向って移送さ
れる。パーツフィーダ102の通路104上端部とシュ
ート106の上端部の連接箇所はパーツフィーダ102
のボール103内に配置されており、従って、通路10
4上端部まで移送されたビス1のうち、そのねじ部1b
がシュート106の溝部107に入り配座したビス1は
シュート106上を降下して塗装部搬送手段108に送
られるが、そのねじ部1bがシュート106の溝部10
7に入らなかったビス1はパーツフィーダ102内に落
下し、上記と同じ動作が再び繰り返される。
【0004】このように、シュート106の溝部107
にねじ部1bが入り配座したビス1は、シュート106
を降下して塗装部搬送手段108に送られる。塗装部搬
送手段108は、上部にレール110が配置された直進
フィーダ109からなり、ねじ部1bがレール110の
溝部111に収容された状態で直進フィーダ109のレ
ール110上を略水平に支持され、順送されているビス
1に対して上方から塗装装置(塗装機)112により吹
付塗装される。この際、ビス1の頭部1aは塗装装置1
12に対して露出されているが、ねじ部1bは直進フィ
ーダ109のレール110の溝部111内に入って塗装
装置112に対して遮蔽されているので、ビス1の頭部
1aのみに塗装が行われることになる。前記のように塗
装部搬送手段108により送り出されるビス1は、次い
で、ねじ部1bが溝部114に収容された状態でガイド
レール113上を順次移送され、焼付乾燥炉115を通
過する間に乾燥・焼付けされ、その後、ビス1は上記と
同様に排出ガイドレール116の溝部117にねじ部1
bが収容された状態で排出ガイドレール116上を順次
移送されて搬出コンテナ118に積載され、該搬出コン
テナ118はコンテナレール119上を搬出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような装置を用いて軸部を有する小物品の塗装を行う場
合、塗装装置112から噴霧され直進フィーダ109の
レール110に付着した塗料、或いはまたビス1自身に
も付着した塗料によって、直進フィーダ109のレール
110上或いはさらにガイドレール113上をビス1が
スムーズに移動できなくなり、ひどい場合には、ビス1
が直進フィーダ109のレール110或いはさらにガイ
ドレール113にくっ付いて停滞し、順次移送されてく
るビス1がそこで止まってしまい、工程がストップして
しまうという問題があった。そのため、常に監視が必要
で、直進フィーダ109のレール110やガイドレール
113に付着した塗料をシンナー等の溶剤で落とす拭き
取り作業を行ったり、レール上に停滞してしまったビス
1を手で取り除かなければならず、作業能率や生産性が
悪いという問題があった。
【0006】従って、本発明の目的は、前記したような
従来の小物品の頭部自動塗装装置における問題を解決
し、パーツフィーダから塗装・乾燥装置を経て塗装物品
搬出に至る処理ラインにおいて小物品の停滞が無く、小
物品の供給・搬送及び塗装・焼付乾燥を連続的に長時
間、自動的に行うことができる小物品の頭部自動塗装装
置を提供することにある。さらに本発明の目的は、比較
的小さな設置面積に設置可能であり、しかも常時監視す
る必要がなく、少数の作業員で作業能率、生産性を著し
く向上せしめることのできる全自動化された小物品の頭
部自動塗装装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明によれば、軸部を有する小物品の頭部の自動
塗装装置であり、パーツフィーダと、該パーツフィーダ
から送り出される小物品を受け取り塗装部搬送手段へ送
るシュートと、該シュートから受け取った小物品を順次
移送する塗装部搬送手段と、塗装部搬送手段の上方に配
設された塗装装置と、塗装装置後に配設された乾燥装置
と、塗装部搬送手段から移送される小物品を上記乾燥装
置を経て搬出手段に導くように配設された乾燥部搬送手
段とからなる小物品の頭部自動塗装装置において、上記
塗装部搬送手段及び乾燥部搬送手段が、少なくとも小物
品の搬送経路において小物品の軸部を収容し得る溝を形
成するように所定の間隔を開けて平行に配設され、かつ
同期的に移動される一対の案内体からそれぞれ構成さ
れ、小物品の軸部が上記一対の案内体の間の溝に収容さ
れかつ頭部が露出した状態に支持され、上記案内体の移
動と共に小物品を搬送するようにしたことを特徴とする
小物品の頭部自動塗装装置が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の小物品の頭部自動塗装装
置は、塗装部搬送手段及び乾燥部搬送手段として、従来
の直進フィーダ及びガイドレールを用いてレール上のビ
スを飛び跳ね振動を行わせつつ前進させ、順次移送する
搬送方式ではなく、少なくとも小物品の搬送経路におい
て小物品の軸部を収容し得る溝を形成するように所定の
間隔を開けて平行に配設され、かつ同期的に移動される
一対の案内体を用い、小物品の軸部を上記一対の案内体
の間の溝に収容しかつ頭部が露出した状態に支持し、上
記案内体の移動と共に小物品を搬送するようにしたこと
を特徴としている。従って、確実かつ円滑に小物品を搬
送することができ、従来のようにレールに付着した塗料
或いは小物品に付着した塗料により小物品が直進フィー
ダのレールやガイドレール上で停滞し、順次移送されて
くる小物品がそこで止まってしまい、工程がストップし
てしまうという問題が無く、小物品の供給から塗装、乾
燥、搬出までの全処理ラインの完全自動化を図ることが
でき、作業能率及び生産性を著しく向上できる。
【0009】また、本発明の装置においては、パーツフ
ィーダから送り出される小物品を受け取り塗装部搬送手
段へ送るシュートと、該シュートから受け取った小物品
を順次搬送する塗装部搬送手段と、塗装部搬送手段から
搬送される小物品を乾燥装置を経て搬出手段に導くよう
に配設された乾燥部搬送手段とから構成される小物品を
載置・搬送する全ラインの搬送経路が、小物品の軸部を
収容する溝部を有し、かつこれらの溝部が連接されて連
続した搬送経路を形成している。従って、小物品は、そ
の軸部は上記搬送経路の溝部に収容されているが頭部は
露出された状態で搬送されるので、その頭部のみに塗装
を施すことができる。
【0010】より具体的な態様においては、前記塗装部
搬送手段及び乾燥部搬送手段の案内体は一対のエンドレ
スベルトから構成される。ベルトの材質は特に限定され
ないが、塗装部搬送手段のベルトとしては、後述するよ
うな洗浄装置を併せて配設した場合、塗料や洗浄液(シ
ンナー)に強いシリコーン系のゴムやスチール(ステン
レス)製のベルトを用いることが好ましい。また、乾燥
部搬送手段のベルトとしては、小物品を乾燥装置を経て
搬送するため、耐熱性、耐熱変形性等に優れたゴムやス
チール(ステンレス)製のベルトを用いることが好まし
い。
【0011】本発明の好適な態様においては、上記塗装
部搬送手段の案内体としてエンドレスベルトを用いると
共に、該ベルトに付着した塗料を洗い落とすために洗浄
装置を併設する。すなわち、前記塗装部搬送手段の案内
体を、少なくとも小物品の搬送経路において所定の間隔
を開けて平行に配設され、かつ同期的に移動される一対
のエンドレスベルトから構成すると共に、該塗装部搬送
手段の近くにさらに洗浄装置を設け、上記エンドレスベ
ルトを上記洗浄装置内を通過せしめ洗浄する。洗浄液と
しては、使用する塗料を溶解できるものであれば特に限
定されないが、例えば各種有機溶剤、特にシンナーを好
適に用いることができる。
【0012】洗浄装置は、塗装部搬送手段の下部又は側
部に配置することができ、また、洗浄方式としても種々
の方式を用いることができる。特に簡便で確実な洗浄方
式は、エンドレスベルトを洗浄槽内に収容した洗浄液中
を通過せしめ、エンドレスベルトに付着した塗料を洗浄
液に溶出させる方法である。この場合、洗浄装置から出
るエンドレスベルトの通過経路上に、該エンドレスベル
トに付着した洗浄液を除去するための拭き取り材等の洗
浄液除去手段を配設することが好ましい。また、拭き取
り材の代わりにゴムベラ等を設けて洗浄液を落とした
り、熱風をあてて洗浄液を蒸発させてもよく、或いはそ
れらを組み合わせて設けることもできる。また、塗料が
付着したエンドレスベルトに洗浄液を噴霧するシャワー
方式など、他の方法を用いることもできる。
【0013】また、前記乾燥部搬送手段の好適な態様に
おいては、所定の間隔を開けて平行に配設され、かつ同
期的に移動される一対のエンドレスチェーンと、該チェ
ーンに相互に隣接して放射状に突出するように固着され
た多数の案内セグメントとから一対の案内体を構成し、
該一対の案内体は対向する各案内セグメント間が小物品
の軸部を収容し得る溝を形成するように所定の間隔で配
設する。このような乾燥部搬送手段を用いる場合、塗装
部搬送手段のローラと乾燥部搬送手段の案内体が接触・
干渉しないように配設し、例えば、塗装部搬送手段の一
対のエンドレスベルトが掛けられているローラのうちの
少なくとも乾燥部搬送手段側の一対のローラを逆ハの字
状に搬送経路に向かって傾斜して配設し、該ローラの下
部に近接して乾燥部搬送手段の一対の案内体の一方の端
部が配置することが好ましい。なお、このような態様に
限らず、前記したいずれの態様にも適用されるが、小物
品の確実な搬送のためには、塗装部搬送手段及び乾燥部
搬送手段の各案内体を、搬送方向に向って順次それらの
高さが低くなるように若干傾斜して配置することが好ま
しい。
【0014】なお、塗装方法としては、静電塗装、粉体
塗装、ローラー塗装、エアースプレー塗装等、いずれの
方法も採用可能である。但し、粉体塗装において小物品
を塗装前に加熱しておく場合は、塗装前のシュート(も
しくは塗装部搬送手段の案内体)上部に加熱装置を配置
する。また、塗装後の乾燥方法としては、使用する塗料
の種類(アクリル樹脂、ウレタン樹脂、フッ素樹脂等や
紫外線硬化型塗料など)に応じて、常温乾燥、強制乾
燥、焼付乾燥などの方法が採用可能であるので、それに
応じて乾燥炉の設計を行えばよい。さらに、乾燥設備と
しては、赤外線電球や赤外線ヒーターなどを用いた近赤
外線や遠赤外線乾燥設備等が使用できる。また、熱源と
して重油、灯油、ガス、スチーム、電気等を利用した直
接又は間接加熱式の熱風乾燥設備も使用可能である。
【0015】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例を説明しつつ、
本発明についてさらに具体的に説明する。図1は、本発
明に係る小物品の頭部自動塗装装置の一実施例の処理ラ
インを示しており、小物品の例としてビスを塗装処理す
る場合を示す。パーツフィーダ2から送り出されるビス
1は、シュート3の溝部4にねじ部1bが入り配座した
状態でシュート3を降下して塗装部搬送手段5に送られ
る。塗装部搬送手段5に送られたビス1は、そのねじ部
1bが、搬送経路において所定の間隔を開けて平行に配
設され、かつ同期的に移動される一対のエンドレスベル
ト(案内体)6a,6bの間の溝7に収容され、かつ頭
部1aがエンドレスベルト6a,6bの上面に露出した
状態に支持されながら、エンドレスベルト6a,6bの
移動と共に搬送され、エンドレスベルト6a,6bの上
方に設置された塗装装置15下部の塗装位置を通過する
際に、上方から塗装装置15によりその露出した頭部1
aのみに吹付塗装され、次いで、同様に乾燥部搬送手段
18の所定の間隔を開けて平行に配設されかつ同期的に
移動される一対のエンドレスベルト(案内体)19a,
19bの間の溝20にねじ部1bが収容され、かつ頭部
1aがエンドレスベルト19a,19bの上面に露出し
た状態に支持されながら搬送され、トンネル式の焼付乾
燥炉21を通過し、その間に乾燥・焼付けされる。乾燥
・焼付けされたビス1は、焼付乾燥炉21を通過後、従
来と同様に、排出ガイドレール24の溝部25にねじ部
1bが入り配座した状態で排出ガイドレール24を降下
して搬出コンテナ26に積載され、搬出される。なお、
上記シュート3の溝部4、塗装部搬送手段5の一対のエ
ンドレスベルト6a,6bの間の溝7、乾燥部搬送手段
18の一対のエンドレスベルト19a,19bの間の溝
20及び排出ガイドレール24の溝部25は略同一幅と
なるように構成されている。以下、上記処理ラインの各
装置について説明する。
【0016】パーツフィーダ2としては、従来公知の種
々のタイプのパーツフィーダを用いることができる。例
えば、前記従来技術として示した特開平6−17031
9号公報や実開昭59−68715号公報、特開昭61
−162471号公報等に記載の振動型パーツフィーダ
を用いることができ、また特開昭63−258311号
公報等に記載のように電磁マグネットに代えて圧電素子
を用いたものも用いることができる。本発明において
は、このようなパーツフィーダや市販されている種々の
パーツフィーダを用いることができる。また、パーツフ
ィーダ2にビス1を供給する手段としても、図5に示す
ような垂直方向に配設されたコンベアに上部に開口部を
有するバケットが固定されたタイプのバケット式の自動
投入装置を用いたり、一端部がパーツフィーダの上部に
位置するように適当な搬送コンベアを配設して用いるこ
ともでき、あるいは手作業でパーツフィーダ内にビスを
投入することもできる。
【0017】図2は塗装部搬送手段5周辺の概略図を示
しており、塗装部搬送手段5の上方には塗装装置15
が、下方にはシンナー(洗浄液)17が入った洗浄槽1
6が設けられている。一対の駆動ローラ9a,9bと一
対の従動ローラ8a,8bとの間にそれぞれ巻回された
一対のシリコーンゴム製のエンドレスベルト6a,6b
は、それぞれ4対のガイドローラ10a,10bと11
a,11bと12a,12bと13a,13bによっ
て、洗浄槽16に収容されたシンナー17内を通過する
ように導かれていると共に、たわみ、ゆるみ等が無いよ
うに張られ、上部のビス1の搬送経路においては、ビス
1のねじ部1bを収容し得る溝7を形成するように所定
の間隔を開けて平行に配設され、かつ駆動ローラ9a,
9bにより同期的に回転される。
【0018】洗浄槽16から出るエンドレスベルト6
a,6bのそれぞれの通過経路上のガイドローラ13
a,13bと従動ローラ8a,8bとの間の所定の位置
には、エンドレスベルト6a,6bに付着したシンナー
17を拭き取るための一対の拭き取り材14a,14b
がエンドレスベルトに接触して配設されている。拭き取
り材14a,14bとしては、例えば、布、不織布、ス
ポンジ等の洗浄液に対し吸収性を示し、ある程度の耐久
性のあるものであれば全て使用できる。
【0019】塗装部搬送手段5の駆動装置(モータ)3
0a,30b(図4参照)により同期駆動される一対の
従動ローラ8a,8bはシユート3の先端下縁部に近接
して配置され、一方、一対の駆動ローラ9a,9bの下
部には、塗装部搬送手段5と同様に、駆動装置(モー
タ)22a,22bにより同期駆動される一対の駆動ロ
ーラ(図示せず)と一対の従動ローラ23との間にそれ
ぞれ一対のエンドレスベルト19a,19bが巻回して
張り渡された乾燥部搬送手段18の上記従動ローラ23
が近接して配置されている。上記シユート3から塗装部
搬送手段5の一対のエンドレスベルト6a,6bの上部
搬送経路及び乾燥部搬送手段18のエンドレスベルト1
9a,19bにかけては、ビス1の搬送を確実に行える
ようにするために、搬送方向に向って順次それらの高さ
が低くなるように若干傾斜して配置されている。
【0020】また、塗装部搬送手段5の対向する一対の
駆動ローラ9a,9b及び一対の従動ローラ8a,8b
は、シュート3から送られるビス1を確実に受け取り、
乾燥部搬送手段18に確実に送り出せるように、また乾
燥部搬送手段18の従動ローラ23と接触・干渉しない
ように、それぞれ逆ハの字状に搬送経路に向かって傾斜
して配設されている(図4参照)。このような対向する
一対の従動ローラ8a,8bと一対の駆動ローラ9a,
9bの傾斜配置態様はまた、図2に示すようにベルトの
移動方向を変える場合にはベルトの抜け止めのためにも
効果的である。なお、本実施例の場合のように、一対の
駆動ローラ及び一対の従動ローラを逆ハの字状に配設す
ることにより、装置をコンパクトにでき有用であるが、
各ローラはハの字状又は水平に配設してもよく、乾燥部
搬送手段あるいはまたシュートと干渉しないように設け
ればよい。
【0021】シユート3の先端下縁部と塗装部搬送手段
5の一対の従動ローラ8a,8bは、接触してしまうと
ベルトの回転が妨げられ、またベルトが摩耗してしまう
ので、少し離して設置する必要があるが、シュート3か
ら塗装部搬送手段5のエンドレスベルト6a,6bへの
ビス1の移送が確実かつ円滑に行われるようにするため
には、シユート3の先端下縁部と塗装部搬送手段5の一
対の従動ローラ8a,8bはできるだけ近接しているこ
とが望ましい。シユート3の先端部の形状を、一対の従
動ローラ8a,8b間に形成される空隙に対応した楔状
に形成したり、またシユート3の先端部上面にテーパを
付けることもできる。同様に、塗装部搬送手段5の駆動
ローラ9a,9b下部と乾燥部搬送手段18の従動ロー
ラ23上部の間もできるだけ近接していることが望まし
い。また、排出ガイドレール24の乾燥部搬送手段側端
部の形状を、乾燥部搬送手段18の駆動ローラの形状に
対応した曲面状あるいは鋭角状に形成することもでき
る。
【0022】上記のような構成の本発明に係る頭部自動
塗装装置においては、シュート3を降下して塗装部搬送
手段5に送られたビス1は、駆動ローラ9a,9bによ
り同期回転される一対のエンドレスベルト6a,6bの
移動と共に搬送され、エンドレスベルト6a,6bの上
方に設置された塗装装置15下部の塗装位置を通過する
際に、上方から塗装装置15により吹付塗装される。こ
の際、ビス1の頭部1aは塗装装置15に対して露出さ
れているが、ビス1のねじ部1bは一対のエンドレスベ
ルト6a,6bの間の溝7に収容され、塗装装置15に
対して遮蔽されているので、その露出した頭部1aのみ
に塗装が行われることになる。上記塗装部搬送手段5の
一対のエンドレスベルト6a,6bは一定の速度で同期
駆動されるので、従来のように塗装装置15から噴射さ
れた塗料がレール上の一部分だけに局所的に付着するよ
うなことは無く、また、エンドレスベルト6a,6bの
移動と共にビス1も移動するので、搬送経路上にビス1
が滞留して止まってしまうというようなことはない。
【0023】塗料が付着した塗装部搬送手段5の一対の
エンドレスベルト6a,6bは、それぞれガイドローラ
10a、10b及び11a,11bによって洗浄槽16
内へ導かれ、シンナー17中を通過する間に、ベルト6
a,6bに付着した塗料がシンナー17に溶解して落と
される。次いで、ガイドローラ12a,12b及び13
a,13bに導かれて洗浄槽16を抜け出し、ガイドロ
ーラ13a,13bの送出側に設けられた一対の拭き取
り材14a、14bに挟まれた状態でこれを通過するこ
とにより、エンドレスベルト6a,6bに付着していた
シンナーが拭き取られる。塗装部搬送手段5の一対のエ
ンドレスベルト6a,6bは、このような経路をたどる
ことでビス1の搬送経路に戻る際には塗料、シンナー共
付着しておらず、ビス1の搬送・塗装を連続して有利に
行うことができる。
【0024】頭部1aのみに塗装されたビス1は、塗装
部搬送手段5のエンドレスベルト6a,6bと共に乾燥
部搬送手段18が位置する方向へ搬送され、それらの中
継部において塗装部搬送手段5の一対のエンドレスベル
ト6a,6bから乾燥部搬送手段18へと移送され、同
様に所定の間隔を開けて平行に配設されかつ同期的に移
動される一対のエンドレスベルト19a,19bの間の
溝20にねじ部1bが収容され、かつ頭部1aがエンド
レスベルト19a,19bの上面に露出した状態に支持
されながら搬送され、トンネル式の焼付乾燥炉21を通
過し、その間に乾燥・焼付けされる。上記乾燥部搬送手
段18のエンドレスベルト19a,19bも一定の速度
で同期駆動され、エンドレスベルト19a,19bの移
動と共にビス1も移動するので、搬送経路上にビス1が
滞留して止まってしまうというようなことはない。
【0025】図3及び4は、金属(ステンレス鋼)製の
チェーンベルトタイプの乾燥部搬送手段を用いた実施例
を示している。この実施例の乾燥部搬送手段18’は、
所定の間隔を開けて平行に配設され、かつ同期的に移動
される一対のエンドレスチェーン41a,41bと、該
チェーンに固定用プレート42a,42bを介して相互
に隣接して放射状に突出するように固定された多数の案
内セグメント43a,43bとからなる一対の案内体4
0a,40bから構成されている。図4に示すように、
上記一対の案内体40a,40bは、従動部50の左右
一対のシャフト51a,51bにそれぞれベアリング5
2a,52bを介して回転自在に取り付けられた一対の
スプロケット53a,53bと、図示しない駆動部のス
プロケットとの間に巻回して張り渡されている。なお、
駆動部においてはスプロケットが駆動軸に固定して取り
付けられているが、このような駆動装置自体は周知であ
るので図示は省略する。また、対向する各案内セグメン
ト43a,43bは、図4に示すように、それらの先端
部間にビス1のねじ部1bを収容し得る溝20が形成さ
れるように内側に折り曲げられている。
【0026】また、塗装部搬送手段5の対向する一対の
駆動ローラ9a,9bは、前記実施例の場合と同様に、
乾燥部搬送手段18’の案内体40a,40bと接触・
干渉しないように、また塗装部搬送手段5の駆動ローラ
9a,9bの駆動装置はその下部に配置される乾燥部搬
送手段18’の駆動部50のために垂直に配置困難であ
るため、それぞれ逆ハの字状に搬送経路に向かって傾斜
して配設されている(図4参照)。このため、塗装部搬
送手段5の駆動装置は、乾燥部搬送手段18’の従動部
50を跨ぐようにハの字状に傾斜して配置され、一対の
駆動ローラ9a,9bの各シャフト29a,29bはそ
れぞれ駆動装置(モータ)30a,30bの回転軸31
a,31bとカップリング32a,32bを介して連結
されている。各駆動ローラ9a,9bの上部外周縁には
それぞれ段差部27a,27bが形成されており、この
段差部27a,27bにエンドレスベルト6a,6bが
配座されている。また、各駆動ローラ9a,9bの上面
にはエンドレスベルト6a,6bの抜け止め防止用の留
め具28a,28bがそれぞれねじ留めされている。な
お、この塗装部搬送手段5の一対の駆動ローラ9a,9
b及びその駆動部の構造は、図1及び図2に示す実施例
においても同様である。
【0027】このような金属製のチェーンベルトタイプ
の乾燥部搬送手段を用いた場合、図3に示すように、チ
ェーン41a,41bが矢印方向に回転されると、ビス
保持部として機能する案内体40a,40bは多数の案
内セグメント43a,43bに分割されているため、ス
プロケット53a,53bの回転部においては案内セグ
メント43a,43bは互いに離れてスムーズに回転す
るが、上部の搬送経路においてビス1を受け取る際に
は、案内セグメント43a,43bは互いに殆ど隙間な
く隣接し、一連の水平なガイドとなってビス1を支持
し、搬送する。また、このような金属製のチェーンベル
トタイプの乾燥部搬送手段を用いることにより、トンネ
ル式の焼付乾燥炉21を通過して加熱されてもゴムベル
トのように劣化することもなく、耐久性に優れたものと
なる。
【0028】以上、ビスの頭部塗装を例にとって本発明
について具体的に説明したが、当然のことながら、本発
明はビス以外にも軸部を有する小物品であれば全ゆる物
品の頭部塗装に適用できる。また、本発明の基本的な特
徴は、パーツフィーダから送り出された小物品を塗装、
乾燥を経て頭部塗装物品搬出ラインに送り出すまでのラ
インの搬送手段として、少なくとも小物品の搬送経路に
おいて小物品の軸部を収容し得る溝を形成するように所
定の間隔を開けて平行に配設され、かつ同期的に移動さ
れる一対の案内体を用い、小物品の軸部を上記一対の案
内体の間の溝に収容しかつ頭部が露出した状態に支持
し、上記案内体の移動と共に小物品を搬送するようにし
た点にあり、それ以外の個々の装置や配置態様について
は任意に設計変更可能である。例えば、パーツフィーダ
を多数配列し、それぞれの搬送ラインが同一の塗装装置
及び乾燥装置を通過するように構成することも可能であ
る。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明の小物品の頭部自
動塗装装置は、塗装部搬送手段及び乾燥部搬送手段を、
少なくとも小物品の搬送経路において小物品の軸部を収
容し得る溝を形成するように所定の間隔を開けて平行に
配設され、かつ同期的に移動される一対の案内体からそ
れぞれ構成し、小物品の軸部が上記一対の案内体の間の
溝に収容されかつ頭部が露出した状態に支持され、上記
案内体の移動と共に小物品を搬送するようにしたもので
あるため、確実かつ円滑に小物品を搬送することがで
き、従来のようにレールに付着した塗料或いは小物品に
付着した塗料により小物品が直進フィーダのレールやガ
イドレール上で停滞し、順次移送されてくる小物品がそ
こで止まってしまい、工程がストップしてしまうという
問題が無く、小物品の供給から塗装、乾燥、搬出までの
全処理ラインの完全自動化を図ることができ、作業能率
及び生産性を著しく向上できる。
【0030】また、小物品の頭部のみに塗装を施すこと
ができると共に、パーツフィーダから塗装物品搬出に至
るまでの搬送経路は単一の連続したラインであるため、
設置面積が小さくて済み、特に複数の搬送経路を単一の
塗装装置及び乾燥装置を通過するように配置することに
より、設置面積及び設備コストを低減できる。さらに、
塗装部搬送手段の案内体を、少なくとも小物品の搬送経
路において所定の間隔を開けて平行に配設され、かつ同
期的に移動される一対のエンドレスベルトから構成する
と共に、該塗装部搬送手段の近くにさらに洗浄装置を設
け、上記エンドレスベルトを上記洗浄装置内を通過せし
め洗浄する構成とすることにより、運転中、常にベルト
のクリーニングが行われるので、従来のようにレールに
付着した塗料を取り除くためにシンナーを吹き付けて手
作業でクリーニングを行う必要もない。従って、運転中
の監視、装置のメンテナンス等にかける手間、時間、費
用を大幅に低減でき、作業能率、生産性良く長期間連続
して自動的に小物品の頭部塗装を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る小物品の頭部自動塗装装置の一実
施例の処理ラインの概略構成を示す平面図である。
【図2】図1に示す実施例の塗装部搬送手段周辺を示す
概略側面図である。
【図3】本発明に係る小物品の頭部自動塗装装置の他の
実施例の塗装部搬送手段と乾燥部搬送手段との中継部を
示す部分側面図である。
【図4】図3に示す実施例の塗装部搬送手段と乾燥部搬
送手段との中継部を搬送方向から見た部分断面図であ
る。
【図5】従来の小物品の頭部自動塗装装置を示す概略構
成図である。
【符号の説明】
1 ビス、 1a ビスの頭部、 1b ビスのねじ
部、 2 パーツフィーダ、 3 シュート、 4 シ
ュートの溝部、 5 塗装部搬送手段、 6a,6b
エンドレスベルト、 7 溝、 8a,8b 従動ロー
ラ、 9a,9b駆動ローラ、 10a,10b,11
a,11b,12a,12b,13a,13b ガイド
ローラ、 14a,14b 拭き取り材、 15 塗装
装置、16 洗浄槽、 17 シンナー(洗浄液)、
18,18’ 乾燥部搬送手段、 19a,19b エ
ンドレスベルト、 20 溝、 21 焼付乾燥炉、2
2a,22b 駆動装置、 24 排出ガイドレール、
25 溝部、 26搬出コンテナ、 30a,30b
駆動装置、 40a,40b 案内体、41a,41
b エンドレスチェーン、 42a,42b 固定用プ
レート、43a,43b 案内セグメント、 50 従
動部、 53a,53b スプロケット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸部(1b)を有する小物品(1)の頭
    部(1a)の自動塗装装置であり、パーツフィーダ
    (2)と、該パーツフィーダから送り出される小物品を
    受け取り塗装部搬送手段へ送るシュート(3)と、該シ
    ュートから受け取った小物品を順次移送する塗装部搬送
    手段(5)と、塗装部搬送手段の上方に配設された塗装
    装置(15)と、塗装装置後に配設された乾燥装置(2
    1)と、塗装部搬送手段から移送される小物品を上記乾
    燥装置を経て搬出手段(26)に導くように配設された
    乾燥部搬送手段(18,18’)とからなる小物品の頭
    部自動塗装装置において、上記塗装部搬送手段(5)及
    び乾燥部搬送手段(18,18’)が、少なくとも小物
    品(1)の搬送経路において小物品の軸部(1b)を収
    容し得る溝(7,20)を形成するように所定の間隔を
    開けて平行に配設され、かつ同期的に移動される一対の
    案内体(6a,6b及び19a,19b又は40a,4
    0b)からそれぞれ構成され、小物品(1)の軸部(1
    b)が上記一対の案内体の間の溝(7,20)に収容さ
    れかつ頭部が露出した状態に支持され、上記案内体の移
    動と共に小物品を搬送するようにしたことを特徴とする
    小物品の頭部自動塗装装置。
  2. 【請求項2】 前記案内体(6a,6b及び19a,1
    9b)が、一対のエンドレスベルトからなることを特徴
    とする請求項1に記載の小物品の頭部自動塗装装置。
  3. 【請求項3】 前記塗装部搬送手段(5)の案内体(6
    a,6b)が、少なくとも小物品(1)の搬送経路にお
    いて所定の間隔を開けて平行に配設され、かつ同期的に
    移動される一対のエンドレスベルトから構成され、該塗
    装部搬送手段の近くにさらに洗浄装置(16)を設け、
    上記エンドレスベルトを上記洗浄装置内を通過せしめ洗
    浄するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記
    載の小物品の頭部自動塗装装置。
  4. 【請求項4】 前記洗浄装置から出るエンドレスベルト
    の通過経路上に、該エンドレスベルトに付着した洗浄液
    を除去するための洗浄液除去手段(14a,14b)を
    配設したことを特徴とする請求項3に記載の小物品の頭
    部自動塗装装置。
  5. 【請求項5】 前記乾燥部搬送手段(18’)が、所定
    の間隔を開けて平行に配設され、かつ同期的に移動され
    る一対のエンドレスチェーン(41a,41b)と、該
    チェーンに相互に隣接して放射状に突出するように固着
    された多数の案内セグメント(43a,43b)とから
    なる一対の案内体(40a,40b)から構成され、該
    一対の案内体は対向する各案内セグメント(43a,4
    3b)間が小物品の軸部を収容し得る溝(20)を形成
    するように所定の間隔で配設されていることを特徴とす
    る請求項1、3又は4に記載の小物品の頭部自動塗装装
    置。
  6. 【請求項6】 前記塗装部搬送手段(5)の一対のエン
    ドレスベルト(6a,6b)が掛けられているローラ
    が、乾燥部搬送手段と干渉しないように配設され、乾燥
    部搬送手段側の一対のローラ(9a,9b)の下部に近
    接して乾燥部搬送手段(18,18’)の一対の案内体
    (19a,19b又は40a,40b)の一方の端部が
    配置されていると共に、塗装部搬送手段及び乾燥部搬送
    手段の各案内体が、搬送方向に向って順次それらの高さ
    が低くなるように若干傾斜していることを特徴とする請
    求項2乃至5のいずれか一項に記載の小物品の頭部自動
    塗装装置。
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